JP2008028494A - 写真アップロードシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】アップロードされる画像は正当権原を有しているプログラムによってアップロードされたか否かを判別可能にするとともに識別情報に応じたディレクトリ構造を有することにより、画像の検索や表示などにおける処理速度を向上させること。
【解決手段】撮像機能を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムを提供する。プログラムをユニークに識別するための識別情報を用いる、また、携帯端末から、撮像した画像を画像サーバ装置に対してアップロードする際に識別情報を関連付けて送信することにより、画像サーバ装置においては、識別情報に応じた格納フォルダにアップロードされた画像を保持することができる。また、識別情報に応じた格納フォルダ内に画像を格納しておくことで、画像の検索や表示などの処理に要する時間を短縮することができる。
【選択図】図2
【解決手段】撮像機能を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムを提供する。プログラムをユニークに識別するための識別情報を用いる、また、携帯端末から、撮像した画像を画像サーバ装置に対してアップロードする際に識別情報を関連付けて送信することにより、画像サーバ装置においては、識別情報に応じた格納フォルダにアップロードされた画像を保持することができる。また、識別情報に応じた格納フォルダ内に画像を格納しておくことで、画像の検索や表示などの処理に要する時間を短縮することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、携帯端末と画像サーバ装置とを備えた情報システムに関する。さらに詳しくは、携帯端末にて撮像した画像を画像サーバ装置にアップロードするシステムに関する。
現在、撮像機能を有する携帯端末が広く普及している。また、ブログ(Weblog)と称される日記的なウェブサイトも広く普及している。そして、両者が一体となったサービスなどが行われている。すわなち、携帯端末で撮影した写真を撮影者のブログにアップロードするために、当該画像データをサーバ装置に対して送信することが一般に行われてきている。
このように、画像がサーバ装置に頻繁にアップロードされる場合には、画像のアップロード先のサーバ装置において、アップロードされた画像を適切に管理するためのシステムが必要になる。特許文献1には、サーバ装置における画像管理についての発明が開示されている。特許文献1に記載の発明は、顧客IDと画像IDとを関連付けてサーバ装置に記憶することで、多数の画像の管理を容易にするというものである。
特開2003−115975号公報
しかしながら、従来技術のように、単に顧客IDと画像IDとを関連付けるだけでは、画像の管理を適切に行うことができないという課題がある。すなわち、利用者の数や保存する画像数が増大した場合には、画像を保存しているフォルダ内の検索処理に時間を要してしまう。このため、利用者に対して画像を表示させる場合の処理速度が低下してしまうという課題がある。また、顧客IDと画像IDを関連付けるのみでは、その顧客が画像をアップロードする正当な権原を有しているかを判別することが困難であり、無権原の利用者からの画像アップロード処理に起因する管理コストが画像サーバ装置側にて生じてしまう場合がある。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、プログラムを画像サーバ装置にてユニークに識別するための識別情報と関連付けて画像をアップロードすることにより、アップロードされる画像は正当権原を有しているプログラムによってアップロードされたか否かを判別可能にするとともに、アップロードされるサーバ装置が識別情報に応じたディレクトリ構造を有することにより、画像の検索や表示などにおける処理速度を向上させた情報システムを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、撮像機能を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムを提供する。
携帯端末は、前記撮像機能を用いて撮像した画像を含む画像情報を画像サーバ装置に対してアップロードするためのアップロードプログラムを保持するプログラム保持部と、前記アップロードプログラムを前記画像サーバ装置にてユニークに識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、前記アップロードプログラムによるアップロードを実行する際に前記識別情報をアップロードされる画像と関連付けて送信する画像情報送信部と、を有する。画像サーバ装置は、前記画像送信部から送信される画像情報とこれに関連付けられている識別情報とを受信する画像情報受信部を有する。プログラムをユニークに識別するための識別情報を用いることにより、アップロードされる画像は正当権原を有しているプログラムによってアップロードされたか否かを判別することができる。また、携帯端末から、撮像した画像を画像サーバ装置に対してアップロードする際に識別情報を関連付けて送信することにより、画像サーバ装置においては、識別情報に応じた格納フォルダにアップロードされた画像を保持することができる。また、識別情報に応じた格納フォルダ内に画像を格納しておくことで、画像の検索や表示などの処理に要する時間を短縮することができる。
また、画像サーバ装置は、識別情報にて識別され、その識別情報と関連付けられている画像情報を格納するための格納フォルダを生成する格納フォルダ生成部と、格納フォルダ生成部にて生成された格納フォルダを保持する保持部と、受信した識別情報をキーとして前記保持部を検索する識別情報検索部と、検索結果が受信した識別情報で識別される格納フォルダがないとの検索結果である場合にはその受信した識別情報で識別される格納フォルダの生成を格納フォルダ生成部に対して命令する第一命令部と、を有してもよい。これにより、正規に入手されたアップロードプログラムの個数のみの格納フォルダが生成されることになるため、画像サーバ装置における管理コストを適切に維持することができる。また、画像をアップロードした利用者に関してのみ、その利用者用の格納フォルダが生成されるため、検索処理や表示処理などに要する時間を短縮することができる。
また、携帯端末の画像情報送信部は、送信すべき画像情報にその画像と関連付けた日時情報をさらに含めて送信する日時情報付画像情報送信手段を有し、画像サーバ装置は、前記日時情報付画像情報に含まれる日時情報に基づいて年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられ、その日時情報と関連付けられている画像情報を格納するための日付フォルダを前記保持部に保持される格納フォルダ内に生成する日付フォルダ生成部と、画像情報受信部にて受信した画像情報に含まれる日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダがその画像情報が格納されるべき格納フォルダ内にあるか検索する日時情報検索部と、検索結果が受信した日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが該当する格納フォルダ内にないとの検索結果である場合にはその受信した日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダの生成を日付フォルダ生成部に対して命令する第二命令部と、を有してもよい。これにより、画像を撮像した日時に応じた日付フォルダのみが生成された状態となるため、例えば格納している画像をカレンダー形式で表示する場合に、その表示処理に要する時間を短縮することができる。
また、携帯端末は、画像サーバ装置の格納フォルダに識別情報を送信してアクセスするアクセス部を有し、画像サーバ装置は、携帯端末からのアクセスに際して送信される識別情報を認証する認証部と、認証結果が認証OKである場合にそのアクセスに際して送信された識別情報で識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する閲覧部と、を有してもよい。これにより、画像をアップロードした携帯端末からのみ、そのアップロードした画像を閲覧することができるため、利用者のプライバシー等を適切に保護することができ、利便性が向上する。
本発明によれば、プログラムをユニークに識別するための識別情報を用いることにより、アップロードされる画像が正当権原を有しているプログラムによってアップロードされたか否かを判別することができる。また、撮像した画像を携帯端末から画像サーバ装置に対してアップロードする際に識別情報を関連付けて送信することにより、画像サーバ装置においては、識別情報に応じた格納フォルダにアップロードされた画像を保持することができる。識別情報に応じた格納フォルダ内に画像を格納しておくことで、画像の検索や表示などの処理に要する時間を短縮することが可能となる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、5などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2、6などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3、7などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4、8などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、撮像機能を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムに関するものである。図1は、実施形態1にかかる情報システムの概要を説明するための概念図である。図1では、カメラ付きの携帯電話10を有する利用者が、ひまわりの写真(画像)を撮影して、その撮影した写真を画像サーバ装置11に対してアップロードする様子を示している。そして、携帯端末から画像サーバ装置に対して画像をアップロードする場合に、アップロードプログラムをユニークに識別する識別情報と関連付けて送信する点が特徴である。
<実施形態1の概要>
本実施形態は、撮像機能を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムに関するものである。図1は、実施形態1にかかる情報システムの概要を説明するための概念図である。図1では、カメラ付きの携帯電話10を有する利用者が、ひまわりの写真(画像)を撮影して、その撮影した写真を画像サーバ装置11に対してアップロードする様子を示している。そして、携帯端末から画像サーバ装置に対して画像をアップロードする場合に、アップロードプログラムをユニークに識別する識別情報と関連付けて送信する点が特徴である。
<実施形態1の構成>
図2は、実施形態1における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態の「情報システム」(200)は、「携帯端末」(210)と、「画像サーバ装置」(220)と、からなる。携帯端末210は、「プログラム保持部」(211)と、「識別情報取得部」(212)と、「画像情報送信部」(213)と、を有する。画像サーバ装置220は、「画像情報受信部」(221)を有する。
図2は、実施形態1における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態の「情報システム」(200)は、「携帯端末」(210)と、「画像サーバ装置」(220)と、からなる。携帯端末210は、「プログラム保持部」(211)と、「識別情報取得部」(212)と、「画像情報送信部」(213)と、を有する。画像サーバ装置220は、「画像情報受信部」(221)を有する。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウエア、ハードウェアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウェアと、これらのハードウェア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である)。
最初に「携帯端末」200について説明する。携帯端末は、撮像機能を有するものである。具体的には、携帯端末はCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有しており、これを用いて画像を撮像することができる。なお、本実施形態においては、主に画像を対象として説明を行うが、映像を対象としてもよい。また、後述する画像サーバ装置に対してアップロードする対象に関しても、画像のみならず映像であってもよく、また、後述する画像サーバ装置はアップロードされた映像を保持することも可能である。携帯端末の具体例としては、上記に記載したような撮像素子を有する携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型ゲーム機器、携帯型ノートパソコン、通信機能を有するデジタルカメラ、などが挙げられる。
「プログラム保持部」211は、前記撮像機能を用いて撮像した画像を含む画像情報を画像サーバ装置に対してアップロードするためのアップロードプログラムを保持する。画像情報には、撮像した画像についての画像データファイルのほか、例えばテキスト情報、日時情報、GPS(Global Positioning System)情報、などが含まれ得る。テキスト情報の利用例としては、例えばその撮像した画像についてのコメントを利用者が入力する場合が挙げられる。また、日時情報の利用例としては、その撮像した日付ごとに画像サーバ装置が画像データを格納する場合が挙げられる。日時情報の詳細な利用例については後の実施形態において説明する。また、GPS情報の利用例としては、その画像を撮像した撮像位置についての位置情報を表示する場合が挙げられる。
画像情報をアップロードするためのアップロードプログラムは、携帯端末にプリインストールされているものであってもよいし、アップロードプログラムを配信するサーバ装置から配信されるものであってもよい。また、本実施形態においては、アップロードプログラムは、基本的には携帯端末に保持されている例について説明を行うが、例えばAPS(Application Service Provider)が有しているプログラムを利用してもよい。アップロードプログラムの機能としては、画像情報をアップロードする機能のほかに、例えば、アップロード先の画像サーバ装置のアドレスを設定したり、アップロードする画像の解像度を調整したり、撮影した画像をアップロードするタイミングを設定したりすることができる。なお、撮像した画像をアップロードするタイミングの設定例としては、画像を撮像する撮像ボタンの押下検知と同時にアップロードを実行してもよいし、利用者の任意のタイミングでアップロードを実行してもよい。
「識別情報取得部」212は、前記アップロードプログラムを前記画像サーバ装置にてユニークに識別するための識別情報を取得する。前記アップロードプログラムとは、画像情報をアップロードするためのアップロードプログラムのことである。識別情報は、このアップロードプログラムを画像サーバ装置にてユニークに識別するための情報である。識別情報は、例えばアップロードプログラムをサーバからダウンロードする場合に、サーバから一意に割り振られることで携帯端末内の記憶媒体などに記憶される。あるいは、サーバからは識別番号が付加されていない状態でアップロードプログラムが配信され、携帯端末の利用者が配信されたアップロードプログラムを最初に利用する場合に、そのプログラム配信サーバにアクセスを行い、識別番号を取得する処理を行ってもよい。いずれにせよ、携帯端末は、アップロードプログラムを一意に識別する識別情報を、記憶媒体又はサーバ経由で取得することができる。なお、後述する画像サーバ装置がアップロードプログラムを配信するプログラム配信サーバ装置と兼用されていてもよい。
本実施形態の特徴としては、プログラムをユニークに識別する識別情報を利用する点が挙げられる。この理由としては、画像アップロードを実行するアップロードプログラムが正当権原を有しているか否かを画像サーバ装置にて判別したり、アップロードプログラムの仕様等を画像サーバ装置にて識別するためである。
後述する画像サーバ装置においては、画像を適切に管理する処理が行われるが、この管理には相応のコストを要するものである。そこで、有償でアップロードプログラムを頒布した場合には、そのアップロードプログラムが正規に頒布されたものであるかを画像サーバ装置にて判別することで、無権原の携帯端末からの画像のアップロードを防止することができる。また、無償でアップロードプログラムが頒布される場合においても、例えば頒布時に利用者の性別・年齢・職業などの所定の情報の入力と引き換えにアップロードプログラムを頒布することで、有力な情報を画像サーバ装置にて利用することができる。このように、プログラムをユニークに識別する識別情報を利用することにより、正規に購入ないしは使用手続を行ったアップロードプログラムによってアップロードされた画像であるか否かを判別することができる。このため、画像サーバ装置においては、違法コピーなどされたアップロードプログラムを通じてアップロードされた画像を無差別に保存せずに済むため、画像サーバ装置側における管理コストを適切な状態に保つことができる。
また、例えばアップロードプログラムの機能を利用者が自由自在にカスタマイズしてプログラム保持部に保持することが可能な場合を想定する。この場合には、アップロードプログラムごとによって、アップロードする画像のサイズ・解像度・ファイル形式・ファイル名などが千差万別な状態となってしまう場合がある。このような場合であっても、アップロードプログラムを識別する識別情報を利用することで、画像サーバ装置においては、その識別情報にて識別されるアップロードプログラムがどのようなサイズ・形式などのファイルをアップロードするプログラムであるかが判別できるため、そのアップロードされた画像ファイルに適した管理を行うことが可能となる。
「画像情報送信部」213は、前記アップロードプログラムによるアップロードを実行する際に前記識別情報をアップロードされる画像と関連付けて送信する。識別情報をアップロードされる画像と関連付けて送信することにより、画像サーバ装置においては、どのプログラムから送信された画像であるかを特定することができる。また、画像サーバ装置においては、後述するように、送信された画像を適切な格納フォルダに格納することができる。図3は、画像情報送信部から送信される情報の一例を示す図である。図3は、XML形式の情報として画像情報と、これに関連付けられている識別情報を画像サーバ装置に対して送信する例を示している。画像データのタグにて囲まれた部分には、その画像ファイル「picture22.jpg」が記載され、同一XMLファイル内に識別情報として「pg0001」が記載されている。
なお、既に説明したように、画像情報には、画像のほかにも様々な情報が含まれ得るものである。図4は、図3の例に加えて画像情報に付加的な情報を付した例を示す図である。図4では、画像情報には、画像データのほかに、利用者がその画像について説明したテキスト情報として「私が育てたひまわりです」という情報や、その画像を撮像した日時情報として「200607011030」(2006年7月1日10時30分の意)という情報や、その画像を撮像した位置情報として「N35.44.11.74/E139.50.15.89」という情報が含まれる。携帯端末から画像サーバ装置に対しては、図3や図4で示した情報が送信されることになる。
次に、「画像サーバ装置」220について説明する。画像サーバ装置は、携帯端末からアップロードされる画像情報を保持するものである。なお、本実施形態においては、画像サーバ装置は単体である場合を例に説明を行うが、画像サーバ装置を複数有するシステムであってもよい。
「画像情報受信部」221は、前記画像送信部から送信される画像情報とこれに関連付けられている識別情報とを受信する。画像サーバ装置は、受信した識別情報を、例えば自身が有するプログラム配布リストと比較して、正規のアップロードプログラムを通じてアップロードされた画像か否かを判別してもよい。そして、正規のアップロードプログラムを通じてアップロードされた画像についてのみ、以降で説明する格納フォルダへの格納処理を行ってもよい。
画像サーバ装置は受信した画像情報を、識別情報に応じた格納フォルダに格納する。図5は、画像サーバ装置におけるディレクトリ構造の一例を示す図である。なお、本明細書においては、ディレクトリとフォルダという用語が混在するが、いずれも同じ意味を有するものとして使用する。図5においては、ルートディレクトリの下位ディレクトリに各識別情報に応じたディレクトリ(図ではディレクトリ名が「pg」で始まるもの)が生成されている。なお、このようなディレクトリが生成されるタイミングについては、アップロードプログラム又は識別情報を携帯端末に配布したことに連動してその配布した識別情報に応じたディレクトリを生成してもよい。あるいは、受信した識別情報についてのディレクトリを検索し、その識別情報についてのディレクトリが存在しない場合には、その都度ディレクトリを生成してもよい。後者については後の実施形態にて説明を行う。
携帯端末から図4で示した画像情報を受信した画像サーバ装置においては、その画像情報と関連付けられている識別情報に対応するディレクトリ配下に画像情報を格納する処理を行う。具体的には、図4の例においては、日時情報として2006年7月1日10時30分に撮像された画像であるとの情報が画像情報に含まれているため、図5の例では、識別情報「pg0001」ディレクトリ配下の「2006」ディレクトリ配下の「07」ディレクトリ配下の「01」配下のディレクトリに、当該画像データ「picture22.jpg」を格納している。このように、識別情報に対応したディレクトリに画像データを格納することにより、特定の利用者がアップロードした画像データについての取り扱いが容易となる。例えば、画像サーバ装置がブログ機能などを有している場合には、特定の利用者のブログを表示する際に使用する画像データについては、その識別情報で識別されるディレクトリ配下のみを検索することで容易に検出することができるため、表示処理などに要する時間を短縮することができる。
図6は、画像サーバ装置に格納されている画像を表示する場合の一例を示す図である。図6は、図5で示すようなデータ構造を有する識別情報「pg0001」で識別される利用者の画像を表示する一例である。図5の例では、2006円7月に撮影した画像は、7月1日の画像のみである。よって、図6のカレンダー表示においては、7月1日についての表示部分にのみ、当該日付に対応したディレクトリ内に格納されている画像データのサムネイルを表示している。なお、図6の場合において、例えば表示画面中の7月1日を選択すると、7月1日に撮像された画像の詳細表示が行われたり、あるいは、7月1日のブログが表示されてもよい。このように、識別情報、さらには日時情報に応じたディレクトリに画像を格納することで、日付毎の画像を表示することが可能となるため、利用者の利便性を向上させることができる。
<実施形態1の処理の流れ>
図7は、実施形態1における処理の流れの一例を示す図である。図7は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。なお、以下に示す処理の流れは、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記憶された読み取り可能な記憶媒体として実施されうる(以下、本明細書における処理の流れの記載についても同様である)。
図7は、実施形態1における処理の流れの一例を示す図である。図7は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。なお、以下に示す処理の流れは、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記憶された読み取り可能な記憶媒体として実施されうる(以下、本明細書における処理の流れの記載についても同様である)。
図7に示すように、携帯端末では、アップロードプログラムを画像サーバ装置にてユニークに識別するための識別情報を取得する(S701)。なお、図示していないが、S701の前のステップ又は後のステップにおいて、画像を撮像するステップが入ってもよい。そして、S701にて取得した識別情報をアップロードされる画像と関連付けて画像サーバ装置に対して送信する(S702)。一方、画像サーバ装置においては、S702にて送信された画像情報とこれに関連付けられている識別情報とを受信する(S703)。図示していないが、その後、受信した画像情報を識別情報に対応する格納フォルダに格納する。
<実施形態1の具体的構成態様>
図8は、実施形態1における携帯端末の具体的な構成態様の一例を示す図である。図に示すように、携帯端末は、画像情報送信部としてのアンテナ801・変調/復調器802や、識別情報取得部としてのCPU803・RAM804や、プログラム保持部としてのROM805などから構成される。この他、表示ドライバ806、液晶ディスプレイ807や、CCD808、撮像レンズ809や、赤外線I/F810や、GPSアンテナ811、内蔵時計812などから構成される。以下、動作について説明する。まず、撮像レンズやCCDを利用して画像を撮影すると、CPUは、RAM又はROMに記憶されているプログラムに従って、当該画像データをRAMの所定領域に一時的に格納する。次に、ROMに格納されているアップロードプログラムに従って、CPUは、RAMに記憶されているアップロードプログラムの識別情報(シリアル番号)と、画像データとを無線通信によって画像サーバ装置に対して送信するための命令を出力する。そして、画像データと識別情報とは、アンテナを介して画像サーバ装置に向けて送信される。なお、既に説明した位置情報や日時情報を撮影した画像と関連付ける際には、GPSアンテナや内蔵時計が利用される。また、撮像した映像を確認するために液晶ディスプレイや表示ドライバが用いられる。また、後述するように、携帯端末がPCを操作する入力インターフェイスとして兼用される場合には、赤外線I/Fが用いられる。
図8は、実施形態1における携帯端末の具体的な構成態様の一例を示す図である。図に示すように、携帯端末は、画像情報送信部としてのアンテナ801・変調/復調器802や、識別情報取得部としてのCPU803・RAM804や、プログラム保持部としてのROM805などから構成される。この他、表示ドライバ806、液晶ディスプレイ807や、CCD808、撮像レンズ809や、赤外線I/F810や、GPSアンテナ811、内蔵時計812などから構成される。以下、動作について説明する。まず、撮像レンズやCCDを利用して画像を撮影すると、CPUは、RAM又はROMに記憶されているプログラムに従って、当該画像データをRAMの所定領域に一時的に格納する。次に、ROMに格納されているアップロードプログラムに従って、CPUは、RAMに記憶されているアップロードプログラムの識別情報(シリアル番号)と、画像データとを無線通信によって画像サーバ装置に対して送信するための命令を出力する。そして、画像データと識別情報とは、アンテナを介して画像サーバ装置に向けて送信される。なお、既に説明した位置情報や日時情報を撮影した画像と関連付ける際には、GPSアンテナや内蔵時計が利用される。また、撮像した映像を確認するために液晶ディスプレイや表示ドライバが用いられる。また、後述するように、携帯端末がPCを操作する入力インターフェイスとして兼用される場合には、赤外線I/Fが用いられる。
<実施形態1の利用例>
図9は、実施形態1のさらなる利用例を示す図である。図9は、携帯端末から画像サーバ装置に対して画像をアップロードした後に、その画像サーバ装置に格納されている画像を閲覧する一態様を示す図である。図9では、画像サーバ装置に格納された画像をPC901を介して大きなディスプレイ902にて表示して閲覧する例を示している。携帯端末で画像を撮像した場合には、小さなディスプレイではなく、PCなどの大きなディスプレイにて画像を閲覧したいと利用者が所望する場合が多い。この場合には、PCから画像サーバ装置に対してブラウザなどを介してアクセスすることで視聴することももちろん可能であるが、図9では、画像を撮像した際に利用した携帯端末903を利用してPCなどの大きなディスプレイにて画像を閲覧する例を示している。
図9は、実施形態1のさらなる利用例を示す図である。図9は、携帯端末から画像サーバ装置に対して画像をアップロードした後に、その画像サーバ装置に格納されている画像を閲覧する一態様を示す図である。図9では、画像サーバ装置に格納された画像をPC901を介して大きなディスプレイ902にて表示して閲覧する例を示している。携帯端末で画像を撮像した場合には、小さなディスプレイではなく、PCなどの大きなディスプレイにて画像を閲覧したいと利用者が所望する場合が多い。この場合には、PCから画像サーバ装置に対してブラウザなどを介してアクセスすることで視聴することももちろん可能であるが、図9では、画像を撮像した際に利用した携帯端末903を利用してPCなどの大きなディスプレイにて画像を閲覧する例を示している。
図9においては、PC901に赤外線通信の受光器904が接続されている。この受光器904は、受信した赤外線信号を所定のキーボード信号に変換してPC901に対して出力するものである。つまり、例えば携帯端末903から画像をアップロードした画像サーバ装置905のアドレスを赤外線信号で受光器に対して出力すると、受光器ではキーボード信号に変換し、例えば「http://lippi.jp」という画像サーバ装置に対してアクセスを行うための情報が生成されることになる。PC901では、この情報を利用して画像サーバ装置905に対してアクセスすることができる。この結果、撮像した画像をPCなどの大きなディスプレイを用いて閲覧することが可能となる。
<実施形態1の効果>
実施形態1においては、携帯端末から画像サーバ装置に対して、撮像した画像を含む画像情報と識別情報とを関連付けて送信する。この識別情報として、プログラムをユニークに識別するための識別情報を用いることにより、アップロードされる画像が正当権原を有しているプログラムによってアップロードされたか否かを判別することができる。また、識別情報と画像情報とを関連付けて送信することで、画像サーバ装置にてその識別情報に応じたフォルダに画像を格納することが可能となる。この結果、特定の識別情報に対しての画像を閲覧する場合、つまり、利用者がアップロードした画像を当該利用者が閲覧する場合などにおいては、特定の識別情報に対応した格納フォルダ以下の画像を検出すればよいため、画像を表示する際の処理を短縮することができる。また、日付情報に応じたフォルダに画像が格納されている場合には、同様に、カレンダー形式で画像を表示する際の処理を短縮することができる。
実施形態1においては、携帯端末から画像サーバ装置に対して、撮像した画像を含む画像情報と識別情報とを関連付けて送信する。この識別情報として、プログラムをユニークに識別するための識別情報を用いることにより、アップロードされる画像が正当権原を有しているプログラムによってアップロードされたか否かを判別することができる。また、識別情報と画像情報とを関連付けて送信することで、画像サーバ装置にてその識別情報に応じたフォルダに画像を格納することが可能となる。この結果、特定の識別情報に対しての画像を閲覧する場合、つまり、利用者がアップロードした画像を当該利用者が閲覧する場合などにおいては、特定の識別情報に対応した格納フォルダ以下の画像を検出すればよいため、画像を表示する際の処理を短縮することができる。また、日付情報に応じたフォルダに画像が格納されている場合には、同様に、カレンダー形式で画像を表示する際の処理を短縮することができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、画像サーバ装置側での格納フォルダの生成に関するものである。画像サーバ装置では、デフォルト状態では識別情報に対応した格納フォルダは生成されていない状態となっており、新規な識別番号が送信された場合に初めてその識別番号に対応する格納フォルダを生成する処理を行う点が特徴である。
<実施形態2の概要>
本実施形態は、画像サーバ装置側での格納フォルダの生成に関するものである。画像サーバ装置では、デフォルト状態では識別情報に対応した格納フォルダは生成されていない状態となっており、新規な識別番号が送信された場合に初めてその識別番号に対応する格納フォルダを生成する処理を行う点が特徴である。
<実施形態2の構成>
図10は、実施形態2における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図10に示すように、本実施形態の「情報システム」(1000)は、「携帯端末」(1010)と、「画像サーバ装置」(1020)と、からなる。携帯端末1010は、「プログラム保持部」(1011)と、「識別情報取得部」(1012)と、「画像情報送信部」(1013)と、を有する。画像サーバ装置1020は、「画像情報受信部」(1021)と、「格納フォルダ生成部」(1022)と、「保持部」(1023)と、「識別情報検索部」(1024)と、「第一命令部」(1025)と、を有する。格納フォルダ生成部1022と、保持部1023と、識別情報検索部1024と、第一命令部1025と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
図10は、実施形態2における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図10に示すように、本実施形態の「情報システム」(1000)は、「携帯端末」(1010)と、「画像サーバ装置」(1020)と、からなる。携帯端末1010は、「プログラム保持部」(1011)と、「識別情報取得部」(1012)と、「画像情報送信部」(1013)と、を有する。画像サーバ装置1020は、「画像情報受信部」(1021)と、「格納フォルダ生成部」(1022)と、「保持部」(1023)と、「識別情報検索部」(1024)と、「第一命令部」(1025)と、を有する。格納フォルダ生成部1022と、保持部1023と、識別情報検索部1024と、第一命令部1025と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「格納フォルダ生成部」1022は、識別情報にて識別され、その識別情報と関連付けられている画像情報を格納するための格納フォルダを生成する。格納フォルダとは、画像サーバ装置に画像を格納するための論理的な領域のことである。格納フォルダを生成するとは、このような論理的な領域を形成することである。格納フォルダは識別情報によって識別されるものである。よって、一例としては、格納フォルダのフォルダ名は、識別情報と同一であることが好ましい。
「保持部」1023は、格納フォルダ生成部にて生成された格納フォルダを保持する。保持部の具体例としてはHD(hard disk)などの書き換え可能であり、かつ、記憶容量の大きい記憶媒体が挙げられる。なお、近年ではフラッシュメモリの大容量化も促進されているため、このようなHDの代替技術も保持部に該当し得るものである。
「識別情報検索部」1024は、受信した識別情報をキーとして前記保持部1023を検索する。すなわち、画像情報受信部1021にて受信した画像情報と関連付けられている識別情報をキーとして保持部を検索する処理を行う。これにより、既に画像を格納したことがあるか否かを判断することができる。
「第一命令部」1025は、検索結果が受信した識別情報で識別される格納フォルダがないとの検索結果である場合にはその受信した識別情報で識別される格納フォルダの生成を格納フォルダ生成部に対して命令する。すなわち、識別情報検索部で保持部を検索した結果、識別情報で識別される格納フォルダがない場合には、新たにその識別情報に対応した格納フォルダの生成を格納フォルダ生成部に対して命令する。格納フォルダ生成部は、この命令を受けて、その識別情報で識別される格納フォルダを生成する。
図11は、本実施形態における格納フォルダの生成例を説明するためのディレクトリ構造を示す図である。このディレクトリ構造は保持部における構造ということになる。識別情報「pg0001」と関連付けられた画像情報が携帯端末から送信された場合には、その識別情報「pg0001」で識別される格納フォルダに当該画像情報を格納することになる。一方、識別情報「pg0003」と関連付けられた画像情報が携帯端末から送信された場合には、識別情報検索部での検索結果が、格納フォルダがない、との検索結果となるため、「pg0003」という格納フォルダを新たに生成し、生成した格納フォルダ内に画像情報を格納する。このように、画像をアップロードした利用者に対してのみ、格納フォルダを生成することによって、検索処理や表示処理などに要する時間を短縮することができる。
<実施形態2の処理の流れ>
図12は、実施形態2における画像サーバ装置の処理の流れの一例を示す図である。画像サーバ装置は、携帯端末から画像情報が識別情報と関連付けられて送信される毎に、以下で説明する処理を実行する。
図12は、実施形態2における画像サーバ装置の処理の流れの一例を示す図である。画像サーバ装置は、携帯端末から画像情報が識別情報と関連付けられて送信される毎に、以下で説明する処理を実行する。
まず携帯端末から、識別情報と関連付けられた画像情報を受信する(S1201)。そして、S1201で受信した識別情報をキーとして保持部を検索する(S1202)。そして、検索結果が、受信した識別情報で識別される格納フォルダがないとの検索結果である場合には、S1201で受信した識別情報で識別される格納フォルダを生成する(S1203、S1204)。一方、S1203にて、受信した識別情報で識別される格納フォルダがあるとの検索結果である場合にはS1204には進まない。その後はS1205に進み、該当する格納フォルダに画像情報を格納する。
<実施形態2の具体的構成態様>
図13は、実施形態2における画像サーバ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。なお、実施形態1における画像サーバ装置も同様のハードウェア構成を有することができる。実施形態2における画像サーバ装置は、保持部としてのHD1301、画像情報受信部としてのI/O1302、格納フォルダ生成部・識別情報検索部・第一命令部としてのCPU1303、RAM1304などから構成されるものである。以下、具体的な動作例について説明する。CPUは、ROMやRAMなどに記憶されたプログラムに従って、以下の処理を実行する。まず、画像サーバ装置は、ネットワークなどを介してI/Oを通じて画像情報とこれに関連付けられた識別情報を受信する。すると、CPUは、プログラムに従って、当該受信情報をRAMに一時的に記憶する。そして、CPUは、プログラムに従って、識別情報をキーとしてHDを検索する処理を実行する。検索結果が識別情報にて識別される格納フォルダがある、との検索結果である場合には、CPUは、RAMに一時的に格納している画像情報を、HDの該当する格納フォルダ内に格納する処理を行う。一方、検索結果が識別情報にて識別される格納フォルダがない、との検索結果である場合には、CPUは、その識別情報と同一名の格納フォルダをHDにて生成する処理を行い、その生成した格納フォルダ内に、RAMに一時的に格納している画像情報を格納する処理を行う。
図13は、実施形態2における画像サーバ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。なお、実施形態1における画像サーバ装置も同様のハードウェア構成を有することができる。実施形態2における画像サーバ装置は、保持部としてのHD1301、画像情報受信部としてのI/O1302、格納フォルダ生成部・識別情報検索部・第一命令部としてのCPU1303、RAM1304などから構成されるものである。以下、具体的な動作例について説明する。CPUは、ROMやRAMなどに記憶されたプログラムに従って、以下の処理を実行する。まず、画像サーバ装置は、ネットワークなどを介してI/Oを通じて画像情報とこれに関連付けられた識別情報を受信する。すると、CPUは、プログラムに従って、当該受信情報をRAMに一時的に記憶する。そして、CPUは、プログラムに従って、識別情報をキーとしてHDを検索する処理を実行する。検索結果が識別情報にて識別される格納フォルダがある、との検索結果である場合には、CPUは、RAMに一時的に格納している画像情報を、HDの該当する格納フォルダ内に格納する処理を行う。一方、検索結果が識別情報にて識別される格納フォルダがない、との検索結果である場合には、CPUは、その識別情報と同一名の格納フォルダをHDにて生成する処理を行い、その生成した格納フォルダ内に、RAMに一時的に格納している画像情報を格納する処理を行う。
<実施形態2の効果>
実施形態2においては、新規に画像をアップロードする利用者がいる場合に初めてその識別情報に応じた格納フォルダを生成するため、検索処理や表示処理などに要する時間を短縮することが可能となる。また、正規に入手されたアップロードプログラムの個数のみの格納フォルダが生成されることになるため、画像サーバ装置における管理コストを適切に維持することができる。
実施形態2においては、新規に画像をアップロードする利用者がいる場合に初めてその識別情報に応じた格納フォルダを生成するため、検索処理や表示処理などに要する時間を短縮することが可能となる。また、正規に入手されたアップロードプログラムの個数のみの格納フォルダが生成されることになるため、画像サーバ装置における管理コストを適切に維持することができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態は、主に画像サーバ装置側の格納フォルダ内の下層フォルダの生成に関するものである。画像サーバ装置は、撮像日付に応じた日付フォルダにその日時情報を含む画像情報を格納する。そして、格納フォルダ内の日付フォルダの生成については、当該日付に撮像された画像がアップロードされた場合に初めて生成される点が特徴である。
<実施形態3の概要>
本実施形態は、主に画像サーバ装置側の格納フォルダ内の下層フォルダの生成に関するものである。画像サーバ装置は、撮像日付に応じた日付フォルダにその日時情報を含む画像情報を格納する。そして、格納フォルダ内の日付フォルダの生成については、当該日付に撮像された画像がアップロードされた場合に初めて生成される点が特徴である。
<実施形態3の構成>
図14は、実施形態3における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図14に示すように、本実施形態の「情報システム」(1400)は、「携帯端末」(1410)と、「画像サーバ装置」(1420)と、からなる。携帯端末1410は、「プログラム保持部」(1411)と、「識別情報取得部」(1412)と、「画像情報送信部」(1413)と、を有する。画像情報送信部1413は、「日時情報付画像情報送信手段」(1414)を有する。画像サーバ装置1420は、「画像情報受信部」(1421)と、「格納フォルダ生成部」(1422)と、「保持部」(1423)と、「識別情報検索部」(1424)と、「第一命令部」(1425)と、「日付フォルダ生成部」(1426)と、「日時情報検索部」(1427)と、「第二命令部」(1428)と、を有する。日時情報付画像情報送信手段1414と、日付フォルダ生成部1426と、日時情報検索部1427と、第二命令部1428と、を除く構成については実施形態2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
図14は、実施形態3における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図14に示すように、本実施形態の「情報システム」(1400)は、「携帯端末」(1410)と、「画像サーバ装置」(1420)と、からなる。携帯端末1410は、「プログラム保持部」(1411)と、「識別情報取得部」(1412)と、「画像情報送信部」(1413)と、を有する。画像情報送信部1413は、「日時情報付画像情報送信手段」(1414)を有する。画像サーバ装置1420は、「画像情報受信部」(1421)と、「格納フォルダ生成部」(1422)と、「保持部」(1423)と、「識別情報検索部」(1424)と、「第一命令部」(1425)と、「日付フォルダ生成部」(1426)と、「日時情報検索部」(1427)と、「第二命令部」(1428)と、を有する。日時情報付画像情報送信手段1414と、日付フォルダ生成部1426と、日時情報検索部1427と、第二命令部1428と、を除く構成については実施形態2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「日時情報付画像情報送信手段」1414は、送信すべき画像情報にその画像と関連付けた日時情報をさらに含めて送信する。日時情報は、例えば撮像した画像の撮像日時に関する情報のことである。具体的な例については、実施形態1の図4で説明したものと同様である。
次に、画像サーバ装置の構成について説明する。
「日付フォルダ生成部」1426は、前記日時情報付画像情報に含まれる日時情報に基づいて年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられ、その日時情報と関連付けられている画像情報を格納するための日付フォルダを前記保持部に保持される格納フォルダ内に生成する。すなわち、識別情報にて識別される各格納フォルダ内に、さらに日時情報に基づく各日付フォルダを生成するものである。具体的には、年フォルダ、月フォルダ、週フォルダ、日フォルダ、時フォルダ、分フォルダなどのように、大きい単位のフォルダから階層的にフォルダを生成することで、年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられた日付フォルダを生成することができる。なお、本実施形態においては、年フォルダ、月フォルダ、日フォルダの階層的なフォルダ構成となっている例に基づいて説明を行うものとする。
「日時情報検索部」1427は、画像情報受信部1421にて受信した画像情報に含まれる日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダがその画像情報が格納されるべき格納フォルダ内にあるか検索する。すなわち、既に説明したように識別情報に応じた格納フォルダの中に、さらに日時情報に対応する日付フォルダがあるか否かを検索する。
「第二命令部」1428は、検索結果が受信した日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが該当する格納フォルダ内にないとの検索結果である場合にはその受信した日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダの生成を日付フォルダ生成部に対して命令する。これにより、日時情報に対応する日付フォルダが生成されることになる。このようにデフォルト状態では、日付フォルダがない状態であり、画像情報が携帯端末から送信された場合に初めて該当する日付フォルダを生成することにより、日付フォルダの存在をもって、その日付の画像データの存在を確認することができる。このため、実施形態1の図6の例で説明したようなカレンダー表示を行う場合には、日付フォルダの有無によってサムネイルの表示の有無を判断することが可能となり、表示処理に要する時間を短縮することができる。
<実施形態3の処理の流れ>
図15は、実施形態3における画像サーバ装置の処理の流れの一例を示す図である。画像サーバ装置は、携帯端末から日時情報を含めた画像情報が送信される毎に、以下で説明する処理を実行する。なお、実施形態2で説明した識別情報に応じた格納フォルダを検索したり、生成したりする処理については、ここでの説明及び図示を省略する。
図15は、実施形態3における画像サーバ装置の処理の流れの一例を示す図である。画像サーバ装置は、携帯端末から日時情報を含めた画像情報が送信される毎に、以下で説明する処理を実行する。なお、実施形態2で説明した識別情報に応じた格納フォルダを検索したり、生成したりする処理については、ここでの説明及び図示を省略する。
まず、受信した画像情報に含まれる日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダがその画像フォルダが格納されるべき格納フォルダ内にあるかを検索する(S1501)。S1501での検索結果が、日付フォルダが該当する格納フォルダ内にない、との検索結果である場合には、日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダを生成する(S1502、S1503)。一方、S1502にて、日付フォルダが該当する格納フォルダ内にある、との検索結果である場合には、S1503には進まない。その後は、S1504に進み、該当する日付フォルダ内に画像情報を格納する。
<実施形態3の具体的構成態様>
図16は、実施形態3における画像サーバ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。実施形態3における画像サーバ装置は、保持部としてのHD1601、画像情報受信部としてのI/O1602、格納フォルダ生成部・識別情報検索部・第一命令部・日付フォルダ生成部・日時情報検索部・第二命令部としてのCPU1603、RAM1604などから構成されるものである。以下、本実施形態の特徴部分についての具体的な動作例について説明する。CPUは、ROMやRAMなどに記憶されたプログラムに従って、以下の処理を実行する。まず、画像サーバ装置は、ネットワークなどを介してI/Oを通じて日時情報を含む画像情報とこれに関連付けられた識別情報を受信する。すると、CPUは、プログラムに従って、当該受信情報をRAMに一時的に記憶する。そして、CPUは、プログラムに従って、識別情報にて識別される格納フォルダ内に、日付フォルダがあるかを日時情報の全部又は一部をキーとしてHDを検索する処理を実行する。検索結果が日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが格納フォルダ内にある、との検索結果である場合には、CPUは、RAMに一時的に格納している画像情報を、HDの該当する格納フォルダ内の日付フォルダに格納する処理を行う。一方、検索結果が日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが格納フォルダ内にない、との検索結果である場合には、CPUは、その日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダをHDに生成する処理を行い、その生成した格納フォルダ内の日付フォルダ内に、RAMに一時的に格納している画像情報を格納する処理を行う。
図16は、実施形態3における画像サーバ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。実施形態3における画像サーバ装置は、保持部としてのHD1601、画像情報受信部としてのI/O1602、格納フォルダ生成部・識別情報検索部・第一命令部・日付フォルダ生成部・日時情報検索部・第二命令部としてのCPU1603、RAM1604などから構成されるものである。以下、本実施形態の特徴部分についての具体的な動作例について説明する。CPUは、ROMやRAMなどに記憶されたプログラムに従って、以下の処理を実行する。まず、画像サーバ装置は、ネットワークなどを介してI/Oを通じて日時情報を含む画像情報とこれに関連付けられた識別情報を受信する。すると、CPUは、プログラムに従って、当該受信情報をRAMに一時的に記憶する。そして、CPUは、プログラムに従って、識別情報にて識別される格納フォルダ内に、日付フォルダがあるかを日時情報の全部又は一部をキーとしてHDを検索する処理を実行する。検索結果が日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが格納フォルダ内にある、との検索結果である場合には、CPUは、RAMに一時的に格納している画像情報を、HDの該当する格納フォルダ内の日付フォルダに格納する処理を行う。一方、検索結果が日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが格納フォルダ内にない、との検索結果である場合には、CPUは、その日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダをHDに生成する処理を行い、その生成した格納フォルダ内の日付フォルダ内に、RAMに一時的に格納している画像情報を格納する処理を行う。
<実施形態3の効果>
実施形態3においては、識別情報に対応した格納フォルダ内に、さらに撮像された画像の日時に応じたフォルダをその都度生成することにより、日付フォルダが生成されているか否かによって、当該日時に撮像された画像を保持部が保持しているか否かを容易に判断することができる。このため、保持されている画像を例えばカレンダー形式で表示する場合においては、所定の日時に撮像された画像があるか否かを判断する際に、日付フォルダが生成されているか否かによって判別することができるため、表示処理に要する時間を短縮することができる。
実施形態3においては、識別情報に対応した格納フォルダ内に、さらに撮像された画像の日時に応じたフォルダをその都度生成することにより、日付フォルダが生成されているか否かによって、当該日時に撮像された画像を保持部が保持しているか否かを容易に判断することができる。このため、保持されている画像を例えばカレンダー形式で表示する場合においては、所定の日時に撮像された画像があるか否かを判断する際に、日付フォルダが生成されているか否かによって判別することができるため、表示処理に要する時間を短縮することができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
実施形態4は、画像サーバ装置に格納されている画像データについては、その画像をアップロードした利用者の携帯端末を利用しなければ閲覧することができないことを特徴とするものである。
<実施形態4の概要>
実施形態4は、画像サーバ装置に格納されている画像データについては、その画像をアップロードした利用者の携帯端末を利用しなければ閲覧することができないことを特徴とするものである。
<実施形態4の構成>
図17は、実施形態4における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図17に示すように、本実施形態の「情報システム」(1700)は、「携帯端末」(1710)と、「画像サーバ装置」(1720)と、からなる。携帯端末1710は、「プログラム保持部」(1711)と、「識別情報取得部」(1712)と、「画像情報送信部」(1713)と、「アクセス部」(1714)と、を有する。画像サーバ装置1720は、「画像情報受信部」(1721)と、「認証部」(1722)と、「閲覧部」(1723)と、を有する。アクセス部1714と、認証部1722と、閲覧部1723と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、実施形態2又は3を基本として、アクセス部1714と、認証部1722と、閲覧部1723と、をさらに有する構成を備えていてもよい。
図17は、実施形態4における情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。図17に示すように、本実施形態の「情報システム」(1700)は、「携帯端末」(1710)と、「画像サーバ装置」(1720)と、からなる。携帯端末1710は、「プログラム保持部」(1711)と、「識別情報取得部」(1712)と、「画像情報送信部」(1713)と、「アクセス部」(1714)と、を有する。画像サーバ装置1720は、「画像情報受信部」(1721)と、「認証部」(1722)と、「閲覧部」(1723)と、を有する。アクセス部1714と、認証部1722と、閲覧部1723と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。また、実施形態2又は3を基本として、アクセス部1714と、認証部1722と、閲覧部1723と、をさらに有する構成を備えていてもよい。
携帯端末の「アクセス部」1714は、画像サーバ装置の格納フォルダに識別情報を送信してアクセスする。画像サーバ装置の格納フォルダにアクセスするとは、格納フォルダ内に格納されている画像を含む画像情報を閲覧したり、あるいは、画像情報に含まれる情報の付加要求をしたりすることである。識別情報を送信してアクセスすることで、画像サーバ装置にて認証処理を行うことができる。
次に、画像サーバ装置の構成について説明する。
「認証部」1722は、携帯端末からのアクセスに際して送信される識別情報を認証する。識別情報の認証の一例としては、例えば携帯端末側では自身の秘密鍵にて識別情報を暗号化して送信し、画像サーバ装置側では、携帯端末の公開鍵で復号化することで、適切な識別情報であるかを認証することができる。識別情報を認証することによって、その識別情報にて識別される格納フォルダ内に格納されている画像情報のアップロード元の携帯端末からのアクセスであることが把握できるため、当該携帯端末からのアクセスのみに対して画像情報を閲覧させることができる。
「閲覧部」1723は、認証結果が認証OKである場合にそのアクセスに際して送信された識別情報で識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する。これにより、画像をアップロードした携帯端末からのみ、そのアップロードした画像を閲覧することができるため、利用者のプライバシー等を適切に保護することができ、利便性が向上する。
なお、携帯端末から画像サーバ装置に対するアクセスの方法としては、実施形態1の利用例で説明したように、受光器やPCを介してネットワーク経由でアクセスすることが挙げられる。
<実施形態4の処理の流れ>
図18は、実施形態4における処理の流れの一例を示す図である。S1803までの処理の流れについては、実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。S1804においては、携帯端末は、識別情報を送信して画像サーバ装置の格納フォルダにアクセスする。画像サーバ装置は、S1804にてアクセスされる際に送信される識別情報を認証する(S1805)。そして、S1805での認証結果がOKである場合には、識別情報で識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する(S1806、S1807)。一方、S1805での認証結果がOKでない場合には、画像情報を送信しない。
図18は、実施形態4における処理の流れの一例を示す図である。S1803までの処理の流れについては、実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。S1804においては、携帯端末は、識別情報を送信して画像サーバ装置の格納フォルダにアクセスする。画像サーバ装置は、S1804にてアクセスされる際に送信される識別情報を認証する(S1805)。そして、S1805での認証結果がOKである場合には、識別情報で識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する(S1806、S1807)。一方、S1805での認証結果がOKでない場合には、画像情報を送信しない。
<実施形態4の具体的構成態様>
図19は、実施形態4における画像サーバ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。実施形態4における画像サーバ装置は、画像情報受信部としてのI/O1902、認証部・閲覧部としてのCPU1903・RAM1904などから構成されるものである。以下、本実施形態の特徴部分についての具体的な動作について説明する。携帯端末からのアクセスがあった場合には、CPUは、ROMやRAMに格納されているプログラムに従って、識別情報の認証処理を実行する。例えば、CPUは、プログラムに従って、図外の認証局などと通信を行う命令を実行し、当該携帯端末の公開鍵を取得して、RAMに一時的に記憶する。そして、携帯端末から送信された識別情報を当該公開鍵を用いて復号化して認証を行う。その後、CPUは、当該携帯端末に対しては、その識別情報にて識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する処理を実行する。
図19は、実施形態4における画像サーバ装置の具体的構成態様の一例を示す図である。実施形態4における画像サーバ装置は、画像情報受信部としてのI/O1902、認証部・閲覧部としてのCPU1903・RAM1904などから構成されるものである。以下、本実施形態の特徴部分についての具体的な動作について説明する。携帯端末からのアクセスがあった場合には、CPUは、ROMやRAMに格納されているプログラムに従って、識別情報の認証処理を実行する。例えば、CPUは、プログラムに従って、図外の認証局などと通信を行う命令を実行し、当該携帯端末の公開鍵を取得して、RAMに一時的に記憶する。そして、携帯端末から送信された識別情報を当該公開鍵を用いて復号化して認証を行う。その後、CPUは、当該携帯端末に対しては、その識別情報にて識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する処理を実行する。
<実施形態4の効果>
実施形態4においては、画像をアップロードした携帯端末からのみ、そのアップロードした画像を閲覧することができるため、利用者のプライバシー等を適切に保護することができ、利便性が向上する。
実施形態4においては、画像をアップロードした携帯端末からのみ、そのアップロードした画像を閲覧することができるため、利用者のプライバシー等を適切に保護することができ、利便性が向上する。
<その他の構成>
実施形態1で説明したアップロードプログラムについては、例えばアップロード処理を確実に完了させるために、アップロード実行時には電源をOFFにできない制御をしてもよい。
実施形態1で説明したアップロードプログラムについては、例えばアップロード処理を確実に完了させるために、アップロード実行時には電源をOFFにできない制御をしてもよい。
また、図6で説明したカレンダー表示の例においては、月単位での表示をしているが、もちろん、週単位の表示をしてもよいし、曜日毎に応じた表示をしてもよい。
また、例えば画像サーバ装置にて、識別情報を相互に関連付けておいてもよい。この結果、例えば携帯端末から画像サーバ装置に対して識別情報を送信してアクセスがされた場合には、画像サーバ装置は、当該識別情報にて識別される格納フォルダ内の画像情報のみならず、当該識別情報と関連付けられた他の識別情報にて識別される格納フォルダ内の画像情報をも閲覧させるために送信してもよい。これは、具体的には家族間などで画像を共有する場合などにおいて特に有効となる。
200 情報システム
210 携帯端末
211 プログラム保持部
212 識別情報取得部
213 画像情報送信部
220 画像サーバ装置
221 画像情報受信部
210 携帯端末
211 プログラム保持部
212 識別情報取得部
213 画像情報送信部
220 画像サーバ装置
221 画像情報受信部
Claims (8)
- 撮像機能を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムであって、
携帯端末は、
前記撮像機能を用いて撮像した画像を含む画像情報を画像サーバ装置に対してアップロードするためのアップロードプログラムを保持するプログラム保持部と、
前記アップロードプログラムを前記画像サーバ装置にてユニークに識別するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記アップロードプログラムによるアップロードを実行する際に前記識別情報をアップロードされる画像と関連付けて送信する画像情報送信部と、
を有し、
画像サーバ装置は、
前記画像送信部から送信される画像情報とこれに関連付けられている識別情報とを受信する画像情報受信部を有する情報システム。 - 画像サーバ装置は、
識別情報にて識別され、その識別情報と関連付けられている画像情報を格納するための格納フォルダを生成する格納フォルダ生成部と、
格納フォルダ生成部にて生成された格納フォルダを保持する保持部と、
受信した識別情報をキーとして前記保持部を検索する識別情報検索部と、
検索結果が受信した識別情報で識別される格納フォルダがないとの検索結果である場合にはその受信した識別情報で識別される格納フォルダの生成を格納フォルダ生成部に対して命令する第一命令部と、
を有する請求項1に記載の情報システム。 - 携帯端末の画像情報送信部は、
送信すべき画像情報にその画像と関連付けた日時情報をさらに含めて送信する日時情報付画像情報送信手段を有し、
画像サーバ装置は、
前記日時情報付画像情報に含まれる日時情報に基づいて年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられ、その日時情報と関連付けられている画像情報を格納するための日付フォルダを前記保持部に保持される格納フォルダ内に生成する日付フォルダ生成部と、
画像情報受信部にて受信した画像情報に含まれる日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダがその画像情報が格納されるべき格納フォルダ内にあるか検索する日時情報検索部と、
検索結果が受信した日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが該当する格納フォルダ内にないとの検索結果である場合にはその受信した日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダの生成を日付フォルダ生成部に対して命令する第二命令部と、
を有する請求項2に記載の情報システム。 - 携帯端末は、
画像サーバ装置の格納フォルダに識別情報を送信してアクセスするアクセス部を有し、
画像サーバ装置は、
携帯端末からのアクセスに際して送信される識別情報を認証する認証部と、
認証結果が認証OKである場合にそのアクセスに際して送信された識別情報で識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する閲覧部と、
を有する請求項1から3のいずれか一に記載の情報システム。 - 撮像機能を有し、撮像機能を用いて撮像した画像を含む画像情報を画像サーバ装置に対してアップロードするためのアップロードプログラムを保持するプログラム保持部を有する携帯端末と、画像サーバ装置と、を備えた情報システムの動作方法であって、
携帯端末に、
前記アップロードプログラムを前記画像サーバ装置にてユニークに識別するための識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
前記アップロードプログラムによるアップロードを実行する際に前記識別情報をアップロードされる画像と関連付けて送信する画像情報送信ステップと、
を実行させ、
画像サーバ装置に、
前記画像送信部から送信される画像情報とこれに関連付けられている識別情報とを受信する画像情報受信ステップを実行させる情報システムの動作方法。 - 識別情報にて識別され、その識別情報と関連付けられている画像情報を格納するための格納フォルダを保持する保持部を有する画像サーバ装置は、
受信した識別情報をキーとして前記保持部を検索する識別情報検索ステップと、
検索結果が受信した識別情報で識別される格納フォルダがないとの検索結果である場合にはその受信した識別情報で識別される格納フォルダを生成する格納フォルダ生成ステップと、
を有する請求項5に記載の情報システムの動作方法。 - 携帯端末の画像情報送信ステップは、
送信すべき画像情報にその画像と関連付けた日時情報をさらに含めて送信する日時情報付画像情報送信ステップを有し、
画像サーバ装置は、
画像情報受信ステップにて受信した画像情報に含まれる日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダがその画像情報が格納されるべき格納フォルダ内にあるか検索する日時情報検索ステップと、
検索結果が受信した日時情報に基づいて生成されるべき日付フォルダが該当する格納フォルダ内にないとの検索結果である場合にはその受信した日時情報に基づいた年、月、週、日、時、分のいずれか一以上に一対一に対応付けられる日付フォルダを生成する日付フォルダ生成ステップと、
を有する請求項6に記載の情報システムの動作方法。 - 携帯端末は、
画像サーバ装置の格納フォルダに識別情報を送信してアクセスするアクセスステップを有し、
画像サーバ装置は、
携帯端末からのアクセスに際して送信される識別情報を認証する認証ステップと、
認証結果が認証OKである場合にそのアクセスに際して送信された識別情報で識別される格納フォルダ内の画像情報を送信する閲覧ステップと、
を有する請求項5から8のいずれか一に記載の情報システムの動作方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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- 2006-07-19 JP JP2006196351A patent/JP2008028494A/ja active Pending
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