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JP2008027616A - 電池パックおよび電池パックの製造方法 - Google Patents

電池パックおよび電池パックの製造方法 Download PDF

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JP2008027616A JP2006195739A JP2006195739A JP2008027616A JP 2008027616 A JP2008027616 A JP 2008027616A JP 2006195739 A JP2006195739 A JP 2006195739A JP 2006195739 A JP2006195739 A JP 2006195739A JP 2008027616 A JP2008027616 A JP 2008027616A
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Abstract

【課題】電池セルを収容するケース半体同士の先端部分を部品同士の掛合によって機械的に接続する電池パックおよび電池パックの製造方法を得る。
【解決手段】直方体形状の電池セル101の側部には、コ字状をした第1のケース104と第2のケース105が外枠を形成するように取り付けられる。第1のケース104の受け用穴124、125は導通板108、109の存在しない場所に配置されており、このため第2のケース105のこれらと掛合する引っ掛け爪126、127を導通板108、109の厚さ分だけ厚くできる。4箇所の断面がL字型の反転リブ128、129は4箇所のリブ部131、132の先端を空間的に嵌合する形になるので両ケース104、105の掛合が簡単確実に行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等の小型の電子機器に使用する電池パックおよび電池パックの製造方法に係わり、たとえば携帯電話機に多く使用されるような直方体に近い形状をした電池パックおよび電池パックの製造方法に関する。
携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の小型の電子機器が数多く製品化されている。これらの電子機器の多くは、リチウム二次電池等の電池を電子機器本体に着脱自在な直方体に近い形状の電池パックとして使用している。電子機器の小型化、軽量化の進行に伴って電池パックの小型化および軽量化が市場より強く要請されている。また、電子機器の高機能化に伴って、電池パックの大容量化の要請も強い。
電池パックは、リチウム二次電池等の電池本体としての電池セルに保護回路基板等の付属部品を組み合わせて、外装したものから構成されている。電池パックの外装は、セルや付属部品を金属、合成樹脂等からなるケースに入れることでこれらの外部を覆ったものや、電池セルや付属部品を収容したケースをラベルフィルム等の熱収縮性フィルムで覆ったものに大別することができる。
電子機器の小型化に伴う電池パックの小型化と、高機能化に伴う大容量化の双方の要請を満足させるためには、電池パックの体積に対するセルの体積の比率を増加させることが重要なポイントとなる。この一方で、電池セルは充電時や高温時にその体積が増加するので、これを収容するケースとの間にある程度の空間も必要となる。このため、電池セルをケースに収容するタイプの電池パックでは、ケースの肉厚を薄くする薄肉成型が大きな課題となる。
従来、電池セルをケースに収容するタイプの電池パックでは、これを密閉するようなケースを中央部分から切断したような2個の樹脂製のケース半体を用意するのが通常であった。電池パックを収容した2個の樹脂製のケース半体の繋ぎ目の部分は、超音波溶着で融着したり、両面テープで接着して固定する手法が広く採用されてきた。ところが2個の樹脂製のケース半体を使用したこの手法では、繋ぎ目に超音波溶着時に溶融させるための突起を確保することが必要であることや、溶着時にその位置がずれる溶着ずれといった問題が発生する。この結果、製造コストや部品コストの面で問題があった。
一方、ケース半体の繋ぎ目を両面テープで固定する手法は、両面テープの貼り付けスペースを確保する必要があり、電池パックの小型化には不利であった。また両面テープの部品コストや貼り付け作業の手間があるといった問題を抱えていた。
そこで、角型の電池セルにその側部を取り囲むような角型のフレーム部を取り付け、電池セルとフレーム部を外装フィルム被覆して一体化した電池パックとすることが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特開2005−142153号公報(第0049段落〜第0061段落、図2)
しかしながら、この提案では、角型の電池セルの周囲に角型のフレーム部を取り付け、その外側に回路基板部を配置するようにしている。フレーム部は多数の部品から構成されており、これらを組み立てた後、電池セルおよびフレーム部を外装フィルムで一体的に被覆するようにしている。このため、この提案によれば、組み立ての工数が掛かり、製造コストや部品コストを削減することができない。
また、前記したケース半体を超音波溶着で融着する手法に代わって、ケース半体同士を引っ掛け爪で掛合することも考えられるが、ケースの肉厚を薄くすると、ケース同士で掛合させると十分な強度を保つことができず、実用上の保持構造を実現することができないという問題があった。
そこで本発明の目的は、電池セルを収容するケース半体同士の先端部分を部品同士の掛合によって機械的に接続する電池パックおよび電池パックの製造方法を得ることにある。
請求項1記載の発明では、(イ)直方体形状となっており、対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置からこれらの側面と連結される一方の側面としての第1の連結面に対して帯状の電極からなる導通板をそれらの側面に平行に配置すると共に、第1の連結面にこれら導通板と接続された保護回路を備えた電源供給のための電池セルと、(ロ)この電池セルの直方体の第1の連結面と平行にその両側部まで配置された第1の基部と、この第1の基部のそれぞれの端部から対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置を越え、かつこれらの側面の終端にまで至らない位置まで伸びた一対の第1の脚部とからなり、これら第1の脚部の先端にそれぞれ開口を有していて、第1の基部および一対の第1の脚部によって電池セルの3つの側面を連続して取り囲むコ字状の形状をした第1のケースと、(ハ)直方体の第1の連結面と対向する第2の連結面と平行にその両側部まで配置された第2の基部と、この第2の基部のそれぞれの端部から対向する特定の2つの側面の第1のケースのそれぞれの第1の脚部の終端まで伸びた一対の第2の脚部とからなり、これら第2の脚部は第1のケースの第1の脚部よりも導通板の厚さ分だけ厚く形成可能であって先端に開口に引っ掛ける引っ掛け爪を有しており、第2の基部および一対の第2の脚部によって電池セルの3つの側面を第1のケースの反対側から連続して取り囲むコ字状の形状をした第2のケースとを電池パックに具備させる。
すなわち本発明では、直方体形状の電池セルにケース半体としての第1のケースと第2のケースのそれぞれを反対側から差し込むようにして、第1のケースの一対の第1の脚部の先端と、第2のケースの一対の第2の脚部の先端とを機械的に接続する。この際、第1の脚部の先端部分は電池セルの導通板を通り越しているので、開口の箇所はこの段差分だけ空間となっている。また、第2の脚部の先端部分にも電池セルの導通板が存在しないので、この段差分だけ第1の脚部の厚さだけ厚くできる。そこで本発明では、第2の脚部の先端部分を引っ掛け爪の構造としてこの部分を前記した空間を通って開口に引っ掛けることで、第1の脚部の先端と第2の脚部の先端を掛合させることになる。
請求項2記載の発明では、(イ)直方体形状となっており、対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置からこれらの側面と連結される一方の側面としての第1の連結面に対して帯状の電極からなる導通板をそれらの側面に平行に配置すると共に、第1の連結面にこれら導通板と接続された保護回路を備えた電源供給のための電池セルと、(ロ)この電池セルの直方体の第1の連結面と平行にその両側部まで配置された第1の基部と、この第1の基部のそれぞれの端部から対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置を越え、かつこれらの側面の終端にまで至らない位置まで伸びた一対の第1の脚部とからなり、これら第1の脚部の先端の導通板の厚さ分だけ厚く形成可能な部分に引っ掛け爪を有しており、第1の基部および一対の第1の脚部によって電池セルの3つの側面を連続して取り囲むコ字状の形状をした第1のケースと、(ハ)直方体の第1の連結面と対向する第2の連結面と平行にその両側部まで配置された第2の基部と、この第2の基部のそれぞれの端部から対向する特定の2つの側面の第1のケースのそれぞれの第1の脚部の終端まで伸びた一対の第2の脚部とからなり、これら第2の脚部の先端に引っ掛け爪を引っ掛ける開口を有しており、第2の基部および一対の第2の脚部によって電池セルの3つの側面を第1のケースの反対側から連続して取り囲むコ字状の形状をした第2のケースとを電池パックに具備させる。
すなわち本発明では、直方体形状の電池セルにケース半体としての第1のケースと第2のケースのそれぞれを反対側から差し込むようにして、第1のケースの一対の第1の脚部の先端と、第2のケースの一対の第2の脚部の先端とを機械的に接続する。この際、第1の脚部の先端部分は電池セルの導通板を通り越しているので、引っ掛け爪の箇所はこの段差分だけ厚く形成できるのでその各部の厚さを確保することができる。また、第2の脚部の先端部分にも電池セルの導通板が存在しないので、この部分の開口の下を引っ掛け爪が引っ掛けるために通過できる。そこで本発明では、第1の脚部の先端部分を引っ掛け爪の構造としてこの部分を通って開口に引っ掛けることで、第1の脚部の先端と第2の脚部の先端を掛合させることになる。
請求項7記載の発明では、(イ)直方体形状となっており、対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置からこれらの側面と連結される一方の側面としての第1の連結面に対して帯状の電極からなる導通板をそれらの側面に平行に配置すると共に、第1の連結面にこれら導通板と接続された保護回路を備えた電源供給のための電池セルに対して、この電池セルの直方体の第1の連結面と平行にその両側部まで配置された第1の基部と、この第1の基部のそれぞれの端部から対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置を越え、かつこれらの側面の終端にまで至らない位置まで伸びた一対の第1の脚部とからなり、これら第1の脚部の先端にそれぞれ開口を有していて、第1の基部および一対の第1の脚部によって電池セルの3つの側面を連続して取り囲むコ字状の形状をした第1のケースを、第1の連結面に第1の基部が対向するようにしてそれぞれの第1の脚部を電池セルの側面に沿わせて装着すると共に、直方体の第1の連結面と対向する第2の連結面と平行にその両側部まで配置された第2の基部と、この第2の基部のそれぞれの端部から対向する特定の2つの側面の第1のケースのそれぞれの第1の脚部の終端まで伸びた一対の第2の脚部とからなり、これら第2の脚部は第1のケースの第1の脚部よりも導通板の厚さ分だけ厚く形成可能であって先端に開口に引っ掛ける引っ掛け爪を有しており、第2の基部および一対の第2の脚部によって電池セルの3つの側面を第1のケースの反対側から連続して取り囲むコ字状の形状をした第2のケースを電池セルの第1の連結面と対向する第2の連結面に第2の基部が対向するようにして第1の脚部を電池セルの側面に沿わせて装着する第1のステップと、(ロ)この第1のステップで装着した第1の脚部の開口に第2の脚部の引っ掛け爪を引っ掛けることで第1および第2のケースのそれぞれの脚部の先端を掛合させる第2のステップと、(ハ)この第2のステップで第1および第2のケースを掛合させた状態で第1および第2の連結面を除いてこれら第1および第2のケースの脚部を含めて電池セルの露出面全体をシート状部材で被覆する第3のステップとを電池パックの製造方法に具備させる。
すなわち本発明では、第1のステップで直方体形状の電池セルにケース半体としての第1のケースと第2のケースのそれぞれを反対側から差し込む。差し込む順序は第1のケースの方が早くても、第2のケースの方が早くても、あるいは同時でもよい。第2のステップでは、電池セルの導通板分の段差あるいは空間を利用して、第1の脚部の開口に第2の脚部の引っ掛け爪を引っ掛けることで第1および第2のケースのそれぞれの脚部の先端を掛合させる。そして第3のステップで第1および第2のケースの脚部を含めて電池セルの露出面全体をシート状部材で被覆することで電池パックの補強を行うことになる。
なお、第1の脚部の引っ掛け爪が第2の脚部の開口に引っ掛ける電池パックの製造方法も可能である。
このように本発明では、電池セルの導通板が存在しない部分の空間を利用して、この部分だけ一方の脚部を厚くすることにしたので、超音波溶着や両面テープによる接着を行うことなく電池セルにケースを固定することができる。したがって、従来、機械的な接続を行った場合と比べると、電池パックの小型化を図ることができる。また、超音波溶着や両面テープによる手法に比べて取り付けの誤差や両面テープの部品コスト、溶着や貼り付け作業の手間を省くことができ、電池パックのコストダウンを図ることができる。
更に電池セルの周囲をラベル等のシート状部材で被覆することにより巻着されていることにより、第1のケースと第2のケースを引き離す方向の力が加わったとしても掛合部分の開きを抑え、強固な保持構造が実現する。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例における電池パックを分解した状態を表わしたものである。電池パック100は、ほぼ直方体形状をした電池セル101を備えた電池ユニット102と、電池セル101に取り付けられた充放電状態を制御する制御回路を実装した保護回路基板103側から電池ユニット102に差し込まれるコ字状をした第1のケース104と、保護回路基板103と反対の側から電池ユニット102に差し込まれて第1のケース104の先端と先端部分で掛合するコ字状をした第2のケース105から構成されている。ここで電池ユニット102とは、本体機器に接続するため接触端子を有した保護回路基板103の他に、図示しない温度ヒューズ等の安全素子を備えたものをいう。電池パック100は、電池ユニット102の側部を構成する4つの面を第1のケース104と第2のケース105で取り囲むように保持し、図示しないラベルを巻着して電池完成品となる。
電池セル101は、リチウム二次電池等の二次電池であり、直方体の角の部分は円弧状に丸まっている。電池セル101は左右の側部(ただし図では一方のみを図示。)に電極106を配置しており、それぞれ導通板108、109の一端と電気的に接続されている。図で手前側に配置された導通板108は、異常電流防止用のPTC(Positive Temperature Coefficient thermistor)素子111を介して保護回路基板103に接続されている。
第1のケース104は、保護回路基板103と平行な基部114と、その両端から電池セル101の両側部方向にそれぞれ伸びた脚部115、116から構成されている。第2のケース105は、保護回路基板103と平行な基部117と、その両端から電池セル101の両側部方向にそれぞれ伸びた脚部118、119から構成されている。これら第1のケース104および第2のケース105は、ポリカーボネートまたはABS(Acrylonitrile butadiene styrene plastics)樹脂等の合成樹脂製であり、平面部分の厚さは0.3〜0.9mmとなっている。
第1のケース104の脚部115、116は、それらの長さが第2のケース105の脚部118、119よりも長くなっている。第1のケース104の基部114には、図示しない電子機器本体に電池パック100を収納する際の掛合用の一対の突起121、122と、電子機器本体側で突出した端子(図示せず)を保護回路基板103の対応する部位と接続させるための開口部123とが配置されている。
第1のケース104の脚部115、116の先端部分には、それぞれ受け用穴124、125が開けられている。第2のケース105の脚部118、119の先端部分には、それぞれ受け用穴124、125に1つずつ掛合するための引っ掛け爪126、127が配置されている。また、脚部118、119の先端部で引っ掛け爪126、127の両端には、断面がL字状の反転リブ128、129が形成されている。反転リブ128、129は、薄肉成形品特有の反りを防止する機能を持っている。これにより、脚部118、119が電池セル101の両側部から遠ざかる方向に反る現象の発生を阻止して、第1のケース104と第2のケース105が組み合わされた状態で、これらが電池セル101から脱落するの事態を防止している。
第1のケース104の脚部115、116の図で上部と下部は中央部よりも肉厚となっており、リブ部131、132を構成している。リブ部131、132の先端は反転リブ128、129に嵌合するようになっている。リブ部131は、導通板108を避ける形で肉厚となっている。他のリブ部132も、導通板109を避ける形で肉厚となっている。
図2は、電池セルに第1のケースと第2のケースを取り付けている状態を表わしたものである。電池パック100の電池ユニット102には、第1のケース104と第2のケース105がそれぞれ反対側から差し込まれている。第1のケース104の脚部115、116は電池パック100を構成する電池セル101の側部の長さの半分よりも十分長いので、図1に示した電極106の上は脚部116で覆われている。脚部115についても同様である。
この図2で円で囲んだ領域141が第1のケース104と第2のケース105の掛合する箇所である。これについては次に説明する。
図3は、第1のケースと第2のケースの掛合箇所を拡大して示したものである。第1のケース104側の脚部115をこの図に示していない電池ユニット102に完全に押し込んだ状態では、すでに説明したように受け用穴124は導通板(図1の導通板108参照。)を通過した位置に存在している。したがって、受け用穴124と電池セル101(図1参照)の側部との間には、導通板が存在しない分の空間が存在する。第2のケース105側の引っ掛け爪126がこの空間を通過して受け用穴124に引っ掛けられることになる。このとき、脚部115の先端の両側に露出した一対のリブ部131、131(ただし、一方のみ図示)が、対向して配置された脚部118側の反転リブ128、128の内側に嵌合することになる。図示しない他方の脚部116、119(図1参照)についても同様である。
図4は、電池パックの第1のケースと第2のケースが掛合した状態を表わしたものである。このうち同図(A)は第1のケース104の基部114側から見たものであり、同図(B)は電池パック100を同図(A)に示すA−A方向に切断した端面を表わしたものである。ただし、それぞれの部品の内部構造の詳細は省略している。
この図4(B)で円で囲んだ領域151が第1のケース104と第2のケース105の掛合する2箇所のうちの1箇所である。同図の上下に位置するそれぞれの掛合箇所は同一の構造となっている。そこで、領域151に示す構造を例にとって次に説明する。
図5は、図4(B)の要部を拡大して示したものである。第1のケース104の脚部115の先端部に設けられた受け用穴124に、第2のケース105の脚部118の先端の引っ掛け爪126が引っ掛けられている。脚部115の下には、電池セル101の突起した電極106と、その上に電気的に接続された導通板108が存在している。電池セル101は、導通板108と接する電極106がマイナスとなっており、その他の表面部分はプラスとなっている。導通板108の周囲はシート状のインシュレータ152で覆われて絶縁されている。したがって、第2のケース105の脚部118の下にはインシュレータ161が配置されているものの、脚部118の上面からインシュレータ152の上面までの距離d1は、脚部115の上面から導通板108の上面までの距離d2よりも長くなっている。
図6は、参考のために従来採用されていた電池パックの第1のケースと第2のケースが掛合した状態を表わしたものであり、図7は図6(B)の要部を拡大して示したものである。これらの図で部品等の図示の対象に変更があるものには符号に「′」(ダッシュ)を付している。
従来の電池パック100′では、第1のケース104′の脚部115′、116′が本実施例の脚部115、116よりも短く、第2のケース105の脚部118′、119′が本実施例の第2のケース105の脚部118、119よりも長い。具体的には第1のケース104′の脚部115′が第2のケース105の脚部118′とほぼ等しい。このため、これらの先端の掛合する部位は、図6(B)で円で囲んだ領域151′に示すように電池セル101の突起した電極106の上の領域となる。
図7に拡大して示した領域151′内に示されているように、導通板108′は矢印171で示す電池セル101の短手方向において電極106の全域を覆っている。この結果、脚部118′の上面から導通板108の上面までが距離d2となり、脚部115′の上面から導通板108の上面までの距離d2と等しくなる。すなわち、本実施例の図5と比較すると脚部115の厚さと脚部115′の厚さが等しい場合、脚部118′の厚さは脚部115′の厚さと等しくなる。これは、第1のケース104′の脚部115′の先端部分の厚さおよび引っ掛け爪126′のその下に配置される部分の厚さの合計が第1のケース104′の脚部115′の厚さ以下であることを意味する。
図5に示した本実施例の場合には、第1のケース104の脚部115の先端部分の厚さおよび引っ掛け爪126のその下に配置される部分の厚さの合計は、第1のケース104の脚部115の厚さよりも遙かに厚くなっている。これらの比較で了解されるように、本実施例では第1のケース104の脚部115と第2のケース105の脚部118の掛合する部位が、突起した電極106を外れることによって脚部118を従来よりも厚くすることができ、掛合を強固に行うことができる。
更に本実施例の場合には、図1にも示したように、引っ掛け爪126、127の先端が受け用穴124、125に嵌合して引っ掛かった状態になるとき、第2のケース105における断面がL字状の反転リブ128、128、129、129によって四隅を特定された空間的な凹部に、第1のケース104のリブ部131、131、132、132によって四隅を特定された空間的な凸部が嵌合する状態となる。この嵌合構造によって、薄肉成形品特有の反りを生じさせない電池ケースの保持構造が可能になる。しかも、電池パック100自体の外形および容積は従来の電池パック100′と変わらない。
図8は、電池パックの完成状態を表わしたものである。図4に示したように電池セル101に第1のケース104と第2のケース105を取り付けた後、これらの基部114、117を除いてラベル181を巻着させることで、本実施例の電池パック100が完成する。
このように本実施例の電池パック100では、外装用ケースを従来から主流であった超音波溶着または両面テープ接着の工程を用いていない。しかも、電池パック100内で従来から使用されなかったデッドスペースともいうべき空間を第1のケース104と第2のケース105の接続に利用したので、外形サイズを大型化したり、電池セル101の容量を少なくすることがない。
また、第1のケース104には、図1に示す電池セル101側の側部に配置された導通板108、109を避ける形でリブ部131、132を配置した。これにより、第1のケース104についても薄肉成形品特有の反りを防止することができる。また、実施例では第2のケース105の断面がL字状の反転リブ128、129は、引っ掛け爪126、127が受け用穴124、125に挿入されるときに第1のケース104の脚部115が電池セル101の側部から離れる方向に移動するのを阻止する。
したがって、電池パック100の小型化に伴って、第1のケース104と第2のケース105の肉厚が薄くなっても、これらのケース104掛合作業に手間取ったり、掛合後にこれが外れてしまうといったことがない。また、図8に示したラベル181を巻着することにより、第1のケース104と第2のケース105を引き離す方向の力が加わったとしても、これが阻止され、強固な保持構造の電池パック100が完成する。また、ラベル181を巻着することで、第1のケース104と第2のケース105の接続部分も外観上見えなくなり、ラベル181を剥がさない限り第1のケース104と第2のケース105の分離も不可能になる。
<発明の変形例>
図9は、本発明の変形例における電池パックの組み立て途中の状態を表わしたものである。図1と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この変形例の電池パック100Aで、脚部115A、116Aは、これらの先端部分が図1に示した導通板108、109よりも第2のケース105側に寄っている点で先の実施例と共通である。しかしながら、この変形例で受け用穴124を配置した第1のケース104Aの脚部115Aの先端部分は平坦であり、リブ部131Aが特に突出しているものではない。脚部116Aの先端部分のリブ部132A(図示せず)についても同様である。また、第2のケース105A側の脚部118Aについては、その先端部分から引っ掛け爪126のみが突出している。脚部119A側は図示されていないが同様である。
このため、本発明の変形例では第1および第2のケース104A、105Aの先端部分を受け用穴124および引っ掛け爪126等の部品で掛合させるときに脚部115A、116Aが矢印201、202方向に多少の反りが発生するおそれがある。しかしながら、これらの脚部115A、116Aが反らないように押さえながら掛合させればよく、しかも引っ掛け爪126等の第2のケース105A側の脚部118A、119Aの肉厚は実施例と同様に厚いので、構造的な問題も発生しない。
なお、実施例および図9に示した変形例では、第2のケース105、105A側に引っ掛け爪126、127を配置したが、この逆に第1のケース104、104A側に引っ掛け爪126、127を配置してもよいことは当然である。また、実施例および変形例では受け用穴124、125を肉厚の薄い脚部側に設けたが、これらは引っ掛け爪126、127を引っ掛けることのできる開口であればよく、穴である必要はないことも当然である。
また、実施例では第2のケース105の反転リブ128、128、129、129を断面がL字状としたが、第1のケース104の脚部115、116の先端部分から突出する部材の形状に合わせてコ字状等の各種の形状であってもよいことも当然である。
本発明の一実施例における電池パックを分解した状態を示す斜視図である。 本実施例で電池セルに第1のケースと第2のケースを取り付けている状態を表わした斜視図である。 本実施例で第1のケースと第2のケースの掛合箇所を拡大して示した要部斜視図である。 本実施例で電池パックの第1のケースと第2のケースが掛合した状態を表わした正面図およびA−A方向で切断した端面を表わした端面図である。 図4(B)の要部を拡大して示した断面図である。 従来採用されていた電池パックで第1のケースと第2のケースが掛合した状態を表わした正面図およびA−A方向で切断した端面を表わした端面図である。 図6(B)の要部を拡大して示した断面図である。 本実施例の電池パックの完成状態を表わした斜視図である。 本発明の変形例における電池パックの組み立て途中の状態を表わした斜視図である。
符号の説明
100 電池パック
101 電池セル
102 電池ユニット
103 保護回路基板
104、104A 第1のケース
105、105A 第2のケース
106 電極
108、109 導通板
114、117 基部
115、115A、116、116A、118、118A、119、119A 脚部
124、125 受け用穴
126、127 引っ掛け爪
128、129 反転リブ
131、132 リブ部

Claims (8)

  1. 直方体形状となっており、対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置からこれらの側面と連結される一方の側面としての第1の連結面に対して帯状の電極からなる導通板をそれらの側面に平行に配置すると共に、前記第1の連結面にこれら導通板と接続された保護回路を備えた電源供給のための電池セルと、
    この電池セルの前記直方体形状の前記第1の連結面と平行にその両側部まで配置された第1の基部と、この第1の基部のそれぞれの端部から前記対向する特定の2つの側面の前記それぞれの所定位置を越え、かつこれらの側面の終端にまで至らない位置まで伸びた一対の第1の脚部とからなり、これら第1の脚部の先端にそれぞれ開口を有していて、前記第1の基部および一対の第1の脚部によって電池セルの3つの側面を連続して取り囲むコ字状の形状をした第1のケースと、
    前記直方体形状の前記第1の連結面と対向する第2の連結面と平行にその両側部まで配置された第2の基部と、この第2の基部のそれぞれの端部から前記対向する特定の2つの側面の前記第1のケースのそれぞれの第1の脚部の終端まで伸びた一対の第2の脚部とからなり、これら第2の脚部は前記第1のケースの第1の脚部よりも前記導通板の厚さ分だけ厚く形成可能であって先端に前記開口に引っ掛ける引っ掛け爪を有しており、前記第2の基部および一対の第2の脚部によって前記電池セルの3つの側面を前記第1のケースの反対側から連続して取り囲むコ字状の形状をした第2のケース
    とを具備することを特徴とする電池パック。
  2. 直方体形状となっており、対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置からこれらの側面と連結される一方の側面としての第1の連結面に対して帯状の電極からなる導通板をそれらの側面に平行に配置すると共に、前記第1の連結面にこれら導通板と接続された保護回路を備えた電源供給のための電池セルと、
    この電池セルの前記直方体形状の前記第1の連結面と平行にその両側部まで配置された第1の基部と、この第1の基部のそれぞれの端部から前記対向する特定の2つの側面の前記それぞれの所定位置を越え、かつこれらの側面の終端にまで至らない位置まで伸びた一対の第1の脚部とからなり、これら第1の脚部の先端の前記導通板の厚さ分だけ厚く形成可能な部分に引っ掛け爪を有しており、前記第1の基部および一対の第1の脚部によって電池セルの3つの側面を連続して取り囲むコ字状の形状をした第1のケースと、
    前記直方体形状の前記第1の連結面と対向する第2の連結面と平行にその両側部まで配置された第2の基部と、この第2の基部のそれぞれの端部から前記対向する特定の2つの側面の前記第1のケースのそれぞれの第1の脚部の終端まで伸びた一対の第2の脚部とからなり、これら第2の脚部の先端に前記引っ掛け爪を引っ掛ける開口を有しており、前記第2の基部および一対の第2の脚部によって前記電池セルの3つの側面を前記第1のケースの反対側から連続して取り囲むコ字状の形状をした第2のケース
    とを具備することを特徴とする電池パック。
  3. 前記電池セルに前記第1および第2のケースを取り付け、これらの脚部の先端部分が前記開口と引っ掛け爪によって掛合した状態で、前記第1の連結面を少なくとも除く前記電池セルの他の面をそれぞれの脚部と共に被覆する被覆部材を具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電池パック。
  4. 前記第1のケースの前記第1の脚部は、前記導通板を回避する形でその両側部が肉厚となったリブが形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電池パック。
  5. 前記第1のケースと第2のケースの脚部における前記電池セルの側面から遠い側の面は、これらの脚部の先端部分が前記開口と引っ掛け爪によって掛合した状態で、同一面を形成していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電池パック。
  6. 前記第1のケースの第1の脚部の先端部分には前記電池セルの側面から遠い側の面よりも前記電池セルの側面に一段近づいた第1の面が形成されており、前記第2のケースの第2の脚部の前記引っ掛け爪が形成された先端部分の近傍で前記第1のケースの前記第1の面に対応する箇所には、この第1の面から前記電池セルの側面よりもわずかに遠い位置に第1の面に対向するように第2の面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電池パック。
  7. 前記第1のケースの第1の脚部の先端部分には前記電池セルの側面のそれぞれの側端から一段中央側に引っ込んだ第3の面が形成されており、前記第2のケースの第2の脚部の前記引っ掛け爪が形成された先端部分の近傍で前記第1のケースの前記第3の面にそれぞれ対応する箇所には、これらの第3の面から前記電池セルの側面の側部側に第3の面に対向するようにそれぞれ第4の面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電池パック。
  8. 直方体形状となっており、対向する特定の2つの側面のそれぞれの所定位置からこれらの側面と連結される一方の側面としての第1の連結面に対して帯状の電極からなる導通板をそれらの側面に平行に配置すると共に、前記第1の連結面にこれら導通板と接続された保護回路を備えた電源供給のための電池セルに対して、この電池セルの前記直方体形状の前記第1の連結面と平行にその両側部まで配置された第1の基部と、この第1の基部のそれぞれの端部から前記対向する特定の2つの側面の前記それぞれの所定位置を越え、かつこれらの側面の終端にまで至らない位置まで伸びた一対の第1の脚部とからなり、これら第1の脚部の先端にそれぞれ開口を有していて、前記第1の基部および一対の第1の脚部によって電池セルの3つの側面を連続して取り囲むコ字状の形状をした第1のケースを、前記第1の連結面に前記第1の基部が対向するようにしてそれぞれの第1の脚部を前記電池セルの側面に沿わせて装着すると共に、前記直方体形状の前記第1の連結面と対向する第2の連結面と平行にその両側部まで配置された第2の基部と、この第2の基部のそれぞれの端部から前記対向する特定の2つの側面の前記第1のケースのそれぞれの第1の脚部の終端まで伸びた一対の第2の脚部とからなり、これら第2の脚部は前記第1のケースの第1の脚部よりも前記導通板の厚さ分だけ厚く形成可能であって先端に前記開口に引っ掛ける引っ掛け爪を有しており、前記第2の基部および一対の第2の脚部によって前記電池セルの3つの側面を前記第1のケースの反対側から連続して取り囲むコ字状の形状をした第2のケースを前記電池セルの前記第1の連結面と対向する第2の連結面に前記第2の基部が対向するようにして前記第1の脚部を前記電池セルの側面に沿わせて装着する第1のステップと、
    この第1のステップで装着した前記第1の脚部の開口に前記第2の脚部の引っ掛け爪を引っ掛けることで前記第1および第2のケースのそれぞれの脚部の先端を掛合させる第2のステップと、
    この第2のステップで前記第1および第2のケースを掛合させた状態で前記第1および第2の連結面を除いてこれら第1および第2のケースの脚部を含めて前記電池セルの露出面全体をシート状部材で被覆する第3のステップ
    とを具備することを特徴とする電池パックの製造方法。
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