JP2008025376A - パワートレーンの制御装置、制御方法、制御方法を実行させるプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体。 - Google Patents
パワートレーンの制御装置、制御方法、制御方法を実行させるプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】エンジンのストールを抑制する。
【解決手段】ECUは、フューエルカットから復帰する回転数であるロックアップ時復帰回転数nrtluを設定するステップ(S102)と、自動変速機の油温に基づいて、ロックアップクラッチを解放させるためのしきい値である終了回転数ntdcedを設定するステップ(S104)と、係数αを設定するステップ(S106)と、ロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも小さいと(S108にてYES)、終了回転数ntdcedと係数αと和を、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定するステップ(S110)と、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufを、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定するステップ(S116)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図4
【解決手段】ECUは、フューエルカットから復帰する回転数であるロックアップ時復帰回転数nrtluを設定するステップ(S102)と、自動変速機の油温に基づいて、ロックアップクラッチを解放させるためのしきい値である終了回転数ntdcedを設定するステップ(S104)と、係数αを設定するステップ(S106)と、ロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも小さいと(S108にてYES)、終了回転数ntdcedと係数αと和を、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定するステップ(S110)と、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufを、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定するステップ(S116)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図4
Description
本発明は、パワートレーンの制御装置、制御方法、制御方法を実行させるプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、フューエルカットの実行中にロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態にされるパワートレーンを制御する技術に関する。
従来より、内燃機関を動力源とした車両の減速時においては、燃料の噴射を停止するフューエルカットを実行することにより燃費の改善が図られている。フューエルカットを実行することにより内燃機関の出力軸回転数が低下すると、内燃機関がストールし得る。そこで、内燃機関と変速機との間にロックアップクラッチを有するトルクコンバータを設けた車両においては、ロックアップクラッチを係合状態にしたり、半係合状態にしたりして、内燃機関の出力軸が低下することを抑制している。
したがって、フューエルカットを中止する復帰回転数は、ロックアップクラッチの制御状態に応じて定められることが望ましい。そこで、ロックアップクラッチの制御状態に応じてフューエルカットからの復帰回転数を設定する技術が提案されている。
特開2000−320374号公報(特許文献1)は、減速運転時、エンジン回転数が燃料カット回転数以上となったとき、燃料カット(フューエルカット)によってエンジンへの燃料供給を停止し、燃料カットの実行後、エンジン回転数が燃料リカバー回転数(復帰回転数)以下に低下したとき燃料カットを解除するエンジンの燃料噴射制御装置を開示する。特許文献1に記載の燃料噴射制御装置は、燃料カット回転数を、エンジンの出力軸に連設される変速駆動系の入力側と出力側とを機械的に直結可能なロックアップクラッチの制御状態に応じて可変設定する燃料カット回転数設定部と、燃料リカバー回転数を、ロックアップクラッチの制御状態に応じて可変設定する燃料リカバー回転数設定部とを含む。ロックアップクラッチがスリップ制御状態(半係合状態)である場合の燃料カット回転数及び燃料リカバー回転数が最も低く設定される。
この公報に記載の燃料噴射制御装置によれば、減速運転時、エンジンの出力軸に連設される変速駆動系の入力側と出力側とを機械的に直結可能なロックアップクラッチの制御状態に応じて燃料カット回転数を可変設定し、エンジン回転数が燃料カット回転数以上となったとき、燃料カットによってエンジンへの燃料供給を停止するので、適切な頻度の燃料カットによる燃費低減とエンジンストールの回避によるエンジン回転の安定した収束性とを実現することができる。また、燃料カット回転数に加えて燃料リカバー回転数もロックアップクラッチの制御状態に応じて可変設定し、ロックアップクラッチの制御状態に応じた燃料リカバー回転数で燃料カットを解除するので、エンジンストールを防止しつつ、燃料カット領域の最適化及び拡大を促進することができる。
特開2000−320374号公報
ところで、フューエルカットの実行中にロックアップクラッチを係合状態もしくは半係合状態にしている場合において、車両が急減速した場合、内燃機関の出力軸回転数が引き下げられて内燃機関がストールし得る。このようなストールを抑制するために、車速が低くなると、ロックアップクラッチが解放される。このとき、ストールを抑制するためには、ロックアップクラッチが解放される際にフューエルカットが中止されていることが望ましい。しかしながら、特開2000−320374号公報に記載の燃料噴射制御装置においては、フューエルカットからの復帰回転数を、ロックアップクラッチの制御状態に応じて設定しているにすぎない。したがって、ロックアップクラッチが係合状態もしくは半係合状態である場合に車両が急減速した場合、車速が低下することによりロックアップクラッチが解放された後、内燃機関の出力軸回転数が復帰回転数まで低下して、フューエルカットが中止される場合があり得る。このような場合、フューエルカットを中止しても内燃機関の出力軸回転数が上昇しきれずに、内燃機関がストールする場合があり得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、内燃機関のストールを抑制することができるパワートレーンの制御装置、制御方法、制御方法を実行させるプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体を提供することである。
第1の発明に係るパワートレーンの制御装置は、内燃機関と変速機とを連結可能なロックアップクラッチを有するパワートレーンを制御する。この制御装置は、車両の減速中にフューエルカットを実行するように内燃機関を制御するための手段と、フューエルカットの実行中にロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態になるようにロックアップクラッチを制御するための手段と、内燃機関の出力軸回転数が予め定められた復帰回転数以下である場合にフューエルカットを中止するように内燃機関を制御するための手段と、予め定められた条件が満たされた場合にロックアップクラッチが解放状態になるようにロックアップクラッチを制御するための手段と、パワートレーンの状態に応じて条件を設定するための第1の設定手段と、条件に基づいて、復帰回転数を設定するための第2の設定手段とを含む。
第1の発明によると、車両の減速中にフューエルカットが実行するように内燃機関が制御される。フューエルカットの実行中には、ロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態になるように制御される。フューエルカットは、内燃機関の出力軸回転数が予め定められた復帰回転数以下である場合に中止される。ロックアップクラッチは、予め定められた条件が満たされた場合に解放状態になるように制御される。ロックアップクラッチを解放状態にするために満たすべき条件は、パワートレーンの状態に応じて設定される。この条件に基づいて、フューエルカットを中止する復帰回転数が設定される。これにより、たとえば、ロックアップクラッチを解放状態にする前にフューエルカットを中止するような復帰回転数を設定することができる。そのため、ロックアップクラッチを解放する際には、フューエルカットを中止させておくことができる。その結果、内燃機関のストールを抑制することができるパワートレーンの制御装置を提供することができる。
第2の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第1の発明の構成に加え、第2の設定手段は、条件が変化した場合、復帰回転数を再設定するための手段を含む。
第2の発明によると、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件が変化した場合、復帰回転数が再設定される。これにより、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件に対応して、復帰回転数を更新することができる。
第3の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第1または2の発明の構成に加え、第1の設定手段は、変速機の油温に応じて条件を設定するための手段を含む。
第3の発明によると、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件は、変速機の油温に応じて設定される。これにより、変速機に供給される油の粘度に応じた条件を設定することができる。そのため、粘度が低い場合は高い場合に比べて早めにロックアップクラッチを解放状態にするように、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件を設定することができる。その結果、ロックアップクラッチの解放遅れを抑制し、内燃機関のストールを抑制することができる。
第4の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第3の発明の構成に加え、ロックアップクラッチは、トルクコンバータ内に設けられる。条件は、予め定められたしきい値よりもトルクコンバータのタービン回転数が低いという条件である。第1の設定手段は、変速機の油温が低いほどより高くなるようにしきい値を設定することにより、条件を設定するための手段を含む。第2の設定手段は、しきい値よりも高い値を復帰回転数に設定するための手段を含む。
第4の発明によると、しきい値よりも車速が低いと、ロックアップクラッチが解放される。これにより、内燃機関の出力軸回転数が引き下げられて、内燃機関がストールすることを抑制することができる。しきい値は、変速機の油温が低いほどより高くなるように設定される。これにより、変速機に供給される油の粘度が高く、ロックアップクラッチの動作が鈍い場合には、早期にロックアップクラッチを解放することができる。そのため、動作遅れにより解放されるタイミングが遅れることを抑制することができる。復帰回転数には、しきい値よりも高い値が設定される。これにより、ロックアップクラッチを解放する際には、フューエルカットを中止させておくことができる。そのため、内燃機関のストールを抑制することができる。
第5の発明に係るパワートレーンの制御方法は、内燃機関と変速機とを連結可能なロックアップクラッチを有するパワートレーンを制御する方法である。この制御方法は、車両の減速中にフューエルカットを実行するように内燃機関を制御するステップと、フューエルカットの実行中にロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態になるようにロックアップクラッチを制御するステップと、内燃機関の出力軸回転数が予め定められた復帰回転数以下である場合にフューエルカットを中止するように内燃機関を制御するステップと、予め定められた条件が満たされた場合にロックアップクラッチが解放状態になるようにロックアップクラッチを制御するステップと、パワートレーンの状態に応じて条件を設定するステップと、条件に基づいて、復帰回転数を設定するステップとを含む。
第5の発明によると、車両の減速中にフューエルカットが実行するように内燃機関が制御される。フューエルカットの実行中には、ロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態になるように制御される。フューエルカットは、内燃機関の出力軸回転数が予め定められた復帰回転数以下である場合に中止される。ロックアップクラッチは、予め定められた条件が満たされた場合に解放状態になるように制御される。ロックアップクラッチを解放状態にするために満たすべき条件は、パワートレーンの状態に応じて設定される。この条件に基づいて、フューエルカットを中止する復帰回転数が設定される。これにより、たとえば、ロックアップクラッチを解放状態にする前にフューエルカットを中止するような復帰回転数を設定することができる。そのため、ロックアップクラッチを解放する際には、フューエルカットを中止させておくことができる。その結果、内燃機関のストールを抑制することができるパワートレーンの制御方法を提供することができる。
第6の発明に係るパワートレーンの制御方法においては、第5の発明の構成に加え、復帰回転数を設定するステップは、条件が変化した場合、復帰回転数を再設定するステップを含む。
第6の発明によると、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件が変化した場合、復帰回転数が再設定される。これにより、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件に対応して、復帰回転数を更新することができる。
第7の発明に係るパワートレーンの制御方法においては、第5または6の発明の構成に加え、条件を設定するステップは、変速機の油温に応じて条件を設定するステップを含む。
第7の発明によると、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件は、変速機の油温に応じて設定される。これにより、変速機に供給される油の粘度に応じた条件を設定することができる。そのため、粘度が低い場合は高い場合に比べて早めにロックアップクラッチを解放状態にするように、ロックアップクラッチを解放状態にするための条件を設定することができる。その結果、ロックアップクラッチの解放遅れを抑制し、内燃機関のストールを抑制することができる。
第8の発明に係るパワートレーンの制御方法においては、第7の発明の構成に加え、ロックアップクラッチは、トルクコンバータ内に設けられる。条件は、予め定められたしきい値よりもトルクコンバータのタービン回転数が低いという条件である。条件を設定するステップは、変速機の油温が低いほどより高くなるようにしきい値を設定することにより、条件を設定するステップを含む。復帰回転数を設定するステップは、しきい値よりも高い値を復帰回転数に設定するステップを含む。
第8の発明によると、しきい値よりも車速が低いと、ロックアップクラッチが解放される。これにより、内燃機関の出力軸回転数が引き下げられて、内燃機関がストールすることを抑制することができる。しきい値は、変速機の油温が低いほどより高くなるように設定される。これにより、変速機に供給される油の粘度が高く、ロックアップクラッチの動作が鈍い場合には、早期にロックアップクラッチを解放することができる。そのため、動作遅れにより解放されるタイミングが遅れることを抑制することができる。復帰回転数には、しきい値よりも高い値が設定される。これにより、ロックアップクラッチを解放する際には、フューエルカットを中止させておくことができる。そのため、内燃機関のストールを抑制することができる。
第9の発明に係るプログラムは、第5〜8のいずれかの発明の制御方法をパワートレーンの制御手段に実行させるためのプログラムである。
第9の発明によると、内燃機関のストールを抑制することができるパワートレーンの制御方法をパワートレーンの制御手段に実行させることができるプログラムを提供することができる。
第10の発明に係る記録媒体は、第9の発明のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
第10の発明によると、内燃機関のストールを抑制することができるパワートレーンの制御方法をパワートレーンの制御手段に実行させることができるプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る制御装置は、たとえば、図1に示すECU(Electronic Control Unit)1000のROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムにより実現される。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、自動変速機300と、ECU1000とから構成される。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサ400により検出されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
エンジン100の出力軸には、エアーコンディショナのコンプレッサやオルタネータ、オイルポンプなどの補機102がベルトなどを介して連結される。補機102は、エンジン100により駆動される。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプインペラ220と、出力軸側のタービンランナ230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。
トルクコンバータ200と自動変速機300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ410により検出される。自動変速機300の出力軸回転数NOUTは、出力軸回転数センサ420により検出される。
自動変速機300は、プラネタリギヤユニットからなる有段式の変速機であってもよく、無段階に変速比を変更するCVT(Continuously Variable Transmission)であってもよい。
これらのパワートレーンを制御するECU1000には、エンジン回転数センサ400からエンジン回転数NEを表わす信号が、タービン回転数センサ410からタービン回転数NTを表わす信号が、出力軸回転数センサ420から出力軸回転数NOUTを表わす信号が、水温センサ430からエンジン100の冷却水の温度(以下、水温とも記載する)を表す信号が、アクセル開度センサ440からアクセルペダル1200の開度を表す信号が、油温センサ450から自動変速機のATF(Automatic Transmission Fluid)の温度(以下、油温とも記載する)を表す信号が入力される。
ECU1000は、出力軸回転数NOUTに基づいて、車速を検出する。ECU1000は、これらの信号に基づいて、エンジン100、ロックアップクラッチ210、および自動変速機300等を制御する。
本実施の形態において、ECU1000は、エンジン100を制御するエンジンECU2000および自動変速機300を制御するECT(Electronic Controlled automatic Transmission)_ECU3000から構成される。エンジンECU2000とECT_ECU3000とは、信号を互いに送受信可能であるように設けられる。
図2を参照して、ロックアップクラッチ210の状態を制御するためにトルクコンバータ200に供給される油圧を調圧する油圧回路500について説明する。なお、図2には、油圧回路500のうち、本発明に関連する一部のみを示す。
油圧回路500は、オイルポンプ510と、プライマリレギュレータバルブ520と、セカンダリレギュレータバルブ530と、ソレノイドモジュレータバルブ540と、ロックアップコントロールバルブ550とを含む。
オイルポンプ510は、エンジン100のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ510が駆動してオイルパン512内に貯えられたATFを吸い込み、油圧を発生する。オイルポンプ510で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ520により調整され、ライン圧が生成される。
セカンダリレギュレータバルブ530には、プライマリレギュレータバルブ520から流出(排出)した余分な作動油が流入する。セカンダリレギュレータバルブ530により、セカンダリ圧が生成される。
ソレノイドモジュレータバルブ540は、ライン圧を元圧として、ソレノイドモジュレータ圧を生成する。ソレノイドモジュレータ圧は、デューティーソレノイド560に供給される。
ロックアップコントロールバルブ550は、セカンダリ圧の供給先を、トルクコンバータ200の係合側油室(ポンプインペラ220側)と解放側油室(ロックアップクラッチ210とコンバータカバー260とで区画される空間)との間で選択的に切替える。
ロックアップコントロールバルブ550は、デューティーソレノイド560から供給される油圧をパイロット圧として作動する。デューティーソレノイド560からロックアップコントロールバルブ550に対して油圧が供給されていない場合、ロックアップコントロールバルブ550のスプールは、図2において(1)に示す状態(左側の状態)になる。
この場合、セカンダリ圧が、トルクコンバータ200の解放側油室に供給され、トルクコンバータ200係合側油室の油圧がオイルクーラ(図示せず)に供給される。そのため、ロックアップクラッチ210がコンバータカバー260から引き離され、ロックアップクラッチ210が解放状態になる。
デューティーソレノイド560からロックアップコントロールバルブ550に対して油圧が供給されている場合、ロックアップコントロールバルブ550のスプールは、図2において(2)に示す状態(右側の状態)になる。
この場合、セカンダリ圧が、トルクコンバータ200の係合側油室に供給され、トルクコンバータ200の解放側油室から油圧がドレンされる。そのため、ロックアップクラッチ210がコンバータカバー260側に押し付けられ、ロックアップクラッチ210が係合状態になる。
ロックアップクラッチ210の係合力(ロックアップクラッチ210を係合させるために作用する力)は、トルクコンバータ200の係合側油室の油圧と解放側油室の油圧との差圧に応じた値になる。
トルクコンバータ200の係合側油室の油圧と解放側油室の油圧との差圧は、デューティーソレノイド560からロックアップコントロールバルブ550に供給される油圧に応じた値になる。
デューティーソレノイド560は、ECU1000から送信される指示デューティ値に応じた圧力を出力する。指示デューティ値は、トルクコンバータ200の係合側油室の油圧と解放側油室の油圧との差圧が、ECU1000において設定される油圧指令値に一致するように出力される。
図3を参照して、エンジンECU2000およびECT_ECU3000の機能について説明する。なお、以下に説明するエンジンECU2000およびECT_ECU3000の機能は、ソフトウエアにより実現するようにしてもよく、ハードウエアにより実現するようにしてもよい。
エンジンECU2000は、フューエルカット実行部2002と、フューエルカット中止部2004と、復帰回転数設定部2006とを含む。フューエルカット実行部2002は、車速が予め定められた車速以上であり、アクセル開度(アクセルペダル1200の開度)が「0」であるという条件を含むフューエルカット実行条件が満たされた場合、車両の減速時においてインジェクタ(図示せず)からの燃料噴射を停止するフューエルカットを実行するようにエンジン100を制御する。
フューエルカット中止部2004は、エンジン回転数NEが復帰回転数nrt以下まで低下した場合に、フューエルカットを中止するようにエンジン100を制御する。復帰回転数設定部2006は、復帰回転数nrtを設定する。復帰回転数nrtを設定する方法については後述する。
ECT_ECU3000は、フレックスロックアップ実行部3002と、フレックスロックアップ終了部3004と、終了回転数設定部3006とを含む。フレックスロックアップ実行部3002は、車両の減速時にフューエルカットが実行された場合において、ロックアップクラッチ210を半係合状態にしてスリップさせるフレックスロックアップ(スリップ制御ともいう)を実行するようにロックアップクラッチ210を制御する。なお、ロックアップクラッチ210を係合状態にするようにしてもよい。
フレックスロックアップ実行部3002は、水温、油温、車速、ギヤ比、タービン回転数などに関する条件を満たした場合に、フレックスロックアップを実行する。なお、フレックスロックアップを実行するために満たすべき条件は、周知の一般的な条件を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰り返さない。
フレックスロックアップ終了部3004は、フューエルカットが中止されてから予め定められた時間が経過した場合、およびタービン回転数NTが終了回転数ntdced以下に低下した場合に、ロックアップクラッチ210が解放状態になるように、すなわちフレックスロックアップを終了するようにロックアップクラッチ210を制御する。終了回転数設定部3006は、自動変速機300の油温に応じて終了回転数ntdcedを設定する。終了回転数ntdcedは、油温をパラメータとしたマップなどに基づいて設定される。
なお、油温の代わりにもしくは加えて、補機102によりエンジン100に作用する負荷や、車両の減速度に応じて終了回転数ntdcedを設定するようにしてもよい。終了回転数ntdcedが、ロックアップクラッチ210を解放状態にするためのしきい値である。
図4を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU1000が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは予め定められた周期で繰返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU1000は、フレックスロックアップを実行していない場合における復帰回転数であるベース復帰回転数nrtbを設定する。ベース復帰回転数nrtbは、水温や補機102の動作状態をパラメータとして、図5において実線および破線で示すような値になるように設定される。
図4に戻って、S102にて、ECU1000は、フレックスロックアップを実行している場合における復帰回転数であるロックアップ時復帰回転数nrtluを設定する。ロックアップ時復帰回転数nrtluは、ISC(Idle Speed Control)によるアイドル時の吸入空気量の補正量や補機102の動作状態をパラメータとして、図6において実線および破線で示すような値になるように設定される。
図4に戻って、S104にて、ECU1000は、油温センサ450を用いて検出された油温に基づいて、終了回転数ntdcedを設定する。終了回転数ntdcedは油温が低いほど高くなるように設定される。図7に示すように、暖機後の油温であれば、終了回転数ntdcedはロックアップ時復帰回転数nrtluよりも低い値になるように設定される。一方、油温が低いと、終了回転数ntdcedは、ロックアップ時復帰回転数nrtluよりも高い値に設定される場合がある。
図4に戻って、S106にて、ECU1000は、終了回転数ntdcedに基づいて、係数α(α>0)を設定する。係数αは、終了回転数ntdcedをパラメータとしたマップにより設定される。係数αは、図8に示すように、終了回転数ntdcedが高いほど、大きな値になるように設定される。
図4に戻って、S108にて、ECU1000は、ロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも小さいか否かを判別する。ロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも小さいと(S108にてYES)、処理はS110に移される。もしそうでないと(S108にてNO)、処理はS112に移される。
S110にて、ECU1000は、終了回転数ntdcedと係数αと和を、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定する。S112にて、ECU1000は、ロックアップ時復帰回転数nrtluを、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定する。
S114にて、ECU1000は、フレックスロックアップの実行中であるか否かを判別する。フレックスロックアップを実行中であると(S114にてYES)、処理はS116に移される。もしそうでないと(S114にてNO)、処理はS118に移される。
S116にて、ECU1000は、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufを、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定する。その後、この処理は終了する。S118にて、ECU1000は、ベース復帰回転数nrtbを、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定する。その後、この処理は終了する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるECU1000の動作について説明する。
車両の走行中において、フレックスロックアップを実行していない場合における復帰回転数であるベース復帰回転数nrtbが設定される(S100)。また、フレックスロックアップを実行している場合における復帰回転数であるロックアップ時復帰回転数nrtluが設定される(S102)。
また、自動変速機300の油温に基づいて、ロックアップクラッチ210を解放させるためのしきい値である終了回転数ntdcedが設定される(S104)。この終了回転数ntdcedに基づいて、係数αが設定される(S106)。
ここで、ロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも大きい(S108にてNO)と想定する。この場合、ロックアップ時復帰回転数nrtluがロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定される(S112)。フレックスロックアップを実行中であると(S114にてYES)、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufが、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定される(S116)。
この状態では、図9に示すように、車両が緩やかに減速していれば、時間T(1)においてエンジン回転数NEが復帰回転数以下になると、フューエルカットが中止される。フューエルカットの中止から予め定められた時間ΔTが経過すると、時間T(2)において、ロックアップクラッチ210が解放される。
また、図10に示すように、車両が急減速していれば、時間T(3)においてエンジン回転数NEが復帰回転数まで低下すると、フューエルカットが中止される。フューエルカットの中止から予め定められた時間ΔTが経過する前に、時間T(4)においてタービン回転数NTが終了回転数ntdced以下になると、ロックアップクラッチ210が解放される。これにより、ロックアップクラッチ210を解放する際には、フューエルカットを中止しておくことができる。
ところが、油温が低いために、終了回転数ntdcedが高く設定される状態では、フューエルカットの中止よりもロックアップクラッチ210の解放が先に行なわれるようになり得る。この場合、エンジン100がストールし得る。
そこで、ロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも小さいと(S108にてYES)、終了回転数ntdcedと係数αと和が、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定される(S110)。
フレックスロックアップを実行中であると(S114にてYES)、このロックアップ時最終復帰回転数nrtlufを、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定される(S116)。
これにより、フレックスロックアップを実行中である場合には、図11に示すように、フューエルカットからの復帰回転数を終了回転数ntdcedよりも高くすることができる。そのため、ロックアップクラッチ210を解放する際には、前もってフューエルカットを中止しておくことができる。その結果、エンジン100のストールを抑制することができる。
これらの処理は予め定められた周期で繰返し実行される。そのため、油温が変化して、終了回転数ntdcedが変化すれば、ロックアップ時最終復帰回転数nrtlufが再設定される。これにより、終了回転数ntdcedの変化に応じて、復帰回転数nrtを変化させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECUによれば、自動変速機の油温に基づいて、ロックアップクラッチを解放させるための終了回転数ntdcedが設定される。この終了回転数ntdcedに基づいて、係数αが設定される。フレックスロックアップの実行時に用いられるロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも大きいと、ロックアップ時復帰回転数nrtluがロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定される。フレックスロックアップの実行時に用いられるロックアップ時復帰回転数nrtluが終了回転数ntdcedと係数αとの和よりも小さいと、終了回転数ntdcedと係数αとの和がロックアップ時最終復帰回転数nrtlufに設定される。フレックスロックアップを実行中であると、このロックアップ時最終復帰回転数nrtlufが、フューエルカットを中止するしきい値として用いられる復帰回転数nrtに設定される。これにより、フレックスロックアップを実行中である場合には、フューエルカットからの復帰回転数nrtを、ロックアップクラッチを解放させる終了回転数ntdcedよりも高くすることができる。そのため、ロックアップクラッチを解放する際には、前もってフューエルカットを中止しておくことができる。その結果、エンジンのストールを抑制することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エンジン、102 補機、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプインペラ、230 タービンランナ、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、260 コンバータカバー、300 自動変速機、400 エンジン回転数センサ、410 タービン回転数センサ、420 出力軸回転数センサ、430 水温センサ、440 アクセル開度センサ、450 油温センサ、500 油圧回路、510 オイルポンプ、512 オイルパン、520 プライマリレギュレータバルブ、530 セカンダリレギュレータバルブ、540 ソレノイドモジュレータバルブ、550 ロックアップコントロールバルブ、560 デューティーソレノイド、1000 ECU、1200 アクセルペダル、2000 エンジンECU、2002 フューエルカット実行部、2004 フューエルカット中止部、2006 復帰回転数設定部、3000 ECT_ECU、3002 フレックスロックアップ実行部、3004 フレックスロックアップ終了部、3006 終了回転数設定部。
Claims (10)
- 内燃機関と変速機とを連結可能なロックアップクラッチを有するパワートレーンの制御装置であって、
車両の減速中にフューエルカットを実行するように前記内燃機関を制御するための手段と、
前記フューエルカットの実行中に前記ロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態になるように前記ロックアップクラッチを制御するための手段と、
前記内燃機関の出力軸回転数が予め定められた復帰回転数以下である場合に前記フューエルカットを中止するように前記内燃機関を制御するための手段と、
予め定められた条件が満たされた場合に前記ロックアップクラッチが解放状態になるように前記ロックアップクラッチを制御するための手段と、
前記パワートレーンの状態に応じて前記条件を設定するための第1の設定手段と、
前記条件に基づいて、前記復帰回転数を設定するための第2の設定手段とを含む、パワートレーンの制御装置。 - 前記第2の設定手段は、前記条件が変化した場合、前記復帰回転数を再設定するための手段を含む、請求項1に記載のパワートレーンの制御装置。
- 前記第1の設定手段は、前記変速機の油温に応じて前記条件を設定するための手段を含む、請求項1または2に記載のパワートレーンの制御装置。
- 前記ロックアップクラッチは、トルクコンバータ内に設けられ、
前記条件は、予め定められたしきい値よりも前記トルクコンバータのタービン回転数が低いという条件であり、
前記第1の設定手段は、前記変速機の油温が低いほどより高くなるように前記しきい値を設定することにより、前記条件を設定するための手段を含み、
前記第2の設定手段は、前記しきい値よりも高い値を前記復帰回転数に設定するための手段を含む、請求項3に記載のパワートレーンの制御装置。 - 内燃機関と変速機とを連結可能なロックアップクラッチを有するパワートレーンの制御方法であって、
車両の減速中にフューエルカットを実行するように前記内燃機関を制御するステップと、
前記フューエルカットの実行中に前記ロックアップクラッチが係合状態および半係合状態のうちの少なくともいずれか一方の状態になるように前記ロックアップクラッチを制御するステップと、
前記内燃機関の出力軸回転数が予め定められた復帰回転数以下である場合に前記フューエルカットを中止するように前記内燃機関を制御するステップと、
予め定められた条件が満たされた場合に前記ロックアップクラッチが解放状態になるように前記ロックアップクラッチを制御するステップと、
前記パワートレーンの状態に応じて前記条件を設定するステップと、
前記条件に基づいて、前記復帰回転数を設定するステップとを含む、パワートレーンの制御方法。 - 前記復帰回転数を設定するステップは、前記条件が変化した場合、前記復帰回転数を再設定するステップを含む、請求項5に記載のパワートレーンの制御方法。
- 前記条件を設定するステップは、前記変速機の油温に応じて前記条件を設定するステップを含む、請求項5または6に記載のパワートレーンの制御方法。
- 前記ロックアップクラッチは、トルクコンバータ内に設けられ、
前記条件は、予め定められたしきい値よりも前記トルクコンバータのタービン回転数が低いという条件であり、
前記条件を設定するステップは、前記変速機の油温が低いほどより高くなるように前記しきい値を設定することにより、前記条件を設定するステップを含み、
前記復帰回転数を設定するステップは、前記しきい値よりも高い値を前記復帰回転数に設定するステップを含む、請求項7に記載のパワートレーンの制御方法。 - 請求項5〜8のいずれかに記載の制御方法を前記パワートレーンの制御手段に実行させるためのプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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