JP2008021126A - 画像拡大縮小装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】補間処理によって画像の拡大/縮小を行った場合に、拡大/縮小画像が原画像に対して斜め内側方向にシフトされることによって原画像の周辺部が失われてしまうという不都合を防止できるようにする。
【解決手段】原画像の有効画素の外側にkクロック分の仮想画素を付加した範囲を処理範囲として、当該処理範囲内の互いに隣接する2×2画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出し、算出した代表値に対して補間演算を行うことによって、所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を求めることにより、代表値により構成される画像の有効範囲22が原画像の有効範囲21より外側に広くシフトされるようにし、このように有効範囲が外側にシフトされた代表値に対して補間演算を行うことで、補間値により構成される画像の有効範囲が内側にシフトしても、その結果が原画像の有効範囲と同じものとなるようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】原画像の有効画素の外側にkクロック分の仮想画素を付加した範囲を処理範囲として、当該処理範囲内の互いに隣接する2×2画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出し、算出した代表値に対して補間演算を行うことによって、所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を求めることにより、代表値により構成される画像の有効範囲22が原画像の有効範囲21より外側に広くシフトされるようにし、このように有効範囲が外側にシフトされた代表値に対して補間演算を行うことで、補間値により構成される画像の有効範囲が内側にシフトしても、その結果が原画像の有効範囲と同じものとなるようにする。
【選択図】 図2
Description
本発明は画像拡大縮小装置に関し、特に、デジタル画像の拡大および縮小を行う装置に用いて好適なものである。
従来、画像の拡大あるいは縮小を簡単な処理によって行う方法として、所定間隔で同じ画素を繰り返したり間引いたりする手法が知られている。例えば、X方向およびY方向のそれぞれについて、5画素毎にこの5画素目と同じ画素値を有する画素を挿入することにより、簡易的に1.2倍の拡大画像を得ることができる。反対に、5画素毎に1画素を削除することにより、簡易的に0.8倍の縮小画像を得ることができる。
しかし、このように一定間隔で画素を挿入したり、間引いたりした場合には、拡大後あるいは縮小後の画像が歪むという欠点がある。そのため、画像の拡大や縮小を高精度に行う場合には、このような欠点のない補間処理を用いた手法が汎用されている(例えば、特許文献1参照)。その中には、リサンプリング処理と補間処理との組み合わせから成る画像の拡大縮小方式も存在する(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−353473号公報
特開平9−259265号公報
上記特許文献2に記載の技術では、例えば画像をs倍に拡大(または縮小)する処理の場合、まずは原画像の画素間隔に対して1/s倍の間隔でリサンプリングを行う。これにより、リサンプル点の数は原画像の画素数に比して、縦横ともにs倍となる。次に、リサンプル点の近傍にある原画像の画素値を用いて、リサンプル点の画素値を補間演算により求める。そして、求めたリサンプル点の画素値を原画像と同じ元の画素間隔で描くことにより、拡大/縮小画像を得る。
また、原画像における複数の画素データの平均値を算出し、算出された平均値に補間演算を施すことによって原画像の拡大/縮小画像を得るようにした技術も提案されている(例えば、特許文献3,4参照)。
特開2002−152501号公報
特開2001−13947号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4を含む従来の技術では、補間処理によって生成される拡大/縮小画像の有効範囲は、原画像の有効範囲に対して斜め内側方向に所定量だけシフトされたものとなる。例えば、図10に示すように、2×2のマトリクス(画素ブロック)から1つの補間画素を求める場合、●印で示す補間画素は、○印で示す原画素の位置に対して縦0.5クロック(1画素の間隔が1クロックに相当)×横0.5クロック分だけシフトされた位置に生成される。これにより、原画像の周辺部が失われてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、補間処理によって画像の拡大/縮小を行った場合に、拡大/縮小画像が原画像に対して斜め内側方向にシフトされることによって原画像の周辺部が失われてしまうという不都合を防止できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、原画像の有効画素の外側にkクロック分の仮想画素を付加した範囲を処理範囲として、当該処理範囲内の互いに隣接するm×n画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出し、算出した代表値に対して補間演算を行うことによって、所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を求めるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、原画像の有効画素の外側にkクロック分の仮想画素を付加した上で、互いに隣接するm×n画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出することにより、代表値により構成される画像の有効範囲は、原画像の有効範囲より外側に所定量だけ広くシフトされる。このように有効範囲が外側にシフトされた代表値に対して補間演算を行うと、補間画素により構成される画像の有効範囲は内側にシフトするが、その結果は、原画像の有効範囲と同じものとなる。これにより、補間処理によって画像の拡大/縮小を行った場合でも、原画像の周辺部が失われてしまうという不都合を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による画像拡大縮小装置の構成例を示す図である。図2は、本実施形態の画像拡大縮小装置により処理される画像の有効範囲を示す図である。図3は、本実施形態による画像拡大縮小装置の動作原理を説明するための図である。
図1において、1は代表値算出部であり、原画像の有効画素の外側にkクロック分(kは1以上の整数)の仮想画素を付加した範囲を処理範囲として、当該処理範囲内の互いに隣接するm×n画素(m,nは2以上の整数)からなる画素ブロック毎に代表値を算出する。2は補間処理部であり、代表値算出部1により算出された代表値に対して補間演算を行うことによって、所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を求める。
図2および図3は、画像の拡大/縮小処理を行う最小画素ブロック(以下、ユニットマトリクスと呼ぶ)として、2×2画素から成る画素ブロックを設定し、原画像を1倍する処理の例を示している。ここでは、ユニットマトリクスを構成する4つの画素値に対して補間演算を行うことによって、1倍という倍率に応じた補間位置、すなわち、ユニットマトリクスの中央に1つの補間画素値を設定する例を示している。
図2において、○印は原画像の有効画素(原画素)であり、実線の矩形21は原画像の有効範囲を示している。ここに示すように、原画像は、2次元空間上に等間隔に配置された複数の画素によって構成されている。また、■印は原画像の外側に付加したkクロック分(図2の例ではk=1)の仮想画素である。この仮想画素を含む画像の範囲が、代表値算出部1による演算の処理範囲である。仮想画素の値は、例えばゼロとする。
また、△印は代表値の画素(代表画素)であり、点線の矩形22は代表画素によって構成される画像の有効範囲を示している。なお、図2では代表画素の一部のみを図示している。この代表画素による画像の有効範囲22が、補間処理部2による補間演算の対象範囲である。また、△印で示す代表画素の画素値が、補間処理部2による補間演算の対象である。
図3に示すように、ユニットマトリクスが2×2画素から成る画素ブロックである場合、原画像の外側に付加する仮想画素は、原画像の周囲に1クロック分である。また、代表値を算出する際に設定する画素ブロックの大きさも、2×2画素となる(m=n=2)。代表値算出部1は、2×2画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出し、算出した代表値を画素ブロックの中央に配置する(点線の矢印)。代表値を求める演算としては、例えば、画素ブロックを構成する4つの画素値を平均化する演算を用いることが可能である。
補間処理部2は、代表値算出部1により求められた代表画素を対象としてユニットマトリクスを設定し、ユニットマトリクスを構成する2×2画素の代表値に対して補間演算を行うことによって、1倍という倍率に応じた補間位置(ユニットマトリクスの中央)における各画素の画素値を求める(実線の矢印)。この図3から明らかなように、原画素の位置と補間画素の位置は一致している。
なお、ここではユニットマトリクスとして、2×2画素から成る画素ブロックを設定する例について説明したが、これに限定されない。例えば、4×4画素から成る画素ブロックをユニットマトリクスとしても良い。図4および図5は、ユニットマトリクスの大きさを4×4画素として原画像を1倍する処理の例を示す図である。
図4において、○印は原画像の有効画素(原画素)であり、実線の矩形41は原画像の有効範囲を示している。また、■印は原画像の外側に付加したkクロック分(図4の例ではk=2)の仮想画素である。また、△印は代表値の画素(代表画素)であり、点線の矩形42は代表画素によって構成される画像の有効範囲を示している。なお、図4では代表画素の一部のみを図示している。
図4および図5に示すように、ユニットマトリクスが4×4画素から成る画素ブロックである場合、原画像の外側に付加する仮想画素は、原画像の周囲に2クロック分である。また、代表値を算出する際に設定する画素ブロックの大きさは、2×2画素である。代表値算出部1は、2×2画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出し、算出した代表値を画素ブロックの中央に配置する。
補間処理部2は、代表値算出部1により求められた代表画素を対象としてユニットマトリクスを設定し、ユニットマトリクスを構成する4×4画素の代表値に対して補間演算を行うことによって、1倍という倍率に応じた補間位置(ユニットマトリクスの中央)における各画素の画素値を求める。この図4および図5から明らかなように、原画素の位置と補間画素の位置は一致している。
なお、以上では説明を分かりやすくするために、原画像を1倍する例について説明したが、s倍する場合には、補間処理部2による補間演算は、例えば以下のようにして行う。図6〜図8は、4×4画素の画素ブロックをユニットマトリクスとした場合の補間演算の例を説明するための図である。
図6は、ユニットマトリクスとその中央に設定するデータ生成エリアについて説明するための図である。図6において、四角で示したa〜pの縦4個×横4個の代表画素(図5では△印で示すものに相当する)がユニットマトリクスの構成画素である。水平方向の隣接画素のクロック間隔はck0であり、垂直方向の隣接画素のクロック間隔は1水平クロックである。データ生成エリアは、ユニットマトリクスの中央部における正方形エリア(4つの互いに隣接する画素f,g,j,kで囲まれるエリア)であり、補間データはこのデータ生成エリア内で生成する。
補間データの生成方法は、以下の通りである。すなわち、画像の拡大/縮小率sに応じてデータ生成エリア内に補間位置を設定し、その設定した補間位置と16個の画素a〜pの位置との空間距離をそれぞれ算出する。そして、その空間距離に応じた係数値を所定の補間関数から求める。さらに、各画素a〜pの画素値と、画素a〜p毎に求めた係数値とをそれぞれ乗算して、それらの乗算結果を全て加算することにより、補間データを生成する。
ここで、補間位置について説明する。図7は、補間位置について説明するための図である。図7において、●印は代表値算出部1により求められた代表画素を示し、×印は画像を水平方向にsH倍、垂直方向にsV倍した場合(sH,sVは任意の正数である。図7はsH≠sV,1<sH<2,1<sV<2の例)の補間画像の画素を示す。また、4つの代表画素で囲まれる点線の矩形領域の1つ1つがデータ生成エリアを示している。
水平方向に画像をsH倍するということは、水平方向の画素間隔に対して1/sH倍の間隔で補間位置を設定し、その補間位置の画素値を補間演算により求めて、求めた補間位置の画素値を原画像と同じ元の画素間隔で描くことに相当する。1/sH倍の間隔で設定した補間位置の補間データを求めるというのは、言い換えると、基準クロックck0に対してsH倍周波数のクロックck1(=sH・ck0)の間隔でリサンプリングし、そのリサンプル点の補間データを求めることに相当する。
この場合、データ生成エリア内でのリサンプル点の水平方向の位置は、図7に示すように1クロックck1毎に1/sHの間隔でずれていく。そして、ck1の数クロック後には元の画素位置と一致する。図7の例の場合、データ生成エリア内でのリサンプル点の水平方向の位置は、補間画素が5つ離れたところ(代表画素では4つ離れたところ)で元の画素位置と一致する。
また、垂直方向に画像をsV倍するということは、垂直方向の画素間隔に対して1/sV倍の間隔で補間位置を設定し、その補間位置の画素値を補間演算により求めて、求めた補間位置の画素値を原画像と同じ元の画素間隔で描くことに相当する。1/sV倍の間隔で設定した補間位置の補間データを求めるというのは、言い換えると、基準クロックck0に対してsV倍周波数のクロックck1’(=sV・ck0)の間隔でリサンプリングし、そのリサンプル点の補間データを求めることに相当する。
この場合、データ生成エリア内でのリサンプル点の垂直方向の位置は、図7に示すように1クロックck1’毎に1/sVの間隔でずれていく。そして、ck1’の数クロック後には元の画素位置と一致する。図7の例の場合、データ生成エリア内でのリサンプル点の垂直方向の位置は、補間画素が5つ離れたところ(代表画素では3つ離れたところ)で元の画素位置と一致する。
図8は、補間データを求める際に使用する補間関数の例を示す図である。図8に示す補間関数は、補間位置と元の画素位置との空間距離が0のときは係数値が1、当該空間距離が1(基準クロックck0の1つ分)のときは係数値が0、当該空間距離が2以上のときは係数値が0となるもので、当該空間距離が0より大きく1より小さいときは係数値が正の値、当該空間距離が1より大きく2より小さいときは係数値が負の値となるように設定されている。
上述のように、ユニットマトリクスは縦横4画素の領域に設定しており、データ生成エリアはそのユニットマトリクスの中央部に縦横2画素の範囲で設定している。そのため、データ生成エリア内に設定された補間位置と、ユニットマトリクスの外部にある画素の位置との空間距離は、必ず2以上となる。そして、図8に示すような補間関数を用いた場合、空間距離が2以上であれば、係数値は必ず0となる。したがって、ユニットマトリクスの外部にある代表画素の画素値は、補間データに全く影響を与えない。つまり、ユニットマトリクス内の画素値だけで全ての補間演算が完結する。
以上のように原画像をs倍(水平方向にsH倍、垂直方向にsV倍)するときも、代表値算出部1は、原画素に対して仮想画素を付加した処理範囲内において、互いに隣接する2×2画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出する。ただし、算出した代表値の画素ブロック内での配置位置が、原画像を1倍するときとは異なる。すなわち、図9に示すように、1つの画素ブロックを構成する4つの画素のうち、右列側の画素から左方向に対してsH倍周波数のクロックck1の間隔だけ離れていて、下列側の画素から上方向に対してsV倍周波数のクロックck1’の間隔だけ離れた位置に代表画素を配置する。
そして、補間処理部2が、代表値算出部1により算出された代表値に対して、上述の図6〜図8で説明した補間演算を行うことによって、拡大/縮小率sH,sVに応じた補間位置における各画素の画素値を求める。このとき補間位置は、4つの代表画素により構成されるデータ処理ブロック内において、左列側の画素から右方向に対してsH倍周波数のクロックck1分、上列側の画素から下方向に対してsV倍周波数のクロックck1’分だけシフトする。これにより、補間位置は、原画素の位置と一致する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、補間処理を行う際の最小画素ブロックであるユニットマトリクスの大きさに応じて、原画像の有効画素の外側にkクロック分の仮想画素を付加する。そして、仮想画素を含む処理範囲内において、互いに隣接するm×n画素からなる画素ブロック毎に代表値を算出し、算出した代表値に対して補間演算を行うことによって、所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を求めるようにしている。
これにより、代表値により構成される画像の有効範囲は、原画像の有効範囲より外側に所定量だけ広くシフトされる。このように有効範囲が外側にシフトされた代表値に対して補間演算を行うと、補間値により構成される画像の有効範囲は内側に所定量だけシフトするが、その結果は、原画像の有効範囲と同じものとなる。したがって、補間処理によって画像の拡大/縮小を行った場合でも、原画像の周辺部が失われてしまうという不都合を防止することができる。
以上に説明した本実施形態による画像拡大縮小装置は、これをハードウェア構成によって実現しても良いし、DSP(Digital Signal Processor)やソフトウェア、ゲートアレイ、FPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実現することも可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記実施形態の画像拡大縮小装置は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
したがって、コンピュータが上記実施形態の機能を果たすように動作させるプログラムを例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ませることによって実現できるものである。上記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮発性メモリカード等を用いることができる。また、上記プログラムをインターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードすることによっても実現できる。
なお、上記実施形態では、代表値を求める演算として、画素ブロックを構成する4つの画素値を平均化する演算を用いる例について説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、所定の補間関数(例えば、図8に示す補間関数)を用いて、補間処理部2と同様の補間処理によって代表画素の画素値を求めるようにしても良い。
また、本実施形態の画像拡大縮小装置は、静止画の拡大/縮小にも動画の拡大/縮小にも適用することが可能である。ここで、上記実施形態では、原画像の周囲にkクロック分の仮想画素を付加するようにしているが、動画の場合にはこれに限定されない。例えば、原画像の有効範囲の周囲に少なくともkクロック分のブランキング期間を設定し、当該ブランキング期間中の値(ゼロ)を仮想画素として扱うようにしても良い。
また、上記実施形態では、仮想画素の画素値をゼロとする例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、原画像の最外周に位置する画素の画素値と同じ値を仮想画素の画素値とするようにしても良い。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、デジタル画像の拡大/縮小を行う装置に有用である。本発明の画像拡大縮小装置は、静止画および動画の拡大/縮小に適用することが可能である。
1 代表値算出部
2 補間処理部
2 補間処理部
Claims (1)
- 2次元空間上に等間隔に配置された複数の画素によって構成される原画像について、所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を上記補間位置の周囲にある上記原画像の画素値から補間演算によって求めることによって画像の拡大/縮小を行う画像拡大縮小装置であって、
上記原画像の有効画素の外側にkクロック分の仮想画素を付加した範囲を処理範囲として、上記処理範囲内の互いに隣接するm×n画素(m,nは2以上の整数)からなる画素ブロック毎に代表値を算出する代表値算出部と、
上記代表値算出部により算出された代表値に対して補間演算を行うことによって、上記所定の倍率に応じた補間位置における各画素の画素値を求める補間処理部とを備えたことを特徴とする画像拡大縮小装置。
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---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
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