JP2008017912A - Token put-out device, and game machine equipped with token put-out device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スロットマシン(パチスロ)やパチンコ機に用いる遊技媒体の払出装置、即ちコイン払出装置、及びこのコイン払出装置を備える遊技台に関するものである。 The present invention relates to a game medium payout device for use in a slot machine (pachislot machine) or a pachinko machine, that is, a coin payout device, and a game table including the coin payout device.
遊技台の一つとしてスロットマシンが従来より知られている。このスロットマシンは、遊技装置として例えば、複数種類の絵柄が施された複数のリールと、コイン(メダルと呼ぶこともある)の投入を前提条件として、リールの回転開始を指示するスタートスイッチと、各リールに対応して設けられ、各リールを個別に停止させるためのストップスイッチと、予め定めた入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、入賞役に内部当選した場合であって、停止時のリールによって表示される絵柄の組合せが、内部当選した入賞役に対応して予め定めた絵柄の組合せである場合に、その入賞役に入賞し、払い出しが必要な場合には所定数の遊技媒体、例えばコインを払い出すコイン払出装置と、を備えている。 A slot machine is conventionally known as one of the game tables. This slot machine, for example, as a gaming device, a plurality of reels with a plurality of types of patterns, and a start switch for instructing the start of reel rotation on the assumption that coins (sometimes referred to as medals) are inserted, This is a case where a stop switch is provided for each reel, and each reel is individually stopped, a lottery means for determining whether or not a predetermined winning combination is won by a lottery, and an internal winning combination for a winning combination. If the combination of the patterns displayed by the reels at the time of the stop is a combination of the predetermined patterns corresponding to the internal winning winning combination, it is predetermined when the winning combination is required and payout is required. A number of game media, for example, a coin payout device for paying out coins.
そこで、従来の遊技台においては、不正なコインの払い出しを防止するために、コイン払出装置におけるディスクにロック手段を設けたものが知られている(特許文献1参照)。 In order to prevent illegal coin payout, a conventional gaming table is known in which a lock means is provided on a disk in a coin payout device (see Patent Document 1).
しかしながら、前記特許文献1によるコイン払出装置においては、ロック手段が解除されずに不正信号を受信した場合に、前記ディスクを回転させるためのモータに負荷が掛かる虞れがあった。
However, in the coin payout device according to
本発明はかかる点を鑑みてなされたものであり、不正行為がされてもモータに負荷が掛からない安全性の高いコイン払出装置、または、不正行為がされた場合にコインの払出しをできなくする安全性の高いコイン払出装置、またはコインが詰まってもモータに負荷が掛からない安全性の高いコイン払出装置、またはコインが詰まってもコインの払い出しを継続できる安全性の高いコイン払出装置、及びコイン払出装置を備える遊技台を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above points, and prevents a coin from being paid out when a fraudulent act is performed, or a highly safe coin payout device that does not load the motor. A highly safe coin payout device, or a highly safe coin payout device that does not load the motor when the coin is jammed, or a highly safe coin payout device that can continue to pay coins even if the coin is jammed, and a coin A game machine including a payout device is provided.
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、コインを蓄積するバケットと、前記コインを払出口へ導く案内手段と、前記案内手段を駆動させる駆動手段と、を備えたコイン払出装置であって、前記駆動手段は、動力を前記案内手段に伝達可能な伝達状態と、動力を前記案内手段に伝達できない非伝達状態とがあり、所定の場合に、動力を伝達状態にするか非伝達状態にするかを選択することを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1記載のコイン払出装置であって、前記駆動手段は、第1の動力伝達部材と、第2の動力伝達部材と、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材とを切り離す切断手段と、前記第2の動力伝達部材を駆動させる駆動源と、を備え、所定の場合に、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材とを、前記切断手段で切り離すことにより、動力を非伝達状態にすることを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1記載のコイン払出装置であって、前記駆動手段は、第1の動力伝達部材と、第2の動力伝達部材と、前記第2の動力伝達部材を駆動させる駆動源と、前記第1の動力伝達部材又は第2の動力伝達部材のどちらかに可動可能な動力伝達手段と、を備え、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材との間にかかるトルクが所定のトルクを超えた場合に、前記動力伝達手段が可動して、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材が空転することを特徴とする。
The invention according to
請求項4に係る発明は、請求項1記載のコイン払出装置であって、前記駆動手段は、第1の動力伝達部材と、第2の動力伝達部材と、前記第2の動力伝達部材を駆動させる駆動源と、前記第2の動力伝達部材を保持する保持部材と、を備え、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材との間にかかるトルクが所定のトルクを超えた場合に、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材とが切り離なされて、動力が非伝達状態になり、前記保持部材によって前記第2の動力伝達部材が保持されることを特徴とする。
The invention according to claim 4 is the coin payout device according to
請求項5に係る発明は、請求項1又は2又は4記載のコイン払出装置であって、前記動力の非伝達状態を、手動により伝達状態に復帰させる復帰手段を設けたことを特徴とする。
The invention according to claim 5 is the coin payout device according to
請求項6に係る発明は、請求項1又は4又は5記載のコイン払出装置であって、前記コインを払出口へ導く第1及び第2の案内手段を備え、前記第1又は第2の案内手段のどちらかが払出不能になっても、前記第1又は第2の案内手段のどちらかからコインを払い出せることを特徴とする。
The invention according to claim 6 is the coin payout device according to
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコイン払出装置を備えた遊技台であって、不正行為を検知する不正行為検知手段を備え、該不正行為検知手段が不正行為を検知した場合を、前記所定の場合とすることを特徴とする。
The invention according to
請求項8に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコイン払出装置を備えた遊技台であって、前記コイン払出装置の不具合を検知する不具合検知手段を備え、該不具合検知手段が当該装置の不具合を検知した場合を、前記所定の場合とすることを特徴とする。
The invention according to claim 8 is a gaming machine comprising the coin payout device according to any one of
請求項9に係る発明は、請求項7又は8に記載の遊技台であって、複数種類の絵柄が施された複数のリールと、前記複数のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、前記複数のリールそれぞれに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるストップスイッチと、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、停止時の前記複数のリールにより表示された絵柄の組合せが、前記抽選手段により内部当選した入賞役の絵柄組合せであるか否かにより当該入賞役への入賞を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
The invention according to claim 9 is the gaming table according to
請求項10に係る発明は、請求項7又は8に記載の遊技台であって、所定の入賞口を有する遊技盤を備え、前記所定の入賞口に遊技球が入球することにより、所定の特典を与えることを特徴とする。 The invention according to claim 10 is the gaming machine according to claim 7 or 8, comprising a game board having a predetermined winning opening, and a predetermined amount of game balls entering the predetermined winning opening, It is characterized by giving a privilege.
本発明によれば、安全性の高いコイン払出装置を提供することができる。また、安全性の高いコイン払出装置を備える遊技台を提供することが可能である。 According to the present invention, a highly safe coin payout device can be provided. In addition, it is possible to provide a gaming machine equipped with a highly safe coin payout device.
コインを蓄積するバケットと、嵌入孔に嵌入したコインを払出口へ導くディスクと、このディスクを回転させるモータと、第1のクラッチ板及び第2のクラッチ板と、前記第1のクラッチ板と前記第2のクラッチ板とを切り離すソレノイドと、前記第2のクラッチ板を前記モータで駆動し、不正な払出要求があった場合に、前記第1のクラッチ板と前記第2のクラッチ板とを前記ソレノイドで切り離すことにより、動力を非伝達状態にして、コインの払い出しを停止するようにした。 A bucket for accumulating coins, a disk for guiding coins inserted into the insertion holes to a payout port, a motor for rotating the disk, a first clutch plate and a second clutch plate, the first clutch plate, A solenoid that disconnects the second clutch plate; and the second clutch plate is driven by the motor, and the first clutch plate and the second clutch plate are By separating with a solenoid, the power was not transmitted and coins were paid out.
<全体の構成>
図1は、本発明の実施例に係る遊技台としてのスロットマシン100の外観を示す斜視図である。
<Overall configuration>
FIG. 1 is a perspective view showing an appearance of a
スロットマシン100は、本体101に前面扉201を開閉可能に蝶着して構成してある。スロットマシン100の内部には、複数種類の絵柄が施された複数のリールを備えた可変表示装置1000が配設してある。また、可変表示装置1000の上方には、液晶表示装置180が配設されている。
The
可変表示装置1000は、後述の主制御部300によって遊技の結果に対応して表示制御が行われる。また、液晶表示装置180は、後述の主制御部300からの制御命令を受けた副制御部A400からの制御命令を受けた副制御部B500によって表示制御が行われている。そして、可変表示装置1000は、遊技結果としての絵柄表示が行われ、遊技者は可変表示装置1000を観察することで入賞の有無を直接的に確認することができるようになっている。
In the
一方、液晶表示装置180は、可変表示装置1000が表示する入賞絵柄の組み合わせとは異なる情報を表示する。即ち、副制御部A400からの制御命令を受けて多様な表示態様で種々の情報を表示することにより、遊技者に指示を与えたり、遊技を盛り上げる。なお、本体101の両サイドには、取手部101cが設けられ、スロットマシン100の運搬の際に利用される。
On the other hand, the liquid
図2は、前面扉201を開いた状態のスロットマシン100の斜視図である。スロットマシン100の本体101の内部には、可変表示装置1000、後述するコイン払出装置600(以下、ホッパー600ということがある。)、補助収納ケース145、副基板収納ケース146、図示を省略した電源ボックスや主基板収納ケース、中央スピーカユニット等の諸装置が配置してある。一方、本体101にヒンジ103を介して開閉可能に取り付けられた前面扉201の裏面側には、液晶表示装置180、コインセレクターユニット147等が配置してある。
FIG. 2 is a perspective view of the
次に、可変表示装置1000について簡単に説明する。可変表示装置1000は、前面扉201の上部前面に、リール表示窓113を介して設けられている。リール表示窓113の正面から見ると可変表示装置1000はリール110〜112で構成されている。これに施された絵柄がリール表示窓113から縦方向に3つ見えるようになっている。つまり、全リール110〜112が停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個の絵柄を見ることができる。これらのリール110〜112が回転し、停止することにより、様々な絵柄の組み合せがリール表示窓113に表示されることになる。なお、本実施例では、3個のリールを備えるものとしたが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
Next, the
各リール110〜112の裏側には、リール表示窓113上に表示される個々の絵柄を照らすためのバックライト(図示せず)が配置されている。バックライトは、例えば、7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとするこれらの混合色)の光を発することが可能であり、各原色に対応したLED等を含んで構成される。
On the back side of each of the
入賞ライン表示ランプ120は、遊技毎に有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ライン114は、スロットマシン100に投入された遊技媒体(本実施例ではコインを想定する。)の枚数によって変化する。例えば、図1に示すように5本の入賞ライン114を有する場合、コインを1枚投入したときは中段の水平入賞ライン、2枚投入したときは、上段の水平入賞ラインおよび下段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚投入したときは更に2本の斜めの入賞ラインを加えた5ラインが有効となり、有効な入賞ライン114上に揃った絵柄の組み合せにより入賞が判断されることとなる。勿論、入賞ラインの数は5本に限定されるものではない。
The winning
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、入賞役である再遊技に入賞したとき(例えば、リプレイ−リプレイ−リプレイ等の再遊技絵柄の組み合せが入賞ライン114上に揃ったとき)、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプである。再遊技の場合、次遊技において遊技媒体であるコインの投入が免除される。
The
告知ランプ123は、特別な入賞役(例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB))に内部当選した状態にあることを遊技者に報知するランプである。コイン投入ランプ127は、遊技開始にあたって遊技者にコインの投入が必要であることを報知するランプである。
The
コイン投入枚数表示ランプ126は、遊技者が投入したコイン枚数を表示するランプである。本実施例では、1回の遊技に最大3枚までコイン投入できるので、縦に配置した3つのランプを用いてコイン投入枚数を表示している。無論、ランプで表示する他に7セグメント表示器等で直接コイン投入枚数を表示しても良い。
The coin insertion
払出枚数表示器124は、コインの払い出しのある何らかの入賞役に入賞したとき、遊技者へ払い出されるコインの枚数を表示する表示器である。遊技回数表示器125は、ビッグボーナスゲーム中の一般ゲームの回数等を表示する表示器である。貯留枚数表示器128は、電子的に貯留(クレジット)しているコインの枚数を表示する表示器である。
The
コイン投入ボタン133、132は、貯留されたコインをスロットマシン100へ電子的に投入するための投入ボタンであり、いわゆるベットボタンと呼ばれているものである。本実施例では、最大コイン投入ボタン133(いわゆるマックスベットボタン)と、1回押下するごとに1枚のコインを投入する1枚コイン投入ボタン132とを有し、これらのボタンのいずれかを押下することにより遊技に必要な1〜3枚のコインがスロットマシン100へ電子的に投入される。2枚のコインを投入する場合は、1枚コイン投入ボタン132を2回押下することとなる。投入されたコイン枚数分は、現在の貯留枚数から減算されて残枚数が貯留枚数表示器128に表示される。
The
コイン投入口ブロック134は、遊技を開始するに当たって遊技者が直接コインを投入するための開口を有する(なお、以下コイン投入口134ということがある)。コインを直接投入した際に、コイン投入口直下にあるコインセレクターユニット(図示せず)内にコインが詰まってしまった場合は、コインキャンセルスイッチ134aを操作することによってコインの詰まりを解消させる。スタートレバー130は、遊技の開始操作として、リール110〜112の回転を開始させるレバー型のスイッチである。
The
ストップボタンユニット136には、3つのストップボタン136a〜136cが設けられている。各ストップボタンは、押下することによって対応するリール110〜112を停止させるボタン型のスイッチである。左ストップボタン136aを操作することによって左リール110が、中ストップボタン136bを操作することによって中リール111が、右ストップボタン136cを操作することによって右リール112がそれぞれ停止する。
The
各ストップボタンの内部にはランプ(図示せず)が設けられており、スタートレバー130が操作された後、リール110〜112の停止操作が可能な状態になると全ランプが点灯し、遊技者に停止操作が可能になったことを報知する。各ストップボタンのランプは各ストップボタンが押下される毎に消灯する。無論、停止操作可能な状態とその他の状態とでランプの発光色を変化させるように構成することもできる。
Each stop button is provided with a lamp (not shown). After the
精算ボタン138は、遊技者が獲得したコインを精算して排出する精算処理を行う場合に押下されるボタンである。なお、精算ボタン138は、遊技者がコイン投入口ブロック134から投入したコインのうち所定枚数(例えば3枚)以上のコインまたは入賞により獲得したコインを最大50枚まで貯留するか否かを切換える場合にも使用され、例えば、一回精算ボタン138が押下されて精算処理が行われると、非貯留モードが設定され、もう一度精算ボタン138が押下されると、貯留モードが設定される。ここに、コインの貯留とは、コインを直接払い出さずに、電子的にその枚数を後述する制御部に一時記憶しておくことを意味する。
The
キー孔139は、扉開閉用のキーを差し込む孔で、キーを差し込んで時計方向に回すとロックが解除され、スロットマシン100の前面扉201を開けることができる。コイン払出口165は、コインを排出するための開口であり、入賞時に払い出されるコインはここから排出される。排出されたコインは、受皿160に溜まるようになっている。
The
上部ランプ190、サイドランプ151,151、中央ランプ152,152、腰部ランプ153,153、下部ランプ154,154は、遊技を盛り上げるための演出用のランプであり、遊技状態に応じて点灯/消灯/点滅する。また、図示を省略したタイトルパネルランプによりタイトルパネル140を照明する。本実施例では、受皿160を透光性材料で構成し、受皿取り付け面からランプ光を入射させることで上記演出用のランプと同様の効果を発揮させるように構成している。また、受皿160には、着脱可能に構成した灰皿ユニット170が設けられている。
The
なお、上部ランプ190の近傍の左右にスピーカーの音孔(図示せず)を設けている。また、ストップボタンユニット136の直下に背面スピーカーからの効果音を出力するための音孔が設けられている。背面スピーカーの音孔には、装飾が施されたスピーカーカバー173が装着され、ここから遊技の効果音が出力される。
Note that speaker sound holes (not shown) are provided on the left and right in the vicinity of the
次に、図3、図4、図5を用いて、スロットマシン100の制御部の回路構成について説明する。スロットマシン100の制御部は、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信された信号に応じて各種機器を制御する副制御部A400及び副制御部B500と、から構成されている。
Next, the circuit configuration of the control unit of the
<主制御部の構成>
先ず、図3を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。
<Configuration of main controller>
First, the
クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
The
また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するための監視周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。
The
タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
The
CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する各制御部においても同様である。
Connected to the
また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、コイン受付センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、コイン投入ボタンセンサ323、精算/貯留スイッチ324、コイン払出センサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
Further, the
コイン受付センサ320は、コイン投入口134の内部の通路に2個設置されており、コインの通過有無を検出する。スタートレバーセンサ321は、スタートレバー130に設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタンセンサ322は、各々のストップボタン136a乃至136cに設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
Two
コイン投入ボタンセンサ323は、コイン投入ボタン132、133のそれぞれに設置されており、RAM313に電子的に貯留されているコインを遊技用のコインとして投入する場合の投入操作を検出する。たとえば、CPU310は、コイン投入ボタン132に対応するコイン投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留コインを1枚投入し、コイン投入ボタン133に対応するコイン投入センサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留コインを3枚投入する。なお、コイン投入ボタン133が押された際、貯留されているコイン枚数が2枚の場合は2枚投入され、1枚の場合は1枚投入される。
The coin
精算/貯留スイッチ324は、精算ボタン138に設けられている。精算ボタン138が一回押されると、貯留されているコインを精算し、もう一回押されると、払い出されるコインが電子的に貯留される貯留モードとなる。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
A settlement /
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。
The
入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、具体的には、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
An
出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのリールモータ駆動部330と、賞としてコインを払い出す所謂ホッパー600のモータを駆動するためのホッパー駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、コイン投入ランプ127等)と、7セグメント表示器341(払出枚数表示器124、遊技回数表示器125、貯留枚数表示器128等)が接続されている。また、前記ホッパー駆動部331には、後述するソレノイド650が接続されている。
The
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基いて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。本実施例における乱数発生回路317は、2つの乱数カウンタを備えている。例えば、水晶発振器311のクロック周波数を用いて0〜65535までの値をインクリメントするカウンタと、水晶発振器316のクロック周波数を用いて0〜16777215までの値をインクリメントするカウンタが備えている。
A random
また、CPU310のデータバスには、副制御部A400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。
Further, an
<副制御部Aの構成>
次に、図4を用いて、スロットマシン100の副制御部A400について説明する。副制御部A400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部A400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
<Configuration of sub-control unit A>
Next, the sub-control unit A400 of the
クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
The
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
Further, a
CPU410には、副制御部A400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
The
また、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、各リール110乃至112の絵柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉201の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
The
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。
An
また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。
A
CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、副制御部B500からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472が接続されている。
The
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部A400に設定された所定情報を店の係員等が確認できるようになっている。
The
更に、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ190、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ129、タイトルパネルランプ141、受皿ランプ210、払出口ストロボ171を制御する。なお、リールパネルランプ129はリールパネルを照明するランプであり、タイトルパネルランプ141はタイトルパネル140を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、コイン払出口165の内側に設置されたストロボタイプのランプであり、受皿ランプ210は受皿160を照明するランプであるが、図1においては表記されていない。
Further, a
なお、CPU410は、副制御部B500への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。逆に、CPU410は、入力インタフェース471を介して副制御部B500からの信号を受信する。すなわち、CPU410は、デマルチプレクサ419と入力インタフェース471を介して副制御部B500と双方向通信を行う。
Note that the
<副制御部Bの構成>
次に、図5を用いて、スロットマシン100の副制御部B500について説明する。副制御部B500は、演算処理装置であるCPU510や、各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
<Configuration of sub-control unit B>
Next, the sub control unit B500 of the
クロック補正回路514は、水晶発振器511から発振されたクロックを補正して、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU510に供給する回路である。
The
また、CPU510にはタイマ回路515がバスを介して接続されている。CPU510は、所定のタイミングでデータバスを介してROM512の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路515に送信する。タイマ回路515は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU510に送信する。CPU510は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
A
CPU510は、副制御部A400の出力インターフェース470、デマルチプレクサ419を介して出力されたCPU410からの信号を、入力インターフェース520およびバスを介して受信し、副制御部B500全体を制御する。また、CPU510は、必要に応じて、出力インターフェース521を介して、副制御部A400に信号を送信する。
The
ROM512には、副制御部B500全体を制御するためのプログラムやデータが記憶されている。RAM513は、CPU510で処理されるプログラムのワークエリア等を有する。ROM512やRAM513は、バスを介してCPU510に接続されている。
The
また、CPU510には、バスを介して、CPU530、ソレノイドドライバ550が接続され、このソレノイドドライバ550には、ソレノイド650が接続されている。このソレノイド650は、後述するコイン払出装置600において動力の伝達を切断する切断手段を構成するものである。
Further, a
また、CPU530には、バスを介して、ROM531、RAM532、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)534が接続されている。
In addition, a
一方、ROM531には、CPU530で処理されるプログラムが格納されている。RAM532は、CPU530で処理されるプログラムのワークエリア等を有する。VDP534には、水晶発信器533が接続され、さらに、バスを介して、ROM535、RAM536が接続されている。ROM535には、液晶表示装置180の画像データが複数種類格納されている。そして、CPU530は、CPU510からの信号をもとにROM535の画像データを読み出し、RAM536のワークエリアを使用して画像信号を生成し、D/Aコンバータ537を介して、液晶表示装置180の表示画面に画像を表示する。
On the other hand, the
<遊技の基本>
図6は、本実施例のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。遊技の基本的制御は、MainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の処理を繰り返し実行する。
<Game basics>
FIG. 6 is a flowchart showing the basic control of the game in the
先ず、ステップ101(S101と略記する。以下同じ。)では、投入処理として、コインの投入数に応じた入賞ライン表示ランプ120の点灯等を行う。なお、コイン投入ボタン132,133によるクレジットによる投入も、コイン投入口134から、実際のコインを投入する場合も同等に処理する。また、前回遊技で再遊技の場合には、前回投入されたコイン枚数分、自動的に設定する。
First, in step 101 (abbreviated as S101; the same applies hereinafter), the pay
S102では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。スタートレバー130が操作された場合、投入されたコイン枚数を確定する。次いで、S103では、確定されたコイン枚数に基づいて、有効な入賞ライン114を確定する。
In S102, processing related to a game start operation is performed. When the
S104では、乱数発生回路317で発生させた乱数値を取得する。
S105では、ROM312に格納されている抽選データテーブルと、S104で取得した乱数値を用いて、入賞役の内部当選の当否を定める内部抽選を行う。なお、抽選データテーブルには、あらかじめ、BB、RB、小役等の抽選確率に応じたデータが格納されている。また、内部抽選は設定値に応じて行なわれ、この結果を示す入賞予定コマンドを副制御部へ送信する。
In S104, the random value generated by the random
In S105, using the lottery data table stored in the
S106では、全リール110乃至112の回転を開始させる。
S107では、ストップボタン136a〜136cの受付が可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリールを、内部当選に応じたリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。
In S106, rotation of all
In S107, the
S108では、入賞判定を行う。ここでは、賭枚数に応じて設定された有効ラインを検証し、有効な入賞ライン114上に、入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、例えば「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならば、ベル入賞と判定する。また、例えば「青7−青7−青7」が揃っていたならば、BB入賞と判定する。
In S108, a winning determination is performed. Here, the effective line set according to the number of bets is verified, and when a pattern combination corresponding to the winning combination is displayed on the
S109では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のコインを払い出す。 In S109, if a winning combination with a payout has been won, the number of coins corresponding to the winning combination is paid out.
S110では、遊技状態を制御する。例えば、再遊技のときは、次ゲームに対してコインが自動的に設定されるように準備をし、BB入賞時には、次の遊技からBBゲームが開始されるように準備をし、BB終了時には、次の遊技から通常の遊技が開始されるように準備させる。例えばBBゲームの準備では、ランプ、音、払出枚数カウンタに初期値セット等を行なう。 In S110, the gaming state is controlled. For example, at the time of replaying, preparations are made so that coins are automatically set for the next game. At the time of winning the BB, preparations are made so that the BB game starts from the next game, and at the end of the BB The normal game is started from the next game. For example, in preparation for the BB game, an initial value is set in the ramp, sound, payout number counter, and the like.
以上により1ゲームが終了し、以降、これを繰り返すことにより遊技が進行することとなる。なお、主制御部300から副制御部A400には、必要に応じて、各種のコマンド(主制御コマンド)が送信される。
One game is completed as described above, and thereafter, the game progresses by repeating this. Note that various commands (main control commands) are transmitted from the
<主制御部の割込処理>
主制御部300では、例えば図7に示すフローチャートのような処理を実行する。図7は、コイン払出装置600の制御に関するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行される。先ず、S601で、コイン払出装置600、即ちホッパー600の払出信号があるか否かを判断する。払出信号があれば、S605へ進み、払出信号がなければ、S602へ進む。なお、この払出信号は、入賞役に入賞した場合や、遊技者が精算ボタン138を操作した場合に、送信される。
<Main control interrupt processing>
In the
S602では、ホッパー600の払出検知があるか否かを判断する。払出検知がある場合は、S603へ進み、払出検知がない場合は、S605へ進む。S603では、ソレノイド650を可動して動力を切り、コインの払い出しを停止する。S604では、ホッパー600の駆動源であるモータ631を停止させる。S605では、その他の処理を実行する。なお、払出検知は、コイン払出センサ326がコインを検出したときに送信される。また、その他の処理とは、例えば図6に示した、投入処理、スタート操作受付処理、入賞ライン確定処理等である。
In S602, it is determined whether or not there is a detection of payout of the
<副制御部Aの処理>
副制御部A400では、次のような処理を実行する。先ず、図8(a)を用いて、副制御部A400のCPU410の割り込み処理について説明する。この割り込み処理は、コマンドの受信に関する処理で、所定の周期で繰り返し実行される。
<Processing of sub-control unit A>
The sub-control unit A400 executes the following process. First, an interrupt process of the
S201では、主制御部300からのコマンド(主制御コマンド)を受信したか否か判断し、主制御コマンドを受信した場合は、S202に進む。S202では、受信した主制御コマンドをバッファに格納する。
In S201, it is determined whether or not a command (main control command) from the
図8(b)は、本実施例のスロットマシン100における演出制御の中心的な処理を示すフローチャートである。演出に関する制御は、副制御部A400のCPU410が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の処理を繰り返し実行する。
FIG. 8B is a flowchart showing central processing of effect control in the
S301では、主制御コマンドが格納されているか否かを判断し、主制御コマンドが格納されている場合は、S302に進み、そうでなければ、S303に進む。 In S301, it is determined whether or not a main control command is stored. If the main control command is stored, the process proceeds to S302. Otherwise, the process proceeds to S303.
S302では、主制御コマンドの内容を判定する。主制御コマンドには、演出コマンド、第1停止操作コマンド、第1リール停止コマンド等、複数種類存在するため、本ステップにてコマンドの種類を判定する。 In S302, the contents of the main control command are determined. Since there are a plurality of types of main control commands, such as a production command, a first stop operation command, and a first reel stop command, the type of command is determined in this step.
S303では、演出処理を実行する。演出処理の内容は以下の通りである。すなわち、受信した主制御コマンドが演出コマンドの場合、該演出コマンドによって指定された演出順序を取得し、取得した演出順序で定められた一番目の演出データを取得する。副制御部A400のROM412には、あらかじめ演出順序テーブルが格納されており、スタートレバー操作時、第1停止操作時、第1リール停止時、第2停止操作時、第2リール停止時、第3リール停止操作時、第3リール停止時、入賞判定時のそれぞれで実行する演出の内容が演出データとして格納されている。なお、これは例示であって、上記以外の項目を設けても構わない。
In S303, effect processing is executed. The contents of the production process are as follows. In other words, when the received main control command is an effect command, the effect order specified by the effect command is acquired, and the first effect data determined in the acquired effect order is acquired. The
そして、例えば、副制御部A400では、スタートレバー操作時に送られた演出コマンドを受信すると、この演出順序テーブルを参照し、受信した演出コマンドで指定されたブロックを参照して一番目の演出データを取得する。 For example, when the sub-control unit A400 receives an effect command sent during the start lever operation, the sub-control unit A400 refers to the effect order table and refers to the block specified by the received effect command to obtain the first effect data. get.
その後、図8(b)のメイン処理が何回かループし、たとえば、第1停止操作コマンドを受信した場合には、再び、演出処理にて、先程のブロックに含まれる第1停止操作コマンドの演出データを取得する。その後、図6のメイン処理が何回かループし、第2停止操作コマンドを受信した場合には、再び、演出処理にて、第2停止操作コマンドの演出データを取得する。 Thereafter, the main process of FIG. 8B loops several times. For example, when the first stop operation command is received, the first stop operation command included in the previous block is again performed in the effect process. Get production data. Thereafter, when the main process in FIG. 6 loops several times and the second stop operation command is received, the effect data of the second stop operation command is acquired again in the effect process.
このように、演出コマンドによって演出順序が一旦特定されると、その後は、主制御部300からのコマンドの種類にしたがって演出データが順次取得されることとなる。なお、演出データを取得したら、その後、その演出の詳細内容(演出詳細データ)を取得する。
Thus, once the production order is specified by the production command, the production data is sequentially acquired according to the type of command from the
副制御部A400のROM412には、あらかじめ演出詳細データテーブルが格納されており、各ブロック毎に、BGM、効果音、システム音、バックライト、上部ランプ、サイドランプ等、リール照明ランプ、リールパネルランプ、タイトルパネルランプ、受皿ランプ、払出口ストロボ、副制御コマンド、演出モード、予備1〜予備3が格納されている。
The production detail data table is stored in advance in the
ここで、BGMは、遊技の最中にかける音楽を規定したデータを示し、効果音は、コインを投入したときの音、ストップボタンを押したときの音、演出の際に必要となる、例えば、ミサイルの爆発音や発射音などを規定したデータを示し、システム音は、前面扉201が開いたときの音などを規定したデータを示す。バックライトは、バックライトの点滅パターンなどを規定したデータである。上部ランプ190、サイドランプ等(具体的には、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154)、リール照明ランプ、リールパネルランプ129、タイトルパネルランプ141、受皿ランプ210、払出口ストロボ171等、各ランプの点滅パターンを規定したデータを示す。演出モードは、そのブロックの各データで示される遊技の内容を総括的に表すものである。副制御コマンドは、副制御部Bへ送信するコマンドを示す。
Here, BGM indicates data defining the music to be played during the game, and the sound effect is necessary for the sound when the coin is inserted, the sound when the stop button is pressed, and the production, for example, The system sound indicates data defining a sound when the
このように、演出詳細データを取得したら、各デバイスドライバへ演出詳細データを出力する。すなわち、図8(b)のS304では、デバイスドライバへ演出詳細データを出力する必要があるか否かを判定する。デバイスドライバへ演出詳細データを出力する必要がある場合には、S305に進み、そうでなければ、S306に進む。 Thus, when the detailed production data is acquired, the detailed production data is output to each device driver. That is, in S304 of FIG. 8B, it is determined whether or not the detailed production data needs to be output to the device driver. If it is necessary to output the production detail data to the device driver, the process proceeds to S305, and if not, the process proceeds to S306.
S305では、演出詳細データを目的のドライバへ出力する。S306では、副制御部B500へ副制御コマンドを送信する必要があるか否かを判断し、必要があればS307に進み、そうでなければ、S308に進む。つまり、演出詳細データテーブルに副制御コマンドが格納されているか否かを判断し、副制御コマンドが格納されている場合には、副制御コマンドの送信要と判断する。 In S305, the detailed production data is output to the target driver. In S306, it is determined whether or not a sub control command needs to be transmitted to the sub control unit B500. If necessary, the process proceeds to S307, and if not, the process proceeds to S308. That is, it is determined whether or not the sub control command is stored in the effect detail data table. If the sub control command is stored, it is determined that the sub control command needs to be transmitted.
S307では、取得した副制御コマンドを送信する。S308では、本処理を終了するか否か(たとえば電源断を検知したか否か)を判断し、電源断等を検知したら本処理を終了し、そうでなければ、S301に戻り、以下、同様の処理を繰り返す。 In S307, the acquired sub control command is transmitted. In S308, it is determined whether or not to end this process (for example, whether or not a power-off is detected). If a power-off or the like is detected, the process ends. Repeat the process.
<副制御部Bの処理>
副制御部B500では、次の処理を実行する。先ず、図9(a)を用いて、副制御部B500のCPU510の割り込み処理について説明する。この割り込み処理は、コマンドの受信に関する処理で、所定の周期で繰り返し実行される。
<Processing of sub-control unit B>
The sub control unit B500 executes the following processing. First, the interrupt processing of the
S401では、副制御部A400からのコマンド(副制御コマンド)を受信したか否か判断し、副制御コマンドを受信した場合は、S402に進む。S402では、受信した副制御コマンドをバッファに格納する。 In S401, it is determined whether or not a command (sub control command) is received from the sub control unit A400. If a sub control command is received, the process proceeds to S402. In S402, the received sub control command is stored in the buffer.
次に、図9(b)を用いて、副制御部B500のCPU510のメイン処理について説明する。S501では、コイン払出装置600、即ちホッパー600の異常を検知したか否かを判断する。異常を検知したならば、S502へ進み、検知していないならば、S504へ進む。
Next, the main processing of the
S502では、ホッパー600に設けた後述するソレノイド650を可動させることにより、コインを払い出すために回転しているディスク621の動力を切ることにより、当該ディスク621の回転を停止させる。その後、S503では、ディスクを駆動するモータ631を停止させる。
In S502, the rotation of the
一方、ホッパー600の異常がなかったならば、S504で、副制御コマンドがバッファに格納されているか否かを判断し、副制御コマンドがバッファに格納されていれば、S505に進み、そうでなければ、S501に戻る。
On the other hand, if there is no abnormality in the
S505では、バッファに格納されている副制御コマンドを判定する。なお、副制御コマンドは、各デバイスに対して存在する。S506では、取得した制御データにデバイスドライバへの制御データが含まれているか否かを判断し、制御データが含まれていれば、S507にて、デバイスドライバへ制御データを出力し、そうでなければ、S501へ戻る。 In S505, the sub-control command stored in the buffer is determined. A sub-control command exists for each device. In S506, it is determined whether or not the acquired control data includes control data for the device driver. If the control data is included, the control data is output to the device driver in S507. Then, the process returns to S501.
<コイン払出装置>
図10は、コイン払出装置600の斜視図であり、図11は、コイン払出装置600の一部を欠截した断面斜視図である。このコイン払出装置600の概略は、コインを蓄積するバケット610と、コインを払出口611へ導く案内手段と、この案内手段を駆動させる駆動手段と、を備えている。
<Coin dispensing device>
FIG. 10 is a perspective view of the
即ち、ホッパー600が備えるコインを蓄積するバケット610は、上方が開口すると共に、底面612が傾斜する箱状であって、底面612にはコインを案内手段へ導く導出口(図示せず)を有している。また、コインを払出口611へ導く案内手段は、コインが一枚づつ嵌入する嵌入孔623を備えるディスク621であって、このディスク621がモータ631を駆動源として回転することにより、嵌入孔623に嵌入しているコインを、払出口611から排出させる。更に、バケット610の側面には、当該バケット610に収容しきれなくなったコインを、補助収納ケース145に排出するための排出口613が開設してある。なお、モータ631やディスク621はフレーム614に組み付けられており、ディスク621を回転可能に支持しているベース615も、傾斜状に位置しており、ディスク621もまた傾斜面において回転するように構成してある。もちろん、ディスク621を水平面において回転するように構成してもよい。また、コインが一枚づつ嵌入する嵌入孔623は、切欠部であってもよい。
That is, the
図12は、コイン払出装置600の一実施例における要部を示す断面図であり、(a)は動力をディスク621に伝達可能な伝達状態を示し、(b)は動力をディスク621に伝達できない非伝達状態を示す。そこで、コイン払出装置600を構成するベース615には、ディスク621が回転可能に軸着されると共に、ギヤボックス616が設けられている。なお、この実施例においては、ディスク621が水平面で回転するように記載しているが、ディスク621を傾斜面において回転するように構成してもよい。
FIG. 12 is a cross-sectional view showing the main part in one embodiment of the
ギヤボックス616の内部には、第1の動力伝達部材として設けた第1のクラッチ板641と、第2の動力伝達部材として設けた第2のクラッチ板642と、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とを切り離すための切断手段としてのソレノイド650と、モータ631の駆動力を第2のクラッチ板642に伝達するための歯車列と、が設けてある。そして、ギヤボックス616の外部には、駆動源としてのモータ631が設けてあり、前記した第1のクラッチ板641と、第2のクラッチ板642と、ソレノイド650と、モータ631とは、動力を伝達可能な伝達状態と、動力を伝達できない非伝達状態とに変位可能であり、所定の場合に、伝達状態と非伝達状態とを選択可能な駆動手段を構成している。
The
前記した所定の場合とは、スロットマシン100の諸装置を不正に操作することによりコインの払出し等を受けて、不正に利益を得る行為(以下、不正行為という)が行なわれ、例えば、この不正行為によるコインの払出要求があった場合を指す。そして、不正な払出要求に対しては非伝達状態を選択し、正規の払出要求に対しては伝達状態を選択するものである。
The above-mentioned predetermined case refers to an act of illegally earning profits (hereinafter referred to as fraud) by receiving coins etc. by illegally operating various devices of the
そこで、不正行為が行なわれた場合に、この不正行為を検知する不正行為検知手段を設け、この不正行為検知手段が不正行為を検知した場合を、前記所定の場合とする。例えば、コイン払出装置600を不正に作動させて、コインを獲得しようとすると、コイン払出装置600に対して払出信号が出ていないにも拘らず、コイン払出センサ326が、払い出されたコインを検知することになる。即ち、前記した図7において、S601で、コイン払出装置600の払出信号があるか否かを判断し、払出信号がなければS602へ進んで、ホッパー600の払出検知があるか否かを判断し、払出検知がある場合は、S603へ進んで、ソレノイド650を可動して動力を切り、コインの払い出しを停止する。したがって、この実施例においては、コイン払出センサ326が、不正行為検知手段を構成している。そして、このコイン払出センサ326がコインを検知した場合を、前記所定の場合として動力を伝達できない非伝達状態を選択することになる。
Therefore, when a cheating is performed, a cheating detection means for detecting the cheating is provided, and the case where the cheating detection means detects the cheating is defined as the predetermined case. For example, if the
また、不正行為検知手段は、コイン払出装置600以外の装置に設けることもできる。例えば、前記したコインセレクターユニット147に設けたコイン受付センサ320と、コイン投入口ブロック134の間にセンサ(図示せず)を設け、このセンサを不正行為検出手段とすることができる。そして、このセンサが不正行為を検知した場合を、前記所定の場合として動力を伝達できない非伝達状態を選択するようにする。
Further, the fraud detection means can be provided in a device other than the
このような不正行為検知手段は、コインセレクターユニット147のコイン投入口134から特殊機器を挿入して、コイン受付センサ320の誤動作を引き起こし、コインの電子的な貯留(クレジット)を最大限に増やし、これを精算することにより、不正にコインを取得する不正行為に対して有効である。
Such fraud detection means inserts a special device from the
一方、コイン払出装置600の不具合を検知する不具合検知手段を設け、この不具合検知手段が当該コイン払出装置600の不具合を検知した場合を、前記した所定の場合とすることができる。例えば、コイン払出装置600に対して払出信号が出ているのに、コイン払出センサ326が、払い出されたコインを検知しない場合が考えられる。即ち、コインが正常に払い出されていない状態である。これは、コイン払出装置600において、コイン詰まりが発生してディスク621が回転不能に陥っていることが想定できる。そこで、コイン払出センサ326を不具合検知手段に設定し、払出信号が出ているのにコイン払出センサ326がコインを検知しない場合を、不具合を検知した場合に設定するのである。そして、払出信号があるにも拘らずコイン払出センサ326がコインを検知しない場合を、前記所定の場合として動力を伝達できない非伝達状態を選択するのである。なお、コイン払出装置600の不具合を検知する不具合検知手段は、コイン払出し装置600の不具合を直接検知するものであってもよい。例えば、ディスク621の回転を検出するセンサを設け、このセンサによりディスク621が回転していないことを検知した場合を、所定の場合として、動力を伝達できない非伝達状態を選択すればよい。
On the other hand, a case where a failure detecting means for detecting a failure of the
次に、第1の動力伝達部材及び第2の動力伝達部材の具体例を示す。第1の動力伝達部材として設けた第1のクラッチ板641、及び第2の動力伝達部材として設けた第2のクラッチ板642は、図13に示すように、互いに噛み合う結合部641a、642aを備えている。即ち、第1のクラッチ板641は、円板部641bの下面に波形の結合部641aが形成されている。また、第2のクラッチ板642の円板部642bの上面には、波形の結合部642aが形成されている。なお、第2のクラッチ板642の円板部642bの下面側には、後述する従動歯車661及び操作軸662が存在しているが、図示を省略する。
Next, specific examples of the first power transmission member and the second power transmission member will be described. As shown in FIG. 13, the first
そして、図13(a)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、互いに嵌合して、動力を伝達可能な伝達状態を示している。また、図13(b)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、離れようとしている状態、または嵌まり込もうとしている状態を示している。更に、図13(c)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、離れて動力を伝達できない非伝達状態を示している。
FIG. 13A shows a transmission state in which the
そして、図12に示す実施例においては、ディスク621と第1のクラッチ板641とを支軸643により一体状に形成すると共に、この支軸643によりベース615に回転自在に軸着する。一方、前記第1のクラッチ板641に対して動力を切断可能に結合される第2のクラッチ板642は、下面側に従動歯車661を備えると共に、該従動歯車661の下方には操作軸662が延出しており、この操作軸662がベアリング663を介してギヤボックス616に設けたストッパ617に回転自在に軸着されている。
In the embodiment shown in FIG. 12, the
ストッパ617は、ストッパ回り止め618及び後述する係止部材651によって支えられる。なお、ストッパ回り止め618は、支柱618aに沿って上下にスライド可能である。操作軸662は、ギヤボックス616に外側凹部619を設け、この外側凹部619に開設した案内孔619a、及びギヤボックス616の外側に設けたガイド部671のガイド孔672によって、回転自在に支承されている。そして、この操作軸662は、軸方向(図面上では上下方向)にスライド可能である。更に、操作軸662には、フランジ部662aを設けると共に、このフランジ部662aとギヤボックス616の外側凹部619との間には、バネ673を巻装することにより、前記第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が外れる方向に付勢している。
The
第2のクラッチ板642に設けた従動歯車661には、自由回転可能な中間歯車660が噛合し、この中間歯車660には、モータ631の駆動軸632に連結した駆動歯車633が噛合して、歯車列を構成している。なお、従動歯車661と、中間歯車660との噛合は、かさば歯車となっており、両者の噛合、離脱が容易になっている。
A free-rotating
前記したストッパ617には、切断手段としてのソレノイド650に連絡させた係止部材651が係止する。即ち、図12(a)に示すように、通常は、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが結合された状態で、ストッパ617の下面に係止部材651が係止することにより結合状態を保つ。従って、モータ631が回転すると、かさば歯車からなる歯車列を介して、第2のクラッチ板642が回転し、この第2のクラッチ板642の回転に伴って第1のクラッチ板641も回転する。このため、第1のクラッチ板641と支軸643によって一体となっているディスク621が回転してコインの払出しが行なわれる。なお、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合は、両クラッチ板641、642が備える、波形の結合部641a、642aが互いに嵌合することにより行なわれる(図13(a)参照)。
A locking
一方、エラー或いは不正な払出し等、異常が検出されると、例えば、払出信号がないのにも拘らず、コイン払出センサ326によってコインを検出した場合には、ソレノイド650を可動して、係止部材651を一旦牽引する。すると、ストッパ617と係止部材651との係止が外れるので、ストッパ617と第2のクラッチ板642とが操作軸662により一体となって、これらの自重及びバネ673の付勢によって下降する。そして、ソレノイド650の可動を解いて、係止部材651を復帰させると、係止部材651が、今度は、第2のクラッチ板642の下面に係止する。この状態では、第2のクラッチ板642と、第1のクラッチ板641との結合が外れ(図13(c)参照)、中間歯車660と従動歯車661との噛合も解除される。このため、モータ631の駆動力は、ディスク621に伝達されずに、ディスク621は回転しない。即ち、コインの払出しが停止される。
On the other hand, when an abnormality such as an error or illegal payout is detected, for example, when a coin is detected by the
そして、エラーや不正行為を排除したのち、払出可能な状態に復帰させるには、図12(b)において、操作軸662を上方に押し上げればよい。即ち、復帰手段としての操作軸662を、手動によって矢印の方向に押し上げると、ストッパ617の角が、係止部材651の下面側に形成したR形状のカム面651aに当接するため、係止部材651がソレノイド650側に押されて一旦後退する。そこで、更に操作軸662を押し上げると、ストッパ617が係止部材651の先端を超えて、図12(a)に示す状態になって、係止部材651がストッパ617の下面に係止することになる。この状態では、第2のクラッチ板642と第1のクラッチ板641とが結合する(図13(a)参照)と共に、第2のクラッチ板642に設けた従動歯車661と、モータ631に連絡している駆動歯車633に噛み合っている中間歯車660とが噛み合うことになる。従って、この状態で、モータ631を駆動すれば、ディスク621が回転して、コインを払い出すことができる。
Then, in order to return to the payable state after eliminating errors and fraud, the
このようなコイン払出装置600によれば、コインの払出しを直ちに停止することができ、不正行為やエラーによる損害を最小限に食い止めることができる。更に、手動による復帰動作なので、スロットマシン100の前面扉201を開けてコイン払出装置600を復帰させなければならないので、周囲に気づかれずに不正行為を繰り返すことが困難である。
According to such a
図14に示す実施例では、歯車列に、はすば歯車を用いている。即ち、モータ631の駆動軸632に、はすば歯車からなる駆動歯車633を設け、第2のクラッチ板642に、はすば歯車からなる従動歯車661を設けて、互いに噛み合わせる。このとき、ディスク621と支軸643を介して一体状の第1のクラッチ板641と、第2のクラッチ板642とが結合される。
In the embodiment shown in FIG. 14, a helical gear is used for the gear train. That is, a
また、第1のクラッチ板641及び第2のクラッチ板642は、図15に示す構成を備えている。即ち、第1のクラッチ板641は、円板部641bの下面に波形の結合部641aが形成されている。また、第2のクラッチ板642の円板部642bの上面には、波形の結合部642aが形成されている。なお、第2のクラッチ板642の円板部642bの下面側には、従動歯車661及び操作軸662が存在しているが、図示を省略する。
Further, the first
そして、図15(a)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、互いに嵌合して、動力を伝達可能な伝達状態を示している。また、図15(b)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、離れようとしている状態、または嵌まり込もうとしている状態を示している。更に、図15(c)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、離れて動力を伝達できない非伝達状態を示している。
FIG. 15A shows a transmission state in which the
また、従動歯車661から延出している操作軸662は、ギヤボックス616に開設した案内孔616a、及びストッパ617のベアリング663によって、回転自在に支承されている。なお、この実施例においては、ディスク621が水平面で回転するように記載しているが、ディスク621を傾斜面において回転するように構成してもよい。
The
この駆動歯車633と従動歯車661とが互いに噛み合うと共に、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが結合された状態は、ストッパ617の下面に係止部材651が係止することにより保持される。
The
このような実施例においても、不正行為検知手段を設け、この不正行為検知手段が不正行為を検知した場合を、所定の場合に設定して、動力の非伝達状態を選択することができる。例えば、コイン払出装置600を不正に作動させて、コインを獲得しようとすると、コイン払出装置600に対して払出信号が出ていないにも拘らず、コイン払出センサ326が、払い出されたコインを検知することになる。即ち、前記した図7において、S601で、コイン払出装置600の払出信号があるか否かを判断し、払出信号がなければS602へ進んで、ホッパー600の払出検知があるか否かを判断し、払出検知がある場合は、S603へ進んで、ソレノイド650を可動して動力を切り、コインの払い出しを停止する。したがって、この実施例においては、コイン払出センサ326が、不正行為検知手段を構成している。そして、このコイン払出センサ326がコインを検知した場合を、前記所定の場合として動力を伝達できない非伝達状態を選択することになる。
Also in such an embodiment, it is possible to select a non-transmission state of power by providing a fraud detection means and setting the case where the fraud detection means detects the fraud as a predetermined case. For example, if the
また、不正行為検知手段は、コイン払出装置600以外の装置に設けることもできる。例えば、前記したコインセレクターユニット147に設けたコイン受付センサ320と、コイン投入口ブロック134の間にセンサ(図示せず)を設け、このセンサを不正行為検出手段とすることができる。そして、このセンサが不正行為を検知した場合を、前記所定の場合として動力を伝達できない非伝達状態を選択するようにする。
Further, the fraud detection means can be provided in a device other than the
このような不正行為検知手段は、コインセレクターユニット147のコイン投入口134から特殊機器を挿入して、コイン受付センサ320の誤動作を引き起こし、コインの電子的な貯留(クレジット)を最大限に増やし、これを精算することにより、不正にコインを取得する不正行為に対して有効である。
Such fraud detection means inserts a special device from the
一方、コイン払出装置600の不具合を検知する不具合検知手段を設け、この不具合検知手段が当該コイン払出装置600の不具合を検知した場合を、前記した所定の場合とすることができる。例えば、コイン払出装置600に対して払出信号が出ているのに、コイン払出センサ326が、払い出されたコインを検知しない場合が考えられる。即ち、コインが正常に払い出されていない状態である。これは、コイン払出装置600において、コイン詰まりが発生してディスク621が回転不能に陥っていることが想定できる。そこで、コイン払出センサ326を不具合検知手段に設定し、払出信号が出ているのにコイン払出センサ326がコインを検知しない場合を、不具合を検知した場合に設定するのである。そして、払出信号があるにも拘らずコイン払出センサ326がコインを検知しない場合を、前記所定の場合として動力を伝達できない非伝達状態を選択するのである。なお、コイン払出装置600の不具合を検知する不具合検知手段は、コイン払出し装置600の不具合を直接検知するものであってもよい。例えば、ディスク621の回転を検出するセンサを設け、このセンサによりディスク621が回転していないことを検知した場合を、所定の場合として、動力を伝達できない非伝達状態を選択すればよい。
On the other hand, a case where a failure detecting means for detecting a failure of the
そこで、この実施例において、前記したようなエラーや不正行為等の異常を検出した場合には、ソレノイド650を可動させて係止部材651を一旦後退させる。すると、ストッパ617と係止部材651との係止が外れ、第2のクラッチ板642が、自重と、従動歯車661及び駆動歯車633がはすば歯車からなるために発生するスラスト力とによって、操作軸662と共に下降する。そして、係止部材651が元に位置に戻ると、この係止部材651が従動歯車661の下面に係止することになる。この状態では、駆動歯車633と従動歯車661との噛み合いが解除され、また第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合も解かれている。従って、モータ631を駆動しても、ディスク621が回転することがなく、コインの払い出しが直ちに停止される。
Therefore, in this embodiment, when an abnormality such as an error or an illegal act as described above is detected, the
一方、コインの払い出しを再開させるには、図14(b)に示すように、復帰手段としての操作軸662を押し上げればよい。操作軸662を押し上げると、ストッパ617の角部が、係止部材651に設けたR形状のカム面651aに当接するため、係止部材651がソレノイド650側へ押圧されて後退する。そこで、更に操作軸662を押し上げると、ストッパ617が係止部材651の先端を超えて、図14(a)に示す状態になって、係止部材651がストッパ617の下面に係止する。この状態では、第2のクラッチ板642と第1のクラッチ板641とが結合すると共に、第2のクラッチ板642に設けた従動歯車661と、モータ631に連絡している駆動歯車633に噛み合う。従って、この状態で、モータ631を駆動すれば、ディスク621が回転して、コインを払い出すことができる。
On the other hand, in order to resume the payout of coins, as shown in FIG. 14B, the
このようなコイン払出装置600によれば、コインの払出を直ちに停止することができ、不正行為やエラーによる損害を最小限に食い止めることができる。また、この実施例によれば、従動歯車661及び駆動歯車633を、はすば歯車で構成しているので、歯車列を簡単にすることができると共に、駆動力の伝達、非伝達を簡単な機構で切り換えることができ、コストの削減も可能である。更に、手動による復帰動作なので、スロットマシン100の前面扉201を開けてコイン払出装置600を復帰させなければならないので、周囲に気づかれずに不正行為を繰り返すことが困難である。なお、図14において、説明していない符号は、前記した図12に示す実施例において同じ機能を有する部材であるので、同一符号を付して説明を省略する。
According to such a
図16は、他の実施例によるコイン払出装置600の要部の説明図であって、(a)は、第1の動力伝達部材としての第1のクラッチ板641と、第2の動力伝達部材としての第2のクラッチ板642とが結合状態にあって、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが共に回転してディスク621が回転する状態、即ちコインを払い出す状態を示し、(b)は、ディスク621にコインが詰まって、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解けて、モータ631の回転がディスク621に伝わらない状態を示している。なお、この実施例においては、ディスク621が水平面で回転するように記載しているが、ディスク621を傾斜面において回転するように構成してもよい。
FIG. 16 is an explanatory diagram of a main part of a
そこで、この実施例においては、第1のクラッチ板641には、複数の収納孔641cが円周上に等間隔で配置してある。また、この収納孔641cには、それぞれボール644を収納すると共に、押圧バネ645を収納して、上面側を押え板646により塞いでいる。そこで、ボール644の一部が、第1のクラッチ板641の下面側から突出して、動力伝達手段を構成している。なお、この第1のクラッチ板641は、支軸643によりギヤボックス616に回転自在に支承されている。
Therefore, in this embodiment, the first
一方、第2のクラッチ板642には、前記第1のクラッチ板641から突出しているボール644の一部が嵌合する凹溝642cが、各ボール644に対応する位置に配置してある。なお、前記した収納孔641c及び凹溝642cは、互いに対応する位置に適宜に配置すればよい。また、この第2のクラッチ板642は、支軸665によりギヤボックス616に回転自在に支承されている。
On the other hand, in the second
そこで、通常は、モータ631が回転すると、モータ631の駆動軸632に設けた駆動歯車633と、第2のクラッチ板642の周囲に設けた従動歯車661とが噛み合って、当該第2のクラッチ板642が回転する。このとき、第2のクラッチ板642の各凹溝642cには、第1のクラッチ板641から突出するボール644の一部が嵌入している。このため、第2のクラッチ板642の回転に伴って、第1のクラッチ板641も回転し、当該第1のクラッチ板641と支軸643を介して一体のディスク621も回転して、コインを払い出す。
Therefore, normally, when the
一方、ディスク621にコインが詰まって、ディスク621の回転が止まると、第1のクラッチ板641と、第2のクラッチ板642との間にかかるトルクが、凹溝642cにボール644の一部が嵌合して得られる結合力を超えると、第2のクラッチ板642が空回りする。即ち、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との間にかかるトルクが所定の値を超えたか否かが、前記した動力を伝達状態にするか非伝達状態にするかを選択する所定の場合となり、ここでは非伝達状態を選択したことになる。そこで、コインの払出しが検出されなければ、所定時間経過後に、モータ631の回転を停止させる。
On the other hand, when the
この実施例によれば、コイン詰まり等によって、コインを払い出すディスク621の回転が停止しても、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642が空転するので、モータ631に負荷が掛かることがなく、安全性の高いコイン払出装置600を提供可能である。なお、前記した実施例と同じ機能を有する部材には、同一符号を付して説明を省略する。また、前記した収納孔641cや凹溝642cは、その配置を、第1のクラッチ板641及び第2のクラッチ板642で逆にしてもよい。
According to this embodiment, even if the rotation of the
図17は、他の実施例によるコイン払出装置600の要部の説明図であって、(a)は、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが結合してディスク621が回転する状態、即ちコインを払い出す状態を示し、(b)は、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解けて、モータ631の回転がディスク621に伝わらない状態を示している。なお、この実施例においては、ディスク621が水平面で回転するように記載しているが、ディスク621を傾斜面において回転するように構成してもよい。
FIG. 17 is an explanatory view of a main part of a
第1のクラッチ板641、及び第2のクラッチ板642は、図18に示すように、互いに噛み合う結合部641a、642aを備えている。即ち、第1のクラッチ板641は、円板部641bの下面に波形の結合部641aが形成されている。また、第2のクラッチ板642の円板部642bの上面には、波形の結合部642aが形成されている。なお、第2のクラッチ板642の円板部642bの下面側には、後述する従動歯車661及び操作軸662が存在しているが、図示を省略する。
As shown in FIG. 18, the first
そして、図18(a)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、互いに嵌合して、動力を伝達可能な伝達状態を示している。また、図18(b)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、離れようとしている状態、または嵌まり込もうとしている状態を示している。更に、図18(c)は、第1のクラッチ板641の結合部641aと、第2のクラッチ板642の結合部642aとが、離れて動力を伝達できない非伝達状態を示している。
FIG. 18A shows a transmission state in which the
そこで、この実施例においては、第1のクラッチ板641を支軸643によってディスク621と一体にベース615に対して回転自在に軸着し、前記第1のクラッチ板641に結合する第2のクラッチ板642の下面に従動歯車661を設けている。また、この第2のクラッチ板642の従動歯車661を、モータ631の駆動軸632に設けた駆動歯車633に互いに噛み合わせて、モータ631の回転をディスク621に伝達する。
Therefore, in this embodiment, the first
また、第2のクラッチ板642には、この第2のクラッチ板642の位置を保持する保持部材が臨ませてある。この保持部材は、例えばボールプランジャ680であり、このボールプランジャ680の先端のボール681が、操作軸662に設けた係止溝666に嵌合している。なお、係止溝666は、上下2段に形成してあり、下段の係止溝666−1に前記ボール681が嵌合して、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが結合した状態を保持する。また、上段の係止溝666−2にボールプランジャ680のボール681が嵌合すると、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解かれた状態を保持する。なお、前記従動歯車661に噛み合う駆動歯車633は、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解かれた状態にあっても、前記従動歯車661に噛み合った状態を保つ適宜な高さを備えている。
The second
そこで、この実施例において、ディスク621にコインが詰まるなどして、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との間に、設定値を超えるトルクが掛かると、図18(b)に示すように、両クラッチ板641、642に設けた結合部641a、642aの山部に互いに乗り上げて、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が外れ、両クラッチ板641、642に設けた結合部641a、642aの山部同士が当接して、図18(c)及び図17(b)に示すように、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが切り離される。このとき、操作軸662が下降して、上段の係止溝666−2に、ボールプランジャ680のボール681が嵌合する。従って、一旦、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解かれると、モータ631に連絡された第2のクラッチ板642が空回りすることになる。なお、ボールプランジャ680のボール681も、プランジャ内に内装したスプリング682の付勢によって、外向きに付勢されており、当該ボールプランジャ680内で出没自在である。
Therefore, in this embodiment, when a torque exceeding the set value is applied between the first
一方、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とを結合するには、復帰手段としての操作軸662を手動により上方へ押し上げればよい。操作軸662を手で押し上げると、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642とが結合すると共に、ボールプランジャ680のボール681が下段の係止溝666−1に係止するため、前記した結合状態を保持することができる。
On the other hand, in order to connect the first
この実施例によれば、コイン詰まり等によって、コインを払い出すディスク621の回転が停止しても、モータ631に負荷が掛かることがなく、安全性の高いコイン払出装置600を提供可能である。しかも、ボールプランジャ680を用いる場合には、保持部材を簡単に構成することができる。なお、前記した実施例と同じ機能を有する部材には、同一符号を付して説明を省略する。
According to this embodiment, even when the rotation of the
図19〜図23に示す実施例は、コインを払出口611に導く案内手段としてのディスク621を2枚備えるコイン払出装置600である。即ち、図19は、コイン払出装置600の外観を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、をそれぞれ示している。
The embodiment shown in FIGS. 19 to 23 is a
そして、図20によって、その動作を説明しているコイン払出装置600の実施例では、2つのディスク621のそれぞれに、駆動源としてモータ631をそれぞれ設け、互いに回転方向が異なるように設定している。即ち、左側に位置する第1のディスク621−Lは、図20(a)に示す平面図において時計回りに回転し、右側に位置する第2のディスク621−Rは、同じく平面図において反時計回りに回転するように設定してある。なお、前記した実施例と同じ機能を有する部材には、同一符号を付して説明を省略する。また、この実施例においては、両ディスク621−L、621−Rが水平面で回転するように記載しているが、両ディスク621−L、621−Rを傾斜面において回転するように構成してもよい。
In the embodiment of the
このように、各ディスク621の回転方向を同一としないで、反対方向に回転させるときは、タンク(バケット610)内のコインが拡散し易くなり、例えばコインが重なることによって発生し易いコイン詰まりを防止することができる。また、各ディスク621の回転方向を同一にしないと、言い換えると、コインの払出方向を異ならせると、各ディスク621がそれぞれ備える払出口611−L、611−Rを互いに近づけて設けることが可能になり、コンパクトなコイン払出装置600となる。また、メンテナンスも容易である。そして、ディスク621を複数備えるコイン払出装置600によれば、コイン詰まり等によって、いずれかのディスク621が回転を停止しても、残りのディスク621により、コインの払出を続けることが可能である。また、ディスク621が複数あるので、払出し時間を短縮できる。
As described above, when the rotation directions of the
図21及び図22に示すコイン払出装置600の実施例においては、反対方向に回転する2枚のディスク621−L、621−Rを備えると共に、1つのモータ631を共通の駆動源として備えている。具体的には、モータ631の駆動軸632に駆動歯車633を設け、この駆動歯車633に右側に位置する一方のディスク621−Rに連絡する第2のクラッチ板642−Rに設けた第2の従動歯車661−Rを噛み合わせている。また、前記駆動歯車633には、自由歯車634が噛み合っており、この自由歯車634に、左側に位置する他方のディスク621−Lに連絡する第2のクラッチ板642−Lに設けた第2の従動歯車661−Lが噛み合っている。なお、この実施例においては、両ディスク621−L、621−Rが水平面で回転するように記載しているが、両ディスク621−L、621−Rを傾斜面において回転するように構成してもよい。
In the embodiment of the
前記した左右に位置している第2のクラッチ板642−L、642−Rには、それぞれ、第1のクラッチ板641−L、641−Rが噛み合い、左右に位置するディスク621−L、621−Rが、それぞれ異なる方向に、回転可能である。 The above-mentioned second clutch plates 642-L, 642-R located on the left and right are respectively engaged with the first clutch plates 641-L, 641-R, and the discs 621-L, 621 located on the left and right. -R can be rotated in different directions.
そこで、この実施例における左右の第1のクラッチ板641−L,641−R、及び左右の第2のクラッチ板642−L,642−Rは、図23に示すように、互いに噛み合う結合部641a、642aをそれぞれ備えている。なお、左側に位置する各クラッチ板641−L,642−Lは、右側の各クラッチ板641−R,642−Rと同じ構成なので説明を省略する。 Therefore, the left and right first clutch plates 641-L and 641-R and the left and right second clutch plates 642-L and 642-R in this embodiment are coupled to each other as shown in FIG. , 642a. The clutch plates 641 -L and 642 -L located on the left side have the same configuration as the clutch plates 641 -R and 642 -R on the right side, and the description thereof is omitted.
先ず、右側の第1のクラッチ板641−Rは、円板部641bの下面に波形の結合部641aが形成されている。また、右側の第2のクラッチ板642−Rの円板部642bの上面には、波形の結合部642aが形成されている。なお、第2のクラッチ板642の円板部642bの下面側には、後述する従動歯車661−R及び操作軸662−Rが存在しているが、図示を省略する。
First, the right first clutch plate 641-R has a corrugated
そして、図23(a)は、右側の第1のクラッチ板641−Rの結合部641aと、右側の第2のクラッチ板642−Rの結合部642aとが、互いに嵌合して、動力を伝達可能な伝達状態を示している。また、図23(b)は、右側の第1のクラッチ板641−Rの結合部641aと、右側の第2のクラッチ板642−Rの結合部642aとが、離れようとしている状態、または嵌まり込もうとしている状態を示している。更に、図23(c)は、右側の第1のクラッチ板641−Rの結合部641aと、右側の第2のクラッチ板642−Rの結合部642aとが、離れて動力を伝達できない非伝達状態を示している。
FIG. 23A shows that the
また、各第2のクラッチ板642−L,642−Rに設けた各操作軸662−L、662−Rには、それぞれ上下2段の係止溝666−1、666−2が設けてあり、これらの係止溝666に、ボールプランジャ680のボール681が嵌合して、第2のクラッチ板642−L、642−Rをそれぞれ保持するようになっている。
The operation shafts 662-L and 662-R provided on the second clutch plates 642-L and 642-R are provided with two upper and lower locking grooves 666-1 and 666-2, respectively. The
そこで、例えば図22において右側に位置している第2のディスク621−Rに、コインが詰まると、右側の第1のクラッチ板641−Rと第2のクラッチ板642−Rとの間に掛かるトルクが、所定の設定値を超えるため、波形の結合部641a、642aによる結合が外れて、第2のクラッチ板642−Rが下降し、第1のクラッチ板641−Rとの結合が解かれる。即ち、右側の第1のクラッチ板641−Rと第2のクラッチ板642−Rとの間にかかるトルクが所定の値を超えたか否かが、前記した動力を伝達状態にするか非伝達状態にするかを選択する所定の場合となり、ここでは非伝達状態を選択したことになる。従って、モータ631の駆動力は、第2のディスク621−Rには伝達されず、この非伝達状態がボールプランジャ680によって保持される(図22参照)。
Therefore, for example, when a coin is jammed in the second disk 621-R located on the right side in FIG. 22, it is hooked between the first clutch plate 641-R and the second clutch plate 642-R on the right side. Since the torque exceeds a predetermined set value, the coupling by the
一方、図22において左側に位置している第1のクラッチ板641−Lと第2のクラッチ板642−Lとは、結合されたままなので、左側のディスク621−Lは回転を続ける。即ち、モータ631の回転は、駆動歯車633、自由歯車634、第2のクラッチ板642−Lに設けた従動歯車661−Lを介して第1のクラッチ板641−Lに伝達される。また、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合状態は、ボールプランジャ680の作用によって保持される。
On the other hand, since the first clutch plate 641-L and the second clutch plate 642-L located on the left side in FIG. 22 remain coupled, the left disc 621-L continues to rotate. That is, the rotation of the
そして、右側のディスク621−Rにおける、コイン詰まりを排除したのち、第2のディスク621−Rの回転を復帰させるには、右側の操作軸662−Rを手動で押し上げればよい。即ち、復帰手段としての操作軸662−Rを手で押し上げると、第1のクラッチ板641−Rと第2のクラッチ板642−Rとが結合され、下段の係止溝666にボールプランジャ680のボール681が嵌合して、第1のクラッチ板641−Rと第2のクラッチ板642−Rとの結合状態、言い換えると動力の伝達状態を保持する。なお、前記した実施例と同じ機能を有する部材には、同一符号を付して説明を省略する。
In order to restore the rotation of the second disk 621-R after eliminating the coin jam in the right disk 621-R, the right operation shaft 662-R may be pushed up manually. That is, when the operating shaft 662-R as the return means is pushed up by hand, the first clutch plate 641-R and the second clutch plate 642-R are coupled, and the
この実施例によれば、一方のディスク621−Rがコイン詰まり等によって回転を停止しても、残りのディスク621−Lにより、コインの払出を続けることが可能である。また、コイン詰まり等を排除したのちは、直ちに、簡単な操作によって、復帰させることができる。しかも、各ディスク621の回転方向が一致していないので、タンク(バケット610)内のコインが拡散し易くなると共に、払出口611を互いに近づけて設けることが可能になり、コンパクトに構成することができ、メンテナンスも容易なコイン払出装置600となる。
According to this embodiment, even if one of the disks 621-R stops rotating due to a coin jam or the like, the remaining disks 621-L can continue to pay out coins. In addition, after removing the coin jam or the like, it can be immediately restored by a simple operation. Moreover, since the rotation directions of the
前記したようなコイン払出装置600の制御は、主制御部300、或いは副制御部B500のいずれで行ってもよい。例えば、図7に示す主制御部のフローチャートにおいて、ホッパー600の払出信号がないにも拘らず、ホッパー600の払出検知がある場合には、ソレノイド650を可動させて駆動を切断するのである。即ち、払出信号がないにも拘らず、払出を検知したということは、不正なコインの払い出しが行なわれていることであるから、この払い出しを、直ちに停止しなければならない。
The control of the
そこで、例えば、図12に示すコイン払出装置600の実施例では、ソレノイド650を駆動して、係止部材651とストッパ617との係止を一旦外すのである。すると、ストッパ617と第2のクラッチ板642とが操作軸662と一体となって、バネ673の付勢及び自重によって下降し、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解除される。そして、ソレノイド650が復帰すると、係止部材651が第2のクラッチ板642の下面に係止して、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合が解除された状態を、保持することになる。
Therefore, for example, in the embodiment of the
また、コイン払出装置600の制御は、副制御部Bにおいて行なうこともできる。例えば、図9(b)に示す副制御部B500のCPU510のメイン処理において、S501では、ホッパー600の異常を検知したか否かを判断し、異常を検知したならば、S502に進み、そうでなければ、S504に進む。
The sub-control unit B can also control the
S502では、ソレノイド650を可動して駆動を切る。即ち、係止部材651とストッパ617との係止を解いて、第1のクラッチ板641と第2のクラッチ板642との結合を外すのである。すると、ディスク621の回転が停止して、コインの払出が停止する。
In S502, the
次いで、S503において、モータ631の回転を停止する。従って、異常が発生した場合には、直ちに、コインの払出を中止することができる。また、異常によって、モータ631に負荷が掛かることもない。更に、所定時間が経過したのちに、モータ631を停止させることができる。
Next, in S503, the rotation of the
このようにして、コイン払出装置600を制御すれば、安全性の高い制御が可能になる。
Controlling the
図24は、遊技台としてのパチンコ機2000の斜視図である。パチンコ機2000は、所定の入賞口2110を有する遊技領域2150を備え、所定の入賞口2110に遊技球が入球することにより、遊技者に所定の特典を与える遊技台である。
FIG. 24 is a perspective view of a
そこで、パチンコ機2000は、遊技者が遊技球であるパチンコ玉の打ち出しを行なうためのハンドル2120と、ハンドル2120に対する操作により打ち出されるパチンコ玉が導入される受皿2130と、パチンコ玉が打ち出されるほぼ円形の遊技領域2150を形成した遊技盤2100と、を備える。遊技領域2150には図示していない多数の障害釘が配設され、遊技領域2150の上部から落下するパチンコ玉は障害釘に衝突して流下方向を変えながら遊技領域2150の下部に設けたアウト口(図示せず)へ落下する。遊技領域2150には入賞口2110が配設されており、入賞口2110へパチンコ玉が入球すると予め定めた特典が遊技者に付与される。また、遊技領域2150のほぼ中央には、液晶を備える可変表示装置1100を配設する。
Therefore, the
図25はパチンコ機の制御系の機能ブロック図である。パチンコ機は制御部2300を有する。制御部はCPU等の処理手段2310、乱数を発生する乱数発生手段2320、RAM等の第1記憶手段2331、及び、ROM等の第2記憶手段2332を有する。センサ2340は入賞口2110に設けられ、パチンコ玉の入球を検出するセンサ2340である。その他のデバイス2350は、その他のデバイス(ランプ、パチンコ玉の払い出し装置等)を示している。
FIG. 25 is a functional block diagram of the control system of the pachinko machine. The pachinko machine has a
処理手段2310は、大当たりの抽選の実行条件が成立したか否かを判定する実行条件判定手段として機能する。大当たりの抽選の実行条件は、センサ2340により入賞口2110にパチンコ玉が入球したことが検出された時に成立する。処理手段2310は、大当たりの抽選の実行条件が成立すると乱数発生手段2320から乱数値を取得し、第1記憶手段2331に記憶する。
The
乱数値は大当たりの抽選の実行条件の成立毎に予め定めた記憶上限回数を上限として順次記憶される。例えば、4回分の抽選結果が記憶される。4回分の乱数値が記憶されている場合、新たな乱数値は破棄される。処理手段2310は第1記憶手段2331に乱数値が記憶されていることを条件として、当該乱数値に基づき大当たりの抽選を行う、抽選手段として機能する。第1記憶手段2331に複数回分の乱数値が記憶されている場合には最も古いものから順番に選択する。
The random number values are sequentially stored with the upper limit number of times of storage set as the upper limit each time the execution condition of the big win lottery is satisfied. For example, four lottery results are stored. When four random numbers are stored, the new random value is discarded. The
抽選結果が大当たりの場合は、大当たりに対応した識別情報が、表示装置1100に表示されると、ボーナスゲームが開始されて遊技者には多数のパチンコ玉が払出されるチャンスが与えられる。
When the lottery result is a jackpot, when the identification information corresponding to the jackpot is displayed on the
遊技者に付与される特典は、例えば、賞球としてパチンコ玉を払い出すことである。また、特典を、前記した大当たりの抽選の実行とすることもできる。大当たりの抽選で当選すると、遊技者に多数のパチンコ玉が賞球として払い出されるチャンスが与えられる。 The privilege given to the player is, for example, paying out a pachinko ball as a prize ball. In addition, the privilege can be the execution of the above-mentioned jackpot lottery. Winning in the jackpot lottery gives players the chance to pay out a number of pachinko balls as prize balls.
このような構成のパチンコ機2000において、賞としてコインを払い出すようにすれば、前記したコイン払出装置600を適用可能である。また、ディスク621の形状をパチンコ玉に対応するように変更することも可能である。
In the
以上、本発明を図示の実施例について説明したが、本発明は前記した各実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適宜に実施できる。 Although the present invention has been described with reference to the illustrated embodiments, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately implemented without changing the configuration described in the claims.
100 スロットマシン
300 主制御部
400 副制御部A
500 副制御部B
600 コイン払出装置
610 バケット
611 払出口
612 底面
613 排出口
614 フレーム
615 ベース
616 ギヤボックス
617 ストッパ
618 回り止め
619 外側凹部
621 ディスク
623 嵌入孔
631 モータ
632 駆動軸
633 駆動歯車
634 自由歯車
641 第1のクラッチ板
641a 結合部
641b 円板部
641c 収納孔
642 第2のクラッチ板
642a 結合部
642b 円板部
642c 凹溝
643 支軸
644 ボール
645 押圧バネ
646 押え板
650 ソレノイド
651 係止部材
651a カム面
660 中間歯車
661 従動歯車
662 操作軸
663 ベアリング
665 支軸
666 係止溝
671 ガイド部
672 ガイド孔
673 バネ
680 ボールプランジャ
681 ボール
682 スプリング
1000 可変表示装置
1100 表示装置
2000 パチンコ機
2100 遊技盤
2110 入賞口
2120 ハンドル
2130 受皿
2150 遊技領域
2231 第1記憶手段
2232 第2記憶手段
2300 制御部
2310 処理手段
2320 乱数発生手段
2340 センサ
2350 その他のデバイス
100
500 Sub-control part B
600
Claims (10)
前記駆動手段は、動力を前記案内手段に伝達可能な伝達状態と、動力を前記案内手段に伝達できない非伝達状態とがあり、
所定の場合に、動力を伝達状態にするか非伝達状態にするかを選択することを特徴とするコイン払出装置。 A coin payout device comprising a bucket for accumulating coins, guide means for guiding the coins to a payout opening, and drive means for driving the guide means,
The drive means has a transmission state in which power can be transmitted to the guide means and a non-transmission state in which power cannot be transmitted to the guide means,
A coin payout device that selects whether the power is to be transmitted or not to be transmitted in a predetermined case.
前記駆動手段は、第1の動力伝達部材と、第2の動力伝達部材と、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材とを切り離す切断手段と、前記第2の動力伝達部材を駆動させる駆動源と、を備え、
所定の場合に、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材とを、前記切断手段で切り離すことにより、動力を非伝達状態にすることを特徴とするコイン払出装置。 The coin payout device according to claim 1,
The drive means includes a first power transmission member, a second power transmission member, a cutting means for separating the first power transmission member and the second power transmission member, and the second power transmission member. A drive source for driving
A coin payout device characterized in that, in a predetermined case, the first power transmission member and the second power transmission member are separated by the cutting means so that the power is not transmitted.
前記駆動手段は、第1の動力伝達部材と、第2の動力伝達部材と、前記第2の動力伝達部材を駆動させる駆動源と、前記第1の動力伝達部材又は第2の動力伝達部材のどちらかに可動可能な動力伝達手段と、を備え、
前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材との間にかかるトルクが所定のトルクを超えた場合に、前記動力伝達手段が可動して、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材が空転することを特徴とするコイン払出装置。 The coin payout device according to claim 1,
The drive means includes a first power transmission member, a second power transmission member, a drive source for driving the second power transmission member, and the first power transmission member or the second power transmission member. A power transmission means movable to either of them,
When the torque applied between the first power transmission member and the second power transmission member exceeds a predetermined torque, the power transmission means is moved to move the first power transmission member and the first power transmission member. A coin payout device characterized in that the two power transmission members idle.
前記駆動手段は、第1の動力伝達部材と、第2の動力伝達部材と、前記第2の動力伝達部材を駆動させる駆動源と、前記第2の動力伝達部材を保持する保持部材と、を備え、
前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材との間にかかるトルクが所定のトルクを超えた場合に、前記第1の動力伝達部材と前記第2の動力伝達部材とが切り離なされて、動力が非伝達状態になり、前記保持部材によって前記第2の動力伝達部材が保持されることを特徴とするコイン払出装置。 The coin payout device according to claim 1,
The drive means includes a first power transmission member, a second power transmission member, a drive source that drives the second power transmission member, and a holding member that holds the second power transmission member. Prepared,
When the torque applied between the first power transmission member and the second power transmission member exceeds a predetermined torque, the first power transmission member and the second power transmission member are separated. The coin payout device is characterized in that the power is in a non-transmission state and the second power transmission member is held by the holding member.
前記動力の非伝達状態を、手動により伝達状態に復帰させる復帰手段を設けたことを特徴とするコイン払出装置。 The coin payout device according to claim 1, 2 or 4,
A coin payout device provided with return means for manually returning the power non-transmission state to the transmission state.
前記コインを払出口へ導く第1及び第2の案内手段を備え、前記第1又は第2の案内手段のどちらかが払出不能になっても、前記第1又は第2の案内手段のどちらかからコインを払い出せることを特徴とするコイン払出装置。 The coin payout device according to claim 1, 4 or 5,
1st and 2nd guide means which guides the coin to a payout exit, and either of the 1st or 2nd guide means even if either of the 1st or 2nd guide means becomes impossible to payout A coin payout device characterized in that coins can be paid out from the machine.
不正行為を検知する不正行為検知手段を備え、該不正行為検知手段が不正行為を検知した場合を、前記所定の場合とすることを特徴とする遊技台。 A gaming machine comprising the coin payout device according to any one of claims 1 to 6,
A gaming machine comprising a cheating detection means for detecting cheating, wherein the cheating action detecting means detects the cheating action as the predetermined case.
前記コイン払出装置の不具合を検知する不具合検知手段を備え、該不具合検知手段が当該装置の不具合を検知した場合を、前記所定の場合とすることを特徴とする遊技台。 A gaming machine comprising the coin payout device according to any one of claims 1 to 6,
A gaming machine comprising a failure detection means for detecting a failure of the coin payout device, wherein the failure detection means detects a failure of the device as the predetermined case.
複数種類の絵柄が施された複数のリールと、前記複数のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、前記複数のリールそれぞれに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるストップスイッチと、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、停止時の前記複数のリールにより表示された絵柄の組合せが、前記抽選手段により内部当選した入賞役の絵柄組合せであるか否かにより当該入賞役への入賞を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする遊技台。 The game stand according to claim 7 or 8,
A plurality of reels provided with a plurality of types of patterns, a start switch for starting rotation of the plurality of reels, a stop switch provided corresponding to each of the plurality of reels and individually stopping rotation of the reels, A combination of a lottery means for determining whether or not an internal winning of a plurality of types of winning combinations has been determined in advance by lottery and a picture displayed by the plurality of reels at the time of a stop is a combination of the winning combination won by the lottery means A game machine comprising: determination means for determining whether or not to win the winning combination depending on whether or not it is a pattern combination.
所定の入賞口を有する遊技盤を備え、前記所定の入賞口に遊技球が入球することにより、所定の特典を与えることを特徴とする遊技台。 The game stand according to claim 7 or 8,
A gaming machine comprising a game board having a predetermined winning opening, and a predetermined privilege is given by a game ball entering the predetermined winning opening.
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