JP2008012520A - 塗装品の製造方法、塗装装置及び電子写真装置用部品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗工ブース内で被塗装物をスプレー塗工する塗装品の製造方法において、被塗装物の塗工面を移動させながら静電スプレーガンにより−50kV以上−15kV以下の電圧を印加して帯電をさせた塗装液粒子を、好ましくは塗装液粒子の噴射方向と略平行な方向の気流を形成して、被塗装物の塗工面に噴射することを特徴とする塗装品の製造方法および塗装装置。
【選択図】図1
Description
アルキッド樹脂(ベッコゾール1307−60−EL(大日本インキ化学工業社製))15質量部、メラミ樹脂(スーパーベッカミンG−821−60(大日本インキ化学工業社製))10質量部をメチルエチルケトン150質量部に溶解し、これに酸化チタン粉末(タイペールCR−EL(石原産業社製))90質量部を加えボールミルで12時間分散し分散液を作成した。この分散液を容器に取り出し固形分が25質量%となるようにシクロヘキサノンで稀釈し、下引層用塗装液を作製した。この下引層用塗装液をφ80mm、長さ380mm、厚さ2mmの筒状のアルミ製ドラムの外表面に浸漬塗工法によって塗布し、塗布後、130℃で20分間乾燥し、膜厚が8.2μm、有効画像領域の最大膜厚差が0.4μmの下引層を塗工したアルミ製ドラムを得た。
20分間乾燥し、波長690nmにおける透過率が4%で、有効画像領域の最大透過率差が0.2%の電荷発生層を塗工したアルミ製ドラムを得た。
量%となるようにシクロヘキサノンで稀釈し電荷輸送層用塗装液を作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.3m/秒
塗工ブース1内の酸素濃度:5%
塗工ブース1内の窒素濃度:95%
塗工ブース1への窒素ガスの供給:スプレー塗工時のみ有り(塗膜乾燥時は無し)
レシーバータンク内の窒素ガス圧力:0.01MPa
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:110mm
整流板13の有無又は、材質:ステンレス
整流板13の上流側15の間隔と下流側16の間隔との比率:2:1
整流板13とアルミ製ドラム2との距離24:80mm
アルミ製ドラム2の回転速度:80rpm
静電スプレー4移動速度:5mm/秒
静電スプレー4の塗装液吐出量:25ml/分
静電スプレー塗工後、塗工ブース1内で、130℃で20分間乾燥し、膜厚25μm、有効画像領域の最大膜厚差1.2μmの電荷輸送層を形成した、3層被膜で被覆された被覆アルミ製ドラムを作製した。この被覆アルミ製ドラムは、電子写真感光体として使用することができ、電子写真感光体(1)とした。同様にして、実施例1の電子写真感光体用の電子写真感光体(1)を10本作製した。
以下に示す電荷輸送層の塗工条件以外は実施例1と同様にして、被覆アルミ製ドラムである電子写真感光体(2)を10本作製した。
印加電圧:−20KV
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.5m/秒
塗工ブース1内の酸素濃度:2%
塗工ブース1内の窒素濃度:98%
塗工ブース1への窒素ガスの供給:スプレー塗工時のみ有り(塗膜乾燥時は無し)
レシーバータンク内の窒素ガス圧力:0.05MPa
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:150mm
整流板13とアルミ製ドラム2との距離24:60mm
得られた電子写真感光体(2)の膜厚および最大膜厚差は実施例1の電子写真感光体(1)とほぼ同じであった。
以下に示す電荷輸送層の塗工条件以外は実施例1と同様にして、被覆アルミ製ドラムである電子写真感光体(3)を10本作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.1m/秒
塗工ブース1内の酸素濃度:15%
塗工ブース1内の窒素濃度:85%
レシーバータンク内の窒素ガス圧力:0.3MPa
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:200mm
整流板13の上流側15の間隔と下流側16の間隔との比率:1:1
整流板13とアルミ製ドラム2との距離24:150mm
得られた電子写真感光体(3)の膜厚および最大膜厚差は実施例1の電子写真感光体(1)とほぼ同じであった。
以下に示す電荷輸送層の塗工条件以外は実施例1と同様にして、被覆アルミ製ドラムである電子写真感光体(4)を10本作製した。
静電スプレーノズル22への印加電圧:−10KV
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:1m/秒
塗工ブース1内の酸素濃度:10%
塗工ブース1内の窒素濃度:90%
塗工ブース1への窒素ガスの供給:スプレー塗工時のみ有り(塗膜乾燥時は無し)
レシーバータンク内の窒素ガス圧力:0.25MPa
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:185mm
整流板13の有無又は、材質:ステンレス
整流板13の上流側15の間隔と下流側16の間隔との比率:1.2:1
整流板13とアルミ製ドラム2との距離24:200mm
得られた電子写真感光体(4)の膜厚および最大膜厚差は実施例1の電子写真感光体(1)とほぼ同じであった。
実施例1、2、比較1、2で得られた電子写真感光体(1)、電子写真感光体(2)、電子写真感光体(3)及び電子写真感光体(4)(被覆アルミ製ドラム)10本づつをそれぞれ感光体として、株式会社リコー製フルカラーレーザープリンターIPSIO Color 5000の改造機(λ=655nm、1200dpi、ビームスポット2.7×10-3mm2に改造したもの)を用いて、画像形成を行ない、画像の品質を目視で判定した。なお、ハーフトーン画像は2×2のドット画像である。画像評価結果を表1に示す。表1から判るように、本発明の実施例1、2により作製した電子写真感光体(1)、電子写真感光体(2)はすべて異常の発生はなく、好適な感光ドラムとして使用できる。しかし、比較例1、2により作製した電子写真感光体(3)及び電子写真感光体(4)の半数以上が異常の発生を示し、感光ドラムとして使用するには不適当であった。
図1に示す塗工装置26を用いて、外径100mm及び全長360mmの被塗工物2である円筒状導電性基体の外表面にそれぞれ静電スプレー塗工により下引層、電荷発生層及び電荷輸送層を順に形成した。
下引層用塗装液は実施例1と同じものを用いた。塗工は、静電スプレー塗工法によった。静電スプレー塗工時の条件を以下に記す。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.4m/秒
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:120mm
整流板13の有無又は、材質:ステンレス
整流板13の上流側の間隔と下流側の間隔との比率:2:1
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θ:4°
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離d:9mm
被塗装物2の回転速度:150rpm
静電スプレー4移動速度:2.5mm/秒
静電スプレー4の塗装液吐出量:6.0ml/分
静電スプレー4の霧化エアー(圧縮空気)の圧力:25kPa
下引層用塗装液を被塗装物2上にスプレー塗工した後、塗工ブース1内で130℃で20分間乾燥させ、下引層を形成した。なお、静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θは、鉛直線から静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線へ向かう回転方向が被塗装物2の回転方向と同じ場合を正とし、反対方向への回転角を負とする。又、静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離dは、前記交点が被塗装物2の円筒の頂点から回転して下がっていく場合を正、被塗装物2の円筒の頂点に向かって上がっていく場合を負とする。
ポリビニルブチラール樹脂エスレックHL−S(積水化学工業社製)5質量部をメチルエチルケトン150質量部に溶解させた溶液に、実施例1で使用したトリスアゾ顔料(1)10質量部を加え、ボールミルで48時間分散させた後、固形分が1.5質量%となるようにシクロヘキサノンで希釈し、電荷発生層用塗装液を調製した。この電荷発生層用塗布を用いて、上記の下引層を形成した被塗装物2上に電荷発生層を形成した。塗工条件を下引層の塗工条件から以下のように変更した以外は、乾燥条件も含めて下引層の塗工条件と同様にして、電荷発生層を形成した。
静電スプレー4の塗装液吐出量:5.0ml/分
静電スプレー4の霧化エアー(圧縮空気)の圧力:90kPa
以上で、電荷発生層を形成した被塗装物2を得た。
実施例1で調製した電荷輸送層用塗装液を用いて、電荷発生層を形成した被塗装物2上に電荷発生層を形成した。塗工条件を下引層の塗工条件から以下のように変更した以外は、乾燥条件も含めて下引層の塗工条件と同様にして、電荷発生層を形成した。
静電スプレー4の移動速度:2.0mm/秒
静電スプレー4の塗装液吐出量:11ml/分
静電スプレー4の霧化エアー(圧縮空気)の圧力:45kPa
以上で、下引き層、電荷発生層及び電荷発生層を順に形成した被塗装物を得た。この下引き層、電荷発生層及び電荷発生層を順に形成した被塗装物を電子写真感光体(5)とする。電子写真感光体(5)は感光体として使用することができる。なお、評価のために電子写真感光体(5)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(6)を作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.6m/秒
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離l:130mm
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θ:5°
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離d:11mm
被塗装物2の回転速度:160rpm
電子写真感光体(6)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(7)を作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.6m/秒
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離d:11mm
電子写真感光体(7)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(8)を作製した。
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:130mm
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θ:5°
被塗装物2の回転速度:160rpm
電子写真感光体(8)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(9)を作製した。
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:180mm
整流板13の有無又は、材質:ナイロン樹脂製
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θ:10°
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離d:15mm
被塗装物2の回転速度:80rpm
電子写真感光体(9)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(10)を作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.6m/秒
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:80mm
整流板13の有無又は、材質:ナイロン樹脂製
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θ:−5°
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離d:−9mm
被塗装物2の回転速度:200rpm
電子写真感光体(10)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(11)を作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:0.2m/秒
整流板13の有無又は、材質:ナイロン樹脂製
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線の鉛直方向に対する傾き角θ:2°
静電スプレーガンの噴射方向を表す中心線と被塗装物2の外表面との交点から、被塗装物2の円筒の中心軸を含む鉛直面までの距離d:−11mm
被塗装物2の回転速度:160rpm
電子写真感光体(11)を50本作製した。
実施例3から下引層、電荷発生層及び電荷輸送層の塗工条件を、それぞれ以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、電子写真感光体(12)を作製した。
塗工ブース1内のアルミ製ドラム2付近の上流から下流への気流の速度:1.2m/秒
静電スプレーノズル22と被塗工面との距離:120mm
整流板13の有無又は、材質:無し
電子写真感光体(12)を50本作製した。
実施例3乃至6及び比較例3乃至6で得られた電子写真感光体(5)乃至(12)を用いて、以下の(A)乃至(D)の評価を行った。
(A)下引層、電荷発生層及び電荷輸送層のスプレー塗工時の塗装液の噴出量と電子写真感光体への付着量とから、塗装液の平均付着効率(%)を算出した。
(B)クリーンエアートレーサーと液体窒素を用いて、窒素ガスの気流を可視化することにより、塗工ブース内の乱流及び気流の滞留部の有無を目視により確認した。
(C)作製した電子写真感光体をレーザープリンター(リコー社製)に取り付けて、印刷画面の画像欠陥の有無を確認した。画像欠陥有りの本数は評価本数50本中の数である。
(D)塗装液をスプレー塗布した直後に、静電気測定器により整流板13の帯電量を測定した。
2:被塗工物
3:支持装置
4:静電スプレーガン
5:電圧印加装置
6:電圧変換用コントローラ
7:塗装液タンク
8:送液ポンプ
9:噴霧用気体供給装置
10:スプレーノズルの噴射方向を表す矢印
11:給気口
12:排気口
13:整流板
14:給気ガス進行方向
15:気流の上流側における整流板の間隔
16:気流の下流側における整流板の間隔
17:被塗工物周辺の連れまわり気流を表す矢印
18:給気ブロア
19:排気ファン
20:窒素発生装置
21:レシーバータンク
22:スプレーノズルの先端
23:スプレーノズルの先端から塗工面までの距離
24:整流板から被塗工物までの距離
25:被塗工物の回転方向を表す矢印
26:塗工装置(塗装装置ともいう)
Claims (19)
- 塗工ブース内で被塗装物をスプレー塗工する塗装品の製造方法において、被塗装物の塗工面を移動させながら静電スプレーガンにより−50kV以上−15kV以下の電圧を印加して帯電をさせた塗装液粒子を前記塗工面に噴射することを特徴とする塗装品の製造方法。
- 前記塗工ブース内に前記塗装液粒子の噴射方向と略平行な方向の気流を形成し、該気流中でスプレー塗工する請求項1に記載の塗装品の製造方法。
- 前記塗工面付近の気流の流速を0.2m/秒以上1m/秒以下としてスプレー塗工する請求項2に記載の塗装品の製造方法。
- 吸気側圧力が0.01MPa以上0.2MPa以下である気体供給装置により前記塗工ブースに気体を供給して気流を形成する請求項2又は3に記載の塗装品の製造方法。
- 前記塗工ブース内の酸素濃度を10容量%以下とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の塗装品の製造方法。
- スプレー塗工時に前記塗工ブース内における気流の上流側から窒素を供給する請求項2乃至5のいずれか一項に記載の塗装品の製造方法。
- 前記塗工ブース内における気流の上流側から供給する窒素濃度を95容量%以上とする請求項6に記載の塗装品の製造方法。
- 前記静電スプレーガンの噴射口と前記塗工面との間隔を100mm以上200mm以下とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の塗装品の製造方法。
- 被塗装物をスプレー塗工するための塗工ブースと、該塗工ブース内に被塗装物を支持し該被塗装物の塗工面を移動させる支持手段と、−50kV以上−15kV以下の電圧を印加して帯電させた塗装液粒子を前記塗工面に噴射する静電スプレーガンとを有する塗装装置。
- 前記塗工ブース内に静電スプレーガンの噴射方向と平行な方向の気流を形成するための気体を供給する気体供給装置、及び前記塗工ブース内の気体を排出する排気装置を備えた請求項9に記載の塗装装置。
- 前記気体供給装置は、0.01MPa以上0.2MPa以下の圧力の気体を収容した気体供給用タンクと、該気体供給用タンクから気体を吸入して前記塗工ブース内に供給する気体供給装置とを有する請求項10に記載の塗装装置。
- 前記塗工ブース内に、前記塗工ブース内の気流の流れ方向を整える整流板を備えた請求項10又は11に記載の塗装装置。
- 前記整流板と被塗装物との間隔を、40mm以上100mm以下にできる請求項12に記載の塗装装置。
- 前記整流板は、導電性材料からなる請求項12又は13のいずれか一項に記載の塗装装置。
- 前記整流板は、前記塗工ブースへの着脱及び取り付け角度の調節が可能である請求項12乃至14のいずれか一項に記載の塗装装置。
- 被塗装物は静電スプレーガンより下部に配置された円筒体であり、前記円筒体の中心軸が略水平になるように支持し、且つ前記円筒体の中心軸を中心に回転させる支持手段を有しており、前記静電スプレーガンの噴射方向は下向きの鉛直方向に対して3°以上6°以下の傾きを有し、前記静電スプレーガンの噴射方向を表す噴射の中心線と前記円筒体の外表面との交点は前記円筒体が回転する際に前記円筒体の外表面が下方へ下がっていく位置にある請求項9乃至15のいずれか一項に記載の塗装装置。
- 前記静電スプレーガンの噴射方向を表す噴射の中心線と、前記円筒体の外表面との交点は、前記円筒体の中心軸を含む鉛直面から7mm以上13mm以下の距離にある請求項16に記載の塗装装置。
- 前記支持手段は、130rpm以上180rpm以下で前記円筒体を回転させることができる請求項16又は17に記載の塗装装置。
- 請求項9乃至18のいずれか一項に記載の塗装装置を用いて、電子写真装置用部品の基体表面に塗工液を塗工する電子写真装置用部品の製造方法。
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