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JP2008005190A - テレビ受像機 - Google Patents

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Yusuke Okuyama
祐介 奥山
Kazuyasu Nishio
和康 西尾
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Sharp Corp
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Abstract

【課題】音声多重放送を視聴する際に、主音声及び副音声が適切に出力されることにより、利用者にとって使い勝手の良いテレビ受像機を提供すること。
【解決手段】チューナ部から受信されたデジタル放送をデコーダ部でデコードし、映像及び音声を出力する。この際に、音声情報を含む番組情報を取得し、取得された音声情報に従って音声の出力先となる音声出力装置を記憶部に記憶された設定データから決定し、当該決定された音声出力装置から音声を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像表示装置と、少なくとも音声出力装置とが接続されたテレビ受像機に関する。
従来、テレビ受像機を用いて、主音声と副音声とを含む音声多重放送を視聴する場合、ユーザは所望する音声を切り替えて番組を視聴していた。例えば、主音声が日本語、副音声が英語(外国語)で放送されている番組の場合、日本語の主音声のみを出力させるか、英語の副音声のみを出力させるかを切り替えることが可能である。したがって、ユーザは視聴する度に、どちらの音声で視聴するかを選択することができる。
また、主音声と副音声とを同時に出力することも可能であった(例えば、特許文献1参照)。この場合、スピーカ等から、主音声と副音声とが同じスピーカから混在して出力されたり、例えば、右側と左側とのスピーカに主音声と副音声とを振り分けて出力させたりする方法が一般的であった。
特開2004−248056号公報
上述したように、音声多重放送において、副音声を出力するか否かは一律に設定される仕組みとなっている。したがって、例えば家族など複数の視聴者が利用する場合、副音声を出力させたい視聴者と、副音声を出力させたくない視聴者が番組を視聴する度にそれぞれ設定を切り替える必要があり、非常に煩雑であった。
また、音声多重放送において、特に副音声として出力される内容は番組によって異なるものである。例えば、副音声として出力される音声は、映画等においては英語等の外国語で出力される番組もあれば、スポーツ番組等において、日本語でルールを解説している番組もある。したがって、副音声で常に英語を出力させたい場合であっても、一律に設定してしまうと番組によっては、日本語の副音声が出力されてしまうといった問題が生じていた。
さらに、従来の主音声と副音声とをスピーカから出力する際に、それぞれの音声が同時に出力されることとなる。この場合、ユーザには、主音声の日本語と、副音声の英語が同時に聞こえることとなるため、非常に聞きづらいといった問題点があった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、音声多重放送を視聴する際に、主音声及び副音声が適切に出力されることにより、利用者にとって使い勝手の良いテレビ受像機を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の発明のテレビ受像機は、映像表示装置と、少なくとも音声出力装置とが接続されたテレビ受像機において、デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段と、前記デジタル放送受信手段により受信されたデジタル放送から、映像と音声とを含む番組と、当該番組の音声情報を含む番組情報とをデコードするデコーダと、前記デコーダによりデコードされた番組の映像を映像表示装置に表示する映像表示手段と、前記デコーダによりデコードされた番組の音声を音声出力装置に出力する音声出力手段と、を備え、音声情報と、音声の出力先となる音声出力装置とを対応づけて記憶する音声出力先記憶手段と、前記番組情報に含まれる音声情報を取得し、取得された音声情報に対応して音声出力先を前記音声出力先記憶手段に基づいて決定する音声出力先決定手段と、を有し、前記音声出力手段は、前記音声出力先決定手段により決定された音声出力先に音声を出力する手段であることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明のテレビ受像機において、前記デコーダがデコードする番組の音声には、主音声及び副音声が含まれており、前記音声情報は主音声又は副音声の種別を示す情報であって、前記音声出力先決定手段は、前記取得された音声情報から主音声又は副音声であることを取得し、音声出力先となる音声出力装置を決定する手段であることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明のテレビ受像機において、前記音声情報は、音声の言語の種別を示す情報を含んでおり、前記音声出力先決定手段は、前記取得された音声情報から音声の言語の種別に基づいて音声出力先となる音声出力装置を決定する手段であることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1から第3の発明のうち、いずれか一つのテレビ受像機において、前記番組毎に、音声の出力先となる音声出力装置とを記憶する番組毎音声出力先記憶手段を更に有し、前記音声出力先決定手段は、前記デコードされた番組に対応して、音声の出力先となる音声出力装置を、前記番組毎音声出力先記憶手段にしたがって決定する手段であることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1から第4の発明のうち、いずれか一つのテレビ受像機において、前記番組情報には、番組のカテゴリーが更に含まれており、前記音声出力先記憶手段は、前記カテゴリーに対応づけて、音声情報と、音声の出力先となる音声出力装置とが対応づけて記憶されているカテゴリー音声出力先記憶手段を更に有し、前記音声出力先決定手段は、前記番組のカテゴリーに対応して、音声の出力先となる音声出力装置を、前記カテゴリー音声出力先記憶手段にしたがって音声出力先となる音声出力装置を決定する手段であることを特徴とする。
また、第6の発明は、第1から第5の発明のうち、いずれか一つのテレビ受像機において、前記音声出力装置は、一の音声出力装置としてスピーカが接続され、他の音声出力装置としてヘッドフォンが接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、受信されたデジタル放送を受信し、映像及び音声を出力する際に、音声情報を含む番組情報を取得し、取得された音声情報に従って音声の出力先となる音声出力装置を決定し、当該決定された音声出力装置から音声を出力することとなる。したがって、音声種別毎に、音声出力装置を設定することが可能となり、異なる種別の音声を別々の音声出力装置から出力することが可能となる。
また、番組の音声には、主音声及び副音声が含まれており、音声情報は主音声又は副音声の種別を示す情報である場合、取得された音声情報から主音声又は副音声であることを取得し、音声出力先となる音声出力装置を決定することとなる。したがって、主音声、副音声を異なる音声出力装置から出力することが可能となる。
また、音声情報は、音声の言語の種別を示す情報を含んでおり、取得された音声情報から音声の言語の種別に基づいて音声出力先となる音声出力装置を決定することとなる。したがって、例えば、音声の言語が日本語と英語とでことなった音声を、異なる音声出力装置から出力することが可能となる。
また、番組毎に、音声の出力先となる音声出力装置とを記憶する番組毎音声出力先記憶手段を有しており、デコードされた番組に対応して、音声の出力先となる音声出力装置を、番組毎音声出力先記憶手段にしたがって決定することができる。したがって、ユーザが番組毎に音声出力装置を設定することにより、所望する音声出力装置から、音声を出力することが可能となる。
また、番組情報には、番組のカテゴリーが更に含まれており、カテゴリーに対応して、音声の出力先となる音声出力装置が決定されることとなる。したがって、番組情報に詳細な情報が記憶されていなかったり、ユーザが所望する音声出力装置を設定していなかったりした場合であっても、カテゴリーに対応して音声出力装置が決定し、出力することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[構成]
図1は、本発明のテレビ受像機を適用した一例であるデジタルテレビ1の構成を説明する為の図である。図1に示すように、デジタルテレビ1には、チューナ部10と、デコーダ部20と、制御部30と、EPG処理部40と、記憶部50と、映像処理信号処理部60と、表示装置62と、音声信号処理部70と、スピーカ72と、ヘッドフォン74と、入力部80とを備えており、アンテナANTが接続されている。
チューナ部10は、アンテナANTから受信された受信信号から、各チューナに設定されているチャンネルに対応する周波数の受信信号を選局(抽出)し、各信号が多重化されたトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)信号を抽出する。具体的には、受信信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で復調し、ビダビ復号等を用いて誤り訂正を行いTS信号を抽出する。そして、抽出されたTS信号をデコーダ部20に出力する。
デコーダ部20は、チューナ部10から入力されたTS信号から、映像や音声等のES(Elementary Stream)に分離し、出力する。ここで、分離された映像のESは映像信号処理部60に、音声のESは音声信号処理部70へ出力される。また、デコーダ部20はTS信号に含まれるデータ放送のストリームも抽出し、制御部30に出力する。
制御部30は、デジタルテレビ1の各動作部及び制御を行う処理装置である。デジタルテレビ1に記憶されている各種プログラムを読み出し、実行することにより各処理を実行する。また、デコーダ部20から入力されたデータ放送のストリームの中から、各番組に関するデータを抽出し、番組データ502として記憶部50に記憶する。
EPG処理部40は、記憶部50に記憶された番組データ502に基づいて、電子番組表(EPG)を生成する処理を実行する処理部である。受信された各番組データから、電子番組表が生成され、映像信号処理部60を介して表示装置62に出力される。
記憶部50は、各種設定データ等を記憶する機能部であり、例えば、DRAMやフラッシュメモリ、ハードディスク等から構成されている。ここで、記憶部50には、番組データ502と、共通設定データ504と、個別設定データ506とが記憶されている。
番組データ502は、デジタルテレビ1が受信する番組に関する情報(番組情報)である。例えば、図2に示すように、番組情報(例えば、「1ch 19:00〜20:00 ニュース」)と、当該番組の音声情報として主音声の言語(例えば、「日本語」)と、副音声の言語(例えば、「外国語」)と、カテゴリー(例えば、「ニュース」)とが対応づけて記憶されている。
共通設定データ504は、音声を出力する際の出力先の設定の情報である。例えば、図3に示すように、カテゴリー(例えば、「スポーツ」)と、音声種別(例えば、「主音声」)と、音声の出力先(例えば、「スピーカ(L+R)」)とが対応づけて記憶されている。ここで、音声の出力先としては、左側及び右側の両方のスピーカから音声を出力する「スピーカ(L+R)」と、左側のスピーカのみから音声を出力する「スピーカ(L)」と、右側のスピーカのみから音声を出力する「スピーカ(R)」と、ヘッドフォンから音声を出力する「ヘッドフォン」と、音声を出力しない「無音」等が選択可能である。
また、カテゴリーは番組のカテゴリーがそれぞれ設定されている。番組情報にカテゴリーが含まれている場合、当該カテゴリーに対応する出力先が読み出される。また、番組情報にカテゴリーが設定されていない場合には、カテゴリー「なし」が読み出されることとなる。
また、音声種別としては、「主音声」の他に、副音声が外国語である場合の「副音声(外国語)」と、副音声が日本語である場合の「副音声(日本語)」とに対し、それぞれ音声の出力先を記憶することができる。
個別設定データ506は、番組毎に音声の出力先の設定を記憶している情報である。例えば、図4に示すように、番組情報(例えば、「1ch 19:00〜20:00 ニュース」)に、音声出力先が対応づけて記憶されている。また、音声出力先は、主音声の音声出力先(例えば、「スピーカ(L+R)」)と、副音声の音声出力先(例えば、「スピーカ(L+R)」)とがそれぞれ記憶されている。個別設定データ506を用いることにより、利用者は番組毎に音声出力先を設定することが可能となる。
映像信号処理部60は、デコーダ部20から入力された映像のESから映像信号を復号し、出力する処理部である。出力された映像信号は、接続される表示装置62に出力される。ここで、表示装置62の一例としては、液晶表示装置や、CRT等により構成されている。
音声信号処理部70は、デコーダ部20から入力された音声のESから音声信号を復号し、出力する処理部である。出力された音声信号は、接続される音声出力装置に出力される。本実施形態においては、スピーカ72や、ヘッドフォン74に出力されることとなる。
入力部80は、外部から入力された信号を制御部30に出力することにより、デジタルテレビ1を制御するための機能部である。入力部80の一例としては、例えば、本体に備えられた操作ボタン、赤外線を利用したリモコン又はタッチパネル等のいずれかの方法であっても良い。
[動作処理の流れ]
続いて、デジタルテレビ1の動作について図5を用いて説明する。図5に示す動作は、デジタルテレビ1において、番組が選局され、具体的に番組を視聴する際の動作を示したものである。
まず、制御部30は、現在選択されている番組に副音声が有るか否かを判定する(ステップS10)。具体的には、例えば、当該番組の番組情報を参照しても良いし、抽出された音声から判定しても良い。ここで、当該番組に副音声があると判定された場合(ステップS10;Yes)、選択されている番組に対応する番組データ502から、音声情報が取得可能か否かを判定する(ステップS12)。
ここで、音声情報が取得可能な場合(ステップS12;Yes)、制御部30は取得された音声情報から副音声の言語を決定する。他方、選択されている番組の音声情報が取得できない場合(ステップS12;No)、番組の「カテゴリー」の情報を番組データ502から読み出す(ステップS16)。ここで、デジタルテレビ1は、各カテゴリーに対応する言語情報を予め記憶している。例えば、カテゴリーが「ニュース」であれば、主音声は「日本語」、副音声は「英語」であり、カテゴリーが「スポーツ」であれば、主音声も副音声も「日本語」であると記憶しておけばよい。また、このようなカテゴリー情報は、ユーザが設定出来るようにしても良い。この場合、記憶部50に、カテゴリーに対応する言語の情報を記憶しておき、番組情報に従って対応する言語の種別を読み出せばよい。
続いて、制御部30は、現在選択されている番組に対応する個別設定データ506が記憶されているか否かを記憶部50から読み出す(ステップS20)。ここで、現在選択されている番組に対応する個別設定データ506が記憶部50に記憶されている場合には(ステップS20;Yes)、当該個別設定データ506を読み込む(ステップS22)。他方、当該当該番組に対応する個別設定データ506が、記憶部50に記憶されていない場合には、共通設定データ504を記憶部50から読み込む。
共通設定データは、例えば番組のカテゴリーが読み出された場合には、カテゴリーに対応する音声種別から出力先を決定すればよい。また、カテゴリーが読み出されない場合には、カテゴリー「なし」の音声種別から出力先を決定すればよい。
そして、制御部30は、読み込まれた主音声/副音声の出力の設定に従って、主音声及び副音声を出力する(ステップS26)。具体的には、音声をスピーカ72で出力するのか、ヘッドフォン74で出力するのか、左右両方から同時に出力するのか、左又は右の一方のみから出力するかを判定し、音声信号処理部70を介して出力する。
このように、上述した動作フローに従えば、音声多重放送において、主音声及び副音声をユーザが所望する方法にて適切に出力することが出来るようになる。
なお、上述した動作は、番組視聴時に行われる動作である。ここで番組視聴時の動作は、例えばユーザが、希望する番組を選択して、新たに番組を見る段階に行われることもあれば、予め視聴予約がなされており、予約された時間に番組を受信・表示する場合にも同様の動作がなされることも含まれるものである。
[動作例]
続いて、図を用いてデジタルテレビ1の動作について説明する。まず、図6は、ユーザが音声出力の設定を行う、すなわち共通設定データ504を設定する際に表示される表示画面W100である。ユーザは主音声及び副音声の音声出力先を設定する。具体的には、主音声の音声出力先を選択メニューP102で、副音声が外国語である場合の音声出力先を選択メニューP104で、副音声が日本語である場合の音声出力先を選択メニューP106でそれぞれ選択する。ここで、選択(設定)された内容は、共通設定データ504として記憶部50に記憶される。
続いて、図7は、EPG処理部40が生成した電子番組表W110が表示装置62に表示された場合の一例を示す図である。ここでは、チャンネル毎に各時間帯の各番組が表示されている。そして、太枠P112で囲まれた番組に関する情報が領域P110に表示されている。
ここで、領域P110に表示された番組情報には、アイコンが表示されている。例えば、アイコンM100は、当該番組のカテゴリーが「ニュース」であることを示している。また、アイコンM102は、当該番組が2カ国語放送で放送されることを示している。これにより、ユーザは当該番組のカテゴリー、音声多重放送の状態を視認することができる。また、当該画面から視聴予約を行う際に、ユーザにより主音声及び副音声の出力先を設定することができる。ここで、音声出力先が設定されることにより、当該番組を視聴する際に、設定された音声出力先から、音声が出力されることとなる。
[変形例]
上述した実施形態では、テレビ受像機の一例としてデジタルテレビを例として説明したが、これに限られず、例えば携帯電話や、カーナビゲーション等においても適用可能なことは勿論である。
また、上述した実施形態において、例えばEPG処理部40において、出力される言語の種類をマークに表示しても良い。例えば、図8に示すように、受信される番組の主音声が「日本語」、副音声が「外国語」であることがマークM104において表示されている。このマークM104に基づいて、ユーザは番組毎に適切に主音声/副音声の出力先を設定することができる。
また、上述した実施形態においては、番組データ502を参照して副音声の言語を判定することとして説明したが、番組情報を利用しないこととしても良い。具体的には、副音声として出力音声を、音声認識手段を用いてどのような言語で出力されているかを判定する。そして、判定された言語に基づいて、共通設定データ504から音声出力先を判定し、出力することとしても良い。この場合、認識された言語の種類、副音声の出力先を表示しても良い。
例えば、図9は、現在受信している番組の副音声が「英語」であると認識した場合における表示画面の一例を示した図である。表示画面には、ウィンドウD100に、認識された副音声の言語を報知するために「副音声が「英語」で放送されています。」と表示され、併せて副音声の出力先を報知するために「副音声を「ヘッドフォン」から出力します。」と表示している。
この場合、受信している番組に対応する番組データ502が無い場合であっても、適切に主音声/副音声を出力することが可能となる。したがって、番組情報が無い、従来のテレビ放送等についても適用可能となる。
デジタルテレビ1の構成について示した図。 番組データのデータ構造の一例を示した図である。 共通設定データのデータ構造の一例を示した図である。 個別設定データのデータ構造の一例を示した図である。 デジタルテレビ1の動作フローについて示した図である。 本実施形態における画面表示の一例を示した図である。 本実施形態における電子番組表の一例を示した図である。 変形例における電子番組表の一例を示した図である。 変形例における画面表示の一例を示した図である。
符号の説明
1 デジタルテレビ
10 チューナ部
20 デコーダ部
30 制御部
40 EPG処理部
50 記憶部
502 番組データ
504 共通設定データ
506 個別設定データ
60 映像信号処理部
62 表示装置
70 音声信号処理部
72 スピーカ
74 ヘッドフォン
80 入力部

Claims (6)

  1. 映像表示装置と、少なくとも音声出力装置とが接続されたテレビ受像機において、
    デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段と、
    前記デジタル放送受信手段により受信されたデジタル放送から、映像と音声とを含む番組と、当該番組の音声情報を含む番組情報とをデコードするデコーダと、
    前記デコーダによりデコードされた番組の映像を映像表示装置に表示する映像表示手段と、
    前記デコーダによりデコードされた番組の音声を音声出力装置に出力する音声出力手段と、
    を備え、
    音声情報と、音声の出力先となる音声出力装置とを対応づけて記憶する音声出力先記憶手段と、
    前記番組情報に含まれる音声情報を取得し、取得された音声情報に対応して音声出力先を前記音声出力先記憶手段に基づいて決定する音声出力先決定手段と、
    を有し、
    前記音声出力手段は、前記音声出力先決定手段により決定された音声出力先に音声を出力する手段であることを特徴とするテレビ受像機。
  2. 前記デコーダがデコードする番組の音声には、主音声及び副音声が含まれており、
    前記音声情報は主音声又は副音声の種別を示す情報であって、
    前記音声出力先決定手段は、前記取得された音声情報から主音声又は副音声であることを取得し、音声出力先となる音声出力装置を決定する手段であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像機。
  3. 前記音声情報は、音声の言語の種別を示す情報を含んでおり、
    前記音声出力先決定手段は、前記取得された音声情報から音声の言語の種別に基づいて音声出力先となる音声出力装置を決定する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ受像機。
  4. 前記番組毎に、音声の出力先となる音声出力装置とを記憶する番組毎音声出力先記憶手段を更に有し、
    前記音声出力先決定手段は、前記デコードされた番組に対応して、音声の出力先となる音声出力装置を、前記番組毎音声出力先記憶手段にしたがって決定する手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のテレビ受像機。
  5. 前記番組情報には、番組のカテゴリーが更に含まれており、
    前記音声出力先記憶手段は、前記カテゴリーに対応づけて、音声情報と、音声の出力先となる音声出力装置とが対応づけて記憶されているカテゴリー音声出力先記憶手段を更に有し、
    前記音声出力先決定手段は、前記番組のカテゴリーに対応して、音声の出力先となる音声出力装置を、前記カテゴリー音声出力先記憶手段にしたがって音声出力先となる音声出力装置を決定する手段であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のテレビ受像機。
  6. 前記音声出力装置は、一の音声出力装置としてスピーカが接続され、他の音声出力装置としてヘッドフォンが接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のテレビ受像機。
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