JP2008004309A - Fuel cell device - Google Patents
Fuel cell device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008004309A JP2008004309A JP2006170619A JP2006170619A JP2008004309A JP 2008004309 A JP2008004309 A JP 2008004309A JP 2006170619 A JP2006170619 A JP 2006170619A JP 2006170619 A JP2006170619 A JP 2006170619A JP 2008004309 A JP2008004309 A JP 2008004309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction gas
- fuel cell
- flow path
- air
- cell device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
Description
本発明は、燃料電池の電極に反応ガスとともに水を供給して、発電とともに水の気化潜熱により冷却を行う燃料電池装置に関する。 The present invention relates to a fuel cell apparatus that supplies water together with a reaction gas to an electrode of a fuel cell, and cools it by generating latent heat of vaporization of water as well as power generation.
一般に、燃料電池は、反応ガスである水素などの燃料ガスと空気などの酸化剤ガスを電気化学的に反応させることにより、燃料の持つ化学エネルギを直接電気エネルギに変換する装置である。 In general, a fuel cell is a device that directly converts a chemical energy of a fuel into electric energy by electrochemically reacting a fuel gas such as hydrogen as a reaction gas and an oxidant gas such as air.
このような燃料電池装置においては、電解質のイオン伝導度と、発電により発生した熱を冷却する機能が必要とされる。例えば、ナフィオン(デュポン株式会社の商品名)に代表される電解質として使用する高分子膜の多くは、電解質が湿潤した状態でイオン伝導度が確保される。このため、燃料電池に使用する反応ガスであるカソードガスやアノードガスは加湿した状態で利用する。 Such a fuel cell device requires a function of cooling the ionic conductivity of the electrolyte and the heat generated by the power generation. For example, in many polymer membranes used as an electrolyte typified by Nafion (trade name of DuPont), ionic conductivity is ensured in a wet state of the electrolyte. For this reason, the cathode gas and anode gas, which are reaction gases used in the fuel cell, are used in a humidified state.
また、燃料電池は発電時に発熱するが、その際の冷却には、バイポーラプレートと呼ばれるカソードガスとアノードガスを分離する部品の内部に冷却水を流すことが一般的である。 In addition, the fuel cell generates heat during power generation. For cooling at that time, cooling water is generally flowed into a part called a bipolar plate that separates the cathode gas and the anode gas.
一方、下記特許文献1に記載されているように、燃料電池に供給する反応ガスに、直接液体の水を混入させて燃料電池内部で蒸発させることにより、加湿と気化潜熱による冷却を行う燃料電池が知られている。
ところで、上記したような加湿と気化潜熱による冷却を行う燃料電池装置では、発電に伴う発熱によって気化した水蒸気が飽和するように、反応ガスの流れに沿って温度上昇が見られる。 By the way, in the fuel cell device that performs the above-described humidification and cooling by latent heat of vaporization, the temperature rise is observed along the flow of the reaction gas so that the water vapor vaporized by the heat generated by the power generation is saturated.
このような温度上昇は、反応ガスの入口付近では、局所的に見れば反応ガスの利用率は極めて低いので、水蒸気圧が低く、それに対応して温度も反応ガスの出口付近に比べて低くなる。このため、図6のように、実線Aで示す冷却水で冷却する一般的な燃料電池と比べて、破線Bで示す気化潜熱で冷却する燃料電池では、温度が低い部分が多くなる。 Such a temperature rise near the reaction gas inlet is because the utilization rate of the reaction gas is extremely low when viewed locally, so that the water vapor pressure is low, and the temperature is correspondingly lower than that near the reaction gas outlet. . For this reason, as shown in FIG. 6, the fuel cell cooled by the latent heat of vaporization indicated by the broken line B has a lower temperature portion than the general fuel cell cooled by the cooling water indicated by the solid line A.
温度が低い部分では、電極での触媒活性が低いため発電性能が低下する。発電性能の低下から、反応ガス入口付近の温度の低い部分での電流密度が減少するため、燃料電池の電流−電圧特性が低下するという問題がある。 In the portion where the temperature is low, the catalytic activity at the electrode is low, so the power generation performance is reduced. Due to the decrease in the power generation performance, the current density at the low temperature portion near the reaction gas inlet is decreased, which causes a problem that the current-voltage characteristic of the fuel cell is degraded.
そこで、本発明は、反応ガスとともに電極へ供給する水の気化線熱により冷却を行う際に、反応ガス入口付近の温度低下を防止することを目的としている。 Therefore, the present invention aims to prevent a temperature drop in the vicinity of the reaction gas inlet when cooling is performed by vaporization heat of water supplied to the electrode together with the reaction gas.
本発明は、燃料電池の電極に反応ガスとともに水を供給して、発電とともに水の気化潜熱により冷却を行う燃料電池装置において、前記電極にて前記反応ガスが流れる反応ガス流路の一端に前記反応ガスが流入する反応ガス入口を、同他端に前記反応ガスが排出される反応ガス出口をそれぞれ設け、前記燃料電池の発電に必要な反応ガスのうちの一部を、前記反応ガス入口に前記水とともに供給すると同時に、前記反応ガス入口と前記反応ガス出口との間の前記反応ガス流路の途中部位に前記反応ガスの他の一部を供給することを最も主要な特徴とする。 The present invention provides a fuel cell device in which water is supplied together with a reaction gas to an electrode of a fuel cell, and cooling is performed by latent heat of vaporization of water as well as power generation. A reaction gas inlet into which the reaction gas flows is provided, a reaction gas outlet from which the reaction gas is discharged is provided at the other end, and a part of the reaction gas necessary for power generation of the fuel cell is provided at the reaction gas inlet. The main feature is that the other part of the reaction gas is supplied to an intermediate portion of the reaction gas flow path between the reaction gas inlet and the reaction gas outlet simultaneously with the supply with the water.
本発明によれば、燃料電池の発電に必要な反応ガスを、反応ガス流路の上流端の反応ガス入口と反応ガス流路の途中部位とに分割して供給するようにしたので、反応ガス入口付近における局所的な反応ガスの供給量が相対的に減少して反応ガスの利用率が増加し、水蒸気分圧が上昇して反応ガス入口付近の温度低下を防止することができる。 According to the present invention, the reaction gas necessary for power generation of the fuel cell is divided and supplied to the reaction gas inlet at the upstream end of the reaction gas channel and the middle part of the reaction gas channel. The local reaction gas supply amount in the vicinity of the inlet is relatively reduced to increase the utilization rate of the reaction gas, and the water vapor partial pressure is increased to prevent a temperature drop in the vicinity of the reaction gas inlet.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1の実施形態を示す燃料電池装置の全体構成図である。図1では、燃料電池1の構成部品の一つであるバイポーラプレート(セパレータとも呼ぶ)5を平面図として示している。図1に示すように、バイポーラプレート5には、後述の図2に示す電極11,13を備える発電領域にて反応ガス(ここでは酸素を含む空気とする)が流れる反応ガス流路としての空気流路3を形成してある。
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a fuel cell device showing a first embodiment of the present invention. In FIG. 1, a bipolar plate (also referred to as a separator) 5 which is one of the components of the fuel cell 1 is shown as a plan view. As shown in FIG. 1, the
図2は、上記した燃料電池1の一部を示す、図1のA−A線断面に相当する断面図であり、ここでの燃料電池1は、電解質に固体高分子を用いる固体高分子電解質形燃料電池としている。 FIG. 2 is a cross-sectional view showing a part of the above-described fuel cell 1 and corresponding to the cross section taken along line AA of FIG. 1. The fuel cell 1 here is a solid polymer electrolyte using a solid polymer as an electrolyte It is a fuel cell.
この燃料電池1は、一つの電池セル7が、中央に位置する固体高分子膜からなる電解質膜9と、電解質膜9を挟持するように電解質膜9の両面に配設される二つの電極11,13と、その外側に配置されて電池セル7相互間の隔壁を成すバイポーラプレート5,15とを備えており、通常は、この電池セル7を複数積層して構成して燃料電池スタックを構成している。
The fuel cell 1 includes an
電解質膜9は、フッ素系樹脂などの固体高分子材料により、プロトン伝導性の膜として形成している。この電解質膜9の両面の二つの電極11,13は、白金または、白金とその他の金属とからなる触媒を担持するカーボン微粒子を塗布したカーボンクロス、またはカーボンペーパからなり、触媒の存在する塗布面が電解質膜9と接触している。
The
バイポーラプレート5,15は、ガス不透過である緻密性カーボン材で構成している。一方のバイポーラプレート5は、電極11に対向する面に、前記した反応ガスである酸素を含む空気が流通する前記図1に示した空気流路3を形成している。他方のバイポーラプレート15は、電極13に対向する面に、燃料ガスとして水素が流通する水素流路17を形成している。
The
図1に示すように、バイポーラプレート5を含む燃料電池構成部品は、図1中で左右方向に長い長方形状を呈しており、その長手方向に沿って前記した空気流路3を形成している。そして、図1中の左側端部にて紙面に直交する方向、すなわち燃料電池1の各構成部品の積層方向に沿って、燃料電池1を貫通する反応ガス入口となる空気入口マニホールド19を設け、同右側端部にて紙面に直交する方向に沿って、燃料電池1を貫通する反応ガス出口となる空気出口マニホールド21を設け、これら各空気入口,出口マニホールド19,21相互を、前記した空気流路3により連通している。
As shown in FIG. 1, the fuel cell component including the
すなわち、上記した空気入口マニホールド19を流れる空気が、各電池セル7の空気流路3にそれぞれ分配供給される。
That is, the air flowing through the
同様にして、上記した空気入口,出口マニホールド19,21にそれぞれ隣接して、水素入口,出口マニホールド23,25を、図1中の紙面に直交する方向に貫通して設けている。そして、この水素においても、上記した空気と同様に、各電池セル7の水素流路17に分配供給される。
Similarly, hydrogen inlet and
ここで、図1に示すように、本実施形態における空気流路3は、上流側流路27と下流側流路29との二つに分割し、これら相互間に中間領域31を設けている。また、上流側流路27と空気入口マニホールド19との間には、分散領域33を、下流側領域29と空気出口マニホールド21との間には、集合領域35をそれぞれ設けている。
Here, as shown in FIG. 1, the
そして、図1に示すように、空気入口マニホールド19には、反応ガス供給通路としての空気供給通路37を接続する一方、空気出口マニホールド21には空気排出通路38を接続する。空気供給通路37には、吸気口39から外気を吸入して吐出するコンプレッサ41を設置する一方、空気排出通路38には調圧弁43を設置し、吸気口39から取り入れた空気を、燃料電池1の運転負荷に応じた空気量と圧力になるように、コントローラ45がコンプレッサ41および調圧弁43を制御する。
As shown in FIG. 1, an
空気供給通路37は、反応ガス分岐通路としての空気分岐通路47を途中で分岐して設け、この空気分岐通路47を、前記した中間領域31に連通しかつ、反応ガス入口と反応ガス出口との間の反応ガス流路の途中部位に相当する中間入口マニホールド49に接続する。この中間入口マニホールド49は、空気入口,出口マニホールド19,21と同様に、図1中で紙面に直交する方向に貫通して設けており、各電池セル7の中間領域31に分岐した空気をそれぞれ分配供給する。
The
また、空気分岐通路47とコンプレッサ41との間の空気供給通路37には圧力センサ51を、空気分岐通路47には、その上流側から調圧弁53および圧力センサ55をそれぞれ設け、これら各圧力センサ51,55の検出値は、前記したコントローラ45に入力され、調圧弁53はコントローラ45によって制御される。
A
そして、上記した圧力センサ51と空気分岐通路47との間の空気供給通路37には、液相の水をインジェクタ57により供給する水供給通路59を接続し、水供給通路59を通して空気供給通路37に水を加える。
A
なお、インジェクタ57から噴出する水の供給源としては、例えば、空気排出通路38を流れる排出空気中の水蒸気を凝縮させた水を貯留するタンクなどでよい。
The supply source of the water ejected from the
一方、水素入口マニホールド23には、水素供給通路65を接続し、水素供給通路65には、上流側から、水素を高圧で貯蔵する水素タンク67,前記コントローラ45によって制御される調圧弁69,水素循環装置であるエジェクタ71を順次設置する。また、水素出口マニホールド25に水素循環通路73の一端を接続し、水素循環通路73の他端を上記したエジェクタ71に接続し、このエジェクタ71により、水素循環通路73を流れる排出水素を、再度水素入口マニホールド23に供給するよう循環させる。
On the other hand, a
次に作用を説明する。コンプレッサ41が吸気口39から空気を取り入れるが、この際コントローラ45が、上記取り入れた空気を、燃料電池1の運転負荷に応じた空気量と空気圧力となるように、圧力センサ51の検出値を取り込みつつコンプレッサ41および調圧弁43を制御する。
Next, the operation will be described. The
そして、上記コンプレッサ41にて空気供給通路37に吐出した空気に、インジェクタ57からの水を、水供給通路59を通して供給する。これにより、反応ガスとしては、気液2相流の状態で燃料電池1に送ることになり、一部は空気入口マニホールド19から、上流側流路27に対応する上流発電部61に供給し、他の一部は空気分岐通路47を通して中間入口マニホールド49から下流側流路29に対応する下流発電部63に供給する。
Then, water from the
この際、中間入口マニホールド49から中間領域31に供給した空気に、上流発電部61で未利用の空気が混合されて下流発電部63に供給され、その後、未使用の空気が空気出口マニホールド21から空気排出通路38に排出される。
At this time, the air supplied from the intermediate inlet manifold 49 to the intermediate region 31 is mixed with unused air in the upstream
一方、水素タンク67からの水素は、燃料電池1の運転負荷に応じた循環水素量となり、かつエジェクタ71の供給圧力となるように、コントローラ45が調圧弁69を制御する。この際、水素は水素入口マニホールド23から燃料電池1に導入され、水素出口マニホールド25から排出される未利用水素は、エジェクタ71で水素タンク67からの水素と混合され循環する。
On the other hand, the controller 45 controls the
このときコントローラ45は、空気入口マニホールド19から上流発電部61に供給される空気量と、空気分岐通路47を通って中間入口マニホールド49に供給される空気量とが互いに等しくなるように、圧力センサ55の出力値を参照しつつ調圧弁53の開度を調整する。すなわち、コントローラ45と調圧弁53と圧力センサ55とで、反応ガス流量調整手段を構成している。
At this time, the controller 45 adjusts the pressure sensor so that the amount of air supplied from the
ここで、燃料電池1が空気利用率67%で運転するとすれば、吸気口39から取り入れられる空気は、理論上必要な空気量の1.5倍となる。その後、上流発電部61と下流発電部63には、空気入口マニホールド19と中間入口マニホールド49から、理論上必要な空気量のそれぞれ0.75倍ずつの空気が導入される。
Here, if the fuel cell 1 is operated at an air utilization rate of 67%, the air taken from the
この場合、全体の発電部の半分の領域となる上流発電部61だけでみれば、本実施形態では上流発電部61に供給される空気量は理論上必要な空気量の1.5倍となる。一方、従来のように空気入口マニホールドから全量の空気を、上記と同様に全体の発電部の半分の領域に供給するとした場合には、理論上必要な空気量の3.0倍となる。
In this case, if only the upstream
このため、水蒸気は発電時の発熱に応じて発生することから、大きく変化しないが、水蒸気以外の反応ガス量(ここでは空気量)が、従来に比べて本実施形態の方が少ないことになる。このため、従来に比べて本実施形態では、上流発電部61の水蒸気分圧は高くなり、蒸気圧が飽和状態に平衡する温度になるために、上流発電部61の温度は、図3の実線Cで示すように、従来の一点鎖線Dに比べて高くなる。
For this reason, since water vapor | steam is generated according to the heat_generation | fever at the time of electric power generation, although it does not change a lot, the amount of reaction gas (here air content) other than water vapor | steam is smaller in this embodiment compared with the past. . For this reason, in the present embodiment, the steam partial pressure of the upstream
以上より、本実施形態によれば、空気流路3の入口に接続する空気供給通路37を分岐させた空気分岐通路47を、空気流路3の途中部位の中間入口マニホールド49に接続し、反応ガスである空気を、空気入口マニホールド19と中間入口マニホールド49とに分割して供給するようにしたので、空気入口マニホールド19付近の空気流路3における局所的な空気の利用率を高めることができ、空気入口マニホールド19入口付近の発電部の温度低下を防止して、燃料電池1の発電性能を高めることができる。
As described above, according to the present embodiment, the
なお、上記した実施形態では、中間入口マニホールド49を空気流路3の長手方向中央位置に設定してこの中央位置に空気分岐通路47を接続しているが、この接続位置は、中央位置に限定されるものではない。
In the above-described embodiment, the intermediate inlet manifold 49 is set at the center position in the longitudinal direction of the
例えば、本発明の第2の実施形態として、中間入口マニホールド49を空気流路3の長手方向中央位置より上流側に配置することで、図3の実線Eで示すように、上流側の温度の低い部分の温度をより高温にすることができる。
For example, as a second embodiment of the present invention, the intermediate inlet manifold 49 is arranged upstream of the longitudinal center position of the
この場合、上流発電部61の発電面積(電極面積)と、下流発電部63の発電面積(電極面積)に応じて空気の流量を変化させる。すなわち、上記のように中間入口マニホールド49を空気流路3の長手方向中央位置より上流側に配置すると、上流発電部61の電極面積が下流発電部63の電極面積より小さくなるが、その小さくなった分だけ空気入口マニホールド19への空気供給量を、中間入口マニホールド49への空気供給量より少なくする。空気供給量が少なくなることで、実線Eで示すように、実線Dの場合に比較して上流側での温度が高くかつ急激に上昇する。
In this case, the air flow rate is changed according to the power generation area (electrode area) of the upstream
図4は、本発明の第3の実施形態示す、前記したバイポーラプレート5に対応するバイポーラプレート5Aの平面図である。この実施形態は、燃料電池1Aの上流発電部61Aにおける上流側流路27Aに対し、下流発電部63Aにおける下流側流路29Aを、中間領域31Aの部分で空気が折り返して流れるように、これら各流路27A,29A相互を、隣接して並行配置している。
FIG. 4 is a plan view of a bipolar plate 5A corresponding to the
この場合には、図1における上流発電部61と下流発電部63の図1中で左右方向(長手方向)の長尺部の長さと、図1中で上下方向の短尺部の長さとの比が、2:1を超える程度に左右方向の長さが長いものに限り、上流発電部61Aおよび下流発電部63Aの周囲を取り囲む非発電部分の面積が、図1の例に比較して減少し、燃料電池1Aとしてコンパクト化を図ることができる。
In this case, the ratio of the length of the long portion in the left-right direction (longitudinal direction) in FIG. 1 of the upstream
図5は、本発明の第4の実施形態示す、前記したバイポーラプレート5に対応するバイポーラプレート5Bの平面図である。この実施形態は、前記図4に示した第3の実施形態と同様に、燃料電池1Bの上流発電部61Bにおける上流側流路27Bに対し、下流発電部63Bにおける下流側流路29Bを、中間領域31Bの部分で空気が折り返して流れるように、これら各流路27B,29B相互を、隣接して並行配置しているが、ここでは、下流側流路29Bを、上流側流路27Bの両側に設けている。
FIG. 5 is a plan view of a
これにより、温度の低い上流発電部61Bの両側を、温度高い下流側発電部63Bで囲い込む形となり、下流側発電部63Bに比較して温度の低い上流発電部61Bから燃料電池外部への放熱を低減できる。
Thus, both sides of the upstream
なお、上記図4,図5においては、図1と同一構成部分には、図1の数字の後に、アルファベットのA,Bをそれぞれ付加して示している。また、図4,図5では、前記図1における空気供給通路37や空気分岐通路47、水素供給通路65や水素循環通路73の一部のみ示しているが、これらは、基本的には、図1と同様の接続形態となっている。
4 and 5, the same components as those in FIG. 1 are indicated by adding alphabets A and B after the numbers in FIG. 4 and 5, only a part of the
本発明の第5の実施形態として、燃料電池1,1A,1Bの暖機運転時には、上流発電部61,61A,61Bに供給する空気の量を、定常運転時よりも減少させる。これは、第1の実施形態で、上流発電部61の空気量を減らすことにより、この部位の温度上昇を達成できることとした点を利用している。したがって、この場合、暖機運転中で温度を早く上昇させたい場合に有効であり、暖機運転時間の短縮化を図ることができる。
As a fifth embodiment of the present invention, during the warm-up operation of the
なお、上記した各実施形態は、空気側のみで気化潜熱を利用する方法を示したが、水素側で気化潜熱を利用するものに対して実施することを否定するものではない。また、本実施形態では、気化するための液相の水を供給する方法は、燃料電池1の外側で、インジェクタ57を用いて供給する方法を示したが、その他の方法を否定するものではない。
In addition, although each above-mentioned embodiment showed the method of utilizing vaporization latent heat only by the air side, it does not deny performing with respect to what uses vaporization latent heat on the hydrogen side. In the present embodiment, the method of supplying liquid phase water for vaporization has been described as a method of supplying using the
また、上記した実施形態では、空気供給通路37から空気分岐通路47を分岐させているが、コンプレッサ41などの空気供給源を2系統設置して、空気入口マニホールド19と中間入口マニホールド49とに空気を別々に供給するようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the
1, 1A,1B 燃料電池
3,3A,3B 空気流路(反応ガス流路)
11,13 電極
19,19A,19B 空気入口マニホールド(反応ガス入口)
21,21A,21B 空気出口マニホールド(反応ガス出口)
37 空気供給通路(反応ガス供給通路)
45 コントローラ(反応ガス流量調整手段)
47 空気分岐通路
49 中間入口マニホールド(反応ガス入口と反応ガス出口との間の反応ガス流路の途中部位)
53 調圧弁(反応ガス流量調整手段)
55 圧力センサ(反応ガス流量調整手段)
61,61A,61B 空気流路の上流側流路
63,63A,63B 空気流路の下流側流路
1, 1A,
11, 13
21, 21A, 21B Air outlet manifold (reactive gas outlet)
37 Air supply passage (reactive gas supply passage)
45 Controller (reaction gas flow rate adjusting means)
47 Air branch passage 49 Intermediate inlet manifold (part of the reaction gas flow path between the reaction gas inlet and the reaction gas outlet)
53 Pressure regulating valve (reaction gas flow rate adjusting means)
55 Pressure sensor (reaction gas flow rate adjusting means)
61, 61A, 61B Upstream flow path of
Claims (9)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170619A JP2008004309A (en) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | Fuel cell device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170619A JP2008004309A (en) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | Fuel cell device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008004309A true JP2008004309A (en) | 2008-01-10 |
Family
ID=39008534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006170619A Pending JP2008004309A (en) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | Fuel cell device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008004309A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2960704A1 (en) * | 2010-05-27 | 2011-12-02 | Air Liquide | Plate i.e. cathodic plate, for proton-exchange membrane type fuel cell, has reactive face transmitting fuel gas towards electrode assembly, and gas supply channel comprising downstream portion that is realized by one of openings in edges |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006170619A patent/JP2008004309A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2960704A1 (en) * | 2010-05-27 | 2011-12-02 | Air Liquide | Plate i.e. cathodic plate, for proton-exchange membrane type fuel cell, has reactive face transmitting fuel gas towards electrode assembly, and gas supply channel comprising downstream portion that is realized by one of openings in edges |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8568937B2 (en) | Fuel cell design with an integrated heat exchanger and gas humidification unit | |
US7842427B2 (en) | Supersonic vapor compression and heat rejection cycle | |
JP5160774B2 (en) | Control method of fuel cell system and fuel cell system | |
US6855442B2 (en) | Fuel cell and method of operating same | |
JP2004031135A (en) | Fuel cell and its control method | |
US6926985B2 (en) | Fuel cell stack | |
US7201990B2 (en) | Fuel cell stack | |
US7090941B2 (en) | Fuel cell stack and a method of supplying reactant gases to the fuel cell stack | |
US20090297903A1 (en) | Fuel Cell Device | |
JP2010129482A (en) | Fuel cell separator, fuel cell stack, and fuel cell system | |
JPH0935737A (en) | Solid polymer electrolyte fuel cell | |
JP2008243540A (en) | Polymer electrolyte fuel cell power-generating device | |
JP2008004309A (en) | Fuel cell device | |
JP2003249243A (en) | Fuel cell | |
KR101181821B1 (en) | Fuel cell system and stack of the same | |
JP2003187838A (en) | Fuel cell stack | |
JP3981476B2 (en) | Fuel cell stack | |
US20090297902A1 (en) | Cell Stack and Fuel Cell Device Provided with the Same | |
JP2013157315A (en) | Fuel battery | |
KR101181850B1 (en) | Fuel cell system | |
JP2009140795A (en) | Fuel cell | |
JP2008004406A (en) | Fuel cell, and fuel cell system equipped with it | |
KR101433933B1 (en) | separator module and fuel cell stack comprising it | |
CN115997311A (en) | Bipolar plate and fuel cell stack having channel dividing portions present in active region | |
JP2004152574A (en) | Solid polymer fuel cell |