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JP2008000920A - インクジェット記録装置および画像処理方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および画像処理方法 Download PDF

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JP2008000920A
JP2008000920A JP2006170460A JP2006170460A JP2008000920A JP 2008000920 A JP2008000920 A JP 2008000920A JP 2006170460 A JP2006170460 A JP 2006170460A JP 2006170460 A JP2006170460 A JP 2006170460A JP 2008000920 A JP2008000920 A JP 2008000920A
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JP2006170460A
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Masaaki Naoi
雅明 直井
Atsuyuki Ninomiya
敬幸 二宮
Kota Kiyama
耕太 木山
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

【課題】 記録ヘッドの特定のノズルが集中して使用されることを防止し、ノズルの寿命を延ばし、画像劣化を抑制する。
【解決手段】 多値データと比較されてドットデータを生成するための閾値を、多値データの1画素に対応させて配列した階調パターンを用意する。そして、この階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、所定の記録単位毎に変更し、変更された読み出し位置から前記閾値を順次読み出して、多値データと比較し、ドットデータを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット記録装置および画像処理方法に関し、詳しくは、階調パターンによりドットデータを作成するインクジェット記録装置および画像処理方法に関するものである。
インクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」ともいう)のノズルを構成するインク吐出口からインク液滴を吐出させて、そのインクを被記録媒体上に付着させることによって画像を形成する。記録ヘッドにおけるインクの吐出方法のとしては、吐出口近傍に配備した発熱素子(電気熱変換体)に電気信号を印加することにより吐出口からインクを吐出させる方式や、圧電素子を用い、吐出口からインクを吐出させる方式がある。
近年、記録ヘッドのノズルの高密化と高精度な配置技術により、例えば600dpiのノズル列を4列用い、各ノズル列をノズル列方向に2400dpiずつずらして配置することができるようになった。その結果、2400dpiの高解像度のノズル列方向解像度を実現することができる。記録ヘッドのノズル列に対し垂直方向の解像度を4800dpiで行うとすると4800×2400dpiという高解像度で記録を行うことができる。
従来から高画質を実現するために、多値の画像データを所定のマトリクス状のドットパターンに展開してドットデータを求め、このドットデータに基づいて記録(ドットマトリクス記録)を行う方法が広く用いられている。この記録方式においても高解像度化により、大きなサイズのドットマトリクス(以下、「階調パターン」ともいう)が使用できるようになったため、高画質な記録が行えるようになった。 例えば、従来は600dpiの多値の画像を2×2ドットの階調パターン(1200×1200dpi)を用い5値で記録を行っていたところ、4×4ドットの階調パターン(2400×2400dpi)を用いて17値で記録を行なうことができるようになった。
しかしながら、このドットマトリックスを用いた記録では、記録ヘッドの特定のノズルの寿命に悪影響を及ぼすことがある。例えば、ドットを階調パターンの中心から配置していく集中型の階調パターンを用いた場合、階調パターンの大型化に伴い、記録ヘッドの特定のノズルが集中して使用さることがある。その結果、集中して使用されるノズルの寿命が短くなる。
図5は4×4ドットの集中型階調パターンの一例を示す。また、図6は、図5の階調パターンを用いた時のドットパターンを示す。図6(a)は濃度データが10%デューティーの画像の場合のドットパターンと、対応する4つのノズルの吐出回数を示している。図6(b)は濃度データが40%デューティーの画像の場合のドットパターンと、対応する4つのノズルの吐出回数を示している。図6(c)は濃度データが80%デューティーの画像の場合のドットパターンと対応する4つのノズルの吐出回数を示している。これらの図から明らかなように、集中型階調パターンの場合、どのような濃度の画像においても、階調パターンの中央に対応するノズル(ノズル番号2と3)が集中的に使用される。このため、これらのノズルの寿命が早く到来し、記録ヘッドの寿命を短くするというような影響を及ぼすこととなる。
これに対して、文献1および文献2には、「次の階調パターンをずらす」方法や、「使用するノズルの位置をずらす」方法が開示されている。しかしながら、カラー画像を網点パターンにて記録を行う場合、網点パターンはモアレ等の画質への悪影響を少なくなるように例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各インク色の網点を角度を変えて重ねることを行なう。
図7は、CMYKの各インク色の網点パターンを示す。図7(a)はイエローの網点パターンを、図7(b)はシアンの網点パターンを、図7(c)はマゼンタの網点パターンを、図7(d)はブラックの網点パターンをそれぞれ示している。網点の角度は、一般的に0度のとき格子模様がもっとも目立つため、イエローの網点角度を0度にする。そして、シアンは網点角度が15度、マゼンタは網点角度を45度、ブラックは網点角度を75度としている。
すなわち、このように網点角度が0度である場合、階調パターンをずらす方法を適用しても、集中して使用するノズルは変わらず、記録ヘッドの寿命を短くするというような影響を抑制することができない。
また、記録ヘッドを移動させずに固定して、記録媒体を搬送させながら記録を行うフルマルチ方式の場合、使用するノズルの位置をずらすと記録媒体上に記録される位置もずれてしまうため、使用するノズル位置をずらす方法も適用することができない。
これに対し、ノズル列方向に階調パターンをずらした複数の階調パターンを順次切り換える方法がある。
図8に図5の4×4ドットの集中型階調パターンを1ドットずつずらした階調パターンの例を示す。図8(a)は図4と同じ階調パターンを示す。図8(b)は図8(a)の階調パターンをノズル列方向のノズル番号の小さい方向に1ノズル分移動した階調パターンを示す。図8(c)は図8(b)の階調パターンをノズル列方向のノズル番号の小さい方向に1ノズル分移動した階調パターンを示す。図8(d)は図8(c)の階調パターンをノズル列方向のノズル番号の小さい方向に1ノズル分移動した階調パターンを示す。
図9は図8の4つの階調パターンを1ページ毎に切り替える場合であって、Y方向をノズル列方向、X方向を記録媒体の搬送方向とするフルマルチ方式で行う場合を示すブロック図である。
図10は、図9に示す処理の、タイミング・チャートを示す。
図9において、1は階調パターンのY方向読み出しアドレスを生成するYアドレスカウンタ、2は階調パターンのX方向読み出しアドレスを生成するYアドレスカウンタを示す。また、3は複数の階調パターンで構成される階調パターン、4は階調パターンから読み出された閾値データと画素データにより印字データを生成する画像変換回路を示す。6は複数の階調パターンの選択を行うために階調パターン選択信号を生成する階調パターン選択信号生成回路を示す。
まず、図10のタイミング・チャートに示すようにページ信号101が入力される毎に、階調パターン選択信号生成回路6により、階調パターンを順次選択するように階調パターン選択信号110を生成する。次にラスター信号102が入力されるとYアドレスカウンタ1では、Y方向読み出しアドレス105を「0」にセットし、印字データ108に同期したクロック103毎にカウントアップを行う。また、Xアドレスカウンタ2では、ページ信号101が入力されるとX方向読み出しアドレス106を「0」にセットし、ラスター信号102が入力される毎にカウントアップを行う。階調パターン3では、階調パターン選択信号110にて選択された階調パターンのX方向読み出しアドレス106とY方向読み出しアドレス105により得る。そして、階調パターン3で得られた閾値データ107と画素データ104を画素変換回路4で比較し、閾値以下であればそのドットを記録するような印字データ108に変換し、記録が行われる。図9のタイミング・チャートでは画素データ104の値が「6」の場合の例を示し、閾値データ107が「6」以下の時に印字データ108が「1」となるような画像変換を行う。
図11は上記方式により使用される各ページ毎の階調パターンと、実際に記録に使用されるときの各ページ毎のドットパターンを示す。このようにしてページ毎に階調パターンを切り換えることにより、使用するノズルの平均化を行うことができる。
特開平07−232434号公報 特開2004−66821号公報
ところで、版が必要な印刷方式と比較して、オンデマンド性で優れているインクジェット記録方式は、高速かつカラー化技術の向上により、例えばクレジットカードや電話などの利用明細書等の印刷に広く使用されている。色の付いた高価な記録紙を使用する必要が無くなり、低いコストで利用明細書が作成できるようになったためである。これは、高画質なカラー記録という特徴を生かし背景などの薄い色も文字と同時に記録を行うことが可能となったことによる。このような利用明細書のような記録において、背景を記録する画像は、階調パターン内の1〜数ドットしか使用されないような低デューティーの画像である。このような低デューティーの画像のみを連続して記録を行う場合においても、使用ノズルの平均化を行うためには記録ヘッドのノズル列方向に1ノズル単位にずらした階調パターンを用意する必要がある。つまりノズル列方向の階調パターンのドット数と同じ数だけ用意する必要がある。例えば、図8の例では4×4の階調パターンであるため用意する階調パターン数は4つである。
しかし近年では記録解像度の高解像度化により、階調パターンのサイズの大型化が進み、必要とする階調パターンの数が増えることとなった。例えば12×12の階調パターンを使用する場合には、必要な階調パターンは12となる。また、階調パターン自体のサイズも大きくなった。このため、必要とする回路の規模も大きくなることがある。
本発明はこのような観点からなされたものであり、記録時に使用するノズルの使用頻度の平均化を図り、記録ヘッドの特定のノズルが集中して使用されることを防止する。そして、ノズルの寿命を延ばし、画像劣化を抑制するインクジェット記録装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、インクを吐出するノズルが配列された記録ヘッドを用い、ドットデータに基づき、該ノズルからインクを吐出して記録媒体にドットを形成して記録を行うインクジェット記録装置において、多値データと比較されてドットデータを生成するための閾値を、多値データの1画素に対応させて配列した階調パターンと、前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、予め定められた記録単位毎に変更する階調制御手段と、該階調制御手段によって変更された読み出し位置から前記閾値を順次読み出して、多値データと比較し、ドットデータを生成するドットデータ生成手段とを具えたことを特徴とする
本発明の構成によれば、所定の記録単位毎に、階調パターンの閾値の読み出し位置を変更することができる。
この結果、記録装置に予め複数の階調パターンを設けることなく、使用するノズルの平均化が可能となる。
以下に図面を参照して本発明における実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の制御回路の概略構成を示すブロック図である。同図において、1000は記録信号を入力するインターフェイス、1001はCPU、1002はROM、1003はRAMを示す。ROM1002は、CPU1001が実行する制御プログラムやエラー処理プログラムなどを格納する。また、RAM1003は、各種データ(上記記録信号や記録ヘッド1010に供給される記録データ等)を一時保存しておく。1004は、記録ヘッド1010に対する記録データの供給制御を行うゲートアレイ(G.A.)を示し、インターフェイス1000、CPU1001、RAM1003の間のデータ転送の制御も行う。1009は、被記録媒体を副走査方向に搬送のための搬送モータを示す。1005は記録ヘッド1010を駆動するヘッドドライバ、1006は搬送モータ1009を駆動するためのモータドライバを示す。
インターフェイス1000に記録信号が入ると、ゲートアレイ1004とCPU1001との間で記録信号が記録用の記録データに変換される。そして、モータドライバ1006が駆動されると共に、ヘッドドライバ1005に送られた記録データにしたがって、記録ヘッド1010が駆動されて記録が行われる。記録ヘッド1010は、ノズルを構成するインク吐出口からインク液滴を吐出させて、そのインクを被記録媒体上に付着させることによって画像を記録する。記録ヘッドにおけるインクの吐出方式の1つとしては、吐出口近傍に配備した発熱素子(電気熱変換体)に電気信号を印加することにより、インクに急峻な体積変化(気泡の発生)を伴う状態変化を生じさせる。そして、この状態変化に基づく作用力によって、吐出口からインクを吐出させる方式がある。また、インクの吐出方式の他の1つとしては、圧電素子等(電気・機械変換素子)を用い、機械的変動によるインクの圧力変化によって、吐出口からインクを吐出させる方式がある。
図2は、図1におけるゲートアレイ1004で行なう画像処理の構成を示すブロック図である。本実施形態では、4×4の階調パターンにおいて、1ページ毎に階調パターンを1ドットずつずらす場合について説明する。また本実施形態は、Y方向をノズル列方向、X方向を記録媒体の搬送方向とするフルマルチ方式により記録を行う場合について説明する。
図3は、図2に示す処理のタイミング・チャートを示す。
図2において、5は階調パターンのY方向読み出し開始アドレスを生成するY方向読み出し開始アドレス生成回路を示す。まず、ページ信号101が入力されるとY方向読み出し開始アドレス生成回路5から、Y方向読み出し開始アドレス109が出力される。Y方向読み出し開始アドレス109は、ページ信号101が入力される毎にカウントアップされる。Y方向読み出し開始アドレス109が出力されると、各ページ内の各ラスターのY方向読み出し開始アドレスが指定される。このY方向読み出し開始アドレスをページ毎に変化させることによって、ページ毎に階調パターンの読み出し開始位置を変えることができる。次にラスター信号102が入力されると、Xアドレスカウンタ2では、ページ信号101の入力によりX方向読み出しアドレス106をセットし、ラスター信号102が入力される毎にカウントアップを行う。また、Yアドレスカウンタ1では、Y方向読み出し開始アドレス109をY方向読み出しアドレス105にセットし、印字データ108に同期したクロック103毎にカウントアップを行う。階調パターン3では、階調パターンのX方向読み出しアドレス106とY方向読み出しアドレス105により得られた閾値データ107と画素データ104を画素変換回路4にて比較する。閾値以下であればそのドットを記録するような印字データ108に変換し、記録が行われる。
図4は本実施例での階調パターンと実際に記録に使用されるときの各ページ毎のドットパターンを示す。図4(a)は階調パターンを示す。そして、図4(b)、図4(c)、図4(d)、図4(e)はそれぞれ、1ページ目、2ページ目、3ページ目、4ページ目の各ページ毎のドットパターンを示す。
例えば、画素データの値が「6」の場合、すなわち閾値が6以下の時に印字データを「1」となるような画像変換を行う場合について、具体的に説明する。
1ページ目のパターン(図4(b))により画像処理を行う場合、1ページ目のページ信号101が入力される。そして、Y方向読み出し開始アドレス生成回路5から、Y方向読み出し開始アドレス109が出力される。そして、Y方向読み出し開始アドレス109が出力されると、ラスターのY方向読み出し開始アドレスが指定される。最初に指定されるアドレスは「0」である。次にラスター信号102が入力されると、Xアドレスカウンタ2では、ページ信号101の入力によりX方向読み出しアドレス106が「0」にセットされる。そして、Yアドレスカウンタ1で、Y方向読み出しアドレス105が「0」にセットされる。階調パターン3では、階調パターンのX方向読み出しアドレス106とY方向読み出しアドレス105により得られた閾値データ107は、図3に示すように「13」となる。そして、画素データ104を画素変換回路4で比較し、閾値が6以上であることから、印字データが「0」となる。
次に、Y方向読み出しアドレス105がカウントアップされて「1」にセットされる。そして、閾値データ107は図3に示すように「5」となり、閾値の6より小さいため、印字データが「1」となる。
ラスターのY方向について全て画像処理が終了すると、ラスター信号102が入力され、X方向読み出しアドレス106は「1」にカウントアップする。そして、X方向読み出しアドレス「0」の場合と同様に、Y方向読み出しアドレス105に「0」が入力され、閾値データ107が図3に示すように「10」となる。したがって、閾値の6以上のため、印字データが「0」となる。
1ページ目の画像処理が終了すると、ページ信号101には、2ページ目を示す信号が入力さる。そして、Y方向読み出し開始アドレス109に「1」が入力される。そして、Y方向読み出しアドレスに最初に「1」が入ることにより、閾値データ107は図3に示すように「5」となる。したがって、閾値の6より小さいため、印字データが「1」となる。
3ページ目のY方向読み出し開始アドレス109には「2」が入力され、4ページ目のY方向読み出し開始アドレス109には最初に「3」が入力される。
このようにしてページ毎にY方向の読み出し開始アドレスが変えて階調パターンの位置を変えることにより、記録装置に予め複数の階調パターンを設けることなく、使用するノズルの平均化が可能となる。
(他の実施形態)
第1の実施形態ではヘッドを固定して、記録紙を搬送させながら記録を行うフルマルチ方式の例で説明したが、記録ヘッドをノズル列と垂直方向に走査させながら記録を行うシリアルスキャン方式でも適用することができる。
また、第1の実施形態ではY方向アドレスを1ずつカウントアップして階調パターンを1ドットずつ移動する形態について説明したが、1ずつカウントダウンまたは0−2−1−3のようなユニークな順でも構わない。
さらに、第1実施形態では、使用するノズルをY方向のみずらす場合の形態を説明したが、X方向についてのみずらしても、また、Y方向およびX方向
また、第1実施形態では、では1ページ毎に階調パターンをずらす場合の例を説明したが、複数ページ毎、ジョブ毎、一定時間毎、一定ページ数毎、またはページ内の任意の位置で行っても良い。
本発明の第1実施形態の記録装置における制御系を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における画像処理のブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるタイミング・チャートである。 本発明の第1実施形態におけるページ毎の階調パターンである。 従来の4×4集中型階調パターンである。 図5の階調パターンを用いたドットパターンである。 網点パターンである。 従来の階調パターンである。 従来の画像処理のブロック図である。 従来のタイミング・チャートである。 従来のページ毎の階調パターンである。
符号の説明
1000 インターフェイス
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM
1004 ゲートアレイ
1005 ヘッドドライバ
1006 モータドライバ
1008 搬送モータ
1010 記録ヘッド

Claims (6)

  1. インクを吐出するノズルが配列された記録ヘッドを用い、ドットデータに基づき、該ノズルからインクを吐出して記録媒体にドットを形成して記録を行うインクジェット記録装置において、
    多値データと比較されてドットデータを生成するための閾値を、多値データの1画素に対応させて配列した階調パターンと、
    前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、予め定められた記録単位毎に変更する階調制御手段と、
    該階調制御手段によって変更された読み出し位置から前記閾値を順次読み出して、多値データと比較し、ドットデータを生成するドットデータ生成手段と、
    を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記階調制御手段は、前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、前記記録媒体の1ページまたは複数ページ毎に、前記ノズル列方向に読み出し位置を変えることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記階調制御手段は、前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、前記記録媒体の1ページまたは複数ページ毎に、前記記録媒体の搬送方向に読み出し位置を変えることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. インクを吐出するノズルが配列された記録ヘッドを用い、ドットデータに基づき、該ノズルからインクを吐出して記録媒体にドットを形成して記録を行うインクジェット記録装置の吐出データを生成するための画像処理方法において、
    多値データと比較されてドットデータを生成するための閾値を、多値データの1画素に対応させて配列した階調パターンと、
    前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、予め定められた記録単位毎に変更する階調制御工程と、
    該階調制御工程によって変更された読み出し位置から前記閾値を順次読み出して、多値データと比較し、ドットデータを生成するドットデータ生成工程と、
    を具えたことを特徴とする画像処理方法。
  5. 前記階調制御工程は、前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、前記記録媒体の1ページまたは複数ページ毎に、前記ノズル列方向に読み出し位置を変えることを特徴とする、請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 前記階調制御工程は、前記階調パターンにおける閾値の読み出し位置を、前記記録媒体の1ページまたは複数ページ毎に、前記記録媒体の搬送方向に読み出し位置を変えることを特徴とする、請求項4に記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037037A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Canon Inc 画像記録装置およびその制御方法

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