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JP2008000057A - 野獣退避器具 - Google Patents

野獣退避器具 Download PDF

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Publication number
JP2008000057A
JP2008000057A JP2006172073A JP2006172073A JP2008000057A JP 2008000057 A JP2008000057 A JP 2008000057A JP 2006172073 A JP2006172073 A JP 2006172073A JP 2006172073 A JP2006172073 A JP 2006172073A JP 2008000057 A JP2008000057 A JP 2008000057A
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JP
Japan
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animal
wild
beast
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cylindrical base
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Pending
Application number
JP2006172073A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Takahashi
弘和 高橋
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

【課題】
従来の野獣退避器具は多品種の存在が知られているが、学習能力の高い野獣には効果の持続性が短い。又住宅の既存設備に取り付けるには高額なものも多く構造的に難しい面もあり、野獣被害を抑えることが出来ないという問題があった。
【解決手段】
筒型基材の表面に複数本の有刺突起材を、止め具で止め、且つ有刺突起材が簡単に外れ無い構造をした。又筒型基材にスリットをいれることで、雨樋、塀、門扉、フェンスに簡単に装着できる。これにより野獣が近づき接触、掌握時に有刺突起が突き刺さりこの事が野獣を退避、退散させることになる。野獣は危険を感じ猛烈な恐怖感を学習する。この様に接触、掌握を繰り返す事で本発明が危険であることを記憶し恐れるようになり近づかなくなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、一般家庭の既存設備に後から設置可能とし、猿を遠ざける野獣退避器具に関する。
従来猿は山奥に生息し、人里に頻繁に出没し甚大な被害を及ぼすような事は少なかった。しかし人間の生活環境が変わり、ある一部の人が可愛さから餌を与え、所によっては観光目的で餌付けを行った。これらが人から貰らって食べた餌に味を占め、凶暴化し人間社会に入り込み農作物の食い荒らしや糞尿被害、住居を荒らす、人へ危害を及ぼす、又国宝級建造物破損被害等が報告され被害は大変深刻な状況になっている。
過去、獣害の対応策としては、案山子はよく知られているが、鈴を鳴らす物、一定時間毎ガスに着火させ爆発音を出す、ワイヤーに電気を流す等多数開発されている。しかしながら猿は学習能力が高く、被害を抑える効果を維持継続させる安価で単純構造かつ既存の住宅設備に容易に取り付けられる器具を入手出来ないでいた。
本発明は、このような従来の野獣退避器具が有していた問題を解決しようとする物であり、被害を抑える効果を維持継続でき、且つ安価で単純構造、又既存の住宅設備に容易に取り付けられる野獣退避器具の実現をすることを目的とするものである。
そこで本発明が解決しようとする問題点は、既存の住宅設備に後から取り付ける事が容易であり且つ安価で単純構造、又長期にわたり効果を持続する事の出来る野獣退避器具を提供する事にある。
過去に各種の提案がなされた野獣退避器具は、既存の住宅設備に後から取り付ける事が困難であり破損しやすかったり、自然現象で飛ばされたり、ずれ易いという問題があった。
本発明は、上記従来技術によらず、長期にわたり効果を維持継続し安価で簡易構造又既存の住宅設備に容易に取り付けられるという課題に鑑み、筒型基材の表面に複数本の有刺突起材を止め具で止め、且つ有刺突起材が容易に外れ無い構造が特徴で、野獣が有刺突起部と接触、掌握時に荷重がかかり野獣に有刺突起が刺さることで強烈な痛みによる恐怖を与え、このような恐怖を繰り返すことで野獣自らの学習能力で近寄らくなる事で、上記課題を解決する。
本発明は、筒型基材の表面に複数本の有刺突起材を止め具で止め、且つ有刺突起材が簡単に外れ無い構造を持ち、既存の住宅設備に容易に取り付けられる構造をもつ特徴があり、野獣が有刺突起部への接触、掌握時に刺さり、痛烈な痛みにより退避退散することになる、更に接触及び掌握時毎に形状変化するため危険であることを学習し、住宅地、果樹園等の特定区域から野獣を遠ざけることが出来る。従って短期、長期的有効の確立、且つ安価で簡易構造で手軽に使用できる野獣退避器具を提供する事が出来る。
筒型基材は、弾力性を有する合成樹脂製とした事で既存の住宅設備に、簡単に取り付け取り外し機能を有する筒型基材を安価、且つ大量に供給する事が出来る。
止め具材は剛性に堅牢で、且つ絶縁性の高い合成樹脂製とした事で有刺突起材が容易に外れ無い機能を有する。
複数本の有刺突起材を長さ方向に定間隔で配列し、有刺突起材列にたわみを持たせる事で、接触、掌握時に有刺突起部が突き刺さり、猛烈な痛みによる恐怖感を学習し、退避、退散させていることで実用的効果を有する。
本発明は、以上説明したような形態で実施され、記載されるような効果を奏する
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1が示す様に、本発明に係る野獣退避具は、スリット4のある筒型基材1の上に有刺突起材2を長さ方向へ複数本等間隔で配列し有刺突起部5を千鳥状に配置させ、止め具3にてたわみを付けて固定される。
止め具3は有刺突起材2を筒型基材1の内側より固定される事で外側からは容易に外す事が難しい構造になっている。
固定具6は着脱可能な構造を持ち、経時変化によってスリット4が開いてしまっても増し締めする事ができ、且つ電気的に非伝導体性で、耐候に堅牢で弾力性がある合成樹脂製であることが好ましい
有刺突起材2は板状、柱状、針状、棒状と形式は特に問わないがその形状及び材質は、屈曲容易性があり強度がある合成樹脂製もしくは金属製が好ましい。
有刺突起部5は針状のように先端が鋭くなっており、その材質は強度がある合成樹脂製もしくは金属製が好ましい。
筒型基材1は筒状で、長さ方向にそってスリット4があり、耐候に堅牢で弾力性がある合成樹脂製で厚みのあるものが好ましい。
筒型基材1は、電気的に非伝導体性である事が好ましい
止め具3は引っ張り強度の高い合成樹脂製であることが好ましい。
止め具3は結束後外れ無いこと、耐候に堅牢で強度のある合成樹脂製であることが好ましい。
本発明に係る野獣退避器具の作用について説明する。
器具に野獣が近づき接触、掌握時、有刺突起材にある有刺突起部に接触し野獣の自重によって荷重がかかり突起部が刺さる。この事が野獣を退避、退散させることになる。野獣は危険を感じ猛烈な恐怖感を学習する。この様に接触、掌握を繰り返す事で本発明が危険であることを記憶し恐れるようになり近づかなくなる。
本発明は以上説明したような形態で実施される。
本発明の実験結果
本発明の実施例1、要求項1として、既存の雨樋及び塀、並びに門扉、フェンス、に本発明品を取り付け取り外しの実施を行い簡単に行うことができた。
本発明の実施例2、要求項2及び要求項3として、スリットのある合成樹脂製の筒型基材長さ方向約1000mm外径70mm内径60mm肉厚5mmに、金属製有刺突起材約90mmを6本、約62mm間隔で取り付け、金属製有刺突起部を約70mm〜100mm毎になるように取り付け、止め具4点による固定し、金属製有刺突起材のたわみ幅約6mmを持たせた。
本発明の要求項1、要求項2及び要求項3の効果を確認するため、猿の出没する某山林にて実験を行った所、十分な効果を確認する事が出来た。
本発明の実施例2にある筒型基材長さ、外径、内径及び肉厚の寸法 有刺突起材の長さ、取り付け本数及び取り付け間隔、有刺突起部から次の有刺突起部までの寸法 止め具の個数、器具固定具の個数は取り付ける基幹の寸法によって変更する必要がある。
地方公共団体並びに地域住民の野獣被害には有効な対策が確立されておらず、本発明による野獣退避器具は、獣害防止に役に立つことで十分に商業ベースにのるものとなる。
本発明に係る野獣退避器具の正面図である。 図1の平面図である。 発明に係る野獣退避器具の止め具による固定状態の部分拡大断面図である。 本発明に係る野獣退避器具の斜視図である。
符号の説明
1 筒型基材
2 有刺突起材
3 止め具
4 スリット
5 有刺突起部
6 固定具

Claims (4)

  1. 既存の雨樋及び塀、並びに門扉、フェンスに簡単に後から取り付け取り外し可能な構造を持つ基材の野獣退避器具。
  2. 基幹の長さ方向に沿ってスリットを有し、且つ弾力性を有する筒型基材で、長さ方向に沿って短尺、長尺と複数種対応可能な特徴を持つ請求項1の野獣退避器具。
  3. 筒型基材の表面に複数本の有刺突起材を止め具で止め、且つ有刺突起材が容易に外れ無い構造を備えた請求項1請求項2の野獣退避器具。
  4. 基幹の長さ方向に沿ってスリット部に、着脱可能な固定具を備えた請求項1請求項2
    請求項3の野獣退避器具
JP2006172073A 2006-06-22 2006-06-22 野獣退避器具 Pending JP2008000057A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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