JP2008098913A - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テレビジョン受像機Xに対する複数の設定項目の情報及びその各々と対応づけられた数字とを含む選択メニュー映像を、放送チャンネルの番組映像に重畳させてモニタ画面に表示させ(S2)、その状態で、操作入力部に対する所定のキー操作の検知に基づいて動作モードを「SCモード」と「選局モード」との間で切り替え(S4)、前記「SCモード」である場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいてその数字に対応する前記設定項目を選択し(S7)、一方、前記「選局モード」である場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて前記放送チャンネルの選局を行う(S10)。
【選択図】図4
Description
また、テレビジョン受像機は、映像表示部における映像表示状態(表示の明るさや色合い等)に関する設定項目や、スピーカを通じた音声出力状態(音質、左右バランス、サラウンド等)に関する設定項目等、そのテレビジョン受像機に対する複数の設定項目についての設定情報を記憶手段内に保持している。さらに、テレビジョン受像機は、前記設定項目の選択メニュー映像を、番組映像に重畳させるいわゆるOSD(On Screen Display)機能によって映像表示部に表示させるとともに、所定の操作入力に従って前記設定項目のいずれかを選択し、その内容(前記設定情報)を更新(設定)する機能を備えている。
通常、前記設定項目には、前記設定情報に直結するもの(1対1に対応するもの)と、関連する複数の前記設定項目についての分類項目として位置づけられるものとが含まれる。即ち、前記分類項目としての前記設定項目と、それに属する複数の前記設定項目とは上位と下位との関係を有する。この場合、テレビジョン受像機は、上位の前記設定項目が選択された場合に、番組映像に重畳させる前記選択メニュー映像を、現在表示中のものからそれより下位の前記設定項目に関するものに変更する階層的な選択メニュー表示制御を行う。
また、特許文献1には、各階層の前記選択メニュー映像において選択項目(設定項目に相当)を選択した操作の履歴情報を記録し、その履歴情報から選択頻度が高いと判断される選択項目については、途中階層の前記選択メニュー映像の表示を省略することによって選択手順を簡略化する技術が示されている。
また、特許文献2には、前記選択メニュー映像に含める選択項目をユーザによりカスタマイズすることを可能とし、これによりメニュー操作の回数を減らす技術が示されている。
そして、上記事情に基づき設計された従来のテレビジョン受像機は、設定項目の選択メニュー映像の表示中において、前記数字キーの操作入力に基づいて選局処理(出力する放送チャンネルの変更)を行い、所定のカーソル移動キーの操作入力に基づいて設定項目の選択処理が行われる。なお、リモコン等の操作入力部に設けられる前記カーソル移動キーは、通常、上下及び左右の4方向のいずれかにカーソルを移動させる方向キーである場合が多い。
しかしながら、従来のテレビジョン受像機において、そのユーザは、選択メニュー映像に表示される多くの設定項目の中から目的とする設定項目を選択するまでに前記カーソル移動キーを非常に数多く操作しなければならず、その操作が非常に煩雑であるという問題点があった。
また、特許文献1や特許文献2に示される技術が適用されたテレビジョン受像機は、複数のユーザによって共用された場合、一部のユーザを除く他のユーザにとっては返って操作性が悪いものになったり、或いは結局はいずれのユーザの嗜好にも合致しない中途半端なものになったりするという問題点を有している。この問題点は、家族等によって共用されることが一般的であるテレビジョン受像機においては避け難いものである。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、テレビジョン受像機における設定項目のメニュー選択や内容設定(値設定)の際に、放送チャンネルの選局(即ち、出力映像や出力音声の切り替え)を可能としつつ、操作入力部に対する必要な操作を簡素化することができるテレビジョン受像機を提供することにある。
(1)当該テレビジョン受像機に対する複数の設定項目の情報及びその各々と対応づけられた数字とを含む選択メニュー映像を、前記数字キー選局によって選択された前記放送チャンネルの番組映像に重畳させて前記映像表示部に表示させる選択メニュー表示制御手段。
(2)前記放送番組の映像に重畳された前記選択メニュー映像が前記映像表示部に表示された状態で、前記操作入力部に対する所定のキー操作の検知に基づいて動作モードを第1モードと第2モードとの間で切り替える動作モード切替手段。
(3)前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて該数字キーの数字に対応する前記設定項目を選択する数字キー設定項目選択手段。
(4)前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて前記数字キー選局を行う数字キー選局手段。
従って、本発明に係るテレビジョン受像機は、前記設定項目のメニュー選択や内容設定(値設定)の際に、前記数字キーによる放送チャンネルの選局も行いたい場合に好適である。例えば、前記設定項目が、前記映像表示部による映像出力状態の調整に関する設定項目(明るさ、色合い等)及び所定のスピーカによる音声出力状態の調整に関する設定項目(音質、サラウンド設定等)のうちの一方又は両方を含む場合などである。この場合、ユーザは、複数の前記放送チャンネル(番組)について、前記映像出力の状態や前記音声出力の状態を確認しながら前記設定項目を設定(調整)する操作を容易に行うことができる。
また、本発明に係るテレビジョン受像機は、前記動作モードが前記第1モードである場合には、前記数字キーの1回の操作に応じて1つの前記設定項目を選択する。これにより、前記数字キーによる放送チャンネルの選局が可能であると同時に、前記設定項目を選択するために必要な前記操作入力部に対する操作が簡素化される。
また、本発明に係るテレビジョン受像機は、前記選択メニュー表示制御手段が、予め定められた前記設定項目が選択された場合に、前記放送チャンネルの番組映像に重畳させる前記選択メニュー映像を現在表示中のものからそれより下位のものに変更する階層選択メニュー表示制御手段を具備する場合(階層的な前記選択メニュー映像の表示制御を行う場合)に好適である。この場合、前記設定項目の選択のための操作の簡素化が特に顕著になるからである。
また、本発明に係るテレビジョン受像機が、前記動作モードが前記第1モードであって、前記数字キー設定項目選択手段により数値情報を設定内容とする前記設定項目が選択された場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて前記設定項目に前記数値情報を設定する数字キー数値設定手段を具備することも考えられる。
これにより、前記数字キーを前記設定項目の数値入力用としても兼用でき、所定のカウントアップキーやカウントダウンキーの操作によって値を順次変更する場合に比べ、前記設定項目の内容変更(数値入力)の操作が簡素化される。
また、前記操作入力部が項目選択に用いられるカーソル移動キーも有し、本発明に係るテレビジョン受像機が、前記動作モードが前記第1モードであるか前記第2モードであるかによらず、前記カーソル移動キーに対する操作の検知に基づいて前記設定項目を選択するカーソル移動キー設定項目選択手段を具備することも考えられる。
これにより、従来通り、前記カーソル移動キーを用いた前記設定項目の選択も可能となり便利である。
第1の例は、前記動作モード切替手段が、前記操作入力部に設けられた所定の専用キーに対する操作の検知に基づいて前記動作モードの切り替えを行うものである。
一方、第2の例は、前記動作モード切替手段が、前記数字キーの操作が検知された場合に、その操作が所定時間以上継続する操作(いわゆる長押し操作)であるときにのみ前記動作モードを前記第1モードから一時的に前記第2モードに切り替え、前記数字キー選局手段による処理の実行後に前記第1モードに戻すものである。
これにより、前記操作入力部に前記専用キーを設ける必要がなくなる。
ここに、図1は本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図、図2はテレビジョン受像機Xにおける階層的な項目選択メニュー映像の構成の一例を表す図、図3はテレビジョン受像機Xにおける項目選択メニュー映像の表示例を表した図、図4はテレビジョン受像機Xにおける設定項目選択・更新処理の手順を表すフローチャートである。
テレビジョン受像機Xは、当該テレビジョン受像機Xに対する複数の設定項目の内容(以下、設定情報という)を記憶し、その設定項目の選択メニュー映像をモニタ画面6(映像表示部の一例)に表示させるとともに、リモコン7を通じた操作入力に従って前記設定項目のいずれかを選択し、その内容(前記設定情報)を更新(設定)する処理(以下、設定項目選択・更新処理という)を実行する機能を備えている。
図1に示すように、テレビジョン受像機Xは、複数のチューナ1a、1b、1cと、外部入力部2と、映像切替回路3と、映像処理回路4と、OSD処理回路5と、リモコン7と、制御回路8と、リモコンインターフェース(I/F)回路9と、モニタ画面6と、音声切替回路10と、音声処理回路11と、アンプ12と、スピーカ13とを具備している。
前記チューナ1a、1b、1cは、各々地上波放送信号(テレビ放送信号)が入力される地上波チューナ1a、BS衛星放送信号が入力されるBSチューナ1b、CATV放送信号が入力されるCATVチューナ1cであり、入力された各放送信号から、前記制御回路8により指示される放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに、その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し、その映像信号及び音声信号の各々を前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するものである。なお、各放送信号には、複数チャンネル分の映像信号及びその映像と同期した音声信号が重畳されている。
また、前記外部入力部2は、外部からコンポジット方式の映像信号及び音声信号や、セパレート方式の映像信号及び音声信号(いわゆるS端子の信号)等の外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し、それらを前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。
前記映像切替回路3は、前記チューナ1a、1b、1c各々からの映像信号及び前記外部入力部2からの映像信号を入力し、それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を前記制御回路8からの指示に従って選択して出力するものである。
前記OSD処理回路5は、前記映像処理回路4から伝送される映像信号を前記モニタ画面6に出力することにより、前記映像処理回路4による処理後の映像信号をそのまま前記モニタ画面6に表示させるか、その映像信号に前記制御回路8から指示された情報を表示する映像をスーパーインポーズにより重畳させた(合成した)映像信号(以下、OSD映像信号という)を生成し、そのOSD映像信号を前記モニタ画面6に表示させるかを切り替えるものである。
前記制御回路8は、演算手段であるMPU8a、そのMPU8aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM8b(EPROM)、前記MPU8aが実行する処理によって書き込まれる設定情報を記憶するEEPROM8c等を備え、当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。
前記リモコン7は、複数の操作キーが設けられた操作入力部であり、前記操作キーが操作(押下)された場合に、その操作キーに対応する操作入力情報を赤外線等の無線信号により出力するものである。このリモコン7は、電源(通電)のON/OFFを切り替えるための電源キーや、複数の放送チャンネルに対応した複数の数字キー(「1」〜「12」の数字キー)、上下及び左右の4方向のいずれかにモニタ画面6上のカーソルを移動させるための方向キー(カーソル移動キーの一例)、音量の大小を調節するための音量キー等の操作キーが設けられている。ここで、前記方向キーは、例えば、前記設定項目の選択メニュー映像が前記モニタ画面6に表示されている状態で、前記設定項目を選択するために用いられる。
前記リモコンインターフェース回路9は、当該テレビジョン受像機Xの操作用のリモコン7(リモート操作器)から、赤外線伝送等の無線伝送によって前記リモコン7に対する操作入力情報を取得し、その操作入力情報を前記制御回路8に出力するものである。
例えば、チャンネル選択が行われる場合、前記リモコン7における前記数字キーに対応する制御コードが、前記リモコンインターフェース回路9を通じて前記制御回路8に伝送される。さらに、前記制御回路8が、その制御コードに従って前記チューナ1a、1b、1cのいずれかに対して選局する放送チャンネルを指定するとともに、その放送チャンネルの番組映像が前記モニタ画面6に表示されるように前記映像切替回路3及び前記OSD処理回路5を制御する。
即ち、前記制御回路8、前記映像切替回路3及び前記OSD処理回路5は、前記リモコン7において操作された前記数字キーに対応する放送チャンネルを選択する処理(以下、数字キー選局という)を実行し、モニタ画面6(映像表示部の一例)は、その数字キー選局によって選択された前記放送チャンネルの番組映像を表示する。
前記音声処理回路11は、前記制御回路8からの指示に従って、前記音声切替回路10から出力された音声信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば、前記スピーカ13の特性に合わせたイコライズ処理や、サラウンド処理等を行う。
前記アンプ12は、前記音声処理回路11による処理後の音声信号を、前記制御回路8からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理を行い、前記スピーカ13に出力するものである。
図2に示すように、前記項目選択メニュー映像v1は、テレビジョン受像機Xに対する複数の前記設定項目の名称d1(前記設定項目の情報の一例)及びその各々と対応づけられた数字d2とを含む映像である。
そして、前記制御回路8は、図3に示すように、前記項目選択メニュー映像v1を、前記数字キー選局によって選択された前記放送チャンネルの番組映像v0に重畳させて前記モニタ画面6に表示(OSD表示)させる(選択メニュー表示制御手段の一例)。なお、前記制御回路8は、前記OSD処理回路5を制御することによって前記項目選択メニュー映像v1をOSD表示させる。
ここで、前記設定項目には、図2に示す「明るさ」や「サラウンド」のように、その内容(前記設定情報)に直結するもの(1対1に対応するもの)と、「映像調整」や「音声調整」のように、関連する複数の前記設定項目についての分類項目として位置づけられるものとが含まれる。即ち、「映像調整」、「音声調整」等、前記分類項目としての前記設定項目の情報d1を含む前記項目選択メニュー映像v1(図2における第1階層のメインメニュー等)と、「明るさ」や「サラウンド」のような前記設定項目の情報d1を含む前記項目選択メニュー映像v1(図2における第2階層のサブメニュー等)とは、上位と下位との関係を有する。
そして、前記制御回路8は、上位の前記項目選択メニュー映像v1における前記設定項目が選択された場合に、前記番組映像v0に重畳させる前記項目選択メニュー映像v1を、現在表示中のものからそれより下位の前記項目選択メニュー映像v1に変更する階層的な選択メニュー表示制御を行う(階層選択メニュー表示制御手段の一例)。
また、前記制御回路8は、前記項目選択メニュー映像v1の表示中において、そこに含まれる前記設定項目の情報d1のいずれかにカーソルを設定しており、さらに、そのカーソルに対応する前記設定項目をその時点の選択対象として認識している。
なお、最上位の階層から順次下位の層に渡る各階層ごとの数字の組合せと、前記設定項目それぞれとの対応関係を表す情報(以下、数字・設定項目対応情報という)が、予め前記ROM8b等に記憶されている。
また、図4に示す処理は、前記制御回路8が、前記リモコンインターフェース回路9を通じて入力される信号に基づいて、前記リモコン7に設けられた設定項目表示キーが操作されたことが検知された場合に開始される。
[ステップS1]
まず、前記制御回路8は、前記設定項目表示キーが操作されたことを検知すると、当該テレビジョン受像機Xの動作モードを、初期状態である「ショートカットモード」(以下、SCモードという)に設定する(S1)。具体的には、前記動作モードを表す変数に「SCモード」の識別情報を設定する。
ここで、前記動作モードの状態としては、「SCモード」と「選局モード」とが存在する。前記「SCモード」は、前記制御回路8が、前記リモコン7の前記数字キーが操作されたことを検知された場合に、その数字キーの数字に対応する前記設定項目を選択する処理を実行する動作モード(前記第1モードに相当)である。前記「選局モード」は、前記制御回路8が、前記リモコン7の前記数字キーが操作されたことを検知された場合に、前記数字キー選局(その数字キーに対応する前記放送チャンネルを選択する処理)を実行する動作モードである。
次に、前記制御回路8は、前記OSD処理回路5を制御することにより、図3に示したように、前記項目選択メニュー映像v1を前記モニタ画面6にOSD表示させる(S2)。その際、前記制御回路8は、前記OSD処理回路5を制御することにより、前記動作モードがいずれのモードであるか(「SCモード」であるか「選局モード」であるか)を識別する「SC」マークv2を前記モニタ画面6に表示させる(モード識別マーク表示制御手段の一例)。具体的には、前記制御回路8は、前記動作モードが前記「SCモード」である場合には、前記「SC」マークv2を前記モニタ画面6に表示させ、前記動作モードが前記「選局モード」である場合には、前記「SC」マークv2を前記モニタ画面6に非表示の状態にする。
次に、前記制御回路8は、前記リモコンインターフェース回路9を通じて入力される信号に基づいて、前記リモコン7に設けられた次の(a)〜(e)に示す操作キーのうちのいずれのキーが操作されたか否かを判別する(S3)。
(a)「SCキー」:前記動作モードを切り替えるための専用の操作キー。
(b)「数字キー」:前記放送チャンネルの指定又は前記設定項目の指定を行うための操作キー。
(c)「決定キー」:前記設定項目の選択を確定するための操作キー。
(d)「方向キー」:項目選択のためにモニタ画面6上のカーソルを移動させるための操作キー(前記カーソル移動キーの一例)。
(e)「設定項目表示キー」:前記項目選択メニュー映像v1の表示/非表示を切り替えるための操作キー。
そして、前記制御回路8は、前記「SCキー」(前記動作モードの切り替え用の専用キー)が操作されたと判別すると、前記動作モードの切り替え(S4、動作モード切替手段の一例)と、前記「SC」マークv2の表示/非表示の切り替え(S5)とを実行し、処理を再び前記ステップS3へ移行させる。
具体的には、前記制御回路8は、前記動作モードが前記「SCモード」である場合は、前記動作モードを前記「選局モード」に変更し(S4)、前記モニタ画面6から前記「SC」マークv2の表示を消去する(S5)。一方、前記制御回路8は、前記動作モードが前記「選局モード」である場合は、前記動作モードを前記「SCモード」に変更し(S4)、前記モニタ画面6に前記「SC」マークv2を表示させる。
このように、当該テレビジョン受像機Xは、前記動作モードがいずれのモードであるかを識別する前記「SC」マークv2を前記モニタ画面6に表示させる(S2、S5)。これにより、ユーザは、前記数字キーの操作が、後述する前記数字キー選局処理(S10)及び前記設定項目の選択処理(S7)のいずれに反映されるかを容易に把握できる。
また、前記制御回路8は、前記「数字キー」が操作されたと判別すると、その時点の前記動作モードの内容を判別(S6)し、その内容に応じて異なる処理を実行する。
即ち、前記制御回路8は、前記動作モードが前記「SCモード」(前記第1モードに相当)である場合に、ステップS3で操作が検知された前記数字キーの数字に対応する前記設定項目を選択する(S7、前記数字キー設定項目選択手段の一例)。具体的には、前記制御回路8は、前記動作モードが前記「SC」モードである状態で前記数字キーの操作が検知されるごとに、その数字キーの数字を前記EEPROM8c等に記憶させておく。さらに前記制御回路8は、その記憶させた数字の組合せ(各階層の前記項目選択メニュー映像v1に対して入力された数字の組合せ)に対応する前記設定項目を、前記数字・設定項目対応情報に基づいて選択(特定)する。
さらに、前記制御回路8は、ステップS7で選択した前記設定項目について、さらに下位の前記項目選択メニュー映像v1が存在するか否かを判別する(S8)。そして、前記制御回路8は、さらに下位の前記項目選択メニュー映像v1が存在すると判別した場合には、処理を前述したステップS2へ移行させる。これにより、前記制御回路8は、ステップS7で選択した前記設定項目に対応する下位の前記項目選択メニュー映像v1を前記モニタ画面6にOSD表示(表示の更新)させ(S2)、再度、ステップS3の処理を実行する。
一方、前記制御回路8は、ステップS8において、さらに下位の前記項目選択メニュー映像v1が存在しないと判別した場合、即ち、ステップS7で選択した前記設定項目が前記設定情報そのものに対応する(直結する)ものであると判別した場合には、その設定情報(前記設定項目の内容)の入力処理及び更新処理を実行し(S9)、その後、処理を前述したステップS2へ移行させる。
このステップS9の処理は、前記動作モードが前記「SCモード」(前記第1モードに相当)である場合に実行される処理であり、前記リモコン7に対する操作内容に基づいて前記設定情報の入力及び更新を行う処理である。このステップS9において、前記制御回路8は、ステップS7の処理(前記数字キー設定項目選択手段の処理の一例)により数値情報を設定内容とする前記設定項目が選択された場合には、前記数字キーに対する操作の検知結果(入力された数字)に基づいて、前記設定項目に前記数値情報を設定する(前記数字キー数値設定手段に相当)。
例えば、前記制御回路8は、ステップS7の処理によって選択された前記設定項目が、「映像調整」の中の「明るさ」(図2参照)である場合や、「音声調整」の中の「低音」である場合に、前記数字キーの操作入力に従って、「1」〜「16」までの16段階の明るさの値(数値情報)や「低音」の強さの値(数値情報)を設定する。
これにより、前記リモコン7の前記数字キーが、前記設定項目の数値入力用としても兼用され、前記方向キーの操作等に従って値を順次変更する場合に比べ、前記設定項目の内容変更(数値入力)の操作が簡素化される。
一方、前記制御回路8は、前記ステップS6において前記動作モードが前記「選局モード」(前記第2モードに相当)であると判別した場合、ステップS3で操作が検知された前記数字キーに対応する前記放送チャンネルを選択する前記数字キー選局を実行し(S10、前記数字キー選局手段の一例)、その後、処理を前述したステップS3へ移行させる。
これにより、前記モニタ画面6に表示される前記番組映像v0が、ステップS3で操作が検知された前記数字キーに対応する前記放送チャンネルの番組の映像に切り替わる。なお、前記モニタ画面6に表示される前記項目選択メニュー映像v1及び前記「SC」マークv2の表示状態はそのまま維持される。
また、前記制御回路8は、前記ステップS3において前記「方向キー」が操作されたことを検知すると、前記項目選択メニュー映像v1において、その「方向キー」に対応する方向の隣に表示されている前記設定項目の情報d1へカーソルを移動させるとともに、そのカーソルに対応する前記設定項目を新たな選択対象として設定し(S11)、その後、処理を前述したステップS3へ移行させる。
また、前記制御回路8は、前記ステップS3において前記「決定キー」が操作されたことを検知すると、処理をステップS7へ移行させ、その時点で選択対象として設定している前記設定項目を選択する(S7)。これ以降、前記制御回路8は、前述したステップS8以降の処理を実行する。
このように、前記制御回路8は、前記動作モードが前記「SCモード」であるか前記「選局モード」であるかによらず、前記方向キー(カーソル移動キーに相当)に対する操作の検知に基づいて前記設定項目を選択する(S11及びS7、カーソル移動キー設定項目選択手段の一例)。
また、前記制御回路8は、前記ステップS3において前記「設定項目表示キー」が操作されたことを検知すると、前記OSD処理回路5を制御することにより、前記モニタ画面6に対する前記項目選択メニュー映像v1の表示を消去し(S12)、当該設定項目選択・更新処理を終了させる。
これにより、前記モニタ画面6は、その時点で選択されている前記放送チャンネルの番組映像v0が表示され、前記項目選択メニュー映像v1が非表示の状態となる。
そして、前記テレビジョン受像機Xは、前記動作モードが前記「SCモード」である場合には、前記数字キーの1回の操作に応じて1つの前記設定項目を選択する(S7)。これにより、前記数字キーによる放送チャンネルの選局(S10)が可能であると同時に、前記設定項目を選択するために必要な前記リモコン7に対する操作が簡素化される。
また、前記テレビジョン受像機Xにおいて、前記設定項目が、前記モニタ画面6による映像出力状態の調整に関する前記設定項目(「明るさ」や「色合い」等)、及び前記スピーカ13による音声出力状態の調整に関する設定項目(「音質」や「サラウンド」等)を含んでいる。このため、ユーザは、前記「SCキー」の操作によって前記動作モードを随時切り替えることにより、複数の前記放送チャンネル(番組)について、前記モニタ画面6の映像出力状態や前記スピーカ13の音声出力状態を確認しながら前記設定項目を設定(調整)する操作を容易に行うことができる。
これに対し、前記制御回路8(前記動作モード切替手段の一例)が、ステップS3において前記数字キーの操作が検知された場合に、その操作が予め定められた時間以上継続する長押し操作であるか否かを判別し、その長押し操作であると判別したときにのみ前記動作モードを前記「SCモード」から一時的に前記「選局モード」に切り替え、ステップS10の処理(前記数字キー選局)の実行後に前記「SCモード」に戻すことも考えられる。
これにより、前記リモコン7に前記「SCキー」(専用キー)を設ける必要がなくなる。
また、前記実施形態では、前記リモコン7が前記テレビジョン受像機Xの操作入力部であったが、前記テレビジョン受像機Xの本体に操作入力部(各種の操作キー)が設けられた構成も考えられる。
1a、1b、1c:チューナ
2:外部入力部
3:映像切替回路
4:映像処理回路
5:OSD処理回路
6:モニタ画面
7:リモコン
8:制御回路
9:リモコンインターフェース回路
10:音声切替回路
11:音声処理回路
12:アンプ
13:スピーカ
v0:番組映像
v1:項目選択メニュー映像
v2:動作モードを識別するマーク
d1:設定項目の情報
d2:数字
S1、S2、…:ステップ(処理手順)
Claims (8)
- 複数の放送チャンネルに対応した複数の数字キーを有する操作入力部と、操作された前記数字キーに対応する前記放送チャンネルを選択する数字キー選局によって選択された前記放送チャンネルの番組映像を表示する映像表示部と、を具備するテレビジョン受像機であって、
当該テレビジョン受像機に対する複数の設定項目の情報及びその各々と対応づけられた数字とを含む選択メニュー映像を、前記数字キー選局によって選択された前記放送チャンネルの番組映像に重畳させて前記映像表示部に表示させる選択メニュー表示制御手段と、
前記放送番組の映像に重畳された前記選択メニュー映像が前記映像表示部に表示された状態で、前記操作入力部に対する所定のキー操作の検知に基づいて動作モードを第1モードと第2モードとの間で切り替える動作モード切替手段と、
前記動作モードが前記第1モードである場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて該数字キーの数字に対応する前記設定項目を選択する数字キー設定項目選択手段と、
前記動作モードが前記第2モードである場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて前記数字キー選局を行う数字キー選局手段と、
を具備してなることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 前記設定項目が、前記映像表示部による映像出力状態の調整に関する設定項目及び所定のスピーカによる音声出力状態の調整に関する設定項目のうちの一方又は両方を含んでなる請求項1に記載のテレビジョン受像機。
- 前記選択メニュー表示制御手段が、予め定められた前記設定項目が選択された場合に、前記放送チャンネルの番組映像に重畳させる前記選択メニュー映像を現在表示中のものからそれより下位のものに変更する階層選択メニュー表示制御手段を具備してなる請求項1又は2のいずれかに記載のテレビジョン受像機。
- 前記動作モードがいずれのモードであるかを識別するマークを前記映像表示部に表示させるモード識別マーク表示制御手段を具備してなる請求項1〜3のいずれかに記載のテレビジョン受像機。
- 前記動作モードが前記第1モードであって、前記数字キー設定項目選択手段により数値情報を設定内容とする前記設定項目が選択された場合に、前記数字キーに対する操作の検知に基づいて前記設定項目に前記数値情報を設定する数字キー数値設定手段を具備してなる請求項1〜4のいずれかに記載のテレビジョン受像機。
- 前記操作入力部が項目選択に用いられるカーソル移動キーも有し、
前記動作モードが前記第1モードであるか前記第2モードであるかによらず、前記カーソル移動キーに対する操作の検知に基づいて前記設定項目を選択するカーソル移動キー設定項目選択手段を具備してなる請求項1〜5のいずれかに記載のテレビジョン受像機。 - 前記動作モード切替手段が、前記操作入力部に設けられた所定の専用キーに対する操作の検知に基づいて前記動作モードの切り替えを行うものである請求項1〜6のいずれかに記載のテレビジョン受像機。
- 前記動作モード切替手段が、前記数字キーの操作が検知された場合に、その操作が所定時間以上継続する長押し操作であるときにのみ前記動作モードを前記第1モードから一時的に前記第2モードに切り替え、前記数字キー選局手段による処理の実行後に前記第1モードに戻すものである請求項1〜6のいずれかに記載のテレビジョン受像機。
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JP2006277708A JP2008098913A (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | テレビジョン受像機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018509012A (ja) * | 2015-01-21 | 2018-03-29 | ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド | 選択されたメディアアセットに対するアクチュエータの機能性を自動的に修正するためのシステムおよび方法 |
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2006
- 2006-10-11 JP JP2006277708A patent/JP2008098913A/ja active Pending
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