JP2008092632A - インバータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インバータ装置における電解コンデンサなど高い温度に敏感な電気部品の周囲温度の上昇を抑制する。
【解決手段】 主変換回路・電源回路基板21aの表面に配置された端子台11,電解コンデンサ13,抵抗14a,絶縁トランス17a,電解コンデンサ17bなどの位置と対流防止板31の位置との関係を、絶縁トランス17aと電解コンデンサ17bとの間に対流防止板31を設けた関係にして、抵抗14a,絶縁トランス17aなどの発熱部品からの空気の対流経路を管理することで、電解コンデンサ17bなど高い温度に敏感な電気部品の周囲温度の上昇を抑制して、このインバータ装置10の信頼性を向上させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 主変換回路・電源回路基板21aの表面に配置された端子台11,電解コンデンサ13,抵抗14a,絶縁トランス17a,電解コンデンサ17bなどの位置と対流防止板31の位置との関係を、絶縁トランス17aと電解コンデンサ17bとの間に対流防止板31を設けた関係にして、抵抗14a,絶縁トランス17aなどの発熱部品からの空気の対流経路を管理することで、電解コンデンサ17bなど高い温度に敏感な電気部品の周囲温度の上昇を抑制して、このインバータ装置10の信頼性を向上させる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、商用電源などからの交流電力を任意の周波数・電圧の交流電力に変換して電動機などに給電するインバータ装置に関する。
図5は、この種のインバータ装置の代表的な回路構成図であり、このインバータ装置10には商用電源などから端子台11の端子11aを介して印加される交流電圧を整流する順変換器12、この整流された電圧を平滑する電解コンデンサ13、インバータ装置10の起動時の電解コンデンサ13への突入電流を抑制するために抵抗14a,リレー14bなどからなる突入電流抑制回路14、平滑された電解コンデンサ13の両端電圧を所望の周波数の交流電圧に変換して端子台11の端子11bを介して出力する逆変換器15、この逆変換器15を構成するIGBTなどを所望の動作状態に制御する制御回路16、逆変換器15へのゲート電源,制御回路16への制御電源などを生成する電源回路としてのDC/DCコンバータ17、順変換器12,逆変換器15からの発熱を放熱する後述の放熱フィンを冷却するファン18などを備えている。
図6は、図5に示したインバータ装置10が組み込まれた従来の模式的断面構成図であり、この図において、筐体ケース20内の主変換回路・電源回路基板21の部品実装面(表面)には端子台11,電解コンデンサ13,抵抗14a,DC/DCコンバータ17を形成する絶縁トランス17aおよび電解コンデンサ17bなどが図示のように配置され、また、主変換回路・電源回路基板21の裏面には主変換回路として半導体モジュールで形成された順変換器12および逆変換器15が配置され、これら順変換器12および逆変換器15の一方の面が放熱フィン22の取付け面に密着して固定されている。さらに、制御回路基板23には図5に示した制御回路16が配置され、この制御回路基板23は筐体ケース20に固着された筐体隔壁24により保持されている。
また、図6において、20aは筐体ケース20に設けられた通気穴を示し、20bは端子台11への外部からの引込み線用の開口部を示す。一般に、インバータ装置10は通気穴20aを上面に、開口部20を下面にした縦向きの姿勢で盤内の取付けフレーム1に固定されている。このとき、主変換回路・電源回路基板21上の発熱部品である抵抗14a,絶縁トランス17aなどにより、筐体ケース20内部に温度上昇が生ずるが、この温度上昇は、開口部20bから通気穴20aへの自然対流により冷却される。一方、筐体ケース20内部への粉塵などの侵入を防ぐために、ファン18は冷却フィン22のみを冷却するように配置している。
さらに、筐体隔壁24は上述のように制御回路基板23を保持するとともに、主変換回路・電源回路基板21の発熱の影響が制御回路基板23に及ぶのを防止している。
特開2000−14169号公報
図6に示した従来の断面構成図のように配置されたインバータ装置10において、抵抗14a,絶縁トランス17aなどの発熱により筐体ケース20内部には、鉛直方向に大きな空気温度の勾配が生ずる。そのため、例えば回路構成上の制約により、主変換回路・電源回路基板21の上部である前述の自然対流の下流側に高い周囲温度に敏感な電気部品である電解コンデンサ17bなどを配置せざるを得ない場合、この電解コンデンサ17b自身の発熱が僅かであるにも関わらず、高温の空気に晒され続けるために前記電解コンデンサの動作信頼性や寿命を損なう恐れがあった。
この発明の目的は、上記問題点を解決したインバータ装置を提供することにある。
この第1の発明は、主変換回路・電源回路基板,制御回路基板などを筐体ケースに収納したインバータ装置において、
前記主変換回路・電源回路基板の部品実装面の予め定めた位置に対流防止板を設置したことを特徴とする。
前記主変換回路・電源回路基板の部品実装面の予め定めた位置に対流防止板を設置したことを特徴とする。
また第2の発明は前記第1の発明のインバータ装置において、
前記対流防止板は、前記主変換回路・電源回路基板と制御回路基板との間に設置された筐体隔壁により保持するようにしたことを特徴とする。
前記対流防止板は、前記主変換回路・電源回路基板と制御回路基板との間に設置された筐体隔壁により保持するようにしたことを特徴とする。
また第3の発明は前記第1の発明のインバータ装置において、
前記対流防止板は、前記筐体ケースにより保持するようにしたことを特徴とする。
前記対流防止板は、前記筐体ケースにより保持するようにしたことを特徴とする。
さらに第4の発明は前記第1〜3の発明のインバータ装置において、
前記対流防止板は、前記主変換回路・電源回路基板上の発熱部品よりも下流側に設置したことを特徴とする。
前記対流防止板は、前記主変換回路・電源回路基板上の発熱部品よりも下流側に設置したことを特徴とする。
この発明のインバータ装置によれば、前記主変換回路・電源回路基板の部品実装面の予め定めた位置に対流防止板を設置したことをより、後述の如く、電解コンデンサなど高い温度に敏感な電気部品の周囲温度の上昇を抑制することが可能となり、このインバータ装置の信頼性を向上させるとともに、インバータ装置のより小型化を可能にする。
図1は、この発明の実施の形態を示すインバータ装置の模式的断面図であり、図2は、図1の主変換回路・電源回路基板を示す平面図であり、図3は、図1の内部対流の流れを示す平面図であり、この図において、図6と同一部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、この実施の形態では、高い周囲温度に敏感な電気部品である電解コンデンサ17bを主変換回路・電源回路基板21aの最上部に配置した構成となっている。一般的に主変換回路・電源回路基板21aの最下部には端子台11が配置されており、順変換器12および逆変換器15のパワー半導体や主回路用の電解コンデンサ13は、その配線長を短くする意味からも端子台11の近傍に配置されることが多い。その結果、DC/DCコンバータ17を構成する絶縁トランス17aや電解コンデンサ17b等の電気部品は主変換回路・電源回路基板21aの最上部に配置することになる。
図1においては、従来の主変換回路・電源回路基板21に代えて主変換回路・電源回路基板21aが配置され、この主変換回路・電源回路基板21aでは、該基板の表面に配置されたDC/DCコンバータ17を構成する絶縁トランス17aと電解コンデンサ17bとの間に、筐体隔壁24により支持された対流防止板31を設けている。
すなわち、発熱部品である絶縁トランス17aと、高い周囲温度に敏感な電気部品である電解コンデンサ17bとの間に対流防止板31を設けることにより、上流側の発熱部品からの発熱が、対流防止板31よりも下流側に設けられた高い周囲温度に敏感な電気部品に影響するのを抑制している。
これについて図3を用いて更に詳細に説明する。対流防止板31よりも下側(対流の上流側)には、順変換器12および逆変換器15のパワー半導体や主回路用の電解コンデンサ13,抵抗14a,絶縁トランス17a等の発熱部品が配置されており、これら発熱部品から発せられる熱は筐体ケース20内部の空気温度を上昇させる。この温度上昇した空気は密度が低下して浮力を生じ、高温の対流41となって筐体ケース20上面に設けられた通気穴20aを通って筐体ケース20の外部に流出する。
一方、対流防止板31よりも上側(対流の下流側)には、電解コンデンサ17bなどの高い周囲温度に敏感な電気部品を配置しているが、この領域は対流防止板31よりも下流側になるため、高温の対流41は対流防止板31で遮断されることになり、発熱部品の発熱により温度上昇した空気の影響を受けることはない。しかも、この領域に配置される電解コンデンサ17b等の電気部品は、対流防止板31よりも上流側に配置される電気部品よりも発熱量が小さい。このため、電解コンデンサ17b周囲の領域の空気は、高温の対流41により生じる負圧によって対流42を生じて通気穴20aから排出されることになり、この領域の温度は対流42のみで十分温度を低下させることが可能である。
図4は、この発明の別の実施の形態の平面図であり、この図において、図1と同一部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
図4の実施の形態は、図1の筐体ケース20に代えて筐体ケース25を設けたものであり、筐体ケース25の上面に通気穴を設けていない、いわゆる全閉構造のインバータ装置を示すものである。
この構造では、主変換回路・電源回路基板21aに配置された発熱部品から発せられる熱は筐体ケース25内部の空気温度を上昇させ、この温度上昇した空気は対流52に示すように筐体ケース25内部を循環しながら筐体ケース25を介して外部と熱交換を行って除熱されることになる。このとき、筐体ケース25内部の温度上昇に伴う対流は、対流防止板31により下部の対流52と上部の対流51とに分断されることになるので、対流防止板31よりも上部の領域に配置された電解コンデンサ17b等の高い周囲温度に敏感な電気部品は、発熱部品からの発熱の影響が軽減される。このため、対流防止板31の下流側の領域は、対流防止板31を設けていない場合に比べて温度上昇が低減される。
なお、図1に示した実施の形態では、筐体隔壁24により対流防止板31を保持する例を示したが、対流防止板31を筐体ケース20あるいは筐体ケース25により直接保持する構成としてもよい。また、筐体隔壁24と対流防止板31とを一体に成形した構成、あるいは、筐体ケース20または筐体ケース25と対流防止板31とを一体に成形した構成でもよく、両者を一体に成形することにより部品点数を少なくすることができる。
1‥取付けフレーム、10‥インバータ装置、11‥端子台、12‥順変換器、13‥電解コンデンサ、14‥突入電流抑制回路、15‥逆変換器、16‥制御回路、17‥DC/DCコンバータ、18‥ファン、20,25‥筐体ケース、21‥主変換回路・電源回路基板、22‥放熱フィン、23‥制御回路基板、24‥筐体隔壁、31‥対流防止板、41,42,51,52‥対流。
Claims (4)
- 主変換回路・電源回路基板,制御回路基板などを筐体ケースに収納したインバータ装置において、
前記主変換回路・電源回路基板の部品実装面の予め定めた位置に対流防止板を設置したことを特徴とするインバータ装置。 - 請求項1に記載のインバータ装置において、
前記対流防止板は、前記主変換回路・電源回路基板と制御回路基板との間に設置された筐体隔壁により保持するようにしたことを特徴とするインバータ装置。 - 請求項1に記載のインバータ装置において、
前記対流防止板は、前記筐体ケースにより保持するようにしたことを特徴とするインバータ装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインバータ装置において、
前記対流防止板は、前記主変換回路・電源回路基板上の発熱部品よりも下流側に設置したことを特徴とするインバータ装置。
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JP2010068670A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | インバータ装置 |
JP2012528565A (ja) * | 2009-05-28 | 2012-11-12 | グラコ ミネソタ インコーポレーテッド | モータ制御モジュール |
JP2013062405A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
WO2015087555A1 (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-18 | 日本精工株式会社 | 電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両 |
JP2016174442A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | 株式会社日立製作所 | 電力変換装置 |
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