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JP2008090860A - 情報端末装置及び情報端末装置における表示方法 - Google Patents

情報端末装置及び情報端末装置における表示方法 Download PDF

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JP2008090860A JP2007306650A JP2007306650A JP2008090860A JP 2008090860 A JP2008090860 A JP 2008090860A JP 2007306650 A JP2007306650 A JP 2007306650A JP 2007306650 A JP2007306650 A JP 2007306650A JP 2008090860 A JP2008090860 A JP 2008090860A
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正夫 中野
Masao Nakazawa
正雄 中澤
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栄治 竹内
Yosuke Miho
陽介 三保
Hajime Ishikawa
肇 石川
Takeo Kobayashi
武夫 小林
Tomonori Nai
友規 名井
Yutaka Kasagawa
裕 笠川
Mitsuko Watanabe
晃子 渡邊
Kuniaki Sato
晋亮 佐藤
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Abstract

【課題】情報端末装置において、各種操作画面を表示制御する際その操作性を良好にする。
【解決手段】液晶パネルにランチャ画面が表示されると、ウィンドウ表示エリア31とタイトルバー表示エリア32との境界線34及びウィンドウ表示エリア31とタスクバー表示エリア33との境界線35を変更して、タイトルバー表示エリアとタスクバー表示エリアの面積を変更する。そして、前記操作画面に応じてウィンドウ表示エリア31とタイトルバー表示エリア32の面積を変更する際は前記機能ボタンを平行移動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯情報端末装置(Personal Digital Assistant:PDA)及び情報端末装置における表示方法に関するものである。
一般に、情報端末装置等においては、アプリケーションに応じて種々の操作画面が表示部に表示され、一般に、この操作画面は、各種データ情報又はメニュー項目を表示するための表示エリア(以下ウインドウ表示エリアと呼ぶ)と、タイトルバー又はツールバー等を表示する表示エリア(以下機能表示エリアと呼ぶ)に区分されている。機能表示エリアに多数の機能表示等を行うと、不可避的に機能表示エリアのサイズが拡大してしまい、ウインドウ表示エリアが圧迫されてしまうことになる。
このような不具合に対処するため、例えば、特開2001−242976公報(特許文献1)では、タイトルバー、アイコンメニュー、プログラム表示領域等の表示画面に対する比率等を記憶しておき、表示画面のサイズが変更された場合は、前記の比率になるよう、タイトルバー、アイコンメニュー、プログラム表示領域等の表示サイズを変更している。つまり、特許文献1では、表示画面のサイズが変更されても、常に同じ比率でタイトルバー等を表示している。
なお、特開2000−172395公報(特許文献2)には、同一のアプリケーションにおいて互いに異なる二つの画面を開いた際、各画面に対応する同一のメニューバー(及びツールバー)を一つに統合して表示することが示されている。特開平11−126146号公報(特許文献3)には、ツールバーの表示専有面積を少なくするため、画面上で回転するベルトのイメージとして、ベルトの面上にツールボタンを配置したツールバーを表示する。そして、ベルトを左右に回転させることにより全てのツールボタンを表示するものが示されている。また、特開平10−187669号公報(特許文献4)では、アプリケーションプログラムのツールボタン配置状態を選択実行回数の多い順に表示して、ツールバーをカスタマイズする作業を低減させている。特開平10−91384号公報(特許文献5)には、ツールバーに表示変更ボタンを設けて、ツールバーのボタンの状態をスクロールするようにして、全てのボタンを表示できるようにしている。
特開2001−242976公報 特開2000−172395公報 特開平11−126146号公報 特開平10−187669号公報 特開平10−91384号公報
ところで、上述のいずれの特許文献においても、画面のサイズに応じてメニューバーやツールバーのサイズを変更するものや、ツールバーの表示サイズを固定にし、その表示サイズ中で必要なツールバーのボタンを表示するもの等が開示されている。しかし、これらは、操作を行う操作画面の種類、内容や操作の遷移状態等によらず、ツールバーの表示サイズ決定しているものにすぎず、操作画面の種類、内容や操作の遷移状態等によっては、不必要なツールバーのボタンが表示されたり、必要となるツールバーのボタンが表示されない等の不具合があり、表示画面を有効に用いることはできなかった。また、特に、携帯情報端末装置のように、表示画面自体が小さいものでは、メニューバーやツールバー自体を表示するために、全体の表示エリアのかなりの割合を必要とするので、大型の表示画面を備えたパソコン等と比べ、このメニューバーやツールバー自体をできる限り小さい領域で表示することが要望されている。
本発明の目的は、表示画面をより有効に活用できる情報端末装置及びこれに用いられる表示制御プログラムを提供することにある。
本発明によれば、複数の機能を備え、前記複数の機能を選択的に起動できる情報端末装置において、
前記複数の機能のうち、選択された機能に応じた操作画面を表示する表示部と、
前記操作画面を第1の表示エリアと該第1の表示エリアとは異なる面積の第2の表示エリアとに区分して表示する第1の表示制御手段を備え、
前記第1の表示制御手段は、前記操作画面に応じて第2の表示エリアの面積を変更することを特徴とする情報端末装置が得られる。
本発明では、前記第1の表示制御手段は、前記第2の表示エリアの配列方向とは直行する方向に境界線を移動させて面積を変更する。
本発明では、前記第2の表示エリアに予め定められた機能を実行するための機能ボタンを表示する第2表示制御手段を備えている。
本発明では、前記第1の表示制御手段は、前記操作画面に応じて第2の表示エリアを変更する際は前記機能ボタンを平行移動させる。
本発明によれば、
複数の機能を備え、前記複数の機能を選択的に起動できる情報端末装置における表示方法において、
前記複数の機能のうち、選択された機能に応じた操作画面を表示する表示ステップと、
前記操作画面を第1の表示エリアと該第1の表示エリアとは異なる面積の第2の表示エリアとに区分して表示する第1の表示制御ステップを含み、
前記第1の表示制御ステップは、前記操作画面に応じて第2の表示エリアの面積を変更することを特徴とする表示方法が得られる。
本発明によれば、情報端末装置において、前記複数の機能のうち、選択された機能に応じた操作画面の面積を変更させるために、表示画面をより有効に活用することができるという効果がある。
以下本発明について図面を参照して説明する。なお、図示の例における構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
まず、図1を参照して、図示の携帯情報端末装置(PDA)は、ユーザが手のひらに把持できる大きさであり、外装ケース11の前面にはほぼその全面にわたってタッチパネル12aを備える液晶パネル12が配置されている(タッチパネル12aは、例えば、液晶パネル12の表面に配置されている)。さらに、外装ケース11には、後述するように、コントロールスイッチ(以下サイドコントローラと呼ぶ)13、エスケープスイッチ14、電源オン/オフスイッチ(以下電源スイッチと呼ぶ)15、メモリカード等の外部メモリ媒体や、通信カード等の通信機器や、外部ハードディスク等の外部装置が挿入される挿入スロット16、充電やパソコンとの各種データの送受信等を行う際に用いられる外部接続ターミナル17、及びタッチペン(スタイラスペン)18を収納するための収納部19等が設けられている。
図1に示すように、サイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15は外装ケース11の側面に一列に配置されており、図示の例では、図中上側から順にサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15の順に配置されている。そして、サイドコントローラ13は外装ケース11を液晶表示パネル12が正面にくるようにして、例えば、左手で把持した際に、サイドコントローラ13が左手の親指が位置する可能性が高い位置に配置される。
サイドコントローラ13の上側には外方向に延びる突起部11aが形成されており、サイドコントローラ13の一部は外装ケース11の側面に露出している。サイドコントローラ11は図中実線矢印Aで示す方向(上下方向)に所定の範囲で揺動可能(回動可能)に、外装ケース11の正面(前面)から裏面方向に延びる軸体(図示せず)に支持されるとともに、軸体に直交する方向(図中側面から内側に向かう方向)に押圧可能(実線矢印B)に支持されている。この回動(揺動)範囲は、左手の親指による略一回の押し上げ又は押し下げ操作で回動(揺動)操作可能な範囲に制限されている。そして、サイドコントローラ13の露出面には、例えば、波形の突起状部13aが形成されている。
前述のように、サイドコントローラ13は、例えば、左手親指で回動(揺動)操作又は押圧操作される。この際、左手親指は突起状部13aに触れることになる。サイドコントローラ13は操作されない状態においては所定の位置(以下基準位置と呼ぶ)に位置しており、左手親指で基準位置から上方向に押し上げ操作すると、所定の回動量(揺動量)だけサイドコントローラ13は回動(揺動)してそれ以上回動(揺動)しない。そして、左手親指をサイドコントローラ13から放すと(つまり、サイドコントローラ13を回動(揺動)するための力をなくすと)、サイドコントローラ13は自動的に基準位置に復帰する。
同様に、左手親指で基準位置から下方向に押し下げ操作すると、所定の回動量(揺動量)だけサイドコントローラ13は回動(揺動)してそれ以上回動(揺動)しない。そして、左手親指をサイドコントローラ13から放すとサイドコントローラ13は自動的に基準位置に復帰する。なお、押圧操作は基準位置においてのみ行うことができる。また、サイドコントローラ13は上述のように、PDA自体を保持している左手親指で操作するため、この親指の動きは制限を受け、複雑な操作は困難となっている。従って、より複雑な操作を必要とする回動操作よりも揺動操作の方が操作しやすいため、サイドコントローラ13は好ましくは揺動操作とすべきである。
サイドコントローラ13は前述の回動操作(揺動操作)又は押圧操作に応じて操作信号を送出し、この操作信号に応じて、後述するように、各種処理が実行される。
前述のように、サイドコントローラ13の下側にはエスケープスイッチ14が配置され、エスケープスイッチ14の下側には、電源スイッチ15が配置され、電源スイッチ15の表面には複数の点状突起が形成されている。そして、これらサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15は、例えば、左手親指で操作できる位置に配置される。なお、図示の例では、エスケープスイッチ14は押圧操作され(実線矢印C)、これによって、エスケープ(ESC)信号が送出され、後述するようにして、エスケープ動作が行われる。電源スイッチ15はスライド操作(実線矢印D)される(図中上側に押し上げると電源オンとなり、電源スイッチ15は元の位置に戻る。そして、電源オンの状態で上側に押し上げると電源オフとなり、電源スイッチ15は元の位置に戻る)。
外部接続ターミナル17によって、図示のPDAは、例えば、通信機能を備えた専用の充電装置(所謂クレイドル装置)と接続することによって、パーソナルコンピュータ等とデータの送受信を行うことができる。また、外部接続ターミナル17によって充電を行うことができる。液晶パネル12は、例えば、カラー液晶ディスプレイであり、必要に応じてバックライトが備えられる。タッチパネル12aは、例えば、タッチペン18でタッチ(タップ)した際、その接触位置(タッチ位置)及び接触軌跡等を検出するタッチセンサを有している。
次に、図2を参照して、図示のPDAは、中央処理装置(CPU)21を有しており、ROM等の記憶部22に格納された制御プログラムに応じてPDA全体の制御を行うとともに、記憶部22に格納されたアプリケーションプログラム(単にアプリケーションともいう)に応じて後述する各種処理を実行する。なお、アプリケーションプログラムは、挿入スロット16に挿入される外部メモリ媒体からや外部より通信により取り込まれる場合もある。さらに、CPU21にはRAM等の書き込み・読み出し可能な記憶部22aが接続されている(記憶部22aは電源がオフされてもその記憶した内容は消去されない)。
図示のように、CPU21にはサイドコントローラ操作検出部23を介してサイドコントローラ13が接続されるとともに、エスケープスイッチ操作検出部24を介してエスケープスイッチ14が接続される。さらに、CPU21には電源スイッチ操作検出部25を介して電源スイッチ15が接続されている。また、CPU21にはタッチパネル操作検出部26を介してタッチパネル12aが接続されるとともに、液晶パネル駆動部27を介して液晶パネル12が接続されている。
図示のPDAにはメール送受信部(メール送受信機能)28が備えられており(前述の挿入スロット16に挿入される通信カード等に備えてもよい)、このメール送受信部28はCPU21に接続されている。そして、メール送受信部28は、例えば、携帯電話機等の通信機器(図示せず)や前述の通信カード等と接続されて、通信機器を介してメールの送受を行う。そして、メールの送信及び受信の都度、CPU21は送信メール及び受信メールを記憶部22aに記録する。これら送信メール及び受信メールは、記憶部22aから読み出して閲覧することができる。
いま、PDAが電源オフ状態である際に、電源スイッチ15が押し上げ操作されると、電源スイッチ操作検出部25ではこの押し上げ操作を検知して電源スイッチ15操作信号をCPU21に与える。CPU21では電源スイッチ操作信号に応答して、PDAを電源オン状態とする。そして、電源がオンとなると、CPU21は液晶パネル駆動部27を駆動制御して液晶パネル12上にアプリケーションプログラム(アプリケーション)の一つである初期画面(メニュー画面、以下このメニュー画面をランチャ画面と呼ぶ)を操作画面として表示する。
そして、このランチャ画面においてタップ操作又はサイドコントローラ操作を行うと、ランチャ画面上に表示されたメニュー項目に応じた他の操作画面に遷移する。つまり、液晶パネル12には互いに異なる複数の操作画面が選択的に表示されることになる。これら操作画面の略大半は少なくとも後述の第1の表示エリアと第2の表示エリアとに区分され表示される。
図3を参照して、ランチャ画面における第1及び第2の表示エリアについて説明する。図示の例では、ランチャ画面は、第1の表示エリアであるウィンドウ表示エリア31と、第2の表示エリアであるタイトルバー表示エリア32及びタスクバー表示エリア33とに境界線34、境界線35によって区分されている。後述するように、ランチャ画面においては、タイトルバー表示エリア32及びタスクバー表示エリア33は他の操作画面よりも部分的に拡張され、ここで、タイトルバー表示エリア32には、タイトルバー38が表示される。このタイトルバー38は、図3に示すように、ランチャ表示方式切り替えアイコン38a、実年月日と実時刻表示38b、壁紙切り替えアイコン38cを備えるほか、タイトルバー表示エリア32中の拡張された拡張タイトルバー表示エリア32aの部分には、後述する特定の機能ボタンが配置される。また、タスクバー表示エリア33には、タスクバー39が表示される。このタスクバー39には、特に図示はしないが、種々のタスク機能等を規定するアイコン等が表示されている。これらのアイコンとしては、バックライトの点灯消灯用アイコン、メニューを表示するためのアイコン、通信関係の各種設定画面を表示するアイコン、液晶パネル12の略下部にタップ操作用のキーボードを表示するアイコン等がある。また、このタスクバー表示エリア33中の拡張された拡張タスクバー表示エリア33aの部分には、後述する特定の機能ボタンが配置される。
ウィンドウ表示エリア31には、メニュー項目(選択項目)として、例えば、メール、ブラウザ、アドレス帳、スケジュール、メモ帳、ファイルビューア、アクセサリー、システム、及び設定等(図3には一部のみ記載)がアイコンとともに表示される。つまり、記憶部22にはこれらメニュー項目に関するアプリケーションプログラム(アプリケーションソフト)が格納されていることになる。
いま、図3に示すランチャ画面において、上側スクロールボタン41をタップ操作すると、CPU21の処理によりランチャ画面を上側に向かってスクロールして、メニュー項目上をカーソル45が移動することになる。一方、下側スクロールボタン43をタップ操作すると、同様にしてランチャ画面を下側に向かってスクロールして、メニュー項目上をカーソル45が移動することになる。カーソルがメニュー項目のうち最も上側に位置するメニュー項目に位置づけられている際には、CPU21は上側スクロールボタン41を拡張タイトルバー表示エリア32aの拡張部分に表示しない(つまり、上側スクロールボタン41を消去する)。同様にして、カーソルがメニュー項目のうち最も下側に位置するメニュー項目に位置づけられている際には、CPU21は下側スクロールボタン43を拡張タスクバー表示エリア33aの拡張部分に表示しない(つまり、下側スクロールボタン43を消去する)。さらに、上側又は下側画面色変換ボタン42又は44をタップ操作すると、タップ操作する毎にランチャ画面の画面色が変わり、これによって、液晶パネル12の画面色を変更することができる。例えば、CPU21は、タップ操作に応じて予め設定された複数の画面色を選択してトルグ的に液晶パネル12の画面色を変更する。
なお、図3に示すランチャ画面において、タッチペン18でメニュー項目の一つをタッチ操作すると、当該メニュー項目に係るアプリケーションプログラムが起動されて、当該メニュー項目に係るアプリケーションプログラムの操作画面に遷移する。一方、図3に示すランチャ画面において、サイドコントローラ13を前述の基準位置から上側に回動操作(揺動)すると、図2に示すサイドコントローラ操作検出部23ではこの上側操作を検知して、上側操作信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、ランチャ画面においてカーソルを上側に移動させることになる。また、サイドコントローラ13を基準位置から下側に操作すると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの下側操作を検知して、下側操作信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、ランチャ画面においてカーソルを下側に移動させることになる。そして、メニュー項目の一つにカーソルを位置づけて、サイドコントローラ13を押圧すると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの押圧操作を検知して、押圧操作信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、カーソルが位置するメニュー項目を選択して、この選択したメニュー項目に係るアプリケーションプログラムが起動されて、当該メニュー項目に係るアプリケーションプログラムの操作画面に遷移する。
ここで、例えば、ランチャ画面において、タップ操作又はサイドコントローラ操作でスケジュールを選択して起動すると、図4に示すように、操作画面としてスケジュール画面が液晶パネル12上に表示される。このスケジュール画面では、ウィンドウ表示エリア31の上側にでるタイトルバー表示エリア32、その下側にはタスクバー表示エリア33が配置される。そして、ウィンドウ表示エリア31とタイトルバー表示エリア32とは境界線34によって区分され、ウィンドウ表示エリア31とタスクバー表示エリア33とは境界線35によって区分される。なお、タイトルバー表示エリア32には、図3に示した前述のランチャ画面中のタイトルバー38とは異なるタイトルバー36が表示され、例えば、タイトルバー36には、アプリケーションアイコン36a、アプリケーション名36b、実年月日時刻36c、及び終了アイコン36dが表示される。一方、タスクバー表示エリア33には、図3に示した前述のランチャ画面中のタスクバー39とは異なるタスクバー37が表示され、このタスクバー37には種々のタスク機能等を規定するアイコン等が表示されている(タスクバーの詳細は図4には示されていない)。これらのアイコンとしては、バックライトの点灯消灯用アイコン、メニューを表示するためのアイコン、通信関係の各種設定画面を表示するアイコン、液晶パネル12の略下部にタップ操作用のキーボードを表示するアイコン等がある。
図3のランチャ画面と図4のスケジュール画面を比較すると、図3のランチャ画面を表示する際には、CPU21はタイトルバー表示エリア32及びタスクバー表示エリア33を部分的に拡張(面積を変更)して、図示するように拡張タイトルバー表示エリア32a及び拡張タスクバー表示エリア33aを設けている。
このランチャ画面において、拡張タイトルバー表示エリア32aを形成する際には、前述の境界線34を図中左端部分において下側凸状に湾曲させてタイトルバー38の下側に部分的に拡張部分を形成する(面積を変更)ことになる(つまり、タイトルバー表示エリアの配列方向の左端部部分においてその配列方向と直交する方向に境界線を下側に移動(平行移動)させることになる)。同様に、拡張タスクバー表示エリア33aを形成する際には、境界線35を図中左端部分で上側凸状に湾曲させてタスクバー39の上側に部分的に拡張部分を形成することになる(つまり、タスクバー表示エリアの配列方向の左端部分において、その配列方向と直交する方向に境界線を上側に移動させることになる)。これらの拡張部分の形成は、図2に示すCPU21にて処理するようにしてもよいし、予め表示画面のデータとして記憶部22に記憶しておき、必要に応じて記憶部22から表示画面データを読み出して、表示するようにしてもよい。
さらに、拡張タイトルバー表示エリア32aの拡張部分には、スクロールボタン(上側スクロールボタン)41及び画面色変換ボタン(上側画面色変換ボタン)42を表示するとともに、拡張タスクバー表示エリア33aの拡張部分にはスクロールボタン(下側スクロールボタン)43及び画面色変換ボタン(下側画面色変換ボタン)44を表示する。これらスクロールボタン41及び43と画面色変換ボタン42及び44は特定機能ボタンであり、タイトルバー38又はタスクバー39に備えられた機能アイコンとはその機能が異なる。
いま、図3に示すランチャ画面でタップ操作又はサイドコントローラ操作でメニュー項目”アクセサリー”を選択すると、図5に示すアクセサリー画面に遷移する。アクセサリー画面に移行する際には、ランチャ画面に表示された境界線34を全体にわたって下側に下げるとともに、この下げた分だけ、上側スクロールボタン41及び上側画面色変換ボタン42を下側に移動させる。タイトルバー38の下側にランチャ画面から選択メニュー項目(アクセサリー)を移行させる。また、ランチャ画面に表示された境界線35はそのままアクセサリー画面に移行し、拡張部分には下側スクロールボタン43及び下側画面色変換ボタン44が表示される。
なお、アクセサリー画面においてスクロールボタン41及び43と画面色変換ボタン42及び44とは前述のように機能する。また、拡張タイトルバー表示エリア32aに表示されたメニュー項目”アクセサリー”をタップ操作すると、ランチャ画面に復帰する。
また、ランチャ画面において、メニュー項目”設定”を選択すると、設定画面に遷移する。図示はしないが、この際にも、アクセサリー画面と同様の画面表示状態となる。
このように、ランチャ画面においてメニュー項目を選択した際、当該選択したメニュー項目が複数の項目(メニュー項目)を有している際には、前述のアクセサリー画面と同様に画面が表示されることになる。
上述のようにして、ランチャ画面等が表示された際には、タイトルバー表示エリア及びタスクバー表示エリアを部分的に拡張(面積を変更)して、この拡張部分にスクロールボタン及び画面色変換ボタンを表示するようにしたから、つまり、ランチャ画面等のメニュー選択画面等においてのみ特定の機能ボタンを表示させているから、他の操作画面においてウィンドウ表示エリアがタイトルバー表示エリア及びタスクバー表示エリアによって制限されることが少なく、操作性を向上できることになる。
なお、上述の例では、タイトルバー表示エリア及びタスクバー表示エリアを部分的に拡張する例について説明したが、タイトルバー表示エリア及びタスクバー表示エリアの少なくとも一方を拡張してこの拡張部分に特定機能ボタンを表示するようにしてもよい。また、上述の例では、ウインドウエリアとタイトルバー表示エリアとを、また、ウインドウ表示エリアとタスクバー表示エリアとを境界線で区分した例を示したが、これら2つの表示エリアを区分するための境界を線で表すのではなく、例えば、点線、破線で表してもよく、また、広く線以外の表示で境界を表すものであってもよい。また、これら2つの表示エリアの背景色を異ならせることによって、2つの表示エリアの境界を表すようにしてもよい。
以上説明したように、複数の操作画面のうち予め規定された操作画面が表示部に表示されると、第2の表示エリアを拡張して拡張表示エリアとして、拡張表示エリアの拡張された(面積を変更した)部分に予め定められた動作機能を規定する特定機能ボタンを表示するようにしたから、第1の表示エリアを制限することを少なくして、特定機能ボタンを表示させることができ、操作性を向上できるという効果がある。
予め規定された操作画面が前記表示部に表示されると、第1の表示エリアと第2の表示エリアとの境界線を変更して第2の表示エリアを部分的に拡張して拡張表示エリアとするようにしたから、特定機能ボタンが第2の表示エリアに含まれるように見え、違和感がなくなるという効果がある。
予め規定された操作画面が前記表示部に表示されると、第1の表示エリアと前記第2の表示エリアとの境界線を第2の表示エリアの配列方向の一端部で配列方向と直交する方向に変更(平行移動させる)して、第2の表示エリアを部分的に拡張して拡張表示エリアとするようにしたから、第1の表示エリアを制限することが極めて少ないという効果がある。
予め定められた動作機能を第2の表示エリアに表示される機能ボタン配列部で規定される動作機能とは異なるようにしたから、第1の表示エリアを制限することなく、多種の機能ボタンを表示できるという効果がある。
情報端末装置において、前記複数の機能のうち、選択された機能に応じた操作画面の面積を変更させるために、表示画面をより有効に活用することができる。
本発明による携帯情報端末装置の一例の外観を示す斜視図である。 図1に示す携帯情報端末装置で用いられる制御系の一例を示すブロック図である。 図1に示す携帯情報端末装置に表示されるメニュー画面の一つであるランチャ画面の一例を示す図である。 図1に示す携帯情報端末装置においてメニュー画面以外の操作画面(スケジュール画面)の一例を示す図である。 図1に示す携帯情報端末装置に表示されるメニュー画面の一つであるアクセサリー画面の一例を示す図である。
符号の説明
11 外装ケース
12 液晶パネル
13 コントロールスイッチ(サイドコントローラ)
14 エスケープスイッチ
15 電源オン/オフスイッチ(電源スイッチ)
16 挿入スロット
17 外部接続ターミナル
18 タッチペン(スタイラスペン)
19 収納部
21 中央処理装置(CPU)
22 記憶部
23 サイドコントローラ操作検出部
24 エスケープスイッチ操作検出部
25 電源スイッチ操作検出部
26 タッチパネル操作検出部
27 液晶パネル駆動部

Claims (5)

  1. 複数の機能を備え、前記複数の機能を選択的に起動できる情報端末装置において、
    前記複数の機能のうち、選択された機能に応じた操作画面を表示する表示部と、
    前記操作画面を第1の表示エリアと該第1の表示エリアとは異なる面積の第2の表示エリアとに区分して表示する第1の表示制御手段を備え、
    前記第1の表示制御手段は、前記操作画面に応じて第2の表示エリアの面積を変更することを特徴とする情報端末装置。
  2. 前記第1の表示制御手段は、前記第2の表示エリアの配列方向とは直行する方向に境界線を移動させて面積を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記第2の表示エリアに予め定められた機能を実行するための機能ボタンを表示する第2表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の情報端末装置。
  4. 前記第1の表示制御手段は、前記操作画面に応じて第2の表示エリアを変更する際は前記機能ボタンを平行移動させることを特徴とする請求項3に記載の情報端末装置。
  5. 複数の機能を備え、前記複数の機能を選択的に起動できる情報端末装置における表示方法において、
    前記複数の機能のうち、選択された機能に応じた操作画面を表示する表示ステップと、
    前記操作画面を第1の表示エリアと該第1の表示エリアとは異なる面積の第2の表示エリアとに区分して表示する第1の表示制御ステップを含み、
    前記第1の表示制御ステップは、前記操作画面に応じて第2の表示エリアの面積を変更することを特徴とする情報端末装置における表示方法。
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