JP2008085632A - カメラ装置およびカメラ装置におけるタイトル編集方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画データの再圧縮を行うことなくデジタル形式の動画データにタイトルを挿入できるようにしたカメラ装置およびそのカメラ装置におけるタイトル編集方法を提供する。
【解決手段】カメラ装置100は、撮影映像を示す動画データと動画データよりも先に再生される先行画像を示す先行データとを有する先行データ付き動画データを生成する動画データ生成手段と、先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを示すタイトルデータを生成するタイトルデータ生成手段と、先行データ付き動画データにおける先行データのタイトルデータとデータサイズの等しいタイトル挿入用データを、タイトルデータ生成手段により生成されたタイトルデータに差し替えるデータ差替手段とを有している。
【選択図】図1
【解決手段】カメラ装置100は、撮影映像を示す動画データと動画データよりも先に再生される先行画像を示す先行データとを有する先行データ付き動画データを生成する動画データ生成手段と、先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを示すタイトルデータを生成するタイトルデータ生成手段と、先行データ付き動画データにおける先行データのタイトルデータとデータサイズの等しいタイトル挿入用データを、タイトルデータ生成手段により生成されたタイトルデータに差し替えるデータ差替手段とを有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮影された撮影映像を示す動画データへのタイトルの挿入機能を備えたデジタルカメラ、ビデオカメラ等のカメラ装置およびそのカメラ装置におけるタイトル編集方法に関する。
従来、被写体の光学画像を静止画(静止画像)または動画(動画像)として取込み、撮影した画像を画像データに変換して電子的に保存するカメラ装置(電子カメラ装置ともいう)が知られている。従来のカメラ装置には、静止画の撮影を主体とするデジタルカメラと、動画の撮影を主体とするビデオカメラとがある。
デジタルカメラ、ビデオカメラのいずれについても従来から様々なものが普及しているが、中には、動画データへのタイトルの挿入機能を備えたカメラ装置がある。
例えば、特許文献1には、動画データのファイル管理情報にタイトル用静止画データを記憶させ、そのファイル管理情報を更新するようにして、マスターになる動画データを変更せずにタイトルの挿入および変更を行えるようにしたビデオカメラが開示されている。
また、特許文献2には、多種多様なタイトル情報を記憶している記憶素子から、選ばれたタイトル情報を読み出して所望のタイミングで動画データに挿入するようにしたビデオカメラが開示されている。
さらに、特許文献3には、タイトルの表示されるタイトル領域を画面いっぱいに拡大してタイトル画像としたタイトル領域信号を撮像信号と混合するようにしたビデオカメラが開示されている。
特開2000−307957号公報
特開2001−333377号公報
特開平7−131710号公報
ところで、動画データにタイトルが挿入されるときは、撮影処理が終了した後で、記憶装置から動画データが読み出されてその動画データにタイトルのデータが付加されることとなる。
しかし、動画データがデジタル形式で記録されているときは、タイトルを挿入しようとする動画データがMPEG(Motion Picture Experts Group)−2等の圧縮規格にしたがって圧縮されているため、動画データ自体にタイトルを挿入するには、次のようにする必要があった。すなわち、タイトルを挿入する前にその動画データを記憶装置から読み出して復号化し、その復号化したデータ(復号化データ)に対してタイトルのデータを合成した上で再度圧縮しなければならなかった。
そのため、タイトルを挿入するのに膨大なデータ処理が必要とされ、また、膨大な復号化データを記憶しておくための膨大な記憶容量を備えたメモリも必要とされる。さらに、動画データが再圧縮されることにより、画質も劣化してしまう。
この点、デコード処理用のチップとエンコード処理用のチップとをそれぞれ用意すると、デコード処理とエンコード処理とを並行して進められるので、復号化データを記憶するメモリの容量を抑えることが可能となるが、そうすると、消費電力の増大や多大な熱の発生、コスト高、回路の複雑化などを招いてしまう。
一方、上記特許文献1に記載されているカメラ装置のように、静止画タイトルを動画データとを別にして生成し、静止画タイトルに続いて動画データを再生する装置もある。しかし、動画データと静止画タイトルとを別にして生成すると、撮影したカメラ装置とは別の装置(例えば、別のカメラ装置やパーソナルコンピュータなど)で動画を再生しようとしたときに、静止画タイトルと動画データとの関連付けなどが行われていないと、両者が一緒に再生されなくなるおそれが生じる。
このように、動画データをデジタル形式で記録する従来のカメラ装置では、動画データ自体へのタイトル挿入を実現することが極めて困難であった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、動画データの再圧縮を行うことなくデジタル形式の動画データにタイトルを挿入できるようにしたカメラ装置およびそのカメラ装置におけるタイトル編集方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、撮影映像を示す動画データとその動画データよりも先に再生される先行画像を示す先行データとを有する先行データ付き動画データを生成する動画データ生成手段と、先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを示すタイトルデータを生成するタイトルデータ生成手段と、先行データ付き動画データにおける先行データのタイトルデータとデータサイズの等しいタイトル挿入用データを、タイトルデータ生成手段により生成されたタイトルデータに差し替えるデータ差替を行うデータ差替手段とを有するカメラ装置を特徴とする。
また、本発明は、撮影映像を示す動画データとその動画データよりも先に再生される先行画像を示す先行データとを有する先行データ付き動画データを生成する動画データ生成手段を備えたカメラ装置におけるタイトル編集方法であって、先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを示すタイトルデータを生成し、先行データ付き動画データにおける先行データのタイトルデータとデータサイズの等しいタイトル挿入用データを、生成されたタイトルデータに差し替えるデータ差替を行うタイトル編集方法を提供する。
以上詳述したように、本発明によれば、動画データの再圧縮を行うことなくデジタル形式の動画データにタイトルを挿入できるようにしたカメラ装置およびそのカメラ装置におけるタイトル編集方法が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
(カメラ装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係るカメラ装置100の主要な構成を示すブロック図である。図1に示すカメラ装置100は、動画の撮影を主体とし、静止画も撮影することが可能なデジタルビデオカメラ装置である。
図1は、本発明の実施形態に係るカメラ装置100の主要な構成を示すブロック図である。図1に示すカメラ装置100は、動画の撮影を主体とし、静止画も撮影することが可能なデジタルビデオカメラ装置である。
このカメラ装置100は、デジタル信号出力部101と、信号処理部102と、圧縮伸張処理部103と、ワークメモリ104およびHDD(Hard Disk Drive)105とを有している。
また、カメラ装置100は、メモリカードスロット106と、ビデオデコーダ107と、LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ108と、LCD109と、LANコントローラ110およびUSBコントローラ111を有している。さらに、カメラ装置100は、LAN端子112と、USB端子113と、CPU114と、操作部115およびフォントデータROM116とを有している。
デジタル信号出力部101は、図示しないレンズを通して得られる被写体の光学画像を用いてCCD(Charge Coupled Device)が生成したアナログの電気信号をデジタル信号に変換して信号処理部102に出力する。
信号処理部102は、入力されるデジタル信号に画像処理を施して、実際に撮影された撮影映像を示す動画データを生成する。また、信号処理部102は、動画データ生成手段としての機能を有し、動画データを生成する際に、生成される動画データに後述の先行データを付加した後述する先行データ付動画データを生成する。なお、生成された動画データは一旦メモリ104に格納される。
圧縮伸張処理部103は、メモリ104から取り出した動画データをMPEG−2にしたがい圧縮して圧縮動画データとし、静止画データをJPEGにしたがい圧縮して圧縮静止画データとする。また、圧縮伸張処理部103は、CPU114の指示にしたがい圧縮動画データおよびを圧縮静止画データを伸長する。
メモリ104は信号処理部102による処理の対象となるデータや、圧縮伸張処理部103による処理の対象となるデータが一時的に記憶される。
HDD105は、外部記憶装置であって、内蔵しているHD(Hard Disc)に圧縮された動画データおよび音声データを記録する。HDD105はHD(Hard Disc)に対して、ランダムアクセスでデータの読み書きを行う。
メモリカードスロット106は、SDメモリカード(Secure Digital memory card)などのメモリカード117が差込まれ、その差込まれたメモリカード117に対するデータの読み書きを行う。
ビデオデコーダ107は、圧縮されている動画データを用いて撮影された撮影映像を表示するため、動画データの復号化処理を行い、LCDドライバ108に出力する。このビデオデコーダ107は、復号化プログラムにより実現されるソフトウェアデコーダーである。
LCDドライバ108は、ビデオデコーダ107から受けた復号化された動画データをLCD109のインターフェースに適合した表示信号に変換する。LCD109は、LCDドライバ108から出力される表示信号を用いて撮影映像を表示する。
LANコントローラ110は、CPU114の指示にしたがい、メモリ104から取り出した画像データをLAN端子112を介して接続される図示しない外部の装置(例えば、DVDレコーダやHDDレコーダ)へ転送する。また、LANコントローラ110は、LAN端子112を介して外部の装置から取り込んだ動画データをメモリ104に出力する。
USBコントローラ111は、CPU114の指示にしたがい、メモリ104から取り出した動画データをUSB端子113を介して接続される図示しない外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)へ転送する。また、USBコントローラ111は、USB端子113を介して外部の装置から取り込んだ動画データをメモリ104に出力する。
CPU114は、図示しないROMに記憶されているプログラムにしたがい本発明の特徴とする各種手段(データ差替手段、領域確保手段)として作動する。また、CPU114は、他の構成要素との信号の入出力を行い、カメラ装置100全体の動作制御や各シーケンスの制御を行う。
操作部115はJOGダイヤルと十字キーを有し、それらを用いてユーザがカメラ装置100における種々の機能(例えば、撮影の開始や停止、撮影映像の再生など)を選択したり、後述するタイトル挿入領域を確保するか否かを選択する操作を行う選択操作手段である。また、操作部115はユーザによりタイトルの操作入力が行われる操作入力手段としても作動し、後述する前カット編集を行うための編集手段としての機能も有している。
フォントデータROM116は、先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを構成する複数の文字、記号などのフォントのデータが記憶されている。
次に、MPEG−2にしたがい圧縮伸張処理部103が圧縮した動画データのデータ構造について、図2、図3を参照して説明する。ここで、図2はMPEG−2にしたがい圧縮伸張処理部103が圧縮した動画データのデータ構造を示す図である。動画データは、ヘッダ部201と、データ部202とを有している。ヘッダ部201にはデータ部202を構成する各VOB(ビデオオブジェクトユニット)のサイズを含む情報が後述するGOP(Group of Pictures)の個数に応じて設けられている。データ部202にはVOBが複数(VOB202a,202b・・・)設けられている。
また、図3は、同じく、MPEG−2にしたがい圧縮伸張処理部103が圧縮した動画データ314の構造をGOPを表示して示す図である。カメラ装置100では、動画データ314を用いて撮影映像を再生する場合、ある単位の動画像または何枚かの動画をまとめてGOPとし、そのGOP単位での独立した再生ができるようになっている。GOPには、15フレーム分の動画データが含まれている。
そして、動画データ314は、ヘッダ301と、実際に撮影された撮影映像を示す動画データ313とを有している。ヘッダ301には、画像の大きさ、画素縦横比など、ビデオデコーダ107が画像データを復号化して撮影映像を再生するために必要な初期データが入っている。動画データ313は、複数のGOP(GOP302〜312)を有するデータストリームとして構成されている。各GOPは操作部115を用いた編集処理の単位となる。
また、図4は、先行データ付き動画データ418の構造をGOPを表示して示す図である。先行データ付き動画データ418は、ヘッダ301と同様のヘッダ401を有し、先行データ416と、実際に撮影された撮影映像422を示す動画データ415とを有する実データ417が設けられている。
動画データ415は動画データ313と同様の複数のGOP(GOP409〜412)を有するデータストリームとして構成されている。先行データ416は、複数のGOP(GOP402〜408)を有し、先行データ付き動画データ418を用いて撮影映像を再生するときに動画データ415よりも先に再生されるように、動画データ415の先頭部分に付加されている。
先行データ416は、先頭部分にダミータイトルデータ413と、ダミータイトルデータ413および動画データ415の間に配置された変化映像データ414とを有している。
ダミータイトルデータ413は、複数のGOP(GOP402〜405)を有し、撮影映像を再生するにあたって予備的に表示される映像(一定時間、同じ色で表示される予備映像)420を表示するためのデータである。このダミータイトルデータ413は予備映像を表示するためのデータであるが、タイトルが挿入されるタイトル挿入用データでもある。
変化映像データ414は、複数のGOP(GOP406〜408)を有し、いわゆるフェードインにより、予備映像が段階的に変化しながら撮影映像になっていく様子を示す映像(変化映像)421を表示するためのデータである。なお、予備映像420と変化映像421とが先行映像を構成している。
そして、カメラ装置100では、動画データを生成するにあたって、動画データ313とするか、または先行データ付き動画データ418とするか否か、すなわち、動画データの先方にタイトルを挿入するためのタイトル挿入領域を確保するか否かを選択することができる。この選択は、例えば、LCD109に表示されるメニュー画面にしたがい、操作部115を操作することによって行える。ユーザが、タイトル挿入領域を確保することを選択したときは、そのことを示すフラグ(タイトル挿入フラグ)がセットされ、CPU114が、このタイトル挿入フラグがセットされているときに先行データ付き動画データ418を生成する。
さらに、図5は、タイトルデータ505の構成を示す図である。タイトルデータ505は、ユーザが操作部115を用いて後述するタイトル入力操作を行うことにより設定されたタイトル511を示すタイトル映像510を表示するためのデータである。
このタイトルデータ505は、複数のGOP(GOP501〜504)を有し、ダミータイトルデータ413とデータサイズが等しくなるように生成されている。すなわち、タイトルデータ505を構成するGOPの個数と、ダミータイトルデータ413を構成するGOPの個数とは等しくなっている。
(カメラ装置の動作内容)
次に、カメラ装置100によるタイトル挿入処理の動作手順について説明する。図7は、タイトル挿入処理の動作手順を示すフローチャートである。タイトル挿入処理はCPU114の制御にしたがって実行される。
次に、カメラ装置100によるタイトル挿入処理の動作手順について説明する。図7は、タイトル挿入処理の動作手順を示すフローチャートである。タイトル挿入処理はCPU114の制御にしたがって実行される。
CPU114はタイトル挿入処理を開始すると、処理をステップ1に進め、ユーザに撮影済みの動画データの中からタイトル挿入の対象となる動画データを選択させる。この場合、CPU114は撮影済みの動画データの一覧をLCD109に表示させ、ユーザに操作部115を用いて所望の動画データを選択させる。
次に、CPU114は動画データが選択されると処理をステップ2に進め、LCD109に表示される再生メニューから「タイトル編集」が選択されたか否かを判定し、「タイトル編集」が選択されたときはステップ3に処理を進めてLCD109に文字入力画面を表示される(動画データに対するタイトルの挿入をタイトル編集という)。
ここで、ユーザは文字入力画面を参照しながら操作部115を操作することにより、動画データに挿入しようとするタイトル(例えば、「運動会」や、「結婚式」など)を入力する。続いてCPU114は処理をステップ4に進め、タイトル入力のための文字入力が完了したか否かを判定して、文字入力が完了したときはステップ5に処理を進める。CPU114はステップ5では、ステップ4が終了するまでに入力されたタイトルを示すタイトル用OSDデータ118を生成して信号処理部102に指示し、タイトルデータ505を生成させる。すると、信号処理部102が作動してタイトルデータ505をメモリ104に記憶させる。
CPU114はステップ5に続いて処理をステップ6に進め、操作部115を用いた「タイトル編集実行」の操作入力が行われるまで待機し、「タイトル編集実行」の操作が行われるとステップ7に処理を進める。CPU114は処理をステップ7に進めると、データ差替手段としての動作を行い、データ差替処理を実行する。
このとき、CPU114は、次のようにしてデータ差替を行い、先行データ付き動画データ418におけるダミータイトルデータ413をステップ5で生成されたタイトルデータ505に差し替える。
先行データ付き動画データ418はHDD105に記憶されるが、そのHDD105は、ランダムアクセスによりデータの読み書きが行われる。そのため、CPU114がHDD105におけるステップ1で選択された先行データ付き動画データ418のダミータイトルデータ413が記憶されているエリアにアクセスして、ダミータイトルデータ413をタイトルデータ505に書き換える(ダミータイトルデータ413にタイトルデータ505を上書きする)。
ダミータイトルデータ413と、タイトルデータ505とはデータサイズが等しいので、以上のようにしてデータ差替が行われることにより、図6に示すように、ダミータイトルデータ413がタイトルデータ505に書き換えられ、タイトルが挿入されたタイトル付き動画データ425が得られる。
タイトル付き動画データ425は動画データの先方にタイトルデータ505を有している。そのため、タイトル付き動画データ425を用いて再生処理を行うと、タイトル映像510が表示された後にフェードインによる変化画像412が表示され、続いて撮影映像422が表示される。また、なお、CPU114はステップ7を実行するとタイトル挿入処理を終了する。
次に、動画データのうちの先に再生される先方領域を除去する先方除去編集(前カット編集)が行われる場合のタイトルの挿入について説明する。
図8は前カット編集が行われる前における動画データ314の構造をGOPを表示して示す図で、(a)はカットポイントの指定前を示す図、(b)はカットポイントの指定後を示す図である。図9は、動画データ314に対するタイトルデータ515の挿入手順を示す図である。
まず、ユーザが操作部115を操作しながら上述した動画データ314に対する前カット編集を行ったとする。この前カット編集が行われる場合、ユーザの操作部115の操作入力によって、動画データ314のカットポイント(編集ポイントともいう)350が指定される。カットポイント350が指定されると、CPU114がカットポイント350よりも先方の領域を除去することとなる。したがって、カットポイント350よりも先方に配置されるGOPによって表示される映像はすべて不要になる。
そのため、図8(b)に示すようにしてカットポイント350が指定されたのち、タイトル挿入が行われる場合、CPU114は領域確保手段としての動作を行い、カットポイント350を先方のカットポイント351にシフトさせ、タイトルデータ505を挿入するためのタイトル挿入用データ領域352をカットポイント350の先方に確保する。この場合、CPU114はタイトル挿入用データ領域352と、タイトルデータ505のデータサイズを等しくする。
そして、図9に示すように、このタイトル挿入用データ領域352に対応する対応データを(GOP305,306,307・・・)をダミータイトルデータ420に差し替える。後はCPU114がステップ7のデータ差替処理を上記同様に実行してダミータイトルデータ420をタイトルデータ505に書き換えればよい。
このようにすることによって、前カット編集後の動画データ315に対してタイトルが挿入されたタイトル付き動画データ316が得られる。
以上のように、カメラ装置100は、ダミータイトルデータ413だけをタイトルデータ505に書き換えているから、実際の撮影映像を示す動画データは何ら変更することなく、動画データに対するタイトル挿入を行えるようになっている。ダミータイトルデータ413とタイトルデータ505のデータサイズが等しいから、上記のようにしてデータ差替処理を行っても動画データには何ら影響がおよばない。
また、カメラ装置100は、先方データ付き動画データ418のうちのダミータイトルデータ413だけをタイトルデータ505に書き換え、デーボリュームの多い動画データ415の読み書きを行っていないから、タイトル挿入をごく短時間で行える。
その上、カメラ装置100は、先行データ付き動画データ418がランダムアクセス可能なHDD105に記憶されるから、ダミータイトルデータ413だけの書き換えによってタイトル挿入を行える。したがって、タイトル挿入にあたって動画データ415を再度圧縮することを必要としないし、圧縮されている動画データ415を復号化することも要しない。そのため、タイトル挿入のために膨大な容量のメモリを用意することも要しないし、画質が劣化することもない。
さらに、カメラ装置100は、圧縮処理用のチップと、復号化処理用のチップとを別々に用意しなくてもよいので、消費電力の増大やコスト高、多大な熱が発生するようなこともない。
そして、動画データとタイトルとが1つのデータとして構成されているから、別の装置においても、両者を一緒に確実に再生することができる。
なお、上述したカメラ装置100では、ランダムアクセスによりデータの読み書きを行える外部記憶装置として、HDD105を有しているが、HDD105のほか、DVD(Digital Versatile Disk)へのデータの記録を行うDVDドライブを備えていてもよい。そして、DVDドライブにより、DVD−RW、DVD−RAMなどの書き換え可能な記憶媒体に動画データを記憶するようにすればよい。
以上の説明は、本発明の実施の形態についての説明であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
100…カメラ装置、102…信号処理部、105…HDD、109…LCD
5…内蔵チューナ、6…CPU
313,415…動画データ、416…先行データ
413…ダミータイトルデータ、414…変化映像データ
418…先行データ付き動画データ、420…予備映像、421…変化映像
505…タイトルデータ、510…タイトル映像、511…タイトル
5…内蔵チューナ、6…CPU
313,415…動画データ、416…先行データ
413…ダミータイトルデータ、414…変化映像データ
418…先行データ付き動画データ、420…予備映像、421…変化映像
505…タイトルデータ、510…タイトル映像、511…タイトル
Claims (10)
- 撮影映像を示す動画データと該動画データよりも先に再生される先行画像を示す先行データとを有する先行データ付き動画データを生成する動画データ生成手段と、
前記先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを示すタイトルデータを生成するタイトルデータ生成手段と、
前記先行データ付き動画データにおける前記先行データの前記タイトルデータとデータサイズの等しいタイトル挿入用データを、前記タイトルデータ生成手段により生成された前記タイトルデータに差し替えるデータ差替を行うデータ差替手段とを有するカメラ装置。 - 前記動画データのうちの先に再生される先方領域を除去する先方除去編集を行うための編集手段と、
該編集手段により指定される編集ポイントの先方に前記タイトルデータを挿入するためのタイトル挿入領域を確保する領域確保手段とを更に有し、
前記データ差替手段は、前記領域確保手段により確保された前記タイトル挿入領域に対応する対応データを前記タイトル挿入用データとして、前記タイトルデータ生成手段により生成された前記タイトルデータに差し替える請求項1記載のカメラ装置。 - 前記動画データ生成手段は前記先行データの先頭部分を前記タイトル挿入用データとし、該タイトル挿入用データと前記動画データとの間を段階的に変化する変化映像を示す変化映像データとして前記先行データ付き動画データを生成するように構成されている請求項1または2記載のカメラ装置。
- 前記動画データ生成手段により生成された前記先行データ付き動画データが記憶され、ランダムアクセスでデータの読み書きを行う外部記憶装置を更に有し、
前記データ差替手段は、前記外部記憶装置に記憶される前記先行データ付き動画データの前記タイトル挿入用データを前記タイトルデータに書き換えることによって前記データ差替を行う請求項1または2記載のカメラ装置。 - 前記タイトルの操作入力が行われる操作入力手段を更に有し、
前記タイトルデータ生成手段は、前記操作入力手段により入力された前記タイトルを示すタイトル表示データを前記タイトルデータとして生成するように構成されている請求項1または2記載のカメラ装置。 - 前記動画データ生成手段は、前記タイトル挿入用データが圧縮処理の単位となるGOPの整数倍のデータサイズで生成されるようにして前記先行データ付き動画データを生成するように構成されている請求項1または2記載のカメラ装置。
- 前記動画データの先方に前記タイトルデータを挿入するためのタイトル挿入領域を確保するか否かを選択するための選択操作手段を更に有する請求項1または2記載のカメラ装置。
- 前記タイトルデータ生成手段は、前記タイトル挿入用データと等しいデータサイズで前記タイトルデータを生成するように構成されている請求項5記載のカメラ装置。
- 撮影映像を示す動画データと該動画データよりも先に再生される先行画像を示す先行データとを有する先行データ付き動画データを生成する動画データ生成手段を備えたカメラ装置におけるタイトル編集方法であって、
前記先行データ付き動画データに挿入されるタイトルを示すタイトルデータを生成し、
前記先行データ付き動画データにおける前記先行データの前記タイトルデータとデータサイズの等しいタイトル挿入用データを、前記生成された前記タイトルデータに差し替えるデータ差替を行うタイトル編集方法。 - 前記動画データ生成手段により生成された前記先行データ付き動画データをランダムアクセスでデータの読み書きを行う外部記憶装置に記憶させ、
前記外部記憶装置に記憶される前記先行データ付き動画データの前記タイトル挿入用データを前記タイトルデータに書き換えることによって前記データ差替を行うタイトル編集方法。
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