JP2008083297A - 音楽プレーヤー及びサーバー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オーディオデータの再生位置に応じて、それに関連するコンテンツを表示する。
【解決手段】記憶部14に記憶されている曲データの中から、再生するコンテンツを選択すると、その曲の曲名、アーティスト名及び演奏時間の情報をサーバー装置2に送信し、その曲に関連して準備されているコンテンツの一覧が記載されたコンテンツ種別リストを取得する。表示部13に表示されたコンテンツ種別リスト上で表示させたいコンテンツを選択すると、そのリンク先から選択されたコンテンツの最初のページがダウンロードされ、表示部13に表示される。そのページの中には、そのコンテンツの次に表示すべきページを表示する表示時刻が記載されており、制御部11は、オーディオデータの再生位置が表示時刻となったときに、サーバー装置2にそのページの取得要求を送信し、取得したページを表示部13に表示する。
【選択図】図1
【解決手段】記憶部14に記憶されている曲データの中から、再生するコンテンツを選択すると、その曲の曲名、アーティスト名及び演奏時間の情報をサーバー装置2に送信し、その曲に関連して準備されているコンテンツの一覧が記載されたコンテンツ種別リストを取得する。表示部13に表示されたコンテンツ種別リスト上で表示させたいコンテンツを選択すると、そのリンク先から選択されたコンテンツの最初のページがダウンロードされ、表示部13に表示される。そのページの中には、そのコンテンツの次に表示すべきページを表示する表示時刻が記載されており、制御部11は、オーディオデータの再生位置が表示時刻となったときに、サーバー装置2にそのページの取得要求を送信し、取得したページを表示部13に表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、オーディオデータを再生する音楽プレーヤー及び該音楽プレーヤーからの要求に応じてコンテンツを提供するサーバー装置に関する。
オーディオデータを再生する音楽プレーヤーの表示部に、再生中の楽曲に関連する情報や映像などを表示させることは知られている。
例えば、特許文献1には、パーソナルコンピュータを用い、歌手名や曲名をキーとしてネットワーク上のサーバーからその音楽コンテンツに関する付加情報(歌詞データなど)を取得し、オーディオプレーヤーに転送して表示させることが提案されている。
特開2004−117618号公報
例えば、特許文献1には、パーソナルコンピュータを用い、歌手名や曲名をキーとしてネットワーク上のサーバーからその音楽コンテンツに関する付加情報(歌詞データなど)を取得し、オーディオプレーヤーに転送して表示させることが提案されている。
上記提案されている発明によれば、楽曲を再生中に、その楽曲に関連する情報を表示させることができる。しかしながら、上記発明においては、サーバーから歌詞データなどをダウンロードするため、及び、該ダウンロードした歌詞データなどをオーディオプレーヤーに転送するために、パーソナルコンピュータを必要としている。
また、上記発明において、楽曲の再生中に表示する情報が歌詞データの場合、歌詞データに曲データと対応した時間情報などを付与しておくことにより、曲の再生に従って自動的に歌詞を切換表示することも可能である。しかしながら、最初に歌詞データを全て受信し、オーディオプレーヤーに記憶しておく必要があるので、オーディオプレーヤーに全データを格納するための記憶容量が必要であった。また、あらかじめサーバーから歌詞データなどの情報を全てダウンロードし、その情報を全てオーディオプレーヤーに転送しておく必要があるので、音楽の再生を開始するまでに時間を要することとなる。
また、上記発明において、楽曲の再生中に表示する情報が歌詞データの場合、歌詞データに曲データと対応した時間情報などを付与しておくことにより、曲の再生に従って自動的に歌詞を切換表示することも可能である。しかしながら、最初に歌詞データを全て受信し、オーディオプレーヤーに記憶しておく必要があるので、オーディオプレーヤーに全データを格納するための記憶容量が必要であった。また、あらかじめサーバーから歌詞データなどの情報を全てダウンロードし、その情報を全てオーディオプレーヤーに転送しておく必要があるので、音楽の再生を開始するまでに時間を要することとなる。
そこで、本発明は、オーディオデータの再生中に、該オーディオデータに関連する歌詞や映像などのコンテンツを、あらかじめ記憶しておくことなく、オーディオデータの再生の進行に応じて切り換えて表示することが可能な音楽プレーヤーとサーバー装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の音楽プレーヤーは、オーディオデータを記憶する記憶手段と、前記オーディオデータを再生する再生手段と、前記オーディオデータの再生中に、その再生開始からの経過時間に応じてサーバー装置にコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツを取得する取得手段と、前記取得したコンテンツを表示する表示手段とを具備するものである。
また、前記記憶手段は複数のオーディオデータを記憶するものであり、前記複数のオーディオデータの中から再生すべきオーディオデータが選択されたときに、そのオーディオデータに対応するコンテンツ種別リストの取得要求を、該選択されたオーディオデータに関連する情報とともに前記サーバー装置に送信し、前記サーバー装置から前記コンテンツ種別リストを受信する手段と、ユーザーによる選択のために前記受信したコンテンツ種別リストを表示する手段と、前記コンテンツ種別リストにおいて所望のコンテンツが選択されたときに、該選択されたコンテンツの最初に表示されるページの取得要求を前記サーバー装置に送信し、前記サーバー装置から前記最初に表示されるページを受信する手段とを有し、前記コンテンツ種別リストは、そのオーディオデータに対応するコンテンツのリストと各コンテンツの最初に表示されるページへのリンク情報が記述されているものであり、前記各コンテンツの最初に表示されるページは、そのページに後続して表示されるべきページの表示時刻の情報とそのページを指定する情報が記述されているものであり、前記取得手段は、前記オーディオデータの再生開始からの経過時間が、そのコンテンツの最初に表示されるページに記述されている表示時刻となったときに、その表示時刻に対応するページの取得要求を前記サーバー装置に送信するものである。
さらに、前記コンテンツは前記オーディオデータに関連するカラオケデータ、歌詞データ又は楽譜データとされているものである。
さらにまた、前記表示手段は複数の表示領域を有し、該複数の表示領域に前記オーディオデータに関連する内容のコンテンツを表示することができるようになされているものである。
また、前記記憶手段は複数のオーディオデータを記憶するものであり、前記複数のオーディオデータの中から再生すべきオーディオデータが選択されたときに、そのオーディオデータに対応するコンテンツ種別リストの取得要求を、該選択されたオーディオデータに関連する情報とともに前記サーバー装置に送信し、前記サーバー装置から前記コンテンツ種別リストを受信する手段と、ユーザーによる選択のために前記受信したコンテンツ種別リストを表示する手段と、前記コンテンツ種別リストにおいて所望のコンテンツが選択されたときに、該選択されたコンテンツの最初に表示されるページの取得要求を前記サーバー装置に送信し、前記サーバー装置から前記最初に表示されるページを受信する手段とを有し、前記コンテンツ種別リストは、そのオーディオデータに対応するコンテンツのリストと各コンテンツの最初に表示されるページへのリンク情報が記述されているものであり、前記各コンテンツの最初に表示されるページは、そのページに後続して表示されるべきページの表示時刻の情報とそのページを指定する情報が記述されているものであり、前記取得手段は、前記オーディオデータの再生開始からの経過時間が、そのコンテンツの最初に表示されるページに記述されている表示時刻となったときに、その表示時刻に対応するページの取得要求を前記サーバー装置に送信するものである。
さらに、前記コンテンツは前記オーディオデータに関連するカラオケデータ、歌詞データ又は楽譜データとされているものである。
さらにまた、前記表示手段は複数の表示領域を有し、該複数の表示領域に前記オーディオデータに関連する内容のコンテンツを表示することができるようになされているものである。
さらにまた、上記目的を達成するために、本発明のサーバー装置は、複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、前記音楽プレーヤーから、オーディオデータを再生中に送信されるコンテンツ取得要求に応じて、前記記憶手段から対応するコンテンツを読み出して当該音楽プレーヤーに送信する手段とを具備するものである。
さらにまた、前記音楽プレーヤーからのコンテンツ種別リストの取得要求に応じて、該コンテンツ種別リストの取得要求に含まれている当該オーディオデータに関連する情報をキーとして、前記記憶手段から、そのオーディオデータに対応するコンテンツ種別リストを取得し、該コンテンツ種別リストを当該音楽プレーヤーに送信する手段を有するものである。
さらにまた、前記音楽プレーヤーからのコンテンツ種別リストの取得要求に応じて、該コンテンツ種別リストの取得要求に含まれている当該オーディオデータに関連する情報をキーとして、前記記憶手段から、そのオーディオデータに対応するコンテンツ種別リストを取得し、該コンテンツ種別リストを当該音楽プレーヤーに送信する手段を有するものである。
本発明の音楽プレーヤー及びサーバー装置によれば、音楽などのオーディオデータを再生しているときに、そのオーディオデータに関連する情報や映像などのコンテンツを、あらかじめ記憶しておくことなく、再生の進行にともなって切り換えて表示することができる。
また、そのコンテンツは、標準となっているHTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)により記述することができるものであるため、多くの人が簡単に作成することができ、多くのバリエーションを持った幅の広いものとなる。これにより、多彩な楽しみ方が可能となる。
また、そのコンテンツは、標準となっているHTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)により記述することができるものであるため、多くの人が簡単に作成することができ、多くのバリエーションを持った幅の広いものとなる。これにより、多彩な楽しみ方が可能となる。
図1は、本発明の音楽プレーヤーの第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。本発明の音楽プレーヤーは、オーディオデータを再生することができるものであればよく、携帯型の音楽プレーヤー、ミニコンポなどに搭載されたもの、あるいは、パソコンのアプリケーションソフトなど、各種のものであってよい。また、オーディオデータは、楽曲のデータ(曲データ)に限られることはなく、語学学習のオーディオデータや朗読のデータなどどのようなオーディオデータであっても良い。ここでは、曲データを再生する場合を例にとって説明する。
図1に示すように、音楽プレーヤー1は、該音楽プレーヤー1全体の制御を行うマイクロコンピュータなどの制御部11、ユーザにより操作される操作部12、各種情報を表示する表示部13、曲データを記憶する曲データ記憶部14、インターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェース部15、曲データをデコードするデコーダ16、デコーダ16でデコードされた曲データをアナログ信号に変換するD/A変換器(DAC)17、該D/A変換器17の出力信号を増幅するアンプ18及び該アンプ18の出力を放音するスピーカ19を備えている。そして、前記インターフェース部15及びネットワークを介して、サーバー装置2に接続されている。なお、前記インターフェース部15は、音楽プレーヤー1が携帯型のものであるときは、例えば、無線LAN通信部や携帯電話通信部などであり、据置型のものであるときには、LANカードなどのネットワークインターフェース部である。
この音楽プレーヤー1は、前記サーバー装置2からHTMLファイルや画像ファイルなどをダウンロードし、表示するウェブブラウザの機能を有している。そして、後述するように、曲データを再生しているときに、その再生の進行にともなって、前記サーバー装置2から、その曲データに関連するコンテンツのページを順次ダウンロードし、前記表示部13に切り換えて表示する。
図1に示すように、音楽プレーヤー1は、該音楽プレーヤー1全体の制御を行うマイクロコンピュータなどの制御部11、ユーザにより操作される操作部12、各種情報を表示する表示部13、曲データを記憶する曲データ記憶部14、インターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェース部15、曲データをデコードするデコーダ16、デコーダ16でデコードされた曲データをアナログ信号に変換するD/A変換器(DAC)17、該D/A変換器17の出力信号を増幅するアンプ18及び該アンプ18の出力を放音するスピーカ19を備えている。そして、前記インターフェース部15及びネットワークを介して、サーバー装置2に接続されている。なお、前記インターフェース部15は、音楽プレーヤー1が携帯型のものであるときは、例えば、無線LAN通信部や携帯電話通信部などであり、据置型のものであるときには、LANカードなどのネットワークインターフェース部である。
この音楽プレーヤー1は、前記サーバー装置2からHTMLファイルや画像ファイルなどをダウンロードし、表示するウェブブラウザの機能を有している。そして、後述するように、曲データを再生しているときに、その再生の進行にともなって、前記サーバー装置2から、その曲データに関連するコンテンツのページを順次ダウンロードし、前記表示部13に切り換えて表示する。
図2は、前記音楽プレーヤー1に接続されるサーバー装置2の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、サーバー装置2は、このサーバー装置2全体の制御を行う制御部21、インターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェース部22、楽曲などのオーディオデータに関連する各種コンテンツを記憶しているコンテンツデータベース23、該コンテンツデータベース23から所望のデータを読み出すためのコンテンツデータ読出し制御部24、前記コンテンツとともに表示される広告データを記憶している広告データベース25、該広告データベース25から広告データを読み出すための広告データ読出し制御部26を備えている。
このサーバー装置2はウェブサーバーとして動作し、前記インターフェース部22を介して前記音楽プレーヤー1からのコンテンツ取得要求を受信すると、前記制御部21は、前記コンテンツデータ読出し制御部24又は前記広告データ読出し制御部26を制御して、前記コンテンツデータベース23又は前記広告データベース25から要求されたコンテンツ又は広告データを読み出して、当該音楽プレーヤー1に供給する。
この図に示すように、サーバー装置2は、このサーバー装置2全体の制御を行う制御部21、インターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェース部22、楽曲などのオーディオデータに関連する各種コンテンツを記憶しているコンテンツデータベース23、該コンテンツデータベース23から所望のデータを読み出すためのコンテンツデータ読出し制御部24、前記コンテンツとともに表示される広告データを記憶している広告データベース25、該広告データベース25から広告データを読み出すための広告データ読出し制御部26を備えている。
このサーバー装置2はウェブサーバーとして動作し、前記インターフェース部22を介して前記音楽プレーヤー1からのコンテンツ取得要求を受信すると、前記制御部21は、前記コンテンツデータ読出し制御部24又は前記広告データ読出し制御部26を制御して、前記コンテンツデータベース23又は前記広告データベース25から要求されたコンテンツ又は広告データを読み出して、当該音楽プレーヤー1に供給する。
図3は、このように構成された音楽プレーヤー1とサーバー装置2の動作の流れを示すフローチャートである。
音楽プレーヤー1が起動されると、まず、前記表示部13に前記曲データ記憶部14に格納されている楽曲のリストが表示される(S11)。
ユーザが該表示画面をみて再生する曲を選択すると(S12)、前記制御部11は、前記曲データ記憶部14から選択された楽曲の曲データを読み出す。その曲データには、その曲名、アーティスト名、演奏時間(演奏所要時間)、音楽ジャンルなどの付属情報(曲情報)が含まれている。
前記制御部11は、読み出した曲データの曲名、アーティスト名及び演奏時間などの曲情報を付して、前記サーバー装置2に対して、その曲に関連するコンテンツの一覧が記載されているコンテンツ種別リスト(以下、「登録ページ」という。)の取得要求を送信する(S13)。
この登録ページの取得要求は、前記サーバー装置2のコンテンツデータベース23を検索するためのCGI(Common Gateway Interface)に曲名、アーティスト名及び演奏時間を引数としてアクセスすることにより行われる。そのURL(Uniform Resource Locator)は、例えば、./contents.cgi?songname=xxxxx&artist=yyyyyy&performancetime=mm:ss:rr となる。ここで、songname=xxxxxは曲名、artist=yyyyyyはアーティスト名、performancetime=mm:ss:rrは演奏時間を示している。
音楽プレーヤー1が起動されると、まず、前記表示部13に前記曲データ記憶部14に格納されている楽曲のリストが表示される(S11)。
ユーザが該表示画面をみて再生する曲を選択すると(S12)、前記制御部11は、前記曲データ記憶部14から選択された楽曲の曲データを読み出す。その曲データには、その曲名、アーティスト名、演奏時間(演奏所要時間)、音楽ジャンルなどの付属情報(曲情報)が含まれている。
前記制御部11は、読み出した曲データの曲名、アーティスト名及び演奏時間などの曲情報を付して、前記サーバー装置2に対して、その曲に関連するコンテンツの一覧が記載されているコンテンツ種別リスト(以下、「登録ページ」という。)の取得要求を送信する(S13)。
この登録ページの取得要求は、前記サーバー装置2のコンテンツデータベース23を検索するためのCGI(Common Gateway Interface)に曲名、アーティスト名及び演奏時間を引数としてアクセスすることにより行われる。そのURL(Uniform Resource Locator)は、例えば、./contents.cgi?songname=xxxxx&artist=yyyyyy&performancetime=mm:ss:rr となる。ここで、songname=xxxxxは曲名、artist=yyyyyyはアーティスト名、performancetime=mm:ss:rrは演奏時間を示している。
前記サーバー装置2の制御部21は、前記登録ページの取得要求を受信すると(S31)、その要求中に含まれている曲情報をコンテンツデータ読出し制御部24に供給し、コンテンツデータ読出し制御部24は、その曲情報(曲名、アーティスト名、演奏時間)をキーとしてコンテンツデータベース23を検索し、その楽曲用の登録ページのデータを読み出す(S32)。同一の曲名の楽曲が複数あったとしても、曲名、アーティスト名及び演奏時間をキーとして検索することにより楽曲を特定することができる。
そして、該登録ページを前記インターフェース部22を介して前記音楽プレーヤー1に送信する(S33)。
そして、該登録ページを前記インターフェース部22を介して前記音楽プレーヤー1に送信する(S33)。
図4は、前記サーバー装置2から送信される登録ページ(コンテンツ種別リスト)の一例を示す図である。
この図に示すように、登録ページは、選択された楽曲の再生中に前記表示部13に表示することができるコンテンツを一覧にして表示するページであり、HTMLで記述されている。この例では、カラオケ1、カラオケ2、ギターコード、楽譜、アルバム1、アルバム2、掲示板、紙芝居、漫画、ビデオ1、ビデオ2、ショートストーリー(小説)、エッセイ1、エッセイ2の14種類のコンテンツの中から選択することができるようになされている。
各コンテンツは、曲の再生の進行にともなって順次切り換えて表示される複数のページから構成されている。前記登録ページにおける各コンテンツ名には、それぞれのコンテンツの最初のページのURL(リンク)が埋め込まれている。
この図に示すように、登録ページは、選択された楽曲の再生中に前記表示部13に表示することができるコンテンツを一覧にして表示するページであり、HTMLで記述されている。この例では、カラオケ1、カラオケ2、ギターコード、楽譜、アルバム1、アルバム2、掲示板、紙芝居、漫画、ビデオ1、ビデオ2、ショートストーリー(小説)、エッセイ1、エッセイ2の14種類のコンテンツの中から選択することができるようになされている。
各コンテンツは、曲の再生の進行にともなって順次切り換えて表示される複数のページから構成されている。前記登録ページにおける各コンテンツ名には、それぞれのコンテンツの最初のページのURL(リンク)が埋め込まれている。
サーバー装置2から上述のような登録ページが送信されてくると(S14)、音楽プレーヤー1の制御部11は、ウェブブラウザ機能により、該登録ページを前記表示部13に表示する(S15)。
表示されている登録ページ上でユーザが表示させたいコンテンツを選択すると(S16)、そのコンテンツにリンクされているURL(そのコンテンツの最初のページ)に対して取得要求が送信される(S17)。また、その曲の再生が開始される(S18)。すなわち、制御部11により、曲データ記憶部14から読み出した曲データが順次前記デコーダ16へ供給され、DAC17、アンプ18、スピーカ19を介してその曲データの再生が開始される。このとき、曲の再生の開始からの経過時間を計測するためのタイマーが起動される。
表示されている登録ページ上でユーザが表示させたいコンテンツを選択すると(S16)、そのコンテンツにリンクされているURL(そのコンテンツの最初のページ)に対して取得要求が送信される(S17)。また、その曲の再生が開始される(S18)。すなわち、制御部11により、曲データ記憶部14から読み出した曲データが順次前記デコーダ16へ供給され、DAC17、アンプ18、スピーカ19を介してその曲データの再生が開始される。このとき、曲の再生の開始からの経過時間を計測するためのタイマーが起動される。
サーバー装置2の制御部21は、前記ステップS17により送信されたリクエストを受信すると(S34)、リクエストされたページのデータをその音楽プレーヤー1に送信する(S35)。このリクエストされたページには、そのコンテンツの最初に表示されるデータが含まれているとともに、その楽曲の再生の進行に伴って順次表示されるページを取得すべき時刻(表示時刻)に関する情報も含まれている。表示時刻を記述する方法については後述するが、ここでは、そのページのHTMLファイル中に、次のページの表示時刻の情報が記述されているものとする。
音楽プレーヤー1の制御部11は、サーバー装置2からステップS35で送信された最初のページのデータを受信すると(S19)、ウェブブラウザ機能により受信したページのデータを表示する(S20)とともに、その中に含まれている次のページを取得すべき時刻(次の表示時刻)の情報を記憶する(S21)。
そして、ユーザによる停止操作があったか、又は、その曲の演奏が終了したかを判定し(S22)、停止操作があったとき又は演奏終了時には、処理を終了する。停止操作もなく、演奏も終了していないときは、前記ステップS18で曲の再生を開始してからの経過時間(再生位置)が前記ステップS21で記憶した次の表示時刻に到達したか否かを判定し(S23)、次の表示時刻となったときには、現在の再生位置の情報を付加して、前記サーバー装置2に次の表示時刻に対応するコンテンツの取得要求を送信し(S24)、そのコンテンツの受信を待つ(S19)。この次の表示時刻に対応するコンテンツの取得要求のURLは、例えば、./contents.cgi?songname=xxxxx&artist=yyyyyy&performancetime=mm:ss:rr¤t=aa:bb:cc となる。ここで、current=aa:bb:ccは、現在の再生位置、すなわち、再生開始からの経過時間を示している。
サーバー装置2では、このコンテンツの取得要求を受信すると(S36)、そのリクエストの引数に含まれている、曲名、アーティスト名、演奏時間及び再生位置をキーとして、前記コンテンツデータベース23からその曲のその再生位置に対応したコンテンツを検索し、当該音楽プレーヤー1に送信する(S37)。
音楽プレーヤー1は、サーバー装置2から要求した再生位置に対応するコンテンツを受信すると(S19)、そのコンテンツを表示する(S20)とともに、そのデータに含まれている次の表示時刻を記憶する(S21)。
以下、上述した動作を、ユーザによる停止操作があるか又は演奏が終了するまで、繰り返す。
そして、ユーザによる停止操作があったか、又は、その曲の演奏が終了したかを判定し(S22)、停止操作があったとき又は演奏終了時には、処理を終了する。停止操作もなく、演奏も終了していないときは、前記ステップS18で曲の再生を開始してからの経過時間(再生位置)が前記ステップS21で記憶した次の表示時刻に到達したか否かを判定し(S23)、次の表示時刻となったときには、現在の再生位置の情報を付加して、前記サーバー装置2に次の表示時刻に対応するコンテンツの取得要求を送信し(S24)、そのコンテンツの受信を待つ(S19)。この次の表示時刻に対応するコンテンツの取得要求のURLは、例えば、./contents.cgi?songname=xxxxx&artist=yyyyyy&performancetime=mm:ss:rr¤t=aa:bb:cc となる。ここで、current=aa:bb:ccは、現在の再生位置、すなわち、再生開始からの経過時間を示している。
サーバー装置2では、このコンテンツの取得要求を受信すると(S36)、そのリクエストの引数に含まれている、曲名、アーティスト名、演奏時間及び再生位置をキーとして、前記コンテンツデータベース23からその曲のその再生位置に対応したコンテンツを検索し、当該音楽プレーヤー1に送信する(S37)。
音楽プレーヤー1は、サーバー装置2から要求した再生位置に対応するコンテンツを受信すると(S19)、そのコンテンツを表示する(S20)とともに、そのデータに含まれている次の表示時刻を記憶する(S21)。
以下、上述した動作を、ユーザによる停止操作があるか又は演奏が終了するまで、繰り返す。
これにより、曲の再生が開始されてからの時間の経過に応じて、コンテンツを順次サーバー装置2からダウンロードして、前記表示部13に切り換えて表示することができる。
図5は、再生開始からの経過時間に応じて変化するコンテンツ(ページ)が表示される様子を説明するための図である。
この図に示す例では、演奏開始後、10秒ごとに、表示されるページが変更する様子を示している。すなわち、演奏開始直後はページ1(最初のページ)が表示されており、10秒後にページ2、20秒後にページ3、30秒後にページ4というように表示部13に表示されるページが順次変更されている。これにより、曲の再生の進行にともなってカラオケや歌詞、楽譜、ギターコードなどを順次表示したり、再生している曲をバックグラウンドミュージックとしてアルバムの写真のスライドショーを行ったり、映像の表示や、小説やエッセイなどの表示を行うことができる。
このように、本発明においては、各コンテンツをHTML文書で記述することができるので、多くの人が簡単にコンテンツを作成することができる。
図5は、再生開始からの経過時間に応じて変化するコンテンツ(ページ)が表示される様子を説明するための図である。
この図に示す例では、演奏開始後、10秒ごとに、表示されるページが変更する様子を示している。すなわち、演奏開始直後はページ1(最初のページ)が表示されており、10秒後にページ2、20秒後にページ3、30秒後にページ4というように表示部13に表示されるページが順次変更されている。これにより、曲の再生の進行にともなってカラオケや歌詞、楽譜、ギターコードなどを順次表示したり、再生している曲をバックグラウンドミュージックとしてアルバムの写真のスライドショーを行ったり、映像の表示や、小説やエッセイなどの表示を行うことができる。
このように、本発明においては、各コンテンツをHTML文書で記述することができるので、多くの人が簡単にコンテンツを作成することができる。
また、前記サーバー装置2から音楽プレーヤー1に、前記コンテンツデータベース23に格納されているコンテンツだけではなく、広告データベース25に格納されている広告データも供給することもできる。サーバー装置2の広告データ読出し制御部26は、曲情報(曲名、アーティスト名、演奏時間等)を受け取ると、その曲情報をキーとして広告データベース25を検索する。広告データベース25の広告データは前記曲情報と対応付けられているため、広告データ読出し制御部26は対応する広告データを取得する。この広告データは前記音楽プレーヤー1に送られ、その表示部13に、前記コンテンツとともに表示される。このように、ユーザーが選択した曲に合った広告データを表示することができる。
図6は、音楽プレーヤー1の表示部13にコンテンツ(ページ)と広告データが表示されている様子を示す図である。この図に示すように、前記サーバー装置2からコンテンツ(ページ)とともに広告データも送られてきたときには、該コンテンツの中に広告も表示される。この広告の内容は前述と同様に表示時刻に応じて変更させることができ、また、広告データのページ内での表示位置も表示時刻に応じて変更させることができる。すなわち、広告データの最初のページ中に、次の表示時刻のデータを記述しておき、前述の場合と同様にして、表示される広告を再生位置により逐次変更することができる。
図6は、音楽プレーヤー1の表示部13にコンテンツ(ページ)と広告データが表示されている様子を示す図である。この図に示すように、前記サーバー装置2からコンテンツ(ページ)とともに広告データも送られてきたときには、該コンテンツの中に広告も表示される。この広告の内容は前述と同様に表示時刻に応じて変更させることができ、また、広告データのページ内での表示位置も表示時刻に応じて変更させることができる。すなわち、広告データの最初のページ中に、次の表示時刻のデータを記述しておき、前述の場合と同様にして、表示される広告を再生位置により逐次変更することができる。
上述した例では、各ページに次の表示時刻を記載するようにしていたが、これに限られることはなく、最初のページのデータ中にそのコンテンツの表示において表示内容が変更される表示時刻を全て記述しておき、最初のコンテンツのページを受信したときに、前記音楽プレーヤー1の制御部11中に、全ての表示時刻を記憶するようにしてもよい。
また、ページのデータ中に表示時刻を記述する方法としては、次のような方法がある。
(1)ファイル名に表示時刻を含ませる。
ファイル名自体に、曲名と表示時刻を含ませ、これをページ中に書き込む。
例.song_title/0_00.html,
song_title/0_10.html,
song_title/0_20.html,
song_title/0_30.html
この場合、音楽プレーヤー1の制御部11は、このページのHTMLファイルを受信したときに、これらファイル名を全て記憶しておき、そのファイル名を解釈して、再生位置が0秒、10秒、20秒、30秒となるごとに、それぞれのファイル名のファイルの取得要求を送信する。
(1)ファイル名に表示時刻を含ませる。
ファイル名自体に、曲名と表示時刻を含ませ、これをページ中に書き込む。
例.song_title/0_00.html,
song_title/0_10.html,
song_title/0_20.html,
song_title/0_30.html
この場合、音楽プレーヤー1の制御部11は、このページのHTMLファイルを受信したときに、これらファイル名を全て記憶しておき、そのファイル名を解釈して、再生位置が0秒、10秒、20秒、30秒となるごとに、それぞれのファイル名のファイルの取得要求を送信する。
(2)HTMLのコメント記号やメタタグを使用して表示時刻を記述する。
例えば、<!-- nextframetime=0:30 --> のように、コメント記号を使って表示時刻を記述する。また、メタタグが使える場合は、<meta name="nextframe" content="0:30"> のようにメタタグを使用して記述する。
例えば、再生位置が20秒のHTMLファイルにこのタグが記述されているとすると、音楽プレーヤー1の制御部11は、この情報を読み込んで、再生位置が30秒になると、次のページのリクエストを行う。
例えば、<!-- nextframetime=0:30 --> のように、コメント記号を使って表示時刻を記述する。また、メタタグが使える場合は、<meta name="nextframe" content="0:30"> のようにメタタグを使用して記述する。
例えば、再生位置が20秒のHTMLファイルにこのタグが記述されているとすると、音楽プレーヤー1の制御部11は、この情報を読み込んで、再生位置が30秒になると、次のページのリクエストを行う。
(3)次に表示するURLをHTMLファイル内に直接記述する。
例えば、<meta name="nextframe" "content="0:30" URL="0_30.html"> というようにメタタグを使用して次のページのURLを直接記述する。
例えば、再生位置が20秒のHTMLファイルにこのタグが記述されていると、音楽プレーヤー1の制御部11は、これを読み込んで、再生位置が30秒になると、"0_30.html"のファイルを要求する。
このように、URLを直接記述すると、サーバー装置2においてコンテンツデータベース23や広告データベース25の検索を行う必要がなくなるため、サーバー装置2の負荷軽減につながる。
例えば、<meta name="nextframe" "content="0:30" URL="0_30.html"> というようにメタタグを使用して次のページのURLを直接記述する。
例えば、再生位置が20秒のHTMLファイルにこのタグが記述されていると、音楽プレーヤー1の制御部11は、これを読み込んで、再生位置が30秒になると、"0_30.html"のファイルを要求する。
このように、URLを直接記述すると、サーバー装置2においてコンテンツデータベース23や広告データベース25の検索を行う必要がなくなるため、サーバー装置2の負荷軽減につながる。
次に、本発明の音楽プレーヤー及びサーバー装置の第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態においては、音楽プレーヤー1の表示部13の一つの画面(ウェブブラウザの画面)に再生位置に応じたコンテンツを表示させるものであった。
例えば、カラオケのコンテンツを作る場合、歌詞の部分と映像の部分を別々に作らないと非常に面倒な作業となる。例えば、画面のみを切り替えようとしても、歌詞も入れ替えなければならない。また、歌詞や楽譜などを表示する場合にも、一つの画面で表示させるときには次の歌詞や楽譜への表示の切り替えが困難である。
そこで、2つのウェブブラウザの画面に関連するコンテンツを表示するようにすれば、このような困難は防ぐことができる。
本発明の音楽プレーヤー及びサーバー装置の第2の実施の形態は、複数のウェブブラウザ画面に再生中の曲に関連するコンテンツを表示させるようにしたものである。
上述した第1の実施の形態においては、音楽プレーヤー1の表示部13の一つの画面(ウェブブラウザの画面)に再生位置に応じたコンテンツを表示させるものであった。
例えば、カラオケのコンテンツを作る場合、歌詞の部分と映像の部分を別々に作らないと非常に面倒な作業となる。例えば、画面のみを切り替えようとしても、歌詞も入れ替えなければならない。また、歌詞や楽譜などを表示する場合にも、一つの画面で表示させるときには次の歌詞や楽譜への表示の切り替えが困難である。
そこで、2つのウェブブラウザの画面に関連するコンテンツを表示するようにすれば、このような困難は防ぐことができる。
本発明の音楽プレーヤー及びサーバー装置の第2の実施の形態は、複数のウェブブラウザ画面に再生中の曲に関連するコンテンツを表示させるようにしたものである。
本発明の音楽プレーヤー及びサーバー装置の第2の実施の形態においても、音楽プレーヤー1とサーバー装置2の構成は、前記図1及び図2に示した第1の実施の形態の場合と同様であるため、説明を省略する。ただし、この実施の形態においては、前記音楽プレーヤー1の制御部11は前記表示部13に複数のウェブブラウザ画面を表示させることができるようになされている。
図7は、本発明の音楽プレーヤーの第2の実施の形態における音楽プレーヤー1の表示部13の表示画面の一例を示す図である。
この図に示すように、表示画面には、第1のスクリーン41と第2のスクリーン42の2つのウェブブラウザの画面が設けられており、該2つの画面41と42に独立した内容または関連した内容のコンテンツを表示することができるようになされている。
図7は、本発明の音楽プレーヤーの第2の実施の形態における音楽プレーヤー1の表示部13の表示画面の一例を示す図である。
この図に示すように、表示画面には、第1のスクリーン41と第2のスクリーン42の2つのウェブブラウザの画面が設けられており、該2つの画面41と42に独立した内容または関連した内容のコンテンツを表示することができるようになされている。
この本発明の第2の実施の形態においては、コンテンツデータは、XML(Extensible Markup Language)で記述されたファイル(XMLファイル)と、複数のHTMLファイルから構成されている。
図8は、この実施の形態において用いられるXML文書の一例を示す図である。
この図に示すように、XMLファイルの中に、各ウェブブラウザの画面ごとに、表示時刻(再生位置)とその表示時刻に表示すべきHTMLファイルヘのパスが記述されている。この図に示す例では、第1のスクリーン41には、最初にパスがhttp://aaa/bbb/ccc/1.htmlのページが表示され、再生開始から10秒後になるとhttp://aaa/bbb/ccc/2.htmlのページが表示される。また、第2のスクリーン42には、最初にhttp://aaa/bbb/ddd/1.htmlのページが表示され、再生開始から10秒後になるとhttp://aaa/bbb/ddd/2.htmlのページが表示される。
このように、複数のウェブブラウザの画面を用い、各画面に表示するHTMLファイルをそれぞれ指定するようにしているため、各画面に、独立したコンテンツを表示することもできるし、連携するコンテンツを表示させることもできる。例えば、カラオケの背景と歌詞を別々の画面に表示させることもできるし、歌詞や楽譜を逐次表示していく場合の切り替えをスムーズに行うことも可能となる。
また、各画面のコンテンツを独立に記述することができるため、コンテンツの作成が容易になる。さらに、2つのコンテンツを連携させることもできるので、より多彩なコンテンツを作成することが可能となる。
図8は、この実施の形態において用いられるXML文書の一例を示す図である。
この図に示すように、XMLファイルの中に、各ウェブブラウザの画面ごとに、表示時刻(再生位置)とその表示時刻に表示すべきHTMLファイルヘのパスが記述されている。この図に示す例では、第1のスクリーン41には、最初にパスがhttp://aaa/bbb/ccc/1.htmlのページが表示され、再生開始から10秒後になるとhttp://aaa/bbb/ccc/2.htmlのページが表示される。また、第2のスクリーン42には、最初にhttp://aaa/bbb/ddd/1.htmlのページが表示され、再生開始から10秒後になるとhttp://aaa/bbb/ddd/2.htmlのページが表示される。
このように、複数のウェブブラウザの画面を用い、各画面に表示するHTMLファイルをそれぞれ指定するようにしているため、各画面に、独立したコンテンツを表示することもできるし、連携するコンテンツを表示させることもできる。例えば、カラオケの背景と歌詞を別々の画面に表示させることもできるし、歌詞や楽譜を逐次表示していく場合の切り替えをスムーズに行うことも可能となる。
また、各画面のコンテンツを独立に記述することができるため、コンテンツの作成が容易になる。さらに、2つのコンテンツを連携させることもできるので、より多彩なコンテンツを作成することが可能となる。
図9は、このような本発明の第2の実施の形態における音楽プレーヤー1及びサーバー装置2の動作を説明するためのフローチャートである。なお、前述した第1の実施の形態における登録ページを受信して表示させたいコンテンツを選択する処理(前記図3のS16までの処理)までは、前記第1の実施の形態と同一の処理であるので、説明は省略する。ただし、この実施の形態では、前記登録ページに記載されている各コンテンツに対し、図8に示したような、対応するXMLファイルがリンクされている。
図9において、ユーザが、登録ページ上で、表示させたいコンテンツを選択すると(S50)、音楽プレーヤー1の制御部11は、該選択されたコンテンツにリンクされているXMLファイルの取得要求を前記サーバー装置2に送信する(S51)。
サーバー装置2の制御部21は、前記音楽プレーヤー1からの該リクエストを受信すると(S71)、要求されたXMLファイルを前記コンテンツデータベース23から読み出して、当該音楽プレーヤー1に送信する(S72)。
前記音楽プレーヤー1の制御部11は、サーバー装置2からXMLファイルを受信すると(S52)、その中に記述されているスクリーン1及びスクリーン2の最初の表示時刻を読み出して記憶する(S53)。また、ユーザに選択された曲の再生を開始する(S54)。このとき、再生開始からの経過時間(再生位置)を計測するためのタイマーを起動する。
サーバー装置2の制御部21は、前記音楽プレーヤー1からの該リクエストを受信すると(S71)、要求されたXMLファイルを前記コンテンツデータベース23から読み出して、当該音楽プレーヤー1に送信する(S72)。
前記音楽プレーヤー1の制御部11は、サーバー装置2からXMLファイルを受信すると(S52)、その中に記述されているスクリーン1及びスクリーン2の最初の表示時刻を読み出して記憶する(S53)。また、ユーザに選択された曲の再生を開始する(S54)。このとき、再生開始からの経過時間(再生位置)を計測するためのタイマーを起動する。
そして、再生位置が、前記ステップS53で記憶したスクリーン1の表示時刻(最初の表示時刻)となったか否かを判定する(S55)。スクリーン1の表示時刻でないときは、スクリーン2の表示時刻となったか否かの判定(S60)に進む。
一方、スクリーン1の表示時刻となったときは、その表示時刻に対応するURI(Uniform Resource Identifier)で示されるコンテンツの取得要求を前記サーバー装置2に送信する(S56)。
サーバー装置2の制御部21は、その取得要求を受信すると(S73)、前記コンテンツデータベース23から対応するコンテンツを読み出して、当該音楽プレーヤー1に送信する(S74)。
前記音楽プレーヤー1の制御部11は、サーバー装置2からコンテンツを受信すると(S57)、スクリーン1にそのページを表示する(S58)。そして、前記XMLファイルに記載されている次の表示時刻を読み出して記憶する(S59)。
一方、スクリーン1の表示時刻となったときは、その表示時刻に対応するURI(Uniform Resource Identifier)で示されるコンテンツの取得要求を前記サーバー装置2に送信する(S56)。
サーバー装置2の制御部21は、その取得要求を受信すると(S73)、前記コンテンツデータベース23から対応するコンテンツを読み出して、当該音楽プレーヤー1に送信する(S74)。
前記音楽プレーヤー1の制御部11は、サーバー装置2からコンテンツを受信すると(S57)、スクリーン1にそのページを表示する(S58)。そして、前記XMLファイルに記載されている次の表示時刻を読み出して記憶する(S59)。
次に、ステップS60に進み、再生位置がスクリーン2の表示時刻となったか否かを判定する。スクリーン2の表示時刻でないときは、ユーザによる停止操作があった場合、または、演奏が終了したときは、その処理を終了し、そうでないときは、前記ステップS55以降の処理を繰り返す(S65)。
スクリーン2の表示時刻となったときは、その表示時刻に対応するURIで指定されるファイルを前記サーバー装置2に要求する(S61)。
前述のように、前記サーバー装置2の制御部21は、音楽プレーヤー1からのコンテンツリクエストを受信すると(S73)、要求されたコンテンツを前記コンテンツデータベース23から読み出して当該音楽プレーヤー1に送信する(S74)。
前記音楽プレーヤー1の制御部11は、前記サーバー装置2から要求したコンテンツを受信すると(S62)、スクリーン2にそのページを表示する(S63)。そして、スクリーン2の次の表示時刻を前記XMLファイルから読み出し、現在の再生位置との比較の対象とする(S64)。そして、ステップS65に進み、停止操作もなく、演奏も終了していないときは、上述した処理を繰り返す。
このようにして、複数(この場合は、2個)のウェブブラウザの画面(スクリーン)に独立してコンテンツを表示することができる。
スクリーン2の表示時刻となったときは、その表示時刻に対応するURIで指定されるファイルを前記サーバー装置2に要求する(S61)。
前述のように、前記サーバー装置2の制御部21は、音楽プレーヤー1からのコンテンツリクエストを受信すると(S73)、要求されたコンテンツを前記コンテンツデータベース23から読み出して当該音楽プレーヤー1に送信する(S74)。
前記音楽プレーヤー1の制御部11は、前記サーバー装置2から要求したコンテンツを受信すると(S62)、スクリーン2にそのページを表示する(S63)。そして、スクリーン2の次の表示時刻を前記XMLファイルから読み出し、現在の再生位置との比較の対象とする(S64)。そして、ステップS65に進み、停止操作もなく、演奏も終了していないときは、上述した処理を繰り返す。
このようにして、複数(この場合は、2個)のウェブブラウザの画面(スクリーン)に独立してコンテンツを表示することができる。
なお、この実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同様に、広告データベース25から広告データを取得し、各スクリーンにコンテンツとともに広告データを表示することができる。
また、スクリーンの数は、2個に限られることはなく、3個以上とすることもできる。
さらに、前述した第1の実施の形態においても、前記第2の実施の形態と同様に各コンテンツの最初のページをXML文書で記述するようにしてもよいし、前記第2の実施の形態のコンテンツの最初のページを第1の実施の形態のようにHTML文書で記述するようにしてもよい。
また、スクリーンの数は、2個に限られることはなく、3個以上とすることもできる。
さらに、前述した第1の実施の形態においても、前記第2の実施の形態と同様に各コンテンツの最初のページをXML文書で記述するようにしてもよいし、前記第2の実施の形態のコンテンツの最初のページを第1の実施の形態のようにHTML文書で記述するようにしてもよい。
1:音楽プレーヤー、2:サーバー装置、11:制御部、12:操作部、13:表示部、14:曲データ記憶部、15:インターフェース部、16:デコーダ、17:D/A変換器、18:アンプ、19:スピーカ、21:制御部、22:インターフェース部、23:コンテンツデータベース、24:コンテンツデータ読出し制御部、25:広告データベース、26:広告データ読出し制御部、41,42:ウェブブラウザの画面(スクリーン)
Claims (6)
- オーディオデータを記憶する記憶手段と、
前記オーディオデータを再生する再生手段と、
前記オーディオデータの再生中に、その再生開始からの経過時間に応じてサーバー装置にコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツを取得する取得手段と、
前記取得したコンテンツを表示する表示手段と
を具備することを特徴とする音楽プレーヤー。 - 前記記憶手段は複数のオーディオデータを記憶するものであり、
前記複数のオーディオデータの中から再生すべきオーディオデータが選択されたときに、そのオーディオデータに対応するコンテンツ種別リストの取得要求を、該選択されたオーディオデータに関連する情報とともに前記サーバー装置に送信し、前記サーバー装置から前記コンテンツ種別リストを受信する手段と、
ユーザーによる選択のために前記受信したコンテンツ種別リストを表示する手段と、
前記コンテンツ種別リストにおいて所望のコンテンツが選択されたときに、該選択されたコンテンツの最初に表示されるページの取得要求を前記サーバー装置に送信し、前記サーバー装置から前記最初に表示されるページを受信する手段とを有し、
前記コンテンツ種別リストは、そのオーディオデータに対応するコンテンツのリストと各コンテンツの最初に表示されるページへのリンク情報が記述されているものであり、
前記各コンテンツの最初に表示されるページは、そのページに後続して表示されるべきページの表示時刻の情報とそのページを指定する情報が記述されているものであり、
前記取得手段は、前記オーディオデータの再生開始からの経過時間が、そのコンテンツの最初に表示されるページに記述されている表示時刻となったときに、その表示時刻に対応するページの取得要求を前記サーバー装置に送信するものである
ことを特徴とする請求項1記載の音楽プレーヤー。 - 前記コンテンツは前記オーディオデータに関連するカラオケデータ、歌詞データ又は楽譜データであることを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽プレーヤー。
- 前記表示手段は複数の表示領域を有し、
該複数の表示領域に前記オーディオデータに関連する内容のコンテンツを表示することができるようになされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の音楽プレーヤー。 - 複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記請求項1ないし4のいずれかに記載の音楽プレーヤーから、オーディオデータを再生中に送信されるコンテンツ取得要求に応じて、前記記憶手段から対応するコンテンツを読み出して当該音楽プレーヤーに送信する手段と
を具備することを特徴とするサーバー装置。 - 前記請求項2ないし4のいずれかに記載の音楽プレーヤーからのコンテンツ種別リストの取得要求に応じて、該コンテンツ種別リストの取得要求に含まれている当該オーディオデータに関連する情報をキーとして、前記記憶手段から、そのオーディオデータに対応するコンテンツ種別リストを取得し、該コンテンツ種別リストを当該音楽プレーヤーに送信する手段を有することを特徴とする請求項5記載のサーバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006262031A JP2008083297A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 音楽プレーヤー及びサーバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006262031A JP2008083297A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 音楽プレーヤー及びサーバー装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008083297A true JP2008083297A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39354253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006262031A Withdrawn JP2008083297A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 音楽プレーヤー及びサーバー装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008083297A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014048519A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Brother Ind Ltd | 広告再生装置、及びカラオケ装置 |
JP5728120B1 (ja) * | 2014-09-30 | 2015-06-03 | 株式会社Six | 音響システム、通信機器及びプログラム |
US10181312B2 (en) | 2014-09-30 | 2019-01-15 | Lyric Arts Inc. | Acoustic system, communication device, and program |
-
2006
- 2006-09-27 JP JP2006262031A patent/JP2008083297A/ja not_active Withdrawn
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JP2014048519A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Brother Ind Ltd | 広告再生装置、及びカラオケ装置 |
JP5728120B1 (ja) * | 2014-09-30 | 2015-06-03 | 株式会社Six | 音響システム、通信機器及びプログラム |
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