JP2008075738A - 軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で以って、必要な潤滑部に必要量のオイルを供給可能とすることにより、オイル消費量を低減するとともに、オイルミストの外部への飛散を防止しかかるオイルミストによる環境汚染を防止した、特に高回転数の軸受に好適な軸受装置を提供する。
【解決手段】外輪2に転動体3との接触部近傍に向けて開口する油孔10を穿設し、外輪2の油孔10に連通して該油孔10にオイルを供給するオイル通路8を設け、該オイル通路8に外輪2の油孔10及びオイル通路8よりも小径のオイル噴出口5aを有するオリフィス部材5を固挿して、オイル通路8及びオイル噴出口5a及び外輪2の油孔10を同一軸線上に配置し、オイル通路8に導入されたオイルがオリフィス部材5のオイル噴出口5aから外輪2の油孔10内を貫通して接触部近傍に供給されるようにオイル噴出口5aの径と外輪2の油孔10の径との関係を設定したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】外輪2に転動体3との接触部近傍に向けて開口する油孔10を穿設し、外輪2の油孔10に連通して該油孔10にオイルを供給するオイル通路8を設け、該オイル通路8に外輪2の油孔10及びオイル通路8よりも小径のオイル噴出口5aを有するオリフィス部材5を固挿して、オイル通路8及びオイル噴出口5a及び外輪2の油孔10を同一軸線上に配置し、オイル通路8に導入されたオイルがオリフィス部材5のオイル噴出口5aから外輪2の油孔10内を貫通して接触部近傍に供給されるようにオイル噴出口5aの径と外輪2の油孔10の径との関係を設定したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、工作機械用主軸受等の、主として高回転軸の軸受に好適な軸受装置であって、内輪の外周と外輪の内周との間に円周方向に沿って複数の転動体を転接してなるころがり軸受の前記内輪を回転軸の外周に固挿するとともに前記外輪をケース部材の取付穴の内周に固挿して、前記回転軸をころがり軸受を介してケース部材に回転自在に支持する軸受装置に関する。
回転軸用ころがり軸受の潤滑方式には、オイル噴霧による給油方式、内輪あるいは外輪に穿孔した油孔からの給油方式等が、主として採用されている。
図5はオイル噴霧による給油方式の一例を示し、7は回転軸(7aは回転軸心)、6はケース部材、100は該回転軸7をケース部材6に回転自在に支持する軸受(玉軸受)で、内輪1の外周と外輪2の内周との間に円周方向に沿って複数の転動体3を転接して構成される。前記軸受100は、給油管07から油通路012,油孔08を経て油通路09から噴出されるオイルの噴霧によって潤滑されている。05はオイルの排出口である。
図5はオイル噴霧による給油方式の一例を示し、7は回転軸(7aは回転軸心)、6はケース部材、100は該回転軸7をケース部材6に回転自在に支持する軸受(玉軸受)で、内輪1の外周と外輪2の内周との間に円周方向に沿って複数の転動体3を転接して構成される。前記軸受100は、給油管07から油通路012,油孔08を経て油通路09から噴出されるオイルの噴霧によって潤滑されている。05はオイルの排出口である。
図6は、内輪に穿孔した油孔からの給油方式の一例を示し、7は回転軸(7aは回転軸心)、6はケース部材、100は該回転軸7をケース部材6に回転自在に支持する軸受(玉軸受)で、内輪1の外周と外輪2の内周との間に円周方向に沿って複数の転動体3を転接して構成される。4は前記転動体3の保持器である。
前記軸受100は、前記回転軸7の中心部に形成された油通路012から、該回転軸7に半径方向に穿孔された油孔011及び前記内輪1に穿孔された油孔010を通して内輪1と転動体3との転接部017に向けて噴出されるオイルによって潤滑されている。
前記軸受100は、前記回転軸7の中心部に形成された油通路012から、該回転軸7に半径方向に穿孔された油孔011及び前記内輪1に穿孔された油孔010を通して内輪1と転動体3との転接部017に向けて噴出されるオイルによって潤滑されている。
また、特許文献1(特開平6−264934号公報)には、外輪に転動体との転接部近傍に向けて開口する油孔を穿設して、主給油路からのオイルを油孔から前記転接部近傍に噴出するとともに、前記主給油路から分岐したオイル通路を通したオイルをケース部材に軸方向に穿孔された噴出口から前記転動体の側部に吹き付けることによって、前記外輪の油孔及び前記噴出口の2箇所から噴出されるオイルで軸受を潤滑している。
特許文献1(特開平6−264934号公報)においては、図5に示されるオイル噴霧による給油方式では、油通路09から噴出される軸受の側部に噴出されるオイルの噴霧によって軸受を潤滑しており、気体が混入したミスト状のオイルが軸受の側部に吹き付けられることから、軸受の側部に衝突後のミスト状オイルが外部に洩れやすく、かかるオイルミストの外部への飛散による環境汚染の原因となる。
また、図6に示されるような、内輪に穿孔した油孔からの給油方式では、内輪1に穿孔された油孔010を通して内輪1と転動体3との転接部017に向けて半径方向にオイルを噴出するので、内輪1及び回転軸7の回転数が増大すると、遠心力によるオイル噴出量の増加作用によってオイル噴出量が必要以上に増加して、損失が増加する、という問題がある。
また、図6に示されるような、内輪に穿孔した油孔からの給油方式では、内輪1に穿孔された油孔010を通して内輪1と転動体3との転接部017に向けて半径方向にオイルを噴出するので、内輪1及び回転軸7の回転数が増大すると、遠心力によるオイル噴出量の増加作用によってオイル噴出量が必要以上に増加して、損失が増加する、という問題がある。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、簡単な構造で以って、必要な潤滑部に必要量のオイルを供給可能とすることにより、オイル消費量を低減するとともに、オイルミストの外部への飛散を防止し、かるオイルミストによる環境汚染を防止した、特に高回転数の軸受に好適な軸受装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、内輪の外周と外輪の内周との間に円周方向に沿って複数の転動体を転接してなるころがり軸受をそなえ、前記ころがり軸受の内輪を回転軸の外周に固挿するとともに前記外輪をケース部材の取付穴の内周に固挿して、前記回転軸を前記ころがり軸受を介して前記ケース部材に回転自在に支持する軸受装置において、前記外輪または内輪と前記転動体との接触部または接触部近傍に向けて開口する油孔を前記外輪に穿設し、前記外輪の油孔に連通して該油孔にオイルを供給するオイル通路を前記ケース部材に設け、該オイル通路に前記外輪の油孔及び前記オイル通路よりも小径のオイル噴出口を有するオリフィス部材を固挿して、前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を同一軸線上に配置し、前記オイル通路に導入されたオイルが前記オリフィス部材のオイル噴出口から前記外輪の油孔内を貫通して前記接触部または接触部近傍に供給されるように、およびオイル噴出口(ノズル)の長さ、外輪の油孔の長さ、ケース部材の穴径と長さ、ポンプからケース部材までの配管径と長さ、ポンプ圧、オイル物性を考慮して前記オイル噴出口の径と前記外輪の油孔の径との関係を設定したことを特徴とする。
かかる発明によれば、入口のオイル通路及び該オイル通路に設けたオリフィス部材に穿孔されたオイル噴出口及び外輪の油孔を同一軸線上に配置し、該オイル噴出口の径と外輪の油孔の径との関係を該オイル噴出口から噴出したオイルが前記油孔の内壁に触れないように設定することにより、オイル噴出口で加速して噴出されるオイルが、外輪の油孔の内周に接触することなく直状に貫通して外輪または内輪と転動体との接触部または転接部近傍に到達して、転動体と外輪または内輪との接触部を潤滑することができる。
これにより、オイル噴出口で加速して噴出されるオイルによって、オイル切れを起こすことなく最小のオイル量で以って前記接触部を安定して潤滑できることとなって、前記接触部の安定した潤滑を保持しつつオイル消費量を低減できる。
また、外輪に穿設した油孔から前記接触部にオイルを供給するので、図6の従来技術のように内輪側からオイルを供給する手段のように回転軸の回転数に影響されることなく、高回転数域においても安定した潤滑作用が得られる。
従来技術では気体であるため漏れやすく、回収が難しい。一方、本特許で提案する構造では油は液体で供給されるため、漏れ難く回収しやすい。
また、外輪に穿設した油孔から前記接触部にオイルを供給するので、図6の従来技術のように内輪側からオイルを供給する手段のように回転軸の回転数に影響されることなく、高回転数域においても安定した潤滑作用が得られる。
従来技術では気体であるため漏れやすく、回収が難しい。一方、本特許で提案する構造では油は液体で供給されるため、漏れ難く回収しやすい。
かかる発明において、具体的には次のように構成するのが好ましい。
(1)前記外輪の油孔を前記ころがり軸受の半径方向線に沿って設けて前記外輪と前記転動体との接触部近傍に向けて開口させる。
このように構成すれば、同一軸線上に配置した入口のオイル通路及びオリフィス部材に穿孔されたオイル噴出口及び外輪の油孔を半径方向線に沿って加工形成することができて、斜め孔加工が不要となり、前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔の加工が簡単化されて加工工数を低減できる。
(1)前記外輪の油孔を前記ころがり軸受の半径方向線に沿って設けて前記外輪と前記転動体との接触部近傍に向けて開口させる。
このように構成すれば、同一軸線上に配置した入口のオイル通路及びオリフィス部材に穿孔されたオイル噴出口及び外輪の油孔を半径方向線に沿って加工形成することができて、斜め孔加工が不要となり、前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔の加工が簡単化されて加工工数を低減できる。
(2)前記外輪の油孔を前記ころがり軸受の半径方向線に対して軸方向に一定角度傾斜させて設けて前記外輪と前記転動体との接触部近傍に向けて開口させる。
このように構成すれば、外輪と転動体との接触部の斜め方向からオイルを噴射するため、オイルが転動体と外輪及び内輪との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面への確実な潤滑を実現できる。
また、斜め方向からオイルが接触部に侵入するため外輪の油孔の軸受転動面側の開口端を、外輪と転動体との接触部から離すことができるので、前記油孔の加工によって生じたバリ、かえり等によって転動体を傷つけることがない。
このように構成すれば、外輪と転動体との接触部の斜め方向からオイルを噴射するため、オイルが転動体と外輪及び内輪との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面への確実な潤滑を実現できる。
また、斜め方向からオイルが接触部に侵入するため外輪の油孔の軸受転動面側の開口端を、外輪と転動体との接触部から離すことができるので、前記油孔の加工によって生じたバリ、かえり等によって転動体を傷つけることがない。
(3)同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の半径方向線に対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線を、前記内輪と転動体との接触部に、前記オイル噴出口からのオイルが前記内輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向する。
このように構成すれば、外輪の油孔からのオイルを、内輪と転動体との接触部に、オイルが前記内輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出することにより、内輪に対する転動体の相対回転によってオイルが転動体と内輪との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。また、内輪の転動面に噴射されたオイルが転動体の回転による遠心力で転動体と外輪との接触部に搬入されやすくなって、この面からも軸受転動面の効率的な潤滑を実現できる。
このように構成すれば、外輪の油孔からのオイルを、内輪と転動体との接触部に、オイルが前記内輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出することにより、内輪に対する転動体の相対回転によってオイルが転動体と内輪との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。また、内輪の転動面に噴射されたオイルが転動体の回転による遠心力で転動体と外輪との接触部に搬入されやすくなって、この面からも軸受転動面の効率的な潤滑を実現できる。
(4)同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の半径方向線に対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線を、前記外輪と転動体との接触部に、前記オイル噴出口からのオイルが前記外輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向する。
このように構成すれば、外輪の油孔からのオイルを、外輪と転動体との接触部に、オイルが前記外輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出することにより、外輪に対する転動体の相対回転によってオイルが転動体と外輪との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。
このように構成すれば、外輪の油孔からのオイルを、外輪と転動体との接触部に、オイルが前記外輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出することにより、外輪に対する転動体の相対回転によってオイルが転動体と外輪との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。
(5)同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の円周方向に複数個配設し、あるいは同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の軸方向に複数列配設する。
このように構成すれば、外輪の油孔から軸受転動面への給油箇所が軸受の円周方向に複数箇所となって、軸受転動面の円周方向にオイルが均一に供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
また、外輪2の油孔10から軸受転動面への給油箇所が軸受の軸方向に複数箇所となって、軸受転動面へのオイルが軸方向の複数箇所から供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
このように構成すれば、外輪の油孔から軸受転動面への給油箇所が軸受の円周方向に複数箇所となって、軸受転動面の円周方向にオイルが均一に供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
また、外輪2の油孔10から軸受転動面への給油箇所が軸受の軸方向に複数箇所となって、軸受転動面へのオイルが軸方向の複数箇所から供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
本発明によれば、オイル噴出口で加速して外輪の油孔から噴出されるオイルによって、オイル切れを起こすことなく最小のオイル量で以って転動体と外輪あるいは内輪との接触部に安定して潤滑できることとなって、前記接触部の安定した潤滑を保持しつつオイル消費量を低減できる。
また、外輪に穿設した油孔から前記接触部にオイルを供給するので、内輪側からオイルを供給する手段のように回転軸の回転数に影響されることなく、高回転数域においても安定した潤滑作用が得られる。
さらに、前記オイル噴出口の内径で絞り込まれた最小径の流路に相当する最小のオイル量で以って前記接触部を潤滑できるので、転動体のオイル受け部に当たった後のオイルの飛散が抑制されて、オイルミストの外部への飛散による環境汚染の発生を防止できる。
以上により、高回転数の軸受に好適な軸受装置が得られる。
また、外輪に穿設した油孔から前記接触部にオイルを供給するので、内輪側からオイルを供給する手段のように回転軸の回転数に影響されることなく、高回転数域においても安定した潤滑作用が得られる。
さらに、前記オイル噴出口の内径で絞り込まれた最小径の流路に相当する最小のオイル量で以って前記接触部を潤滑できるので、転動体のオイル受け部に当たった後のオイルの飛散が抑制されて、オイルミストの外部への飛散による環境汚染の発生を防止できる。
以上により、高回転数の軸受に好適な軸受装置が得られる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は本発明の第1実施例に係る工作機械用軸受装置を示し、(A)は回転軸心に沿う軸受装置の部分断面図、(B)は図1(A)、図2、図3、図4におけるZ部拡大図である。
図1(A)、(B)において、7は回転軸(7aは回転軸心)、6はケーシング(ケース部材)、100は該回転軸7をケーシング6に回転自在に支持する軸受(玉軸受)で、前記回転軸7の外周に固挿された内輪1の外周と、前記ケーシング6の取付穴6aの内周に固挿された外輪2の内周との間に円周方向に沿って等間隔に複数設けられた転動体3を転接して構成される。4は前記転動体3の保持器である。
図1(A)、(B)において、7は回転軸(7aは回転軸心)、6はケーシング(ケース部材)、100は該回転軸7をケーシング6に回転自在に支持する軸受(玉軸受)で、前記回転軸7の外周に固挿された内輪1の外周と、前記ケーシング6の取付穴6aの内周に固挿された外輪2の内周との間に円周方向に沿って等間隔に複数設けられた転動体3を転接して構成される。4は前記転動体3の保持器である。
8は前記ケーシング6内に穿孔されたオイル通路、5は該オイル通路8に嵌着されたオリフィス、9は該オリフィス5の内周側に穿孔された内周側オイル通路、10は前記外輪2に穿孔された油孔である。
図1(B)のように、前記オリフィス5の中心部には小径のオイル噴出口5aが穿孔されている。そして、前記オイル通路8、オリフィス5のオイル噴出口5a、内周側オイル通路9、及び外輪の油孔10を同一軸線W上に配置し、同一軸線Wは、前記外輪の油孔10が前記外輪2と転動体3との接触部16にごく近接した部位(オイル受け部P)に開口するように位置づけられている。
図1(B)のように、前記オリフィス5の中心部には小径のオイル噴出口5aが穿孔されている。そして、前記オイル通路8、オリフィス5のオイル噴出口5a、内周側オイル通路9、及び外輪の油孔10を同一軸線W上に配置し、同一軸線Wは、前記外輪の油孔10が前記外輪2と転動体3との接触部16にごく近接した部位(オイル受け部P)に開口するように位置づけられている。
そして、前記オイル噴出口5aの内径d2は、前記オイル通路8の内径d1及び前記外輪の油孔10の内径d3よりも小さく形成され(d2<d1、d2<d3)、さらに前記内周側オイル通路9の内径d4は前記外輪の油孔10の内径d3よりも大きく(d3<d4)形成されている。
さらに、前記オイル噴出口5aの内径d2と前記外輪の油孔10の内径d3との関係は、
前記オイル通路8に導入されたオイルが前記オリフィス5のオイル噴出口5aから前記外輪の油孔10内を、該油孔10の内壁及び内周側オイル通路9の内壁に接触することなく、前記内周側オイル通路9及び外輪の油孔10内を貫通して前記接触部16に隣接したオイル受け部に到達するように設定される。
さらに、前記オイル噴出口5aの内径d2と前記外輪の油孔10の内径d3との関係は、
前記オイル通路8に導入されたオイルが前記オリフィス5のオイル噴出口5aから前記外輪の油孔10内を、該油孔10の内壁及び内周側オイル通路9の内壁に接触することなく、前記内周側オイル通路9及び外輪の油孔10内を貫通して前記接触部16に隣接したオイル受け部に到達するように設定される。
また、前記外輪の油孔10は、前記ころがり軸受の半径方向線Vに沿って設け、前記接触部16に隣接したオイル受け部に向けて開口させている。
このように構成すれば、同一軸線W上に配置した入口側のオイル通路8及びオリフィス5に穿孔されたオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を半径方向線に沿って加工形成することができて、斜め孔加工が不要となり、前記オイル通路8,9,オイル噴出口5a及び外輪の油孔10の加工が簡単化されて、軸受の加工工数を低減できる。
このように構成すれば、同一軸線W上に配置した入口側のオイル通路8及びオリフィス5に穿孔されたオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を半径方向線に沿って加工形成することができて、斜め孔加工が不要となり、前記オイル通路8,9,オイル噴出口5a及び外輪の油孔10の加工が簡単化されて、軸受の加工工数を低減できる。
以上の第1実施例によれば、入口のオイル通路8、該オイル通路8に設けたオリフィス5に穿孔されたオイル噴出口5a、内周側オイル通路9、及び外輪の油孔10を同一軸線W上に配置し、前記オイル噴出口5aを最小径d2に設定するとともに該オイル噴出口5aの内径d2と外輪の油孔10の径d3との関係を、該オイル噴出口5aから噴出したオイルが前記油孔10の内壁に触れないように設定することにより、該オイル噴出口5aで加速して噴出されるオイルが、外輪の油孔10の内周に接触することなく直状に貫通し、外輪2と転動体3との接触部16近傍のオイル受け部Pに到達して、転動体3と外輪2及び内輪1との接触部を潤滑することができる。
これにより、オイル噴出口5aで加速して噴出されるオイルによって、オイル切れを起こすことなく最小のオイル量で以って前記接触部16を安定して潤滑できることとなって、前記転動体3転接部の安定した潤滑を保持しつつオイル消費量を低減できる。
また、外輪2に穿設した油孔10から前記接触部16にオイルを供給するので、図6の従来技術のような内輪1側からオイルを供給する手段のように回転軸7の回転数に影響されることなく、高回転数域においても安定した潤滑作用が得られる。
さらに、前記オイル噴出口5aの内径で絞り込まれた最小径の流路に相当する最小のオイル量で以って前記接触部16を潤滑できるので、転動体3のオイル受け部に当たった後のオイルの飛散が抑制されて、従来技術のようなオイルミストの外部への飛散による環境汚染の発生を防止できる。
また、外輪2に穿設した油孔10から前記接触部16にオイルを供給するので、図6の従来技術のような内輪1側からオイルを供給する手段のように回転軸7の回転数に影響されることなく、高回転数域においても安定した潤滑作用が得られる。
さらに、前記オイル噴出口5aの内径で絞り込まれた最小径の流路に相当する最小のオイル量で以って前記接触部16を潤滑できるので、転動体3のオイル受け部に当たった後のオイルの飛散が抑制されて、従来技術のようなオイルミストの外部への飛散による環境汚染の発生を防止できる。
図2は本発明の第2実施例を示す図1対応図である。
この第2実施例においては、前記外輪2の油孔10を、ころがり軸受の半径方向線Vに対して軸方向に一定角度α傾斜させて設けて、前記外輪2と転動体3との接触部16に隣接したオイル受け部に向けて開口させている。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
かかる第2実施例のように構成すれば、次のような特有の効果が得られる。
即ち、外輪2と転動体3との接触部16近傍のオイル受け部Pの斜め方向からオイルを噴射するため、オイルが転動体3と外輪2及び内輪1との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。
また、外輪2の油孔10の軸受転動面側の開口端を、外輪2と転動体3との接触部16から離すことができるので、前記油孔10の加工によって生じたバリ、かえり等によって転動体を傷つけることがない。
この第2実施例においては、前記外輪2の油孔10を、ころがり軸受の半径方向線Vに対して軸方向に一定角度α傾斜させて設けて、前記外輪2と転動体3との接触部16に隣接したオイル受け部に向けて開口させている。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
かかる第2実施例のように構成すれば、次のような特有の効果が得られる。
即ち、外輪2と転動体3との接触部16近傍のオイル受け部Pの斜め方向からオイルを噴射するため、オイルが転動体3と外輪2及び内輪1との接触部に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。
また、外輪2の油孔10の軸受転動面側の開口端を、外輪2と転動体3との接触部16から離すことができるので、前記油孔10の加工によって生じたバリ、かえり等によって転動体を傷つけることがない。
図3は本発明の第3実施例を示し、軸受を回転軸心に直角方向に視た図である。
この第3実施例においては、同一軸線W上に配置された前記オイル通路8及びオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を、ころがり軸受の半径方向線Vに対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線Wを、前記内輪1と転動体3との接触部に、前記油孔10からのオイルが前記転動体3の回転方向nと内輪1との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向している。すなわち転動体3と内輪1との間で生ずる相対回転によって接触部に引き込まれる方向に噴射される。Nは回転軸の回転方向を示す。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
この第3実施例においては、同一軸線W上に配置された前記オイル通路8及びオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を、ころがり軸受の半径方向線Vに対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線Wを、前記内輪1と転動体3との接触部に、前記油孔10からのオイルが前記転動体3の回転方向nと内輪1との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向している。すなわち転動体3と内輪1との間で生ずる相対回転によって接触部に引き込まれる方向に噴射される。Nは回転軸の回転方向を示す。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
かかる第3実施例のように構成すれば、外輪2の油孔10からのオイルを、内輪1と転動体3との接触部19に、オイルが前記内輪1と転動体3との間に引き込まれる方向に噴出することにより、内輪1に対する転動体3の相対回転によってオイルが転動体3と内輪1との接触部19に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。また、内輪1の転動面に噴射されたオイルが転動体3の回転による遠心力で該転動体3と外輪2との接触部に搬入されやすくなって、この面からも軸受転動面の効率的な潤滑を実現できる。
本発明の第4実施例を示す図3対応図である。
この第4実施例においては、同一軸線W上に廃置された前記オイル通路8及びオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を、ころがり軸受の半径方向線Vに対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線Wを、前記外輪2と転動体3との接触部に、前記油孔10からのオイルが前記転動体3の回転方向nと外輪2との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向している。すなわち転動体3と外輪2との間で生ずる相対回転によって接触部に引き込まれる方向に噴射される。Nは回転軸の回転方向を示す。
かかる第4実施例のように構成すれば、外輪2の油孔10からのオイルを、外輪2と転動体3との接触部16に、オイルが前記外輪2と転動体3との間に引き込まれる方向に噴出することにより、外輪2に対する転動体3の相対回転によってオイルが転動体3と外輪2との接触部16に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。
この第4実施例においては、同一軸線W上に廃置された前記オイル通路8及びオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を、ころがり軸受の半径方向線Vに対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線Wを、前記外輪2と転動体3との接触部に、前記油孔10からのオイルが前記転動体3の回転方向nと外輪2との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向している。すなわち転動体3と外輪2との間で生ずる相対回転によって接触部に引き込まれる方向に噴射される。Nは回転軸の回転方向を示す。
かかる第4実施例のように構成すれば、外輪2の油孔10からのオイルを、外輪2と転動体3との接触部16に、オイルが前記外輪2と転動体3との間に引き込まれる方向に噴出することにより、外輪2に対する転動体3の相対回転によってオイルが転動体3と外輪2との接触部16に侵入し易くなって、軸受転動面の安定的な潤滑を実現できる。
前記第1〜第4実施例において、同一軸線W上に配置された前記オイル通路8及びオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を、好ましくは、ころがり軸受の円周方向に等間隔に2組以上設置する。
このように構成すれば、外輪2の油孔10から軸受転動面への給油箇所が軸受の円周方向に複数箇所となって、軸受転動面の円周方向にオイルが均一に供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
このように構成すれば、外輪2の油孔10から軸受転動面への給油箇所が軸受の円周方向に複数箇所となって、軸受転動面の円周方向にオイルが均一に供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
前記第1〜第4実施例において、同一軸線W上に配置された前記オイル通路8及びオイル噴出口5a及び内周側オイル通路9及び外輪の油孔10を、好ましくは、ころがり軸受の軸方向に複数列設置する。
このように構成すれば、外輪2の油孔10から軸受転動面への給油箇所が軸受の軸方向に複数箇所となって、軸受転動面へのオイルが軸方向の複数箇所から供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
このように構成すれば、外輪2の油孔10から軸受転動面への給油箇所が軸受の軸方向に複数箇所となって、軸受転動面へのオイルが軸方向の複数箇所から供給されて、潤滑性能がさらに向上する。
本発明によれば、簡単な構造で以って、必要な潤滑部に必要量のオイルを供給可能とすることにより、オイル消費量を低減するとともに、オイルミストの外部への飛散を防止しかかるオイルミストによる環境汚染を防止した、特に高回転数の軸受に好適な軸受装置を提供できる。
1 内輪
2 外輪
3 転動体
4 保持器
5 オリフィス
5a オイル噴出口
6 ケーシング
7 回転軸
8 オイル通路
9 内周側オイル通路
10 油孔
16,19 接触部
100 軸受(玉軸受)
P オイル受け部
W 同一軸線
V 半径方向線
2 外輪
3 転動体
4 保持器
5 オリフィス
5a オイル噴出口
6 ケーシング
7 回転軸
8 オイル通路
9 内周側オイル通路
10 油孔
16,19 接触部
100 軸受(玉軸受)
P オイル受け部
W 同一軸線
V 半径方向線
Claims (7)
- 内輪の外周と外輪の内周との間に円周方向に沿って複数の転動体を転接してなるころがり軸受をそなえ、前記ころがり軸受の内輪を回転軸の外周に固挿するとともに前記外輪をケース部材の取付穴の内周に固挿して、前記回転軸を前記ころがり軸受を介して前記ケース部材に回転自在に支持する軸受装置において、前記外輪または内輪と前記転動体との接触部または接触部近傍に向けて開口する油孔を前記外輪に穿設し、前記外輪の油孔に連通して該油孔にオイルを供給するオイル通路を前記ケース部材に設け、該オイル通路に前記外輪の油孔及び前記オイル通路よりも小径のオイル噴出口を有するオリフィス部材を固挿して、前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を同一軸線上に配置し、前記オイル通路に導入されたオイルが前記オリフィス部材のオイル噴出口から前記外輪の油孔内を貫通して前記接触部または接触部近傍に供給されるように前記オイル噴出口の径と前記外輪の油孔の径との関係を設定したことを特徴とする軸受装置。
- 前記外輪の油孔を前記ころがり軸受の半径方向線に沿って設けて前記外輪と前記転動体との接触部近傍に向けて開口させたことを特徴とする請求項1記載の軸受装置。
- 前記外輪の油孔を前記ころがり軸受の半径方向線に対して軸方向に一定角度傾斜させて設けて前記外輪と前記転動体との接触部近傍に向けて開口させたことを特徴とする請求項1記載の軸受装置。
- 同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の半径方向線に対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線を、前記内輪と転動体との接触部に、前記オイル噴出口からのオイルが前記内輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向したことを特徴とする請求項1記載の軸受装置。
- 同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の半径方向線に対して円周方向に一定角度傾斜させるとともに、前記同一軸線を、前記外輪と転動体との接触部に、前記オイル噴出口からのオイルが前記外輪と転動体との間に引き込まれる方向に噴出されるように指向したことを特徴とする請求項1記載の軸受装置。
- 同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の円周方向に複数個配設したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の軸受装置。
- 同一軸線上に配置された前記オイル通路及びオイル噴出口及び外輪の油孔を、前記ころがり軸受の軸方向に複数列配設したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の軸受装置。
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- 2006-09-20 JP JP2006255064A patent/JP2008075738A/ja active Pending
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