JP2008073301A - 医用画像診断装置及び医用画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】医用画像取得部2は、造影剤が被検体に注入される前に撮影を行うことで初期ボリュームデータを取得し、注入後、複数回撮影することで、撮影された時間が異なる複数のボリュームデータを取得する。医用画像処理部3は、複数のボリュームデータのうち、予め設定された時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、初期ボリュームデータを減算することで第1減算ボリュームデータを生成し、任意の時点で取得されたボリュームデータから、第1減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出する。表示部81には、抽出されたデータに基づく医用画像が表示される。
【選択図】図1
Description
まず、医用画像取得部2の構成及び動作について説明する。医用画像取得部2は、スキャン制御部21、撮影部22、画像再構成部23、及び画像記憶部24を備えて構成されている。医用画像取得部2は、被検体に対してX線ビームを照射し、被検体を透過したX線ビームを検出し、検出されたX線投影データに基づいて画像データを生成する。
プレップスキャンを行なう場合、スキャン制御部21の制御の下、プレップスキャン条件に従ってプレップスキャンが行なわれる。つまり、撮影部22は、X線源及びX線検出器を被検体の周囲を連続的に回転させながら、プレップスキャン条件に従ってX線源からX線ビームを発生させて、被検体のプレップスキャン撮影位置101にX線ビームを照射する。そして、被検体を透過したX線ビームはX線検出器によって検出される。
次に、医用画像処理部3の構成及び動作について説明する。医用画像処理部3は、抽出領域決定部4と画像生成部5を備えて構成されている。抽出領域決定部4は、医用画像取得部2によって取得されたボリュームデータから、注目部位の形状と位置を求める。画像生成部5は、任意の時相で取得されたボリュームデータと、抽出領域決定部4によって求められた注目部位の形状と位置とに基づいて、任意の時相で取得されたボリュームデータから、注目部位のデータを抽出し、表示用の画像データを生成する。
ここで、画像生成部5による処理の応用例1について、図6を参照して説明する。型データ生成部43にて生成された複数の型データを用いることで、任意の時相で取得されたボリュームデータから所望の部位のデータを抽出して、複数の領域を含むボリュームデータを合成することができる。
次に、画像生成部5による処理の別の応用例(応用例2)について、図7を参照して説明する。図7は、注目部位のデータの抽出処理を説明するための模式図である。
次に、この発明の実施形態に係る医用画像診断装置1による一連の動作について、図9及び図10を参照して説明する。図9及び図10は、この発明の実施形態に係る医用画像診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。まず、図9を参照して、撮影を行ってボリュームデータを取得する動作について説明し、次に、図10を参照して、領域を抽出する動作について説明する。
まず、撮影を開始する前に、領域抽出の対象となる部位や、撮影条件などを含む撮影プロトコルを設定する。その撮影プロトコルは撮影プロトコル記憶部7に記憶される。例えば、図8(a)、(b)に示すように、制御部6は、表示部81に、画像抽出の対象となる臓器の一覧を示す一覧表500と、撮影プロトコルの一覧を示す一覧表510を表示させる。操作者は、一覧表500から観察を希望する臓器を指定する。ここでは、肝実質と門脈の医用画像を観察する場合について説明する。この場合、操作者は、一覧表500に含まれる代表画像のうち、肝実質と門脈の画像が合成された代表画像502を指定する。さらに、操作者は、一覧表510に含まれる所望の撮影プロトコルを選択して、撮影条件を編集することもできる。
そして、被検体に造影剤を注入する前に、撮影部22は、スキャン制御部21の制御の下、撮影を行う。例えば、撮影部22は、図2に示す撮影領域100を撮影することで、撮影領域100のX線投影データを取得し、画像再構成部23は、そのX線投影データに基づいて撮影領域100のボリュームデータを生成する。このボリュームデータは「初期ボリュームデータ」として、画像記憶部24に記憶される。
そして、被検体に造影剤を注入し、撮影部22がスキャン制御部21の制御の下、プレップスキャンを実行することで、図2に示すプレップスキャン撮影位置101におけるX線投影データを取得し、画像再構成部23にて再構成処理が施されて断層像画像データ(監視用画像データ)が生成される。そして、スキャン制御部21は、その監視用画像に設定された監視用ROI102内の造影剤の濃度(CT値)の変化を監視する。そして、スキャン制御部21は、プレップスキャンに先だって設定されたCT値の閾値と、監視用ROI102内のCT値とを比較し、監視用ROI102内のCT値が閾値以上になったか否かを判断する。監視用ROI102内のCT値が閾値以上になった場合、スキャン制御部21は、撮影部22にプレップスキャンを中止させ、本スキャン条件に従って本スキャンを開始させる。
本スキャンでは、撮影部22は、スキャン制御部21の制御の下、撮影プロトコルに従ってヘリカルスキャンを実行する。例えば、撮影部22は、図2に示す同一の撮影領域100を複数回撮影し、異なる部位が造影されるタイミングで撮影を行う。なお、本スキャン開始(撮影開始)の時点を、図3に示すように、時相t0とする。
画像再構成部23は、撮影部22によって取得されたX線投影データに基づいて、各時相における撮影領域100のボリュームデータを生成する。これら各時相におけるボリュームデータは、画像記憶部24に記憶される。
そして、基準画像取得部41は、撮影プロトコルに従って、本スキャン開始の時点(時相t0)から、予め設定された時間が経過した時点に取得されたボリュームデータを、画像記憶部24から取得する。例えば、図3に示すように、基準画像取得部41は、動脈における造影剤の濃度(輝度値)が最大になる時点(時相t1)に取得されたボリュームデータ301、膵実質における造影剤の濃度(輝度値)が最大になる時点(時相t2)に取得されたボリュームデータ302、及び、肝実質における造影剤の濃度(輝度値)が最大になる時点(時相t3)に取得されたボリュームデータ303を、画像記憶部24から取得する。これらのボリュームデータは、それぞれ異なる部位に造影剤が流入して、それぞれ異なる部位の輝度値(CT値)が高くなっているデータである。これらのボリュームデータを、それぞれ「基準ボリュームデータ」とする。
次に、減算部42は、被検体に造影剤を注入する前に取得されたボリュームデータ(初期ボリュームデータ)を画像記憶部24から取得し、基準画像取得部41によって取得された各部位の基準ボリュームデータから、その初期ボリュームデータを減算する(第1減算処理)。この減算処理によって、減算後の第1減算ボリュームデータには、造影剤が流入している部位(注目部位)を表すデータが残されることになる。この第1減算ボリュームデータによって、造影剤が注入している部位を特定することができる。
そして、型データ生成部43は、減算部42で減算処理の結果生成された第1減算ボリュームデータ又は第2減算ボリュームデータを画像記憶部31から読み込み、例えば、2値化処理を行うことで、第1減算ボリュームデータ又は第2減算ボリュームデータに含まれる部位の形状と位置を表す型データを生成する。この2値化処理によって、造影剤が流入してボクセル値(輝度値)が高くなっている領域の値は「1」に変換され、それ以外の領域の値は「0」に変換されることになる。この型データは、医用画像処理部3に設置されている画像記憶部31に記憶される。
以上のように型データが生成されると、領域抽出部51は、操作者によって指定された時相に取得されたボリュームデータを画像記憶部24から取得する。例えば、領域抽出を行う時相として時相t1が指定されている場合、領域抽出部51は、時相t1に取得されたボリュームデータを画像記憶部24から取得する。
そして、領域抽出部51は、予め設定された撮影プロトコルに含まれる部位を特定する型データを画像記憶部31から取得し、その型データを用いることで、操作者によって指定された時相に取得されたボリュームデータから、その型データが特定する領域のデータを抽出する。例えば、抽出領域として、肝実質と門脈が指定されている場合は、図6に示すように、領域抽出部51は、時相t1に取得されたボリュームデータ412から、肝実質の形状と位置を表す型データ400を用いることで、肝実質を表すボリュームデータ422を生成する。さらに、領域抽出部51は、時相t1に取得されたボリュームデータ412から、門脈の形状と位置を表す型データ401を用いることで、門脈を表すボリュームデータ424を生成する。
合成部52は、領域抽出部51から出力された複数のボリュームデータを合成して、合成データを生成する。例えば、図6に示すように、合成部52は、肝実質を表すボリュームデータ422と、門脈を表すボリュームデータ424を合成することで、合成データ431を生成する。
画像処理部53は、合成部52から出力された合成データを受け、その合成データに対してボリュームレンダリングやMPR処理等の画像処理を施すことにより、3次元画像データやMPR画像データなどの医用画像データを生成する。例えば、画像処理部53は、合成データ431に対してボリュームレンダリングを施すことにより、肝実質と門脈が表された3次元画像データを生成する。
画像処理部53にて生成された3次元画像データなどの医用画像データは、表示部81に出力され、表示部81の画面上に医用画像データに基づく画像が表示される。例えば、肝実質を表すボリュームデータ422と、門脈を表すボリュームデータ424が合成された場合は、表示部81の画面上には、肝実質と門脈を表す3次元画像が表示される。
2 医用画像取得部
3 医用画像処理部
4 抽出領域決定部
5 画像生成部
6 制御部
7 撮影プロトコル記憶部
8 ユーザインタフェース
21 スキャン制御部
22 撮影部
23 画像再構成部
24、31 画像記憶部
41 基準画像取得部
42 減算部
43 型データ生成部
51 領域抽出部
52 合成部
53 画像処理部
Claims (16)
- 造影剤が被検体に注入された後において、前記被検体の所定の撮影領域を複数回撮影することで、撮影された時間が異なる複数のボリュームデータを取得する医用画像取得手段と、
前記複数のボリュームデータのそれぞれから、撮影された時点で前記造影剤が流入した部位を表すデータを抽出し、前記抽出した複数のデータを合成して合成データを生成する医用画像処理手段と、
前記合成データに基づく医用画像を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする医用画像診断装置。 - 前記医用画像取得手段は、前記造影剤が前記被検体に注入される前に、前記所定の撮影領域を撮影することで初期ボリュームデータを取得し、さらに、前記造影剤が前記被検体に注入された後において、前記所定の撮影領域を複数回撮影することで、前記撮影された時間が異なる複数のボリュームデータを取得し、
前記医用画像処理手段は、
前記造影剤が前記被検体に注入された後、予め設定された所定時間が経過した複数の時点で取得されたボリュームデータのそれぞれから、前記初期ボリュームデータを減算することで各時点における第1減算ボリュームデータを生成する減算手段と、
前記医用画像取得手段によって任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記各時点における第1減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出する領域抽出手段と、
前記抽出した複数のデータを合成して合成データを生成する合成手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。 - 造影剤が被検体に注入される前に、前記被検体の所定の撮影領域を撮影することで初期ボリュームデータを取得し、さらに、前記造影剤が前記被検体に注入された後において、前記所定の撮影領域を複数回撮影することで、撮影された時間が異なる複数のボリュームデータを取得する医用画像取得手段と、
前記複数のボリュームデータのうち、前記造影剤が被検体に注入された後、予め設定された所定時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、前記初期ボリュームデータを減算することで第1減算ボリュームデータを生成する減算手段と、
前記医用画像取得手段によって任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記第1減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出する領域抽出手段と、
前記抽出したデータに基づく医用画像を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする医用画像診断装置。 - 前記造影剤を被検体に注入してから所定の部位に前記造影剤が流入して造影剤の濃度が略最大となる時間が、前記所定時間として設定されることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の医用画像診断装置。
- 前記減算手段は、前記造影剤が前記被検体に注入された後、第1の時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、前記初期ボリュームデータを減算することで、前記第1の時間における第1減算ボリュームデータを生成し、前記造影剤が被検体に注入された後、前記第1の時間よりも遅い第2の時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、前記初期ボリュームデータを減算することで、前記第2の時間における第1減算ボリュームデータを生成し、さらに、前記第2の時間における第1減算ボリュームデータから、前記第1の時間における第1減算ボリュームデータを減算することで、前記第2の時間における第2減算ボリュームデータを生成し、
前記領域抽出手段は、前記医用画像取得手段によって任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記第2減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の医用画像診断装置。 - 前記第1減算ボリュームデータに対して2値化処理を施すことで、前記所定時間が経過した時点で造影剤が流入した部位の形状と位置を表す型データを生成する型データ生成手段を更に有し、
前記領域抽出手段は、前記医用画像取得手段によって任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記型データによって特定される部位のデータを抽出することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の医用画像診断装置。 - 前記領域抽出手段は、前記医用画像取得手段によって取得された時系列的なボリュームデータから、前記第1減算ボリュームデータによって特定される部位の時系列的なデータを抽出し、
前記表示手段は、前記抽出した時系列的なデータに基づく医用画像を表示することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の医用画像診断装置。 - 前記領域抽出手段は、前記医用画像取得手段によって取得された時系列的なボリュームデータから、前記型データによって特定される部位の時系列的なデータを抽出し、
前記表示手段は、前記抽出した時系列的なデータに基づく医用画像を表示することを特徴とする請求項6に記載の医用画像診断装置。 - 造影剤が注入された後において、被検体の所定の撮影領域を複数回撮影することで取得された、撮影された時間が異なる複数のボリュームデータのそれぞれから、撮影された時点で前記造影剤が流入した部位を表すデータを抽出し、前記抽出した複数のデータを合成して合成データを生成する医用画像処理手段と、
前記合成データに基づく医用画像を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする医用画像処理装置。 - 前記医用画像処理手段は、
前記造影剤が前記被検体に注入された後、予め設定された所定時間が経過した複数の時点で取得されたボリュームデータのそれぞれから、前記造影剤が前記被検体に注入される前に、前記所定の撮影領域を撮影することで取得された初期ボリュームデータを減算することで各時点における第1減算ボリュームデータを生成する減算手段と、
任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記各時点における第1減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出する領域抽出手段と、
前記抽出した複数のデータを合成して合成データを生成する合成手段と、
を有することを特徴とする請求項9に記載の医用画像処理装置。 - 造影剤が被検体に注入された後において、被検体の所定の撮影領域を複数回撮影することで、前記造影剤が注入された後、予め設定された所定時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、前記造影剤が前記被検体に注入される前に、前記所定の撮影領域を撮影することで取得された初期ボリュームデータを減算することで第1減算ボリュームデータを生成する減算手段と、
任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記第1減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出する領域抽出手段と、
前記抽出したデータに基づく医用画像を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする医用画像処理装置。 - 前記造影剤を被検体に注入してから所定の部位に前記造影剤が流入して造影剤の濃度が略最大となる時間が、前記所定時間として設定されることを特徴とする請求項10又は請求項11のいずれかに記載の医用画像処理装置。
- 前記減算手段は、前記造影剤が前記被検体に注入された後、第1の時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、前記初期ボリュームデータを減算することで、前記第1の時間における第1減算ボリュームデータを生成し、前記造影剤が被検体に注入された後、前記第1の時間よりも遅い第2の時間が経過した時点で取得されたボリュームデータから、前記初期ボリュームデータを減算することで、前記第2の時間における第1減算ボリュームデータを生成し、さらに、前記第2の時間における第1減算ボリュームデータから、前記第1の時間における第1減算ボリュームデータを減算することで、前記第2の時間における第2減算ボリュームデータを生成し、
前記領域抽出手段は、任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記第2減算ボリュームデータによって特定される部位のデータを抽出することを特徴とする請求項10から請求項12のいずれかに記載の医用画像処理装置。 - 前記第1減算ボリュームデータに対して2値化処理を施すことで、前記所定時間が経過した時点で造影剤が流入した部位の形状と位置を表す型データを生成する型データ生成手段を更に有し、
前記領域抽出手段は、任意の時点で取得されたボリュームデータから、前記型データによって特定される部位のデータを抽出することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれかに記載の医用画像処理装置。 - 前記領域抽出手段は、時系列的なボリュームデータから、前記第1減算ボリュームデータによって特定される部位の時系列的なデータを抽出し、
前記表示手段は、前記抽出した時系列的なデータに基づく医用画像を表示することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれかに記載の医用画像処理装置。 - 前記領域抽出手段は、時系列的なボリュームデータから、前記型データによって特定される部位の時系列的なデータを抽出し、
前記表示手段は、前記抽出した時系列的なデータに基づく医用画像を表示することを特徴とする請求項14に記載の医用画像処理装置。
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