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JP2008066351A - 基板処理装置 - Google Patents

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JP2008066351A JP2006239677A JP2006239677A JP2008066351A JP 2008066351 A JP2008066351 A JP 2008066351A JP 2006239677 A JP2006239677 A JP 2006239677A JP 2006239677 A JP2006239677 A JP 2006239677A JP 2008066351 A JP2008066351 A JP 2008066351A
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】処理コストを低減することが可能な基板処理装置を提供する。
【解決手段】回収タンク110内に貯留されている処理液は、ポンプ113の吸引動作により配管111を介して不純物除去フィルタ114およびイオン成分除去フィルタ115を通った後、精製タンク112内に貯留される。不純物除去フィルタ114においては、処理液中に含まれる不純物(例えば、水分、エッチング残渣またはパーティクル等)が除去される。イオン成分除去フィルタ115においては、酸性液体、HFEおよび親水性有機溶媒を含む処理液中のイオン成分(主として、陰イオン)が除去される。例えば、酸性液体としてフッ酸(HF)を用いた場合には、イオン成分除去フィルタ115によりフッ素イオン(F)が除去される。なお、イオン成分除去フィルタ115により、処理液中に含まれる水分、親水性有機溶媒、または金属イオン等も除去される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板に処理を施す基板処理装置に関する。
従来から、半導体デバイス、液晶ディスプレイ等の製造工程では、基板処理装置において基板上に形成された酸化膜等をエッチングする際、基板の表面を洗浄する際、基板上のポリマー残渣を除去する際等に、各種薬液が用いられている。
上記の基板処理装置においては、スピンチャックに保持された基板の表面に薬液が供給されることにより、基板に上記の処理が行われる。
また、このような基板処理装置では、スピンチャックに保持された基板を取り囲むように処理カップが設けられている。スピンチャックにより回転される基板上から振り切られた薬液は、上記処理カップにより捕集され、配管を通じて気液分離装置に送られる(例えば、特許文献1参照)。
気液分離装置においては、使用済の薬液が気体成分と液体成分とに分離される。そして、気液分離装置により分離された気体成分は外部に排出され、液体成分は廃棄される。
特開平09−064009号公報
基板に上記の処理を行うための薬液は一般的に高価なものである。そのため、薬液の使用量が増えると、処理コスト(ランニングコスト)が著しくかかる。一方、使用済の薬液は濃度、成分等が変化するため、再利用することは困難である。
本発明の目的は、処理コストを低減することが可能な基板処理装置を提供することである。
(1)本発明に係る基板処理装置は、基板に処理を施す基板処理装置であって、基板にフッ素系有機溶媒および酸性液体を含む処理液を供給する供給手段と、供給手段により基板に供給された処理液を回収する回収手段と、回収手段により回収された処理液中の酸性液体の陰イオンを除去することにより陰イオンが除去された除去後処理液を得るイオン除去手段と、イオン除去手段により得られた除去後処理液に酸性液体を混合することにより処理液を再生する混合手段と、混合手段により再生された処理液を供給手段に戻す第1の循環手段とを備えたものである。
本発明に係る基板処理装置においては、基板にフッ素系有機溶媒および酸性液体を含む処理液が供給手段により供給される。基板に供給された処理液は回収手段により回収される。また、回収された処理液中の酸性液体の陰イオンがイオン除去手段により除去されることによって、陰イオンが除去された除去後処理液が得られる。そして、得られた除去後処理液に酸性液体が混合手段により混合されることによって、処理液が再生される。再生された処理液は第1の循環手段により供給手段に戻される。
このような構成により、処理液中の酸性液体の陰イオンが除去されることにより、処理液から酸性液体を除去することができ、フッ素系有機溶媒を含む除去後処理液を得ることができる。また、除去後処理液に酸性液体を混合することにより、所望の濃度および成分を有する処理液を再生することができる。このようにして、高価なフッ素系有機溶媒を再利用することが可能となる。これにより、処理コストを低減することができる。
(2)フッ素系有機溶媒は、ハイドロフルオロエーテル類、ハイドロフルオロカーボン類およびパーフルオロアルキルハロエーテル類のうち1種以上を含んでもよい。
この場合、処理液中に酸性液体および上記のような各種フッ素系有機溶媒が含まれることにより、当該酸性液体による基板の処理の精度が向上される。
(3)イオン除去手段は、アルミナからなるフィルタを含んでもよい。この場合、陰イオンがアルミナにより吸着されることによって、処理液中から陰イオンが除去される。これにより、処理液中の酸性液体を効率的に除去することが可能となる。
(4)基板処理装置は、回収手段により回収された処理液中に含まれる不純物を除去する不純物除去手段をさらに備えてもよい。
この場合、回収手段により回収された処理液中に含まれる不純物が不純物除去手段により除去されることによって、除去後処理液に含まれるフッ素系有機溶媒の純度を高くすることが可能となる。
(5)基板処理装置は、イオン除去手段により得られた除去後処理液を貯留する貯留手段をさらに備えてもよい。
この場合、基板の処理のために必要なときに、必要な量の除去後処理液を貯留手段から供給することができる。これにより、処理の迅速化を図ることができる。
(6)基板処理装置は、貯留手段に貯留されている除去後処理液中の少なくとも1種の成分の濃度を検出する濃度検出手段をさらに備え、混合手段は、濃度検出手段による検出結果に基づいて除去後処理液に酸性液体を混合してもよい。
この場合、貯留手段に貯留されている除去後処理液中の少なくとも1種の成分の濃度が濃度検出手段により検出される。そして、濃度検出手段による検出結果に基づいて除去後処理液に酸性液体が混合手段により混合される。このように、除去後処理液中の少なくとも1種の成分の濃度が検出されることにより、混合手段において混合される酸性液体の量を調節することができる。これにより、処理の種類に応じた新しい処理液を基板に供給することが可能となる。
(7)基板処理装置は、濃度検出手段による検出結果に基づいて貯留手段に貯留されている除去後処理液を、イオン除去手段の上流に戻す第2の循環手段をさらに備えてもよい。
この場合、濃度検出手段による検出結果に基づいて貯留手段に貯留されている除去後処理液が第2の循環手段によりイオン除去手段の上流に戻される。このような構成により、除去されていない陰イオンが除去後処理液中に残留している場合でも、当該除去後処理液が再びイオン除去手段に戻され、当該イオン除去手段において陰イオンが除去される。それにより、除去後処理液中の酸性液体を確実に除去することができるので、除去後処理液に含まれるフッ素系有機溶媒の純度を十分に高くすることが可能となる。
(8)酸性液体は、フッ酸、塩酸、硫酸およびリン酸のうち1種以上を含んでもよい。このような酸性液体を用いることにより、基板上の膜をエッチングする処理、基板の表面を洗浄する処理または基板上の残渣を除去する処理等を効率的に行うことが可能となる。
(9)供給手段により基板に供給される処理液は、親水性有機溶媒をさらに含み、イオン除去手段は、回収手段により回収された処理液中の親水性有機溶媒をさらに除去し、混合手段は、イオン除去手段により得られた除去後処理液に親水性有機溶媒をさらに混合してもよい。
このように、供給手段により基板に供給される処理液中に親水性有機溶媒が含まれることによって、酸性液体に溶解されにくいフッ素系有機溶媒を処理液に容易に混合することができる。
また、回収手段により回収された処理液中の親水性有機溶媒がイオン除去手段により除去され、イオン除去手段により得られた除去後処理液に親水性有機溶媒が混合手段により混合される。このような構成により、使用後の処理液中の不要な親水性有機溶媒が除去されるとともに、基板の処理に必要なときに、必要な量の親水性有機溶媒が除去後処理液に混合される。
(10)親水性有機溶媒は、アルコール類またはケトン類のうち1種以上を含んでもよい。
この場合、親水性有機溶媒がアルコール類またはケトン類のうち1種以上を含むことにより、フッ素系有機溶媒を処理液に容易に混合することができる。
(11)供給手段は、基板に処理液を供給した後、混合手段により酸性液体が混合されていない除去後処理液を基板に供給してもよい。
これにより、酸性液体が混合されていないフッ素系有機溶媒が供給手段により基板に供給することが可能となる。この場合、リンス処理において揮発性の高いフッ素系有機溶媒を供給手段により基板に供給することによって、リンス処理後の基板の乾燥性が向上するとともに、リンス処理時に純水を基板に供給する純水ノズル等を設けなくてもよいので、基板処理装置の省スペース化を図ることができる。
本発明に係る基板処理装置によれば、処理コストを低減することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置について図面を参照しながら説明する。
以下において、基板とは、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマディスプレイパネル)用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、および光ディスク用基板等をいう。
(1)基板処理装置の構成
以下、本実施の形態に係る基板処理装置の構成について図面を参照しながら説明する。
この基板処理装置では、基板上の膜をエッチングする処理、基板の表面を洗浄する処理、または基板上のポリマー残渣(例えば、レジストの残渣)を除去する処理等が行われる。以下の説明では、一例として基板上の酸化膜をエッチングする処理について説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板処理装置MPの構成を示す断面図である。
図1に示すように、基板処理装置MPは、ハウジング101、その内部に設けられるとともに基板Wをほぼ水平に保持しつつ基板Wのほぼ中心を通る鉛直軸線周りに回転するスピンチャック21、およびハウジング101の上端開口を塞ぐように設けられたファンフィルタユニットFFUを含む。ファンフィルタユニットFFUによりハウジング101内にダウンフロー(下降流)が形成される。なお、ファンフィルタユニットFFUは、ファンおよびフィルタから構成される。
スピンチャック21は、チャック回転駆動機構36によって回転される回転軸25の上端に固定されている。基板Wは、処理液によるエッチング処理を行う場合に、スピンチャック21により水平に保持された状態で回転される。
スピンチャック21の外方には、第1のモータ60が設けられている。第1のモータ60には、第1の回動軸61が接続されている。また、第1の回動軸61には、第1のアーム62が水平方向に延びるように連結され、第1のアーム62の先端に処理液ノズル50が設けられている。
処理液ノズル50は、基板W上に形成された酸化膜をエッチングするための処理液を基板W上に供給する。処理液ノズル50により基板W上に供給される処理液の詳細については後述する。
スピンチャック21の外方に第2のモータ71が設けられている。第2のモータ71には、第2の回動軸72が接続され、第2の回動軸72には、第2のアーム73が連結されている。また、第2のアーム73の先端に純水ノズル70が設けられている。純水ノズル70は、エッチング処理後のリンス処理において純水を基板W上に供給する。処理液ノズル50を用いてエッチング処理を行う際には、純水ノズル70は所定の位置に退避される。
スピンチャック21の回転軸25は中空軸からなる。回転軸25の内部には、処理液供給管26が挿通されている。処理液供給管26には、純水またはエッチング液である薬液等の処理液が供給される。処理液供給管26は、スピンチャック21に保持された基板Wの下面に近接する位置まで延びている。処理液供給管26の先端には、基板Wの下面中央に向けて処理液を吐出する下面ノズル27が設けられている。
スピンチャック21は、処理カップ23内に収容されている。処理カップ23の内側には、筒状の仕切壁33が設けられている。また、スピンチャック21の周囲を取り囲むように、基板Wのエッチング処理に用いられた処理液を排液するための排液空間31が形成されている。さらに、排液空間31を取り囲むように、処理カップ23と仕切壁33の間に基板Wのエッチング処理に用いられた処理液を回収するための回収液空間32が形成されている。
排液空間31には、排液処理装置(図示せず)へ処理液を導くための排液管34が接続され、回収液空間32には、後述の回収再利用装置へ処理液を導くための回収管35が接続されている。
処理カップ23の上方には、基板Wからの処理液が外方へ飛散することを防止するためのガード24が設けられている。このガード24は、回転軸25に対して回転対称な形状からなっている。ガード24の上端部の内面には、断面く字状の排液案内溝41が環状に形成されている。
ガード24の下端部の内面には、外側下方に傾斜する傾斜面からなる回収液案内部42が形成されている。回収液案内部42の上端付近には、処理カップ23の仕切壁33を受け入れるための仕切壁収納溝43が形成されている。上記ガード24には、ボールねじ機構等で構成されたガード昇降駆動機構(図示せず)が接続されている。
ガード昇降駆動機構は、ガード24を、回収液案内部42がスピンチャック21に保持された基板Wの外周端面に対向する回収位置と、排液案内溝41がスピンチャック21に保持された基板Wの外周端面に対向する排液位置との間で上下動させる。
ガード24が回収位置(図1に示すガード24の位置)にある場合には、基板Wから外方へ飛散した処理液が回収液案内部42により回収液空間32に導かれ、回収管35を通して回収される。一方、ガード24が排液位置にある場合には、基板Wから外方へ飛散した処理液が排液案内溝41により排液空間31に導かれ、排液管34を通して排液される。以上のような構成により、処理液の排液および回収が行われる。なお、スピンチャック21への基板Wの搬入の際には、ガード昇降駆動機構は、ガード24を排液位置よりもさらに下方に退避させ、ガード24の上端部24aがスピンチャック21の基板W保持高さよりも低い位置となるように移動させる。
スピンチャック21の上方には、中心部に開口を有する円板状の遮断板22が設けられている。アーム28の先端付近から鉛直下方向に支持軸29が設けられ、その支持軸29の下端に、遮断板22がスピンチャック21に保持された基板Wの上面に対向するように取り付けられている。
支持軸29の内部には、遮断板22の開口に連通した窒素ガス供給路30が挿通されている。窒素ガス供給路30には、窒素ガス(N)が供給される。この窒素ガス供給路30は、純水によるリンス処理後の乾燥処理時に、基板Wに対して窒素ガスを供給する。
また、窒素ガス供給路30の内部には、遮断板22の開口に連通した純水供給管39が挿通されている。純水供給管39には純水等が供給される。
アーム28には、遮断板昇降駆動機構37および遮断板回転駆動機構38が接続されている。遮断板昇降駆動機構37は、遮断板22をスピンチャック21に保持された基板Wの上面に近接した位置とスピンチャック21から上方に離れた位置との間で上下動させる。また、遮断板回転駆動機構38は遮断板22を回転させる。
(2)回収再利用装置の構成
続いて、図1の回収管35を通じて回収される処理液を再利用するための回収再利用装置の構成について図面を参照しながら説明する。
図2は、回収再利用装置100の構成を示す模式的ブロック図である。
図2に示すように、回収再利用装置100は回収タンク110を備える。回収管35は回収タンク110内まで延びている。このような構成により、処理液は回収管35を通じて回収タンク110内に貯留される。
回収タンク110は、配管111により精製タンク112に接続されている。配管111には、回収タンク110側からポンプ113、不純物除去フィルタ114およびイオン成分除去フィルタ115が順に介挿されている。
本実施の形態においては、基板W上に形成された酸化膜をエッチングするために、図1の処理液ノズル50により基板Wに供給する処理液として、酸性の薬液(例えば、フッ酸(HF)、塩酸(HCl)、硫酸(HSO)、またはリン酸(HPO)等)に、揮発性の高いフッ素系有機溶媒および親水性有機溶媒を混合したものを用いる。以下、上記酸性の薬液を、酸性液体と呼ぶ。
酸性液体にフッ素系有機溶媒を混合するのは、エッチング処理の精度を向上するためである。ただし、上記フッ素系有機溶媒は疎水性であるので、酸性液体に混合されにくい。
そこで、本実施の形態では、酸性液体およびフッ素系有機溶媒の中に親水性有機溶媒を混合する。それにより、フッ素系有機溶媒が酸性液体に良好に混合される。
フッ素系有機溶媒の例として、ハイドロフルオロエーテル類(Hydorofluoroethers:HFEs)、ハイドロフルオロカーボン類(Hydrofluorocarbons:HFCs)、および、パーフルオロアルキルハロエーテル類(per−fluoroalkylhaloeters:PFAHEs)等が挙げられる。
ハイドロフルオロエーテル類の具体例として、CHOCFCFCF、COCFCF、CC(OCH)CF(CF、n−COCH、(CFCFOCH、n−COCH、(CFCFCFOCH、n−COC、n−COC、(CFCOCH、(CFCOC、COCH、C13OCFH、HCHOCH、COCHF、HCFOCFOCFH、HCOCFCFOCFH、HCOCH、HCFOCFOCOCFH等が挙げられる。
また、ハイドロフルオロカーボン類の具体例として、CFCHFCHFCFCF、CFCHCFH、CFHCFCHF、CHFCFCFH、CFHCHCFH、CFHCFHCFH、CFCFHCF、CFCHCF、CHF(CF)H、CFCFCHCHF、CFCHCFCHF、CHCHFCFCF、CFCHCHCF、CHFCFCFCHF、CFCHCFCH、CHFCH(CF)CF、CHF(CF)CFCF、CFCHCHFCFCF、CFCHFCHCFCF、CFCHCHFCFCF、CFCHFCHCFCF、CFCHCFCHCF、CFCHFCHFCFCF、CFCHCHCFCF、CHCHFCFCFCF、CFCFCFCHCH、CHCFCFCFCF、CFCHCHFCHCF、CHFCFCFCFCF、CHFCFCFCFCF、CHCF(CHFCHF)CF、CHCH(CFCF)CF、CHFCH(CHF)CFCF、CHFCF(CHF)CFCF、CHFCFCF(CHF)CFCF、CHFCF(CHF)CFCF、CHFCFCF(CF、CHF(CFCFH、(CFCHCHCF、CHCHFCFCHFCHFCF、HCFCHFCFCFCHFCFH、HCFCFCFCFCFCFH、CHFCFCFCFCFCHF、CHCF(CFH)CHFCHFCF、CHCF(CF)CHFCHFCF、CHCF(CF)CFCFCF、CHFCFCH(CF)CFCF、CHFCFCF(CF)CFCF、CHCHFCHCFCHFCFCF、CH(CFCH、CHCH(CF)CFCF、CFCHCH(CFCF、CHFCFCHF(CFCF、CFCFCFCHFCHFCFCF、CFCFCFCHFCFCHFCFCF、CFCFCFCHFCFCFCF、CHCH(CF)CFCFCFCH、CHCF(CF)CHCFHCFCF、CHCF(CFCF)CHFCFCF、CHCHCH(CF)CFCFCF、CHFCF(CF)(CFCHF、CHCFC(CFCFCH、CHFCF(CF)(CFCF、CHCHCHCHCFCFCFCFCF、CH(CFCH、CHFCF(CF)(CFCHF、CHFCF(CF)(CFCHF、CHCHCH(CF)CFCFCFCF、CHCF(CFCF)CHFCFCFCF、CHCHCHCHFC(CFCF、CHC(CFCFCFCFCH、CHCHCHCF(CF)CF(CF、CHFCFCFCHF(CFCF等が挙げられる。
さらに、パーフルオロアルキルハロエーテル類の具体例として、c−C11−OCHCl、(CFCFOCHCl、(CFCFOCHCl、CFCFCFOCHCl、CFCFCFOCHCl、(CFCFCFOCHCl、(CFCFCFOCHCl、CFCFCFCFOCHCl、(CFCFCFOHClCH、CFCFCFCFOCHClCH、(CFCFCF(C)OCHCl、(CFCFCFOCHBr、CFCFCFOCHI等が挙げられる。なお、本実施の形態では、例えば、フッ素系有機溶媒としてハイドロフルオロエーテル類(以下、単に、HFEと呼ぶ)を用いる。
HFEは、沸点が純水および一般に洗浄処理に用いられるIPA(イソプロプルアルコール)より低く、比重(密度)がIPAより大きく、表面張力が純水およびIPAより小さいという特性を有する。また、HFEは、IPAに比べて純水への溶解度が低い。
親水性有機溶媒の例として、アルコール類およびケトン類(例えば、アセトン)等が挙げられる。
上記の回収タンク110内に貯留されている処理液は、ポンプ113の吸引動作により配管111を介して不純物除去フィルタ114およびイオン成分除去フィルタ115を通った後、上記精製タンク112内に貯留される。不純物除去フィルタ114においては、処理液中に含まれる不純物(例えば、水分、エッチング残渣またはパーティクル等)が除去される。
上記イオン成分除去フィルタ115においては、酸性液体、HFEおよび親水性有機溶媒を含む処理液中のイオン成分(主として、陰イオン)が除去される。
本実施の形態において、酸性液体としてフッ酸(HF)を用いた場合には、イオン成分除去フィルタ115によりフッ素イオン(F)が除去され、酸性液体として塩酸(HCl)を用いた場合には、イオン成分除去フィルタ115により塩素イオン(Cl)が除去される。
同様に、酸性液体として硫酸(HSO)、を用いた場合には、イオン成分除去フィルタ115により硫酸イオン(SO 2−)が除去され、酸性液体としてリン酸(HPO)用いた場合には、イオン成分除去フィルタ115によりリン酸イオン(PO 3−)が除去される。
この場合、水素イオン(H)は水素分子(H)として放出される。それにより、処理液から酸性液体が除去される。
なお、イオン成分除去フィルタ115により、処理液中に含まれる水分、親水性有機溶媒、または金属イオン等も除去される。
このようにして、処理液から酸性液体、親水性有機溶媒および不純物が除去される。
ここで、本実施の形態では、イオン成分除去フィルタ115として、例えばアルミナからなるフィルタを採用することができる。アルミナは、水酸化アルミニウムを焼成することによって得られる白色の結晶粉末である。高い温度で焼成することにより得られるアルミナ(α−アルミナ)は、化学的に安定し、融点が高く、機械的強度および絶縁抵抗が大きく、硬度も高いという特性を有している。アルミナは、ヒドロキシル基(−OH)を有し、活性炭のようにポア(細孔)分布を有しているので、処理液中に含まれるイオン成分を除去することが可能な吸着材として用いられている。本例のイオン成分除去フィルタ115は、上記結晶粉末を焼結することにより得られる粒状の焼結アルミナ球体を容器に詰めたものである。
続いて、イオン成分除去フィルタ115により上記イオン成分が除去された処理液は、配管111を介して精製タンク112内に貯留される。以下、このように、イオン成分除去フィルタ115により上記イオン成分が除去された処理液を除去後処理液と呼ぶ。
精製タンク112内には、当該精製タンク112内の除去後処理液中に残留する陰イオン(例えば、フッ素イオン(F)、塩素イオン(Cl)、硫酸イオン(SO 2−)、または、リン酸イオン(PO 3−))の濃度を測定する濃度センサS1が設けられている。また、精製タンク112内には、当該精製タンク112内の除去後処理液中に残留する親水性有機溶媒(例えば、アルコール類またはケトン類)の濃度を測定する濃度センサS2が設けられている。
精製タンク112は、配管116によりミキシングバルブ117の1つの液入口に接続されている。配管116には、ポンプ118が介挿されている。このような構成により、精製タンク112内に貯留されている除去後処理液は、ポンプ118の吸引動作により配管116を介してミキシングバルブ117内に送られる。
ミキシングバルブ117の他の2つの液入口には、配管119および配管122を介して酸性液体供給源120および親水性有機溶媒供給源123がそれぞれ接続されている。配管119には、バルブ121が介挿されており、配管122には、バルブ124が介挿されている。
上記の酸性液体供給源120は、酸性液体(フッ酸(HF)、塩酸(HCl)、硫酸(HSO)、またはリン酸(HPO)等)を供給し、上記の親水性有機溶媒供給源123は、親水性有機溶媒(アルコール類またはケトン類)を供給する。
このような構成において、上記濃度センサS1の測定結果に応じて、酸性液体供給源120からの酸性液体が配管119およびバルブ121を介してミキシングバルブ117に供給される。そして、ミキシングバルブ117において除去後処理液と供給された上記酸性液体とが混合される。
また、上記濃度センサS2の測定結果に応じて、親水性有機溶媒供給源123からの親水性有機溶媒が配管122およびバルブ124を介してミキシングバルブ117に供給される。そして、ミキシングバルブ117において除去後処理液と供給された上記親水性有機溶媒とが混合される。
ミキシングバルブ117の液出口は、配管125を介して図1の処理液ノズル50に接続されている。ミキシングバルブ117において、除去後処理液に酸性液体および親水性有機溶媒の一方または両方が混合されることにより生成された処理液(以下、新処理液と呼ぶ)は、配管125および当該配管125に介挿されたバルブ125aを通じて図1の処理液ノズル50に供給される。これにより、処理液ノズル50によって新処理液が基板W上に供給される。
ここで、精製タンク112には、配管126の一端が接続されている。この配管126の他端は、上述のポンプ113と不純物除去フィルタ114との間における配管111の部分に接続されている。配管126には、ポンプ128および逆流防止用バルブ129が介挿されている。
濃度センサS1により測定された陰イオンの濃度、または濃度センサS2により測定された親水性有機溶媒の濃度がそれぞれ予め定められた閾値を超える場合には、バルブ127が開放され、精製タンク112内の除去後処理液は、ポンプ128の吸引動作により配管126および逆流防止用バルブ129を介して配管111内に送られる。
そして、配管111内に送られた除去後処理液は、不純物除去フィルタ114およびイオン成分除去フィルタ115により不純物およびイオン成分の一方または両方が除去され、精製タンク112内に送られる。濃度センサS1により測定される陰イオンの濃度、および濃度センサS2により測定される親水性有機溶媒の濃度がそれぞれ予め定められた上記閾値以下になるまで、上記のような処理が繰り返される。これにより、除去後処理液中のフッ素系有機溶媒の純度が高くなる。
なお、回収再利用装置100により回収され再利用される新処理液は、例えば基板Wのロット単位の処理が終了した後に、図示しない配管および排出装置により外部へ排出されてもよい。
(3)基板処理装置の制御系
図3は、基板処理装置MPの制御系の構成を示すブロック図である。
図3において、制御部200は、CPU(中央演算処理装置)およびメモリ等からなる。制御部200は、図1の基板処理装置MPの処理工程および濃度センサS1,S2の測定結果に基づいてポンプ113,118,128およびバルブ121,124,125a,127を制御する。それにより、処理液中のフッ素系有機溶媒を回収および再利用しつつ、基板処理装置MPによる処理を行うことができる。
(4)本実施の形態における効果
このように、本実施の形態においては、処理液中の酸性液体の陰イオンが除去されることにより、処理液から酸性液体を除去することができ、フッ素系有機溶媒を含む除去後処理液を得ることができる。また、除去後処理液に酸性液体を混合することにより、所望の濃度および成分を有する処理液を再生することができる。このようにして、高価なフッ素系有機溶媒を再利用することが可能となる。これにより、処理コストを低減することができる。
また、使用済の処理液に含まれる不純物が不純物除去フィルタ114により除去されるので、除去後処理液に含まれるフッ素系有機溶媒の純度を高くすることができる。さらに、濃度センサS1,S2の測定結果に基づいて除去後処理液が不純物除去フィルタ114の上流に戻されるので、除去後処理液に含まれるフッ素系有機溶媒の純度をさらに高くすることができる。これにより、ミキシングバルブ117において純度の高い新処理液を生成することができる。
また、本実施の形態では、ミキシングバルブ117においてフッ素系有機溶媒に酸性液体および親水性有機溶媒の一方または両方が所望の量で混合される。したがって、処理液ノズル50により基板W上に供給する処理液の成分比を調整することができる。これにより、基板W上に形成された膜の種類、処理の条件等に応じた処理液を供給することが可能となる。
(5)他の実施の形態
上記実施の形態では、基板W上に純水を供給する純水ノズル70を設けることとしたが、これに限定されるものではなく、次のようにするのであれば、純水ノズル70を設けなくてもよい。
すなわち、バルブ121,124を閉じることにより、ミキシングバルブ117において、除去後処理液であるフッ素系有機溶媒に酸性液体および親水性有機溶媒を混合しないようにする。これにより、リンス処理時に処理液ノズル50からフッ素系有機溶媒を基板W上に供給することが可能となる。このように、リンス処理時に揮発性の高いフッ素系有機溶媒を用いて基板Wを洗浄することによって乾燥性が向上するとともに、純水ノズル70を設けなくてもよいので、基板処理装置MPの省スペース化を図ることができる。
また、上記実施の形態では、不純物除去フィルタ114およびイオン成分除去フィルタ115を配管111に直列的に設けることとしたが、これに限定されるものではなく、並列的にこれらを設けるとともにそれぞれにバルブを設けてもよい。この場合、ポンプ128により不純物除去フィルタ114およびイオン成分除去フィルタ115の一方または両方に除去後処理液を選択的に戻すことができる。それにより、不純物、酸性液体および親水性有機溶媒を効率的に除去することができる。
さらに、上記実施の形態では、処理液中のイオン成分、親水性有機溶媒等を除去するために、アルミナからなるイオン成分除去フィルタ115を用いることとしたが、これに限定されるものではなく、例えばイオン交換機等を用いてイオン成分を回収および除去することも可能である。
(6)請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態では、処理液ノズル50が供給手段の例であり、ガード24、回収液空間32、回収管35および回収液案内部42が回収手段の例であり、イオン成分除去フィルタ115がイオン除去手段の例であり、ミキシングバルブ117が混合手段の例であり、配管125およびバルブ125aが第1の循環手段の例である。
また、上記実施の形態では、不純物除去フィルタ114が不純物除去手段の例であり、精製タンク112が貯留手段の例であり、濃度センサS1または濃度センサS2が濃度検出手段の例であり、配管126、バルブ127およびポンプ128が第2の循環手段の例である。
なお、請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、および光ディスク用基板等の処理に用いた各種薬液を再利用するために利用することができる。
本実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す断面図である。 回収再利用装置の構成を示す模式的ブロック図である。 基板処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。
符号の説明
21 スピンチャック
24 ガード
32 回収液空間
35 回収管
36 チャック回転駆動機構
42 回収液案内部
50 処理液ノズル
70 純水ノズル
100 回収再利用装置
110 回収タンク
111,116,119,122,125,126 配管
112 精製タンク
113,118,128 ポンプ
114 不純物除去フィルタ
115 イオン成分除去フィルタ
117 ミキシングバルブ
120 酸性液体供給源
121,124,125a,127 バルブ
123 親水性有機溶媒供給源
129 逆流防止用バルブ
200 制御部
MP 基板処理装置
S1,S2 濃度センサ
W 基板

Claims (11)

  1. 基板に処理を施す基板処理装置であって、
    基板にフッ素系有機溶媒および酸性液体を含む処理液を供給する供給手段と、
    前記供給手段により基板に供給された処理液を回収する回収手段と、
    前記回収手段により回収された処理液中の酸性液体の陰イオンを除去することにより前記陰イオンが除去された除去後処理液を得るイオン除去手段と、
    前記イオン除去手段により得られた除去後処理液に酸性液体を混合することにより処理液を再生する混合手段と、
    前記混合手段により再生された処理液を前記供給手段に戻す第1の循環手段とを備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記フッ素系有機溶媒は、ハイドロフルオロエーテル類、ハイドロフルオロカーボン類およびパーフルオロアルキルハロエーテル類のうち1種以上を含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記イオン除去手段は、アルミナからなるフィルタを含むことを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 前記回収手段により回収された処理液中に含まれる不純物を除去する不純物除去手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記イオン除去手段により得られた除去後処理液を貯留する貯留手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記貯留手段に貯留されている除去後処理液中の少なくとも1種の成分の濃度を検出する濃度検出手段をさらに備え、
    前記混合手段は、前記濃度検出手段による検出結果に基づいて除去後処理液に酸性液体を混合することを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 前記濃度検出手段による検出結果に基づいて前記貯留手段に貯留されている除去後処理液を、前記イオン除去手段の上流に戻す第2の循環手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の基板処理装置。
  8. 前記酸性液体は、フッ酸、塩酸、硫酸およびリン酸のうち1種以上を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 前記供給手段により基板に供給される処理液は、親水性有機溶媒をさらに含み、
    前記イオン除去手段は、前記回収手段により回収された処理液中の親水性有機溶媒をさらに除去し、
    前記混合手段は、前記イオン除去手段により得られた除去後処理液に親水性有機溶媒をさらに混合することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の基板処理装置。
  10. 前記親水性有機溶媒は、アルコール類またはケトン類のうち1種以上を含むことを特徴とする請求項9記載の基板処理装置。
  11. 前記供給手段は、基板に処理液を供給した後、前記混合手段により酸性液体が混合されていない除去後処理液を基板に供給することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の基板処理装置。
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