JP2008064595A - 基板検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の表面、裏面、端部部分の欠陥を効率良く検出できるようにする。
【解決手段】基板検査装置1は、基板であるウェハWを搬送する搬送3とウェハWの検査をする検査部4とを有する。検査部4は、ウェハWを保持するウェハ保持部31と、ウェハWの裏面検査をする裏面検査部30とが検査ステージ25に搭載され、一軸方向に移動自在である。一軸方向の先端側にはウェハWの表面を検査する表面検査部81が設けられている。さらに、ウェハ保持部31に保持されたウェハWの位置決めをするアライメント部41と、ウェハWの端面検査をする端部検査部42とを有し、アライメントと端面検査を同時に行えるようになっている。
【選択図】図1
【解決手段】基板検査装置1は、基板であるウェハWを搬送する搬送3とウェハWの検査をする検査部4とを有する。検査部4は、ウェハWを保持するウェハ保持部31と、ウェハWの裏面検査をする裏面検査部30とが検査ステージ25に搭載され、一軸方向に移動自在である。一軸方向の先端側にはウェハWの表面を検査する表面検査部81が設けられている。さらに、ウェハ保持部31に保持されたウェハWの位置決めをするアライメント部41と、ウェハWの端面検査をする端部検査部42とを有し、アライメントと端面検査を同時に行えるようになっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、基板の表面、裏面、端部を検査できる基板検査装置に関する。
半導体ウェハやフラットパネルディスプレイのガラス基板などを製造するときには、膜上にフォトリソグラフィープロセスでレジストをパターニングしてからエッチング処理を行って配線や電極などを作成している。ここで、フォトリソグラフィープロセスで膜上にレジストを塗布する際に膜ムラが発生したり、塵埃が付着したりするとエッチング処理後のパターンに線幅不良などの欠陥が発生する原因になるので、基板表面の外観検査を行って膜ムラなどの有無を確認してからエッチング処理を行うことが知られている。
また、レジストの塗布工程でレジストが基板の裏面に回り込むと、基板の裏面がレジストで盛り上がってしまうことがある。このように基板裏面にレジストが付着していた場合や、基板裏面に塵埃が付着していた場合などには、レジストを露光するときにレジスト表面側でデフォーカスが生じ、パターンの欠陥の原因になり易い。このため、近年の製造工程では、基板の表面だけでなく、裏面の検査を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、レジストの塗布工程でレジストが基板の裏面に回り込むと、基板の裏面がレジストで盛り上がってしまうことがある。このように基板裏面にレジストが付着していた場合や、基板裏面に塵埃が付着していた場合などには、レジストを露光するときにレジスト表面側でデフォーカスが生じ、パターンの欠陥の原因になり易い。このため、近年の製造工程では、基板の表面だけでなく、裏面の検査を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の製造工程では、基板を複数の製造装置の間で搬送しながらプロセスを重ねるが、搬送過程で機械的な衝撃が発生すると、基板の端部が欠けたり、傷が付いたりすることがある。このような欠陥は、搬送中に機械的な圧力が作用したり、プロセス中の熱処理で応力が加わったりしたときに欠陥が拡大したり、破損したりする原因になる。さらに、基板が破損したときの破片が、正常な基板に付着すると、正常な基板に欠陥を発生させる原因になる。このため、従来の基板検査装置には、基板の端面にレーザビームを照射し、その反射光から基板端部の欠けや傷の欠陥を検出可能にしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
国際公開番号WO2003/027652号公報
特開2002−181717号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような基板検査装置では、基板の表面及び裏面の欠陥を検査することはできるが、基板の端部の欠陥検査をすることができなかった。特許文献2に開示されているような基板検査装置では、基板の端部の欠陥を検査することはできるが、レジストなどの膜に形成された欠陥を検査することは困難であった。特に、基板の端部のレジスト除去が不完全な場合に、レジストが塵埃の原因になることがあるので、レジストが除去された状態を検査する必要があるが、特許文献2に開示されている装置構成ではそのような、薄膜の状態での検査が困難であった。そこで、これら基板検査装置を組み合わせた構成を検討した場合、装置構成が大型化すると共に、検査時間が長くなるという問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、基板の表面、裏面、端部部分の欠陥を効率良く検出できるようにすることを主な目的とする。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、基板の表面、裏面、端部部分の欠陥を効率良く検出できるようにすることを主な目的とする。
前記の課題を解決する本発明は、基板を搬送する搬送部と、基板の検査を行う検査部とを有し、前記検査部には、前記搬送部で搬送された基板を下側から保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板の表面画像を取得する表面検査部と、基板の裏面画像を取得する裏面検査部と、基板の端面の画像を取得する端部検査部とを有し、前記裏面検査部は、基板が前記搬送部から前記基板保持部に載置されるまでの間で裏面画像を取得するように配置されていることを特徴とする基板検査装置とした。
本発明によれば、検査部内に表面、裏面、端部の検査装置が設けられ、特に裏面検査部によって搬送部と基板保持部の間にある基板に対して裏面検査が行え、各検査が一連の流れの中で行えるようになるので、欠陥を効率良く検出できる。また、表面検査部と裏面検査部で異なる基板に対して検査を行うことができるので、検査の効率を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、基板検査装置1は、基板であるウェハWの検査を行う装置であり、ウェハカセット2が搭載される搬送部3と、搬送部3で搬送されるウェハWを検査する検査部4とを有し、制御装置5によってコントロールされている。
搬送部3は、ウェハカセット2を一端部(基板検査装置1の裏面側)に搭載する搬送ベース10を有し、搬送ベース10上に多関節の搬送ロボット11が設けられている。搬送ロボット11の先端には、1枚のウェハWを下側から保持するロボットハンド11Aが設けられている。ロボットハンド11Aには、ウェハWを吸着保持するための吸着孔が複数設けられている。なお、ウェハカセット2には、上下方向に複数枚のウェハWが所定のピッチで収容されている。
図1に示すように、基板検査装置1は、基板であるウェハWの検査を行う装置であり、ウェハカセット2が搭載される搬送部3と、搬送部3で搬送されるウェハWを検査する検査部4とを有し、制御装置5によってコントロールされている。
搬送部3は、ウェハカセット2を一端部(基板検査装置1の裏面側)に搭載する搬送ベース10を有し、搬送ベース10上に多関節の搬送ロボット11が設けられている。搬送ロボット11の先端には、1枚のウェハWを下側から保持するロボットハンド11Aが設けられている。ロボットハンド11Aには、ウェハWを吸着保持するための吸着孔が複数設けられている。なお、ウェハカセット2には、上下方向に複数枚のウェハWが所定のピッチで収容されている。
図1及び図2に示すように、検査部4は、搬送部3のウェハカセット2とは反対側の他端部(基板検査装置1の操作者が操作を行う前面側)に接続されたベース部21を有する。ベース部21は、搬送部3側の一端部から基板検査装置1の前面側の他端部に向かって一軸方向に略一直線状に延びており、他端部には検査結果などを表示するディスプレイを有する表示部22と、検査者の操作を受け付ける操作部23とが設けられている。ベース部21の上部には、ウェハWをベース部21の長手方向(一軸方向)に搬送する検査ステージ25が一対のレール26に沿って移動自在に設けられている。検査ステージ25上には、一端部側に裏面検査部30が搭載され、他端部側にウェハ保持部31(基板保持部)が設けられている。
裏面検査部30は、ウェハWの移動方向でウェハ保持部31と搬送部3の間に配置されており、上方にウェハWが配置されたときにウェハWの裏面を照明する照明部30Aと、ウェハWの裏面で反射した光を受光し、裏面の映像を取得する撮像部30Bを有する。照明部30Aは、例えば、一軸方向と直交する二軸方向を長手方向とするライン照明が用いられている。撮像部30Bは、例えば、一軸方向と直交する二軸方向にCCDカメラを配置したラインセンサカメラが用いられている。照明部30A及び撮像部30Bは、ウェハW裏面の正反射観察と散乱光観察を選択して実施できるように、図示しない角度調整機構を介して検査ステージ25に支持されている。
ウェハ保持部31は、検査ステージ25に回転自在に支持された回転軸32が鉛直上向きに延びており、その上端部にはウェハWの中央部分を下側から支える保持プレート33が固定されている。保持プレート33には、ウェハWを吸着保持するための孔(不図示)が複数設けられており、これら孔は不図示の吸引装置に接続されている。また、回転軸32は、検査ステージ25内に設けられた回転機構部34によって回転させることができる。
検査部4のベース部21上で、検査ステージ25が図1に示すような初期位置(受け渡し位置)にあるときにウェハ保持部31を二軸方向から挟み込むように、ウェハ載置台40(基板保持部)と、アライメント部41と、端部検査部42とが固定されている。
ウェハ載置台40は、ベース部21に固定された昇降機構51で一対の昇降ステージ52を上下方向に移動させる構成を有する。昇降機構51は、ボールねじ、直線ガイド、モータなどから構成されている。また、リニアモータを採用することもできる。一対の昇降ステージ52は、それぞれが鉛直上向きに延びており、各々の上端には第1の支持部53が2つずつ、他の昇降ステージ52の第1の載置面53Aに向き合うように合計4つ延設されている。さらに、第一の支持部53より所定長だけ下側には、第2の支持部55が2つずつ合計4つ設けられている。これら第2の支持部55は、対向する昇降ステージ52の第2の支持部55と向かい合うように延設されている。
昇降ステージ52は、ウェハWの移動範囲から離れた位置に配置されているが、第1の支持部53及び第2の支持部55は、ウェハWの移動範囲内に先端部が進入しており、それぞれの先端部の上端面がウェハWを載置可能な第1の載置面53A及び第2の載置面55Aになっている。これら載置面53A,55Aは、昇降ステージ52側の基端から先端に向けて下向きに傾斜している。このため、ウェハWを載置したときには、ウェハWの中心がウェハ保持部31の中心に一致するように位置決めされる。なお、プッシャを設けてウェハWの端面を押してウェハWの中心がウェハ保持部31の中心に一致するように位置決めしても良い。
図3に示すように、アライメント部41は、ベース部21に固定された本体部61を有する。本体部61は、側部にウェハWを避けるように凹部62が形成されており、ここに照明部63Aと受光部63Bからなる透過型の光学式のセンサ63が配設されており、センサ63を用いてウェハWの端部を検出する。
端部検査部42は、ベース部21に固定された本体部65を有する。本体部65は、第1の検査部66AがウェハWの端部の側面に向けて設けられている。第1の検査部66Aの上方には、第2の検査部66BがウェハWの端部の上面に向けて設けられている。第1の検査部66Aの下方には、第三の検査部66CがウェハWの端部の下面に向けて設けられている。これら検査部66A〜66Cは、各々が照明部67を有し、照明部67からの光をハーフミラー68でウェハW側に折り返し、拡大レンズ69を通して照明するようになっている。ハーフミラー68は、ウェハWの対象部位で反射した光で、対物レンズ69を通過した光を撮像部70に導くように傾斜配置されている。なお、欠陥を見易くするため、適宜、検査部66A〜66Cの側方等に、必要に応じて照明部を追加しても良い。
端部検査部42は、ベース部21に固定された本体部65を有する。本体部65は、第1の検査部66AがウェハWの端部の側面に向けて設けられている。第1の検査部66Aの上方には、第2の検査部66BがウェハWの端部の上面に向けて設けられている。第1の検査部66Aの下方には、第三の検査部66CがウェハWの端部の下面に向けて設けられている。これら検査部66A〜66Cは、各々が照明部67を有し、照明部67からの光をハーフミラー68でウェハW側に折り返し、拡大レンズ69を通して照明するようになっている。ハーフミラー68は、ウェハWの対象部位で反射した光で、対物レンズ69を通過した光を撮像部70に導くように傾斜配置されている。なお、欠陥を見易くするため、適宜、検査部66A〜66Cの側方等に、必要に応じて照明部を追加しても良い。
図1及び図2に示すように、検査部4には、検査ステージ25の移動経路上で、他端部側の上方の位置に、表面検査部81が設けられている。
表面検査部81は、ウェハWの表面を照明する照明部82Aと、ウェハW表面で反射した光を撮像する撮像部82Bとを有する。撮像部82Bには、例えば、一軸方向と直交する二軸方向にCCDカメラを配置したラインセンサカメラが、照明部82Aには例えば一軸方向と直交する二軸方向を長手方向とするライン照明が用いられている。照明部82A及び撮像部82Bは、ウェハW表面の正反射観察と散乱光観察を選択して実施できるように、図示しない角度調整機構を介して支持されている。
表面検査部81は、ウェハWの表面を照明する照明部82Aと、ウェハW表面で反射した光を撮像する撮像部82Bとを有する。撮像部82Bには、例えば、一軸方向と直交する二軸方向にCCDカメラを配置したラインセンサカメラが、照明部82Aには例えば一軸方向と直交する二軸方向を長手方向とするライン照明が用いられている。照明部82A及び撮像部82Bは、ウェハW表面の正反射観察と散乱光観察を選択して実施できるように、図示しない角度調整機構を介して支持されている。
図1及び図4に示すように、制御装置5は、装置全体の制御を行う全体制御部91と、搬送部3を制御する搬送制御部92と、ウェハ保持部31及び検査ステージ25を制御するステージ制御部93と、アライメント部41を制御するアライメント制御部94と、ウェハ載置台40を制御する載置台制御部95と、3つの検査部30,41,81を制御する撮像制御部96と、3つの検査部30,41,81で取得した画像を処理する画像処理部97と、検査情報が格納されているレシピ記憶部98とに機能分割される。
次に、この基板検査装置1における検査手順について説明する。
初期状態として、検査ステージ25は、搬送部3側に待機しており、ウェハ載置台40は、第1の載置面53A及び第2の載置面55Aのそれぞれがウェハ保持部31よりも上方にくるような上側停止位置まで上昇している。
複数のウェハWが収容されたウェハカセット2が搬送部3に搭載されたら、搬送ロボット11が1枚目のウェハWを吸着保持してウェハカセット2から搬出する。搬送ロボット11は、ウェハ載置台40の第1の載置面53AにウェハWを移載する。図5に示すように、傾斜する4つの第1の載置面53AによってウェハWは、その中心がウェハ保持部31の回転中心に一致する位置に配置される。
初期状態として、検査ステージ25は、搬送部3側に待機しており、ウェハ載置台40は、第1の載置面53A及び第2の載置面55Aのそれぞれがウェハ保持部31よりも上方にくるような上側停止位置まで上昇している。
複数のウェハWが収容されたウェハカセット2が搬送部3に搭載されたら、搬送ロボット11が1枚目のウェハWを吸着保持してウェハカセット2から搬出する。搬送ロボット11は、ウェハ載置台40の第1の載置面53AにウェハWを移載する。図5に示すように、傾斜する4つの第1の載置面53AによってウェハWは、その中心がウェハ保持部31の回転中心に一致する位置に配置される。
ウェハ載置台40から搬送ロボット11が退避したら、制御装置5がウェハ載置台40を下側停止位置まで下降させる。下側停止位置は、第1の載置面53A及び第2の載置面55Aが共にウェハ保持部31の上面よりも下がる位置である。このため、図2に示すように、第1の載置面53Aに載置されているウェハWが、ウェハ保持部31に移載される。ウェハ保持部31は、ウェハWを吸着保持してから回転軸32回りに少なくとも1回転させる。この間、アライメント部41は、回転するウェハWのノッチ又はオリエンテーションフラット(以下、ノッチ等という)を検出する。ノッチ等の位置は、ウェハWの回転方向の位置決めに用いられる。ウェハWを回転させるときの開始位置と、回転終了時の停止位置、ノッチ等の位置は、アライメント制御部94に記憶される。
これと同時に、ウェハWが回転している間に端部検査部42がウェハWの端部の撮像を1回転分行う。画像処理部97は、端部検査部42が取得した画像を処理してウェハWの端部にクラックやレジストの残留膜といった欠陥の有無を調べる。欠陥があった場合には、欠陥を抽出すると共に分類する。さらに、欠陥の位置をアライメント制御部94に記憶している開始位置とノッチ等の位置から求める。欠陥の情報は、全体制御部91に渡される。
これと同時に、ウェハWが回転している間に端部検査部42がウェハWの端部の撮像を1回転分行う。画像処理部97は、端部検査部42が取得した画像を処理してウェハWの端部にクラックやレジストの残留膜といった欠陥の有無を調べる。欠陥があった場合には、欠陥を抽出すると共に分類する。さらに、欠陥の位置をアライメント制御部94に記憶している開始位置とノッチ等の位置から求める。欠陥の情報は、全体制御部91に渡される。
アライメント部41での位置決め動作及び端部検査部42での検査が終了したら、検査ステージ25を一軸方向に移動開始させる。ウェハWを吸着保持したウェハ保持部31及び裏面検査部30が一体となって移動する。図6に示すように、ウェハWが表面検査部81の下方を通過するときに表面検査部81でウェハWの表面を撮像する。撮像した画像は、画像処理部97に渡され、画像処理される。ウェハWの表面にゴミや膜ムラ、デフォーカスなどがあった場合には、これら欠陥を分類して抽出し、その結果を全体制御部91に送る。
ここで、検査ステージ25が移動を開始し、移動中のウェハWと停止しているウェハ載置台40が干渉しなくなったら、ウェハ載置台40が上昇して中間停止位置で停止する。中間停止位置は、上下方向で、第2の載置面55Aと第1の載置面53Aの間にウェハ保持部31がくる位置である。この間、搬送ロボット11は、ウェハカセット2から2枚目のウェハWを取り出す。図7に示すように、中間停止位置にあるウェハ載置台40の第1の載置面53AにウェハWを移載する。
表面検査部81における撮像が終了したら、検査ステージ25が搬送部3側に向けて戻り始める。この際に、検査ステージ25と共に移動する裏面検査部30が、ウェハ載置台40上の2枚目のウェハWの下方を通過するときに、2枚目のウェハWの裏面を撮像する。このときの画像は、画像処理部97に渡される。画像処理部97は、画像処理を行い2枚目のウェハWの裏面にゴミやレジストの回り込みなどがあった場合には、これらを欠陥に分類して抽出し、その結果を全体制御部91に送る。
検査ステージ25が初期位置に戻ったら、1枚目のウェハWの吸着保持を解除してからウェハ載置台40を上側停止位置まで上昇させる。このとき、アライメント部41や、端部検査部42がウェハWと干渉する場合は、ウェハWから離れる方向に干渉しない位置まで退避させる。アライメント部41や端部検査部42の移動機構を備えていても良い。図8に示すように、第2の載置面55Aが1枚目のウェハWの外縁を下側から支えるように持ち上げる。一枚目のウェハWがウェハ保持部31からウェハ載置台40に移載される。1枚目のウェハWを搬送ロボット11で取り出して、ウェハカセット2の所定位置に収納する。このとき、搬送ロボット11及び1枚目のウェハWがウェハ載置台40と干渉しない位置に移動したら、ウェハ載置台40を下側停止位置まで下降させる。図2と同様に、2枚目のウェハWが、第1の載置面53Aからウェハ保持部31に移載される。2枚目のウェハWについても、同様にして回転動作させながら位置決めと端面検査とを行い、検査ステージ25を移動させることで表面検査を行う。この間、3枚目のウェハWがウェハ載置台40の第1の載置面53Aに載置され、検査ステージ25が戻るときに裏面検査が行われる。以降、必要な枚数だけウェハWの検査を行う。このように、この基板検査装置1では、N(N:整数)枚目のウェハWの表面検査を行って戻るまでの間に、N+1枚目のウェハWの搬送と裏面検査を実施する。
制御装置5は、ノッチ等の位置を基準にして表面、裏面、端面の画像や欠陥の位置を特定して各画像を関連付け、表示部22に表示する。表示形態としては、欠陥のあった画像のみを表示したり、欠陥の位置と合わせて表示したり、欠陥のない画像も含めてウェハW全体の画像を表示したりすることがあげられる。表示形態は、検査者が操作部23を操作することで選択できるようにすることが好ましい。
この実施の形態によれば、ウェハWの回転方向の位置決めを行うときに端面の検査を同時に実施するので、検査時間を短縮できる。ウェハWの搬送方向に沿って裏面検査部30と、ウェハ載置台40(及びアライメント部41並びに端部検査部42)と、表面検査部81とを配置したので、1枚のウェハWをウェハ保持部31に保持させた状態で搬送している間に、次のウェハWの搬送と裏面検査を実施できるので検査時間を短縮できる。次のウェハWを待機させる位置で裏面検査を行うので、装置を小型化できる。裏面検査を行うときは、回転方向の位置決めは未だ行われていないが、後に位置決めしたときの開始位置やノッチ等の位置を記憶しておくので、端面検査の結果及び表面検査の結果と対応付けることが可能になる。
ウェハ載置台40がウェハWを上下に2枚保持できるので、搬送ロボット11や検査ステージ25と協働させることで、その場で2枚のウェハWを交換することができる。ウェハWを1枚ずつ搬送する場合に比べて検査時間を短縮できる。また、昇降する機構と組み合わせることで装置の小型化が図れる。
裏面検査部30と表面検査部81のそれぞれの撮像部30B,82Bにラインセンサカメラを使用したので、裏面検査部30及び表面検査部81の構成を簡単に、かつ小型化できる。
ウェハ載置台40がウェハWを上下に2枚保持できるので、搬送ロボット11や検査ステージ25と協働させることで、その場で2枚のウェハWを交換することができる。ウェハWを1枚ずつ搬送する場合に比べて検査時間を短縮できる。また、昇降する機構と組み合わせることで装置の小型化が図れる。
裏面検査部30と表面検査部81のそれぞれの撮像部30B,82Bにラインセンサカメラを使用したので、裏面検査部30及び表面検査部81の構成を簡単に、かつ小型化できる。
(第2の実施の形態)
図9に示すように、基板検査装置101は、搬送部103と、検査部104とを有し、前面側に表示部22と操作部23が配置されている。搬送部103は、ウェハカセット2からウェハWを1枚取り出すことができる多関節の第1の搬送ロボット111及び第2の搬送ロボット112を有する。図10及び図11に示すように、第1、第2の搬送ロボット111,112は、先端にロボットハンド113を有し、ロボットハンド113の下面には2つの固定式の保持部114と、1つの移動式の保持部115が下向きに設けられている。保持部115は、2つの保持部114に近接させたときにウェハWの端部を把持できるような仮想円の円周上に配置される。したがって、保持部115を移動させてウェハWの端部に当接させるとウェハWを位置決めして保持することができる。保持部115を2つの保持部114から離す方向に移動させるとウェハWを開放できる。第2の搬送ロボット112は、第1の搬送ロボット112よりもロボットハンド113の位置が低くなるように配置されている。
図9に示すように、基板検査装置101は、搬送部103と、検査部104とを有し、前面側に表示部22と操作部23が配置されている。搬送部103は、ウェハカセット2からウェハWを1枚取り出すことができる多関節の第1の搬送ロボット111及び第2の搬送ロボット112を有する。図10及び図11に示すように、第1、第2の搬送ロボット111,112は、先端にロボットハンド113を有し、ロボットハンド113の下面には2つの固定式の保持部114と、1つの移動式の保持部115が下向きに設けられている。保持部115は、2つの保持部114に近接させたときにウェハWの端部を把持できるような仮想円の円周上に配置される。したがって、保持部115を移動させてウェハWの端部に当接させるとウェハWを位置決めして保持することができる。保持部115を2つの保持部114から離す方向に移動させるとウェハWを開放できる。第2の搬送ロボット112は、第1の搬送ロボット112よりもロボットハンド113の位置が低くなるように配置されている。
検査部104は、搬送部103側から順番に裏面検査部30と、ウェハ保持部31と、表面検査部81が配置されており、ウェハ保持部31の初期位置(受け渡し位置)にはアライメント部41、端部検査部42、エッジカット検査部121及び異物検査部122が設けられている。
ウェハ保持部31は、検査ステージ125に搭載されており、レール26に沿って1軸方向に移動可能である。これに対して、裏面検査部30は、ベース部21の他端部側に固定されている。裏面検査部30の設置位置は、第1、第2の搬送ロボット111,112の可動範囲内である。
エッジカット検査部121は、検査部位としてウェハWの端部の表面を照明する照明部121Aと、検査部位を撮像する撮像部121Bとを有し、ウェハWのエッジカット量を測定するために使用される。撮像部121Bには、ウェハWの径方向に1次元に配列されたCCDカメラが用いられている。
異物検査部122は、ウェハW表面に異物が載っているか否かを検出する透過型のセンサが用いられ、ウェハWを挟むように投光部122Aと受光部122Bが配置されている。投光部122Aの光軸は、ウェハWの僅かに上方で、かつウェハ保持部31の回転中心上を通るように設定されている。
ウェハ保持部31は、検査ステージ125に搭載されており、レール26に沿って1軸方向に移動可能である。これに対して、裏面検査部30は、ベース部21の他端部側に固定されている。裏面検査部30の設置位置は、第1、第2の搬送ロボット111,112の可動範囲内である。
エッジカット検査部121は、検査部位としてウェハWの端部の表面を照明する照明部121Aと、検査部位を撮像する撮像部121Bとを有し、ウェハWのエッジカット量を測定するために使用される。撮像部121Bには、ウェハWの径方向に1次元に配列されたCCDカメラが用いられている。
異物検査部122は、ウェハW表面に異物が載っているか否かを検出する透過型のセンサが用いられ、ウェハWを挟むように投光部122Aと受光部122Bが配置されている。投光部122Aの光軸は、ウェハWの僅かに上方で、かつウェハ保持部31の回転中心上を通るように設定されている。
次に、この基板検査装置101による検査手順について説明する。
初期状態として、検査ステージ25は、搬送部103側に待機している。複数のウェハWが収容されたウェハカセット2が搬送部103に搭載されたら、第2の搬送ロボット112が1枚目のウェハWを把持して搬出し、検査部104のウェハ保持部31に渡す。このとき、ウェハWは、裏面検査部30の上方を通過するので、裏面検査部30がウェハWの裏面の画像を撮像する。このとき撮像された画像は、画像処理部97に渡され、画像処理によって裏面のゴミやレジストの回り込み等の欠陥が抽出、分類される。欠陥の情報は、全体制御部91に渡される。
初期状態として、検査ステージ25は、搬送部103側に待機している。複数のウェハWが収容されたウェハカセット2が搬送部103に搭載されたら、第2の搬送ロボット112が1枚目のウェハWを把持して搬出し、検査部104のウェハ保持部31に渡す。このとき、ウェハWは、裏面検査部30の上方を通過するので、裏面検査部30がウェハWの裏面の画像を撮像する。このとき撮像された画像は、画像処理部97に渡され、画像処理によって裏面のゴミやレジストの回り込み等の欠陥が抽出、分類される。欠陥の情報は、全体制御部91に渡される。
ウェハ保持部31上にウェハWを搬送したら、ロボットハンド113の保持部115をウェハWから離れる方向に移動させ、ロボットハンド113からウェハWを解放する。ウェハ保持部31は、ウェハWを吸着保持したら回転する。このとき、アライメント部41がノッチ又はオリエンテーションフラット(以下、ノッチ等という)を検出する。ウェハ保持部31は、ウェハWを少なくとも1回転させ、ノッチ等が表面検査用の所定位置にくるようにウェハWを停止させる。この位置決め動作時の回転開始位置、停止位置及びノッチ等の位置は、アライメント制御部94に記憶される。さらに、アライメント部41における位置決め動作と同時に、端部検査部42がウェハWの端面の撮像を1回転分行う。撮像した画像は、画像処理部97に渡され、画像処理によって端面のクラックやレジストの残り等の欠陥を抽出・分類する。欠陥の情報は、全体制御部91に渡される。さらに、これらの動作と同時に、エッジカット検査部121が、ウェハWの表面端部を照明して撮像部121Bで一定間隔、例えば90°ごとの4点の撮像を行う。この画像は、画像処理部97において画像処理され、エッジカット量及びエッジカットのずれ量を算出する。算出結果は、全体制御部91に渡される。
位置決め動作や端面の検査を終了したら、検査ステージ25を1軸方向に移動させる。ウェハWが表面検査部81の下方を通るときに、ウェハWの表面の画像を取得する。画像処理によって表面のゴミや膜ムラ、デフォーカス等の欠陥が抽出・分類され、全体制御部91に渡される。なお、ウェハWの表面に異物が付着していた場合には、異物検査部122の光路が遮られるので、全体制御部91は、異物が発見されたとみなしてその後の表面検査を行わない。これによって、ゴミが表面検査部81の光学系に干渉することを防止できる。
表面検査が終了したら、検査ステージ25が逆方向に移動開始して他端部側に戻る。ウェハ保持部31の吸着保持を解除し、第1の搬送ロボット111の3つの保持部114、115でウェハWを把持して、ウェハカセット2に回収する。この間、第2の搬送ロボット112が2枚目のウェハWをウェハカセット2から搬出して待機しているので、図14に示すように、1枚目のウェハWが検査部104から取り出された後、空のウェハ保持部31に2枚目のウェハWが載置される。このとき、裏面検査部30が2枚目のウェハWの裏面の画像を取得する。
表面検査が終了したら、検査ステージ25が逆方向に移動開始して他端部側に戻る。ウェハ保持部31の吸着保持を解除し、第1の搬送ロボット111の3つの保持部114、115でウェハWを把持して、ウェハカセット2に回収する。この間、第2の搬送ロボット112が2枚目のウェハWをウェハカセット2から搬出して待機しているので、図14に示すように、1枚目のウェハWが検査部104から取り出された後、空のウェハ保持部31に2枚目のウェハWが載置される。このとき、裏面検査部30が2枚目のウェハWの裏面の画像を取得する。
以降、必要な枚数だけウェハWの検査を行う。このように、この基板検査装置101では、第2の搬送ロボット112を使ってN(N:整数)枚目のウェハWを検査部104に搬送し、端面検査や表面検査を行う間に、第1の搬送ロボット111でN+1枚目のウェハWを用意する。2つの搬送ロボット111,112でウェハWを交換し、このときN+1枚目のウェハWの裏面検査も同時に行う。
制御装置5は、ノッチ等の位置を基準にして表面、裏面、端面の画像や欠陥の位置を特定して各画像を関連付け、表示部22に表示する。表示形態としては、欠陥のあった画像のみを表示したり、欠陥の位置と合わせて表示したり、欠陥のない画像も含めてウェハW全体の画像を表示したりすることがあげられる。表形態は、検査者が操作部23を操作することで選択できるようにすることが好ましい。
この実施の形態では、ウェハWの搬送方向に裏面検査部30と、ウェハ保持部31と、表面検査部81とを順番に配置したので、裏面検査を効率良く行うことができる。ウェハ保持部31の初期位置にアライメント部41や端部検査部42を配置し、回転方向のアライメントと同時に端面検査を行うようにしたので、端面検査を効率良く行うことができる。
さらに、ウェハWの欠陥検査だけでなく、欠陥の種類や位置を関連付けることで、欠陥原因の特定や絞り込みが容易になる。エッジカットの検査も同時に行うので、処理時間を増やすことなく安定した生産を実現できる。
2つの搬送ロボット111,112を使用することで、裏面検査部30を固定することが可能になる。検査ステージ25の重量増加を防ぎ、構造をシンプルにできる。
異物検査部122を設けてウェハW上に大きい異物が付着している場合に検出できるようにしたので、表面検査部81と異物の干渉を防止できる。
さらに、ウェハWの欠陥検査だけでなく、欠陥の種類や位置を関連付けることで、欠陥原因の特定や絞り込みが容易になる。エッジカットの検査も同時に行うので、処理時間を増やすことなく安定した生産を実現できる。
2つの搬送ロボット111,112を使用することで、裏面検査部30を固定することが可能になる。検査ステージ25の重量増加を防ぎ、構造をシンプルにできる。
異物検査部122を設けてウェハW上に大きい異物が付着している場合に検出できるようにしたので、表面検査部81と異物の干渉を防止できる。
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、エッジカット検査部121、異物検査部122を第1の実施の形態の基板検査装置に設けても良い。
搬送経路中にアライナを配置してウェハWの位置決めを行っても良い。また、位置決め、端面検査、エッジ検査、異物検査をウェハ保持部31に至るまでの搬送経路中で行うようにしても良い。
図9に示す構成において、表面検査を行ってからウェハカセット2に回収するまでの間に裏面検査を行っても良い。表面画像と回転方向で一致した状態で裏面画像を取得できる。
例えば、エッジカット検査部121、異物検査部122を第1の実施の形態の基板検査装置に設けても良い。
搬送経路中にアライナを配置してウェハWの位置決めを行っても良い。また、位置決め、端面検査、エッジ検査、異物検査をウェハ保持部31に至るまでの搬送経路中で行うようにしても良い。
図9に示す構成において、表面検査を行ってからウェハカセット2に回収するまでの間に裏面検査を行っても良い。表面画像と回転方向で一致した状態で裏面画像を取得できる。
図9に示す構成において、表面検査部81や裏面検査部30の撮像部30B,82BがCCDカメラを2次元配置したエリアセンサカメラであっても良い。エリアセンサカメラを有する表面検査部をウェハ保持部31の上方に配置すると、ウェハ保持部31を移動させる必要がなくなり、装置構成を簡略化できると共に、処理時間をさらに短縮できる。裏面検査部30にエリアセンサカメラを使用した場合は、搬送ロボット111,112を裏面検査部30の上方で停止させ、裏面画像を一括して撮影する。
図9に示す構成において、裏面検査部30を検査ステージ25に搭載し、搬送ロボット111,112のいずれか一方に保持したウェハWを検査ステージ25と共に移動する裏面検査部30で撮像する構成でも良い。
第2の実施の形態で、ウェハ保持部31にウェハWを保持させる前に裏面検査を行う代わりに、表面検査が終了して第1の搬送ロボット111でウェハカセット2に戻されるときに裏面検査を行っても良い。
検査部4,104におけるウェハWの搬送方向と、搬送部3,103におけるウェハWの搬送方向は、同じ方向に限定されず、直交等の交差する方向でも良い。図9に示す構成では、搬送ロボット111,112の移動経路中に裏面検査部30を配置することが望ましい。
また、図1に示す構成で、裏面検査部30とウェハ保持部31を独立に移動可能に構成しても良い。裏面検査部30を二軸方向に移動可能に構成し、ウェハ保持部31がウェハ載置台40から離れた位置にあるときに裏面検査を行うように制御すると装置レイアウトの自由度が向上する。
第2の実施の形態で、ウェハ保持部31にウェハWを保持させる前に裏面検査を行う代わりに、表面検査が終了して第1の搬送ロボット111でウェハカセット2に戻されるときに裏面検査を行っても良い。
検査部4,104におけるウェハWの搬送方向と、搬送部3,103におけるウェハWの搬送方向は、同じ方向に限定されず、直交等の交差する方向でも良い。図9に示す構成では、搬送ロボット111,112の移動経路中に裏面検査部30を配置することが望ましい。
また、図1に示す構成で、裏面検査部30とウェハ保持部31を独立に移動可能に構成しても良い。裏面検査部30を二軸方向に移動可能に構成し、ウェハ保持部31がウェハ載置台40から離れた位置にあるときに裏面検査を行うように制御すると装置レイアウトの自由度が向上する。
1,101 基板検査装置
2 ウェハカセット
3,103 搬送部
4,104 検査部
25 検査ステージ
30 裏面検査部
30B,82B 撮像部
31 ウェハ保持部(基板保持部)
40 ウェハ載置台(基板載置台)
41 アライメント部
42 端部検査部
53A 第1の載置面
55A 第2の載置面
81 表面検査部
111 第1の搬送ロボット
112 第2の搬送ロボット
2 ウェハカセット
3,103 搬送部
4,104 検査部
25 検査ステージ
30 裏面検査部
30B,82B 撮像部
31 ウェハ保持部(基板保持部)
40 ウェハ載置台(基板載置台)
41 アライメント部
42 端部検査部
53A 第1の載置面
55A 第2の載置面
81 表面検査部
111 第1の搬送ロボット
112 第2の搬送ロボット
Claims (8)
- 基板を搬送する搬送部と、基板の検査を行う検査部とを有し、
前記検査部には、前記搬送部で搬送された基板を下側から保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板の表面画像を取得する表面検査部と、基板の裏面画像を取得する裏面検査部と、基板の端面の画像を取得する端部検査部とを有し、前記裏面検査部は、基板が前記搬送部から前記基板保持部に載置されるまでの間で裏面画像を取得するように配置されていることを特徴とする基板検査装置。 - 前記基板保持部を前記搬送装置から基板を受け取る受け取り位置から、前記表面検査部の下方まで移動させる検査ステージを有し、基板の搬送方向に沿って前記裏面検査部と、前記アライメント部と、前記表面検査部とを順番に配置したことを特徴とする請求項1に記載の基板検査装置。
- 前記検査ステージに前記裏面検査部を搭載したことを特徴とする請求項2に記載の基板検査装置。
- 基板保持部は、基板を回転させる回転機構を有し、前記基板保持部で回転させた基板の回転方向の位置出しを行うアライメント部を有し、前記端部検査部は、前記アライメント部で基板の位置出しを行う際に基板の端面の画像を同時に取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板検査装置。
- 前記アライメント部で前記基板の回転方向の位置を特定し、この位置に基づいて同じ基板の裏面の画像と端面の画像と表面の画像とを関連付ける画像処理部を有することを特徴とする請求項4に記載の基板検査装置。
- 基板を保持可能な第1の載置面及び第2の載置面が上下に所定の間隔で配置され、前記基板保持部に対して昇降自在な基板載置台を有し、前記基板保持部が表面検査を行って受け渡し位置に戻るまでの間に、前記基板載置台に載置された基板に対して裏面検査を行うように前記裏面検査部が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の基板検査装置。
- 搬送装置は、第1の搬送ロボットと第2の搬送ロボットを有し、前記第1の搬送ロボットで前記基板保持部から基板を取り出すと共に、前記第2の搬送ロボットから前記基板保持部に別の基板を載置し、前記第2の搬送ロボットが前記基板保持部に移動するまでの経路中に前記裏面検査部を配置したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4のいずれか一項に記載の基板検査装置。
- 前記表面検査部は、撮像部としてラインセンサカメラを有し、前記検査ステージの移動に伴って基板の表面画像を取得することを特徴とする請求項5又請求項6に記載の基板検査装置。
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