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JP2008056167A - 遠隔エンジンスタート装置 - Google Patents

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JP2008056167A JP2006237765A JP2006237765A JP2008056167A JP 2008056167 A JP2008056167 A JP 2008056167A JP 2006237765 A JP2006237765 A JP 2006237765A JP 2006237765 A JP2006237765 A JP 2006237765A JP 2008056167 A JP2008056167 A JP 2008056167A
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Abstract

【課題】セキュリティー性を向上させることができる遠隔エンジンスタート装置を提供すること。
【解決手段】イモビECU4は、イモビシステムがセット中(車両が走行不可状態)であるときは、LED90を点滅発光させてイモビシステムがセット中であることを示す表示を行い、イグニッションキー1の操作に基づいてイモビシステムをアンセットしエンジンをスタートさせた場合はその表示を解除し、リモートコントローラ31の操作に基づいてイモビシステムをアンセットしエンジンをスタートさせた場合はLED90を点滅発光してイモビシステムがセット中であることを示す表示を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、遠隔エンジンスタート装置に関するものである。
従来、遠隔エンジンスタート装置として特許文献1に示すものがあった。特許文献1に示す遠隔エンジンスタート装置は、イグニッションキーからエンジン始動指示信号が送信されると、イモビライザーユニットがエンジンコントロールユニットに対して、エンジン始動を許可するエンジン始動許可信号を出力する。そして、イグニッションキーがスタータスイッチのスタータオン位置まで回転されることによってエンジンを始動する。さらに、特許文献1に示す遠隔エンジンスタート装置は、リモートコントローラからエンジン始動指示信号が送信されると、イモビライザーユニットがエンジンコントロールユニットに対して、エンジン始動を許可するエンジン始動許可信号を出力する事によってエンジンを始動する。すなわち、車両の外側からエンジンを始動することができるものである。
特許第3475769号公報
通常、イモビライザーユニットは、エンジン始動許可信号を出力していないときは悪意の第三者に対して盗難を諦めさせるために、盗難防止装置であるイモビライザーシステムがセット中であること、すなわち、車両が走行禁止(不可)状態であることを示す表示を行い、エンジン始動許可信号を出力しているときはその表示を解除するものである。
ところが、特許文献1に示す遠隔エンジンスタート装置の場合、エンジン始動許可信号を出力しているときはその表示を解除するため、リモートコントローラから送信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合も表示を解除してしまうことになる。しかしながら、リモートコントローラから送信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は、ユーザーは車両の周辺にいない可能性がある。したがって、悪意の第三者によって車両を盗難しようとして窓ガラスが割られたり、ドアが無理やり開けられたりなどセキュリティー性が低下する可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、セキュリティー性を向上させることができる遠隔エンジンスタート装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の遠隔エンジン始動装置は、遠隔地にある携帯型送信機から送信されるエンジン始動指示信号に基づいて車両のエンジンの始動が可能な遠隔エンジン始動装置であって、携帯型送信機から送信されるエンジン始動指示信号を受信する第1通信手段と、車両の車両キーに設けられる送信機から送信されるエンジン始動指示信号を受信する第2通信手段と、第1通信手段または第2通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンの始動又は始動の禁止を制御するエンジン制御手段と、エンジン制御手段によってエンジンが始動された場合、第1通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動されたか、第2通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動されたかを識別する識別手段と、少なくともエンジン制御手段によってエンジンの始動が禁止される場合は車両の走行が禁止状態であることを示す表示を行うものであり、第2通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は表示を解除し、第1通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は表示を行う表示手段とを備えることを特徴とするものである。
通常、第1通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号、すなわち遠隔地にある携帯型送信機から送信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は、エンジンは始動しているもののユーザーは車両の周辺にいない可能性がある。したがって、悪意の第三者によって車両を盗難しようとして窓ガラスが割られたり、ドアが無理やり開けられたりする可能性がある。
そこで、第1通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は車両の走行が禁止状態であることを示す表示を行うことによって、悪意の第三者に対して車両の盗難を諦めさせる効果を奏する。したがって、車両を盗難しようとして窓ガラスが割られたり、ドアが無理やり開けられたりするなどを予防することができ、セキュリティー性を向上させることができる。
また、請求項2に示すように、表示手段は、第1通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動されたか、第2通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動されたかに係わらず、エンジン制御手段によってエンジンが始動されると一旦は表示を行い、エンジン制御手段からの表示の実行の指示があった場合は表示を行うようにしてもよい。このようにすることによっても、悪意の第三者に対して車両の盗難を諦めさせる効果を奏し、セキュリティー性を向上させることができる。
また、第2通信手段は、請求項3に示すように、車室内にある車両キーに対してエンジン始動指示信号の送信を要求する送信要求送信を送信するようにしてもよい。このようにすることによって、第2通信手段によって受信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は、ユーザーは車室内にいる可能性が高いので、悪意の第三者によって車両を盗難される可能性は低く表示を解除することができる。
また、請求項4に示すように、携帯型送信機及び車両キーは、固有の識別符号を含むエンジン始動指示信号を送信するものであり、エンジン制御手段は、識別符号に基づいて携帯型送信機及び車両キーが正規のものであるか否かを判定し、携帯型送信機及び車両キーが正規のものであると判定した場合にエンジンの始動を行うようにしてもよい。
このように、携帯型送信機及び車両キーは、固有の識別符号を含むエンジン始動指示信号を用いて、携帯型送信機及び車両キーが正規のものであると判定した場合にエンジンの始動を行うことによって、より一層セキュリティー性を向上させることができる。
また、請求項5に示すように、表示手段は、表示を行う場合は発光部を点滅もしくは連続的に点灯するようにしてもよい。このように、発光部を点滅もしくは連続的に点灯させるだけでも、悪意の第三者に対して車両の盗難を諦めさせる効果を奏する。
また、請求項6に示すように、表示手段は、表示を行う場合、ディスプレイに車両が走行禁止状態であることを示す文字を表示するようにしてもよい。このように、車両が走行禁止状態であることを示す文字を表示することによって、より一層悪意の第三者に対して車両の盗難を諦めさせる効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置のタイムチャートである。
図1において、1はキーシリンダ1Aに差込まれるイグニッションキー(車両キー)であり、後述する車両に設置された送受信機2との間で交信するためのトランスポンダ11、およびトランスポンダ11に接続されたキーアンテナ12を内蔵する。トランスポンダ11は、キーアンテナ12で受信した車両アンテナ21からの電波を受けて、不図示のコンデンサに蓄電する電荷変換部(図示省略)、イグニッションキー1固有のキーID番号(識別符号)を記憶するEEPROM(図示省略)、EEPROMからキーID番号を読み出すとともに車両アンテナ21との間での電波の送受信を制御するトラポン制御部(図示省略)などを備える。
電荷変換部に蓄積された電荷は、車両アンテナ21への送信時の送信電力として、あるいはトラポン制御部の電源として利用される。電波の送信時には、イグニションキー1の制御部がEEPROMからキーID番号を読み出し、読み出されたキーID番号の搬送電(エンジン始動指示信号)波がキーアンテナ12から車両アンテナ21に向けて送信される。
図1において、2はイグニッションキー1との間で送受信を行う送受信機(第2通信手段)である。送受信機2は、電波の送受信を切換える送受信スイッチ、送信電波の搬送波信号を出力する発振器、車両アンテナ21により受信した受信電波を復調する復調器、電波送受信のタイミング等を制御する送受信機制御部などを備える。
図1において、SW1はイグニッションシリンダー1Aに差込んだイグニッションキー1をイグニッションオン位置まで回転させることによりオンするイグニッションスイッチ、SW2はそのイグニッションキー1をさらにスタータオン位置まで回転させるとオンするスタータスイッチである。スタータスイッチSW2のオンにより、スタータモータ70に電流が供給される。
図1において、3はリモートコントローラ31(携帯型送信機)からの固有のID番号(識別符号)を含む電波(エンジン始動指示信号)をアンテナ32を介して受信したときに(第2通信手段)、エンジンを始動させるリモートエンジンスタータ(以下、エンジンスタータとも称する)である。エンジンスタータ3は、リモートコントローラ31から送出された電波を受信すると、予め記憶されたID番号と受信されたID番号とを照合し、予め記憶されたID番号と受信されたID番号とが所定の対応関係を満たした場合には、イグニッションをオンするとともにスタータモータ70に向けて電流を供給する。なお、イグニッションをオンする動作は、イグニッションスイッチSW1をオンするのと同等の動作を意味する。またこのとき、エンジンスタータ3は後述するイモビECU4に向けてスタータ信号を送出する。
図1において、4はCPU41と、登録キーID番号を記憶したメモリ42とを備えるイモビECUである。イモビECU4は、エンジン始動を許可するエンジン始動許可信号、およびエンジン始動を禁止するエンジン始動禁止信号を後述するエンジンECU5に出力する。
送受信機2の復調器から出力される復調信号はイモビECU4のCPU41に入力される。復調信号が入力されると、CPU41は、復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とを照合し、CPU41は復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とが所定の対応関係を満たしていればエンジン始動許可信号をエンジンECU5に向けて出力する。
一方、エンジンスタータ3から出力されるスタータ信号もイモビECU4のCPU41に入力される。スタータ信号を受けると、CPU41はエンジン始動許可信号をエンジンECU5に向けて出力する。
そして、後ほど説明するように、エンジンECU5は、エンジン始動許可信号が入力されると、燃料噴射装置、点火装置の動作を開始させる。これにより、スタータモータが回転しつつエンジンに燃料が噴射され点火プラグが点火することによってエンジンが始動される。
また、このとき、CPU41は、エンジン始動許可信号、すなわちエンジンスタートがリモートコントローラ31の操作に基づくものであるか、イグニッションキー1の操作に基づくものであるかを判別する。そして、CPU41は、エンジンECU5に向けてエンジン始動許可信号を出力する場合、エンジン始動許可信号がリモートコントローラ31の操作に基づくものであるか、イグニッションキー1の操作に基づくものであるかを識別する識別信号も併せて出力する。
なお、CPU41における照合の結果、復調信号に含まれるキーID番号と、登録キーID番号とが所定の対応関係を満たさない場合は、CPU41はエンジン始動禁止信号をエンジンECU5に向けて出力する。
図1に示すエンジンECU5は、CPU51、メモリ52などを備え、エンジンに関する種々の制御を行うためのものである。エンジンECU5は、燃料噴射装置61、点火装置62、シフトロックコントローラ63とそれぞれ接続されている。
CPU51は、イモビECU4からのエンジン始動許可信号を受けると、エンジンを始動させるための信号を燃料噴射装置61および点火装置62に向けて出力する。また、CPU51は、イモビECU4からのエンジン始動禁止信号を受けると、エンジンの始動を禁止させる。
ボデーECU81は、CPU、メモリなどを備えるものであり、集中ドアロック制御、室内灯の制御など、ボデー系の制御を司るための電子制御ユニットである。そして、ボデーECU81には、車両ドアSW82、ドアロックSW83が接続されている。
LED90は、本発明の表示手段に相当するものであり、イモビECU4からの指示(指示信号)に基づいて発光、消灯する。
ここで、本実施の形態における遠隔エンジン始動装置の動作について説明する。
まず、イグニションキー1の操作に基づくエンジン始動に関して説明する。イモビシステムがセット中、すなわち、イモビECU4がエンジンECU5に対してエンジン始動禁止信号を出力しておりエンジンオフで車両が走行禁止(不可)状態である場合(図2の点Bから点C)において、正規のイグニッションキー1がキーシリンダ1Aに差込まれ、イグニッションオン位置まで操作されると、イグニッションスイッチSW1がオンする。
なお、イモビシステムがセット中(車両が走行不可状態)であるときは、イモビECU4は、イモビシステムがセット中であることを示す表示を行うためにLED90に対して、点滅発光することを示す指示信号を送信する。従って、図2の点Bから点Cに示すように、LED90は、点滅した状態となる。
そして、イグニッションスイッチSW1がオンすると、送受信機2からイグニッションキー1に向けて電波が送信される。イグニションキー1は、この電波が送信されると、トランスポンダ11の送信動作が開始され、送受信機2に向けてキーID番号を含むエンジン始動指示信号が送信される。
イモビECU4は、送受信機2での受信、復調により得たキーID番号と、メモリ42に記憶された登録ID番号とを照合する。そして、イモビECU4は、送受信機2での受信、復調により得たキーID番号と、メモリ42に記憶された登録ID番号とが所定の対応関係を満たすと判定した場合は、キーシリンダ1Aに差込まれたイグニッションキー1が正規のイグニッションキー1であるとみなして、エンジンECU5に向けてエンジン始動許可信号、及びエンジン始動許可信号がイグニッションキー1の操作に基づくものであることを示す識別信号を出力する(イモビシステムがアンセット)。
また、イモビECU4は、イグニッションキー1の操作に基づいてイモビシステムをアンセットしエンジンをスタートすると、イモビシステムがセット中であることを示す表示を解除するために、LED90に対して、消灯することを示す指示信号を送信する。従って、図2の点Cから点Dに示すように、LED90は、消灯した状態となる。
その後、イグニッションキー1がスタータオン位置まで操作されると、スタータスイッチSW2がオンし、スタータモータ70が駆動される。そして、エンジンECU5は、エンジン始動許可信号が入力されると、燃料噴射装置、点火装置の動作を開始させる。これにより、スタータモータが回転しつつエンジンに燃料が噴射され点火プラグが点火することによってエンジンがオフからスタートする。また、エンジンECU50は、エンジン始動許可信号がイグニッションキー1の操作に基づくものであることを示す識別信号が入力されると、シフトロックコントローラ63の駆動を許可する。したがって、車両状態は走行可能となる(図2の点Cから点D)。
次に、リモートコントローラ31の操作に基づくエンジン始動に関して説明する。イモビシステムがセット中、すなわち、イモビECU4がエンジンECU5に対してエンジン始動禁止信号を出力しており車両が走行禁止(不可)状態である場合(図2の点Aまでの間)において、イグニッションキー1をキーシリンダ1Aに差込むことなくリモートコントローラ31が操作されると、エンジンスタータ3に向けてID番号を含むエンジン始動指示信号が送信される。エンジンスタータ3は、リモートコントローラ31から送出されたエンジン始動指示信号を受信すると、予め記憶されたID番号と受信したID番号とを照合し、予め記憶されたID番号と受信されたID番号とが所定の対応関係を満たした場合には、イグニッションをオンするとともにスタータモータ70に向けて電流を供給する。さらに、エンジンスタータ3は、イモビECU4に対してスタータ信号を出力する。
イモビECU4は、スタータ信号が出力されると、エンジンECU5に向けてエンジン始動許可信号、及びエンジン始動許可信号がリモートコントローラ31の操作に基づくものであることを示す識別信号を出力する(イモビシステムがアンセット)。
そして、エンジンECU5は、エンジン始動許可信号、及びエンジン始動許可信号がリモートコントローラ31の操作に基づくものであることを示す識別信号が入力されると、燃料噴射装置、点火装置の動作を開始させる。これにより、スタータモータが回転しつつエンジンに燃料が噴射され点火プラグが点火することによってエンジンがオフからスタートする(図2の点Aから点B)。よって、運転者はイグニッションキー1をキーシリンダ1Aに差込まず、例えば車両の外側からエンジン始動を行えるように構成されている。
ただし、エンジンECU5は、エンジン始動許可信号がイグニッションキー1の操作に基づくものであることを示す識別信号が入力されるまで、シフトロックコントローラ63の駆動を禁止する。したがって、車両状態は、エンジンはスタートしているものの走行不可となる(図2の点Aから点B)。
さらに、イモビECU4は、リモートコントローラ31の操作に基づいてイモビシステムをアンセットしエンジンをスタートすると、イモビシステムをアンセットしているにもかかわらず、イモビシステムがセット中であることを示す表示を行うためにLED90に対して、点滅発光することを示す指示信号を送信する。従って、図2の点Aから点Bに示すように、LED90は、点滅した状態となる。
リモートコントローラ31から送信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は、ユーザーは車両の周辺にいない可能性がある。したがって、悪意の第三者によって車両を盗難しようとして窓ガラスが割られたり、ドアが無理やり開けられたりなどセキュリティー性が低下する可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、リモートコントローラ31から送信されたエンジン始動指示信号に基づいてエンジンが始動された場合は、車両の走行が禁止状態であることを示す表示を行うことによって、悪意の第三者に対して車両の盗難を諦めさせる効果を奏する。したがって、車両を盗難しようとして窓ガラスが割られたり、ドアが無理やり開けられたりするなどを予防することができ、セキュリティー性を向上させることができる。
なお、イモビECU4は、この状態、すなわちエンジンはスタートしているものの走行不可である状態において(図2の点Aから点B)、ボデーECU81から車両ドアのアンロック信号が出力されたり、シフトレバーの操作を示す信号が出力されたりすると、エンジンECU5に対してエンジン始動禁止信号を出力する。
そして、リモートコントローラ31の操作によりエンジンがスタートした後、上述のように、正規のイグニションキー1によってエンジンスタートの操作がなされると、イモビシステムはアンセット、LED90は消灯、車両状態は走行可能となる。
なお、上述の実施の形態においては、イモビシステムがセット中(車両が走行不可状態)であることを示す表示をLED90にて行う例を用いて説明したが、本発明これに限定されるものではない。例えば、液晶ディスプレイなどを用いて、イモビシステムがセット中(車両が走行不可状態)であることを示す文字を表示するようにしてもよい。このように、イモビシステムがセット中(車両が走行不可状態)であることを示す文字を表示することによって、より一層悪意の第三者に対して車両の盗難を諦めさせる効果を奏する。
また、上述の実施の形態においては、イモビECU4は、エンジンスタートがリモートコントローラ31の操作に基づくものであるか、イグニッションキー1の操作に基づくものであるかを判別して、LED90の制御を行う例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、イモビECU4は、リモートコントローラ31の操作に基づくものであるか、イグニッションキー1の操作に基づくものであるかに関係なく、エンジン始動許可信号を出力する際にはLED90を消灯する。そして、エンジンECU5がイモビECU4から出力される識別信号に基づいてLED90を制御するようにしてもよい。また、リモートエンジンスタータ3がイモビECU4から出力される識別信号に基づいてLED90を制御するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、車両キーとして、メカキーを備え識別信号を送信するイグニションキー1を例として用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、車両用セキュリティー装置から送信されるリクエスト信号に応答して、識別信号(IDコード)を含むレスポンス信号を返送するスマートキーなどの携帯機であってもよい。
本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置のタイムチャートである。
符号の説明
1 イグニションキー、11 トランスポンダ、12 キーアンテナ、1A イグニションシリンダ、2 送受信機、21 車両アンテナ、3 リモートエンジンスタータ、31 リモートコントローラ、31a リモコンアンテナ、32 スタータアンテナ、4 イモビECU、41 CPU、42 メモリ、5 エンジンECU、51 CPU、52 メモリ、61 燃料噴射装置、62 点火装置、63 シフトロックコントローラ、70 スタータモータ、81 ボデーECU、82 ドアSW、83 ドアロックSW、90 LED

Claims (6)

  1. 遠隔地にある携帯型送信機から送信されるエンジン始動指示信号に基づいて車両のエンジンの始動が可能な遠隔エンジン始動装置であって、
    前記携帯型送信機から送信されるエンジン始動指示信号を受信する第1通信手段と、
    前記車両の車両キーに設けられる送信機から送信されるエンジン始動指示信号を受信する第2通信手段と、
    前記第1通信手段または前記第2通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいて前記エンジンの始動又は始動の禁止を制御するエンジン制御手段と、
    前記エンジン制御手段によって前記エンジンが始動された場合、前記第1通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいて前記エンジンが始動されたか、前記第2通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいて前記エンジンが始動されたかを識別する識別手段と、
    少なくとも前記エンジン制御手段によって前記エンジンの始動が禁止される場合は車両の走行が禁止状態であることを示す表示を行うものであり、前記第2通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいて前記エンジンが始動された場合は前記表示を解除し、前記第1通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいて前記エンジンが始動された場合は前記表示を行う表示手段と、
    を備えることを特徴とする遠隔エンジン始動装置。
  2. 前記エンジン制御手段は、前記第1通信手段によって受信された前記エンジン始動指示信号に基づいて前記エンジンを始動した場合に前記表示手段に前記表示の実行を指示するものであり、前記表示手段は、前記エンジン制御手段によって前記エンジンが始動された場合は表示を解除し、前記エンジン制御手段からの前記表示の実行の指示があった場合は前記表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の遠隔エンジン始動装置。
  3. 前記第2通信手段は、車室内にある前記車両キーに対して前記エンジン始動指示信号の送信を要求する送信要求送信を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遠隔エンジン始動装置。
  4. 前記携帯型送信機及び前記車両キーは、固有の識別符号を含む前記エンジン始動指示信号を送信するものであり、前記エンジン制御手段は、前記識別符号に基づいて前記携帯型送信機及び前記車両キーが正規のものであるか否かを判定し、前記携帯型送信機及び前記車両キーが正規のものであると判定した場合に前記エンジンの始動を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遠隔エンジン始動装置。
  5. 前記表示手段は、前記表示を行う場合は発光部を点滅もしくは連続的に点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遠隔エンジン始動装置。
  6. 前記表示手段は、前記表示を行う場合、ディスプレイに前記車両が走行禁止状態であることを示す文字を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遠隔エンジン始動装置。
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