JP2008049549A - テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 - Google Patents
テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008049549A JP2008049549A JP2006226963A JP2006226963A JP2008049549A JP 2008049549 A JP2008049549 A JP 2008049549A JP 2006226963 A JP2006226963 A JP 2006226963A JP 2006226963 A JP2006226963 A JP 2006226963A JP 2008049549 A JP2008049549 A JP 2008049549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- pattern
- sub
- printing
- test pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims abstract description 113
- 238000012937 correction Methods 0.000 title claims description 199
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 91
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims abstract description 38
- 239000000976 ink Substances 0.000 claims description 303
- 230000007261 regionalization Effects 0.000 claims 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 abstract description 38
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 19
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 65
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 52
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 51
- 230000008569 process Effects 0.000 description 47
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 15
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 10
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 8
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 229910014455 Ca-Cb Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000018 DNA microarray Methods 0.000 description 1
- 240000006829 Ficus sundaica Species 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000013481 data capture Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001739 density measurement Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】ライトマゼンタインク(LM)についてのサブパターンSP(LM)の形成位置は、移動方向において、マゼンタインク(M)についてのサブパターンSP(M)の形成位置(よりも用紙Sの中央側にある。同様に、ライトシアンインク(LC)についてのサブパターンSP(LC)の形成位置は、シアンインク(C)についてのサブパターンSP(C)の形成位置よりも中央側にある。つまり、第一インクよりも淡い第二インクを用いて印刷されるサブパターンの形成位置が、第一インクを用いて印刷される第一サブパターンの形成位置よりも、用紙Sの中央側に来るように、テストパターンCPは印刷される。
【選択図】図27
Description
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
<印刷システムの概要>
図1は、印刷システム100の外観構成を示した説明図である。ここで、印刷システムとは、印刷装置と、この印刷装置の動作を制御する印刷制御装置とを少なくとも含むシステムのことである。本実施の形態に係る印刷システム100は、印刷装置の一例としてのプリンタ1と、印刷制御装置としてのコンピュータ110と、表示装置120と、入力装置130と、記録再生装置140とを備えている。また、プリンタ1は、多色印刷が可能なインクジェットプリンタであり、複数色のインク(インクの種類等については後述する。)を吐出して用紙、布、フィルム等の媒体に画像を印刷する。なお、この媒体に関し、以下の説明では、代表的な媒体である用紙S(図3Aを参照)を例に挙げて説明する。
(1)プリンタの概要
本実施の形態に係るプリンタ1は、6種類のインクを吐出して画像を印刷するカラーインジェットプリンタである。具体的に説明すると、プリンタ1は、シアンインク(C)、マゼンタインク(M)、イエローインク(Y)、及びブラックインク(K)の基本色インクとともに、ライトシアンインク(LC)及びライトマゼンタインク(LM)を用いて画像を印刷する。すなわち、本実施の形態に係るプリンタ1は、シアン系統の色とマゼンタ系統の色について、それぞれ、互いに濃淡が異なる2種類のインクを使用している。そして、プリンタ1は、前記2種類のインクのうち、より淡いインク(すなわち、ライトシアンインク(LC)やライトマゼンタインク(LM))を用いて、画像の中間調部分を鮮明に印刷することが可能となる。
図2は、本実施形態のプリンタ1の全体構成のブロック図である。また、図3Aは、本実施形態のプリンタ1の全体構成の概略図である。また、図3Bは、本実施形態のプリンタ1の全体構成の横断面図である。以下、これらの図を参照して、本実施形態のプリンタ1の基本的な構成について説明する。
図6は、印刷時の動作のフローチャートである。以下に説明される各動作は、コントローラ60が、メモリ63内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各動作を実行するためのコードを有する。
まず、通常印刷について説明する。本実施形態の通常印刷は、インターレース印刷と呼ばれる印刷方法により行われる。ここで、『インターレース印刷』とは、1回のパスで記録されるラスタライン間に、記録されないラスタラインが挟まれるような印刷を意味する。また、『パス』とはドット形成処理を指し、『パスn』とはn回目のドット形成処理を意味する。『ラスタライン』とは、移動方向に並ぶドットの列であり、ドットラインともいう。
<濃度ムラ(バンディング)について>
ここでは、説明の簡略化のため、単色印刷された画像中に生じる濃度ムラの発生原因について説明する。なお、多色印刷の場合、以下に説明する濃度ムラの発生原因がインク色毎に生じている。
以下、補正値取得処置に用いる補正値の取得システム(以下、補正値取得システム105)について、図10を用いて説明する。図10は、当該補正値取得システム105の全体構成を示すブロック図である。
スキャナ150は、テストパターンを読み取って、当該テストパターンを構成するサブパターンの濃度を測定するための装置である。ここで、スキャナ150の構造を図11A及び図11Bを用いて説明する。図11Aは、スキャナ150の縦断面図である。図11Bは、上蓋151を外した状態のスキャナ150を示す図である。スキャナ150は、上蓋151と、原稿5が置かれる原稿台ガラス152と、この原稿台ガラス152を介して原稿5と対面しつつ副走査方向に移動する読取キャリッジ153と、読取キャリッジ153を副走査方向に案内する案内部材154と、読取キャリッジ153を移動させるための移動機構155と、スキャナコントローラ190(図10参照)とを備えている。そして、スキャナコントローラ190はインターフェース191、CPU192、メモリ193、スキャナ制御ユニット194を有している。読取キャリッジ153には、原稿5に光を照射する露光ランプ157と、主走査方向(図5Aにおいて紙面に垂直な方向)のラインの像を検出するラインセンサ158と、原稿5からの反射光をラインセンサ158へ導くための光学系159とが設けられている。図中の読取キャリッジ153の内部の破線は、光の軌跡を示している。
次に、補正値を取得する方法に関する工程、すなわち、補正値取得処理について、図12を用いて説明する。図12は、補正値取得処理のフローチャートである。
プリンタ1を接続したならば、テストパターンCPの印刷するステップが行われる(S101)。このステップにおいて、コンピュータ110にインストールされたコンピュータドライバは、テストパターン用の印刷データをプリンタ1へ送信する。そして、コンピュータ110からの印刷データに基づき、プリンタ1は、用紙SにテストパターンCPを印刷する。このテストパターンCPの印刷は、前述した印刷動作に則って行われる(図6参照)。すなわち、移動方向に移動するヘッド41から各色のインクを用紙Sに向けて吐出して、用紙S上にドットを形成するドット形成動作と、用紙Sを搬送方向に搬送する搬送動作とを、印刷データに応じて複数回繰り返して行うことにより、テストパターンCPは印刷される。また、本実施の形態においては720dpi(移動方向)×720dpi(搬送方向)の解像度でテストパターンCPが印刷される。なお、本実施の形態に係るテストパターンCPの印刷方法に関する詳細については、後述する。
次に、スキャナ150に前記テストパターンCPを読み取らせて、該テストパターンCPが有する各サブパターンSPについて濃度を測定する(S102)。このステップに先立ち、作業員は、スキャナ150に原稿(テストパターンCPが印刷された用紙S)をセットする。より具体的には、各サブパターンSPのラスタラインの方向(印刷時の用紙Sに対するキャリッジ31の移動方向)がスキャナ150の副走査方向になり、複数のラスタラインの並ぶ方向がスキャナ150の主走査方向になるように、プリンタ1によってテストパターンCPが印刷された用紙Sを原稿台ガラス152上に置き、上蓋151を閉めて、スキャナ150にセットする。そして、作業員は、コンピュータ110のスキャナドライバを介して、スキャナ150にテストパターンCPを読み取らせる。本実施の形態では、各サブパターンSPをスキャナ150の読取キャリッジ153の移動方向(副走査方向)について720dpiの解像度で読み取らせ、スキャナ150のラインセンサ158の列方向(主走査方向)について2880dpiの解像度で読み取らせる。
次に、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、画像データに含まれるサブパターンSPの傾きθを検出し(S103)、画像データに対して傾きθに応じた回転処理を行う(S104)。
<トリミングするステップについて>
次に、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、画像データの中から不要な画素をトリミングする(S105)。
次に、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、Y方向の画素数が116個(サブパターンSPを構成するラスタラインの数と同数)になるように、トリミングされた画像データを解像度変換する(S106)。
次に、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、サブパターンSPの各列領域における3種類の帯状パターンBDについて、それぞれの濃度を取得する(S107)。以下、1番目の列領域における階調値76(濃度30%)で形成された左側の帯状パターンBD(30)における濃度取得について説明する。なお、他の列領域における濃度取得も同様に行なわれる。また、他の帯状パターンBDの濃度取得も同様に行なわれる。
図22Bは、列領域jにおける指令階調値Sbに対する目標指令階調値Sbtの説明図である。この列領域では、指令階調値Sbで形成された帯状パターンBD(50)の取得濃度Cbは、目標値Cbtよりも大きい階調値を示す(この列領域では、濃度50%の帯状パターンBD(50)の平均濃度よりも濃い)。仮に、プリンタドライバが、この列領域に目標値Cbtの濃度のパターンをプリンタに形成させるならば、次式(直線ABに基づく直線補間)により算出される目標指令階調値Sbtに基づいて指令すればよい。
このようにして目標指令階調値Sbtを算出した後、補正値取得プログラムは、次式により、この列領域における指令階調値Sbに対する補正値Hbを算出する。
そして、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、列領域毎に、階調値Sb(濃度50%)に対する補正値Hbを算出する。
このようにして目標指令階調値Satを算出した後、補正値取得プログラムは、次式により、この列領域における指令階調値Saに対する補正値Haを算出する。
また、同様に、補正値取得プログラムは、階調値Sc(濃度70%)に対する補正値Hcを、各列領域の取得濃度Ccと、取得濃度Cbとに基づいて列領域毎に算出する。なお、補正値Hcを算出するにあたっては、指令階調値Scで形成された帯状パターンBD(70)の各列領域の取得濃度Ccと目標値Cctとの大小関係に関係なく、直線BCに基づく直線補間が適用される。
コンピュータ110の補正値取得プログラムは、補正値をプリンタ1のメモリ63に記憶する(S109)。そして、補正値が各列領域に対応して記憶されると、プリンタ1のメモリに、補正値テーブルが作成される。なお、補正値取得処理の実行前に、既にプリンタ1のメモリ63に補正値テーブルが作成されている場合には、作業員が補正値取得処理を実行して取得された補正値によって、既存の補正値テーブルが更新されることになる。
プリンタ1について、作業員が作業(補正値取得処理を含む作業)を完了すると、ユーザ等は、補正値取得処理の対象装置であったプリンタ1、及び、当該プリンタ1を制御するコンピュータ110等によって、前述した印刷システム100を構築する。また、補正値取得システム105を構築するためにユーザ等が本印刷用に購入したコンピュータが用いられていた場合、当該コンピュータ110によって印刷システム100を構築することとなる。なお、コンピュータ110にインストールされている補正値取得プログラムは、補正値取得処理終了後にアンインストールされることとしてもよい。
<テストパターンの歪みについて>
本実施の形態では、プリンタ1がテストパターンCPを印刷する際に、既述のスキューが発生する場合がある。このスキューが発生すると、用紙Sが搬送方向に対して曲がり、制御上の搬送量とは異なる搬送量にて搬送される結果、テストパターンCPが歪んで印刷されてしまう。また、テストパターンCPの歪みに伴って、インク毎に印刷される各サブパターンSPも歪んで印刷されることになる。このことを、図25乃至図26Bを用いて説明する。図25は、スキューによって歪んで印刷されたテストパターンCPを説明する図である。図26Aは、図25のテストパターンCPのうち、移動方向において、一端側に印刷されたサブパターンSPを示す。図26Bは、図25のテストパターンCPのうち、他端側に印刷されたサブパターンSPを示す。なお、説明を分かり易くするために、図25乃至図26B中、サブパターンSPの歪み度合いは、実際の歪み度合いよりも大きくしている。
図27は、用紙S上の、各サブパターンの形成位置を説明するための図である。また、図中、記号Pが付されている各破線は、各サブパターンSPの形成位置の境界線を示している。
プリンタ1が使用するインクのうち、ライトシアンインク(LC)及びライトマゼンタインク(LM)、すなわち、第二インクは、印刷画像の中間調部分を印刷するために多用されるインクである。このため、第二インクは、同系統の色のインクである第一インクと比較して、使用頻度が高く、画像印刷上、より重要なインクとなる傾向にある。したがって、濃度補正によって濃度ムラを抑制する効果を有効に発揮するためには、第二インクに関する補正値が、第一インクに関する補正値よりも精度良く取得される必要がある。
上記の各実施形態は、主としてプリンタ1を有する補正値取得システム105について記載されているが、その中には、補正値取得方法や補正取得装置の開示も含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
プリンタ1の印刷方式としても、前述したインターレース方式に限定されず、1つのラスタラインを異なる複数のノズルNzで形成する印刷方式(オーバーラップ方式)であってもよい。
上記実施の形態では、テストパターンCP中の各サブパターンSPが、用紙S上、移動方向に並んでいることとした。但し、これに限定されるものではなく、各サブパターンSPの形成位置が移動方向において異なった位置であればよい。すなわち、スキュー等によりテストパターンが歪んで印刷された場合、サブパターンの間には歪み度合いの差異が生じる。これにより、第二サブパターンを、第一サブパターンより歪み度合いが小さくなる位置に印刷することが可能となる。
上記実施の形態では、ヘッド41が定速移動領域を移動する期間、及び、前記加減速移動領域の一部を移動する期間に、前記ヘッド41からインクが吐出されることとした(図5参照)。また、定速移動領域はヘッド移動経路の中央部にあり、加減速移動領域はヘッド移動経路の端部にあることとした。すなわち、インク吐出期間におけるヘッド41の移動速度は、前記ヘッド41がヘッド移動経路の端部を移動するときより、ヘッド移動経路の中央部を移動するときの方がより安定することとしたが、これに限定されるのではない。例えば、インク吐出期間中、ヘッド41の移動速度がほぼ一定であることとしてもよい。
上記の実施の形態においては、プリンタ1が使用するインクの種類は6種類であることとした。これらのインクには、第一インクとしてのシアンインク(C)と、第二インクとしてのライトシアンインク(LC)とが含まれていることとした。かかる場合、プリンタ1は、シアン系統のインクであって、互いに濃淡が異なる2種類のインクを用いて画像を印刷する。このようなプリンタ1が、テストパターンCPを歪んだ状態で印刷した場合であっても、ライトシアンインク(LC)に関する濃度の補正値は、シアンインク(C)に関する濃度の補正値よりも精度が高くなる。この結果、テストパターンの歪みが、濃度ムラの抑制効果に対して及ぼす影響を低減することが可能となる。また、プリンタ1が使用するインクには、第一インクとしてのマゼンタインク(M)と、第二インクとしてのライトマゼンタインク(LM)とが含まれており、マゼンタ系統のインクについても上記と同様の効果を得ることが可能である。
上記実施の形態では、各サブパターンSPは、濃度30%、50%、70%で印刷された3種類の帯状パターンBD(30)、BD(50)、BD(70)を有していることとした。但し、帯状パターンの種類及び数に関しては、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、各サブパターンSPは、濃度10%、30%、50%、70%、90%で印刷された5種類の帯状パターンBDを有していることとしてもよい。かかる場合には、濃度に関するデータを得るための帯状パターンが増える結果、補正値の精度が高くなるため、補正値に基づく濃度補正による濃度ムラの抑制効果が向上する。
上記実施の形態において、補正値取得処理は、ユーザ等の下に派遣された作業員が、ユーザ等の下において行うこととしたが、これに限定されるものではない。例えば、補正値取得処理は、プリンタ製造工場において、プリンタ製造後の検査工程中に行われることとしてもよい。かかる場合には、プリンタ製造工場において、補正値取得システム105が構築され、補正値取得処理によりメモリ63に補正値が記憶された状態でプリンタ1が出荷されることとなる。
上記実施の形態においては、プリンタ1が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、22 搬送モータ、
23 搬送ローラ、24 プラテン、25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
32 キャリッジモータ、33 ガイド軸
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 センサ群、51 リニア式エンコーダ、52 ロータリー式エンコーダ、
53 紙検出センサ、54 光学センサ、
60 コントローラ、61 インターフェース、62 CPU、
63 メモリ、64 ユニット制御回路
100 印刷システム、105 補正値取得システム
110 コンピュータ、120 表示装置、130 入力装置、140 記録再生装置、
150 スキャナ、151 上蓋、152 原稿台ガラス、153 読取キャリッジ、
154 案内部材、155 移動機構、157 露光ランプ、
158 ラインセンサ、159 光学系、
180 ホスト側コントローラ、181 第一インターフェース、
182 第二インターフェース、183 CPU、184 メモリ、
190 スキャナコントローラ、191 インターフェース、192 CPU、
193 メモリ、194 スキャナ制御ユニット
Claims (9)
- 第一インクを用いて、媒体上に、第一サブパターンを印刷するステップと、
前記第一インクよりも淡い第二インクを用いて、媒体上の、前記第一サブパターンの形成位置よりも中央側に、第二サブパターンを印刷するステップと、
を有することを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - 請求項1に記載のテストパターンの印刷方法において、
前記第一サブパターンは、前記第一インクを媒体に吐出する動作と、前記媒体を搬送方向に搬送する動作とが複数回繰り返し行われることにより印刷され、
前記第二サブパターンは、前記第二インクを媒体に吐出する動作と、前記媒体を前記搬送方向に搬送する動作とが複数回繰り返し行われることにより印刷されることを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - 請求項2に記載のテストパターンの印刷方法において、
前記テストパターンは、前記第一サブパターンと前記第二サブパターンとを含んだ少なくとも2つのサブパターンから構成され、
各サブパターンは、互いに異なるインクによって印刷され、かつ、前記搬送方向と交差する方向に並ぶことを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - 請求項3に記載のテストパターンの印刷方法において、
前記第一インク及び前記第二インクを吐出するために前記搬送方向と交差する移動経路を移動する印刷ヘッドの、
前記移動経路の中央部を移動するときの移動速度は、前記移動経路の端部を移動するときの移動速度より安定していることを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテストパターンの印刷方法において、
シアン色のインクとライトシアン色のインクとを含む複数種のインクを用いて、前記テストパターンを印刷するとき、
前記シアン色のインクは前記第一インクとなり、前記ライトシアン色のインクは前記第二インクとなることを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のテストパターンの印刷方法において、
マゼンタ色のインクとライトマゼンタ色のインクとを含む複数種のインクを用いて、前記テストパターンを印刷するとき、
前記シアン色のインクは前記第一インクとなり、前記ライトシアン色のインクは前記第二インクとなることを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - 第一インクを用いて、媒体上に、第一サブパターンを印刷するステップと、前記第一インクよりも淡い第二インクを用いて、媒体上の、前記第一サブパターンの形成位置よりも中央側に、第二サブパターンを印刷するステップと、を有し、
前記第一サブパターンは、前記第一インクを媒体に吐出する動作と、前記媒体を搬送方向に搬送する動作とが複数回繰り返し行われることにより印刷され、前記第二サブパターンは、前記第二インクを媒体に吐出する動作と、前記媒体を前記搬送方向に搬送する動作とが複数回繰り返し行われることにより印刷され、
前記テストパターンは、前記第一サブパターンと前記第二サブパターンとを含んだ少なくとも2つのサブパターンから構成され、各サブパターンは、互いに異なるインクによって印刷され、かつ、前記搬送方向と交差する方向に並び、
前記第一インク及び前記第二インクを吐出するために前記搬送方向と交差する移動経路を移動する印刷ヘッドの、前記移動経路の中央部を移動するときの移動速度は、前記移動経路の端部を移動するときの移動速度より安定しており、
シアン色のインクとライトシアン色のインクとを含む複数種のインクを用いて、前記テストパターンを印刷するとき、前記シアン色のインクは前記第一インクとなり、前記ライトシアン色のインクは前記第二インクとなり、
マゼンタ色のインクとライトマゼンタ色のインクとを含む複数種のインクを用いて、前記テストパターンを印刷するとき、前記シアン色のインクは前記第一インクとなり、前記ライトシアン色のインクは前記第二インクとなることを特徴とするテストパターンの印刷方法。 - (A)第一インクを用いて、媒体上に印刷された第一サブパターンと、
前記第一インクよりも淡い第二インクを用いて、媒体上の、前記第一サブパターンの形成位置よりも中央側に印刷された第二サブパターンと、
を含み、少なくとも2つのサブパターンから構成されるテストパターン、を印刷するステップと、
(B)該テストパターンを読み取り、各前記サブパターンの濃度を測定するステップと、
(C)各前記サブパターンの濃度の測定値に基づいて、各前記サブパターンを印刷する際に用いたインクに関する濃度の補正値を算出するステップと、
を有することを特徴とする補正値の取得方法。 - (A)テストパターンを印刷するための印刷装置であって、
第一インクを用いて、媒体上に印刷された第一サブパターンと、
前記第一インクよりも淡い第二インクを用いて、媒体上の、前記第一サブパターンの形成位置よりも中央側に印刷された第二サブパターンと、
を含み、少なくとも2つのサブパターンから構成される前記テストパターン、
を印刷するための印刷装置と、
(B)該テストパターンを読み取り、各前記サブパターンの濃度を測定するためのスキャナと、
(C)各前記サブパターンの濃度の測定値に基づいて、各前記サブパターンを印刷する際に用いたインクに関する濃度の補正値を算出するためのプログラム、を実行するためのコンピュータと、
を有することを特徴とする補正値の取得装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006226963A JP2008049549A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006226963A JP2008049549A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008049549A true JP2008049549A (ja) | 2008-03-06 |
JP2008049549A5 JP2008049549A5 (ja) | 2009-08-20 |
Family
ID=39234049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006226963A Withdrawn JP2008049549A (ja) | 2006-08-23 | 2006-08-23 | テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008049549A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008516A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成システムならびに画像処理方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382587A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH08244216A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-24 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2000127374A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Canon Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2005096243A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Canon Inc | 記録装置および記録方法 |
JP2005225131A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、印刷方法、及び、補正用パターン |
JP2006007533A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Seiko Epson Corp | 補正値の設定方法、及び濃度補正用のテストパターン |
JP2006035735A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Seiko Epson Corp | 印刷システム、印刷方法、プログラム及び製造方法 |
-
2006
- 2006-08-23 JP JP2006226963A patent/JP2008049549A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382587A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH08244216A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-24 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2000127374A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Canon Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2005096243A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Canon Inc | 記録装置および記録方法 |
JP2005225131A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、印刷方法、及び、補正用パターン |
JP2006007533A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Seiko Epson Corp | 補正値の設定方法、及び濃度補正用のテストパターン |
JP2006035735A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Seiko Epson Corp | 印刷システム、印刷方法、プログラム及び製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008516A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Canon Inc | 画像形成装置および画像形成システムならびに画像処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7726765B2 (en) | Printing method, storage medium, medium, printing apparatus, method for detecting end of image, method for detecting carrying unevenness of medium, and device for detecting carrying unevenness of medium | |
US20080152413A1 (en) | Printing Method, Storage Medium Having Program Stored Thereon, and Printing System | |
US7249820B2 (en) | Printing method, printing system, printing apparatus, print-control method, and storage medium | |
US20080094439A1 (en) | Printing method and printing apparatus | |
JP4770258B2 (ja) | 補正値の設定方法、及び、補正値の設定装置 | |
JP4770136B2 (ja) | 印刷システム、印刷制御装置、及び印刷制御方法 | |
JP2008055725A (ja) | 印刷方法 | |
JP2008055728A (ja) | テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 | |
JP4735027B2 (ja) | 濃度測定方法、印刷方法、補正値算出方法及び印刷装置製造方法 | |
JP4433803B2 (ja) | 印刷装置、印刷制御装置、印刷方法、調査方法およびプログラム | |
JP2008060922A (ja) | 測定濃度値修正方法、印刷方法、補正値算出方法、及び、印刷装置の製造方法 | |
JP4655749B2 (ja) | 補正値取得方法、印刷方法及び印刷装置製造方法 | |
JP4635818B2 (ja) | 画像の濃度補正の実行可否の判定方法 | |
JP2008049549A (ja) | テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置 | |
JP2009226802A (ja) | 補正値取得方法、及び、液体噴射装置 | |
JP2008093851A (ja) | 補正値の設定方法、補正値設定システム、及び、プログラム | |
JP2008080642A (ja) | 印刷方法 | |
JP2006346938A (ja) | 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、及び、印刷方法 | |
JP2007168153A (ja) | 印刷方法 | |
JP2007196393A (ja) | 印刷方法、印刷システム及びプログラム | |
JP2006305963A (ja) | 画像処理、補正値取得方法、印刷装置製造方法及び印刷方法 | |
JP2007001141A (ja) | 印刷方法および印刷装置製造方法 | |
JP2008055768A (ja) | 補正値算出方法、印刷方法、及び、印刷装置の製造方法 | |
JP4715315B2 (ja) | 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、及び、印刷方法 | |
JP2006305960A (ja) | 画像の濃度補正効果の確認方法、及び印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090703 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090703 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110906 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20111108 |