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JP2008045657A - 動作制御装置 - Google Patents

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JP2008045657A
JP2008045657A JP2006221583A JP2006221583A JP2008045657A JP 2008045657 A JP2008045657 A JP 2008045657A JP 2006221583 A JP2006221583 A JP 2006221583A JP 2006221583 A JP2006221583 A JP 2006221583A JP 2008045657 A JP2008045657 A JP 2008045657A
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JP
Japan
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temperature
control device
atcu
automatic transmission
output
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JP2006221583A
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Inventor
Yuichi Oga
裕一 大賀
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】極低温時の走行開始時においても、ATCUが暴走することのない動作制御装置を提供することにある。
【解決手段】動作制御装置3は、温度センサ2によって検出された温度Tcが、低温側の第1の設定温度Td1より低いとき、ATCU1からの出力を停止させ、温度センサ2によって検出された温度Tcが、低温側の第2の設定温度Td2(<Td1)より低いとき、ATCU1からの出力を停止させる。同様に、温度Tcが設定温度Tu1より高いと、ATCU1からの出力を停止させ、設定温度Tu2より高いと、ATCU1からの出力を停止させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、動作制御装置に係り、特に、自動変速機の内部に自動変速機用制御装置を内蔵する機電一体型の自動変速機に用いるに好適な動作制御装置に関する。
従来の自動変速機用制御装置の動作制御装置としては、自動変速機用制御装置(ATCU)を、例えばコントロールバルブユニット内やオイル中に配置する場合、何らかの異常で油温が上昇し(例えば、油温T=150℃以上)、ATCUが破壊され、温度条件が保障範囲内に復帰した後も、ATCUが暴走するのを防止するために、油温が保証温度を超えたときには、電源ラインを切断し、更にインジケータに異常発生を表示することで、ATCUの暴走を防止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−136872号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、高温時の条件のみであり、車輌走行環境におけるATCUの使用環境からは極低温(−40℃以下)時の車輌走行開始も考えられ、このような極低温環境においてATCUへ入力される各種信号が不正またはATCU内部の部品故障(はんだ剥離故障等)によりATCUからの出力指令が不定となり自動変速機が暴走するおそれがある。
本発明の目的は、極低温時の走行開始時においても、ATCUが暴走することのない動作制御装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、自動変速機を制御する自動変速機用制御装置に対して、その動作を制御する動作制御装置であって、前記自動変速機用制御装置の内部またはその周辺の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段によって検出された温度Tcが、低温側の第1の設定温度Td1より低いとき、前記自動変速機用制御装置からの出力を停止させ、前記温度検出手段によって検出された温度Tcが、低温側の第2の設定温度Td2(<Td1)より低いとき、前記自動変速機用制御装置からの出力を停止させる制御手段とを備えるようにしたものである。
かかる構成により、極低温時の走行開始時においても、ATCUが暴走することのなくなるものである。
本発明によれば、極低温時の走行開始時においても、ATCUが暴走するのを防止できるものとなる。
以下、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態による動作制御装置の構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による動作制御装置を用いる自動変速機システムの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による動作制御装置を用いる自動変速機システムの構成を示すブロック図である。
自動変速機用制御装置(ATCU)1は、自動変速機本体のレイアウト上、自動変速機内のオイルOLの内部に配置された機電一体型の構成である。ATCU1は、電源Vに接続された電源回路10を備えている。ATCU1は、例えば、スロットル開度及び車速などの入力に基づき、車両走行状態に応じた最適な変速段を決定し、図示しないコントロールバルブユニット内の各ソレノイドを制御することにより、変速機ユニットを制御する。一般に、電子制御による自動変速機は、ATCU1が停止した場合でも、油圧回路などの構成から、所定変速段による前進走行またはRレンジ位置による後退走行が確保されるように設計されている。
温度センサ2は、ATCU1の内部または周辺に配置されており、ATCU1の内部または周辺の温度Tcを定期的に検出し、自動変速機用制御装置の動作制御装置3に出力する。
自動変速機用制御装置の動作制御装置3は、温度センサ2からの検出温度Tcに基づき、ATCU1の動作を制御する。具体的には、自動変速機用制御装置の動作制御装置3には、予め高温側判定用温度である第1温度Tu1(例えば、120℃)及び第2温度Tu2(例えば、140℃)(Tu1<Tu2)と、低温側温度である第3温度Td1(例えば、−20℃)及び第4温度Td2(例えば、−40℃)(Td1>Td2)が設定されており、これらの設定温度Tu1,Tu2,Td1,Td2に基づいてATCU1の動作を制御する。
動作制御装置3は、油温Tcが第1温度Tu1以上または第3温度Td1以下になる場合、ATCU1に対する出力停止信号Soを出力する。また、動作制御装置3は、油温Tcが第1温度Tu1以上または第3温度Td1以下になる場合、ATCU1に対するリセット信号Srを出力する。さらに、動作制御装置3は、検出温度Tcが第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下になる場合、ATCU1の電源回路10に対して切断信号Svを出力する。
インジケータ6は、自動変速機用制御装置の動作制御装置3からの信号Siに基づいて、検出温度Tcが第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下となる際にATCU1機能が完全に停止したことを運転者に警告するための表示手段である。
次に、図2及び図3を用いて、本実施形態による動作制御装置の動作について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による動作制御装置の動作を示すフローチャートである。図3は、本発明の一実施形態による動作制御装置の動作を示すタイムチャートである。図3において、横軸は時間を示し、図3(A)の縦軸は油温Tcを示し、図3(B)の縦軸はATCU1の出力状態を示し、図3(C)の縦軸は電源10のオンオフ状態を示している。また、図3(A)において、実線は油温Tcが高温側に上昇した場合を示し、一点鎖線は油温Tcが極低温側に下降した場合を示している。なお、本制御は、温度センサ2からの入力に基づいて、自動変速機用制御装置の動作制御装置3が、所定時間毎に定期的に実行する。
図2のステップS10において、動作制御装置3は、温度センサ2からATCU1の温度Tcを検出する。
次に、ステップS20において、検出温度Tcが過去に一度でも第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下になったことがあるかどうかを判定する。ここで、一度でも第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下になることがあったと判定される場合は、前回又はそれ以前に、ステップS70,S80にてATCU1の電源回路10に対して切断信号Svが出力されたものの、電源Vからの供給が停止できていないとして、再度ATCU1の電源回路10に対して切断信号Svを出力する。
検出温度Tcが過去に一度でも第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下になったことがなければ、ステップS30に進む。
次に、ステップS30において、検出温度Tcが第1温度Tu1を越える第2温度Tu2以上になるかどうか、または第3温度Td1を下まわる第4温度Td2以下になるかどうかを判定する。検出温度Tcが第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下になる場合、ATCU1が熱によって破壊されたと判断してステップS70に進み、検出温度Tcが第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下にならなければ、ステップS40に進む。
検出温度Tcが第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下にならない場合、ステップS40において、検出温度Tcが第1温度Tu1以上または第3温度Td1以下になる場合、ATCU1が熱によって誤作動を生じたと判断してステップS60に進み、検出温度Tcが第1温度Tu1未満または第3温度Td1を超える場合、ステップS50に進む。
出温度Tcが第1温度Tu1未満または第3温度Td1を超える場合は、ステップS50において、ATCU1に対する出力停止信号Soの出力を停止する。
検出温度Tcが第1温度Tu1以上または第3温度Td1以下になる場合は、ステップS60において、ATCU1に対して出力停止信号Soを出力し、検出温度Tcが第1温度Tu1未満または第3温度Td1を上まわるまで、ATCU1の機能を一時停止させる。
ステップS40において、検出温度Tcが第1温度Tu1以上または第3温度Td1以下にならなければ、ステップs50に移行し、ATCU1に対する出力停止信号Soの出力を停止する。これにより、検出温度Tcが第1温度Tu1未満か第3温度Td1を上まわる場合には、ATCU1に対してリセット信号Srを出力し、ATCU1を再び動作させる。
ステップS30の判定で、検出温度Tcが第2温度Tu2以上または第4温度Td2以下と判定された場合、ステップS70において、ATCU1の電源回路10に対して切断信号Svを出力し、ATCU1の機能を完全に停止する。この場合、ATCU1の検出温度Tcが第2温度Tu2を下まわるまたは第4温度Td2を超えても、ATCU1を新たに交換するまでATCU1を動作できない構成とする。
次に、ステップS80において、ATCU1の機能が完全に停止したことをインジケータ6の表示により警告し、運転者にATCU1の交換を促す。この場合、ATCU1の交換が必要であることを容易に理解させることができる。
以上の動作により、例えば、図3(A)に示すように、油温Tcが変化した場合について説明する。最初に、油温が高温状態になったときの動作について説明する。正常走行時には、油温Tcはある一定温度で保たれるが、走行中に何らかの異常が生じると、油温が上昇し、時刻t1において、温度条件が油温Tc≧Tu1となると、動作制御装置3は、図3(B)に示すように、ATCU1の出力指令を一時停止させる。その後、異常となった原因が一時的に解除され、油温が低下し、時刻t2において、温度条件が動作保証内である油温Tc≦Tu1となると、ATCU1の出力を再開する。再度、何らかの異常が発生し、油温が上昇し続け、時刻t3において、温度条件が油温Tc≧Tu1となると、再度、動作制御装置3は、図3(B)に示すように、ATCU1の出力指令を一時停止させる。そして、油温がさらに上昇し、時刻t4において、温度条件が油温Tc≧Tu2となると、図3(C)に示すように、電源を切断し、ATCU1をシャットダウンさせることでATCUの暴走防止を図ることができる。
次に、油温が極低温状態になったときの動作について説明する。正常走行時には、油温Tcはある一定温度で保たれるが、極低温で走行をした際、油温が低下し、時刻t1において、温度条件が油温Tc≦Td1となると、動作制御装置3は、図3(B)に示すように、ATCU1の出力指令を一時停止させる。その後、油温が上昇し、時刻t2において、温度条件が動作保証内である油温Tc≧Td1となると、ATCU1の出力を再開する。再度、油温が低下し、時刻t3において、温度条件が油温Tc≦Td1となると、再度、動作制御装置3は、図3(B)に示すように、ATCU1の出力指令を一時停止させる。そして、油温がさらに低下し、時刻t4において、温度条件が油温Tc≦Td2となると、図3(C)に示すように、電源を切断し、ATCU1をシャットダウンさせることでATCUの暴走防止を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態では、油温が第1の設定温度以上若しくは第3の設定温度以下の時は、自動変速機用制御装置の電源ラインを切断して機能を完全に停止し、また、検出された油温が第2の設定温度以上若しくは第4の設定温度以下の時は、自動変速機用制御装置からの出力を停止するようにしている。したがって、例えば走行中に異常な温度上昇を検出した場合または、極低温時の車輌走行開始時であっても、自動変速機用コントロールユニットの機能が完全に停止されるため、自動変速機用制御装置の暴走防止を図ることができる。
本発明の一実施形態による動作制御装置を用いる自動変速機システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による動作制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による動作制御装置の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1…自動変速機用制御装置(ATCU)
2…温度センサ
3…自動変速機用制御装置の動作制御装置(機能制御手段)
6…インジケータ
10…電源回路
V…電源
St…油温センサ信号ライン
Sr…リセット信号ライン
Sv…電源切断信号ライン
Si…インジケータ信号ライン
So…出力停止信号ライン

Claims (1)

  1. 自動変速機を制御する自動変速機用制御装置に対して、その動作を制御する動作制御装置であって、
    前記自動変速機用制御装置の内部またはその周辺の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出された温度Tcが、低温側の第1の設定温度Td1より低いとき、前記自動変速機用制御装置からの出力を停止させ、
    前記温度検出手段によって検出された温度Tcが、低温側の第2の設定温度Td2(<Td1)より低いとき、前記自動変速機用制御装置からの出力を停止させる制御手段とを備えることを特徴とする動作制御装置。
JP2006221583A 2006-08-15 2006-08-15 動作制御装置 Pending JP2008045657A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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