JP2008043009A - 電池パックおよび制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のセルブロックに対して効率的に充放電を行う。
【解決手段】電池ユニット10は、充電と放電とで経路が異なり、それぞれの経路には、充電制御スイッチ23a、23bおよび放電制御スイッチ24a、24bが設けられている。充電の際には、充放電制御部22の制御に基づき充電制御スイッチ23a、23bがONし、セルブロック21に充電電流が流れる。放電の際には、放電制御スイッチ24a、24bがONし、セルブロック21から放電電流が流れる。電池セル40の電圧が低下して過放電状態となった場合には、放電経路に設けられたバイパススイッチをONすることにより、放電正極端子29aと放電負極端子29bとを直接接続してセルブロック21の過放電を防ぐ。このように、電流経路を切り替え、充電の際には、複数の電池ユニット10が並列に接続され、放電の際には直列に接続される。
【選択図】図2
【解決手段】電池ユニット10は、充電と放電とで経路が異なり、それぞれの経路には、充電制御スイッチ23a、23bおよび放電制御スイッチ24a、24bが設けられている。充電の際には、充放電制御部22の制御に基づき充電制御スイッチ23a、23bがONし、セルブロック21に充電電流が流れる。放電の際には、放電制御スイッチ24a、24bがONし、セルブロック21から放電電流が流れる。電池セル40の電圧が低下して過放電状態となった場合には、放電経路に設けられたバイパススイッチをONすることにより、放電正極端子29aと放電負極端子29bとを直接接続してセルブロック21の過放電を防ぐ。このように、電流経路を切り替え、充電の際には、複数の電池ユニット10が並列に接続され、放電の際には直列に接続される。
【選択図】図2
Description
この発明は、効率的に充放電を行う電池パックおよびその制御方法に関する。
近年、ノート型PC(Personal Computer)や携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯型電子機器が普及し、電源として高電圧、高エネルギー密度、軽量といった利点を有するリチウムイオン二次電池が広く使用されている。また、このリチウムイオン二次電池は、上述した利点を生かし、電気自動車やハイブリッド自動車、UPS(Uninterruptible Power Supply;無停電電源装置)や太陽光発電機といった大電力用蓄電器の二次電池としても使用されるようになってきている。
二次電池を大電力を出力するために使用する場合、通常、セルブロックと呼ばれる複数の電池セルを直列および/または並列に接続した電池セルの組を複数使用し、機器に対して大電力を供給するようにしている。
このように、複数の電池セルを直列および/または並列に接続されたセルブロックを用いた電池パックに関する技術が、下記の特許文献1に記載されている。
上述したセルブロックを充電する場合、充電器からの充電電圧は、1つの電池セルの充電電圧に電池セルの直列数を乗じた値となる。そのため、電池セルの直列数を少なくすることにより充電器の充電電圧を低くすることができ、効率的に充電を行うことができるが、この場合、放電の際の放電電圧が低くなってしまう。したがって、放電の際に大電力を出力しようとする場合、放電電圧が低いために放電電流を大きくしなければならず線路抵抗による熱損失が大きくなってしまうため、放電効率が悪化してしまうという問題点があった。
一方、放電の際の熱損失を減らすために、電池セルの直列数を増やすことにより、放電電圧を高くして効率的に大電力を出力することができる。しかしながら、電池セルの直列数を増やすと、充電の際の充電電圧が高くなるため、高電圧を出力できる充電器が必要となってしまうという問題点があった。高電圧を出力できる充電器は、その扱いが困難であり、また、充電のために昇圧回路を使用するのは、効率が悪い。
このように、充電の際には、充電電圧を低くするために電池セルの直列数を減らし、放電の際には、高電圧を出力するために電池セルの直列数を増やすことが必要である。したがって、効率的に充電および放電を行うためには、矛盾が生じてしまう。
また、セルブロックに用いられている電池セルを充電する場合には、通常、定電流定電圧充電が用いられる。1つの電池セルを充電する場合には、定電流定電圧充電を用いることにより、常に電池セルを満充電とすることができる。しかしながら、この充電方法をセルブロックに使用した際に、それぞれのセルブロックの電池容量等の特性が異なる場合、直列に接続された複数の電池セルのうちいずれかの電池セルが満充電となった段階で充電が停止されてしまうため、残りの電池セルを満充電することができない。
これは、複数のセルブロックについても同様である。例えば、電池容量等の特性が異なる複数のセルブロックを接続した場合において、従来は、充電の際に、直列接続された複数のセルブロックのうちいずれかのセルブロックが満充電となった段階で充電が停止されてしまい、残りのセルブロックを満充電することができないという問題点があった。
さらに、セルブロックに用いられている電池セルが劣化または故障した場合、この電池セルの劣化または故障による影響がセルブロック全体に及んでしまう。そのため、劣化または故障した電池セルを交換する必要があるが、セルブロックに用いられる電池セルの特性をそろえる必要があるため、問題が発生した電池セルのみを交換することが困難であるという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、複数のセルブロックに対して効率的に充放電を行うことができる電池パックおよびその制御方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、直列および並列に接続される複数の電池ユニットと、複数の電池ユニットに対する充放電を制御する第1の制御部とを有し、複数の電池ユニットは、1または複数の二次電池の電池セルが直列および/または並列に接続されたセルブロックと、セルブロックの充放電状態を検出し、検出結果を第1の制御部に供給し、第1の制御部による検出結果に応じた命令を受け取り、命令に基づきセルブロックに対する充放電を制御する第2の制御部と、第2の制御部による制御に基づきON/OFFされる充電制御スイッチと、第2の制御部による制御に基づきON/OFFされる放電制御スイッチとを有し、第1の制御部は、検出結果に基づき複数の電池ユニットの充放電状態を判断し、複数の電池ユニットの少なくとも1つの電池ユニットが満充電状態でない場合に、電池ユニットに対して充電命令を供給し、複数の電池ユニットが全て満充電状態である場合に、複数の電池ユニットに対して放電命令を供給し、第2の制御部は、第1の制御部からの充電命令に基づき充電制御スイッチをONにするとともに、放電制御スイッチをOFFにして、複数の電池ユニットを並列に接続し、第1の制御部からの放電命令に基づき放電制御スイッチをONにするとともに、充電制御スイッチをOFFにして、複数の電池ユニットを直列に接続することを特徴とする電池パックである。
また、第2の発明は、直列および並列に接続される複数の電池ユニット内に設けられた、1または複数の電池セルが直列および/または並列に接続されたセルブロックの充放電状態を第2の制御部で検出する検出ステップと、検出結果に基づき複数の電池ユニットに対する充放電を制御する第1の制御部から複数の電池ユニットに対して充放電命令を供給する供給ステップと、第1の制御部による充放電命令に基づきセルブロックに対する充放電を第2の制御部で制御する制御ステップとを有し、供給ステップでは、検出結果に基づき複数の電池ユニットの充放電状態を判断し、複数の電池ユニットの少なくとも1つの電池ユニットが満充電状態でない場合に、第1の制御部から電池ユニットに対して充電命令を供給し、複数の電池ユニットが全て満充電状態である場合に、第1の制御部から複数の電池ユニットに対して放電命令を供給し、制御ステップでは、第1の制御部からの充電命令に基づき、第2の制御部による制御に応じてON/OFFされる充電制御スイッチをONにするとともに、第2の制御部による制御に応じてON/OFFされる放電制御スイッチをOFFにして、複数の電池ユニットを並列に接続し、第1の制御部からの放電命令に基づき放電制御スイッチをONにするとともに、充電制御スイッチをOFFにして、複数の電池ユニットを直列に接続することを特徴とする制御方法である。
上述したように、第1および第2の発明では、第2の制御部において、セルブロックの充放電状態を検出し、検出結果に基づき第1の制御部から複数の電池ユニットに対して充放電命令を供給し、第1の制御部からの充電命令に基づき、充電制御スイッチをONにするとともに、放電制御スイッチをOFFにし、第1の制御部からの放電命令に基づき放電制御スイッチをONにするとともに、充電制御スイッチをOFFにするようにしているため、充電時には複数の電池ユニットが並列に接続され、放電時には複数の電池ユニットが直列に接続される。
この発明は、充電の際には、複数の電池ユニットを並列に接続し、放電の際には、複数の電池ユニットを直列に接続するようにしているため、低電圧で充電し、高電圧を出力することができ、複数の電池ユニットについて効率的に充放電を行うことができる。
以下、この発明の実施の一形態について、図面を参照して説明する。この発明の実施の一形態では、直列および/または並列に接続した複数の電池セルからなるセルブロックを複数設け、充電の際には、このセルブロックを並列接続し、放電の場合には、直列接続するようにして、効率的に充放電を行うようにしている。
先ず、この発明の実施の一形態による電池パック1の一例の構成について、図1を参照して説明する。電池パック1は、1または複数の電池ユニット10,10,・・・、および統合制御部11を備える。
電池ユニット10,10,・・・は、その内部に複数の電池セルが直列および/または並列に接続されたセルブロックを備えるとともに、充電用の電極端子である充電正極端子28aおよび充電負極端子28b、放電用の電極端子である放電正極端子29aおよび放電負極端子29b、並びに電池ユニット10の充放電に関する情報の授受を行うための制御端子30を備える。なお、電池ユニット10の詳細については、後述する。
それぞれの電池ユニット10,10,・・・の充電正極端子28aおよび充電負極端子28bは、並列接続されるとともに、外部の充電器12の正極端子および負極端子に接続され、充電器12から電池ユニット10の内部に収納された電池セルに対して充電が行われる。また、それぞれの電池ユニット10,10,・・・の放電正極端子29aおよび放電負極端子29bは、直列接続されるとともに、最前段の電池ユニット10の放電正極端子29aおよび最終段の電池ユニット10の放電負極端子29bが外部の負荷13の正極端子および負極端子に接続され、負荷13に対して放電が行われる。
統合制御部11は、それぞれの電池ユニット10,10,・・・から供給される充放電情報に基づく充放電状態や充電器12の接続状態等に応じて、電池ユニット10,10,・・・に対する充放電を制御する。統合制御部11は、それぞれの電池ユニット10,10,・・・からセルブロックが満充電であることを示す満充電信号や、セルブロックが完放電状態であることを示す完放電信号を制御端子30を介して受信する。そして、満充電信号および完放電信号に基づき、それぞれの電池ユニット10,10,・・・に対して放電および充電の命令を送信する。また、統合制御部11は、電池ユニット10,10,・・・と充電器12との接続状態を検出する。例えば、統合制御部11は、充電器12の電極端子の電圧を測定し、測定した電圧の大きさや有無によって接続状態を検出することができる。また、例えば、統合制御器11は、充電器12と電池ユニット10,10,・・・とが接続しているかどうかを示す接続信号を充電器12から受信することにより、接続状態を検出するようにしてもよい。なお、統合制御部11によるそれぞれの電池ユニット10,10,・・・の制御方法の詳細については、後述する。
次に、この発明の実施の一形態に適用可能な電池ユニット10の一例の構成について、図2を参照して説明する。電池ユニット10は、セルブロック21、充放電制御部22、充電制御スイッチ23aおよび23b、放電制御スイッチ24aおよび24b、バイパススイッチ25、電流検出抵抗26、ヒューズ27を備える。また、電池ユニット10には、外部と接続するための充電正極端子28a、充電負極端子28b、放電正極端子29a、放電負極端子29b、ならびに制御端子30が設けられている。
また、電池ユニット10は、充電経路と放電経路とが分かれており、それぞれの経路に設けられたスイッチをON/OFFすることにより、充電または放電の際に、電流が流れる経路を切り替えるようにしている。
充電正極端子28aおよび充電負極端子28bは、充電器12の正極端子および負極端子に接続されている。さらに、放電正極端子29aおよび放電負極端子29bは、それぞれ前段の電池ユニット10の放電負極端子29bおよび後段の放電正極端子29aに接続されている。そして、充電の際には、充電正極端子28a、充電負極端子28bを介して充電器12からセルブロック21に対して電力が供給され、放電の際には、放電正極端子29a、放電負極端子29bを介してセルブロック21から負荷13に対して電力が供給される。
セルブロック21は、複数の電池セル40,40,・・・が直列および/または並列接続されることによって構成されている。
複数の電池セル40,40,・・・には、効率的に充放電を行うために、電池容量等の特性が同等のものが用いられる。これは、例えば、電池容量が異なる電池セルを用いて充電を行う場合には、直列に接続された電池セルのうちいずれかの電池セルが満充電となると、残りの電池セルを満充電することができず、放電を行う場合には、直列に接続された電池セルのうちいずれかの電池セルが完放電となると、残りの電池セルから放電を継続することができないためである。
そのため、電池セル40,40,・・・を直列に接続する個数は、電池容量等の特性を同等にする必要があることと、充電の際に用いられる充電器から供給される電圧とを考慮すると、例えば4直列4並列程度までとすると好ましい。
充放電制御部22は、電池ユニット10の状態を監視し、充放電に関する各種信号を制御端子30を介して統合制御部11に供給し、統合制御部11から供給された充放電の命令に基づき、電池セル40の充放電を制御する。
充放電制御部22は、セルブロック21内のそれぞれの電池セル40,40,・・・の電圧を測定し、電流検出抵抗26に印加された電圧を電流に変換して充放電電流を測定する。充放電制御部22は、測定したそれぞれの電池セル40,40,・・・の電圧に基づきセルブロック21の充放電状態を監視し、満充電状態の場合には、セルブロック21が満充電であることを示す満充電信号を生成し、統合制御部11に対して出力する。また、充放電制御部22は、完放電状態の場合に、セルブロック21が完放電であることを示す完放電信号を生成し、統合制御部11に対して出力する。
なお、セルブロック21に用いられる電池セル40としてリチウムイオン二次電池を使用する場合、例えば、電池セル40の電圧が3V(ボルト)となった際に容量が「0」となり、完放電したものとみなす。また、電圧が2.5Vになった際には、過放電であるとみなして放電禁止とする。
また、充放電制御部22は、セルブロック21の故障診断を行い、セルブロック21が故障していると判断した場合には、統合制御部11に対してセルブロック21の故障を示すエラー信号を出力する。なお、故障診断方法としては、例えば公知の方法を適用することができる。
さらに、充放電制御部22は、統合制御部11からの命令に基づき、充電または放電を行うために各スイッチを制御する。充電の際には、充放電制御部22は、充電制御スイッチ23aおよび23bをONにするとともに、放電制御スイッチ24aおよび24bをOFFにして、充電器12からセルブロック21に対して充電電流が流れるようにする。そして、セルブロック21が満充電状態となった場合には、セルブロック21に対して充電電流が流れないように全てのスイッチをOFFにする。
また、放電の際には、充放電制御部22は、放電制御スイッチ24aおよび24bをONにするとともに、充電制御スイッチ23aおよび23bをOFFにして、セルブロック21から負荷13に対して放電電流が流れるようにする。そして、セルブロック21が完放電状態となった場合には、セルブロック21から放電電流が流れないように、各スイッチを制御する。さらに、充放電制御部22は、セルブロック21が過放電状態となるのを防ぐため、充電制御スイッチ23aおよび23b、ならびに放電制御スイッチ24aおよび24bをOFFにするとともに、バイパススイッチ25をONにして、このセルブロック21をバイパスさせる。
また、充電器の故障等によりセルブロック21が過電流状態になったり、電池セル40の電圧が過電圧状態となった場合、充放電制御部22は、過電流状態を示す過電流信号や過電圧状態を示す過電圧信号を統合制御部11に対して供給する。そして、ヒューズ27を溶断し、セルブロック21に対する充放電電流経路を遮断する。
充電制御スイッチ23aおよび23bは、充電電流経路上に設けられ、充放電制御部22の制御に基づきON/OFFされる。充電の際には、充電制御スイッチ23aおよび23bがONとなり、充電電流がセルブロック21に供給されるようになっている。また、放電の際には、充電制御スイッチ23aおよび23bがOFFとなり、セルブロック21に対する充電電流が遮断される。
放電制御スイッチ24aおよび24bは、放電電流経路上に設けられ、充放電制御部22の制御に基づきON/OFFされる。放電の際には、放電制御スイッチ24aおよび24bがONとなり、セルブロック21から放電電流が流れるようになっている。また、充電の際には、放電制御スイッチ24aおよび24bがOFFとなり、セルブロック21からの放電電流が遮断される。
バイパススイッチ25は、放電正極端子29aと放電負極端子29bとを接続する経路上に設けられ、充放電制御部22の制御に基づきON/OFFされる。バイパススイッチ25は、通常、OFFになっており、セルブロック21が完放電状態となった場合にONとなり、放電正極端子29aと放電負極端子29bとを直接的に接続してセルブロック21の過放電を防ぐことができる。
充電制御スイッチ23aおよび23b、放電制御スイッチ24aおよび24b、ならびにバイパススイッチ25としては、例えば、リレー等の機械的なスイッチや、MOS−FET、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)およびGTOサイリスタ(Gate Turn Off thyristor)等の半導体素子による電気的なスイッチのいずれも用いることができる。なお、スイッチング時間、接触抵抗、スイッチングの際の接点損失および接点の劣化度等を考慮すると、電気的なスイッチを用いるのが好ましく、半導体素子のスイッチであるMOS−FETを用いるのがより好ましい。
ヒューズ27は、充放電電流経路上に設けられ、異常な電流等によりヒューズ27の周囲の温度が所定の温度に達した際に溶解することにより、電流経路を流れる充放電電流を遮断する。また、ヒューズ27は、充放電制御部22からの制御に基づき、周囲の温度が上昇することにより溶断されるようになっている。
次に、統合制御部11による電池ユニット10,10,・・・の制御について、図3に示す統合制御部11の状態遷移図を参照して説明する。統合制御部11は、電池ユニット10,10,・・・から供給された満充電信号および完放電信号に基づき電池ユニット10,10,・・・の充放電を制御する。
シーケンスSEQ1において、統合制御部11が起動され、処理がシーケンスSEQ2に移行する。シーケンスSEQ2では、統合制御部11が初期化され、それぞれの電池ユニット10から満充電信号や完放電信号を受け取り、電池ユニット10の充放電状態を監視する。全ての電池ユニット10が満充電状態である場合、または充電器が接続されていない場合には、処理がシーケンスSEQ3に移行する。また、全ての電池ユニット10が完放電状態であり、且つ充電器が接続されていない場合には、処理がシーケンスSEQ5に移行する。さらに、上述の場合以外の場合、例えば、充電器が接続され、且つ満充電状態でない電池ユニット10が1つ以上存在する場合には、処理がシーケンスSEQ4に移行する。
シーケンスSEQ3において、統合制御部11は、全ての電池ユニット10に対して放電命令を送信する。充電器が接続され、且つ満充電状態でない電池ユニット10が1つ以上存在し、且つ放電電流が流れていない場合には、処理がシーケンスSEQ4に移行する。また、全ての電池ユニット10が完放電状態である場合には、処理がシーケンスSEQ5に移行する。さらに、上述の場合以外の場合、例えば、全ての電池ユニット10が満充電状態である場合や、放電電流が流れている場合には、シーケンスSEQ3の処理が継続され、それぞれの電池ユニット10に対してそのまま放電命令が送信される。
シーケンスSEQ4において、統合制御部11は、全ての電池ユニット10に対して充電命令を送信する。満充電状態でない電池ユニット10が1つ以上存在し、且つ充電器が接続されている場合には、シーケンスSEQ4の処理が継続され、それぞれの電池ユニット10に対してそのまま充電命令が送信される。また、充電器が切り離され、且つ全ての電池ユニット10が完放電状態である場合には、処理がシーケンスSEQ5に移行する。さらに、上述の場合以外の場合、例えば、全ての電池ユニット10が満充電状態である場合や、充電器が切り離され、且つ満充電状態でない電池ユニット10が1つ以上存在する場合には、処理がシーケンスSEQ3に移行する。
シーケンスSEQ5において、統合制御部11は、全ての電池ユニット10に対して充放電命令を解除する。充電器が接続された場合には、処理がシーケンスSEQ4に移行する。また、上述の場合以外の場合、例えば充電器が接続されていない場合には、シーケンスSEQ5の処理が継続され、全ての電池ユニット10に対する充放電命令を解除する。
このように、統合制御部11は、それぞれの電池ユニット10,10,・・・から供給される満充電信号および完放電信号と、充電器の接続状態とに基づき、それぞれの電池ユニット10,10,・・・に対して充放電を行うための命令を出力し、電池ユニット10,10,・・・の充放電を制御することができる。
次に、充放電制御部22による充放電の制御について、図4に示す充放電制御部22の状態遷移図を参照して説明する。充放電制御部22は、統合制御部11からの命令とセルブロック21の充放電状態に基づき、電池ユニット10に設けられた各スイッチを制御して、セルブロック21の充放電を行うようにしている。
シーケンスSEQ11では、充放電制御部22が初期化され、所定時間毎に電池セル40,40,・・・の電圧や、充放電電流の測定が行われる。また、充放電制御部22は、測定された電池セル40,40,・・・の電圧や充放電電流等に基づき、電池ユニット10が故障しているかどうかの故障診断を行う。故障診断の結果、正常である場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。一方、故障を検出した場合には、統合制御部11に対してエラー信号を出力し、処理がシーケンスSEQ19に移行する。
シーケンスSEQ12では、充放電制御部22は、充電制御スイッチ(C−SW)23aおよび23b、放電制御スイッチ(D−SW)24aおよび24b、バイパススイッチ(B−SW)25を全てOFFにするように制御し、セルブロック21に対する充放電を停止して、待機状態となる。
統合制御部11から充電が命令され、且つ各電池セル40,40,・・・が完放電状態である場合には、処理がシーケンスSEQ13に移行する。統合制御部11から充電が命令され、各電池セル40,40,・・・が満充電状態または完放電状態でない場合には、処理がシーケンスSEQ14に移行する。統合制御部11から充電が命令され、且つ各電池セル40,40,・・・が満充電状態である場合には、処理がシーケンスSEQ15に移行する。
また、統合制御部11から放電が命令され、且つ各電池セル40,40,・・・が満充電状態である場合には、処理がシーケンスSEQ16に移行する。統合制御部11から放電が命令され、各電池セル40,40,・・・が満充電状態または完放電状態でない場合には、処理がシーケンスSEQ17に移行する。統合制御部11から放電が命令され、且つ各電池セル40,40,・・・が完放電状態である場合には、処理がシーケンスSEQ18に移行する。
シーケンスSEQ13では、充放電制御部22は、充電制御スイッチ23aおよび23bをONするように制御するとともに、放電制御スイッチ24aおよび24b、バイパススイッチ25をOFFにするように制御して、充電を待機する。充電電流が検出された場合には、処理がシーケンスSEQ14に移行する。また、統合制御部11からの充電命令が解除された場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。上述の場合以外の場合には、シーケンスSEQ13の処理が継続される。
シーケンスSEQ14では、充放電制御部22は、充電制御スイッチ23aおよび23bをONにするように制御するとともに、放電制御スイッチ24aおよび24b、バイパススイッチ25をOFFにするように制御して、セルブロック21に対して充電を行う。なお、この場合、セルブロック21に対して充電が行われているため、統合制御部11に対して、満充電信号は出力されない。電池セル40,40,・・・の電圧が満充電電圧に達した場合には、処理がシーケンスSEQ15に移行する。また、統合制御部11からの充電命令が解除された場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。上述の場合以外の場合には、シーケンスSEQ14の処理が継続され、セルブロック21の充電が行われる。
シーケンスSEQ15では、充放電制御部22は、充電制御スイッチ23aおよび23b、放電制御スイッチ24aおよび24b、バイパススイッチ25を全てOFFにするように制御するとともに、統合制御部11に対して満充電信号を出力し、セルブロック21の充電を停止する。統合制御部11からの充電命令が解除された場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。また、上述の場合以外の場合には、シーケンスSEQ15の処理が継続される。
シーケンスSEQ16では、充放電制御部22は、放電制御スイッチ24aおよび24bをONにするように制御するとともに、充電制御スイッチ23aおよび23b、バイパススイッチ25をOFFにするように制御して、放電を待機する。放電電流が検出された場合には、処理がシーケンスSEQ17に移行する。また、統合制御部11からの放電命令が解除された場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。上述の場合以外の場合には、シーケンスSEQ16の処理が継続される。
シーケンスSEQ17では、充放電制御部22は、放電制御スイッチ24aおよび24bをONにするように制御するとともに、充電制御スイッチ23aおよび23b、バイパススイッチ25をOFFにするように制御して、セルブロック21から放電を行う。なお、この場合、セルブロック21から放電が行われているため、統合制御部11に対して、完放電信号は出力されない。電池セル40,40,・・・の電圧が完放電電圧以下となった場合には、処理がシーケンスSEQ18に移行する。また、統合制御部11からの放電命令が解除された場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。上述の場合以外の場合には、シーケンスSEQ17の処理が継続される。
シーケンスSEQ18では、充放電制御部22は、充電制御スイッチ23aおよび23b、放電制御スイッチ24aおよび24b、バイパススイッチ25を全てOFFにするように制御するとともに、統合制御部11に対して完放電信号を出力し、セルブロック21の放電を停止する。統合制御部11からの放電命令が解除された場合には、処理がシーケンスSEQ12に移行する。また、上述の場合以外の場合には、シーケンスSEQ18の処理が継続される。
シーケンスSEQ19では、充放電制御部22は、充電制御スイッチ23aおよび23b、放電制御スイッチ24aおよび24bをOFFにするように制御するとともに、バイパススイッチ25をONにするように制御して、セルブロック21の充放電を停止し、故障したセルブロック21をバイパスする。また、充放電制御部22は、統合制御部11に対してエラー信号を出力する。
なお、セルブロック21の充放電が行われている間でも、充放電制御部22は、所定時間毎に電池セル40,40,・・・の電圧や充放電電流を測定してセルブロック21の故障診断を行い、故障と判断した場合には、処理がシーケンスSEQ19に移行する。
このように、充放電制御部22は、それぞれの電池セル40,40,・・・の電圧と、充放電電流を所定時間毎に測定することにより、セルブロック21に対する充放電を制御することができる。
上述したように、この発明の実施の一形態では、直列および/または並列に接続された電池セル40,40,・・・をセルブロック毎に分割し、それぞれの電池ユニット10,10,・・・が、充電の際には並列接続となり、放電の際には直列接続となるように切り替えている。したがって、充電の際には、電池ユニット10、10、・・が並列接続されるため、低電圧の電源を用いて充電することができる。また、放電の際には、電池ユニット10、10、・・が直列接続されるため、高電圧を確保して放電電流を小さくすることができるので、線路抵抗による熱損失を軽減することができる。
さらに、この電池パックは、複数に分割された電池ユニットで構成されているため、それぞれの電池ユニット内に設けられたセルブロック21に用いられる電池セル40,40,・・・の満充電電圧がそろっていれば、電池ユニット毎に異なる容量の電池セルを用いることができる。
さらにまた、放電の際に、従来は、直列接続された複数の電池ユニット10,10,・・・のうちいずれかの電池ユニット10が放電終止電圧に達すると放電が停止されてしまい、残りの電池ユニットから放電することができなかったが、この発明の実施の一形態では、放電経路にセルブロックをバイパスさせるための経路を設け、セルブロックが完放電したり故障して放電が停止した際に、セルブロックをバイパスさせることができるようにしているため、残りの電池ユニットで放電し続けることができる。
また、複数の電池ユニットが分割されて設けられているため、故障した電池ユニットや劣化した電池ユニットの単体交換を容易に行うことができる。
以上、この発明の実施の一形態について説明したが、この発明は、上述したこの発明の実施の一形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
1 電池パック
10 電池ユニット
11 統合制御部
12 充電器
13 負荷
21 セルブロック
22 充放電制御部
23a、23b 充電制御スイッチ
24a、24b 放電制御スイッチ
25 バイパススイッチ
26 電流検出抵抗
27 ヒューズ
28a 充電正極端子
28b 充電負極端子
29a 放電正極端子
29b 放電負極端子
30 制御端子
40 電池セル
10 電池ユニット
11 統合制御部
12 充電器
13 負荷
21 セルブロック
22 充放電制御部
23a、23b 充電制御スイッチ
24a、24b 放電制御スイッチ
25 バイパススイッチ
26 電流検出抵抗
27 ヒューズ
28a 充電正極端子
28b 充電負極端子
29a 放電正極端子
29b 放電負極端子
30 制御端子
40 電池セル
Claims (5)
- 直列および並列に接続される複数の電池ユニットと、
上記複数の電池ユニットに対する充放電を制御する第1の制御部と
を有し、
上記複数の電池ユニットは、
1または複数の二次電池の電池セルが直列および/または並列に接続されたセルブロックと、
上記セルブロックの充放電状態を検出し、該検出結果を上記第1の制御部に供給し、上記第1の制御部による上記検出結果に応じた命令を受け取り、該命令に基づき上記セルブロックに対する充放電を制御する第2の制御部と、
上記第2の制御部による制御に基づきON/OFFされる充電制御スイッチと、
上記第2の制御部による制御に基づきON/OFFされる放電制御スイッチと
を有し、
上記第1の制御部は、
上記検出結果に基づき上記複数の電池ユニットの充放電状態を判断し、上記複数の電池ユニットの少なくとも1つの電池ユニットが満充電状態でない場合に、該電池ユニットに対して充電命令を供給し、
上記複数の電池ユニットが全て満充電状態である場合に、上記複数の電池ユニットに対して放電命令を供給し、
上記第2の制御部は、
上記第1の制御部からの充電命令に基づき上記充電制御スイッチをONにするとともに、上記放電制御スイッチをOFFにして、上記複数の電池ユニットを並列に接続し、
上記第1の制御部からの放電命令に基づき上記放電制御スイッチをONにするとともに、上記充電制御スイッチをOFFにして、上記複数の電池ユニットを直列に接続する
ことを特徴とする電池パック。 - 請求項1に記載の電池パックにおいて、
上記第2の制御部は、
充電の際に、上記検出の結果、上記電池セルの電圧が満充電を示す満充電電圧となった場合に、上記充電制御スイッチをOFFにして、上記電池セルに対する充電を停止する
ことを特徴とする電池パック。 - 請求項1に記載の電池パックにおいて、
上記電池ユニットは、
上記第2の制御部による制御に基づきON/OFFされるバイパススイッチをさらに有し、
上記第1の制御部は、
上記検出結果に基づき、上記複数の電池ユニットが全て完放電状態である場合には、上記複数の電池ユニットに対して過放電保護命令を送信し、
上記第2の制御部は、
上記第1の制御部から過放電保護命令を受信した場合に、上記バイパススイッチをONにするとともに、上記充電制御スイッチおよび上記放電制御スイッチをOFFにして、上記セルブロックからの放電を停止するように制御する
ことを特徴とする電池パック。 - 請求項3に記載の電池パックにおいて、
上記第2の制御部は、
放電の際に、上記検出の結果、上記電池セルの電圧が完放電を示す完放電電圧となった場合に、上記放電制御スイッチをOFFにするとともに、上記バイパススイッチをONにして、上記電池セルからの放電を停止する
ことを特徴とする電池パック。 - 直列および並列に接続される複数の電池ユニット内に設けられた、1または複数の電池セルが直列および/または並列に接続されたセルブロックの充放電状態を第2の制御部で検出する検出ステップと、
上記検出結果に基づき上記複数の電池ユニットに対する充放電を制御する第1の制御部から上記複数の電池ユニットに対して充放電命令を供給する供給ステップと、
上記第1の制御部による上記充放電命令に基づき上記セルブロックに対する充放電を上記第2の制御部で制御する制御ステップと
を有し、
上記供給ステップでは、
上記検出結果に基づき上記複数の電池ユニットの充放電状態を判断し、上記複数の電池ユニットの少なくとも1つの電池ユニットが満充電状態でない場合に、上記第1の制御部から該電池ユニットに対して充電命令を供給し、
上記複数の電池ユニットが全て満充電状態である場合に、上記第1の制御部から上記複数の電池ユニットに対して放電命令を供給し、
上記制御ステップでは、
上記第1の制御部からの充電命令に基づき、上記第2の制御部による制御に応じてON/OFFされる充電制御スイッチをONにするとともに、上記第2の制御部による制御に応じてON/OFFされる放電制御スイッチをOFFにして、上記複数の電池ユニットを並列に接続し、
上記第1の制御部からの放電命令に基づき上記放電制御スイッチをONにするとともに、上記充電制御スイッチをOFFにして、上記複数の電池ユニットを直列に接続する
ことを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006211822A JP2008043009A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 電池パックおよび制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006211822A JP2008043009A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 電池パックおよび制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008043009A true JP2008043009A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39177423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006211822A Pending JP2008043009A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 電池パックおよび制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008043009A (ja) |
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- 2006-08-03 JP JP2006211822A patent/JP2008043009A/ja active Pending
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