JP2007532387A - 車両座席用駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図9
Description
ブラシ整流及び電子整流の双方が現技術水準である。
ギア段によって回転速度を下げ、同時に送出トルクを増大することができる。
有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
このことが、モーターに必要な電子回路をかなり簡略化する。
このようなスイッチギアを備えた駆動装置は、車両座席のアジャスタ、例えば、車両の背もたれ傾斜アジャスタに使用される。
このようなアジャスタの適用範囲は、車両座席に限定されない。
代わりに、このようなアジャスタは、自動車の他の部位、例えば、窓リフター、外部ミラーあるいは摺動ルーフに使用することもできる。
スイッチギアを使用して、2つの異なるギア比から選択することも可能である。
幾つかのモーターは、大きな余分な力を出さずに、関連する電子装置を使用して回転速度あるいは位置に関して互いに同期させることができる。
整流の方法は、阻止状態を検出し、可能な最大の阻止力を電気的に規定し、温度をモニターし、従って、ブラシモーターと比べて高エネルギー密度の電磁コンバーターを達成する可能性をもたらし、これにより設置スペースと重量をかなり減少させることができる。
電子機器のモーターへの一体化が、阻止状況を認識したり、既設センサーを評価したり、電子機能と駆動されている装置との間で、例えばモーター機能のパラメーターを記録しプログラムする場合に、調和を達成したりする利点をもたらす。
2つのローター、例えば、内部ローターと外部ローターの場合において、ローターに割り当てられた回転方向が電子的に変えられることは絶対になく、例えば、内部ローターは、いつでも出力装置から見て時計回りに回転し、外部ローターは、いつでも反時計回りに回転する。
そのようなモーターは、電子構成部品に対する費用が最小限であるにも関わらず、構成部品、設置スペース及び重量のための他の通常の費用を受け入れる必要無しに、回転を引き起こし、効率の向上、ノイズ低減及び阻止電流認識のような電子整流の本質的な利点が達成されるように、種々の方法で設計することができる。
このローターの異なった回転速度及び/又は異なった方向は、単純な方法で設計面から、好適にはローターが異なったポール数を有し、そのポール数がステーターポール数と異なり、それによってローターの回転速度がステーターの磁界の回転速度から外れることを確保することで、達成される。
2:3及び3:2とは異なるステーターポール数対ローターのポール数の比率が回転速度及び/又は方向の違いを可能にし、その結果として、例えば2つのローターを使用する場合に小さな相対運動を発生させることができ、それにより回転速度が低下し、一方で同時に出力トルクが増大する。
ステーターの円周方向において、正確に全ての第2ステーターポールが、隣接ステーターポールに対し磁束回路を完成するためコイルを好適に保持している。
このステーターとローターを、中心軸に対して半径方向シーケンスであるいは軸方向シーケンス(ディスクアーマチュア)に配置することができる。
異なった回転速度を発生させるため、ステーターとローターのポール数を例えば2ずつ異ならせてもよい。
特に希土類族から採取した金属から製造された永久磁石を使用して、低電流でも比較的大きなトルクを生じる巻線タイプと、各ケースで極数の比率の組み合わせが、必要な設置スペースの量を更に縮小させる。
幾つかのタイプのギア段から選択でき、それにより幾つかのギア段を次々に後方に接続可能となるギア段との組み合わせで、正に数モジュールで種々の要件に合致させるために多数の駆動装置を作り出すモジュールシステムが提供できる。
2つの異なった回転の速度及び/又は方向は、モーターによってギア段に入力できるか、ギア段それ自体で生成でき、そして、そのような回転速度で1つの構成要素を阻止することによって、他の構成要素における出力として選び出すことができる。
そのようなモーターは、ノイズを殆ど発生せず、殆ど摩擦無しで作動する。
このギア段は、中空及び/又は中実ローラーを備えたフリクションホイールの形態あるいはギアホイールの形態として設計することができ、前者の形態が製造容易であり、中空ローラーを備えると、重量も軽減し、ローター用ベアリングを形成することもできる。
しかし、ギア段は、中心軸に同心円状に配置された、1つ以上の中心ギア、1組以上の内部遊星ローラー、1組以上の外部遊星ローラー及び1つ以上の外部リングを有する多段(すなわち少なくとも2段)遊星ディファレンシャルギアとして設計することもでき、この場合、前記中心ギア又は外部リングが軸に対して軸方向に隣接配置されている。
異なった外径の2つの中心ギア又は異なった内径の2つの外部リング(あるいはそれぞれ異なった弾性率)が、結果として回転速度の僅かな違いを招く。
異なった弾性率及び異なった外径の2つの中心ギア又は異なった内径の2つの中空ギアが、結果として回転速度の僅かな違いを招く。
例えば、異なる直径の2つの前記隣接ギア要素の一方がハウジングに取り付けられ、残りの一方が前記出力装置に接続されていれば、前記回転速度の違いを取り除くことができる。
2つの外部リングを有する構成では、ハウジングに取り付けられている一方の要素がステーターに接続され、駆動要素として作用する中心ギアはモーター内のローターに回転可能にしっかりと接続されている。
金属リングと共にエラストマーベッドを収容するとともにそれらを軸方向に固定する支持体が、中空シャフトとして設計される出力装置のベル状部品に好適に接合されている。
この電磁石は、摩擦あるいは積極的な手段によりこれらをロックするために、2つの隣接する同様のギア要素と幾何学的に連結されている2つの相互に反撥する永久保持磁石と相互作用する。
幾つかの変形モーターから選択可能なモーターと組み合わせると、種々の要件を満たすために正に数モジュールを使用する多数の駆動装置を作製するモジュールシステムができあがる。
モーター12は、ステーター16を有する電気的に整流されたモーターであり、そのステーターポール18が軸Aの周りに星形に配置されている。
図2Aないし図2Cの面に垂直に走る軸Aは円筒座標で以下の方向性データを規定する。
コイル20が全部で12本あるステーターポール18の全ての第2のポールに巻き付けられており、このコイル20は、空間的回転磁界を発生させるために、モーター12に一体化されるここでは詳細に図示されていないDC供給電子回路で互いに一定間隔で交互に励磁される。
3つの全ての変形モーターでは、内部ローター22あるいは外部ローター24が軸Aの周りを回転し、ステーター16に面する円周面に沿って永久磁石26を保持しており、前記永久磁石26は円周方向に交互にポールで支持されている。
本願に使用される永久磁石26の全てが、例えば希土類族から選択される金属を含有することで、高度の透磁率を好適に示す。
第1変形モーターと第3変形モーターでは内部ローター22に割り当てられ、第2変形モーターではステーター16に割り当てられる内部磁束リング28と、第1変形モーターではステーター16に割り当てられ、第2変形モーター及び第3変形モーターでは外部ローター24に割り当てられる外部磁束リング30が磁束回路を完成する。
この2つの磁束リング28、30は、必要であれば、永久磁石26のキャリヤーとして同時に作用することもできる。
外部ローター24は、(内部ローター22と比較して)大きな半径に作用する磁力により多量のトルクをもたらす。
3つの変形モーターの全てが、好適には中空シャフト設計であり、すなわち軸Aの周りの領域が空いたままである。
この場合では、内部ローター22が10個の永久磁石26を備え、外部ローター24が14個の永久磁石26を備えている。
永久磁石26の異なった数で維持する際に、第3の変形モーター(二重モーター)では、内部ローター22と外部ローター24がこの場合では異なった回転速度(5:7)で、また図に矢印で示したように反対の回転方向に回転する。
半径方向構造を有する代わりに、モーターが軸方向形状を有することもできる、すなわちローター(ディスクアーマチュア)とステーターが軸方向に一方がその後方に配置される。
ギア段14は、ディファレンシャルギアシステムとして設計され、その種々のタイプを以下に説明する。
各タイプは、平らな歯付き遊星ギアを有する歯車遊星ディファレンシャルギアとしてか、丁度中心車のような中空又は中実でもよい円筒状の滑らかなローラーを有するフリクションホイール遊星ディファレンシャルギアの形態の好ましい形状としても存在する。
中心軸の周りの領域が空間ままになっているギア段14の中空シャフト設計が好ましい。
ギア段14がモーター12の中心軸に合わされる。
中心ギア32が軸Aの周りに配置され、中空ギア36で囲まれている3つの遊星ローラー34がこの中心ギア32の円周面に沿って走行する。
中空ギア36は半径方向付勢がかけられており、そのために何らスリップを発生せずに遊星ローラー34に良好な回転がなされる。
環状遊星キャリヤー38が遊星ローラー34を軸方向ピンに保持している。
内部ローター22が中心ギア32に回転可能にしっかりと接続されており、一方、外部ローター24が中空ギア36に回転可能にしっかりと接続されている。
遊星キャリヤー38は駆動装置10の出力装置として機能する。
それぞれの直径の寸法はローター22、24の回転速度、トルク力及び回転方向に合わされている。
中心ギア32、遊星ローラー34及び中空ギア36の軸方向長さは、内部ローター22及び外部ローター24がギア段14によってステーター16に対して十分保持され程長いように好適に選択される。
中心ギア32’、遊星ギア34’及び中空ギア36’は、各々の場合、歯が付いているが、同様にモーター12と連結されており、同じ相対運動を行い、この場合も遊星キャリヤー38が出力装置として使用される。
また、中実及び/中空構成部品も使用することができる。
中心ギア32も軸Aの周りに配置され、この中心ギア32の円周面には1組の内部遊星ローラー34が配置されている。
軸方向に一方が他方の後方に配置された第1外部遊星ローラー40と第2外部遊星ローラー42は、これら遊星ローラーの各々が軸方向に内部遊星ローラー34の約半分の長さの各隙間に挿入され、第2外部遊星ローラー42は第1外部遊星ローラー40と比較して直径が僅かに小さく、それは、例えば、一方でメートル寸法を、他方でインチベースの寸法を有する円筒ローラーを使用することで達成されるものである。
円筒形状の代わりに、他の形状もロール本体に使用することができる。
2つの半径方向階層列のローラーをこのように付勢すると、ローラー全てが互いに保持し、同心の半径方向に対称的な無スリップ配置が確実に得られ、それが結果としてギア段14の高度の効率化につながる。
遊星キャリヤー、従って遊星ローラーの内部ベアリングは必要ではないが、排除もされない。
その端面では中心ギア32には、軸方向の所定位置に遊星ローラーを保持するために半径方向外部に突出するリムを設けることができる。
これは他のタイプのギア段の場合にも行える。
第1外部リング44は鋼製の弾性金属リング48を備え、その金属リング48は、その半径方向内側に面する表面で第1外部遊星ローラー40と接触しており、付勢力を適用するために、囲まれたローラーの幾何学的配置で必要とされる直径より小さな内径を有している。
半径方向外側に面する側で、且つ双方の軸方向面において、金属リング48が第1外部リング44のエラストマーベッド50内に配置されている。
金属リング48とプラスチック製のエラストマーベット50が共に、非常に均一圧力付加を実現している。
さらに、エラストマーベッド50が運転ノイズを遮断し、一瞬の衝撃を軽減する。
ここで説明された第1外部リング44の2部品設計を、第1タイプのギア段の中空ギア36、36’に採り入れることができる。
第1外部リング44を半径方向に固定するために、支持体52には金属リング48とエラストマーベッド50が設けられ、組立ての目的で、前記支持体52は2部品構造であり、半径方向外側でエラストマーベッド50に、そして面の両端部では2つのフランジに係合しており、その構成も他の2つのタイプのギア段に採り入れることができる。
ギア段14で発生する熱を放散するため、好ましくはエラストマーベッド50が良好な熱伝導率を有し、該熱伝導率は、例えば埋め込み用金属あるいは他の熱伝導性ファイバーにより、あるいは中空スペース及び窪みに熱伝導性材料を充填することで達成される。
熱伝導性ペーストは金属リング48とエラストマーベッド50との間に設けることもできる。
この回転速度の小さな違いを利用して、ギア段14がモーター12に接続された場合にギア段14での大きな減速(例えば200)が実現される。
第1外部リング44、より正確にはその支持体52が、例えば、ハウジングに、すなわちステーター16に取り付けられている。
駆動車として作用する中心(太陽)ギア32は、内部ローター22(あるいは外部ローター24又は遊星キャリヤー38)に接続されるが、第2外部リング46は、出力装置54として作用する。
この場合、例えば、中空シャフトとすることができる外部シャフトが、ベル状末端片により第2外部リング46に、より正確にはその支持体52に取り付けられている。
この場合には、第2外部リング46が、中心ギア32と同じ方向に回転する。
第2タイプのギア段用に選択される形状により、別個のベアリングを中心ギア32に、従って内部ローター22(又は外部ローター24)に、そして第2外部リング46に、すなわち出力装置54に設けることは不要になるが、その可能性を排除しない。
しかし、ギア段14の内部ローター22(又は外部ローター24)のベアリングが、遊びがなく、従って内部ローター22(又は外部ローター24)をノイズを出さずに作動する利点がある。
必要なら外部リング44、46をハウジングに取り付け、結果として以下さらに詳細に説明される例えば2つのポールシステム又は回路により、出力に変化を来たすことで、出力装置の回転方向を逆にすることが可能であり、一方中心ギア32の回転方向は同じままである。
それでモーター12に必要な電子システムの設計を非常に単純化することができ、このことがモーター12の製造も単純化する。
一般に、互いに軸方向後方に配置された1つ以上の中心ギアと、同数の適切に軸方向に配置された内部遊星ローラーと、出来れば同期目的の1組の中間遊星ローラーと、互いに軸方向後方に配置された1組以上の外部ローラーと、同数の適切に軸方向に配置された外部リングを設けることが可能である。
回転速度の小さな違いは、2つの隣接するギア要素間で上記方法により取り去られる。
中心ギアと1組の遊星ローラーの代わりに、次の外側の遊星ローラー組上で直接回転する適度に大きい直径の正に中心ギアを使用することも考えられ、及び/又は1組の外部遊星ローラーと外部リングの代わりに、次の内側の遊星ローラー組上で直接回転する適度に小さい直径の正に外部リングを使用することが考えられる。
ギア段14はモーター12の中心軸Aと合致している。
中心ギア32は軸Aの周りに配置されており、3つの遊星ローラー34は中心ギア32の円周面に沿って回転する。
それらの軸方向長さのほぼ中程まで、段から外れた遊星ローラー34が、低弾性率を有する、すなわち比較的硬い環状第1中空ギア36により囲まれている。
これら3つの遊星ローラー34の軸方向長さの残りの半分では、第1中空ギア36より高い弾性率と小さな内周を有する第2中空ギア56で囲まれている。
2つの要因により、遊星ローラー34との接触により生じた円形から外れた三角形気味の形状を第2中空ギア56が示しており、この三角形状は図では僅かに誇張されており、作動時には動的に変化する。
弾性率の違いは、適切な材料を選択することで達成される。
遊星キャリヤーを介する代わりに中心ギア32を介して投入された推力で、双方中空ギアの内周比率が、変速比200に対して200/199である必要はないが、その代わり、より大きい比率、従って許容公差に殆ど影響されない比率を選択することができる。
さらに、中心ギア32の代わりに、遊星ローラーを支持する遊星キャリヤーを第1タイプのギア段の設計と同様に入力駆動装置として使用することができ、又は遊星ローラーを配置しているベアリングケージを備えてもよい。
変形実施形態では、一方が他方の後方に軸方向に配置された異なった弾性率の2つの中心ギアを中空ギアと組み合わせて設けることもでき、あるいは異なった弾性率の連続又は分離した中心ギアと中空ギアの他の組み合わせも可能である。
この遊星ローラーも段付けすることができる。
このエラストマーベッド50を、金属リングからなる中空ギア56の別の構成部品と見なしてもよい。
このエラストマーベッド50の代わりに、第2中空ギア56の弾性スポークあるいは軸方向又は半径方向出力ピックオフを、可能なら変形可能な壁を備えたカップやダンパー要素を備えた穴あきディスクを挿入して設けることができる。
中空ギア56の僅かな不均一運動は、好適に補償されないか、あるいは少しも補償されない。
第1中空ギア36は、例えばハウジング、すなわちステーター16に取り付けられている。
駆動装置として作用する中心ギア32が内部ローター22(又は外部ローター24)に接続され、一方で、第2中空ギア56が出力装置54として作用する。
この場合、例えば中空シャフトでもよい出力シャフトがベル状端部片により第2中空ギア56に、より正確にはその支持体52に取り付けられている。
それぞれの直径は、直径の選択によって別の比率が可能なように、常時同じ大きさのオーダーとする必要がある。
中心ギア32、遊星ローラー34及び中空ギア36の軸方向長さは、内部ローター22と外部ローター24がギア段14によってステーター16に対して位置決めできるように十分長くするのが好ましい。
第3タイプのギア段用に選択される形状により、中心ギア32の、従って内部ローター22(又は外部ローター24)の、また第2中空ギア56の、すなわち出力装置54の、個別ベアリングを設けることが不要となるが、その形状はその可能性を排除しない。
第2タイプのギア段で説明されているように、1組の内部遊星ローラー34が中心ギア32上にあり、また1組の第1遊星ローラー40が遊星ローラー34の上面に配置されて軸方向にここからオフセットされた第1外部リング44により付勢されて所定位置に保持され、1組の第2遊星ローラー42が第2外部リング46により付勢されて所定位置に保持されている。
第2外部リング46は、出力装置54の一部を構成している。
内部遊星ローラー34の軸方向長さは、第3外部リング58が、第2外部リング46の反対側で第1外部リング44のそばに軸方向に配置され、付勢の下でそれが内部遊星ローラー34を取り囲むように、選択される。
第1外部リング44及び第3外部リング58の外径は、少なくともほぼ一致する。
各々の場合、永久磁石が保持磁石61として巻線スプリング60の両自由端に配置され、2つの保持磁石61の相互の対面極が互いに反発し合う。
この保持磁石61は、例えば希土類族から選択される金属を含有するため、高い透磁率を好適に保有している。
任意の極を励磁できる切換えコイル63が巻付かれている軟鉄コア62が2つの保持磁石61間に配置されている。
双方の外部リング44、58、従ってギア段14が結果として所定位置に保持される。
ステーター16のコイルを励磁すれば、切換えコイル63も励磁される。
電流方向により、2つの保持磁石61の1つが引き付けられ、一方、他方が反発される。
その結果、後者が巻線スプリング60の側を開き、これにより対応外部リング44、58を解除する。
通常、回転速度の違いを引き起こす外部リング44、58の小さな違いのため、第2外部リング46、従って、出力装置54の回転方向が規定され、それに従って、外部リング44又は58が阻止され、一方、モーター12従って中心ギア32の回転方向が一定ままであり、出力の2つの可能な回転方向が互いに対向している(一方向モーター)。
例えば、図12示されたように、保持磁石61が、それぞれ切換え可能に歯付き外部リングをロックする歯付き爪64に配置できる。
この機能は上記と同じである。
ロック装置は、休止状態の出力装置54により導入されるトルク力を阻止するためにも使用できる。
そのような阻止作用は、ギア段14内で発生する必要はないが、モーター12とギア段14との間で適用することもできる。
休止状態では、2つスプリング歯付き爪64が中間ギア67で少なくともほぼ確実に係合し、特に出力側で導入されたトルク力に対して中間ギア67を阻止する。
一旦モーター12が回転し始めたら、ディスクカム68がそれと共に回転し、カム突起68’が歯付き爪64の制御外周部64’に接触し、それにより図13Bに示したように歯付き爪64を上げて中間ギア67との係合を解除する。
このとき、中間ギア67は何ら邪魔されずに駆動され、ディスクカム68との摩擦接触が好適に解消される。
好ましい実施形態の変形において、ディスクカム68は回転軸との摩擦接触で支持されないが、モーターの非回転部に回転可能にしっかりと接続されており、このモーターは、ハウジングに対し小さな角度範囲により回転可能に支持されている。
このように支持されたモーターピニオン66とディスクカム68との間に生じるトルクのために、モーター12をオンにし、それにより歯付き爪64が自動的に係合解除すると、ディスクカム68が直ちに自動的に回転する。
このタイプのモーター整流はこのロック装置には重要でない。
ロック作用は、摩擦で発生することもできる。
駆動装置10が車両に使用されている場合、そのような状況は衝突であろう。
駆動装置10で駆動される装置は、車両占有者の保護を増すために、特定の設定をできるだけ素早く取るように意図されている。
この場合、駆動装置10が続いて使用できないことが容認されている。
他の特別な状況が、広い範囲に対して車両座席の1つ以上のアジャスタの迅速な設定、例えば後部座席にアクセスを容易にするする(容易な進入)ための長手方向調整と組み合わせて背もたれを前方に折り畳むこと(旋回自在)であろう。
交互に高精度に切換えられる場合に外部リング44又は46か中空ギア36又は56をロックする、スイッチギア装置内に設けられたロック装置を使用して、異なった速度、従って異なったギア比を出力部で発生させることは可能である。
モーター12の回転方向が一定のままであれば、出力装置の回転方向が、一方向モーターの場合上記状況に対応する状態を変える。
出力の一定の回転方向は、ロック装置の切換え以外では、モーター12の回転方向を変えることによっても、発生させることができる。
モーターを励磁させるための星形接続回路の使用も、第3変形モーターとロック装置を伴う組み合わせには良好な解決策である。
特殊な状況が発生した場合、第3変形モーターの2つのローターのうちの1つがロック装置により機械的に阻止される。
下流ギア段14が、高いギア比(低減速)のディファレンシャルギアとして作用する。
スイッチが中間タップに作られた後、他方のローターが低抵抗により高い出力消費で作動し、これが究極的には出力装置54で好ましい出力の増大を生む。
一般的に、アジャスタ80は、その間で駆動装置10が出力装置54で作動する互いに移動する2つの構成部品から構成されている。
出力装置54の低回転速度は、大量のトルクを生じる。
出力装置54の回転運動をアジャスタ80の直線運動に変える手段を設けることができる。
アジャスタ80の各調整方向のために別個の駆動装置も設けることができる。
例えば、一般に、車両座席では、同じ単一アジャスタ80が座席の両側にあり、公知方法では、それらのアジャスタ80は回転可能な伝動ロッドによって対に連結され、同期がとられている。
非常に狭いスペースしか取らない、この発明による駆動装置を使用すれば、対の各単一アジャスタ80にそれ自体の駆動装置10を設けることが可能である。
これらの駆動装置10は、例えばモーター12の電子整流に使用される電子装置により、あるいは車両座席の場合、車両座席の構造物の剛性を介して同期がとられる。
12 モーター
14 ギア段
16 ステーター
18 ステーターポール
20 コイル
22 内部ローター
24 外部ローター
26 永久磁石
28 内部磁束リング
30 外部磁束リング
32,32’ 中心(太陽)ギア
34 (内部)遊星ローラー
34’ 遊星ギア
36,36’ (第1)中空ギア
38 遊星キャリヤー
40 第1外部遊星ローラー
42 第2外部遊星ローラー
44 第1外部リング
46 第2外部リング
48 金属リング
50 エラストマーベッド
52 支持体
54 出力装置
56 第2中空ギア
58 第3外部リング
60 ラップスプリング
61 保持磁石
62 コア
63 切換えコイル
64 歯付き爪
64’ 制御外周部
66 モーターピニオン
67 中間ギア
68 ディスクカム
68’ カム突起
80 アジャスタ
Claims (11)
- 少なくとも1つのモーター(12)と出力装置(54)を備えた前記モーター(12)の出力側に設けられた少なくとも1つのギア段(14)とを有する車両座席、特に自動車座席のアジャスタ(80)の駆動装置(10)において、
前記ギア段(14)が、前記モーター(12)の不変的な唯一の回転方向を維持しながら前記出力装置(54)の回転方向が規定されて前記出力装置(54)の2つの異なった回転方向から選択され得るスイッチギアとして設計されていることを特徴とする車両座席のアジャスタ(80)の駆動装置(10)。 - 前記モーター(12)が、電子整流されるブラシ不要モーターであることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置(10)。
- 前記スイッチギアとして有効なギア段(14)が、該ギア段(14)の少なくとも2つの異なった構成部品としてロック装置を含んでいることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動装置(10)。
- 前記ギア段(14)が、1つ以上の中心ギア(32;32’)と少なくとも1組の遊星ローラー(34)又はギア(34’)と1つ以上の中空ギア(36,36’,56)あるいは外部リング(44,46)とを有する少なくとも単一段の遊星ディファレンシャルギアとして設計されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の駆動装置(10)。
- 前記2つの中心ギア(32)が、異なった外径又は外周及び/又は弾性を有し、及び/又は、前記2つの外部リング(44,46)が、異なった内径を有し、及び/又は、前記2つの中空ギア(36,56)が、異なった内周又は弾性を有することを特徴とする請求項4に記載の駆動装置(10)。
- 前記少なくとも2つの異なった外部リング(44,46)及び/又は前記中空ギア(36,56)及び/又は前記中心ギア(32)が、切換え可能にロックされることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の駆動装置(10)。
- 前記異なった直径又は弾性又は内周を有する2つの隣接ギア要素の1つが、ロック時にハウジングにロックされ、それらの1つが、前記出力装置(54)にロックされることを特徴とする請求項6に記載の駆動装置(10)。
- 前記中心ギア(32)が、前記モーター(12)の1つのローター(22,24)にしっかりと接続され、前記1つの外部リング(44)又は1つの中空ギア(36)が、前記ステーター(16)に接続され、前記1つの外部リング(46)又は中空ギア(56)が、前記出力装置(54)に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の駆動装置(10)。
- ラップスプリング(60)が、摩擦タイプのロックとして設けられているか、あるいは、少なくとも1つの歯付き爪(64)が、積極的な作動ロックとして設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項8のいずれか1項に記載の駆動装置(10)。
- 前記ロックが、前記駆動装置(10)をオンにしたときに自動的に且つ機械的に解除されることを特徴とする請求項3ないし請求項9のいずれか1項に記載の駆動装置(10)。
- コア(62)を有する切換えコイル(63)が、切換えのために設けられており、前記切換コイル(63)が、互いに反撥するように配置された保持磁石(61)と相互作用することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の駆動装置(10)。
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