JP2007529555A - シヌクレイノパチーを治療する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、35 U.S.C.119(e)に基づいて、USSN 60/555,020(これは、2004年3月18日に出願された)および60/555,019(これは、2004年3月19日に出願された)の出願日の利益を主張しており、それらの全開示内容は、本明細書中で参考として援用されている。
本発明は、NIH(National Institutes of Health)の助成第NS38375号に基づいて、政府の援助を受けた。政府は、本発明に関し特定の権利を有し得る。
本発明は、シヌクレイノパチー(synucleinopathy)(例えば、パーキンソン病(PD)、びまん性レービー小体病(Diffuse Lewy Body Disease:DLBD)および多系統萎縮障害(Multiple System Atrophy:MSA))を治療する療法アプローチに関する。
シヌクレイノパチーは、ニューロンおよびグリアの選択的に傷つきやすい集団における、不溶性α−シヌクレイン(synuclein)タンパク質の凝集体を含む共通な病理学的病変を共有する、神経変性障害の多様な群である。特定の証拠は、異常な線維状凝集体の形成を、臨床症状の発症および進行ならびに神経変性障害(パーキンソン病、びまん性レヴィー小体病および多系統萎縮症が挙げられる)における、罹患した脳の領域の変性を関係付ける。これらの疾患の臨床処置としては、カルビドパ−レボドパ、抗コリン作用薬および対症状薬剤が挙げられるが、いくつかのシヌクレイノパチー(例えば、びまん性レヴィー小体病)に対する、特定の治療は存在しない。最初はレボドパに良好に応答する大半のパーキンソン病被験体は、5年以内に、運動の揺らぎ(motor fluctuation)と「短縮する(wearing−off)」現象とを発症する。これらの障害の重度に衰弱させる性質とこれらの有病率とを考えると、当該分野において、これらの疾患を処置および管理することへの新規のアプローチに対する明らかな必要性が存在する。
本発明は、ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物を用いた処置による、シヌクレイノパチー(例えば、パーキンソン病(PD)、びまん性レヴィー小体病(DLBD)および多系統萎縮症(MSA))の処置への治療アプローチに関する。
本発明は、シヌクレイノパチー被験体を治療する方法、組成物および製品を提供する。本発明の方法は、α−シヌクレイン(その蓄積は、シヌクレイノパチーを発病させる)の分解を加速するのに有用である。本発明は、シヌクレイノパチー被験体を治療する方法を提供し、該方法は、該シヌクレイノパチー被験体に、ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、または該化合物(例えば、本明細書中で記述したもの)の治療製剤、組成物または処方物の治療有効量を投与する工程を包含する。好ましい実施形態では、このシヌクレイノパチー被験体は、ヒトである。
a、b、cおよびdの1個は、NまたはN+O−を表わし、そして残りのa、b、cおよびd基は、炭素を表わし、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;または
a、b、cおよびdの各々は、炭素であり、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;
点線(−−−)は、任意の結合を表わす;
Xは、C11への任意の結合が存在しないとき、NまたはCHを表わし、また、C11への任意の結合が存在するとき、Cを表わす;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しているとき、1個のA置換基だけがC−5に結合しており、1個のB置換基だけがC−6に結合しており、そしてAまたはBは、H以外のものである;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しないとき、2個のA置換基がC−5に結合しており、ここで、各A置換基は、別個に、選択され、そして2個のB置換基がC−6に結合しており、ここで、各B置換基は、別個に、選択され、ここで、2個のA置換基の少なくとも1個または2個のB置換基の少なくとも1個は、Hであり、ここで、2個のA置換基の少なくとも1個または2個のB置換基の少なくとも1個は、H以外のものである;
AおよびBは、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)−R9;(3)−R9−C(O)−R9;(4)−R9−CO2−R9a;(5)−(CH2)pR26;(6)−C(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(7)−C(O)NHR9;(8)−C(O)NH−CH2−C(O)−NH2;(9)−C(O)NHR26;(10)−(CH2)pC(R9)−O−R9a;(11)−(CH2)pCH(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(12)−(CH2)pC(O)R9;(13)−(CH2)pC(O)R27a;(14)−(CH2)pC(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(15)−(CH2)pC(O)NH(R9);(16)−(CH2)pC(O)N(R26)2であって、ここで、各R26は、同一または異なる;(17)−(CH2)pN(R9)−R9a;(18)−(CH2)pN(R26)2であって、ここで、R26は、同一または異なる;(19)−(CH2)pNHC(O)R5;(20)−(CH2)pNHC(O)2R50;(21)−(CH2)pN(C(O)R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(22)−(CH2)pNR51C(O)R27;(23)−(CH2)pNR51C(O)R27であって、ここで、R51は、Hではなく、そしてR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員ヘテロシクロアルキル環を形成する;(24)−(CH2)pNR51C(O)NR27;(25)−(CH2)pNR51C(O)NR27であって、ここで、R51は、Hではなく、そしてR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員ヘテロシクロアルキル環を形成する;(26)−(CH2)pNR51C(O)N(R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(27)−(CH2)pNHSO2N(R51)2であって、ここで、各R51は、同一または異なる;(28)−(CH2)pNHCO2R50;(29)−(CH2)pNC(O)NHR51;(30)−(CH2)pCO2R51;(31)−NHR9;(32)
pは、0、1、2、3または4である;
各R1およびR2は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)ハロ;(3)−CF3、(4)−OR10;(5)−COR10;(6)−SR10;(7)−S(O)tR15であって、ここで、tは、0、1または2である;(8)−N(R10)2;(9)−NO2;(10)−OC(O)R10;(11)−CO2R10;(12)−OCO2R15;(13)−CN;(14)−NR10COOR15;(15)−SR15C(O)OR15;(16)−SR15N(R13)2であるが、但し、−SR15N(R3)2中のR15は、−CH2ではなく、ここで、各Rは、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよび−C(O)OR15;(17)ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ;(18)テトラゾール−5−イルチオ;(19)置換テトラゾール−5−イルチオ;(20)アルキニル;(21)アルケニル;および(22)アルキルであって、該アルキルまたはアルケニル基は、必要に応じて、ハロゲン、−OR10または−CO2R10で置換されている;
R3およびR4は、同一または異なり、それぞれ別個に、H、ならびにR1およびR2の置換基のいずれかを表わす;
R5、R6、R7およびR7aは、それぞれ別個に、H、−CF3、−COR10、アルキルまたはアリールを表わし、該アルキルまたはアリールは、必要に応じて、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−C(O)R10または−CO2R10で置換されているか、またはR5は、R6と組み合わされて、=Oまたは=Sを表わす;
R8は、以下からなる群から選択される:
ここで、該置換R9基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CO2R14;(3)−CH2OR14;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)アミノ;(7)トリチル;(8)ヘテロシクロアルキル;(9)シクロアルキル;(10)アリールアルキル;(11)ヘテロアリール;(12)ヘテロアリールアルキル、および
R14は、別個に、以下からなる群から選択される:H;アルキル;アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル;
R9aは、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリールアルキル;
R10は、以下からなる群から選択される:H;アルキル;アリールおよびアリールアルキル;
R11は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)置換アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリール;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキル;(7)非置換ヘテロアリール;(8)置換ヘテロアリール;(9)ヘテロシクロアルキル;および(10)置換ヘテロシクロアルキル;該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)フルオロ;および(3)アルキル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11基は、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)ハロゲン;および(3)アルキル;
R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アリール;(7)非置換シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)非置換ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11a基は、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)フルオロ;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニル;および(11)ヘテロアルケニル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11a基は、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基を有する:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニル;および(11)ヘテロアルケニル;
R12は、以下からなる群から選択される:H、アルキル、ピペリジン環V、シクロアルキル、および−アルキル−(ピペリジン環V);
R15は、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリール;
R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、−CF3およびOH;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、−CF3およびOH;(7)次式のヘテロアリール、
R26は、以下からなる群から選択される:(1)H:(2)アルキル;(3)アルコキシ;(4)−CH2−CN;(5)R9;(6)−CH2CO2H;(7)−C(O)アルキル;および(8)CH2CO2アルキル;
R27は、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)アルキル;および(4)アルコキシ;
R27aは、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;および(2)アルコキシ;
R30、R31、R32およびR33は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)=O;(4)アルキル;(5)アリール(例えば、フェニル);(6)アリールアルキル(例えば、ベンジル);(7)−OR9a;(8)−NH2;(9)−NHR9a;および(10)−N(R9a)2であって、ここで、各R9aは、別個に、選択される;
R50は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)非置換ヘテロアリール;(3)置換ヘテロアリール;および(4)アミノ;ここで、該置換されるR50基上の該置換基は、以下からなる群から別個に選択される:アルキル;ハロゲン;および−OH;
R51は、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル;
但し、置換ヘテロシクロアルキル部分の環ヘテロ原子に隣接した環炭素原子は、ヘテロ原子またはハロ原子で置換されていない;そして
但し、置換ヘテロシクロアルキル部分の環ヘテロ原子に隣接していない環炭素原子は、1個より多いヘテロ原子で置換されていない;そして
但し、置換ヘテロシクロアルキル部分の環ヘテロ原子に隣接していない環炭素原子は、1個のヘテロ原子および1個のハロ原子で置換されていない;そして
但し、置換シクロアルキル部分の環炭素原子は、1個より多いヘテロ原子で置換されていない;そして
但し、置換アルキル部分の炭素原子は、1個より多いヘテロ原子で置換されていない;そして
但し、置換アルキル部分の同じ炭素原子は、ヘテロ原子およびハロ原子の両方では置換されていない。
(B)各a、b、cおよびd基は、CR1を表わし、ここで、各炭素上の各R1基は、同一または異なる;
(C)点線(−−−)は、任意の結合を表わす;
(D)Xは、C11への任意の結合が存在しないとき、NまたはCHを表わし、また、C11への任意の結合が存在するとき、Cを表わす;
(E)R1は、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)ハロ;(3)−CF3;(4)−OR10;(5)COR10;(6)−SR10;(7)−S(O)tR15;(8)−N(R10)2;(9)−NO2;(10)−OC(O)R10;(11)CO2R10;(12)−OCO2R10;(13)−CN;(14)−NR10COOR15;(15)−SR15C(O)OR15;(16)−SR15N(R13)2であって、ここで、各R13は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよび−C(O)OR15、但し、−SR15N(R13)2中のR15は、−CH2ではない;(17)ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ;(18)テトラゾール−5−イルチオ;(19)置換テトラゾール−5−イルチオ;(20)アルキニル;(21)アルケニル;(22)アルキル;(23)置換アルキルであって、該置換アルキルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;(24)置換アルケニルであって、該置換アルケニルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;
(F)各Rは、別個に、以下からなる群から選択される:(1)ハロ;(2)−CF3;(3)−OR10;(4)COR10;(5)−SR10;(6)−S(O)tR15;(7)−N(R10)2;(8)−NO2;(9)−OC(O)R10;(10)CO2R10;(11)−OCO2R10;(12)−CN;(13)−NR10COOR15;(14)−SR15C(O)OR15;(15)−SR15N(R13)2であって、ここで、各R13は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよび−C(O)OR15、但し、−SR15N(R13)2中のR15は、−CH2ではない;(16)ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ;(17)テトラゾール−5−イルチオ;(18)置換テトラゾール−5−イルチオ;(19)アルキニル;(20)アルケニル;(21)アルキル;(22)置換アルキルであって、該置換アルキルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;(23)置換アルケニルであって、該置換アルケニルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;
(G)mは、0、1または2である;
(H)tは、0、1または2である;
(I)R5、R6、R7およびR7aは、それぞれ別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)−CF3;(3)−COR10;(4)アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アルキルであって、該置換アルキルは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:−OR10、−SR10、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−N(R10)2、−NO2、−C(O)R10;−OCOR10、−OCO2R15、CO2R10、およびOPO3R10;および(7)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:−OR10、−SR10、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−N(R10)2、−NO2、−C(O)R10;−OCOR10、−OCO2R15、−CO2R10、およびOPO3R10;または
(J)R5は、R6と一緒になって、=Oまたは=Sを表わす;
(K)R8は、以下からなる群から選択される:
(M)R11は、以下から選択される:(1)アルキル;(2)置換アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリール;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキル;(7)非置換ヘテロアリール;(8)置換ヘテロアリール;(9)ヘテロシクロアルキル;および(10)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:(1)−OH;(2)フルオロ;および(3)アルキル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:(1)−OH;(2)ハロゲン;および(3)アルキル;
(N)R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アリール;(7)非置換シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)非置換ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)フルオロ;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;
(O)R12は、以下からなる群から選択される:H、アルキル、ピペリジン環V、シクロアルキル、および−アルキル−(ピペリジン環V);
(P)R15は、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリール;
(Q)R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(7)次式のヘテロアリール:
(R)R51は、以下からなる群から選択される:−Hおよびアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルおよびt−ブチル);
(S)Bは、以下の基である:
(C)aは、Nである;
(D)b、cおよびdは、CR1基であり、ここで、該R1置換基の全ては、Hであるか、または1個のR1置換基は、ハロであり、そして残りの2個のR1置換基は、水素である;
(E)mは、1であり、そしてR3Aは、ハロであるか、またはmは、2であり、そして各R3Aは、同一または異なるハロである;
(F)Xは、NまたはCHである;
(G)R5、R6、R7およびR7aは、Hである;
(H)R8は、以下からなる群から選択される:
(J)R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アリール;(7)非置換シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)非置換ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)フルオロ;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;
(K)R12は、以下からなる群から選択される:H、アルキル、ピペリジン環V、シクロアルキル、および−アルキル−(ピペリジン環V);
(L)R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(7)次式のヘテロアリール:
(M)R51は、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルおよびt−ブチル)。
(B)R8は、2.0である;
(C)R11は、アルキルである;
(D)Xは、Nである;
(E)b、cおよびdは、CR1基であり、ここで、該R1置換基の全ては、Hである;
(F)mは、1であり、そしてR3Aは、ハロである;そして
(G)Xは、Nである。
1実施形態では、前記ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物は、次式を有し得る:
a、b、cおよびdの1個は、NまたはN+O−を表わし、そして残りのa、b、cおよびd基は、炭素を表わし、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;または
a、b、cおよびdの各々は、炭素であり、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;
点線(−−−)は、任意の結合を表わす;
Xは、該任意の結合が存在しないとき、NまたはCHを表わし、また、該任意の結合が存在するとき、Cを表わす;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しているとき、1個のA置換基だけが炭素原子5に結合しており、1個のB置換基だけが炭素原子6に結合しており、そしてAまたはBは、H以外のものである;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しないとき、2個のA置換基が炭素原子5に結合しており、そして2個のB置換基が炭素原子6に結合しており、ここで、各AおよびB置換基は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)−R9;(3)−R9−C(O)−R9;(4)−R9−CO2−R9a;(5)−(CH2)pR26;(6)−C(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(7)−C(O)NHR9;(8)−C(O)NH−CH2−C(O)−NH2;(9)−C(O)NHR26;(10)−(CH2)pC(R9)−O−R9a;(11)−(CH2)pCH(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(12)−(CH2)pC(O)R9;(13)−(CH2)pC(O)R27a;(14)−(CH2)pC(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(15)−(CH2)pC(O)NH(R9);(16)−(CH2)pC(O)N(R26)2であって、ここで、各R26は、同一または異なる;(17)−(CH2)pN(R9)−R9a;(18)−(CH2)pN(R26)2であって、ここで、R26は、同一または異なる;(19)−(CH2)pNHC(O)R5;(20)−(CH2)pNHC(O)2R50;(21)−(CH2)pN(C(O)R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(22)−(CH2)pNR51C(O)R27、またはR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員ヘテロシクロアルキル環を形成するが、但し、R51およびR27が環を形成するとき、R51は、Hではない;(23)−(CH2)pNR51C(O)NR27、またはR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員を含むヘテロシクロアルキル環を形成するが、但し、R51およびR27が環を形成するとき、R51は、Hではない;(24)−(CH2)pNR51C(O)N(R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(25)−(CH2)pNHSO2N(R51)2であって、ここで、各R51は、同一または異なる;(26)−(CH2)pNHCO2R50;(27)−(CH2)pNC(O)NHR51;(28)−(CH2)pCO2R51;(29)−NHR9;(30)
pは、0、1、2、3または4である;
各R1およびR2は、別個に、以下からなる群から選択される:H、ハロゲン、−CF3、−OR10、COR10、−SR10、−S(O)tR15であって、ここで、tは、0、1または2である、−N(R10)2、−NO2、−OC(O)R10、−CO2R10、−OCO2R15、−CN、−NR10COOR15、−SR15C(O)OR15、−SR15N(R13)2であるが、但し、−SR15N(R13)2中のR15は、−CH2ではなく、ここで、各R13は、別個に、Hおよび−C(O)OR15から選択される、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ、テトラゾール−5−イルチオ、または置換テトラゾール−5−イルチオ、アルキニル、アルケニルまたはアルキルであって、該アルキルまたはアルケニル基は、必要に応じて、ハロゲン、−OR10または−CO2R10で置換されている;
R3およびR4は、同一または異なり、それぞれ別個に、H、あるいはR1およびR2の置換基のいずれかを表わす;
R5、R6、R7およびR7aは、それぞれ別個に、H、−CF3、−COR10、アルキルまたはアリールを表わし、該アルキルまたはアリールは、必要に応じて、−OR10、−SR10、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−N(R10)2、−NO2、−C(O)R10、−OCOR10、−OCO2R15、−CO2R10、OPO3R10で置換されているか、またはR5は、R6と組み合わされて、=Oまたは=Sを表わす;
R8は、以下からなる群から選択される:
R9aは、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリールアルキル;
R10は、以下からなる群から選択される:H;アルキル;アリールおよびアリールアルキル;
R11は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)置換アルキル;(3)アリール;(4)置換アリール;(5)シクロアルキル;(6)置換シクロアルキル;(7)ヘテロアリール;(8)置換ヘテロアリール;(9)ヘテロシクロアルキル;および(10)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換R11基は、以下からなる群から選択される1個、2個または3個の置換基を有する:(1)−OH;(2)ハロゲンおよび(3)アルキル;
R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)アリール;(6)置換アリール;(7)シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換R11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基を有する:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル、(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;
R12は、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル;
R15は、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリール;
R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)アルキル;(3)アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3およびOH;(5)シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3およびOH;(7)次式のヘテロアリール:
R27は、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)アルキルおよび(4)アルコキシ;
R27aは、以下からなる群から選択される:(1)アルキルおよび(2)アルコキシ;
R30〜R33は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)=O;(4)アルキル;(5)アリールおよび(6)アリールアルキル;
R50は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)ヘテロアリール;(3)置換ヘテロアリールおよび(4)アミノ;ここで、該置換されるR50基上の該置換基は、別個に、以下からなる群から選択される:アルキル;ハロゲン;および−OH;
R50aは、以下からなる群から選択される:(1)ヘテロアリール;(2)置換ヘテロアリールおよび(3)アミノ;
R51は、以下からなる群から選択される:−Hおよびアルキル。
Aは、NまたはN−オキシドを表わす;
Xは、N、CHまたはCを表わし、その結果、XがNまたはCHであるとき、実線で表わされるように、炭素原子11への単結合が存在する;またはXがCであるとき、実線および点線で表わされるように、炭素原子11への二重結合が存在する;
X1およびX2は、別個に、ブロモまたはクロロから選択され、そしてX3およびX4は、別個に、水素、ブロモまたはクロロから選択されるが、但し、X3およびX4の少なくとも1個は、水素である;
Y1およびY2は、別個に、水素またはアルキルから選択される;
Zは、=Oまたは=Sである;
R5、R6、R7およびR8は、それぞれ別個に、水素、−CF3、−COR10、アルキルまたはアリールを表わし、さらに、ここで、R5は、R6と組み合わせれ得、=Oまたは=Sを表わすか、および/またはR7は、R8と組み合わせれ得、=Oまたは=Sを表わす;
R10、R19およびR20は、別個に、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルアルキルを表わすが、但し、R19およびR20は、両方共に水素ではない;
vは、0、1、2または3である;そして
wは、0または1である。
RおよびR2は、別個に、ハロから選択される;
R1およびR3は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよびハロであるが、但し、R1およびR3の少なくとも1個は、Hである;
Wは、C−11位置で二重結合が存在するとき、N、CHまたはCである;
R4は、
R6およびR7は、別個に、以下からなる群から選択される:H、アルキル、置換アルキル、アシル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール;
Xは、=Oまたは=Sである;
Z1およびZ2は、別個に、=Oまたは=Sである;
nおよびn3は、別個に、0、1または2である;そして
n1およびn2は、別個に、0または1である。
aは、Nを表わし、そして残りのb、cおよびd基は、CR1またはCR2を表わす;
R1は、Hまたはハロから選択される;
R2は、NO2、Br、ClまたはIから選択される;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R20およびR21は、別個に、Hまたはアルキルから選択される;
R46は、以下から選択される:ピリジル、ピリジルN−オキシドまたはピペリジン環V:
R1は、Hまたはハロから選択される;
R2は、−CH3、BrまたはIから選択される;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R20およびR21は、Hである;
R46は、以下から選択される:ピリジル、ピリジルN−オキシド、トリアゾリル、1−N−メチルピペラジニル、
R1は、Hまたはハロから選択される;
R2は、Clである;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R20およびR21は、Hである;
R46は、以下から選択される:4−ピリジルN−オキシド、4−ピリジルまたはピペリジン環V:
ここで、R50は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルオキシカルボニル、ハロアルキル、または−C(O)NH(R10)を表わし、ここで、R10は、Hまたはアルキルである;そして
Zは、Oを表わす。
aは、Nを表わし、そして残りのb、cおよびd基は、CR1またはCR2を表わす;
R1およびR2は、別個に、H、ハロ、−CF3、低級アルキルまたはベンゾトリアゾール−1−イルオキシから選択される;
R3およびR4は、別個に、Hまたはハロから選択される;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R25は、ピリジル、ピリジルN−オキシド、N−メチル−ピペリジニルまたはフェニルを表わす;
R48は、Hまたはアルキルを表わす;そして
Zは、Oを表わす。
R1は、Hまたはハロから選択される;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;そして
R65は、Hまたは−OR66を表わし、ここで、R66は、アルキルを表わす。
別の局面では、本発明は、治療有効量で、図20で示された式を有するファルネシルトランスフェラーゼインヒビター、あるいはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与することにより、シヌクレイノパチー被験体を治療する方法を提供する。1実施形態では、前記化合物は、以下である:
組織培養:全ての細胞株を、ATCCから取得した。SH−SY5YおよびCos−7を、10% FBS DMEM(Sigma)で増殖させた。細胞を、実験(トランスフェクション、代謝の標識および薬物処理を含む)の前日に分けた。
UCH−L1配列は、そのC末端において、配列CXXX(コンセンサスのファルネシル化部位)を含む。この配列は、UCH−L3において存在しない。この配列がインビボで修飾される可能性を調べた。まず、以前に報告されたラット脳由来のUCH−L1とシナプス小胞との会合の化学的な性質を、調査した。
C220S変異体を、公開された方法を使用して、E.coli中で発現させ、そして精製した。UCH−L1の構造モデルの試験から想定されたように、点突然変異は、インビトロ加水分解酵素活性(図2、パネルA)にもインビトロリガーゼ活性(パネルB)にも影響を与えなかった。(A)UCH−L1 WT(黒塗りの円)またはC220S(白抜きの円)のいずれかに対して滴定された種々の量のUb−AMCのミカエリス−メンテンのプロットは、同等な加水分解活性を示した。(B)突然変異は、UCH−L1のインビトロリガーゼ活性に影響しない。さらに、C220S突然変異は、S18のオリゴマー形成する傾向をなくさなかった。この知見は、細胞培養におけるC220Sの影響を調べる方法を明らかにした。
C220S突然変異は、COS−7細胞において、S18がα−シヌクレイン蓄積を促進する能力をなくしたが、S18Y多型(polymorph)に影響しなかった(図2、パネル(C):16kDa α−シヌクレインの相対量を、UCH−L1改変体の存在下でのトランスフェクトされたCOS−7細胞中のアクチンの量に対して定量化および正規化した。α−シヌクレインの100%の蓄積を、プロテオソームインヒビター、ラクタシステイン(lactacysteine)により処理された細胞において達成した)。この知見は、UCH−L1のファルネシル化および膜接着は、両方とも必要とされることを示唆した。後者の可能性を分離するために、UCH−L1のファルネシル化配列をUCH−L3のC末端に付加した、UCH−L3の変異体形態を構築した。このタンパク質は、α−シヌクレインの蓄積を引き起こさなかった(パネル(D)、α−シヌクレインの相対量を、UCH−L1およびUCH−L3改変体によりトランスフェクトされたCOS−7細胞の間で比較した)が、これはファルネシル化され、膜に取り込まれた(示さず)。したがって、活性な加水分解酵素の膜接着は、α−シヌクレインの蓄積を引き起こすのに不十分であった。
α−シヌクレインの神経毒性は用量依存的であるので、UCH−L1ファルネシル化により引き起こされるα−シヌクレインの蓄積は、その毒性を促進するはずである。発明者らは、このことが哺乳動物神経芽腫SH−SY5Y細胞において事実であることを証明した。このドーパミン作用性細胞株は、パーキンによるα−シヌクレインの毒性の救済(初代ドーパミン作用性培養物においても証明された影響)を証明するために使用されてきた。これらの細胞は、高い内在性レベルのUCH−L1を発現する。α−シヌクレイン遺伝子を、アデノウイルスベクターによる感染を介して過剰発現(内在性レベルと比較して)させ、そして毒性を、トリパンブルーアッセイ(図3)およびMTTアッセイ(図4)により証明した。図3は、DMSO(A)、FTI−277(B)、LDN57414(C)、FTI−277およびLDN57414(D)により処理された、α−シヌクレイン発現アデノウイルスにより感染させたSH−SY5Y細胞を示す。(E)生細胞数を、DMSO(赤)、FTI−277(青)、LDN57414(緑)またはLDN57414 およびFTI−277(黒)(これらはトリパンブルーで染色しなかった)のいずれかで処置した細胞を数えることにより、定量化した。y軸の単位は、105/mlである。(F)細胞の生存率を、MTTアッセイを使用して、代謝活性の量により評価した。図4は以下を示す:(A)DMSOまたはFTI−277の処理後のα−シヌクレイン発現アデノウイルスにより感染させたSH−SY5Y細胞の生存率、およびDMSOまたはFTI−277の処理後のlacZ発現アデノウイルスにより感染させた細胞の生存率、およびDMSOまたはFTI−277の処理後の空のアデノウイルスにより感染させた細胞の生存率を、MTTアッセイを使用して評価した。α−シヌクレイン発現アデノウイルスにより感染させたSH−SY5Yにおけるα−シヌクレイン蓄積に対するFTI−277の効果を、ウェスタンブロットにより分析し(B)、そしてα−シヌクレインの量(C)を、NIH Imageプログラムを使用して定量化し、アクチンの量に対して正規化した。
Claims (125)
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、またはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法:
a、b、cおよびdの1個は、NまたはN+O−を表わし、そして残りのa、b、cおよびd基は、炭素を表わし、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;または
a、b、cおよびdの各々は、炭素であり、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;
点線(−−−)は、任意の結合を表わす;
Xは、C11への任意の結合が存在しないとき、NまたはCHを表わし、また、C11への任意の結合が存在するとき、Cを表わす;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しているとき、1個のA置換基だけがC−5に結合しており、1個のB置換基だけがC−6に結合しており、そしてAまたはBは、H以外のものである;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しないとき、2個のA置換基がC−5に結合しており、ここで、各A置換基は、別個に、選択され、そして2個のB置換基がC−6に結合しており、ここで、各B置換基は、別個に、選択され、ここで、2個のA置換基の少なくとも1個または2個のB置換基の少なくとも1個は、Hであり、ここで、2個のA置換基の少なくとも1個または2個のB置換基の少なくとも1個は、H以外のものである;
AおよびBは、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)−R9;(3)−R9−C(O)−R9;(4)−R9−CO2−R9a;(5)−(CH2)pR26;(6)−C(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(7)−C(O)NHR9;(8)−C(O)NH−CH2−C(O)−NH2;(9)−C(O)NHR26;(10)−(CH2)pC(R9)−O−R9a;(11)−(CH2)pCH(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(12)−(CH2)pC(O)R9;(13)−(CH2)pC(O)R27a;(14)−(CH2)pC(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(15)−(CH2)pC(O)NH(R9);(16)−(CH2)pC(O)N(R26)2であって、ここで、各R26は、同一または異なる;(17)−(CH2)pN(R9)−R9a;(18)−(CH2)pN(R26)2であって、ここで、R26は、同一または異なる;(19)−(CH2)pNHC(O)R5;(20)−(CH2)pNHC(O)2R50;(21)−(CH2)pN(C(O)R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(22)−(CH2)pNR51C(O)R27;(23)−(CH2)pNR51C(O)R27であって、ここで、R51は、Hではなく、そしてR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員ヘテロシクロアルキル環を形成する;(24)−(CH2)pNR51C(O)NR27;(25)−(CH2)pNR51C(O)NR27であって、ここで、R51は、Hではなく、そしてR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員ヘテロシクロアルキル環を形成する;(26)−(CH2)pNR51C(O)N(R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(27)−(CH2)pNHSO2N(R51)2であって、ここで、各R51は、同一または異なる;(28)−(CH2)pNHCO2R50;(29)−(CH2)pNC(O)NHR51;(30)−(CH2)pCO2R51;(31)−NHR9;(32)
pは、0、1、2、3または4である;
各R1およびR2は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)ハロ;(3)−CF3、(4)−OR10;(5)−COR10;(6)−SR10;(7)−S(O)tR15であって、ここで、tは、0、1または2である;(8)−N(R10)2;(9)−NO2;(10)−OC(O)R10;(11)−CO2R10;(12)−OCO2R15;(13)−CN;(14)−NR10COOR15;(15)−SR15C(O)OR15;(16)−SR15N(R13)2であるが、但し、−SR15N(R3)2中のR15は、−CH2ではなく、ここで、各Rは、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよび−C(O)OR15;(17)ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ;(18)テトラゾール−5−イルチオ;(19)置換テトラゾール−5−イルチオ;(20)アルキニル;(21)アルケニル;および(22)アルキルであって、該アルキルまたはアルケニル基は、必要に応じて、ハロゲン、−OR10または−CO2R10で置換されている;
R3およびR4は、同一または異なり、それぞれ別個に、H、ならびにR1およびR2の置換基のいずれかを表わす;
R5、R6、R7およびR7aは、それぞれ別個に、H、−CF3、−COR10、アルキルまたはアリールを表わし、該アルキルまたはアリールは、必要に応じて、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−C(O)R10または−CO2R10で置換されているか、またはR5は、R6と組み合わされて、=Oまたは=Sを表わす;
R8は、以下からなる群から選択される:
ここで、該置換R9基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CO2R14;(3)−CH2OR14;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)アミノ;(7)トリチル;(8)ヘテロシクロアルキル;(9)シクロアルキル;(10)アリールアルキル;(11)ヘテロアリール;(12)ヘテロアリールアルキル、および
R9aは、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリールアルキル;
R10は、以下からなる群から選択される:H;アルキル;アリールおよびアリールアルキル;
R11は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)置換アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリール;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキル;(7)非置換ヘテロアリール;(8)置換ヘテロアリール;(9)ヘテロシクロアルキル;および(10)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)フルオロ;および(3)アルキル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11基は、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)ハロゲン;および(3)アルキル;
R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アリール;(7)非置換シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)非置換ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11a基は、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)フルオロ;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニル;および(11)ヘテロアルケニル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11a基は、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基を有する:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニル;および(11)ヘテロアルケニル;
R12は、以下からなる群から選択される:H、アルキル、ピペリジン環V、シクロアルキル、および−アルキル−(ピペリジン環V);
R15は、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリール;
R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、−CF3およびOH;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、−CF3およびOH;(7)次式のヘテロアリール、
R26は、以下からなる群から選択される:(1)H:(2)アルキル;(3)アルコキシ;(4)−CH2−CN;(5)R9;(6)−CH2CO2H;(7)−C(O)アルキル;および(8)CH2CO2アルキル;
R27は、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)アルキル;および(4)アルコキシ;
R27aは、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;および(2)アルコキシ;
R30、R31、R32およびR33は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)=O;(4)アルキル;(5)アリール(例えば、フェニル);(6)アリールアルキル(例えば、ベンジル);(7)−OR9a;(8)−NH2;(9)−NHR9a;および(10)−N(R9a)2であって、ここで、各R9aは、別個に、選択される;
R50は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)非置換ヘテロアリール;(3)置換ヘテロアリール;および(4)アミノ;ここで、該置換されるR50基上の該置換基は、以下からなる群から別個に選択される:アルキル;ハロゲン;および−OH;
R51は、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル;
但し、置換ヘテロシクロアルキル部分の環ヘテロ原子に隣接した環炭素原子は、ヘテロ原子またはハロ原子で置換されていない;そして
但し、置換ヘテロシクロアルキル部分の環ヘテロ原子に隣接していない環炭素原子は、1個より多いヘテロ原子で置換されていない;そして
但し、置換ヘテロシクロアルキル部分の環ヘテロ原子に隣接していない環炭素原子は、1個のヘテロ原子および1個のハロ原子で置換されていない;そして
但し、置換シクロアルキル部分の環炭素原子は、1個より多いヘテロ原子で置換されていない;そして
但し、置換アルキル部分の炭素原子は、1個より多いヘテロ原子で置換されていない;そして
但し、置換アルキル部分の同じ炭素原子は、ヘテロ原子およびハロ原子の両方では置換されていない、
方法。 - R1〜R4が、それぞれ別個に、Hまたはハロから選択される、請求項1に記載の方法。
- R5〜R7が、Hである、請求項1に記載の方法。
- aが、Nであり、そして残りのb、cおよびd置換基が、炭素である、請求項1に記載の方法。
- a、b、cおよびdが、炭素である、請求項1に記載の方法。
- C−5とC−6の間の前記任意の結合が、存在している、請求項1に記載の方法。
- C−5とC−6の間の前記任意の結合が、存在していない、請求項1に記載の方法。
- R8が、2.0または4.0である、請求項1に記載の方法。
- AおよびBの一方が、Hであり、そして他方が、R9である、請求項1に記載の方法。
- R9が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の方法:(1)式−(CH2)n−ヘテロシクロアルキルのヘテロシクロアルキルアルキル;(2)式−(CH2)n−置換ヘテロシクロアルキルの置換ヘテロシクロアルキルアルキル;(3)式−(CH2)n−ヘテロアリールの非置換ヘテロアリールアルキル;および(4)式−(CH2)n−置換ヘテロアリールの置換ヘテロアリールアルキル;ここで、nは、1、2または3であり、そして該置換R9基に対する該置換基は、それぞれ別個に、(1)−OH;(2)−CO2R14;(3)−CH2OR14、(3)ハロ、(4)アルキル;(5)アミノ;(6)トリチル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールおよび(10)ヘテロアリールアルキルからなる群から選択され、ここで、R14は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル。
- R9が、以下からなる群から選択される、請求項12に記載の方法:(1)−(CH2)n−イミダゾリル;(2)−(CH2)n−置換イミダゾリル;(3)−(CH2)n−モルホリニル;(4)−(CH2)n−置換モルホリニル、(5)−(CH2)n−ピペラジニル、および(6)−(CH2)n−置換ピペラジニルであって、ここで、nは、1、2または3である、
方法。 - 請求項1に記載の方法であって、ここで:(1)R11は、以下からなる群から選択される:アルキル、シクロアルキルおよび置換シクロアルキルであって、該置換基は、以下からなる群から選択される:ハロ、アルキルおよびアミノ;(2)R11aは、以下からなる群から選択される:アルキル、非置換アリール、
- R8が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の方法:(1)基2.0であって、ここで、R11は、以下からなる群から選択される:t−ブチルおよびシクロヘキシル;(2)基3.0であって、ここで、R11は、以下からなる群から選択される:メチルおよびt−ブチル;(3)基4.0であって、ここで、R12は、Hであり、そしてR11aは、以下からなる群から選択される:t−ブチル、シアノフェニル、クロロフェニル、フルオロフェニルおよびシクロヘキシル;(4)基5.0であって、ここで、R21およびR22は、Hであり、そしてR46は、以下からなる群から選択される:
方法。 - R8が、基4.0である、請求項15に記載の方法。
- 前記C5とC6の間の任意の結合が、存在しており、Aが、Hであり、そしてBが、R9である、請求項1に記載の方法。
- 請求項1に記載の方法であって、ここで:(1)R1〜R4は、それぞれ別個に、以下からなる群から選択される:Hおよびハロ;(2)R5、R6、R7およびR7aは、Hである;(3)aは、Nであり、そして残りのb、cおよびd置換基は、炭素である;(4)前記C5とC6の任意の結合は、存在している;(5)Aは、Hである;(6)Bは、R9である;(7)R8は、基2.0または4.0である;(8)R11は、アルキル、シクロアルキルおよび置換シクロアルキルからなる群から選択され、ここで、該置換基は、以下からなる群から選択される:ハロ、アルキルおよびアミノ;(9)R11aは、アルキル、非置換アリール、置換アリール、シクロアルキルまたは置換シクロアルキルからなる群から選択され、ここで、該置換された基上の置換基は、以下からなる群から選択される:ハロ、−CNおよびCF3;(10)R12は、Hである;(11)R9は、以下からなる群から選択される:(a)−(CH2)n−ヘテロシクロアルキル;(b)−(CH2)n−置換ヘテロシクロアルキル;(c)−(CH2)n−ヘテロアリール、および(d)(CH2)n−置換ヘテロアリール;ここで、nは、1、2または3であり、そして前記置換R9基の置換基は、それぞれ別個に、以下からなる群から選択される:(1)−OH;(2)−CO2R14;(3)−CH2OR14、(4)ハロ、(5)アルキル;(6)アミノ;(7)トリチル;(8)ヘテロシクロアルキル;(9)アリールアルキル;(10)ヘテロアリールおよび(11)ヘテロアリールアルキル;ここで、R14は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル;そして(12)Xは、NまたはCHである、
方法。 - 請求項18に記載の方法であって、ここで:(1)R1〜R4は、それぞれ別個に、H、BrまたはClから選択される;(2)R9は、(a)−(CH2)n−イミダゾリル;(b)−(CH2)n−置換イミダゾリル;(c)−(CH2)n−モルホリニル;(d)−(CH2)n−置換モルホリニル、(e)−(CH2)n−ピペラジニル、または(f)−(CH2)n−置換ピペラジニルからなる群から選択され、ここで、nは、1、2または3である;(3)R11は、以下からなる群から選択される:t−ブチルおよびシクロヘキシル;(4)R12は、Hである;そして(5)R11aは、以下からなる群から選択される:t−ブチル、シアノフェニル、クロロフェニル、フルオロフェニルおよびシクロヘキシル。
- 請求項19に記載の方法であって、ここで:(1)R1およびR2は、Hである;(2)R3は、Hである;(3)R4は、Clである;(5)R8は、4.0であり、ここで、R11aは、シアノフェニルである;そしてR12は、Hである;そして(6)R9は、−CH2−イミダゾリルおよび−CH2−イミダゾリルからなる群から選択され、ここで、該イミダゾリル部分は、メチル基で置換されている、
方法。 - Xが、Nである、請求項21に記載の方法。
- 前記化合物が、次式の化合物である、請求項1に記載の方法:
(B)各a、b、cおよびd基は、CR1を表わし、ここで、各炭素上の各R1基は、同一または異なる;
(C)点線(−−−)は、任意の結合を表わす;
(D)Xは、C11への任意の結合が存在しないとき、NまたはCHを表わし、また、C11への任意の結合が存在するとき、Cを表わす;
(E)R1は、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)ハロ;(3)−CF3;(4)−OR10;(5)COR10;(6)−SR10;(7)−S(O)tR15;(8)−N(R10)2;(9)−NO2;(10)−OC(O)R10;(11)CO2R10;(12)−OCO2R10;(13)−CN;(14)−NR10COOR15;(15)−SR15C(O)OR15;(16)−SR15N(R13)2であって、ここで、各R13は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよび−C(O)OR15、但し、−SR15N(R13)2中のR15は、−CH2ではない;(17)ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ;(18)テトラゾール−5−イルチオ;(19)置換テトラゾール−5−イルチオ;(20)アルキニル;(21)アルケニル;(22)アルキル;(23)置換アルキルであって、該置換アルキルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;(24)置換アルケニルであって、該置換アルケニルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;
(F)各Rは、別個に、以下からなる群から選択される:(1)ハロ;(2)−CF3;(3)−OR10;(4)COR10;(5)−SR10;(6)−S(O)tR15;(7)−N(R10)2;(8)−NO2;(9)−OC(O)R10;(10)CO2R10;(11)−OCO2R10;(12)−CN;(13)−NR10COOR15;(14)−SR15C(O)OR15;(15)−SR15N(R13)2であって、ここで、各R13は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよび−C(O)OR15、但し、−SR15N(R13)2中のR15は、−CH2ではない;(16)ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ;(17)テトラゾール−5−イルチオ;(18)置換テトラゾール−5−イルチオ;(19)アルキニル;(20)アルケニル;(21)アルキル;(22)置換アルキルであって、該置換アルキルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;ならびに(23)置換アルケニルであって、該置換アルケニルは、以下からなる群から別個に選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:ハロゲン、−OR10および−CO2R10;
(G)mは、0、1または2である;
(H)tは、0、1または2である;
(I)R5、R6、R7およびR7aは、それぞれ別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)−CF3;(3)−COR10;(4)アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アルキルであって、該置換アルキルは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:−OR10、−SR10、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−N(R10)2、−NO2、−C(O)R10;−OCOR10、−OCO2R15、CO2R10、およびOPO3R10;および(7)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の基で置換されている:−OR10、−SR10、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−N(R10)2−NO2、−C(O)R10;−OCOR10、−OCO2R15、−CO2R10、およびOPO3R10;または
(J)R5は、R6と一緒になって、=Oまたは=Sを表わす;
(K)R8は、以下からなる群から選択される:
(M)R11は、以下から選択される:(1)アルキル;(2)置換アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリール;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキル;(7)非置換ヘテロアリール;(8)置換ヘテロアリール;(9)ヘテロシクロアルキル;および(10)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)フルオロ;および(3)アルキル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)ハロゲン;および(3)アルキル;
(N)R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アリール;(7)非置換シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)非置換ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)フルオロ;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;
(O)R12は、以下からなる群から選択される:H、アルキル、ピペリジン環V、シクロアルキル、および−アルキル−(ピペリジン環V);
(P)R15は、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリール;
(Q)R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(7)次式のヘテロアリール:
(R)R51は、以下からなる群から選択される:−Hおよびアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルおよびt−ブチル);
(S)Bは、以下の基である:
方法。 - 請求項23に記載の方法であって、ここで:(4)aは、Nである;(5)b、cおよびdは、CR1基であり、ここで、該R1置換基の全ては、Hであるか、または1個のR1置換基は、ハロであり、そして残りの2個のR1置換基は、水素である;(6)mは、1であり、そしてR3Aは、ハロであるか、またはmは、2であり、そして各R3Aは、同一または異なるハロ(例えば、BrまたはCl)である;そして(7)R5、R6、R7およびR7aは、Hである、
方法。 - 前記化合物が、次式の化合物である、請求項1に記載の方法:
(C)aは、Nである;
(D)b、cおよびdは、CR1基であり、ここで、該R1置換基の全ては、Hであるか、または1個のR1置換基は、ハロであり、そして残りの2個のR1置換基は、水素である;
(E)mは、1であり、そしてR3Aは、ハロであるか、またはmは、2であり、そして各R3Aは、同一または異なるハロである;
(F)Xは、NまたはCHである;
(G)R5、R6、R7およびR7aは、Hである;
(H)R8は、以下からなる群から選択される:
(J)R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)非置換アリール;(6)置換アリール;(7)非置換シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)非置換ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換アルキル、置換シクロアルキルおよび置換ヘテロシクロアルキルR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)フルオロ;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;そして、ここで、該置換アリールおよび置換ヘテロアリールR11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル;(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;
(K)R12は、以下からなる群から選択される:H、アルキル、ピペリジン環V、シクロアルキル、および−アルキル−(ピペリジン環V);
(L)R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)アルキル;(3)非置換アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(5)非置換シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3またはOH;(7)次式のヘテロアリール:
(R)R51は、以下からなる群から選択される:−Hおよびアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルおよびt−ブチル)。 - 請求項25に記載の方法であって、ここで:
(A)前記B基において:(1)
(B)R8は、2.0である;
(C)R11は、アルキルである;
(D)Xは、Nである;
(E)b、cおよびdは、CR1基であり、ここで、該R1置換基の全ては、Hである;
(F)mは、1であり、そしてR3Aは、ハロである;そして
(G)Xは、Nである、
方法。 - R11が、t−ブチルである、請求項29に記載の方法。
- R11が、t−ブチルである、請求項29に記載の方法。
- R11が、t−ブチルである、請求項38に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、またはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法:
a、b、cおよびdの1個は、NまたはN+O−を表わし、そして残りのa、b、cおよびd基は、炭素を表わし、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;または
a、b、cおよびdの各々は、炭素であり、ここで、各炭素は、該炭素に結合したR1またはR2基を有する;
点線(−−−)は、任意の結合を表わす;
Xは、該任意の結合が存在しないとき、NまたはCHを表わし、また、該任意の結合が存在するとき、Cを表わす;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しているとき、1個のA置換基だけが炭素原子5に結合しており、1個のB置換基だけが炭素原子6に結合しており、そしてAまたはBは、H以外のものである;
炭素原子5と炭素原子6との間で任意の結合が存在しないとき、2個のA置換基が炭素原子5に結合しており、そして2個のB置換基が炭素原子6に結合しており、ここで、各AおよびB置換基は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)−R9;(3)−R9−C(O)−R9;(4)−R9−CO2−R9a;(5)−(CH2)pR26;(6)−C(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(7)−C(O)NHR9;(8)−C(O)NH−CH2−C(O)−NH2;(9)−C(O)NHR26;(10)−(CH2)pC(R9)−O−R9a;(11)−(CH2)pCH(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(12)−(CH2)pC(O)R9;(13)−(CH2)pC(O)R27a;(14)−(CH2)pC(O)N(R9)2であって、ここで、各R9は、同一または異なる;(15)−(CH2)pC(O)NH(R9);(16)−(CH2)pC(O)N(R26)2であって、ここで、各R26は、同一または異なる;(17)−(CH2)pN(R9)−R9a;(18)−(CH2)pN(R26)2であって、ここで、R26は、同一または異なる;(19)−(CH2)pNHC(O)R50;(20)−(CH2)pNHC(O)2R50;(21)−(CH2)pN(C(O)R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(22)−(CH2)pNR51C(O)R27、またはR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員を含むヘテロシクロアルキル環を形成するが、但し、R51およびR27が環を形成するとき、R51は、Hではない;(23)−(CH2)pNR51C(O)NR27、またはR51およびR27は、それらが結合する原子と一緒になって、5員または6員からなるヘテロシクロアルキル環を形成するが、但し、R51およびR27が環を形成するとき、R51は、Hではない;(24)−(CH2)pNR51C(O)N(R27a)2であって、ここで、各R27aは、同一または異なる;(25)−(CH2)pNHSO2N(R51)2であって、ここで、各R51は、同一または異なる;(26)−(CH2)pNHCO2R50;(27)−(CH2)pNC(O)NHR51;(28)−(CH2)pCO2R51;(29)−NHR9;(30)
pは、0、1、2、3または4である;
各R1およびR2は、別個に、以下からなる群から選択される:H、ハロゲン、−CF3、−OR10、COR10、−SR10、−S(O)tR15であって、ここで、tは、0、1または2である、−N(R10)2、−NO2、−OC(O)R10、−CO2R10、−OCO2R15、−CN、−NR10COOR15、−SR15C(O)OR15、−SR15N(R13)2であるが、但し、−SR15N(R13)2中のR15は、−CH2ではなく、ここで、各R13は、別個に、Hまたは−C(O)OR15から選択される、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ、テトラゾール−5−イルチオ、または置換テトラゾール−5−イルチオ、アルキニル、アルケニルまたはアルキルであって、該アルキルまたはアルケニル基は、必要に応じて、ハロゲン、−OR10または−CO2R10で置換されている;
R3およびR4は、同一または異なり、それぞれ別個に、H、あるいはR1およびR2の置換基のいずれかを表わす;
R5、R6、R7およびR7aは、それぞれ別個に、H、−CF3、−COR10、アルキルまたはアリールを表わし、該アルキルまたはアリールは、必要に応じて、−OR10、−SR10、−S(O)tR15、−NR10COOR15、−N(R10)2、−NO2、−C(O)R10、−OCOR10、−OCO2R15、−CO2R10、OPO3R10で置換されているか、またはR5は、R6と組み合わされて、=Oまたは=Sを表わす;
R8は、以下からなる群から選択される:
R14は、別個に、以下からなる群から選択される:H;アルキル;アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル;
R9aは、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリールアルキル;
R10は、以下からなる群から選択される:H;アルキル;アリールおよびアリールアルキル;
R11は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)置換アルキル;(3)アリール;(4)置換アリール;(5)シクロアルキル;(6)置換シクロアルキル;(7)ヘテロアリール;(8)置換ヘテロアリール;(9)ヘテロシクロアルキル;および(10)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換R11基は、以下からなる群から選択される1個、2個または3個の置換基を有する:(1)−OH;(2)ハロゲンおよび(3)アルキル;
R11aは、以下からなる群から選択される:(1)H;(2)OH;(3)アルキル;(4)置換アルキル;(5)アリール;(6)置換アリール;(7)シクロアルキル;(8)置換シクロアルキル;(9)ヘテロアリール;(10)置換ヘテロアリール;(11)ヘテロシクロアルキル;および(12)置換ヘテロシクロアルキル;ここで、該置換R11a基は、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基を有する:(1)−OH;(2)−CN;(3)−CF3;(4)ハロゲン;(5)アルキル;(6)シクロアルキル;(7)ヘテロシクロアルキル、(8)アリールアルキル;(9)ヘテロアリールアルキル;(10)アルケニルおよび(11)ヘテロアルケニル;
R12は、以下からなる群から選択される:Hおよびアルキル;
R15は、以下からなる群から選択される:アルキルおよびアリール;
R21、R22およびR46は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)アルキル;(3)アリール;(4)置換アリールであって、該置換アリールは、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3およびOH;(5)シクロアルキル;(6)置換シクロアルキルであって、該置換シクロアルキルは、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個またはそれ以上の置換基で置換されている:アルキル、ハロゲン、CF3およびOH;(7)次式のヘテロアリール:
R27は、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)アルキルおよび(4)アルコキシ;
R27aは、以下からなる群から選択される:(1)アルキルおよび(2)アルコキシ;
R30〜R33は、別個に、以下からなる群から選択される:(1)−H;(2)−OH;(3)=O;(4)アルキル;(5)アリールおよび(6)アリールアルキル;
R50は、以下からなる群から選択される:(1)アルキル;(2)ヘテロアリール;(3)置換ヘテロアリールおよび(4)アミノ;ここで、該置換されるR50基上の該置換基は、別個に、以下からなる群から選択される:アルキル;ハロゲン;および−OH;
R50aは、以下からなる群から選択される:(1)ヘテロアリール;(2)置換ヘテロアリールおよび(3)アミノ;
R51は、以下からなる群から選択される:−Hおよびアルキル。 - 前記化合物が、図6で示された化合物である、請求項40に記載の方法。
- 前記化合物が、図7で示された化合物である、請求項40に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、またはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法:
Aは、NまたはN−オキシドを表わす;
Xは、N、CHまたはCを表わし、その結果、XがNまたはCHであるとき、実線で表わされるように、炭素原子11への単結合が存在する;またはXがCであるとき、実線および点線で表わされるように、炭素原子11への二重結合が存在する;
X1およびX2は、別個に、ブロモまたはクロロから選択され、そしてX3およびX4は、別個に、水素、ブロモまたはクロロから選択されるが、但し、X3およびX4の少なくとも1個は、水素である;
Y1およびY2は、別個に、水素またはアルキルから選択される;
Zは、=Oまたは=Sである;
R5、R6、R7およびR8は、それぞれ別個に、水素、−CF3、−COR10、アルキルまたはアリールを表わし、さらに、ここで、R5は、R6と組み合わされ得、=Oまたは=Sを表わすか、および/またはR7は、R8と組み合わされ得、=Oまたは=Sを表わす;
R10、R19およびR20は、別個に、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルアルキルを表わすが、但し、R19およびR20は、両方共に水素ではない;
vは、0、1、2または3である;そして
wは、0または1である、
方法。 - 炭素原子11において単結合が存在し、Xが、CHであり、Zが、=Oであり、そしてR5、R6、R7およびR8が、水素である、請求項43に記載の方法。
- X1が、ブロモであり、X2が、クロロであり、X3が、ブロモであり、そしてX4が、水素である、請求項44に記載の方法。
- Zが、=Oである;vが、1であり、wが、1であり、そしてY1およびY2が、水素である、請求項45に記載の方法。
- R19およびR20が、別個に、水素、アリールおよびヘテロシクロアルキルから選択されるが、但し、R19およびR20が、両方共に水素になることはない、請求項46に記載の方法。
- 前記アリール基が、アルコキシで置換されている;そして前記ヘテロシクロアルキル基が、−COOR10で置換されており、ここで、R10が、水素またはアルキルである、請求項47に記載の方法。
- 炭素原子11において単結合が存在し、Xが、CHであり、Zが、=Oであり、R5、R6、R7およびR8が、水素であり、X1が、ブロモであり、X2が、クロロであり、X3が、ブロモであり、そしてX4が、水素であり、vが、1であり、wが、1であり、そしてY1およびY2が、水素であり、R19およびR20が、別個に、水素、アリールおよびヘテロシクロアルキルから選択される;ここで、該アリール基が、アルコキシで置換されている;そして該ヘテロシクロアルキル基が、−COOR10で置換されており、ここで、R10が、水素またはアルキルであるが、但し、R19およびR20が、両方共に水素ではない、請求項43に記載の方法。
- 前記化合物が、図8で示された化合物である、請求項43に記載の方法。
- 前記化合物が、図9で示された化合物である、請求項43に記載の方法。
- 炭素原子11において単結合が存在し、Xが、CHであり、Zが、=Oであり、そしてR5、R6、R7およびR8が、水素である、請求項43に記載の方法。
- X1が、ブロモ、X2が、クロロであり、X3が、ブロモであり、そしてX4が、水素である、請求項52に記載の方法。
- Zが、=Oである;vが、1であり、wが、1であり、そしてY1およびY2が、水素である、請求項53に記載の方法。
- R19およびR20が、別個に、水素、アルキル、アリールおよびヘテロシクロアルキルから選択されるが、但し、R19およびR20が、両方共に水素ではない、請求項54に記載の方法。
- 前記アルキル基が、−OR10、アルコキシ、−OCOR10、−CONR10R12または−COOR10で置換されており、ここで、R10およびR12が、別個に、水素、アルキルまたはアルコキシから選択される;前記アリール基が、アルコキシで置換されている;そして前記ヘテロシクロアルキル基が、−COOR10で置換されており、ここで、R10が、水素またはアルキルである、請求項54に記載の方法。
- 炭素原子11において単結合が存在し、Xが、CHであり、Zが、=Oであり、R5、R6、R7およびR8が、水素であり、X1が、ブロモであり、X2が、クロロであり、X3が、ブロモであり、そしてX4が、水素であり、vが、1であり、wが、1であり、そしてY1およびY2が、水素であり、R19およびR20が、別個に、水素、アルキル、アリールおよびヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、該アルキル基が、−OR10、アルコキシ、−OCOR10、−CONR10R12または−COOR10で置換されており、ここで、R10およびR12が、別個に、水素、アルキルまたはアルコキシから選択される;該アリール基が、アルコキシで置換されている;該ヘテロシクロアルキル基が、−COOR10で置換されており、ここで、R10が、水素またはアルキルであるが、但し、R19およびR20が、両方共に水素ではない、請求項43に記載の方法。
- Xが、CHであり、そしてZが、=Oである、請求項43に記載の方法。
- Xが、CHであり、Zが、=Oであり、R5、R6、R7およびR8が、水素であり、そしてX1が、ブロモである、請求項43に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、またはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法:
RおよびR2は、別個に、ハロから選択される;
R1およびR3は、別個に、以下からなる群から選択される:Hおよびハロであるが、但し、R1およびR3の少なくとも1個は、Hである;
Wは、C−11位置で二重結合が存在するとき、N、CHまたはCである;
R4は、
R6およびR7は、別個に、以下からなる群から選択される:H、アルキル、置換アルキル、アシル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール;
Xは、=Oまたは=Sである;
Z1およびZ2は、別個に、=Oまたは=Sである;
nおよびn3は、別個に、0、1または2である;そして
n1およびn2は、別個に、0または1である、
方法。 - Xが、=Oであり、そしてR6およびR7が、それぞれ、水素である、請求項60に記載の方法。
- nが、1であり、そしてn3が、0または1である、請求項61に記載の方法。
- Rが、ブロモであり、そしてR2が、クロロまたはブロモである、請求項60に記載の方法。
- Rが、ブロモであり、そしてR2が、クロロまたはブロモである、請求項63に記載の方法。
- Rが、ブロモであり、R2が、クロロまたはブロモであり、R1が、Hであり、そしてR3が、クロロまたはブロモである、請求項60に記載の方法。
- Rが、ブロモであり、R2が、クロロまたはブロモであり、R1が、Hであり、そしてR3が、クロロまたはブロモである、請求項62に記載の方法。
- Rが、ブロモであり、R2が、クロロまたはブロモであり、R3が、Hであり、そしてR1が、クロロまたはブロモである、請求項62に記載の方法。
- Rが、ブロモであり、R2が、クロロまたはブロモであり、R3が、Hであり、そしてR1が、クロロまたはブロモである、請求項62に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、またはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法:
aは、Nを表わし、そして残りのb、cおよびd基は、CR1またはCR2を表わす;
R1は、Hまたはハロから選択される;
R2は、NO2、Br、ClまたはIから選択される;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R20およびR21は、別個に、Hまたはアルキルから選択される;
R46は、以下から選択される:ピリジル、ピリジルN−オキシドまたはピペリジン環V:
Zは、Oを表わす、
方法。 - R1が、Hである、請求項70に記載の方法。
- R2が、Br、ClまたはIから選択される、請求項70に記載の方法。
- R2が、前記C−3位置において、Brである、請求項70に記載の方法。
- R2が、前記C−3位置において、Brであり、そしてR3が、前記C−8位置にある、請求項70に記載の方法。
- R20およびR21の両方が、水素であるか、またはR20およびR21の両方が、アルキルである、請求項70に記載の方法。
- R20およびR21の両方が、水素である、請求項70に記載の方法。
- R46が、3−ピリジル、4−ピリジル、3−ピリジルN−オキシド、4−ピリジルN−オキシド、4−N−メチルピペリジニル、3−N−メチルピペリジニル、4−N−アセチルピペリジニルまたは3−N−アセチルピペリジニルから選択される、請求項70に記載の方法。
- R46が、以下から選択される、請求項70に記載の方法:3−ピリジル、4−ピリジル、3−ピリジルN−オキシドまたは4−ピリジルN−オキシド。
- R46が、4−ピリジルまたは4−ピリジルN−オキシドから選択される、請求項70に記載の方法。
- 前記化合物が、図10で示された化合物である、請求項70に記載の方法。
- 前記化合物が、図11で示された化合物である、請求項70に記載の方法。
- 前記化合物が、次式の化合物である、請求項70に記載の方法:
R1は、Hまたはハロである;
R2は、−CH3、BrまたはIから選択される;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R20およびR21は、Hである;
R46は、以下から選択される:ピリジル、ピリジルN−オキシド、トリアゾリル、1−N−メチルピペラジニル、
方法。 - R1が、Hである、請求項82に記載の方法。
- R2が、Brから選択される、請求項82に記載の方法。
- R2が、Brであり、そしてR3が、前記C−8位置にある、請求項82に記載の方法。
- R46が、3−ピリジル、4−ピリジル、3−ピリジルN−オキシド、4−ピリジルN−オキシド、4−N−メチルピペリジニル、3−N−メチルピペリジニル、4−N−アセチルピペリジニルまたは3−N−アセチルピペリジニルから選択される、請求項82に記載の方法。
- R46が、以下から選択される、請求項83に記載の方法:3−ピリジル、4−ピリジル、3−ピリジルN−オキシドまたは4−ピリジルN−オキシド。
- R46が、4−ピリジルまたは4−ピリジルN−オキシドから選択される、請求項83に記載の方法。
- 前記化合物が、図12で示された化合物である、請求項83に記載の方法。
- 前記化合物が、図13で示された化合物である、請求項89に記載の方法。
- 前記化合物が、図14で示された化合物である、請求項89に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物を投与する工程を包含する、方法:
R1は、Hまたはハロから選択される;
R2は、Clである;
R3は、Clである;
R4は、Hまたはハロである;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R20およびR21は、Hである;
R46は、以下から選択される:4−ピリジルN−オキシド、4−ピリジルまたはピペリジン環V:
ここで、R50は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルオキシカルボニル、ハロアルキル、または−C(O)NH(R10)を表わし、ここで、R10は、Hまたはアルキルである;そして
Zは、Oを表わす、
方法。 - R1が、Hである、請求項92に記載の方法。
- R3が、前記C−8位置にある、請求項92に記載の方法。
- R46が、4−ピリジルN−オキシド、4−N−メチルピペリジニルまたは3−N−メチルピペリジニルから選択される、請求項92に記載の方法。
- 前記化合物が、図15で示された化合物である、請求項92に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、シヌクレイノパチー被験体に、次式のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物を投与する工程を包含する、方法:
aは、Nを表わし、そして残りのb、cおよびd基は、CR1またはCR2を表わす;
R1およびR2は、別個に、H、ハロ、−CF3、低級アルキルまたはベンゾトリアゾール−1−イルオキシから選択される;
R3およびR4は、別個に、Hまたはハロから選択される;
R5、R6、R7およびR8は、Hである;
炭素原子5と6との間の点線は、任意の二重結合を表わし、その結果、二重結合が存在するとき、AおよびBは、別個に、Hを表わし、そして炭素原子5と6の間で二重結合が存在しないとき、AおよびBは、それぞれ別個に、H2を表わす;
R25は、ピリジル、ピリジルN−オキシド、N−メチル−ピペリジニルまたはフェニルを表わす;
R48は、Hまたはアルキルを表わす;そして
Zは、Oを表わす、
方法。 - R1が、ClまたはHである;そしてR2が、H、ClまたはBrである、請求項97に記載の方法。
- R3が、Clである、請求項97に記載の方法。
- R25が、フェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリジルN−オキシド、3−ピリジルN−オキシドまたは4−ピリジルN−オキシドを表わす、請求項97に記載の方法。
- R48が、Hまたはメチルを表わす、請求項97に記載の方法。
- R25が、フェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリジルN−オキシド、3−ピリジルN−オキシドまたは4−ピリジルN−オキシドを表わす;そしてR48が、Hまたはメチルを表わす、請求項97に記載の方法。
- R1が、ClまたはHである;R2が、Br、ClまたはIである;R3およびR4が、別個に、Hまたはハロを表わす;R25が、フェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリジルN−オキシド、3−ピリジルN−オキシドまたは4−ピリジルN−オキシドを表わす;そしてR48が、Hまたはメチルを表わす、請求項97に記載の方法。
- R3が、C−8位置において、Clであり、そしてR4が、Hである、請求項103に記載の方法。
- 前記化合物が、図16で示された化合物である、請求項97に記載の方法。
- 前記化合物が、図17で示された化合物である、請求項97に記載の方法。
- 前記化合物が、図18で示された化合物である、請求項97に記載の方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、図19のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、またはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法。
- シヌクレイノパチー被験体を治療する方法であって、治療有効量で、シヌクレイノパチー被験体に、図20のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物、あるいはそれらの立体異性体形態、または薬学的に受容可能な酸付加塩形態もしくは塩基付加塩形態を投与する工程を包含する、方法。
- 前記シヌクレイノパチー被験体が、パーキンソン病、びまん性レービー小体病および多系統萎縮障害からなる群から選択されるシヌクレイノパチーに罹っている、請求項1〜115のいずれかに記載の方法。
- 前記被験体が、ヒトである、請求項116に記載の方法。
- 前記有効量が、1日1回から1ヶ月に1回までの投与頻度で、体重1kgあたり約10ng〜体重1kgあたり約1000mgを含む、請求項117に記載の方法。
- さらに、前記被験体に、神経障害を治療するのに有効な量の1種またはそれ以上の非ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物を投与する工程を包含する、請求項118に記載の方法。
- 各非ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物が、ドーパミンアゴニスト、DOPA脱炭酸酵素インヒビター、ドーパミン前駆体、モノアミンオキシゲナーゼ遮断薬、カテコール0−メチルトランスフェラーゼインヒビター、抗コリン作用薬、およびNMDAアンタゴニストからなる群から選択される、請求項119に記載の方法。
- 各非ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物が、メマンチン、アリセプト、および他のアセチルコリンエステラーゼインヒビターからなる群から選択される、請求項119に記載の方法。
- 包装材料と、請求項1〜121のいずれかに記載のファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物とを含む製品であって、ここで、該製品は、さらに、ラベルまたは添付文書を含み、該ラベルまたは添付文書は、該ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物がシヌクレイノパチーを治療するために被験体に投与できることを表示する、製品。
- 前記シヌクレイノパチーが、パーキンソン病、びまん性レービー小体病および多系統萎縮障害からなる群から選択される、請求項122に記載の製品。
- さらに、前記被験体に、神経障害を治療するのに有効な量の1種またはそれ以上の非ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物を含む、請求項122に記載の製品。
- 各非ファルネシルトランスフェラーゼインヒビター化合物が、ドーパミンアゴニスト、DOPA脱炭酸酵素インヒビター、ドーパミン前駆体、モノアミンオキシゲナーゼ遮断薬、カテコール0−メチルトランスフェラーゼインヒビター、抗コリン作用薬、およびNMDAアンタゴニストからなる群から選択される、請求項122に記載の製品。
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