JP2007520379A - 微小球を用いるプロセスレスのデジタル画像形成されたフォトポリマー要素 - Google Patents
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Abstract
Description
チック、または紙である。
は、大部分在来のフォトポリマーとスリーブ原材料を長いリードタイム(lead time)の複雑な製造工程で使用して、これらのスリーブを現在製造している。「継ぎ目のない」連続フォトポリマースリーブの形成は「Seamex」と呼ばれる方法により従来行われてきた。Seamex法は、「スリーブガム」(例えばMacDermid Printing Solutionsにより供給されているKOR(登録商標)SG)と呼ばれる平らなシート要素の層を、加熱活性化されたプライマーコートを有しているニッケルスリーブに対して巻きつけて、この材料と結合して、この版の末端が一緒に結合されるようにすることを伴う。この組み立て体全体は、オーブン中に入れられて、硬化させ、そしてこのフォトポリマー層をプライマーコートに結合して、この層の末端を一緒に融解させる。このスリーブ上のフォトポリマー層は必要な厚さまで研磨され、次にIR感光層によりスプレー被覆あるいは環被覆される。巻き付け、硬化、融解、研磨およびスリーブへのフォトポリマー層のスプレーの工程は、行うのに約1.5〜2日かかる可能性がある。次に、この円筒形スリーブは通常のプレートセッター上で画像形成され、そしてこの画像はUV光への露光により固定され、そして処理されて、円筒上の層の非露光領域を洗い流して、印刷用のレリーフ表面を形成する。版の縁を円筒形に連結するためのこれらの方法は、主題事項が引用により本明細書に包含されている、例えば(特許文献15)、(特許文献16)、(特許文献17)および(特許文献18)で開示された。
a)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球を含んでなる崩潰性硬化型層をカバーシートと裏打ちシートの間に設けて、刷版を形成し;
b)この裏打ちシートを通してこの崩潰性硬化型層を露光して、フロア(floor)層を形成し;
c)この刷版からこのカバーシートを取り外し;
d)レーザーを使用し、この崩潰性硬化型層の一部を崩潰し、融解して、この刷版上にレリーフ画像を形成し;そして
e)前記崩潰性硬化型層を面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋させ、そして硬化させる
段階を含んでなる、デジタル画像形成型レリーフ刷版を作製する方法を含んでなる。
a)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球を含んでなる第一の崩潰性硬化型層をキャリアまたは裏打ち層上に設け;
b)この第1の崩潰性硬化型層を完全に硬化させて、フロア層を形成し;
c)前記硬化されたフロア層の最上部の上に第2の崩潰性輻射線硬化型層を設け;
d)前記第2の崩潰性硬化型層の最上部の上に非崩潰性硬化型エラストマー層を含んでなるキャップ層を設け;
e)レーザーを使用して、下地の崩潰性硬化型層の一部を崩潰、融解して、印刷表面として作用する非崩潰性キャップ層を有するこの印刷要素上にレリーフ画像を形成し、;そして
f)前記第1および第2の硬化型エラストマー層を面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋させる
段階を含んでなるデジタル画像形成型レリーフ印刷スリーブを作製する方法も含んでなる。
a)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球を含んでなる崩潰性硬化型層を透明なスリーブキャリア上に押し出し;
b)この崩潰性輻射線硬化型層の最上部の上に非崩潰性輻射線硬化型エラストマー層を含んでなるキャップ層を押し出し;
c)このスリーブキャリアを通して背面露光して、フロア層を形成し;
d)レーザーを使用して、この崩潰性輻射線硬化型層の一部を崩潰、融解して、この印刷スリーブ上にレリーフ画像を形成し;そして
e)前記硬化型エラストマーを面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋させる
段階を含んでなる、デジタル画像形成型レリーフ印刷スリーブを作製する方法を含んでなる。
本発明の刷版は、全般的には、最上部から順に、剥離コーティングまたはスリップフィルムコーティング付きのポリエチレンテレフタレートカバーシート、崩潰性硬化型エラストマー層およびポリエチレンテレフタレート裏打ちを含んでなる。用途に依って、他の版構成も使用され得る。
765号に見出され得る。
本発明の印刷スリーブは全般として次の方法で構成される。
1)スリーブキャリア上に少なくとも1つの崩潰性硬化型層を形成し;
2)この少なくとも1つの崩潰性硬化型層上に非崩潰性硬化型エラストマーのキャップ層を形成し;
3)レーザーを使用して、この崩潰性輻射線硬化型層の一部を崩潰、融解して、印刷表面として作用するキャップ層を有するこの印刷スリーブ上にレリーフ画像を形成させ;そして
4)このエラストマー層を面露光により硬化して、この形成されたレリーフ画像を架橋させる。
本発明の硬化型エラストマーは、
(1)バインダー;
(2)可塑剤;
(3)硬化型モノマーおよび光開始剤を含む感光剤パッケージ;および
(4)他の添加物
を含んでなる。
グリコール−200ジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、エトキシル化ビスフェノール−Aジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールプロパンテトラアクリレート、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリアシレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール−200ジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール−600ジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、エトキシル化ビスフェノール−Aジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート(TMPTMA)、ジエチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、グリセリンジメタクリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ウレタンメタクリレートあるいはアクリレートオリゴマーなどのアクリレート、および硬化製品の変成のためにこの光重合性組成物に添加可能な類似物を含む。シクロヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、ラウリルアクリレートおよびテトラヒドロフルフリルアクリレートなどのモノアクリレートおよび対応するメタクリレートも本発明における輻射線硬化型モノマーとして機能可能である。
この微小球の選択は本発明の成功に重要である。この微小球は印刷スリーブの製造工程時に安定であるが、レーザー画像形成段階時には崩潰することができなければならない。この微小球は、通常の印刷条件において通常遭遇する溶剤およびモノマーにも安定でなければならない。この微小球のサイズは「画素」サイズを支配する。
本発明の硬化型エラストマーならびに微小球は、通常、IR輻射線に極めて高感度ではない。このプレートセッター中のレーザーのIR輻射線に対するこのフォトポリマーエラストマー組成物の感度を増大させるために、IR染料あるいは顔料などの選択された波長においてレーザー光を吸収する材料が必要とされる。このように、選択された波長においてレーザー光を吸収する材料、すなわちIR染料あるいは顔料の主要な機能は、通常IR透過性の化合物をIR吸収性とせしめることである。IRレーザーは、この染料に当たると、IR−フォトンからのエネルギーを熱に変換し、この微小泡または微小球の「レーザー崩潰」を生じる。レーザー崩潰工程段階時に、極めて僅かなエラストマー分が除去される。崩潰時、この微小球は捕捉された炭化水素ガスを放出し、ガスが排出される。この材料はミクロンサイズのフォーム気泡からなるので、ずっと低いエネルギーを用いて版深形成用アブレーション工程がマスクアブレーションまたはポリマー彫刻などの真の物質移動系において必要とされるよりも急速に起こることができる。
使用不能とされる。それゆえ、UV硬化を使用する場合には、このレーザー染料あるいは顔料の鍵となる要求の一つは、これが350〜400nmの間のUV領域において本質的に透過性であり、以降のUV硬化段階時に妨害しないということである。
本発明の概念の主要な利点の一つは、在来のデジタルフレキソグラフィの大多数の顧客がソフトウエアの変更のみで本発明を実施することができるということである。先行技術の他のプロセスレス印刷要素と異なり、ハードウエアにおける主要な投資は本発明の実施に必要とされない。
830nmレーザーに感度のある未発泡微小球を用いるプロセスレスフレキソ版の作製
表4に掲げた組成にしたがって未発泡微小球(Expancel DU微小球)を用いて刷版を作製する。この成分をシグマミキサー中で混合し、そしてこの未発泡微小球が容積を増大させる「最適な」膨張温度に達するまで、このミキサーの温度をゆっくりと、徐々に上昇させる。この最適な膨張温度は日常的な実験により決められ、そして使用される未発泡微小球の特別なタイプとサイズに依存する。微小球崩潰を回避するように「最高の」膨張温度を超えないように注意が払われる。この組成物を2枚の透明なポリエチレンテレフタレートシート(PET)の間でこの微小球の最高の膨張温度以下である温度で加熱プレスする。この2枚のPETの一つは容易な取り出しを促進するためにスリップフィルムあるいは剥離コーティングを有する。
1064nmレーザーに感度のある未発泡微小球を用いるプロセスレスフレキソ版の作製
この微小球が未発泡微小球(Expancel DU微小球)である表5に掲げた組成を用いて、実施例1に類似の手順に従う。以降の版現像および製造は、Barco CDI(商標)などの市販の1064nmプレートセッターを代わりに使用することを除いて実施例1と同一である。コンピューターからのデジタルファイルをこの版に移す。レーザーがこのフォトポリマーと相互作用する領域において、この微小球は崩潰し、レリーフを形成する。異なるエネルギー密度を使用して、深いレリーフと浅いレリーフの領域を形成する。
830nmレーザーに感度のある発泡微小球を用いるプロセスレスフレキソ版の作製
表4に掲げた組成にしたがって発泡微小球(Expancel DE微小球)を用いて刷版を作製する。この成分をシグマミキサー中で混合し、一方がスリップあるいは剥離コーティングを有する、2枚のPETの間でこのコンパウンドを加熱プレスする。別法としては、この版を二軸押し出し機で作製する。
1064nmレーザーに感度のある発泡微小球を用いるプロセスレスフレキソ版の作製
表4の組成の代わりに表5の組成を使用することを除いて、実施例3に類似の手順を発泡微小球(Expancel DE微小球)と共に使用する。以降の版現像および製造は、Barco CDI(商標)などの市販の1064nmプレートセッターを代わりに使用することを除いて前と同一である。コンピューターからのデジタルファイルをこの版に移す。レーザーがこのフォトポリマーと相互作用する領域において、この微小球は崩潰し、レリーフを形成する。異なるエネルギー密度を使用して、深いレリーフと浅いレリーフの領域を形成する。
830nmレーザーに感度のある未発泡微小球を用い、そして非崩潰性層を有するプロセスレスフレキソ版の作製
崩潰性バルク層と薄い崩潰性印刷層を有する刷版を次のように作製する。
ーフを形成する。この薄い「非崩潰性」層はこのレーザーに対して無感度であり、下地の崩潰性層と共に単に崩潰するだけである。異なるエネルギー密度を使用して、深いレリーフと浅いレリーフの領域を形成する。次に、この版を慣用の面露光により硬化し、後硬化して、1インチ当たり133本で(LPI)1%ドットを保持させる。
1064nmレーザーに感度のある未発泡微小球を用い、そして非崩潰性層を有するプロセスレスフレキソ版の作製
表5に掲げた崩潰性組成物と未発泡微小球(Expancel DU微小球)を用いて、実施例5に類似の手順に従う。この「非崩潰性」組成物は実施例5と同一であり、表6に掲げるようなものである。
CDI(商標)などの市販の1064nmプレートセッターを代わりに使用する。コンピューターからのデジタルファイルをこの版に移す。レーザーがこのフォトポリマーと相互作用する領域において、この微小球は崩潰し、レリーフを形成する。この薄い「非崩潰性」層はこのレーザーに対して無感度であり、下地の崩潰性層と共に単に崩潰するだけである。異なるエネルギー密度を使用して、深いレリーフと浅いレリーフの領域を形成する。次に、この版を慣用の面露光により硬化し、後硬化して、1インチ当たり133本で(LPI)1%ドットを保持させる。
830nmレーザーによるレーザー彫刻を用いるプロセスレスフレキソ版の作製
微小球を含まない表7に掲げる組成を用いて刷版を作製する。この掲げた成分をシグマミキサー中で一緒に混合する。この組成物を一方がスリップあるいは剥離コーティングを有する2枚の透明なPETの間で加熱プレスする。
るためには、このプレートセッターを極めて遅い速度で走行させる必要がある。加えて、発生する熱により、精細な細部を保持することが不可能である。
1064nmレーザーによるレーザー彫刻を用いるプロセスレスフレキソ版の作製
微小球を含まない表8に掲げる組成を用いて刷版を作製する。この掲げた成分をシグマミキサー中で一緒に混合する。この組成物を一方がスリップあるいは剥離コーティングを有する2枚の透明なPETの間で加熱プレスする。
「薄い」および「厚い」中空円筒形スリーブの作製
最初にマンドレルを不完全箇所または欠陥について検査し、充分にクリーニングする。次に、離型剤をこのマンドレルに塗布し、そしてこのマンドレルを約100゜〜120゜Fまで予熱する。この混合物が増粘するまでエポキシ樹脂と硬化剤(比ほぼ3.3:1)を手で1−2分間混合し、次にこの樹脂−硬化剤混合物をこのマンドレルに塗布する。4インチ幅に予備切断されたタイプ106−ガラス布をマンドレルの周りに巻き付けて、確実にこの布を水で全面的に濡らす。次に、熱を約30分間加えることにより、このポリマー・ガラス複合体を架橋あるいはゲル化させる。除去を助けるためにスリーブとマンドレルの間に圧縮空気を導入することにより、スリーブおよびマンドレルがなお熱い間に、スリーブをこのマンドレルから除去し、そして120゜Fで4時間ベーキングする。このベーキング段階の後、このスリーブを指定のゲージ(ほぼ16ミル±1/2ミル壁厚)まで更に機械加工あるいは研磨する。
830nmあるいは1064nmレーザーに感度のあるプロセスレスフレキソスリーブの作製
表4あるいは5に掲げた組成にしたがって未発泡微小球(Expancel DU微小球)または発泡微小球(Expancel DE)を用いて印刷スリーブを作製する。この成分をシグマミキサー中で混合(発泡微小球)し、続いて単軸押し出しするか、あるいは二軸押し出し機中で混合および発泡させる(未発泡微小球)。いずれの方法でも、この組成物を実施例9に述べた薄いスリーブまたは厚いスリーブ上に更に押し出す。
背面露光用のUV透過性キャリアを用いる830nmあるいは1064nmレーザーに感度のあるプロセスレスフレキソスリーブの作製
表4あるいは5に掲げた組成にしたがって未発泡微小球(Expancel DU微小球)または発泡微小球(Expancel DE)を用いて印刷スリーブを作製する。この成分をシグマミキサー中で混合(発泡微小球)し、続いて単軸押し出しするか、あるいは二軸押し出し機中で混合および発泡させる(未発泡微小球)。混合したならば、この組成物を薄いUV透過性PETスリーブ上に押し出す。
未発泡微小球を用い、そして押し出し後に膨張を生じさせる830nmあるいは1064
nmレーザーに感度のあるプロセスレスフレキソスリーブの作製
表7あるいは8に掲げた組成にしたがって未発泡微小球(Expancel DU微小球)を用いて印刷スリーブを作製する。この成分をシグマミキサー中で混合し、そして単軸押し出し機を用いてこの組成物を実施例9に述べた薄いスリーブまたは厚いスリーブ上に更に押し出す。可能な限り膨張の温度以下に保つように注意が払われた。次に、UVあるいはEB硬化のいずれかを用いて、この層を最上部から完全に硬化した。次に、このフロア層をゲージまで研磨した。表7あるいは8に示す組成を有する、第2の崩潰性であるが未発泡の画像形成層を最上部の上に更に押し出し、続いて表6の組成を有するキャップ層を押し出す。別法としては、この最後の2層を共押し出しすることができる。このキャップ層をゲージまで更に研磨し、無継ぎ目とする。この微小球の完全な膨張が起こるまで、この全組み立て体をオーブン中にこの微小球のTmax以上の温度で5〜10分間挿入した。
Claims (113)
- a)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球、を含んでなる崩潰性硬化型層をカバーシートと裏打ちシートの間に設けて、刷版を形成し;
b)この裏打ちシートを通してこの崩潰性硬化型層を露光して、フロア層を形成し;
c)この刷版からこのカバーシートを取り外し;
d)レーザーを使用し、この崩潰性硬化型層の一部を崩潰、融解して、この刷版上にレリーフ画像を形成し;そして
e)前記硬化型層を面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋し硬化させる
段階を含んでなるデジタル画像形成されたレリーフ刷版の製造方法。 - 前記刷版がこの版の崩潰性硬化型層とカバーシートの間に非崩潰性硬化型エラストマーの薄層を更に含んでなる請求項1に記載の方法。
- 前記硬化型層がUV輻射線への露光により硬化される請求項1に記載の方法。
- レリーフ画像が刷版上に形成される時に、この刷版が同時にバンプ露光され、前記崩潰性硬化型層の少なくとも一部を崩潰して、前記刷版上に最終印刷表面を形成する請求項1に記載の方法。
- 前記形成された画像の少なくとも一部をレーザー崩潰して、より高密度の印刷表面を形成する段階を更に含んでなる請求項1に記載の方法。
- 裏打ちシートがポリエチレンテレフタレートを含んでなる請求項1に記載の方法。
- カバーシートがスリップフィルムあるいは剥離層を更に含んでなる請求項1に記載の方法。
- 崩潰性硬化型層の硬化型エラストマーがバインダー、可塑剤、1つ以上の硬化型モノマーおよび光開始剤を含んでなる請求項1に記載の方法。
- 前記1つ以上の硬化型モノマーがUV光による硬化型である請求項8に記載の方法。
- 微小球が発泡微小球および未発泡微小球からなる群から選択される請求項1に記載の方法。
- 前記未発泡微小球が6〜16μmの初期の粒子サイズと20〜40μmの発泡時の粒子サイズを有し、対応する密度の変化が約0.8〜1.1g/cm3から約0.02と約0.06g/cm3の間までである請求項10に記載の方法。
- 崩潰性UV硬化型エラストマー組成物が約1〜約15重量%のこの微小球を含んでなる請求項1に記載の方法。
- 前記微小球が未発泡微小球であり、そして崩潰性硬化型エラストマー組成物が最初に前記未発泡微小球の発泡温度より低い温度で混合され、そしてこの微小球の発泡を促進するようにこの温度が徐々に増加される請求項10に記載の方法。
- 崩潰性硬化型エラストマー層が選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.0
1〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項1に記載の方法。 - 前記レーザーが830ナノメートルまたは1064ナノメートルの波長で動作するプレートセッター赤外レーザーである請求項1に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料がこのプレートセッターレーザーの動作波長に基づいて選択される請求項15に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料が赤外染料あるいは顔料である請求項16に記載の方法。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項17に記載の方法。
- レーザーが、異なるエネルギー密度を使用してレリーフ画像上に異なる深さの領域を作り出すIRレーザーである請求項1に記載の方法。
- 前記刷版を後硬化し、そして粘着防止する段階を更に含んでなる請求項1に記載の方法。
- (i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球を含んでなる崩潰性硬化型層を含んでなるデジタル画像形成されたレリーフ刷版であって、
この刷版がこの崩潰性硬化型層の選択的に崩潰、融解された部分から形成されるレリーフ画像を含んでなり;そして
この刷版が硬化されて、前記レリーフ画像を架橋させ、そして硬化させる
ことを特徴とするデジタル画像形成されたレリーフ刷版。 - 前記刷版が非崩潰性硬化型エラストマーの薄層を更に含んでなる請求項21に記載の刷版。
- 前記硬化型層がUV輻射線への露光により硬化される請求項21に記載の刷版。
- より高密度の印刷表面を形成する崩潰性硬化型層の崩潰された最上部層を更に含んでなる請求項21に記載の刷版。
- IRレーザーが使用されて、崩潰性硬化型層の前記選択された崩潰、融解された部分を生じる請求項21に記載の刷版。
- ポリエチレンテレフタレート裏打ちシートを更に含んでなる請求項21に記載の刷版。
- カバーシートがスリップフィルムあるいは剥離層を更に含んでなる請求項21に記載の刷版。
- 崩潰性硬化型層の硬化型エラストマーがバインダー、可塑剤、1つ以上の硬化型モノマーおよび光開始剤を含んでなる請求項21に記載の刷版。
- 前記1つ以上の硬化型モノマーがUV光による硬化型である請求項28に記載の刷版。
- 微小球が発泡微小球および未発泡微小球からなる群から選択される請求項21に記載の
刷版。 - 崩潰性硬化型エラストマー層が約5〜約15重量%のこの微小球を含んでなる請求項21に記載の刷版。
- 前記微小球が未発泡微小球であり、そしてこの崩潰性UV硬化型層が最初に前記未発泡微小球の発泡温度より低い温度で混合され、そしてこの微小球の発泡を促進するようにこの温度が徐々に増加される請求項30に記載の刷版。
- 崩潰性硬化型層がこの選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項21に記載の刷版。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料がIRレーザーの動作波長に基づいて選択されている赤外染料あるいは顔料である請求項25に記載の刷版。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項34に記載の刷版。
- IRレーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を作り出すIRレーザーである請求項25に記載の刷版。
- 前記刷版が更に後硬化され、そして粘着防止される請求項24に記載の刷版。
- a)スリーブキャリア上に少なくとも1つの崩潰性硬化型層を設け;
b)この少なくとも1つの崩潰性硬化型層上に非崩潰性硬化型エラストマーのキャップ層を設け;
c)レーザーを使用して、この少なくとも1つの崩潰性硬化型層の一部を崩潰、融解して、印刷表面として作用するキャップ層を有する印刷スリーブ上にレリーフ画像を形成し;そして
d)この印刷スリーブを面露光により硬化して、この形成されたレリーフ画像を架橋させる
段階を含んでなるレーザー画像形成型印刷スリーブを作製する方法。 - 前記スリーブキャリアが金属、ポリマーフィルム、およびポリマー/繊維複合体からなる群から選択される請求項38に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの崩潰性硬化型層が(i)1つ以上の硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球を含んでなる請求項38に記載の方法。
- この微小球が発泡微小球および未発泡微小球からなる群から選択される請求項40に記載の方法。
- 前記微小球が未発泡微小球であり、そしてこの印刷スリーブが段階b)の後であるが段階c)の前にベーキングされて、この少なくとも1つの崩潰性輻射線硬化型層の膨張を作り出す請求項41に記載の方法。
- キャップ層が段階b)の後そして段階c)の前にゲージまで研磨され、平滑な印刷表面を有する継ぎ目のない構造体を形成する請求項38に記載の方法。
- 崩潰性硬化型層が約1〜約15重量%のこの微小球を含んでなる請求項40に記載の方法。
- 少なくとも1つの崩潰性硬化型層がこの選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項40に記載の方法。
- 前記レーザーが赤外レーザーである請求項38に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料がレーザーの動作波長に基づいて選択されている赤外染料あるいは顔料である請求項40に記載の方法。
- レーザーの動作波長が830ナノメートルまたは1064ナノメートルである請求項47に記載の方法。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項48に記載の方法。
- レーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を形成する請求項46に記載の方法。
- 前記印刷スリーブを後硬化し、そして粘着防止する段階を更に含んでなる請求項38に記載の方法。
- a)スリーブキャリア上に少なくとも1つの崩潰性硬化型層を設け;
b)前記第1の崩潰性硬化型層を硬化させて、フロア層を形成し;
c)前記硬化されたフロア層の最上部の上に第2の崩潰性硬化型層を設け;
d)前記第2の崩潰性硬化型層の最上部の上に非崩潰性硬化型エラストマー層を含んでなるキャップ層を設け;
e)レーザーを使用して、下地の第2の崩潰性硬化型層の一部を崩潰、融解して、印刷スリーブ上にレリーフ画像を形成し;そして
f)この印刷スリーブを面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋させる
段階を含んでなるレーザー画像形成型印刷スリーブを作製する方法。 - 前記第2の崩潰性硬化型層と前記キャップ層が共押し出しされる請求項52に記載の方法。
- 前記スリーブキャリアが金属、ポリマーフィルムおよびポリマー/繊維複合体からなる群から選択される請求項52に記載の方法。
- 前記第1および第2の崩潰性硬化型層が(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球を含んでなる請求項52に記載の方法。
- 微小球が発泡微小球および未発泡微小球からなる群から選択される請求項55に記載の方法。
- 前記微小球が未発泡微小球であり、そして印刷スリーブが段階d)の後であるが段階e)の前にベーキングされて、この第2の崩潰性硬化型層の膨張を作り出す請求項56に記載の方法。
- 崩潰性硬化型エラストマー組成物が約1〜約15重量%の微小球を含んでなる請求項55に記載の方法。
- 崩潰性輻射線硬化型エラストマー組成物が選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項55に記載の方法。
- 前記レーザーが赤外レーザーである請求項52に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料が赤外染料あるいは顔料であり、そしてレーザーの動作波長に基づいて選択されている請求項55に記載の方法。
- レーザーの動作波長が830ナノメートルまたは1064ナノメートルである請求項61に記載の方法。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項61に記載の方法。
- レーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を形成する請求項60に記載の方法。
- 前記印刷スリーブを後硬化し、そして粘着防止する段階を更に含んでなる請求項52に記載の方法。
- a)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長でレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球、を含んでなる崩潰性硬化型層を透明なスリーブキャリア上に設け;
b)この少なくとも1つの崩潰性硬化型層上に非崩潰性硬化型エラストマーのキャップ層を設け;
c)透明なスリーブキャリアを通して前記崩潰性硬化型層を露光して、フロア層を形成し;
d)レーザーを使用して、崩潰性硬化型層の一部を崩潰、融解して、印刷スリーブ上にレリーフ画像を形成し;そして
e)この印刷スリーブを面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋し、硬化させる
段階を含んでなるレーザー画像形成型印刷スリーブを作製する方法。 - 前記崩潰性硬化型層と前記キャップ層が共押し出しされる請求項66に記載の方法。
- 前記透明なスリーブキャリアがポリエチレンテレフタレートを含んでなる請求項66に記載の方法。
- 微小球が発泡微小球および未発泡微小球からなる群から選択される請求項66に記載の方法。
- 前記微小球が未発泡微小球であり、そして印刷スリーブが段階c)の後であるが段階d)の前にベーキングされて、崩潰性硬化型層の膨張を作り出す請求項69に記載の方法。
- キャップ層が段階c)の後で段階d)の前にゲージまで研磨され、平滑な印刷表面を有する継ぎ目のない構造体を形成する請求項66に記載の方法。
- 崩潰性硬化型層が約1〜約15重量%の微小球を含んでなる請求項66に記載の方法。
- 崩潰性硬化型層が選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項66に記載の方法。
- 前記レーザーが830ナノメートルまたは1064ナノメートルの波長で動作する赤外レーザーである請求項66に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料が赤外染料あるいは顔料であり、そしてレーザーの動作波長に基づいて選択されている請求項73に記載の方法。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項75に記載の方法。
- レーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を形成する請求項75に記載の方法。
- 前記印刷スリーブを後硬化し、そして粘着防止する段階を更に含んでなる請求項66に記載の方法。
- a)スリーブキャリア;
b)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長においてレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球、を含んでなる、前記スリーブキャリア上に配設された少なくとも1つの崩潰性硬化型層;および
c)非崩潰性硬化型エラストマーを含んでなる、前記少なくとも1つの崩潰性硬化型層上に配設されたキャップ層
を含んでなり、
印刷スリーブがこの少なくとも1つの崩潰性硬化型層の選択的に崩潰、融解された部分から形成されるレリーフ画像を含んでなり;そして
この印刷スリーブが硬化されて、前記レリーフ画像を架橋し、硬化させる
デジタル画像形成型印刷スリーブ。 - 少なくとも1つの崩潰性硬化型層の前記選択された崩潰、融解された部分が赤外レーザーにより生成される請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- 微小球が発泡微小球および未発泡微小球からなる群から選択される請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- 少なくとも1つの崩潰性硬化型層が約5〜約15重量%のこの微小球を含んでなる請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- 少なくとも1つの崩潰性輻射線硬化型層が選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- 前記スリーブキャリアが金属、ポリマーフィルムおよびポリマー/繊維複合体からなる群から選択される請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料が前記レーザーの動作波長に基づい
て選択されている赤外染料あるいは顔料である請求項80に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。 - 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項85に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- IRレーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を形成する請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- 前記印刷スリーブが更に後硬化され、そして粘着防止される請求項79に記載のデジタル画像形成型印刷スリーブ。
- a)(i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長においてレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球、を含んでなる、崩潰性硬化型層を基材上に設け;
b)この崩潰性硬化型層を露光して、フロア層を形成し;
c)レーザーを使用して、崩潰性硬化型層の一部を崩潰、融解して、刷版上にレリーフ画像を形成し;そして
d)前記硬化型層を面露光により硬化して、前記形成されたレリーフ画像を架橋、硬化させる
段階を含んでなるデジタル画像形成されたレリーフ印刷要素を作製する方法。 - 基材が平坦であるか、あるいは円筒形である請求項89に記載の方法。
- 前記硬化型層がUV輻射線への露光により硬化される請求項89に記載の方法。
- レリーフ画像が印刷要素上に形成される時に、この印刷要素が同時にバンプ露光され、前記崩潰性硬化型層の少なくとも一部を崩潰して、前記印刷要素上に最終印刷表面を形成する請求項89に記載の方法。
- 前記形成される画像の少なくとも一部をレーザー崩潰して、より高密度の印刷表面を形成する段階を更に含んでなる請求項89に記載の方法。
- 崩潰性硬化型層の硬化型エラストマーがバインダー、可塑剤、1つ以上の硬化型モノマーおよび光開始剤を含んでなる請求項89に記載の方法。
- 前記1つ以上の硬化型モノマーがUV光による硬化型である請求項94に記載の方法。
- 崩潰性硬化型層がこの選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項89に記載の方法。
- 前記レーザーが830ナノメートルまたは1064ナノメートルの波長で動作するプレートセッター赤外レーザーである請求項89に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料がプレートセッターレーザーの動作波長に基づいて選択される請求項97に記載の方法。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料が赤外染料あるいは顔料である請求項96に記載の方法。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請
求項99に記載の方法。 - レーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を形成するIRレーザーである請求項89に記載の方法。
- (i)硬化型エラストマー、(ii)選択された波長においてレーザー光を吸収する材料および(iii)微小球、を基材上に含んでなる崩潰性硬化型層を含んでなり、
印刷要素がこの崩潰性硬化型層の選択的に崩潰、融解された部分から形成されるレリーフ画像を含んでなり;そして
この印刷要素が硬化されて、前記レリーフ画像を架橋し、硬化させる
デジタル画像形成されたレリーフ印刷要素。 - 基材が平坦であるか、あるいは円筒形である請求項102に記載の印刷要素。
- 前記硬化型層がUV輻射線への露光により硬化される請求項102に記載の印刷要素。
- より高密度の印刷表面を形成する崩潰性硬化型層の崩潰された最上部層を更に含んでなる請求項102に記載の印刷要素。
- IRレーザーが使用されて、この崩潰性硬化型層の前記選択された崩潰、融解された部分を生成する請求項102に記載の印刷要素。
- 崩潰性硬化型層の硬化型エラストマーがバインダー、可塑剤、1つ以上の硬化型モノマーおよび光開始剤を含んでなる請求項102に記載の印刷要素。
- 前記1つ以上の硬化型モノマーがUV光による硬化型である請求項107に記載の印刷要素。
- 少なくとも1つの崩潰性硬化型エラストマー層が約5〜約15重量%のこの微小球を含んでなる請求項102に記載の印刷要素。
- 崩潰性硬化型層がこの選択された波長においてレーザー光を吸収する約0.01〜約5重量パーセントの材料を含んでなる請求項102に記載の印刷要素。
- 選択された波長においてレーザー光を吸収する材料がIRレーザーの動作波長に基づいて選択されている赤外染料あるいは顔料である請求項110に記載の印刷要素。
- 赤外染料あるいは顔料が350と400ナノメートルの間の波長でUV透過性である請求項111に記載の印刷要素。
- IRレーザーが異なるエネルギー密度を使用して、レリーフ画像上に異なる深さの領域を形成する請求項112に記載の印刷要素。
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