JP2007506595A - 押圧ロッドのための固定クリップを備えたペダル - Google Patents
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Abstract
本発明は、自動車における固定装置に関する。本発明は特に、例えばブレーキ装置の押圧ロッドを操作装置、例えばブレーキペダルに取り付けるスナップ結合に関する。本発明に基づき、自動車用のペダル(1)はペダルに取り外し可能に取り付けられた固定クリップ(2)を用いて負荷されるようになっており、固定クリップ内に、操作力の伝達のための押圧ロッド(9)の球状の端部(10)をヒンジ的に保持してあり、固定クリップの内部は、フックとして機能する弾性的に変形可能な2つのロック舌片(4)を有しており、ロック舌片は、固定クリップ(2)内への押圧ロッドの差し込みの後に押圧ロッドの球状の端部(10)をペダル(1)内でロックするようになっている。本発明は、固定クリップ(2)がプラスチック部品から成っていて、該プラスチック部品がほぼ閉じた側面を有しており、該側面がペダル側で、端面によって閉鎖されており、該端面が押圧ロッドの球状の端部のための開口部を有しており、開口部が、押圧ロッドの球状の端部(10)のための挿入領域(13)及び押圧ロッド(9)の取り出しのための取り出し領域(14)から成っている。
Description
本発明は、自動車に用いられる固定装置に関する。特に本発明は、例えばブレーキ装置の押圧ロッドを操作装置、例えばブレーキペダルへ取り付けるスナップ結合部材に関する。
車両構造においては、車両前方領域内の機能部材(ブレーキ倍力装置、クラッチ、絞りフラップ等)を操作部材(ブレーキペダル、クラッチペダル、アクセルペダル等)に運動可能に連結する必要がある。通常は、特にブレーキペダルにおいては機械的な連結若しくは結合は押圧ロッドを介して行われ、押圧ロッドはペダル側で種々の形式で取り付けられる。このためにフォーク・ピン結合やスピンドルナット結合やスナップ結合等を用いている。結合はアクセスの比較的困難な箇所で行われ、通常は手作業で実施される。
ヨーロッパ特許第0229350B1号明細書にはスナップ結合を開示してあり、該スナップ結合においてペダルは支承ソケットを有しており、支承ソケット内に押圧ロッド(押し棒)の球状の端部をほぼ遊びなしに保持するようになっている。支承ソケットはアンダーカット部を形成しており、アンダーカット部内に押圧ロッドのピン状若しくは球状の端部を押し込むようになっている。支承ソケットは漏斗状の導入領域を有し、挿入部分として形成されており、挿入部分はペダルの受容部内にスナップ結合されるようになっている。
ヨーロッパ特許出願公開第0896162A1号明細書によって公知の操作装置の押圧ロッドとブレーキペダルとの間のヒンジ結合は、固定装置若しくは取り付け装置によって行われており、この場合には押圧ロッドの球状頭部(ボールヘッド)は操作方向と逆方向で2つのフックによって保持されている。ペダルの操作の際には球状頭部は支承シェル内に支えられている。両方のフックはリング状のプラスチック・挿入部材の一部分であり、プラスチック・挿入体はペダルの挿入部分内にスナップ結合されるようになっていて、一方の側に向かって開かれており、これによって押圧ロッドの端部は押圧ロッドの軸線に対して垂直に開口部と通して挿入部材内に受容される。
特に後に述べた公知技術の固定装置においては欠点として、プラスチックの取り外しに際して側方のスナップフック若しくはペダル側の対応するフックはつぶされてフック機能を失い、若しくは折れてしまう。さらにプラスチック・挿入部材は、押圧ロッド軸線に対して垂直な取り出し・開口部に基づき組み込まれた状態でも十分な強度を有していない。挿入体は開口部と相対する側からの側方の負荷によって曲がりやすく、このことは最悪の場合にはペダルの挿入部分の不都合な破損につながる。挿入部分もスナップフックの不均一な開きの場合に若しくは取り出し開口に基づく不均一な取り出しに際して不都合に傾いて損傷してしまう。
本発明の課題は、独立請求項の上位概念に記載の形式の固定装置を改善して、固定装置の最大の強度を達成し、かつ部品を少なくすることである。
前記課題は本発明の請求項1に記載の構成によって解決される。従属請求項には本発明の有利な実施態様を記載してある。
本発明に基づき、自動車用のペダルは、ペダルに取り外し可能に取り付けられた固定クリップを介して負荷されるようになっており、固定クリップ内に操作力の伝達のための押圧ロッドの球状(ボール状)の端部をヒンジ的に保持して、即ち枢着保持してあり、この場合に固定クリップの内部は、フックとして機能する旋回可能な2つのロック舌片を有しており、該ロック舌片は、固定クリップ内への押圧ロッドの差し込みの後に押圧ロッドの球状の端部をペダル内でロックするようになっている。本発明に基づき、固定クリップはプラスチック部品から成っていて、該プラスチック部品はほぼ閉じた側面(周壁面)を有しており、該側面はペダル側で、端面(端壁面)によって閉鎖されており、該端面は押圧ロッドの球状の端部のための開口部を有しており、この場合に該開口部は、押圧ロッドの球状の端部のための挿入領域(導入領域)及び押圧ロッドの取り出しのための取り出し領域から成っている。
構造的に有利には、ペダル側の開口部は鍵穴状に形成され、即ち方形の領域と該領域につながる円形の領域とを有している。
ロック舌片は有利には方形に形成されていて挿入領域内へ突出しているので、鍵穴状の開口部の方形の領域は、挿入領域を形成しており、開口部の円形の領域は取り出し領域を形成している。
固定クリップを引っ張り力下でもペダル内に確実に保持するために、固定クリップは相対する側面に、該側面内へ組み込まれた各1つのスナップフックを有しており、該スナップフックは、ペダルの固定クリップ・受容部の対応する凹設部内へスナップ係合して固定クリップをペダル内に取り外し可能にロックしている。
有利には固定クリップは挿入領域に補強リブを有しており、該補強リブは斜めに切られた若しくは斜めに面取りされた漏斗形状を有している。即ち、該補強リブは挿入案内部(導入補助手段)を形成しており、該挿入案内部は挿入領域内へ、ひいては支承シェル内への押圧ロッドの見えない状態での挿入(導入)を容易にしている。
ペダルは本発明に基づき材料特性に関して二成分で形成され、この場合にペダルはプラスチック部品から成っており、該プラスチック部品は金属で補強されている。ペダルのこのようなハイブリッド構造の高い形状安定性に基づき、固定クリップは、従来慣用のペダルモジュールとしてのシェルを用いることなしに直接にペダル内に固定される。これによって操作装置の部品数は減少されている。
さらに、ペダルの固定クリップ・受容部はピンを有しており、該ピンは、固定クリップの組み込まれた状態で取り出し開口部内に突入している。前記ピンは、斜めに面取りされた漏斗形状に基づき、補強リブと同様に挿入案内部を形成していて有利である。
さらに、固定クリップはペダルの固定クリップ・受容部で支承シェルを締め付けて、即ちロックしており、該支承シェルは有利には、弾性作用のある材料(弾性部材)を裏側に施されており、若しくは支承シェルは弾性作用のある材料からなっており、その結果、支承シェルは、ロック舌片を通して押圧ロッドの球状の端部を差し込んでロックした後に該球状の端部をロック舌片に向けて押している。これによって、支承シェル内での押圧ロッドの球状の端部の遊びのないロック若しくは固定を行っている。
次に本発明を、図示の実施例に基づき詳細に説明する。図面において、
図1aは、本発明に基づく固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルを押圧ロッドのない状態で押圧ロッド側から見た図であり、
図1bは、本発明に基づく固定クリップの押圧ロッド側からの斜視図であり、
図2aは、本発明に基づく固定クリップのペダル側からの平面図であり、
図2bは、本発明に基づく固定クリップのペダル側からの斜視図であり、
図3aは、本発明に基づく固定クリップの押圧ロッド側からの平面図であり、
図3bは、本発明に基づく固定クリップの押圧ロッド側からの斜視図であり、
図4aは、本発明に基づく固定クリップの背面図であり、
図4bは、本発明に基づく固定クリップの側面図であり、
図5aは、固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルを、押圧ロッドの挿入されていない状態で支承シェル及びロック舌片の高さで図1aのA−A線に沿った断面図であり、
図5bは、固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルを、押圧ロッドの挿入されている状態での支承シェル及びロック舌片の高さでの横断面図であり、
図6aは、本発明に基づく固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルの、押圧ロッドの挿入されていない状態での中央の補強リブの高さでの部分縦断面図であり、
図6bは、本発明に基づく固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルの、押圧ロッドの挿入されている状態での中央の補強リブの高さでの部分縦断面図である。
図1aは、本発明に基づく固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルを押圧ロッドのない状態で押圧ロッド側から見た図であり、
図1bは、本発明に基づく固定クリップの押圧ロッド側からの斜視図であり、
図2aは、本発明に基づく固定クリップのペダル側からの平面図であり、
図2bは、本発明に基づく固定クリップのペダル側からの斜視図であり、
図3aは、本発明に基づく固定クリップの押圧ロッド側からの平面図であり、
図3bは、本発明に基づく固定クリップの押圧ロッド側からの斜視図であり、
図4aは、本発明に基づく固定クリップの背面図であり、
図4bは、本発明に基づく固定クリップの側面図であり、
図5aは、固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルを、押圧ロッドの挿入されていない状態で支承シェル及びロック舌片の高さで図1aのA−A線に沿った断面図であり、
図5bは、固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルを、押圧ロッドの挿入されている状態での支承シェル及びロック舌片の高さでの横断面図であり、
図6aは、本発明に基づく固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルの、押圧ロッドの挿入されていない状態での中央の補強リブの高さでの部分縦断面図であり、
図6bは、本発明に基づく固定クリップのスナップ結合された本発明に基づくブレーキペダルの、押圧ロッドの挿入されている状態での中央の補強リブの高さでの部分縦断面図である。
図1aは、本発明に基づく固定クリップ2のスナップ結合された本発明に基づくハイブリッド・ブレーキペダル1を、押圧ロッドのない状態で押圧ロッド側から示している。ペダルは軸12を中心として回転可能に支承されていて、運転者によって旋回させられ、その結果、ペダルの旋回運動は押圧ロッドの軸線方向運動に変換され、これによってブレーキ倍力装置は機械的に応働させられる。ハイブリッドなる用語は、ブレーキペダルの本来のプラスチック・成形体3aが金属構造体3bで補強されている、即ちペダルが異なる2つの材料成分から成っていることに基づいている。プラスチック・成形体内には本発明に基づく固定クリップ2をペダル1のほぼ中間の高さで(図5a、A−A線に沿った断面図、参照)スナップ結合してある。金属構造体3bは、薄板部品(薄板片)から成っており、薄板部品は通常はすでにブレーキ1の製造に際してプラスチック内に埋め込まれる。即ち、薄板部品の周囲にプラスチックを注型成形若しくは射出成形するようになっている。
すでに述べてあるように、押圧ロッドとペダルとの結合は通常は比較的にアクセスの困難な箇所で行われ、該箇所は見にくいところである。このような理由から図1cに示してあるように、本発明に基づく固定クリップは挿入領域13の縁部に中央の1つの補強リブ8b及び該補強リブの両横に隣接する2つの補強リブ8aを有しており、該補強リブによって固定クリップの後側の部分(挿入領域13)内への押圧ロッド9の挿入に際して球状頭部10は支承シェル5内へ案内される。
図2aは、本発明に基づく固定クリップ2のペダル側からの平面図である。図2bは理解を容易にするために、本発明に基づく固定クリップ2をペダル側から斜視図で示している。本発明に基づく固定クリップ2はプラスチック部品から成っており、該プラスチック部品はほぼ閉じた側面17を有しており、該側面はペダル側で端面18によって閉鎖されている。端面18は開口部19を有しており、該開口部は、押圧ロッド9の球状の端部10の挿入のための挿入領域13及び押圧ロッド9の取り出しのための取り出し領域14から成っている。特に斜視図から見て取れるように、端面18の開口部19は鍵穴状である。開口部19の後側(方形)の部分は、挿入領域13を形成しており、該挿入領域は固定クリップ・内部で両側に(同じく方形の)ロック舌片4を有しており、該両方のロック舌片は例えば押圧ロッド頭部の挿入に際して弾性的に変形させられるようになっている。開口部19の前側の円形の部分は、固定クリップ2の取り出し領域14を形成している。固定クリップの分解された状態では、押圧ロッド9の球状頭部(ボールヘッド)10は、まだロック舌片4によって挿入領域13内に保持されていて、側方へ取り出し領域14へ移動させられて、取り出され得るようになる。
固定クリップ2全体はハイブリッド・ブレーキペダル1の、固定クリップのための輪郭内に配置されて、周壁内に組み込まれた2つのスナップフック6を用いてロックされるようになっており、スナップフックは固定クリップ2を後で取り外す場合には再び押し込まれるようになっている。固定クリップ2の装着(組み込み)の前に、まず支承シェル5はペダル1の凹設部内にはめ込まれる。ペダル1内への固定クリップ2の組み込みによって、支承シェル5は固定クリップ2の表面から突出する後側の1つの条片状の突起部(ウエブ)7a並びに前側の2つの条片状の突起部7bによって凹設部内に固定されている。
図3aは、本発明に基づく固定クリップ2を押圧ロッド側の平面図で示している。さらに理解を容易にするために、図3bは本発明に基づく固定クリップ2を押圧ロッド側の斜視図で示している。表面17の端面側と逆側で挿入領域13の縁部に、中央の補強リブ8b及び該補強リブ8bの両横に隣接する2つの補強リブ8aが見えている。該補強リブは、すでに述べてあるように、押圧ロッド9の挿入を容易にするために斜めに面取りされている。
図4aは、本発明に基づく固定クリップ2の背面を示しており、固定クリップの周壁から側方へ突出する両方のスナップフック6は、ペダル1内での固定クリップ2の固定(ロック)を保証するものである。下側の領域には、支承シェル5を固定する後側の突起部7aが見えている。図4b、即ち本発明に基づく固定クリップ2の側面図では、後側の突起部7a並びに前側の突起部7aが見えている。
図5aは、固定クリップ2のスナップ結合された本発明に基づくハイブリッド・ブレーキペダル1を、押圧ロッド9の組み込まれていない状態で支承シェル5及びロック舌片4の高さで横断面して示している。押圧ロッド9は図5aの右側に示してある。押圧ロッド9のペダル側の端部は、球状(ボール状)に形成されている。押圧ロッド9の球状の頭部(ボールヘッド)10は、挿入領域13内に挿入され、かつ支承シェル5に向けて押される。押圧ロッド9はロッドとボールヘッド10との間に縮径部15を有している。縮径部は、押圧ロッドを組み込んだ状態でボールヘッド10をロック舌片4によって支承シェル5内に保持するために役立っている。本発明に基づくハイブリッド構造(プラスチック成形体3a、金属補強部材3b)によって、ペダルは従来のプラスチック・ペダルよりもはるかに高い機械的安定性、即ち剛性を有している。
押圧ロッド9の組み込み状態を図5bに示してある。押圧ロッド9は導入領域13内に位置している。両方のロック舌片4は押圧ロッド9を縮径部15の領域でロックしており、その結果、ボールヘッド10、ひいては押圧ロッド9の軸線方向の戻り移動は防止されている。
ロック装置の機構に基づき、より細かく述べれば、ロック舌片4の旋回半径に基づき、押圧ロッド9のボールヘッド10は、支承シェル5とロック舌片4との間の軸線方向の所定の位置に堅くロックされた状態で本来必要であるよりも長い距離にわたって深く挿入されねばならない。これによって、ボールヘッド10はロック状態でもロック舌片4と支承シェル5との間に遊びを有することになる。このことを確実に避けるために、支承シェル5は本発明に基づく有利な実施態様では、耐摩耗性でかつ弾性的な材料から成っているか、若しくは支承シェルの裏側に、即ち支承シェルとペダルの凹設部との間に弾性的な材料を施されていてよく、その結果、ボールヘッド10はロック舌片4を縮径部15内に位置させるまで支承シェル5内へ押し込まれ、支承シェルに応力を生ぜしめる。ロック(係止)の後に、押圧ロッド9は応力に基づき支承シェル5の弾性作用に相当して押し戻される。このようにしてボールヘッド10は遊びなくロックされる。
図6aは、組み込まれる直前の押圧ロッド9のほかに、本発明に基づく固定クリップ2のスナップ結合された本発明に基づくハイブリッド・ブレーキペダルを、中央の補強リブ8bの高さで縦断面して部分的に示している。ハッチングされた領域は、ハイブリッド・ブレーキペダル1のプラスチック部分3a並びに本発明に基づく固定クリップ2を表している。該図面の中央部分はロック舌片4であり、ロック舌片は支承シェル側で、ロック状態では押圧ロッド9の縮径部15をスリーブ状(パッキン輪状)に取り囲んで接触していて、直線的な縁部の場合よりも安定したロックを保証する半径方向の位置を占めている。ロック舌片4は挿入領域13内に設けられており、同じ高さに支承シェル5を配置してあり、スナップフック6も見えている。図示の押圧ロッド9は図6aではペダルの外側に位置しているものの、挿入領域13の高さに描かれていて、該状態で最終的に挿入領域内へ挿入される。押圧ロッド9の挿入(導入)を容易にするために、補強リブ8a,8bは面取り部(傾斜部)を有しており、面取り部は挿入領域13の少なくとも1つの側若しくは側面で漏斗のような案内機能を生ぜしめるようになっている。挿入領域13内において補強リブ8bと相対する側で、ブレーキペダル1の部分11を固定クリップ2内へピン状に突出させてある。ピン状部分11は、漏斗状に面取りされて、導入手段を成し、これによって押圧ロッド9を挿入領域13の中心へ強いる、即ち案内するようになっており、その結果、ボールヘッド10の、取り出し領域14内での挿入の際の引っ掛かりは避けられる。
ペダル内に固定された本発明に基づく固定クリップ2内への押圧ロッド9の組み込み状態を、図6bに示してある。本発明に基づくハイブリッド・ブレーキペダル1を、スナップ結合された本発明に基づく固定クリップ2と一緒に、中間の補強リブ8bの高さで示す縦断面図から明らかなように、押圧ロッド9のボールヘッド10はロック舌片4と支承シェル5との間に遊びなく保持される。
1 ペダル、 2 固定クリップ、 3a プラスチック・成形体、 3b 金属構造体、 4 ロック舌片、 5 支承シェル、 6 スナップフック、 7a,7b 突起部、 8a,8b 補強リブ、 9 押圧ロッド、 10 端部、 11 部分、 12 軸、 13 挿入領域、 14 取り出し領域、 17 側面、 18 端面、 19 開口部
Claims (11)
- 自動車用のペダル(1)であって、ペダルに取り外し可能に取り付けられた固定クリップ(2)を備えており、固定クリップ内に、操作力の伝達のための押圧ロッド(9)の球状の端部(10)をヒンジ的に保持してあり、固定クリップ(2)の内部は、フックとして機能する弾性的に変形可能な2つのロック舌片(4)を有しており、該ロック舌片は、固定クリップ(2)内への押圧ロッドの差し込みの後に押圧ロッドの球状の端部(10)をペダル(1)内でロックするようになっている形式のものにおいて、
固定クリップ(2)はプラスチック部品から成っていて、該プラスチック部品はほぼ閉じた側面(17)を有しており、該側面はペダル側で、端面によって閉鎖されており、該端面は押圧ロッド(9)の球状の端部(10)のための開口部(19)を有しており、該開口部は、押圧ロッドの球状の端部(10)のための挿入領域(13)及び押圧ロッド(9)の取り出しのための取り出し領域(14)から成っていることを特徴とする、押圧ロッドの固定クリップを備えたペダル。 - ペダル側の開口部(19)は鍵穴状に形成されていて、方形の領域と該領域につながる円形の領域とを有している請求項1に記載のペダル。
- 開口部の円形の領域は取り出し領域(14)を形成しており、開口部の方形の領域は挿入領域(13)を形成している請求項1又は2に記載のペダル。
- ロック舌片(4)は挿入領域(13)内へ突出している請求項1から3のいずれか1項に記載のペダル。
- 固定クリップ(2)は相対する側面に、該側面内へ組み込まれた各1つのスナップフック(6)を有しており、該スナップフックは、ペダル(1)の固定クリップ・受容部の対応する凹設部内へスナップ係合して固定クリップ(2)をペダル(1)内で取り外し可能にロックしている請求項1から4のいずれか1項に記載のペダル。
- 固定クリップ(2)は挿入領域(13)に補強リブ(8a,8b)を有している請求項1から5のいずれか1項に記載のペダル。
- 補強リブは漏斗状に面取りされていて、挿入案内部を形成している請求項6に記載のペダル。
- ペダル(1)はプラスチック部品(3a)から成っており、該プラスチック部品は埋め込まれた金属補強材(3b)を備えている請求項1から7のいずれか1項に記載のペダル。
- ペダル(1)の固定クリップ・受容部は漏斗状に面取りされたピン(11)を有しており、該ピンは、固定クリップ(2)の組み込まれた状態で取り出し領域(14)内に突入している請求項1から8のいずれか1項に記載のペダル。
- 固定クリップ(2)はペダル(1)の、固定クリップを受容する部分で支承シェル(5)を締め付けている請求項1から9のいずれか1項に記載のペダル。
- 支承シェル(5)は、弾性作用のある材料を裏側に施されており、若しくは支承シェル(5)は弾性作用のある材料からなっており、これによって押圧ロッド(9)の球状の端部(10)は支承シェル(5)内に遊びなくロックされている請求項10に記載のペダル。
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