JP2007327075A - Chute for green compact - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、粉末成形金型装置で成形されて排出された圧粉体を該金型装置から次工程の装置に供給するシュートに関する。 The present invention relates to a chute for supplying a green compact molded and discharged by a powder molding die apparatus to an apparatus for the next process from the mold apparatus.
金属粉末を圧縮成形して得た圧粉体を焼結して所定形状の製品を得る粉末冶金法は、複雑な形状のものを高い精度で同一寸法、同一形状に、かつ大量に製造する手法としてきわめて好適な方法として知られている。圧粉体は、粉末成形用の金型内に金属粉末を充填して圧縮成形されてから、引き続き焼結炉に搬送されて焼結炉で所定の条件(温度や時間)で加熱され焼結される。粉末成形金型から圧粉体は排出されて焼結炉に搬送されるが、その搬送手段として、傾斜して設けられるシュートが知られている(例えば特許文献1,2等)。 The powder metallurgy method, which sinters green compacts obtained by compression molding metal powder to obtain products of a predetermined shape, is a technique for manufacturing large quantities of complex shapes with the same dimensions and shapes with high accuracy. It is known as a very suitable method. The green compact is compacted by filling metal powder in a mold for powder molding and then transported to a sintering furnace where it is heated and sintered in a sintering furnace under specified conditions (temperature and time). Is done. The green compact is discharged from the powder molding die and transported to the sintering furnace. As the transporting means, a chute provided in an inclined manner is known (for example, Patent Documents 1 and 2).
シュートは、一般に細長い樋状であって傾斜して設けられ、圧粉体はこのシュートを重力により自然滑走して焼結炉等の次工程の入口に移される。ところで、このようなシュートの滑走面には、圧粉体に付着していた粉末が落下したり、圧粉体が金型のフィード面に落下していた粉末を運んできたりすることにより、粉末が溜まっていることが多い。このため、シュートを滑走する圧粉体に粉末が付着することがあり、そのまま圧粉体が焼結されると、形状が変化したり必要とされる機能が十分に発揮されなかったりといったように品質が低下してしまうおそれがある。そこで、シュートを滑走した後の圧粉体に付着している粉末を、空気を吹き付けたりブラシで擦るなどして除去することが行われている。 The chute is generally formed in an elongated bowl shape and inclined, and the green compact is naturally slid by the chute by gravity and transferred to the entrance of the next process such as a sintering furnace. By the way, on the sliding surface of such a chute, the powder adhering to the green compact falls, or the green compact carries the powder that has fallen on the feed surface of the mold. Is often accumulated. For this reason, the powder may adhere to the green compact that slides on the chute. If the green compact is sintered as it is, the shape may change or the required function may not be fully demonstrated. There is a risk of quality degradation. Therefore, the powder adhering to the green compact after sliding on the chute is removed by blowing air or rubbing with a brush.
ところが、このような粉末の除去方法は、圧粉体が比較的大型であったり単純形状の場合には有効であったが、小型で形状が複雑な製品(例えばギヤやカム等)においては粉末を十分に除去することが困難であった。また、焼結前に粉末除去工程を追加すること自体、工程数が増えて生産性を低下させるものである。そこで、シュートの滑走面に多数の細かな孔をパンチング等の手段で形成し、その孔から粉末を落下させることが考えられたが、孔以外の滑走面にやはり粉末が溜まることが避けられず、有効な対策にはなっていないのが現状である。 However, this method of removing powder was effective when the green compact was relatively large or simple in shape, but it was not suitable for small products with complicated shapes (for example, gears and cams). It was difficult to remove the sufficient amount. In addition, adding a powder removal process before sintering itself increases the number of processes and decreases productivity. Therefore, it was considered that many fine holes were formed on the sliding surface of the chute by means of punching, etc., and the powder dropped from the holes, but it was inevitable that the powder still accumulated on the sliding surface other than the holes. Currently, it is not an effective measure.
よって本発明は、シュートに溜まろうとする粉末を効果的に落下させることができ、これによってシュートを滑走する圧粉体への粉末の付着を抑え、高品質の圧粉体ひいては焼結体を得ることができる圧粉体のシュートを提供することを目的としている。 Therefore, the present invention can effectively drop the powder to be collected on the chute, thereby suppressing the adhesion of the powder to the green compact sliding on the chute, and obtaining a high-quality green compact and thus a sintered body. It aims to provide a green compact chute that can be used.
本発明は、粉末成形金型装置から下り勾配で傾斜して所定の次工程装置に架け渡され、粉末成形金型装置から排出される圧粉体を、次工程装置まで自然滑走させて供給するシュートであって、傾斜の方向に沿って延び、互いに平行に、かつ水平方向に略等間隔をおいて配設された複数のフィンを有し、圧粉体が、少なくとも隣り合う2本以上のフィンに載った状態で滑走させられることを特徴としている。 The present invention inclines with a downward slope from a powder molding die apparatus and is passed over a predetermined next process apparatus, and the green compact discharged from the powder molding mold apparatus is naturally slid to the next process apparatus and supplied. A chute having a plurality of fins extending in the direction of inclination, arranged in parallel to each other and at substantially equal intervals in the horizontal direction, and the green compact is at least two adjacent It is characterized by being able to slide on the fin.
本発明のシュートによれば、圧粉体から落下したり圧粉体によって粉末成形金型装置から運ばれた粉末は、フィンの間の空間に落下し、したがって、滑走する圧粉体への粉末の付着が効果的に抑えられる。このため、当該シュートで粉末成形金型装置から払い出された圧粉体は、粉末が付着することなく形状が保持され、高品質の圧粉体が提供される。また、圧粉体への粉末の付着が抑えられることから、シュートを滑走してから次工程に移す前に粉末の除去作業を行うことを省略することができ、工程の増加が抑えられて生産性の向上が図られる。 According to the chute of the present invention, the powder dropped from the green compact or carried by the green compact from the powder molding die apparatus falls into the space between the fins, and therefore the powder to the green compact sliding Is effectively suppressed. For this reason, the green compact dispensed from the powder molding die device by the chute is maintained in shape without the powder adhering, and a high-quality green compact is provided. In addition, since the adhesion of powder to the green compact is suppressed, it is possible to omit the removal work of the powder before sliding to the next process after sliding the chute, and the increase in the process can be suppressed to produce The improvement of property is achieved.
本発明のシュートのフィンが振動付与手段によって振動が与えられる形態は、フィンから粉末がより落下しやすくなるので好ましい形態とされる。 The form in which the fins of the chute according to the present invention are vibrated by the vibration imparting means is preferable because the powder more easily falls from the fins.
本発明によれば、粉末が効果的に落下してシュート上に粉末が溜まることが抑えられ、このため、圧粉体に粉末が付着しにくくなり、高品質の圧粉体ひいては焼結体を得ることができるといった効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to prevent the powder from effectively falling and accumulating on the chute. For this reason, it becomes difficult for the powder to adhere to the green compact. There is an effect that it can be obtained.
以下、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、一実施形態のシュートを備えた焼結設備の概略図である。この焼結設備によると、粉末成形金型装置10で原料粉末が圧縮成形され、圧縮成形された圧粉体Pがシュート20を滑走して焼結装置(次工程装置)30に移される。焼結装置30は、シュート20を下りてくる圧粉体Pを受ける受け台31と、搬送式の焼結炉32と、圧粉体Pを受け台31から焼結炉32内に装入する図示せぬ装入手段とを備えている。圧粉体Pは焼結炉32内を搬送される間に所定の焼結温度に加熱され、図1の右側にある図示せぬ出口から焼結体として排出される。この場合のワーク(圧粉体P)は図2に示すように中心に軸孔を有するギヤであるが、ワークはこれに限られない。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described.
Drawing 1 is a schematic diagram of sintering equipment provided with a chute of one embodiment. According to this sintering equipment, the raw material powder is compression-molded by the powder molding
粉末成形金型装置10は、金型11と、この金型11のシュート20側に隣接された払い出し台16と、金型11から排出された圧粉体Pを払い出しを経てシュートに移すプッシャ17とを備えている。
金型11は、製造するギヤの外周面(歯面)に応じた内周面に形成された円筒状のダイ孔12aを有するダイ12と、ダイ孔12aに摺動自在に挿入される上下のパンチ13,14と、ダイ孔12aの中心に下から挿入され、かつ上下のパンチ13,14の中心の孔に摺動自在に挿入されて、圧粉体Pの中心に軸孔を形成するコアロッド15とを備えている。
The
The
この金型11では、ダイ孔12a内において下パンチ14を所定の深さに位置させ、コアロッド15の上端を水平なダイ12の上面に揃えた状態で、図示せぬフィーダによってダイ孔12a内のキャビティに合金粉末が充填され、次いで上パンチ13をダイ孔12a内に挿入して所定の圧力でダイ孔12a内の合金粉末を軸方向に圧縮することにより、圧粉体Pが成形される。圧粉体Pは、上パンチ13が上方に退避し、下パンチ14が上昇することによりダイ孔12aから排出される。排出された圧粉体Pは、プッシャ17によって払い出し台16の上を滑走させられてシュート20に移され、シュート20を重力によって自走して滑走し、焼結装置30の受け台31で受けられる。この後、圧粉体Pは上記のように焼結炉32内で焼結され、焼結体として製品化される。
In this
次に、本発明に係るシュート20を詳述する。
シュート20は、図1に示すように、粉末成形金型装置10の払い出し台16から、所定角度で下り勾配で傾斜して焼結装置30の受け台31にわたって架け渡されている。このシュート20は、図2に示すように、上流側(焼結装置側)のフィン付きプレート部21と、これに続く下流側のパンチングプレート部27とにより構成されている。フィン付きプレート部21は、図2および図3に示すように、樋状のプレート本体22と、このプレート本体22に設けられた複数の短冊状のプレートフィン23とから構成されている。プレート本体22は、傾斜方向に延びる平板長方形状の底板部22aと、この底板部の幅方向両側に形成された脱落防止用の側壁部22bとを有するものである。
Next, the
As shown in FIG. 1, the
プレート本体22の底板部22aの上面に、該底板部22aの全長にわたって延びる複数のプレートフィン23が、幅方向を上下方向に揃えて、互いに平行に、かつ幅方向(水平方向)に等間隔をおいて固着されている。これらプレートフィン23は、断面矩形状であって、左右の側壁部22b間にわたって配列されている。底板部22aへのプレートフィン23の固着手段は、接着や溶接といった手段が挙げられる。なお、プレートフィン23は、スペーサ等によって隣り合うプレートフィン23間の間隔、すなわちプレートフィン23間に形成される溝24が保持されれば、底板部22aに固着されておらず単に載った状態であってもよい。
A plurality of
圧粉体Pはプレートフィン23の上面を滑走するため、プレートフィン23の高さは側壁部22bよりも低くされ、側壁部22bによって圧粉体Pがフィン付きプレート部21から落下しないようにされている。また、プレートフィン23間の間隔は、圧粉体Pの幅(この場合直径)よりも十分に小さく、複数のプレートフィン23上を圧粉体Pが滑走していくようになっている。プレートフィン23の少なくとも上面は、圧粉体Pが滑走しやすいように低摩擦処理が施されていることが好ましく、また、シュート20の傾斜角度も、圧粉体Pが円滑に滑走可能な角度に設定されている。
Since the green compact P slides on the upper surface of the
シュート20のパンチングプレート部27は、フィン付きプレート部21のプレート本体22と同様の樋状のプレートである。すなわち、底板部27aの両側に側壁部27bを有するプレートであるが、底板部27aには、図2に示すように、多数の円形の孔28がパンチング加工によって形成されている。パンチング孔28は圧粉体Pよりも十分に小さく、また、パンチング孔28間の間隔は、1つの圧粉体Pが複数のパンチング孔28にまたがる大きさに設定されている。パンチングプレート部27は、底板部27aの上面がフィン付きプレート部21の各プレートフィン23の上面と面一になる状態に、フィン付きプレート部21のプレート本体22に連結されている。
The
フィン付きプレート部21にパンチングプレート部27が連結されたシュート20は、所定角度で傾斜し、幅方向をほぼ水平とされて、払い出し台16から受け台31に架け渡され、両者に固定されている。
The
次いで、上記シュート20の作用を説明する。
上述したように、金型11で成形された圧粉体Pはプッシャ17で押されて払い出し台16からシュート20に落とされ、シュート20を、フィン付きプレート部21からパンチングプレート部27にわたって滑走してから受け台31まで自走し、受け台31から焼結炉32内に装入される。ここで、シュート20上には、圧粉体Pに付着していた粉末が落下したり、圧粉体Pが金型11のダイ12の上面に落下していた粉末を運んできたりすることにより、粉末が溜まる場合があり、特にこの実施形態では、フィン付きプレート部21に粉末が落下したり運ばれたりする。ところが、そのような粉末のほとんどは、プレートフィン23間の溝24に落下し、プレートフィン23上にはほとんど溜まらない。
Next, the operation of the
As described above, the green compact P molded by the
次のパンチングプレート部27では、さらにパンチング孔28に粉末が落下することにより、パンチング孔28以外の底板部27aに粉末が溜まることはほとんどない。このため、シュート20を滑走する圧粉体Pへの粉末の付着が効果的に抑えられる。そして、圧粉体Pは粉末が付着していない元の形状が保持されたまま、受け台31から焼結炉32内に装入されるので、高品質の焼結体を得ることができる。また、圧粉体Pへの粉末の付着が抑えられることから、シュート20を滑走してから焼結炉32内に装入する前に、圧粉体Pに付着した粉末の除去作業を行うことを省略することができ、このため工程の増加が抑えられて生産性の向上が図られるといった利点もある。
In the next
なお、図示はしないが、シュート20に振動を与えるバイブレータ(振動付与手段)等を付加すると、圧粉体Pの滑走面であるプレートフィン23の上面に落下した粉末を、溜まることなく速やかに溝24に落下させることができるので、粉末付着を抑える上でより効果的である。また、パンチングプレート部27を下流側に設置しているが、粉末を落下させる効果はフィン付きプレート部21が高いため、フィン付きプレート部21のみでシュート20を構成してもよい。
Although not shown, when a vibrator (vibration applying means) or the like for applying vibration to the
フィン付きプレート部21のプレートフィン23は、上記実施形態ではプレート本体22と別体のものであって底板部22aに固着するなどされているが、図4(a)に示すように、プレートフィン23の代わりにフィン部23aとしてプレート本体22の底板部22aに一体に形成されていてもよい。この場合、フィン部23aは切削加工や押出し成形等によって形成される。
The
さらに、プレートフィン23またはフィン部23aの代わりに、図4(b)に示すように、複数のワイヤ状のピンフィン25を用いることもできる。これらピンフィン25は、プレート本体22の長手方向の両端部に設けられた端壁部22c間に、プレート本体22の長手方向に沿って、かつ幅方向に等間隔をおいて互いに平行な状態に張られている。各ピンフィン25の高さは均一で、プレート本体22の側壁部22bよりも低い位置に張られる。この場合、ピンフィン25上に溜まろうとする粉末は、ピンフィン25間の隙間からプレート本体22の底板部22aに落下し、圧粉体Pに粉末が付着しにくい構造となっている。
Furthermore, instead of the
また、上記いずれの形態においても、プレート本体22の底板部22aの一部に、落下した粉末を除去するための開口を設ければ、その開口から粉末が落下して堆積しないようにすることができる。その開口は、シャッタで開閉するように構成してもよい。
Also, in any of the above forms, if an opening for removing the dropped powder is provided in a part of the
図5は、さらに別形態のシュートとしてのフィン付きプレート部21を示している。この場合のプレート本体22は、中央部に凹所22dが形成され、この凹所22d内に、複数のプレートフィン23が収容されている。プレートフィン23には、少なくとも一端部(この場合、上流側)にロッド通し孔23bが形成されており、これら孔23bにロッド26を貫通させた状態でプレートフィン23が凹所22d内に収容されている。
FIG. 5 shows a
このフィン付きプレート部21によれば、プレートフィン23の間に適宜な隙間を空け、かつ隣接するプレートフィン23に対し離接するようにプレートフィン23を凹所22d内に移動可能に収容すると、その間隔を調整しやすいといった利点がある。また、ロッド26にワッシャを嵌め込んでスペーサとすることにより、プレートフィン23間の間隔をワッシャによって一定にしたり、プレートフィン23どうしが接触すること防止したりすることができる。プレートフィン23はプレート本体22に固定せず、凹所22d内に単に収容している構成であるから、複数のプレートフィン23の取り外しを一括して容易に行うことができる。プレートフィン23を取り外せば、凹所22d内に落下して堆積した粉末を容易の除去することができる。また、凹所22dの底部の一部に開口を設ければ、その開口から粉末が落下して堆積しないようにすることができ、その開口は、シャッタで開閉するように構成してもよい。
According to the
次に、実施例を説明して本発明の効果を実証する。
鉄系合金粉末からなるギヤ(ピニオン)の圧粉体を金型で圧縮成形し、この圧粉体を、図2で示したシュート20におけるフィン付きプレート部21のみで構成した本発明のシュートと、パンチングプレート部27のみで構成した本発明外のシュートで滑走させた。圧粉体は、モジュール:0.8mmで、図6に示すように、ピッチ円直径d0:19.2mm、軸孔径d1:4mm、歯幅b:5mmで、歯数は24である。
Next, examples will be described to demonstrate the effects of the present invention.
A compact of a gear (pinion) made of iron-based alloy powder is compression-molded with a mold, and the compact is composed of only the
本発明のシュートとしては、図3に示したような構造であって、スチール製のフィンをプレート本体に設けたものであり、フィンの幅が、3.0mm、2.0mm、1.0mm、0.5mm、0.3mmで、フィンの間隔が3.0mmの5種類のシュートを作製した。一方、本発明外のシュートとして、スチール製のパンチングプレートのパンチング孔の径が、3mm、6mm、8mmで、孔の間隔が50mmの3種類のシュートを作製した。シュートの長さはいずれも50cmとし、これらのシュートを、図1に示したように粉末成形金型装置10の払い出し台16から焼結装置30の受け台31まで架け渡した。なお、傾斜角度は、金型による粉末圧縮成形に際し15〜30°の範囲で変位するように設定した。
The chute of the present invention has a structure as shown in FIG. 3 and is provided with steel fins on the plate body, and the fin width is 3.0 mm, 2.0 mm, 1.0 mm, Five types of chutes with 0.5 mm and 0.3 mm and fin spacing of 3.0 mm were produced. On the other hand, as the chutes outside the present invention, three types of chutes having diameters of punching holes of a steel punching plate of 3 mm, 6 mm, and 8 mm and a hole interval of 50 mm were produced. The lengths of the chutes were 50 cm, and these chutes were bridged from the dispensing table 16 of the powder molding die
これらシュートを用い、金型で上記寸法の圧粉体を1000個圧縮成形しつつシュート上を滑走させ、それら圧粉体を焼結した後に、粉末の付着の有無を顕微鏡によって観察した。その結果を図7に示す。図7によると、比較例のパンチングプレートによるシュートを用いた場合には、1000個の焼結体の中に20個以上の粉末(鉄粉)の付着が認められたが、本発明のフィン付きプレートによるシュートでは、フィンの幅が3.0mm、2.0mmのシュートを用いた場合には、それぞれ1000個中に4個、2個について粉末の付着が認められ、フィンの幅が1.0mm以下のシュートでは粉末の付着が認められなかった。したがって本発明に係るフィン付きプレートによるシュートによれば、粉末の付着が大幅に低減することが判った。 Using these chutes, 1000 compacts of the above-mentioned dimensions were compressed with a mold and slid on the chutes. After the compacts were sintered, the presence or absence of powder was observed with a microscope. The result is shown in FIG. According to FIG. 7, when a chute using a punching plate of a comparative example was used, adhesion of 20 or more powders (iron powder) was observed in 1000 sintered bodies, but with the fins of the present invention. In the chute using a plate, when a chute having a fin width of 3.0 mm or 2.0 mm is used, adhesion of powder is observed on 4 or 2 pieces in 1000 pieces, and the fin width is 1.0 mm. In the following chutes, no powder adhesion was observed. Therefore, according to the chute by the finned plate according to the present invention, it has been found that the adhesion of the powder is greatly reduced.
10…粉末成形金型装置
21…フィン付きプレート部(シュート)
23…プレートフィン
23a…フィン部
25…ピンフィン
30…焼結装置(次工程装置)
P…圧粉体
10 ... Powder molding die
23 ...
P ... green compact
Claims (2)
前記傾斜の方向に沿って延び、互いに平行に、かつ水平方向に略等間隔をおいて配設された複数のフィンを有し、前記圧粉体が、少なくとも隣り合う2本以上のフィンに載った状態で滑走させられることを特徴とする圧粉体のシュート。 It is a chute that is slanted downward from a powder molding die device, is laid over a predetermined next process device, and the green compact discharged from the powder molding die device is naturally slid to the next process device and supplied. And
A plurality of fins extending along the direction of the inclination, arranged in parallel with each other and at substantially equal intervals in the horizontal direction, and the green compact is placed on at least two adjacent fins; A compacted chute characterized by being slid in a wet state.
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JP5539539B2 (en) * | 2010-12-08 | 2014-07-02 | アイダエンジニアリング株式会社 | Manufacturing method and manufacturing apparatus for high-strength sintered compact |
JP2016073942A (en) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | 株式会社シティック | Seeding agent solidification device |
CN113319278A (en) * | 2021-04-25 | 2021-08-31 | 成都虹波实业股份有限公司 | Tungsten alloy wafer manufacturing equipment and tungsten alloy wafer manufacturing method |
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2006
- 2006-06-06 JP JP2006156812A patent/JP2007327075A/en active Pending
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A521 | Written amendment |
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