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JP2007323167A - メモリテスト方法 - Google Patents

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JP2007323167A
JP2007323167A JP2006150134A JP2006150134A JP2007323167A JP 2007323167 A JP2007323167 A JP 2007323167A JP 2006150134 A JP2006150134 A JP 2006150134A JP 2006150134 A JP2006150134 A JP 2006150134A JP 2007323167 A JP2007323167 A JP 2007323167A
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Katsu Nagase
克 永瀬
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】メモリを確保せずに書き込みや読み込みが行われた場合のエラーを検出する。
【解決手段】初期化時にヒープ領域21を固有の値(例えば、オールF)で埋め、メモリ確保時に確保するメモリ領域が固有の値(オールF)であることを確認し、メモリ解放時に解放するメモリ領域に固有の値(オールF)を書き込む。これにより、メモリ領域を確保する前にヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラー、あるいは、メモリ領域を解放した後にヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラーを自動的に検出することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェアのメモリアクセスを自動的に監視するためのソフトウェアテストであるメモリテスト方法に関し、特に、メモリアクセス動作をプログラムに監視させ、メモリリーク(即ち、使用可能なメモリ領域が徐々に減少していく現象)を自動的に検出するメモリテスト方法に関するものである。
一般にメモリリーク等のメモリアロケーションに関する不具合は、コンピュータシステムのハングアップ(コンピュータ利用中に動作が異常になって入力操作を受け付けなくなる状態)等の深刻な事態の原因になることがある。このためにこうした不具合を検出するための手法が必要になり、例えば、次のような文献等で提案されている。
特開2000−293400号公報
この特許文献1に記載されているように、コンピュータシステムのオペレーティング・システム(以下「OS」という。)上で実行されるアプリケーションプログラム(以下「AP」という。)は、OSの機能の1つであるシステムコールやAPインタフェース等を介して、所定のメモリ領域を動的に確保し、確保したメモリ領域を使用して情報処理等を行う。情報処理等を終了すると、APは確保したメモリ領域を解放してOSに返却するが、この際、APに何らかのバグがあってメモリ領域の解放が行われないと、メモリリークが発生する。
メモリリークの発生する主な原因となるのは、ヒープ領域(プログラムが使用可能なメモリ領域であって用途に関係なく自由に確保することが可能な多量のメモリ領域)からメモリを正しく確保することができなかった場合や、確保したメモリを解放することを忘れた場合(例えば、AP等が不要となったメモリ領域を適切に解放しない、つまりシステムに返還しない場合)である。
このようなメモリリークが発生すると、使用されないメモリ領域がメモリ空間に残ってしまい、OSがメモリ空間に残ったメモリ領域を他のAPに割り当てることができなくなり、システム全体として使用可能なメモリの総量が減少する。使用可能なメモリの総量が限界まで減少すると、AP等が異常終了してしまう。そのため、APの開発において、メモリリークを発生させるようなバグを適切に取り除くように、テスト工程にてデバッグされる。
ところが、メモリ領域の解放漏れを検出し、この要因を特定することが困難であったので、これを解決するために、特許文献1のメモリリーク検出方法では、メモリリークを検出すべく、メモリ領域を確保する際にダンプ情報を管理テーブルに格納し、メモリ領域の解放の際にダンプ情報を削除し、メモリ解放後、ダンプ情報が記録されているか否かを判別することで、メモリリークが発生しているか否かを判別している。つまり、メモリ解放を正常に行っているか否かを監視(ウォッチング)することで、メモリリークを検出している。
しかしながら、従来のメモリテスト方法では、メモリの確保、解放をウォッチングすることでメモリリークを検出しているので、プログラムの記述誤り等により、確保されていないヒープ領域や、解放されたヒープ領域に対してアドレスを直接参照して書き込みや読み込みを行うような処理が行われた場合、つまりメモリを確保せずに書き込みや読み込みが行われた場合、エラーを検出することができない。
本発明のメモリテスト方法では、メモリの初期化時にヒープ領域を任意の値にし、前記メモリの確保時、及び前記メモリの解放後にそれぞれ前記ヒープ領域が前記任意の値になっているか否かを判別することにより、メモリリークを検出するようにしている。
本発明によれば、メモリ領域を確保する前にヒープ領域等に対してライトアクセスを行った場合のエラー、あるいは、メモリ領域を解放した後にヒープ領域等に対してライトアクセスを行った場合のエラーを自動的に検出したり、あるいはそのエラーを事前に防止することが可能となる。
メモリテストシステムにおいて、プログラム開始時にメモリのヒープ領域に対して固有の値を書き込み、前記メモリの確保時に確保すべきアドレスの値を取得して前記固有の値と比較し、前記メモリの解放時に解放すべき前記アドレスに対して前記固有の値を書き込み、前記メモリの値を確認してエラーか否かを判別する。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示すメモリテストシステムの概略の構成図である。
このメモリテストシステムでは、システム全体をプログラム制御するプロセッサ(例えば、中央処理装置、以下これを「CPU」という。)を有し、このCPU1に、バス2を介してメモリの読み出し専用メモリ(以下「ROM」という。)領域10と随時読み書き可能なメモリ(以下「RAM」という。)領域20とが接続されている。
ROM領域10には、メモリテストの対象となるメモリテスト対象プログラム11が展開されている。メモリテスト対象プログラム11は、メモリテストモジュール11aを含んでおり、このメモリテストモジュール11aがヒープ領域へのメモリ確保・解放を監視する機能を有している。RAM領域20には、ヒープ領域21を確保する。
(実施例1のメモリテスト方法)
図2(1)〜(5)は、図1のメモリテスト方法の処理手順を示す図であり、同図(1)は初期状態を示す図、同図(2)はメモリ確保した時の状態を示す図、同図(3)はメモリに対して書き込んだ時の状態を示す図、同図(4)はメモリ解放した時の状態を示す図、及び同図(5)はメモリリーク判定時状態を示す図である。
このメモリテスト方法では、図2(1)の初期化処理において、CPU1の制御により、メモリテスト対象プログラム11が動作すると、先ず、メモリテストモジュール11aは、ヒープ領域全体を、任意の値(例えば、オールFの固有の値)をセットして初期化する。
次に、図2(2)、(3)のメモリ確保を判定する処理において、ヒープ領域21から使用するメモリ領域30を確保する時には、初期化状態を示す固有の値(オールF)であるかを確認する。確保したメモリ領域31が固有の値(オールF)でなかった場合、ユーザにエラーを返す(通知する)。固有の値(オールF)であれば、メモリ領域31を確保する。
図2(4)、(5)のメモリ解放を判定する処理において、確保したメモリ領域31を解放する時には、解放したメモリ領域32に対して初期化時に設定した値(オールF)と同じ固有の値(オールF)をセットする。その後、メモリチェック時に、メモリテストモジュール11aは、ヒープ領域21の値を調べる。初期化状態にセットした固有の値以外の値を発見したら、これはリークしたメモリ領域33であるから、ユーザにエラーを通知する。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、初期化時にヒープ領域21を固有の値(例えば、オールF)で埋め(図2(1))、メモリ確保時に確保するメモリ領域31が固有の値(オールF)であることを確認し(図2(2))、メモリ解放時に解放するメモリ領域32に固有の値(オールF)を書き込むようにしている(図2(4))。
これにより、メモリ領域30を確保する前にヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラー、あるいは、メモリ領域32を解放した後にヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラーを自動的に検出することが可能となる。
(実施例2の構成)
図3は、本発明の実施例2を示すメモリテストシステムの概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このメモリテストシステムは、実施例1と同様に、ROM領域10とRAM領域20を持っている。ROM領域10には、実施例1と異なるメモリテスト対象プログラム11Aが展開されている。RAM領域20には、実施例1と同様に、ヒープ領域21を確保する。本実施例2では、実施例1のメモリテストモジュール11aに代えて、デバック手段(例えば、インサーキット・エミュレータ、これを以下「ICE」という。)40が設けられ、バス2に接続されている。ICE40は、ヒープ領域21へのメモリ確保・解放を監視し、メモリアクセス要因のブレークの設定・解除を行う機能を有している。
(実施例2のメモリテスト方法)
図4(1)〜(3)は、図3のメモリテスト方法の処理手順を示す図であり、同図(1)はプログラム動作前の処理状態を示す図、同図(2)はメモリ確保時の処理状態を示す図、及び同図(3)はメモリ解放時の処理状態を示す図である。
このメモリテスト方法では、図4(1)の処理において、CPU1の制御により、ICE40はヒープ領域21の全体にメモリブレークを設定する。
次に、図4(2)の処理において、メモリテスト対象プログラム11Aが動作し、ヒープ領域21から命令(例えば、C言語のメモリ確保命令malloc()等)によりメモリ領域を確保する時には、ICE40へのシステムコールにより確保されたメモリ領域のメモリブレークを解除する。
その後、図4(3)の処理において、確保したメモリ領域を命令(例えば、C言語のメモリ解放命令free()等)により解放する時には、ICE40へのシステムコールにより解放されたメモリ領域にメモリブレークを設定する。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、プログラム開始時にヒープ領域21に対してメモリブレークを設定し(図4(1))、メモリ確保(malloc等)の時に確保するメモリ領域のメモリブレークを解除し(図4(2))、メモリ解放(free等)の時に解放するヒープ領域21にメモリブレークを設定するようにしている(図4(3))。
これにより、メモリ領域を確保する前にヒープ領域21に対してライト・リードアクセスを行った場合や、メモリ領域を解放した後にヒープ領域21に対してライト・リードアクセスを行った場合にブレークが発生し、ライトアクセスによるメモリ破壊を検出することができ、あるいは、メモリ破壊が起きた個所の特定や、不正なデータリードを検出することができる。
(実施例3の構成)
図5は、本発明の実施例3を示すメモリテストシステムの概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このメモリテストシステムは、実施例1と同様に、ROM領域10とRAM領域20を持っている。ROM領域10には、メモリテスト対象プログラム11が展開されており、このメモリテスト対象プログラム11は、実施例1とは異なるメモリテストモジュール11bを含んでいる。メモリテストモジュール11bは、実施例1と同様のヒープ領域21へのメモリ確保・解放を監視する機能の他に、ヒープ領域21から誤り訂正符号(以下「CRC」という。)値を算出する機能を持つ。RAM領域20には、ヒープ領域21を確保すると共に、このヒープ領域21とは別のCRC値を格納するCRC格納領域22を持つ。
(実施例3のメモリテスト方法)
図6(1)、(2)は、図5のメモリテスト方法の処理手順を示す図であり、同図(1)はメモリ解放時の処理状態を示す図、及び同図(2)はメモリチェック時の処理状態を示す図である。
このメモリテスト方法では、図6(1)の処理において、CPU1の制御により、メモリテスト対象プログラム11が動作して、ヒープ領域21からメモリ領域が確保され、使用される。メモリ領域が解放される時、ヒープ領域全体に対してCRC値を計算して、CRC格納領域22に格納する。
図6(2)の処理において、ヒープ領域全体に対してCRC値を計算し(処理(i))、CRC格納領域22に格納されていたCRC値と比較する(処理(ii))。比較結果が異なった場合、エラーをユーザに通知する。
(実施例3の効果)
本実施例3によれば、ヒープ領域21に対してCRC値を算出し、プログラム終了時に再度算出したヒープ領域21のCRC値と比較することによってヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラーを検出することが可能となる。しかも、CRC値を用いているので、エラー検出の精度を向上できる。
(実施例4の構成)
図7は、本発明の実施例4を示すメモリテストシステムの概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このメモリテストシステムは、実施例1と同様に、ROM領域10とRAM領域20を持っている。ROM領域10には、実施例1と同様のメモリテスト対象プログラム11が展開されているが、このメモリテスト対象プログラム10は、実施例1と異なるメモリテストモジュール11cを含んでいる。メモリテストモジュール11cは、アドレスを元に任意の値(例えば、疑似乱数)を発生させるモジュールを有する共に、RAM領域20内のヒープ領域21へのメモリ確保・解放を監視する機能を有している。
(実施例4のメモリテスト方法)
図8(1)〜(4)は、図7のメモリテスト方法の処理手順を示す図であり、同図(1)は初期状態の処理を示す図、同図(2)はメモリ確保時の処理状態を示す図、同図(3)はメモリ解放時の処理状態を示す図、及び同図(4)はメモリチェック時の処理状態を示す図である。
このメモリテスト方法では、図8(1)の処理において、CPU1の制御により、メモリテスト対象プログラム11が動作すると、先ず、メモリテストモジュール11cは、ヒープ領域21のアドレスを元にして疑似乱数を発生させ、この疑似乱数を用いてアドレス毎に固有の値を設定してヒープ領域21を初期化する。
次に、図8(2)の処理において、ヒープ領域21からメモリ領域を確保する時には、初期化状態であるアドレスより算出した疑似乱数からなる固有の値と同じであるかを確認する。同じ値でなかった場合、ユーザにエラーを通知する。同じ値であればメモリ領域の確保を行う。
図8(3)の処理において、メモリ確保した領域を解放する時には、解放したメモリ領域に対して初期化時に設定した固有の値と同じアドレスを元に算出した疑似乱数を用いて、アドレス毎に固有の値を設定(セット)する。
その後、図8(4)の処理において、メモリチェック時に、メモリテストモジュール11cは、アドレスを元に疑似乱数を用いてアドレス毎に固有の値を算出し、ヒープ領域21の値と比較する。初期化状態にセットした疑似乱数からなる固有の値以外の値を発見したら、ユーザにエラーを通知する。
(実施例4の効果)
本実施例4によれば、初期化時に、ヒープ領域21をアドレスを元にした疑似乱数からなる固有の値で埋め、メモリ確保の時に、確保するメモリ領域がアドレスを元にした疑似乱数からなる固有の値であることを確認し、メモリ解放時に、解放するメモリ領域に対してアドレスを元にした疑似乱数からなる固有の値で書き込むようにしている。
これにより、メモリ確保する前にヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラーや、メモリ解放した後にヒープ領域21に対してライトアクセスを行った場合のエラーを検出することが可能となる。しかも、ライトアクセスしたかを判断するための値が固定値でないために、実施例1より検出の精度を上げることができる。
(実施例5の構成)
図9は、本発明の実施例5を示すメモリテストシステムの概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このメモリテストシステムは、実施例1と同様に、ROM領域10とRAM領域20を持っている。ROM領域10には、実施例1と同様に、メモリテスト対象プログラム11が展開されており、このメモリテスト対象プログラム11は、メモリテストモジュール11dを含んでいる。RAM領域20には、実施例1の多量のメモリ容量を有するヒープ領域21に代えて、少量のメモリ容量を有するスタック(STACK)領域23が確保されている。
(実施例5のメモリテスト方法)
図10(1)、(2)は、図9のメモリテスト方法の処理手順を示す図であり、同図(1)はメモリの初期状態を示す図、及び同図(2)はメモリチェック時の処理状態を示す図である。
このメモリテスト方法では、図10(1)の処理において、CPU1の制御により、テスト対象プログラム11が動作すると、先ず、メモリテストモジュール11dはスタック領域全体を、任意の値(例えば、オールFの固有の値)を設定(セット)して初期化する。
その後、図10(2)の処理において、メモリチェック時に、メモリテストモジュール11dは、スタック領域23をチェックし、固有の値(オールF)でない値がどこまであるかを確認することによって、スタックサイズがどのくらい使用されたかを測定(チェック)する。
(実施例5の効果)
本実施例5によれば、初期化時にスタック領域23を固有の値(オールF)で埋め、メモリチェック時にどこまで固有の値であるかを確認しているので、プログラムスタックのサイズを得ることが可能となり、スタック領域23に対するライトアクセスによって生じるエラーを事前に防止できる。
(変形例)
本発明は、図示の実施例1〜5に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 実施例2では、ICE40を例に挙げたが、シミュレータ等のデバッグ環境で適用可能である。
(b) 各実施例1〜5を組み合わせて複合的に利用することにより、2重チェック等を行わせることも可能である。
(c) 実施例1〜5のメモリテストシステムは、図示以外の他の回路構成に変更しても良い。
本発明の実施例1を示すメモリテストシステムの概略の構成図である。 図1のメモリテスト方法の処理手順を示す図である。 本発明の実施例2を示すメモリテストシステムの概略の構成図である。 図3のメモリテスト方法の処理手順を示す図である。 本発明の実施例3を示すメモリテストシステムの概略の構成図である。 図5のメモリテスト方法の処理手順を示す図である。 本発明の実施例4を示すメモリテストシステムの概略の構成図である。 図7のメモリテスト方法の処理手順を示す図である。 本発明の実施例5を示すメモリテストシステムの概略の構成図である。 図9のメモリテスト方法の処理手順を示す図である。
符号の説明
1 CPU
10 ROM領域
11,11A メモリテスト対象モジュール
11a,11b,11c,11d メモリテストモジュール
20 RAM領域
21 ヒープ領域
22 CRC格納領域
23 スタック領域
40 ICE

Claims (6)

  1. メモリの初期化時にヒープ領域を任意の値にし、前記メモリの確保時、及び前記メモリの解放後にそれぞれ前記ヒープ領域が前記任意の値になっているか否かを判別することにより、メモリリークを検出することを特徴とするメモリテスト方法。
  2. プログラム開始時にメモリのヒープ領域に対して固有の値を書き込み、
    前記メモリの確保時に確保すべきアドレスの値を取得して前記固有の値と比較し、
    前記メモリの解放時に解放すべき前記アドレスに対して前記固有の値を書き込み、
    前記メモリの値を確認してエラーか否かを判別することを特徴とするメモリテスト方法。
  3. デバック手段により、メモリのヒープ領域へメモリブレークを設定し、
    前記メモリの確保によって前記ヒープ領域のメモリブレークを削除し、
    前記メモリの解放により前記ヒープ領域にブレークを設定することにより、メモリリークを検出することを特徴とするメモリテスト方法。
  4. メモリの解放時にヒープ領域の誤り訂正符号を算出し、
    前記メモリのチェック時に前記ヒープ領域の誤り訂正符号を算出し、
    前記メモリの解放時の前記誤り訂正符号と前記メモリチェック時の前記誤り訂正符号とを比較することにより、メモリリークを検出することを特徴とするメモリテスト方法。
  5. アドレス値を元に疑似乱数を生成し、
    プログラム開始時に前記疑似乱数をメモリに書き込み、
    前記メモリの確保時に確保すべきアドレスの値を取得して前記疑似乱数と比較し、
    前記メモリの解放時に解放すべきアドレスに対して前記疑似乱数の値を書き込み、
    前記メモリの値を確認してエラーか否かを判別することを特徴とするメモリテスト方法。
  6. プログラム開始時にメモリのスタック領域に対して固有の値を書き込み、
    前記スタック領域内にどこまで前記固有の値が格納されているか否かを確認し、使用されたスタックサイズを通知することにより、メモリリークを事前に防止することを特徴とするメモリテスト方法。
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