JP2007316599A - 表示制御装置、及び、表示制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 周囲の明るさを考慮しながらも、不自然な発色や精細度を欠いた表示を防止できる表氏制御装置、及び、表示制御プログラムを提供する。
【解決手段】 表示モードに対応する環境輝度値と照射輝度等の複数の表示画質パラメータとが対応付けられた表示画質パラメータテーブルを表示モード別にメモリ12に複数記憶させておき、取得した環境輝度値及び設定された表示モードに対応する表示画質パラメータをメモリ12から読み出して、画像表示部15の照明部16の照射輝度を調整するとともに、ブライトネス、コントラスト、彩度、シャープネス等のパラメータをしたがって画像を表示する。
【選択図】 図3
【解決手段】 表示モードに対応する環境輝度値と照射輝度等の複数の表示画質パラメータとが対応付けられた表示画質パラメータテーブルを表示モード別にメモリ12に複数記憶させておき、取得した環境輝度値及び設定された表示モードに対応する表示画質パラメータをメモリ12から読み出して、画像表示部15の照明部16の照射輝度を調整するとともに、ブライトネス、コントラスト、彩度、シャープネス等のパラメータをしたがって画像を表示する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、表示制御装置、及び、表示制御プログラムに係り、詳しくは、画像を表示する際の表示品質を調整する表示制御装置、及び、表示制御プログラムに関する。
近年、画像など表示する表示部のバックライトの明るさを調整する技術において、周囲の明るさに応じて液晶ディスプレイのバックライトの明るさ(表示輝度)を自動的に調整する技術が登場した(特許文献1)。
しかしながら、上記技術によれば、単に周囲の明るさに応じてバックライトの明るさを自動調整するだけなので、バックライトの明るさによっては、表示される画像の発色が不自然なものになったり、精細な画像が表示されなくなったりするという問題であった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、周囲の明るさを考慮しながらも、不自然な発色や精細度を欠いた表示を防止できる表示制御装置、及び、表示制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明は、表示手段と、この表示手段に表示される対象の表示品質に関連する項目と輝度とを対応付けて記憶する記憶手段と、周囲環境の輝度値を取得する輝度値取得手段と、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、前記表示手段の表示輝度を調整する表示輝度調整手段と、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、対応する項目を前記記憶手段より読み出し、この項目のパラメータを設定する表示品質設定手段と、前記表示輝度調整手段によって調整された表示輝度と前記表示品質設定手段によって設定されたパラメータとで前記対象を表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明に加え、周囲環境の輝度と前記項目のパラメータとを表示モードと対応付けて設定するモード設定手段を更に備え、前記表示品質設定手段は、前記モード設定手段によって表示モードが設定されると、前記輝度値取得手段によって取得された輝度値に加え、設定された表示モードに対応するパラメータで前記対象の表示品質を設定することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明に加え、前記表示モードを複数記憶するモード記憶手段と、前記記憶手段に記憶された複数の表示モードの中から任意の表示モードを選択するための選択手段と、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明に加え、前記対象は画像であるとともに、この画像の色成分に基づいて前記画像に描画されている内容を推測する推測手段を更に備え、前記選択手段は、前記推測手段により推測された結果に基づいて前記複数の表示モードの中から任意の表示モードを選択することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、上記請求項3又は4記載の発明に加え、電源供給手段と、前記電源供給手段の電源供給能力を判断する電源供給能力判断手段と、前記電源供給能力判断手段による判断結果にしたがって、前記選択手段によって選択された表示モードを変更する変更手段とを更に備えたことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、上記請求項3又は4記載の発明に加え、電源供給手段と、前記電源供給手段の電源供給能力を判断する電源供給能力判断手段と
を更に備え、前記表示輝度調整手段は、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値に加え、前記電源供給能力判断手段による判断の結果にしたがって、前記表示輝度を調整することを特徴とする。
を更に備え、前記表示輝度調整手段は、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値に加え、前記電源供給能力判断手段による判断の結果にしたがって、前記表示輝度を調整することを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至6の何れかに記載の発明に加え、撮像手段を更に備え、前記輝度値取得手段は、前記撮像手段により撮像された画像の輝度成分に基づいて、周囲環境の輝度値を取得することを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、上記請求項1乃至6の何れかに記載の発明に加え、光センサを更に備え、前記輝度判断手段は、前記光センサにより得られた輝度に基づいて周囲環境の輝度値を取得することを特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、上記請求項1乃至8の何れかに記載の発明に加え、前記表示手段を照射する照明手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記輝度値取得手段によって取得した周囲環境の輝度値にしたがって、前記照明手段による照射度合いを制御することを特徴とする。
また、請求項10記載の発明は、上記請求項1乃至9の何れかに記載の発明に加え、前記表示品質に関する項目とは、ブライトネス、コントラスト、及び彩度の少なくとも1つであることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項11記載の発明は、表示部を有するコンピュータを、周囲環境の輝度値を取得する輝度値取得手段、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、前記表示部の表示輝度を調整する表示輝度調整手段、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、予め表示される対象の表示品質に関連する項目と輝度とを対応付けて記憶したメモリより項目を読み出し、この読み出された項目のパラメータを設定する表示品質設定手段、前記表示輝度調整手段によって調整された表示輝度と前記表示品質設定手段によって設定されたパラメータとで前記対象を表示するよう前記表示部を制御する表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、周囲の明るさを考慮しながらも、不自然な発色や精細度を欠いた表示を防止できる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1(a)は、本発明の画像表示装置、撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、ドライバ15、照明部16、画像表示部17、センサ18、バス19から構成されている。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1(a)は、本発明の画像表示装置、撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、ドライバ15、照明部16、画像表示部17、センサ18、バス19から構成されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
撮像素子(ここでは、CCD5)は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号データはバッファメモリ(DRAM13)に記憶される。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施し、輝度色差信号に変換する処理を行う。
CPU10は、バッファメモリに記憶された画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式、MPEG形式の圧縮・伸張)処理、撮影処理、再生処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。特にCPU10は、撮像された画像データの輝度成分に基づいて環境輝度を取得する環境輝度取得回路101、図1(b)に図示する設定テーブルを有するモード設定回路102、及び、該設定された表示画質及び検出された環境輝度に基づいてバックライトの照射度合いや、表示される画像のブライトネス、コントラスト、及び、彩度の調整処理などを行う表示調整回路103、撮像された画像データについて色成分やその偏り具合から画像が「何を描画したものか?」を推測する推測回路104を備える。
図1(b)はモード設定回路102が有する設定テーブル1021の内容を図示するものである。この設定テーブル1021には、現在設定されている画質設定モードが「自動」か「手動」か、また、表示モードが「リアル」、「ダイナミック」、「鮮やか」、「夜専用」、「パワーセーブ」の何れであるかをフラグにより記憶管理している。尚、画質設定モード、及び、表示モードについては後述する。
キー入力部11は、電源On/Offキー、シャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー、ファインダー輝度調整ボタン(「+」ボタン、「−」ボタン)等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが格納されており、CPU10は、このプログラムにしたがって各処理を行う。また、メモリ12には、図3〜図7に示すような各表示画質パラメータテーブル121〜125を備えている。ここでいう表示画質パラメータとは、ドライバ15が画像表示部17を背面より照射する照明部16の輝度を調整するだけではなく、画像表示部17に表示される表示対象である撮影画像の、ブライトネス、コントラスト、彩度を調整するパラメータも含まれる。
なお、詳細は後述するが、デジタルカメラ1は、表示モード“リアル”用パラメータテーブル121、表示モード“ダイナミック”用パラメータテーブル122、表示モード“鮮やか”用パラメータテーブル123、表示モード“夜専用”用パラメータテーブル124、表示モード“パワーセーブ”用パラメータテーブル125の5つが用意されている。
DRAM13は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。フラッシュメモリ14は、CCD5によって撮像され、CPU10によって圧縮された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
照射部16は画像表示部17の背面から光を照射するものであり、画像表示部17は画像データに基づく画像を表示させるものである。ドライバ15は、CPU10の制御信号にしたがって画像表示部17を背面(表示面とは反対側の面)より照射する照明部16の輝度を調整するとともに、画像表示部17を駆動制御する。光センサ18は、周囲の明るさを取得するためのセンサである。なお、図1(a)中、細い矢印は信号の流れを示し、太い矢印は画像データの流れを示している。
B.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部11のモード切替キーの操作によって静止画撮影モードや動画撮影モードに設定され、スルー画像表示や動画撮影が開始されると(撮像された画像データを表示させるモードになると)、ステップS1で、CPU10は、CCD5によって撮像され、画像生成部9によって生成された直近の1枚の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)から取得する。
次いで、ステップS2で、CPU10は、環境輝度取得回路101に対し、該取得した画像データの輝度成分から環境輝度値を取得させる。この環境輝度値の取得方法は既に周知技術なので説明を省略する。なお、CCD5とは別個に設けられた光センサ18により得られた輝度成分に基づいて環境輝度値を取得するようにしてもよい。これにより、周囲の明るさを取得することができる。
次いで、CPU10は、モード設定回路102の設定テーブル1021の各フラグの状態を参照して、現在、ユーザのキー入力部11の操作等により画質設定モードが「自動」に設定されているか否か、すなわち、画質設定モードにおいて「自動」にフラグがセットされているか否かを判断する(ステップS3)。尚、画質設定モードが「自動」に設定されていると、後述の推測回路104の推測処理により表示モードが自動的に設定される。
尚、ユーザは事前に画質設定モードを「自動」、或いは、「手動」にするかを設定することができ、このとき、モード設定回路102はユーザの設定操作に基づいて、設定テーブル1021に記憶される画質設定モードの「自動」或いは「手動」の何れかにフラグ“1”をセットする。また、「手動」を設定した場合は、ユーザは表示モードを手動で選択する。表示モードの種類としては、「ダイナミック」、「鮮やか」、「リアル」、「夜専用」、「パワーセーブ」があり、モード設定回路102はユーザの設定操作に基づいて、設定テーブル1021に記憶される表示モードの「リアル」、「ダイナミック」、「鮮やか」、「夜専用」或いは「パワーセーブ」の何れかにフラグ“1”をセットする。尚、表示モードの種類としてこの5種類を採用するが、これに限られず他の種類であってもよい。なお、静止画撮影モード中や動画撮影モード中に画質設定モードを「自動」、或いは「手動」にするか否かをユーザが行なうことができるようにしてもよい。
ステップS3で、「自動」が設定されていると判断すると、CPU10はステップS4に進み、推測回路104に対し、ステップS1で取得した画像データ(YUVデータ)における画素の色成分(RGB)を全領域から取得し、どの色が多いか、また、画像データ全領域における特定の色の偏り具合から表示対象の画像が「何を描画したものか?」を推測させる。
推測回路104は以下の如く画像を推測する。例えば、取得した画像データにおいて最も多い色を分析し、肌色成分が多い場合はこの画像データが「人物を撮影したもの」と推測し、ステップS2で検出した環境輝度値が低く、且つ、各色成分すべてにおいて検出レベルが低い場合には、画像内容を「夜景」と推測する。また、ステップS2で検出した環境輝度値が高く、且つ、画素の色成分(RGB)において、青(B成分)や緑(G成分)を多く含んでいる場合は、画像内容を「風景であり、且つ、晴天を撮影したもの」あるいは「花を撮影したものであり、且つ、晴天で撮影されたもの」と推測する。
次いでステップS5で、CPU10は推測回路104の推測結果に基づいて
もっとも相応しい表示モードを選択する。選択するとモード設定回路102に対し、設定テーブル1021の表示モードのフラグ状態を変更するよう制御し、ステップS7に進む。上記の推測回路104の推測結果に基づいて具体的に説明すると、上記「風景であり、且つ、晴天を撮影したもの」と推測した場合は表示モードを「ダイナミック」に設定する。また、「花を撮影したものであり、且つ、晴天で撮影されたもの」と推測した場合は表示モードを「鮮やか」に設定する。「人物を撮影したもの」と推測した場合は表示モードを「リアル」に設定する。そして、「夜景」と推測した場合は表示モードを「夜専用」に設定する。一方、ステップS3で、画質設定モードが「手動」であると判断すると、ステップS6に進み、CPU10は、モード設定回路102の設定テーブル1021の各フラグの状態を参照して、表示モードを設定して、ステップS7に進む。
もっとも相応しい表示モードを選択する。選択するとモード設定回路102に対し、設定テーブル1021の表示モードのフラグ状態を変更するよう制御し、ステップS7に進む。上記の推測回路104の推測結果に基づいて具体的に説明すると、上記「風景であり、且つ、晴天を撮影したもの」と推測した場合は表示モードを「ダイナミック」に設定する。また、「花を撮影したものであり、且つ、晴天で撮影されたもの」と推測した場合は表示モードを「鮮やか」に設定する。「人物を撮影したもの」と推測した場合は表示モードを「リアル」に設定する。そして、「夜景」と推測した場合は表示モードを「夜専用」に設定する。一方、ステップS3で、画質設定モードが「手動」であると判断すると、ステップS6に進み、CPU10は、モード設定回路102の設定テーブル1021の各フラグの状態を参照して、表示モードを設定して、ステップS7に進む。
ステップS7に進むと、CPU10は、該設定された表示モード及びステップS2で取得した環境輝度値に対応する表示画質パラメータ(表示品質に関するパラメータ)の値をメモリ12から読み出す。図3〜図7は、メモリ12に記憶されている表示画質パラメータテーブルの内容及び表示画質パラメータテーブルに基づく環境輝度値と表示画質パラメータとの関係グラフを示すものである。
図3は表示モードが“リアル”における表示画質パラメータテーブル121の内容及びその関係グラフを示すものである。図4は表示モードが“ダイナミック“における表示画質パラメータテーブル122の内容及びその関係グラフを示すものである。図5は表示モードが“鮮やか”における表示画質パラメータテーブル123の内容及びその関係グラフを示すものである。図6は表示モードが“夜専用”における表示画質パラメータテーブル124の内容及びその関係グラフを示すものである。図7は表示モードが“パワーセーブ”における表示画質パラメータテーブル125に内容及びその関係グラフを示すものである。
図3(a)に図示する表示画質パラメータテーブル121には、表示モード“リアル”における環境輝度値(LV)の値毎に、照射輝度up、照射輝度down、ブライトネス、コントラスト、彩度のパラメータがそれぞれ記憶されている。図3(b)は、その関係のグラフを示すものである。表示モード“リアル”は、複数の表示モードにおいて標準とされるモードであり、表示画像の階調表現を重視したモードである。照明部16の照射輝度(表示輝度)にあたっては、環境輝度値が15以上で最大にするが、それ以降は、ユーザにとって画像が見やすくするよう、ドライバ15は画像表示部17を制御し、ブライトネスのパラメータを増加させる。また、階調表現を重視するためドライバ16は、環境輝度値が大きくなるにつれ、コントラストのパラメータを減少させ、表示画像の白飛びや黒つぶれを防止する。
図4(a)に図示する表示画質パラメータテーブル122には、表示モードが“ダイナミック”における環境輝度値の値毎に、照射輝度up、照射輝度down、ブライトネス、コントラスト、彩度のパラメータがそれぞれ記憶されている。また、図4(b)は、その関係のグラフを示すものである。表示モード“ダイナミック”は、画像のコントラストを高くして、明るい環境下でユーザが画像表示部17を確認する場合に有効なモードである。この場合においては、ドライバ15は照明部16に対し2段階の照射輝度(表示輝度)を設定する。また、この照明部16の照射で画像表示部17の明るさは補われることから、環境輝度値が大きくなるにつれてブライトネスのパラメータの増加は穏やかになり、コントラストや彩度のパラメータはほぼ直線的に増加する。
また、図5(a)に図示する表示画質パラメータテーブル123には、表示モードが“鮮やか”における環境輝度値の値毎に、照射輝度up、照射輝度down、ブライトネス、コントラスト、彩度のパラメータがそれぞれ記憶されている。図5(b)は、その関係のグラフを示すものである。表示モード“鮮やか”は、上記“リアル”と“ダイナミック”の中間にあたるモードであり、画像表示部17の色の表現力を重視したモードである。照明部16の照射輝度(表示輝度)の調整にあたっては、“リアル”と比較してやや照射輝度を上げて直線的に増加するように推移させ、逆にブライトネスのパラメータについては、上昇度合いをやや抑えて推移させる。また、コントラストのパラメータは、上記“ダイナミック”と比較して上がり具合をやや押さえ、彩度のパラメータについては上記“ダイナミック”と同じものを採用する。
また、図6(a)に図示する表示画質パラメータテーブル124には、表示モードが“夜専用”における環境輝度値の値毎に、照射輝度up、照射輝度down、ブライトネス、コントラスト、彩度のパラメータがそれぞれ記憶されている。図9(b)は、その関係グラフを示すものである。表示モード“夜専用”は、ユーザが暗い場所で画像表示部17を観察することを考慮し、ユーザの眼が照明部16の輝度の変化に対し敏感に反応することから、ドライバ15は照明部16の照射輝度やブライトネスのパラメータの変化の度合いを抑えるように制御する。また、コントラストや彩度のパラメータの変化は、上記“リアル”とほぼ同じになるようにして、表示輝度を抑えながらも、表示画像の階調表現力を落とさないように制御する。
また、図7(a)に図示する表示画質パラメータテーブル125には、表示モードが“パワーセーブ”における環境輝度値の各値毎に、照射輝度up、照射輝度down、ブライトネス、コントラスト、彩度のパラメータがそれぞれ記憶されている。図7(b)は、その関係のグラフを示すものである。表示モード“パワーセーブ”は、ドライバ15が照明部16の消費電力を抑えるように制御するモードである。したがって、環境輝度値が増加に対し照明部16の照射輝度の上がり度合いは穏やかなものの、画像の暗さを補うように、ブライトネスやコントラストのパラメータが増加するように制御する。また、彩度のパラメータについては、上記“ダイナミック”及び“鮮やか”と“リアル”及び“夜専用”とのほぼ中間の値で制御する。なお、表示画質パラメータテーブルに格納されている照射輝度の欄に記載されている数値は、直接輝度の値を示すものではなく、各数値に対応する輝度値を記憶した輝度テーブルの所在を示す情報であり、関係のグラフで表されている輝度は輝度値を表している。
なお、表示画質パラメータテーブルの表示画質パラメータとして、照射輝度、ブライトネス、コントラスト、彩度を用いたが、これらに限られず他の要素(シャープネス等)を加味してもよいし、表示画質パラメータの種類の数は、5種類に限られない。
このようにステップS7では、CPU10は、ステップS5又はステップS6で設定された表示モードの表示画質パラメータテーブルの中から、ステップS2で検出された環境輝度値に対応する複数種の表示画質パラメータの値を取得することになる。
次いで、CPU10は、該取得した表示画質パラメータに基づいて表示させる画像の画質(表示画質)を調整して(ステップS8)、ステップS1で取得した画像を表示させる(ステップS9)。つまり、該取得した環境輝度値に基づいて照明部16の照射輝度を調整するとともに、該取得したブライトネス、コントラスト、彩度の各パラメータに従ってステップS1で取得された画像データに基づく画像を表示する。
次いで、CPU10は、表示更新時期か否かの判断を行う(ステップS10)。この表示更新時期か否かの判断は、フレーム周期(つまり、撮像する周期)到来したか否かによって判断する。ステップS10で、表示更新時期でないと判断すると、表示更新時期が到来するまでステップS10に留まり、表示更新時期であると判断するとステップS1に戻る。
以上のように、第1の実施の形態においては、CCD5により撮像された画像データを表示させる処理が開始されると、該撮像された画像データを周期的に取得し、該取得した画像データから環境輝度値を取得し、該取得した環境輝度値と設定した表示モードとに対応する表示輝度(バックライトの照射輝度)を含む複数種の表示画質パラメータ(表示品質に関するパラメータ)をメモリ12から取得し、該取得した表示画質パラメータに基づいて、画像を表示するようにしたので、周囲の明るさを考慮しながらも、不自然な発色や精細度を欠いた表示を防止することができる。
また、画質設定モードが「自動」に設定されているときは、取得した画像データの色成分を分析してその画像データが何を描画したものか?を推測し、該推測した結果に基づいて表示モードを設定するようにしたので、周囲環境と描画(撮像)されている画像とに相応しい表示モードを設定することができる。また、画質設定モード「手動」のときは、ユーザによって選択された表示モードに設定するようにしたので、ユーザが所望する表示モードで表示させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、スルー画像表示時や動画撮影時のように撮像された画像データを表示させるときにおける表示画質の自動調整について説明したが、第2の実施の形態においては、画像データの再生時に表示画質の自動調整を行うというものである。
次に、第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、スルー画像表示時や動画撮影時のように撮像された画像データを表示させるときにおける表示画質の自動調整について説明したが、第2の実施の形態においては、画像データの再生時に表示画質の自動調整を行うというものである。
C.デジタルカメラ1の動作
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのモード切替キーの操作により再生モードに設定され、表示される画像データが選択されると、CPU10は、該選択された画像データをフラッシュメモリ14から読み出して、画像表示部15に表示させる処理を開始させる(ステップS11)。このとき、静止画像データが選択された場合は静止画像が画像表示部15に継続して表示され、動画データが選択された場合は、該動画データの1フレーム目から順々に所定周期でフレームが表示される。
次いで、CPU10は、CCD5に撮像を行なわせ、1枚の画像データを取得する(ステップS12)。この取得する画像データは、画像生成部9によって画像処理の施されたYUVデータである。次いで、CPU10は、環境輝度取得回路101に対し、該取得した画像データの輝度成分から環境輝度値を取得させる(ステップS13)。なお、CCD5とは別個に設けられた光センサ18により得られた輝度成分に基づいて環境輝度値を検出するようにしてもよい。この場合は、ステップS12で、画像データを撮像して取得する必要がなくなる。
次いで、CPU10は、モード設定回路102の設定テーブル1021の各フラグの状態を参照して、現在、ユーザのキー入力部11の操作等により画質設定モードが「自動」に設定されているか否か、すなわち、画質設定モードにおいて「自動」にフラグがセットされているか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14で、画質設定モードが「自動」に設定されていると判断すると、推測回路104に対し、ステップS1で取得した画像データ(YUVデータ)における画素の色成分(RGB)を全領域から取得し、どの色が多いか、また、画像データ全領域における特定の色の偏り具合から表示対象の画像が「何を描画したものか?」を推測させる(ステップS15)。この現在表示している画像データとは、静止画像を再生表示している場合には現在表示している画像データであり、動画像を再生表示している場合には、現在表示している、又は、直近に表示したフレームの画像データである。次いで、CPU10は、該推測した画像内容に基づいて表示モードを設定して(ステップS16)、ステップS18に進む。
ステップS14で、画質設定モードが「自動」に設定されていると判断すると、推測回路104に対し、ステップS1で取得した画像データ(YUVデータ)における画素の色成分(RGB)を全領域から取得し、どの色が多いか、また、画像データ全領域における特定の色の偏り具合から表示対象の画像が「何を描画したものか?」を推測させる(ステップS15)。この現在表示している画像データとは、静止画像を再生表示している場合には現在表示している画像データであり、動画像を再生表示している場合には、現在表示している、又は、直近に表示したフレームの画像データである。次いで、CPU10は、該推測した画像内容に基づいて表示モードを設定して(ステップS16)、ステップS18に進む。
一方、ステップS14で、画質設定モードで「手動」が設定されていると判断すると、CPU10は、モード設定回路102の設定テーブル1021の各フラグの状態を参照して、表示モードを設定して(ステップS17)、ステップS18に進む。なお、再生モード中に画質設定モードを「自動」或いは「手動」に変更できるようにしてもよい。ステップS18に進むと、CPU10は、該設定された表示モード及びステップS13で検出した環境輝度値に対応する表示画質パラメータ(照射輝度、ブライトネスのパラメータ等)をメモリ12から読み出す。
次いで、CPU10は、該取得した表示画質パラメータに基づいて表示させる画像の画質(表示画質)を調整する(ステップS19)。つまり、該取得した環境輝度に基づいて照明部16の照射輝度を調整するとともに、該取得したブライトネス、コントラスト、及び、彩度の各パラメータに従ってステップS11で選択された画像データに基づく画像を表示する。次いで、CPU10は、表示更新時期か否かの判断を行い(ステップS20)、表示更新時期が到来したと判断するとステップS12に戻る。この表示更新時期は、動画再生の場合はフレーム周期(フレームを表示させる周期)であり、静止画再生の場合は該静止画の表示周期である。
以上のように、第2の実施の形態においては、フラッシュメモリ14に記録されている画像データを再生表示させると、周期的にCCD5により画像データを取得し、該取得した画像データに基づいて環境輝度値を検出し、検出した環境輝度値と設定した表示モードとに対応する表示輝度を含む表示画質パラメータをメモリ12から取得し、該取得した表示画質パラメータに基づいて表示させる画像の画質を調整するようにしたので、再生表示中においても周囲の明るさを考慮しながらも、不自然な発色や精細度を欠いた表示を防止することができる。
また、画質設定モードが「自動」に設定されているときは、取得した画像データの色成分を分析してその画像データが何を描画したものか?を推測し、該推測した結果に基づいて表示モードを設定するようにしたので、周囲環境と描画(撮像)されている画像とに相応しい表示モードを設定することができる。また、画質設定モード「手動」のときは、ユーザによって選択された表示モードに設定するようにしたので、ユーザが所望する表示モードで表示させることができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。
第1及び第2の実施の形態においては、画像データを分析して「何が描画されているか?」を推測し、該推測した結果に応じて表示モードを設定し、若しくは、ユーザによって選択された表示モードに設定するようにしたが、第3の実施の形態においては、更にバッテリー残量を監視し、バッテリー残量が所定値より少なくなると、自動的に表示モード“パワーセーブ”に切換えるというものである。
次に、第3の実施の形態について説明する。
第1及び第2の実施の形態においては、画像データを分析して「何が描画されているか?」を推測し、該推測した結果に応じて表示モードを設定し、若しくは、ユーザによって選択された表示モードに設定するようにしたが、第3の実施の形態においては、更にバッテリー残量を監視し、バッテリー残量が所定値より少なくなると、自動的に表示モード“パワーセーブ”に切換えるというものである。
D.デジタルカメラの構成
図9は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。基本的に図1に示したデジタルカメラ1を用の構成と同じであるが、図1に示すブロック図に加え、電源回路20、電源電圧検出回路21を備えている。なお、図1の構成部と同じ構成部については同じ符号を付している。
電源回路20は、電池201及び該電池201の電圧を所定電圧に制御する電圧制御部を備え、電圧制御部によって制御された所定電圧をデジタルカメラ1の各部に供給させるものであり、電源電圧検出回路21は、該電池201の電圧値を取得することにより該電池201のバッテリー残量を検出するものである。電源電圧検出回路21によって検出された電池201の電圧値はCPU10に送られる。
図9は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。基本的に図1に示したデジタルカメラ1を用の構成と同じであるが、図1に示すブロック図に加え、電源回路20、電源電圧検出回路21を備えている。なお、図1の構成部と同じ構成部については同じ符号を付している。
電源回路20は、電池201及び該電池201の電圧を所定電圧に制御する電圧制御部を備え、電圧制御部によって制御された所定電圧をデジタルカメラ1の各部に供給させるものであり、電源電圧検出回路21は、該電池201の電圧値を取得することにより該電池201のバッテリー残量を検出するものである。電源電圧検出回路21によって検出された電池201の電圧値はCPU10に送られる。
E.デジタルカメラ1の動作
第3の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図10のフローチャートに従って説明する。この動作は、図2若しくは図8に示す動作と並列的に行なわれる。
まず、ステップS31で、CPU10は、電源電圧回路21に電池201のバッテリー残量を検出させ、該検出されたバッテリー残量を電源電圧回路21から取得する。
第3の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図10のフローチャートに従って説明する。この動作は、図2若しくは図8に示す動作と並列的に行なわれる。
まず、ステップS31で、CPU10は、電源電圧回路21に電池201のバッテリー残量を検出させ、該検出されたバッテリー残量を電源電圧回路21から取得する。
次いで、ステップS32で、CPU10は、該取得したバッテリー残量が所定値より低いか否かを判断する。ステップS32で、該取得したバッテリー残量が所定値より低くないと判断すると、ステップS33に進み、CPU10は、所定周期が経過したか否かを判断する。ステップS33で、所定周期が経過していないと判断すると経過するまでステップS33に留まり、所定周期が経過したと判断するとそのままステップS31に戻る。これにより、所定周期間隔で電池201のバッテリー残量を取得することができる。
一方、ステップS32で、該取得したバッテリー残量が所定値より低いと判断すると、ステップS34に進み、CPU10は、現在表示モードとして“パワーセーブ”が設定されているか否かを判断する。ステップS34で、現在表示モードとして“パワーセーブ”が設定されていないと判断すると、ステップS35に進み、CPU10は、表示モードを“パワーセーブ”に切り替え設定する。この設定された“パワーセーブ”は、電池201が充電されることによりバッテリー残量が所定値より多くならないうちは、設定を変更させることはできない。
そして、このステップS34で設定されたパワーセーブに従って、図2のステップS7で環境輝度値を取得し、ステップS8で該取得した環境輝度値に基づいて照明部16の照射輝度やブライトネスのパラメータが調整される。
そして、このステップS34で設定されたパワーセーブに従って、図2のステップS7で環境輝度値を取得し、ステップS8で該取得した環境輝度値に基づいて照明部16の照射輝度やブライトネスのパラメータが調整される。
なお、現在設定されている表示モードの全ての表示画質パラメータを、パワーセーブの表示画質パラメータにするのではなく、照射輝度の表示画質パラメータのみを現在設定されている表示モードから「パワーセーブ」に切り替え設定するようにしてもよい。この場合は、ステップS35を経た後であっても自動設定やユーザの手動設定によってパワーセーブ以外の他の表示モードに設定変更することは可能だが、照射輝度の表示画質パラメータのみは設定変更されない。なぜならば、照明部16の照射輝度値が大きくなればなるほど消費電力が大きくなるからであり、この照射輝度値のみを抑えればバッテリーに負担がかからずに済むからである。
一方、ステップS34で、現在表示モードとして“パワーセーブ”が設定されていると判断すると、ステップS36に進み、CPU10は、“パワーセーブ”以外の表示モードへの設定変更を不可にさせる。この場合の設定変更不可も、電池201が充電されることによりバッテリー残量が所定値より多くなると、設定変更不可が解除される。なお、ステップS36を経た後であっても、画質設定モードが「自動」或いは「手動」によってパワーセーブ以外の表示モードに設定変更することができるようにしてもよいが、照射輝度は設定変更されないようにする。
以上のように、第3の実施の形態においては、電池201のバッテリー残量が所定値より少なくなると、表示モード“パワーセーブ”を設定し、他の表示モードへの設定に変更させることができないので、照明部16の照射輝度を抑えることにより消費電力を抑えることができ、残りわずかなバッテリー残量を効率的に使用することができる。ひいてはデジタルカメラの使用時間を長くさせることができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態においては、電池201のバッテリー残量が所定値より少なくなると、表示モードを“パワーセーブ”に設定するようにしたが、第4の実施の形態においては、表示モードを“パワーセーブ”に切り替え設定させることなく、現在設定されている表示モードのままで消費電力を抑えるというものである。
次に、第4の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態においては、電池201のバッテリー残量が所定値より少なくなると、表示モードを“パワーセーブ”に設定するようにしたが、第4の実施の形態においては、表示モードを“パワーセーブ”に切り替え設定させることなく、現在設定されている表示モードのままで消費電力を抑えるというものである。
F.デジタルカメラ1の構成
第4の実施の形態も、図9に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現するが、メモリ12に記憶されている表示モード別の表示画質パラメータテーブルが異なる。第4の実施の形態においては、表示モード別の表示画質パラメータテーブルに記憶されている各種類の表示画質パラメータのうち、照射輝度だけは、バッテリー残量の段階に応じてそれぞれ記憶されている。
第4の実施の形態も、図9に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現するが、メモリ12に記憶されている表示モード別の表示画質パラメータテーブルが異なる。第4の実施の形態においては、表示モード別の表示画質パラメータテーブルに記憶されている各種類の表示画質パラメータのうち、照射輝度だけは、バッテリー残量の段階に応じてそれぞれ記憶されている。
図11(a)は表示モードが“鮮やか”における表示画質パラメータテーブル123のうち、照射輝度の画質パラメータを示すテーブル123´であり、図11(b)は該照射輝度のパラメータと環境輝度値との関係グラフを示す図である。なお、照射輝度以外の他の種類の表示画質パラメータは図5と同様なので省略している。
図11(a)を見ると、LEVEL3、LEVEL2、LEVEL1、LEVEL0と複数のレベル(段階)に応じて照射輝度が記憶されているのがわかる。
図11(a)を見ると、LEVEL3、LEVEL2、LEVEL1、LEVEL0と複数のレベル(段階)に応じて照射輝度が記憶されているのがわかる。
このLEVELはバッテリー残量の多さを示すものであり、LEVEL3は電池201のバッテリー残量が十分にある場合に対応し、LEVEL0は電池201のバッテリー残量が殆ど無い(バッテリーがもうすぐ無くなる)場合に対応している。そして、LEVEL2は、バッテリー残量がフルの半分、LEVL1はバッテリー残量がかなり少なめの場合に対応している。つまり、バッテリー残量は、LEVEL3→LEVEL2→LEVEL1→LEVEL0の順に徐々に少なくなっている。
図11を見ると、バッテリー残量がLEVE3の時の照射輝度は1239(cd/m2)を上限としている。また、バッテリー残量がLEVLE2の時の照射輝度は、環境輝度値15よりも低い環境輝度値7のときの照射輝度、すなわち、644(cd/m2)を上限としている。また、バッテリー残量がLEVE1の時の照射輝度は、環境輝度値7よりも低い環境輝度値5のときの照射輝度、すなわち、458(cd/m2)を上限としている。また、バッテリー残量がLEVE0の時の照射輝度は、環境輝度値5よりも低い環境輝度値3のときの照射輝度、すなわち、260(cd/m2)を上限としている。つまり、レベルが小さくなるほど(バッテリー残量が少なくなるほど)、輝度値の上限値を小さくさせていく(輝度値の上限を大きく制限していく)。なお、図9に示す照射輝度の表示画質パラメータは、直接輝度の値を示しているので(図10を見ると照射輝度(cd/m2)となっているのが分かる)、図5の照射輝度の表示画質パラメータテーブルとは数値が異なっている。
なお、表示モードが“鮮やか”の場合における表示画質テーブルについて説明したが、他の表示モードにおいても同様に、バッテリー残量の少なさ(小さいLEVEL)に応じて、照射輝度の表示画質パラメータの輝度値の上限を小さくしている。
なお、表示モードが“鮮やか”の場合における表示画質テーブルについて説明したが、他の表示モードにおいても同様に、バッテリー残量の少なさ(小さいLEVEL)に応じて、照射輝度の表示画質パラメータの輝度値の上限を小さくしている。
G.デジタルカメラ1の動作
以下、第4の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図12のフローチャートにしたがって説明する。図2のステップS5又はステップS6、若しくは、図8のステップS16又はステップS17で、表示モードを設定すると、図12のステップS51に進み、CPU10は、電源電圧回路21に電池201のバッテリー残量を検出させ、該検出されたバッテリー残量を電源電圧回路21から取得する。
以下、第4の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図12のフローチャートにしたがって説明する。図2のステップS5又はステップS6、若しくは、図8のステップS16又はステップS17で、表示モードを設定すると、図12のステップS51に進み、CPU10は、電源電圧回路21に電池201のバッテリー残量を検出させ、該検出されたバッテリー残量を電源電圧回路21から取得する。
次いで、ステップS52で、CPU10は、該検出されたバッテリー残量に基づいて、バッテリー残量のレベル判定を行なう。ここでは、現在のバッテリー残量がLEVEL3、LEVEL2、LEVEL1、LEVEL0の4段階のレベルのうち、どのレベルに対応するか否かを判断する。なお、レベルの段階を2つにしてもよいし、5つ以上にしてもよい。
次いで、ステップS53で、CPU10は、該設定した表示モードの該判定したLEVELの照射輝度の表示画質パラメータから、図2のステップS2若しくは図8のステップS13で検出した環境輝度値に対応する輝度値を取得する。
例えば、設定した表示モードが“鮮やか”で、該判定されたレベルがレベル2の場合の場合は、検出した環境輝度値に対応する輝度値を図11のLEVEL2の照射輝度のパラメータから取得する。
例えば、設定した表示モードが“鮮やか”で、該判定されたレベルがレベル2の場合の場合は、検出した環境輝度値に対応する輝度値を図11のLEVEL2の照射輝度のパラメータから取得する。
そして、ステップS54で、CPU10は、該設定した表示モードの照射輝度以外の表示画質パラメータ(ブライトネス、コントラスト、彩度)から検出したLV値に対応する値をそれぞれ取得して、図2のステップS8若しくは図8のステップS19に進む。これにより、図2のステップS8若しくは図8のステップS19で、該取得した輝度値に基づいて、照明部16の照射輝度を自動調整するとともに、該取得したブライトネス、コントラスト、彩度の各パラメータに従ってステップS1で取得された画像データに基づく画像を表示する。
これにより、設定された表示モードを変えることなく、現在のバッテリー残量に応じて照射輝度値の値を小さくすることができるので、消費電力を抑えることができ、残りわずかなバッテリー残量を効率的に使用することができる。ひいてはデジタルカメラの使用時間を長くさせることができる。
以上のように、第4の実施の形態においては、電池201のバッテリー残量に応じて表示モード毎に各レベルの照射輝度の表示画質パラメータを夫々備えるのみならず、各レベルの照射輝度はバッテリー残量が少ないレベルほど輝度値の上限を大きく制限するようにしたので、設定された表示モードを変えることなく、照射輝度を抑えることにより消費電力を抑えることができ、残りわずかなバッテリー残量を効率的に使用することができる。ひいてはデジタルカメラの使用時間を長くさせることができる。
なお、レベル毎に輝度のパラメータを複数備えることなく、第1及び第2の実施の形態のように輝度のパラメータを1つ備え(LEVEL3のパラメータを備え)、現在のバッテリー残量の少なさに応じて、輝度の上限値を小さくしていくようにしてもよい。
[変形例]
H.上記各実施の形態は以下のような変形例も可能である。
H.上記各実施の形態は以下のような変形例も可能である。
(1)上記各実施の形態においては、表示モード別に複数種類の表示画質パラメータを記憶した表示画質パラメータテーブルを設けるようにしたが、表示画質パラメータの種類別に、各表示モードの表示画質パラメータを記憶した表示画質パラメータテーブルを設けるようにしてもよい。つまり、リアル、ダイナミック等の表示モード別にそれぞれ、輝度、ブライトネス、コントラスト等の複数種類の表示画質パラメータを記憶させるようにしたが、輝度、ブライトネス等の表示画質パラメータの種類別に、各表示モードの表示画質パラメータを記憶させるようにしてもよい。以下、その場合の例を詳述する。
図13は、変形例(1)におけるデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図であり、基本的に図1に示したデジタルカメラ1を用の構成と同じであるが、メモリ12に記憶されている表示画質パラメータテーブルが異なる。なお、図1の構成部と同じ構成部については同じ符号を付している。
図13のメモリ12は、それぞれ、各表示モードの照射輝度のパラメータを記憶した輝度パラメータテーブル126、各表示モードのブライトネスのパラメータを記憶したブライトネスパラメータテーブル127、各表示モードのコントラストのパラメータを記憶したコントラストパラメータテーブル128、各表示モードの彩度のパラメータを記憶した彩度パラメータテーブル129を備えている。
図13のメモリ12は、それぞれ、各表示モードの照射輝度のパラメータを記憶した輝度パラメータテーブル126、各表示モードのブライトネスのパラメータを記憶したブライトネスパラメータテーブル127、各表示モードのコントラストのパラメータを記憶したコントラストパラメータテーブル128、各表示モードの彩度のパラメータを記憶した彩度パラメータテーブル129を備えている。
図14は変形例(1)におけるメモリ12に記憶されている輝度パラメータテーブル126の内容及び該輝度パラメータテーブルに基づく環境輝度値と各表示モードの照射輝度との関係グラフを示すものであり、図15はブライトネスパラメータテーブル127の内容及び該ブライトネスパラメータテーブルに基づく環境輝度値と各表示モードのブライトネスとの関係グラフを示すものである。
また、図16はコントラストパラメータテーブル126の内容及び該コントラストパラメータテーブルに基づく環境輝度値と各表示モードのコントラストとの関係グラフを示すものであり、図17は彩度パラメータテーブル127の内容及び該彩度パラメータテーブルに基づく環境輝度値と各表示モードの再度との関係グラフを示すものである。
例えば、図15のブライトネスパラメータテーブル127を見ると、図3乃至図7の各表示モード別のブライトネスのパラメータが記憶されているのがわかる。なお、図14の輝度パラメータテーブルに記憶されている値は、直接輝度の値を示しているので(図14を見ると輝度(cd/m2)となっているのが分かる)、図3乃至図7の各表示モード別の輝度の数値とは異なっている。
そして、設定された表示モード及び検出された環境輝度値に応じて、輝度パラメータテーブル126、ブライトネスパラメータテーブル127、コントラストパラメータテーブル128、彩度パラメータテーブル129からそれぞれ、各種類の表示画質パラメータを取得するようにする(図2のステップS7、図8のステップS18)。
このように、各パラメータの種類別に各表示モードのパラメータを記憶したテーブルを備えているので、表示モード別に表示画質パラメータテーブルを備えるのに比べ、設計変更や、ユーザによるカスタマイズも可能にすることができる。また、図17に示すように彩度については実質3パターンしか用意していない場合は、表示モード別に表示画質パラメータテーブルを備えるのに比べ、各パラメータの種類別にパラメータを記憶した方がテーブルに使用する記憶容量を抑えることができる。
(2)上記各実施の形態においては、表示画質パラメータテーブルに、表示画質パラメータとして、照射輝度up、照射輝度down、ブライトネス、コントラスト等の複数の表示画質パラメータを記憶させるようにしたが、照射輝度up、照射輝度downの表示輝度に関するパラメータのみを記憶させ、該パラメータに基づいて照射輝度のみを調整するようにしてもよい。
(3)上記各実施の形態においては、メモリ12に表示モード別の表示画質パラメータテーブルを記憶させ、該記憶された表示画質パラメータテーブルから、検出された環境輝度値及び設定された表示モードに対応する表示画質パラメータを読み出すようにしたが、検出された環境輝度値及び設定された表示モードに基づいて演算により表示画質パラメータを算出するようにしてもよい。
(4)また、上記各実施の形態においては、画像データの画像内容を評価して推測する他の方法としては、顔認識処理を用いるようにしてもよい。この場合、表示モードとして「肌色優先」の表示モードを設け、顔認識処理により顔が認識された場合は、「肌色優先」の表示モードを自動的に選択するようにしてもよい。要は画像内容を判別することができる方法であればなんでもよい。この場合、判別された画像内容に対応する表示モードや表示画質パラメータを設けるようにする。
(5)また、上記各実施の形態においては、検出された環境輝度値及び設定された表示モードに対応する表示画質パラメータに基づいて、照射輝度を自動調整するとともに、ブライトネス、コントラスト、彩度、シャープネスに従って画像データに基づく画像を表示するようにしたが、ユーザによってファインダー輝度調整ボタンが操作されることによりファインダー輝度の手動調整が行なわれた場合は、該手動調整に基づいて表示輝度を調整するようにしてもよい。この場合は、バックライトに関するパラメータ以外の表示画質パラメータに基づいて加工処理が行なわれることになる。
(6)また、上記第1の実施の形態においては、CCD5により画像データが撮像される度に、環境輝度値を検出し、該検出したLV値と設定された表示モードに基づいて画質の自動調整を行なうようにしたが、所定間隔おき(1秒おき、30フレームおき等)に撮像された画像データからLV値を検出し、該検出されたLV値に基づいて画質の自動調整を行なうようにしてもよい。また、上記第2の実施の形態においても同様に、CCD5の撮像周期毎、又は、フレーム周期(フレームを表示させる周期)や静止画の表示周期毎にLV値を検出し、該検出したLV値に基づいて画質の自動調整を行なうようにしたが、所定間隔おき(例えば、1秒おき、30フレームおき等)にLV値を検出し、画質の自動調整を行なうようにしてもよい。
(7)また、上記各実施の形態においては、撮像装置について説明したが画像等の画面を表示させる表示装置であってもよい。この場合には、光センサ18を表示装置に備える必要がある。
(8)また、上記各実施の形態においては、画像データを分析して推測する方法として、表示させる画像データ、又はその元となる文書データ、図面データ等のファイル形式の種類を判別し、該判別したファイル形式の種類に応じて表示モードを自動的に設定するようにしてもよい。
(9)また、上記各実施の形態においては、複数の表示モードというものを設けたが、表示モードというものを設けなくてもよい。この場合は、記憶されている表示画質パラメータテーブルは1つということになる。この場合においても、周囲の明るさを考慮しながらも、不自然な発色や精細度を欠いた表示を防止することができる。
(10)また、上記変形例(1)乃至(9)を任意に組み合わせた態様であってもよい。
(11)また、本実施の形態においては、画像表示部17は照明部16の照明を必要とするデバイスとして記載しているが、これに限定される必要は無く、例えば、有機EL、プラズマディスプレイ、表面伝導型電子放出素子ディスプレイ等の自発光型表示デバイスであっても適用可能である、その場合、照明部16の照射輝度に換わり、デバイスそのものの発光輝度(表示輝度)を調整するようにすることができる。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の画像表示装置、撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、画像を表示することができる機器であれば適用可能である。
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 ドライバ
16 照明部
17 画像表示部
18 光センサ
19 バス
20 電源回路
21 電源電圧検出回路
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 ドライバ
16 照明部
17 画像表示部
18 光センサ
19 バス
20 電源回路
21 電源電圧検出回路
Claims (11)
- 表示手段と、
この表示手段に表示される対象の表示品質に関連する項目と輝度とを対応付けて記憶する記憶手段と、
周囲環境の輝度値を取得する輝度値取得手段と、
前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、前記表示手段の表示輝度を調整する表示輝度調整手段と、
前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、対応する項目を前記記憶手段より読み出し、この項目のパラメータを設定する表示品質設定手段と、
前記表示輝度調整手段によって調整された表示輝度と前記表示品質設定手段によって設定されたパラメータとで前記対象を表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段と
を備えたことを特徴とする表示制御装置。 - 周囲環境の輝度と前記項目のパラメータとを表示モードと対応付けて設定するモード設定手段を更に備え、
前記表示品質設定手段は、
前記モード設定手段によって表示モードが設定されると、前記輝度値取得手段によって取得された輝度値に加え、設定された表示モードに対応するパラメータで前記対象の表示品質を設定することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。 - 前記表示モードを複数記憶するモード記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の表示モードの中から任意の表示モードを選択するための選択手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の表示制御装置。 - 前記対象は画像であるとともに、この画像の色成分に基づいて前記画像に描画されている内容を推測する推測手段を更に備え、
前記選択手段は、前記推測手段により推測された結果に基づいて前記複数の表示モードの中から任意の表示モードを選択することを特徴とする請求項3記載の表示制御装置。 - 電源供給手段と、
前記電源供給手段の電源供給能力を判断する電源供給能力判断手段と、
前記電源供給能力判断手段による判断結果にしたがって、前記選択手段によって選択された表示モードを変更する変更手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項3又は4の何れかに記載の表示制御装置。 - 電源供給手段と、
前記電源供給手段の電源供給能力を判断する電源供給能力判断手段と
を更に備え、
前記表示輝度調整手段は、前記輝度値取得手段によって取得した輝度値に加え、前記電源供給能力判断手段による判断の結果にしたがって、前記表示輝度を調整することを特徴とする請求項3又は4の何れかに記載の表示制御装置。 - 撮像手段を更に備え、
前記輝度値取得手段は、
前記撮像手段により撮像された画像の輝度成分に基づいて、周囲環境の輝度値を取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の表示制御装置。 - 光センサを更に備え、
前記輝度判断手段は、
前記光センサにより得られた輝度に基づいて周囲環境の輝度値を取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の表示制御装置。 - 前記表示手段を照射する照明手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記輝度値取得手段によって取得した周囲環境の輝度値にしたがって、前記照明手段による照射度合いを制御することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の表示制御装置。 - 前記表示品質に関する項目とは、ブライトネス、コントラスト、及び彩度の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の画像表示装置。
- 表示部を有するコンピュータを、
周囲環境の輝度値を取得する輝度値取得手段、
前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、前記表示部の表示輝度を調整する表示輝度調整手段、
前記輝度値取得手段によって取得した輝度値にしたがって、予め表示される対象の表示品質に関連する項目と輝度とを対応付けて記憶したメモリより項目を読み出し、この読み出された項目のパラメータを設定する表示品質設定手段、
前記表示輝度調整手段によって調整された表示輝度と前記表示品質設定手段によって設定されたパラメータとで前記対象を表示するよう前記表示部を制御する表示制御手段、
として機能させることを特徴とする表示制御プログラム。
Priority Applications (1)
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