JP2007313602A - Punching machine - Google Patents
Punching machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007313602A JP2007313602A JP2006145496A JP2006145496A JP2007313602A JP 2007313602 A JP2007313602 A JP 2007313602A JP 2006145496 A JP2006145496 A JP 2006145496A JP 2006145496 A JP2006145496 A JP 2006145496A JP 2007313602 A JP2007313602 A JP 2007313602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face plate
- die
- punching machine
- punching
- positioning pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
Description
本発明は、刷本等を打ち抜いて紙器のブランク等を製造する打抜機に関するものである。 The present invention relates to a punching machine that punches a printing book or the like to manufacture a blank of a paper container.
刷本等のシート材を打ち抜いて紙器のブランク等を製造する打抜機は、打抜工程の準備作業として抜型に設けられた罫線刃と面板に設けられた罫線溝との位置合わせを行なっており、このような位置合わせ作業は、罫寄り調整と称されている。
ここで、打抜機は、抜型を支持する上定盤と面板を支持する下定盤との間に打抜き対象となる刷本を搬送する搬送装置が配置されているものがある。
このため、抜型と面板とを予め位置合わせして打抜機にセットすることができず、罫寄り調整は、抜型、面板を個別に打抜機にセットした後、これらが打抜機にセットされた状態で行う必要があった。
A punching machine that produces blanks for paper containers by punching sheet materials such as printing books, etc., as a preparatory work for the punching process, aligns the ruled line blade provided on the die and the ruled line groove provided on the face plate. Such an alignment operation is called a ruled line adjustment.
Here, there is a punching machine in which a transport device that transports a printing book to be punched is disposed between an upper surface plate that supports a punching die and a lower surface plate that supports a face plate.
For this reason, the die and face plate cannot be pre-aligned and set in the punching machine, and the crease adjustment is performed after the die and face plate are individually set in the punching machine and then set in the punching machine. It was necessary to do in.
従来、打抜機は、抜型に対して面板をスライド可能に支持するとともに、面板の抜型に対する位置の微調整を行う調整ネジを有する位置調整装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来の打抜機は、実際に刷本を打ち抜いて罫線刃と罫線溝との位置を確認しながら面板の抜型に対する位置の微調整を行っていた。このため、刷本が無駄になるとともに罫寄り調整作業が煩雑となっていた。
本発明の課題は、抜型と面板との位置合わせを機上において簡単に行うことができる打抜機を提供することである。
However, this conventional punching machine finely adjusts the position of the face plate with respect to the die while confirming the positions of the ruled line blade and the ruled line groove by actually punching the printing book. For this reason, the printed book is wasted and the adjustment work for the ruled line is complicated.
An object of the present invention is to provide a punching machine that can easily perform alignment between a punching die and a face plate on the machine.
本発明は、以下の解決手段により、前記課題を解決する。
請求項1の発明は、抜型と、前記抜型に対向して配置されかつ前記抜型に対して接近及び離間する方向に相対移動可能に設けられた面板と、前記面板を前記抜型に対して接近及び離間する前記方向に垂直な面内でスライド可能に支持する支持部と、前記抜型に設けられた係合部と、前記面板における前記係合部に対向する位置に形成され、前記抜型、前記面板の離間状態から接近状態への移行に伴って前記係合部と係合する被係合部とを備え、前記抜型及び前記面板が、前記係合部と前記被係合部との係合状態において打抜可能位置に配置されることを特徴とする打抜機である。
The present invention solves the above problems by the following means.
The invention according to claim 1 is a cutting die, a face plate disposed opposite the die and provided to be relatively movable in a direction approaching and separating from the die, and the face plate approaching the die and A support portion that is slidably supported in a plane perpendicular to the direction of separation, an engagement portion provided in the die, and a position facing the engagement portion in the face plate, the die and the face plate And an engaged portion that engages with the engaging portion in accordance with the transition from the separated state to the approaching state, and the die and the face plate are in an engaged state between the engaging portion and the engaged portion. The punching machine is arranged at a position where punching is possible.
請求項2の発明は、請求項1に記載の打抜機において、前記係合部、前記被係合部の少なくとも一方は、その先端部に前記係合を案内する係合案内部を備えることを特徴とする打抜機である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の打抜機において、前記支持部と前記面板との間に圧縮空気を供給する空気供給部を備えることを特徴とする打抜機である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の打抜機において、前記支持部は、前記面板の前記支持部に対する位置を磁力によって固定する磁力固定部を備えることを特徴とする打抜機である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の打抜機において、前記係合部、前記被係合部の少なくとも一方は、前記抜型、前記面板に対して着脱可能に装着された突起であることを特徴とする打抜機である。
According to a second aspect of the present invention, in the punching machine according to the first aspect, at least one of the engaging portion and the engaged portion includes an engagement guide portion that guides the engagement to a tip portion thereof. This is a characteristic punching machine.
A third aspect of the present invention is the punching machine according to the first or second aspect, further comprising an air supply section for supplying compressed air between the support section and the face plate. .
According to a fourth aspect of the present invention, in the punching machine according to any one of the first to third aspects, the support portion includes a magnetic force fixing portion that fixes a position of the face plate with respect to the support portion by a magnetic force. This is a punching machine.
According to a fifth aspect of the present invention, in the punching machine according to any one of the first to fourth aspects, at least one of the engaging portion and the engaged portion is relative to the punching die and the face plate. A punching machine characterized by being a detachable protrusion.
以上説明したように、本発明の打抜機は、抜型と面板とが接近する方向に相対移動すると、係合部と被係合部とが係合し、これによって抜型と面板とが打抜可能位置に配置される。面板は、抜型に対して接近、離間する方向に垂直な面内でスライド可能に支持されているから、係合部と被係合部との係合を容易に行うことができる。 As described above, in the punching machine according to the present invention, when the die and the face plate are relatively moved in the approaching direction, the engaging portion and the engaged portion are engaged, whereby the die and face plate can be punched Placed in position. Since the face plate is supported so as to be slidable in a plane perpendicular to the direction approaching and separating from the die, the engagement portion and the engaged portion can be easily engaged.
本発明は、抜型と面板との位置合わせを機上において簡単に行うことができる打抜機を提供するという課題を、面板を抜型に対してスライド可能に装着するとともに、互いに係合することによって罫線刃と罫線溝との位置合わせが完了した打抜可能位置に面板、抜型を案内する位置決めピン、位置決め孔を、面板、抜型にそれぞれ設けることによって解決した。 The present invention aims to provide a punching machine that can easily perform alignment between a die and a face plate on the machine. The face plate is slidably mounted on the die and creased by engaging with each other. The problem has been solved by providing the face plate, the positioning pin for guiding the punching die, and the positioning hole at the punchable position where the alignment of the blade and the ruled line groove is completed, respectively.
以下、図面を参照して、本発明を適用した打抜機の実施例を説明する。
図1は、実施例1の打抜機を示す斜視図である。
図2は、図1の打抜機に備えられた抜型及び面板を示す図であり、(a)、(b)はそれぞれ斜視図、側面図である。
図3は、図1の打抜機に備えられた面板受けを示す斜視図である。
Hereinafter, embodiments of a punching machine to which the present invention is applied will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a punching machine according to the first embodiment.
FIG. 2 is a view showing a punching die and a face plate provided in the punching machine of FIG. 1, and (a) and (b) are a perspective view and a side view, respectively.
FIG. 3 is a perspective view showing a face plate holder provided in the punching machine of FIG.
打抜機1は、刷本等のシート状基材を打ち抜いて紙器のブランク等を製造するものであり、抜型10、面板20、上定盤30、下定盤40、面板受け50、刷本搬送装置60、面板位置調整部70、位置決め部80を備えている。
抜型10、面板20は、ともに平面形が長方形状とされた板状の部材であり、抜型10が面板20に対して鉛直方向上方に配置されている。これらの抜型10、面板20は、それぞれの対向する面部が平行とされた状態で配置されている。
抜型10は、刷本を所定の打抜きラインに沿って打ち抜く打抜刃11、及び、刷本に折り曲げ用の罫線を形成する罫線刃12を備えた打抜型の雄型である(図2参照)。これらの打抜刃11、罫線刃12は、抜型10における面板20に対向する面部から面板20に向けて突き出して形成されている。以下、これらの打抜刃11、罫線刃12を併せて刃部と称して説明する。
The punching machine 1 is for punching a sheet-like base material such as a printing book to manufacture a blank for a paper container. The punching die 10, the
The die 10 and the
The
面板20は、抜型10の罫線刃12が挿入される罫線溝21を備えた打抜型の雌型である。この面板20は、例えば、鉄系の金属材料によって形成されており、磁石に対して吸着する性質を備えている。
面板20は、抜型10に対向する面部にプレスボード22と称される厚紙が、例えば、接着剤によって貼り付けられている。罫線溝21は、このプレスポード22に罫線刃12に対応した形状で形成されている。
The
As for the
上定盤30は、抜型10の上方に配置され、平面形が長方形状とされた板状の部材であり、図示しないチェースと称される枠体を介して抜型10が着脱可能に装着されるものである。
下定盤40は、面板20の下方に配置され、平面形が長方形状とされた板状の部材である。
これらの上定盤30、下定盤40のうち、上定盤30は、打抜機1内における位置が固定されている。これに対し、下定盤40は、上下方向に移動可能になっており、打抜機1は、抜型10と面板20との間に刷本(図示省略)をセットし、下定盤40を上定盤30に対して接近させることによってこの刷本を打ち抜くようになっている。
The
The
Among these
面板受け50は、平面形が長方形状とされた板状の部材であり、面板20と下定盤40との間に配置されている。この面板受け50は、下定盤40に着脱可能に装着されている。また、前述した面板20は、この面板受け50における下定盤40と対向する面部とは反対側の面部に着脱可能に装着されている。以下、面板受け50において、面板20が装着される側の面部を装着面部と称して説明する。
面板受け50は、図3に示すように、アダプタ51を備えている。このアダプタ51は、面板受け50の4辺の端部にそれぞれ設けられた板状の部材である。各アダプタ51は、その一部が面板受け50の下面から突き出して形成され、下定盤40の端部に係合することによって面板受け50を下定盤40に固定するようになっている。
The
The
刷本搬送装置60は、打抜機1の外部から抜型10と面板20との間に刷本を搬送するものであり、打抜機1における鉛直方向の位置が抜型10と面板20との間となっている。
刷本搬送装置60は、チェーン61、グリッパバー62を備えている。
チェーン61は、グリッパバー62を水平面内で駆動するものであり、抜型10、面板20を挟んで一対設けられている。
グリッパパー62は、帯状の板材であり、その両端部が一対のチェーン61にそれぞれ支持されている。このグリッパバー62は、刷本を保持した状態でチェーン62によって駆動され、これによってこの刷本を抜型10と面板20との間における所定の打抜き位置に搬送するようになっている。
The printing
The
The
The
面板位置調整部70は、面板受け50に対する面板20の位置を調整するためのものであり、図3に示すように当て止めキー71、エア供給孔72、マグネットチャック73を備えている。
当て止めキー71は、面板受け50の装着面部における四方の角部(四隅)を含む縁部に固定された帯状の板材である。面板20は、面板受け50においてこの当て止めキー71によって囲まれた領域内に載せられ、当て止めキー71は、面板20がこの状態から面板受け50に対してスライドする際に面板20に当接して面板20のスライド可能領域を面板受け50の装着面部内に制限するようになっている。
The face plate
The
エア供給孔72は、打抜機1の外部に設けられたコンプレッサから供給される圧縮エアを面板20と面板受け50との間に供給する空気供給部であり、面板受け50の装着面部に複数個が所定の間隔で分布して設けられている。
このエア供給部72から供給される圧縮エアの圧力は、例えば、面板受け50に作用する面板20の自重による押圧力を相殺できる程度に設定されている。
マグネットチャック73は、図示しない電磁石を備え、電気の供給を受けて磁性を帯びることによって面板20に吸着し、この吸着力によって面板20の面板受け50に対する位置を固定する磁力固定部である。
The
The pressure of the compressed air supplied from the
The
位置決め部80は、位置決めピン81、位置決めピン挿入部82を備えている。
位置決めピン81は、面板20における抜型10と対向する面部から突き出して設けられた円柱状の突起であり、面板20に対して着脱可能に装着された被係合部である。この位置決めピン81の直径は、例えば、8mmとなっている。また、位置決めピン81は、面板20の四方の角部のうち、例えば、対角の2つの角部に設けられている(図2(a)参照)。
位置決めピン81は、高さ方向の中間部分から先端部に向けて直径がしだいに小さくなるように形成され、その先端部が円錐台状に形成されている(図2(b)参照)。以下、位置決めピン81の先端部に形成された円錐台状の部分をテーパー部81aと称して説明する。
The
The
The
位置決めピン挿入部82は、抜型10に設けられた円筒状の部材であり、その内径側に位置決めピン81が挿入されることによって位置決めピン81と係合する係合部である。
この位置決めピン挿入部82は、一方の端部側が面板20に向けて突き出して設けられ、この端部には開口部が形成されている。また、位置決めピン挿入部82の内径寸法は、位置決めピン81と位置決めピン挿入部82との摺動を許容するための微小な隙間の分だけ位置決めピン81の外形寸法よりも大きく設定されている。
この位置決めピン挿入部82は、抜型10の面板20に対向する面からの突き出し量が刃部よりも小さく設定されており、刃部が面板20に接触してもその先端部が面板20に接触しないようになっている。
The positioning
The positioning
The positioning
前述の位置決めピン81とこの位置決めピン挿入部82とは、これらが係合しかつ刃部の刃先が面板20に接触した状態において、その先端部同士が、例えば、4mmオーバーラップするように、それぞれの寸法が設定されている。
抜型10と面板20とは、以上説明した位置決めピン81が位置決めピン挿入部82に挿入された状態において、打抜可能位置に配置されるようになっている。ここで、本明細書において、抜型10と面板20との打抜可能位置とは、抜型10に設けられた罫線刃12と面板20に設けられた溝部21とが、抜型10と面板20とが接近及び離間する方向(本実施例においては鉛直方向)に重なった位置を意味するものとする。この打抜可能位置において、打抜機1は、罫線刃12が罫線溝21のセンターからずれることによって発生する、いわゆる罫割れと称される打ち抜き不良が防止される。
The
The punching die 10 and the
この打抜可能位置は、抜型10の罫線刃に合わせて面板20に罫線溝21を形成することによって設定される。
以下、罫線溝21を形成する際の手順の一例を説明する。
抜型10及び面板20は、それぞれ位置決めピン81、位置決めピン挿入部82が予め設けられている。
また、抜型10は、刃部(打抜刃11、罫線刃12)を備え、面板20は、面抜型10に対向する面部に罫線溝21が形成されていないプレスボード22が貼付される。
This punchable position is set by forming a ruled
Hereinafter, an example of a procedure for forming the ruled
The punching die 10 and the
Further, the punching die 10 is provided with a blade portion (a
プレスボード22は、抜型10に対向する面部にカーボン紙が敷かれる。この状態で、抜型10と面板20とを接近させて位置決めピン81を位置決めピン挿入部82に挿入し、刃部とカーボン紙とを接触させる。これによって、プレスボード22は、刃部の刃型が転写される。
この後、抜型10と面板20とを離間させ、この転写された刃形に沿って、プレスボード22に罫線溝21を加工する。
したがって、抜型10及び面板20は、位置決めピン81を位置決めピン挿入部82に挿入すると、自動的に罫線刃12と罫線溝21とが重なった打抜可能位置となる。
In the
Thereafter, the
Accordingly, when the
次に、実施例の打抜機1におけるブランク製造時の動作を説明する。
打抜機1は、通常、複数種類の抜型10、面板20を交換して複数種類のブランクを製造できるようになっており、紙器製造作業は、まず打抜機1に抜型10、面板20を装着することから始める。
打抜機1は、抜型10が上定盤30に、面板20が面板受け50に装着される。この面板20に貼付されたプレスボード22は、上述の手順により罫線溝21が形成されている。
このとき抜型10は、図示しないチェースを介して上定盤30における所定の装着位置に固定され、打抜機1内における水平方向の位置が固定される。これに対し、面板20は、面板受け50に載せられるだけであり、面板受け50に対して水平方向にスライド可能になっている。
Next, the operation | movement at the time of blank manufacture in the punching machine 1 of an Example is demonstrated.
The punching machine 1 can normally manufacture a plurality of types of blanks by exchanging a plurality of types of punching
In the punching machine 1, the
At this time, the punching die 10 is fixed to a predetermined mounting position on the
この後、打抜機1は、面板受け50のエア供給孔72から圧縮エアが噴出される。前述のように、この圧縮エアの吐出圧は、例えば、面板受け50に作用する面板20の荷重による押圧力を相殺できる程度に設定されており、面板20は、面板受け50に対してフローティング支持された状態となる。
なお、この状態において、面板20は、当て止めキー71によって、そのスライド可能範囲が面板受け50内に制限されているため、面板受け50から脱落することがない。
Thereafter, the punching machine 1 ejects compressed air from the
In this state, since the slidable range of the
次いで、下定盤40が上方に移動され、これによって、位置決めピン81が位置決めピン挿入部82に挿入される。
ここで、面板20は、面板受け50に載せただけなので、この状態において位置決めピン81は、位置決めピン挿入部82に対して鉛直方向に重ならない場合がある。
この状態から下定盤40を上方に移動させると、位置決めピン81の先端部に設けられたテーパー部81aの傾斜面が、位置決めピン挿入部82の先端部分に形成された開口部の縁部に当接する。面板20は、テーパー部81aが位置決めピン挿入部82の開口部における縁部に接触すると、このテーパー部81aの傾斜面に作用する水平方向の分力によって水平方向にスライドする。
これにより、位置決めピン81及び位置決めピン挿入部82は、互いの中心が一致する位置に案内され、位置決めピン81が位置決めピン挿入部82に挿入されて、位置決めピン81と位置決めピン挿入部82とが係合する。このように、テーパー部81aは、係合案内部として機能する。
Next, the
Here, since the
When the
As a result, the
前述のように、罫線刃12及び罫線溝21は、位置決めピン81と位置決めピン挿入部82とが係合すると自動的に鉛直方向に重なるように設定されているので、これによって、抜型10と面板20との位置合わせが完了する。
この後、面板受け50は、エア供給孔72からの圧縮エアの噴出が停止され、面板20は自重によって面板受け50に当接する。
次いで、打抜機1は、下定盤40のマグネットチャック73が作動され、面板20の面板受け50に対する水平方向の位置が固定される。
下定盤40は、下方に移動され、位置決めピン81と位置決めピン挿入部82との係合が解除され、この後、位置決めピン81は、面板20から取り外される。
As described above, the ruled
Thereafter, the
Next, in the punching machine 1, the
The
前述のように、面板20は、マグネットチャック73によって水平方向の位置が固定されているので、この位置決めピン81が取り外された状態においても、抜型10と面板20とは、打抜可能位置に配置された状態が維持される。
打抜機1は、刷本搬送装置60によって刷本を抜型10と面板20との間に搬送し、この刷本を打抜いて紙器のブランクを製造する。
As described above, since the position of the
The punching machine 1 transports the printing book between the punching die 10 and the
以上、説明したように、実施例の打抜機1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)打抜機1は、位置決めピン81を位置決めピン挿入部82に挿入させてこれらを係合させると、自動的に抜型10と面板20とが打抜可能位置に配置されるので、抜型10と面板20との位置合わせを打抜機1上において容易に行うことができる。
(2)面板受け50は、抜型10と面板20との位置合わせ時に面板20をフローティング支持するから、面板20を容易にスライドさせることができる。したがって、面板20の位置合わせ作業が容易である。
(3)位置決めピン81の先端部にテーパー部81aを設けたから、仮に位置決めピン81と位置決めピン挿入部82との位置が鉛直方向に重なっていなくても、位置決めピン81を確実に位置決めピン挿入部82に挿入できる。
(4)面板受け50にマグネットチャック73を設けたから、面板20を面板受け50に固定でき、ブランク製造時の打抜機1の動作が安定する。また、一度抜型10と面板20との位置合わせが終了すれば、位置決めピン81を面板20から取り外しても、抜型10と面板20とは、打抜可能位置に配置された状態が維持される。
(5)位置決めピン81を面板20に対して着脱可能に設け、打抜作業時に取り外すようにしたから、位置決めピン81と位置決めピン挿入部82とが接触せず、これらの磨耗が防止できる。
As described above, according to the punching machine 1 of the embodiment, the following effects can be obtained.
(1) When the punching machine 1 inserts the
(2) Since the
(3) Since the tapered
(4) Since the
(5) Since the
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本発明の打抜機の構成は、実施例のものに限られず、適宜変更が可能である。例えば、実施例において、被係合部は、円柱状に形成された位置決めピンであったが、その形状は、例えば、直方体状に形成されたキー状のものであってもよい。また、実施例は、面板に位置決めピンが設けられていたが、位置決めピン(被係合部)、位置決めピン挿入部(係合部)の配置はこれに限らず、例えば、抜型に位置決めピンが、面板に位置決めピン挿入部が設けられていてもよい。さらに位置決めピンは、実施例において面板の対角にふたつ設けられていたが、位置決めピンの個数は、これに限らず、例えば、四方の角部にそれぞれひとつずつ、合計4つ設けられていてもよい。
(2)実施例は、面板受けと面板との間に圧縮エアを供給して、面板の面板受けに対する摺動抵抗を軽減したが、これに限らず、例えば、面板における面板受けに対向する面部にテフロン(登録商標)等の摩擦係数が比較的低い材料に形成された層を設けてもよい。また、面板に磁石を設け、マグネットチャックとの間に斥力を発生されて面板をフローティング支持してもよい。
(3)実施例の磁力固定部は、電磁石を備えたマグネットチャックであったが、磁力固定部の構成はこれに限らず、例えば、面板受けに上下方向に移動可能な磁石を設け、この磁石を面板に接近、離間させることによって、面板の固定を行ってもよい。また、面板受けに真空吸着装置を配置し、この吸引力によって面板を面板受けに固定してもよい。さらに、上記吸引力による固定と磁力固定部とを併用してもよい。
(4)実施例は、位置決めピンの先端部に係合案内部であるテーパー部が設けられていたが、係合案内部は、これに限らず、例えば、位置決めピン挿入部の先端部をすり鉢状に形成したものであってもよい。
(Modification)
The present invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications and changes are possible, and these are also included in the technical scope of the present invention.
(1) The configuration of the punching machine of the present invention is not limited to that of the embodiment, and can be appropriately changed. For example, in the embodiment, the engaged portion is a positioning pin formed in a columnar shape, but the shape thereof may be, for example, a key shape formed in a rectangular parallelepiped shape. In the embodiment, the positioning pin is provided on the face plate. However, the arrangement of the positioning pin (engaged portion) and the positioning pin insertion portion (engaging portion) is not limited thereto. A positioning pin insertion portion may be provided on the face plate. Further, in the embodiment, two positioning pins are provided at the diagonals of the face plate. However, the number of positioning pins is not limited to this. For example, a total of four positioning pins may be provided, one at each of the four corners. Good.
(2) In the embodiment, compressed air is supplied between the face plate receiver and the face plate to reduce the sliding resistance of the face plate with respect to the face plate receiver. Further, a layer formed of a material having a relatively low friction coefficient such as Teflon (registered trademark) may be provided. Further, a magnet may be provided on the face plate, and a repulsive force may be generated between the face plate and the face plate to be supported in a floating manner.
(3) The magnetic force fixing portion of the embodiment is a magnet chuck provided with an electromagnet. However, the configuration of the magnetic force fixing portion is not limited to this, and for example, a magnet that is movable in the vertical direction is provided on the face plate holder. The face plate may be fixed by approaching or separating the face plate. Further, a vacuum suction device may be arranged on the face plate holder, and the face plate may be fixed to the face plate holder by this suction force. Furthermore, you may use together the fixation by said attraction force, and a magnetic force fixing | fixed part.
(4) Although the taper part which is an engagement guide part was provided in the front-end | tip part of the positioning pin in the Example, an engagement guide part is not restricted to this, For example, the front-end | tip part of a positioning pin insertion part is a mortar. It may be formed in a shape.
1 打抜機
10 抜型
20 面板
30 上定盤
40 下定盤
50 面板受け
60 刷本搬送装置
70 面板位置調整部
72 エア供給孔
73 マグネットチャック
80 位置決め部
81 位置決めピン
81a テーパー部
82 位置決めピン挿入部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (5)
前記抜型に対向して配置されかつ前記抜型に対して接近及び離間する方向に相対移動可能に設けられた面板と、
前記面板を前記抜型に対して接近及び離間する前記方向に垂直な面内でスライド可能に支持する支持部と、
前記抜型に設けられた係合部と、
前記面板における前記係合部に対向する位置に形成され、前記抜型、前記面板の離間状態から接近状態への移行に伴って前記係合部と係合する被係合部と
を備え、
前記抜型及び前記面板が、前記係合部と前記被係合部との係合状態において打抜可能位置に配置されること
を特徴とする打抜機。 Die cutting,
A face plate disposed opposite to the die and provided so as to be relatively movable in a direction approaching and separating from the die;
A support portion that slidably supports the face plate in a plane perpendicular to the direction in which the face plate approaches and separates from the die;
An engaging portion provided in the die,
An engagement portion that is formed at a position facing the engagement portion in the face plate, and that engages with the engagement portion as the face plate is moved from a separated state to an approach state;
The punching machine, wherein the punching die and the face plate are disposed at a punchable position in an engaged state between the engaging portion and the engaged portion.
前記係合部、前記被係合部の少なくとも一方は、その先端部に前記係合を案内する係合案内部を備えること
を特徴とする打抜機。 The punching machine according to claim 1,
At least one of the engaging portion and the engaged portion includes an engagement guide portion that guides the engagement at a tip portion thereof.
前記支持部と前記面板との間に圧縮空気を供給する空気供給部を備えること
を特徴とする打抜機。 In the punching machine according to claim 1 or 2,
A punching machine comprising an air supply unit for supplying compressed air between the support unit and the face plate.
前記支持部は、前記面板の前記支持部に対する位置を磁力によって固定する磁力固定部を備えること
を特徴とする打抜機。 In the punching machine according to any one of claims 1 to 3,
The punching machine, wherein the support part includes a magnetic force fixing part that fixes the position of the face plate with respect to the support part by magnetic force.
前記係合部、前記被係合部の少なくとも一方は、前記抜型、前記面板に対して着脱可能に装着された突起であること
を特徴とする打抜機。
In the punching machine according to any one of claims 1 to 4,
At least one of the engaging portion and the engaged portion is a protrusion that is detachably attached to the punching die and the face plate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006145496A JP2007313602A (en) | 2006-05-25 | 2006-05-25 | Punching machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006145496A JP2007313602A (en) | 2006-05-25 | 2006-05-25 | Punching machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007313602A true JP2007313602A (en) | 2007-12-06 |
Family
ID=38847927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006145496A Pending JP2007313602A (en) | 2006-05-25 | 2006-05-25 | Punching machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007313602A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010013531A1 (en) * | 2008-07-30 | 2010-02-04 | 株式会社高橋型精 | Blanking die |
KR101317312B1 (en) | 2011-12-06 | 2013-10-14 | 영신인더스트리 주식회사 | Blanking machine that a chaser approach is automatically possible |
-
2006
- 2006-05-25 JP JP2006145496A patent/JP2007313602A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010013531A1 (en) * | 2008-07-30 | 2010-02-04 | 株式会社高橋型精 | Blanking die |
KR101212890B1 (en) | 2008-07-30 | 2012-12-14 | 가부시키가이샤 다카하시 케이세이 | Cutting Die |
JP5794518B2 (en) * | 2008-07-30 | 2015-10-14 | 株式会社▲高▼橋型精 | Punching mold |
KR101317312B1 (en) | 2011-12-06 | 2013-10-14 | 영신인더스트리 주식회사 | Blanking machine that a chaser approach is automatically possible |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5087236A (en) | Separating method and device for separating a shaped section from a waste section | |
US10597249B2 (en) | Method and apparatus for stacker module for automated composite-based additive manufacturing machine | |
JPH0796276B2 (en) | Pinboard type board cutting machine | |
JPH02218598A (en) | Releasing device for punched chip in paperware punching device | |
CN115103748A (en) | Device and method for separating printed sheets | |
JP6605352B2 (en) | Laminate production equipment for laminated core formation | |
CN107614401A (en) | Charging method and feeding device | |
JP2011031515A (en) | Ruling device and counter plate therein | |
JP2007313602A (en) | Punching machine | |
JP6353652B2 (en) | Punching and cutting device | |
KR20140029632A (en) | Cavity interchangeable shear mold | |
CN115916493A (en) | Device and method for separating printed sheets | |
JP2009045691A (en) | Flat paper punching machine for paper package | |
CN216359800U (en) | Discharging device of carton stamping and forming machine | |
JP3677931B2 (en) | Parts processing equipment with transport mechanism | |
JP2012096477A (en) | Apparatus for manufacturing carrier tape | |
JPH11179697A (en) | Automatic positioning method, device and plate-shaped material | |
JP2007204183A (en) | Workpiece conveying method and workpiece conveying device | |
JPH089211B2 (en) | Separator for molding part and scrap part | |
JP2001062788A (en) | Universal discharging device | |
KR101457871B1 (en) | die for cutting tape | |
US11660832B2 (en) | Paper stack press machine | |
CN107548533B (en) | A kind of core package of USB metal shell | |
JP2002336998A (en) | Progressive die for press machine | |
JPH06315895A (en) | Separating device for punch sheet |