JP2007303362A - 共鳴型マフラー、及び共鳴型マフラーの製造方法、並びに共鳴型マフラーの製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造コストを削減することができる共鳴型マフラー、及び共鳴型マフラーの製造方法、並びに共鳴型マフラーの製造装置の提供。
【解決手段】 一枚の金属製板材における複数の孔31が形成された板材3a側が筒状に丸められて排気パイプ3が形成され、該排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の他方側の板材1a側が筒状に丸められて排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部が溶接固定Pされることにより筒状シェル1が排気パイプ3と一体に形成されている構造。
【選択図】 図2
【解決手段】 一枚の金属製板材における複数の孔31が形成された板材3a側が筒状に丸められて排気パイプ3が形成され、該排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の他方側の板材1a側が筒状に丸められて排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部が溶接固定Pされることにより筒状シェル1が排気パイプ3と一体に形成されている構造。
【選択図】 図2
Description
本発明は、共鳴による消音効果が得られる共鳴型マフラー、及び共鳴型マフラーの製造方法、並びに共鳴型マフラーの製造装置に関する。
従来の共鳴型マフラーは、図11に示すように、筒状シェル101と、該筒状シェル101の両端部を閉塞するキャップ102、102と、該両キャップ102、102を貫通して前記筒状シェル101内に配置されていてその周壁には複数の孔103が形成された排気パイプ104とで構成されていている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−213328号公報
しかしながら、従来例の共鳴型マフラーにあっては、図12、13に示すような板材をそれぞれ丸めて別々に筒状シェル101と排気パイプ104を製作し、これらを組み付けることにより製造されるようになっているため、製造工数が多く製造コストが高く付くという問題点があった。
本発明の解決しようとする課題は、製造コストを削減することができる共鳴型マフラー、及び共鳴型マフラーの製造方法、並びに共鳴型マフラーの製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の共鳴型マフラーは、筒状シェルと、該筒状シェルの両端部を閉塞するキャップと、該両キャップを貫通して前記筒状シェル内に配置されていてその周壁には複数の孔が形成された排気パイプとで構成される共鳴型マフラーであって、一枚の金属製板材における前記複数の孔が形成された一方側が筒状に丸められて前記排気パイプが形成され、該排気パイプの外周を囲むように前記金属製板材の他方側が筒状に丸められて前記筒状シェルが形成され、前記排気パイプと筒状シェルとの重なり部が溶接固定されることにより前記筒状シェルが前記排気パイプと一体に形成されていることを特徴とする手段とした。
請求項2記載の共鳴型マフラーの製造方法は、筒状シェルと、該筒状シェルの両端部を閉塞するキャップと、該両キャップを貫通して前記筒状シェル内に配置されていてその周壁には複数の孔が形成された排気パイプとで構成される共鳴型マフラーの製造方法であって、一枚の金属製板材の一方側に前記複数の孔を形成する工程と、該複数の孔が形成された前記金属製板材の一方側を筒状に丸めて前記排気パイプを形成する工程と、前記排気パイプの外周を囲むように前記金属製板材の他方側を筒状に丸めて前記筒状シェルを形成する工程と、前記排気パイプと前記筒状シェルとの重なり部を溶接固定することにより前記筒状シェルを前記排気パイプと一体に形成する工程と、からなることを特徴とする手段とした。
請求項3記載の共鳴型マフラーの製造装置は、筒状シェルと、該筒状シェルの両端部を閉塞するキャップと、該両キャップを貫通して前記筒状シェル内に配置されていてその周壁には複数の孔が形成された排気パイプとで構成される共鳴型マフラーの製造装置であって、マンドレル軸を中心として回転することにより一枚の金属製板材における複数の孔が形成された一方側を筒状に丸めて前記排気パイプを形成する第1マンドレルと、前記マンドレル軸の外周に軸方向進退自在に備えられていて前記金属製板材の他方側を残して前記排気パイプの外周に装着可能な開口部を有し、前記マンドレル軸と一緒に回転することにより前記排気パイプの外周を囲むように前記金属製板材の他方側を筒状に丸めて前記筒状シェルを形成する第2マンドレルと、前記排気パイプと筒状シェルとの重なり部を溶接固定することにより前記筒状シェルを前記排気パイプと一体に形成する溶接手段と、からなることを特徴とする手段とした。
本発明請求項1記載の共鳴型マフラーでは、上述のように、一枚の金属製板材における複数の孔が形成された一方側が筒状に丸められて排気パイプが形成され、該排気パイプの外周を囲むように金属製板材の他方側が筒状に丸められて筒状シェルが形成され、排気パイプと筒状シェルとの重なり部が溶接固定されることにより筒状シェルが排気パイプと一体に形成された構造とすることにより、それぞれ別体に製造したものを組み付ける場合に比べ、製造工数が削減されるため、製造コストを削減することができるようになるという効果が得られる。
請求項2記載の共鳴型マフラーの製造方法では、上述のように、一枚の金属製板材の一方側に前記複数の孔を形成する工程と、該複数の孔が形成された金属製板材の一方側を筒状に丸めて溶接固定することにより排気パイプを形成する工程と、排気パイプの外周を囲むように金属製板材の他方側を筒状に丸めて溶接固定することにより筒状シェルを形成する工程と、筒状シェルを排気パイプと一体に形成する工程と、からなることで、それぞれ別体に製造したものを組み付ける場合に比べ、製造工数が削減されるため、製造コストを削減することができるようになるという効果が得られる。
請求項3記載の共鳴型マフラーの製造装置では、上述のように、マンドレル軸を中心として回転することにより一枚の金属製板材における複数の孔が形成された一方側を筒状に丸めて排気パイプを形成する第1マンドレルと、マンドレル軸の外周に軸方向進退自在に備えられていて金属製板材の他方側を残して排気パイプの外周に装着可能な開口部を有し、マンドレル軸と一緒に回転することにより排気パイプの外周を囲むように金属製板材の他方側を筒状に丸めて筒状シェルを形成する第2マンドレルと、排気パイプと筒状シェルとの重なり部を溶接固定することにより筒状シェルを排気パイプと一体に形成する溶接手段と、で構成されることで、それぞれ別体に製造したものを組み付ける場合に比べ、製造工数が削減されるため、製造コストを削減することができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例の共鳴型マフラーは、請求項1〜4に記載の発明に対応する。
まず、この実施例の共鳴型マフラーを図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例の共鳴型マフラーを示す側面図、図2は図1のA−A線における拡大縦断面図、図3は材料の板材を示す平面図、図4〜7は共鳴型マフラーの製造装置及び製造方法を示す工程説明図、図8は図4のB−B線における拡大縦断面図、図9は図5のC−C線における拡大縦断面図、図10は図6のD−D線における拡大縦断面図である。
この共鳴型マフラーは、図1、2に示すように、筒状シェル1と、該筒状シェル1の両端部を閉塞するキャップ2、2と、該両キャップ2、2を貫通して筒状シェル1内に配置されていてその周壁には複数の孔31が形成された排気パイプ3とで構成されている。
さらに詳述すると、この実施例の共鳴型マフラーは、図3に示すように、筒状シェル1の板材1aと複数の孔31が形成された排気パイプ3の板材3aが一体化された金属製板材を準備し、まず、この金属製板材における複数の孔31が形成された板材3aを筒状に丸めて排気パイプ3を形成し、次いで、この排気パイプ3の外周を囲むように筒状シェル1の板材1aを筒状に丸めて排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部を溶接固定Pすることにより、図1、2に示すように、一枚の金属製板材から筒状シェル1と排気パイプ3とが一体に形成された構造になっている。
次に、この実施例の共鳴型マフラーの製造装置を図4〜10に基づいて説明する。
この実施例の共鳴型マフラーの製造装置は、第1マンドレル4と、巻き押さえローラ5と、第2マンドレル6と、筒状シェル押さえローラ7と、スポット溶接ガン(溶接手段)8と、を備えている。
この実施例の共鳴型マフラーの製造装置は、第1マンドレル4と、巻き押さえローラ5と、第2マンドレル6と、筒状シェル押さえローラ7と、スポット溶接ガン(溶接手段)8と、を備えている。
さらに詳述すると、上記第1マンドレル4は、上記金属製板材における複数の孔31が形成された板材3aを筒状に丸めて排気パイプ3を形成する役目をなすもので、両端が軸受41、42で支持されていて、一方(図面右側)の軸受42に備えたモータ43で回転するマンドレル軸44を中心として一体に回転する状態に備えられている。
そして、もう一方(図面左側)の軸受41はその基部の支軸45を中心として回動可能に備えられることにより、その先端軸受け部がマンドレル軸44から外れるようになっている(図7参照)。
また、第1マンドレル4の下面側には、排気パイプ3の板材3aの端縁部を固定可能な係合溝やクランプ等の固定手段(図示省略)と、上記スポット溶接ガン8のアース側電極46が組み込まれている(図8、9参照)。
上記巻き押さえローラ5は、排気パイプ3を丸める際に板材3aを第1マンドレル4に押さえ付ける役目をなすもので、第1マンドレル4の下面側に上下移動可能に備えられている。なお、この巻き押さえローラ5の上下移動は図示を省略したシリンダにより行われるようになっている。
上記第2マンドレル6は、排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の残り部分の板材1aを筒状に丸めて筒状シェル1を形成する役目をなすもので、マンドレル軸44の外周に軸方向進退自在に備えられていて、金属製板材の他方側の板材1aを残して排気パイプ3の外周に装着可能な開口部61を下面側に有する切欠円筒状に形成され、マンドレル軸44と一緒に回転することにより排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の残り部分である板材1aを筒状に丸めて筒状シェル1を形成するように構成されている。
即ち、上記第2マンドレル6は、マンドレル軸44に固定されたフランジ部62に固定されたシリンダ63により軸方向進退自在に備えられている。
上記筒状シェル押さえローラ7は、筒状シェル1を丸める際やスポット溶接ガン8で溶接固定する際に板材1aを第2マンドレル6に押さえ付けて筒状シェル1が開かないようにする役目をなすもので、図10に示すように、2箇所に設けられている。
上記スポット溶接ガン8は、図2に示すように、排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部を溶接固定Pすることにより、筒状シェル1を排気パイプ3と一体に形成する役目をなすもので、図6、10に示すように、第1マンドレル3及び第2マンドレル6の上方に上下移動可能に備えられている。
次に、この実施例の共鳴型マフラーの製造装置を用いた共鳴型マフラーの製造方法を図4〜10に基づいて説明する。
[第1工程]
この第1工程では、図3に示すように、一枚の金属製板材における排気パイプ3の板材3aに複数の孔31を形成する。
この第1工程では、図3に示すように、一枚の金属製板材における排気パイプ3の板材3aに複数の孔31を形成する。
[第2工程]
この第2工程では、第1マンドレル4の下面側に備えた固定手段で金属製板材における排気パイプ3の板材3aの端縁部を固定し、巻き押さえローラ5を上昇させて板材3aの端縁部に当接させた状態で、モータ43を駆動させて第1マンドレル4をマンドレル軸44と共に一回転させることにより、図4、8に示すように、複数の孔31が形成された板材3aを筒状に丸めて排気パイプ3を形成する。
この第2工程では、第1マンドレル4の下面側に備えた固定手段で金属製板材における排気パイプ3の板材3aの端縁部を固定し、巻き押さえローラ5を上昇させて板材3aの端縁部に当接させた状態で、モータ43を駆動させて第1マンドレル4をマンドレル軸44と共に一回転させることにより、図4、8に示すように、複数の孔31が形成された板材3aを筒状に丸めて排気パイプ3を形成する。
[第3工程]
この第3工程では、図5に示すように、シリンダ63を駆動させて第2マンドレル6を第1マンドレル4方向へ押圧移動させ、第2マンドレル6の下面側に形成された開口部61により該第2マンドレル6を筒状シェル1の板材1aを残して排気パイプ3の外周に装着させる。
この第3工程では、図5に示すように、シリンダ63を駆動させて第2マンドレル6を第1マンドレル4方向へ押圧移動させ、第2マンドレル6の下面側に形成された開口部61により該第2マンドレル6を筒状シェル1の板材1aを残して排気パイプ3の外周に装着させる。
[第4工程]
この第4工程では、図8の状態から、モータ43を駆動させて第2マンドレル6をマンドレル軸44を中心として一回転させることにより、図5、9に示すように、排気パイプ3の外周を囲むように板材1aを筒状に丸めて筒状シェル1を形成する。
この第4工程では、図8の状態から、モータ43を駆動させて第2マンドレル6をマンドレル軸44を中心として一回転させることにより、図5、9に示すように、排気パイプ3の外周を囲むように板材1aを筒状に丸めて筒状シェル1を形成する。
[第5工程]
この第5工程では、図6、10に示すように、モータ43を駆動させて第2マンドレル6をマンドレル軸44を中心として半回転させることにより、排気パイプ4と筒状シェル1との重なり部がスポット溶接ガン8と対面する上面位置まで回転させる。その際、筒状シェル1が開かないように、筒状シェル押さえローラ7を筒状シェル1に当接させる。
この第5工程では、図6、10に示すように、モータ43を駆動させて第2マンドレル6をマンドレル軸44を中心として半回転させることにより、排気パイプ4と筒状シェル1との重なり部がスポット溶接ガン8と対面する上面位置まで回転させる。その際、筒状シェル1が開かないように、筒状シェル押さえローラ7を筒状シェル1に当接させる。
その後、この状態でスポット溶接ガン8を下降させてアース側電極46との間で排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部を溶接固定Pすることにより、筒状シェル1を排気パイプ3と一体に形成する(図2参照)。
[第6工程]
この第6工程では、図7に示すように、軸受け41をその基部の支軸45を中心として回動させることにより、その先端軸受け部をマンドレル軸44から外し、筒状シェル1と排気パイプ3とが一体に形成された完成品を第2マンドレル6から抜き取る。
この第6工程では、図7に示すように、軸受け41をその基部の支軸45を中心として回動させることにより、その先端軸受け部をマンドレル軸44から外し、筒状シェル1と排気パイプ3とが一体に形成された完成品を第2マンドレル6から抜き取る。
[第7工程]
この第7工程では、図1に示すように、筒状シェル1の両端開口部にキャップ2を取り付け固定することにより、共鳴型マフラーが完成する。
この第7工程では、図1に示すように、筒状シェル1の両端開口部にキャップ2を取り付け固定することにより、共鳴型マフラーが完成する。
次に、この実施例の効果を説明する。
この実施例の共鳴型マフラーでは、上述のように、一枚の金属製板材における複数の孔31が形成された板材3a側が筒状に丸められて排気パイプ3が形成され、該排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の他方側の板材1a側が筒状に丸められて排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部が溶接固定Pされることにより筒状シェル1が排気パイプ3と一体に形成されている構造とすることにより、それぞれ別体に製造したものを組み付ける場合に比べ、製造工数が削減されるため、製造コストを削減することができるようになるという効果が得られる。
また、排気パイプ3の孔31を設ける位置を筒状シェル1との距離の大きくなる位置に限ることにより、排気パイプから出た圧力波筒状シェルを振動させて発生する、所謂放射音を低減することができる。
また、この実施例の共鳴型マフラーの製造方法では、上述のように、一枚の金属製板材の一方側(板材3a)に複数の孔31を形成する工程と、該複数の孔31が形成された板材3aを筒状に丸めることにより排気パイプ3を形成する工程と、排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の他方側(板材1a)を筒状に丸めることにより筒状シェル1を形成し、該筒状シェル1と排気パイプ3との重なり部を溶接固定Pすることにより、筒状シェル1を排気パイプと3一体に形成する工程と、からなることで、それぞれ別体に製造したものを組み付ける場合に比べ、製造工数が削減されるため、製造コストを削減することができるようになるという効果が得られる。
また、この実施例の共鳴型マフラーの製造装置では、上述のように、マンドレル軸44を中心として回転することにより一枚の金属製板材における複数の孔31が形成された一方側(板材3a)を筒状に丸めて排気パイプ3を形成する第1マンドレル4と、マンドレル軸44の外周に軸方向進退自在に備えられていて金属製板材の他方側(板材1a)を残して排気パイプ3の外周に装着可能な開口部61を有し、マンドレル軸44と一緒に回転することにより排気パイプ3の外周を囲むように金属製板材の他方側(板材1a)を筒状に丸めて筒状シェル1を形成する第2マンドレル6と、排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部を溶接固定することにより筒状シェル1を排気パイプ3と一体に形成するスポット溶接ガン8と、で構成されることで、それぞれ別体に製造したものを組み付ける場合に比べ、製造工数が削減されるため、製造コストを削減することができるようになるという効果が得られる。
また、排気パイプ3及び筒状シェル1を丸める際に金属製板材を構成する板材1a、3aを第1マンドレル4及び第2マンドレル6に押さえ付ける巻き押さえローラ5が備えられることにより、板材1a、3aを第1マンドレル4及び第2マンドレル6に確実に沿わせて筒状に形成させることができるようになる。
また、筒状シェル押さえローラ7を備えたことで、筒状シェル1を丸める際やスポット溶接ガン8で溶接固定する際に板材1aを第2マンドレル6に押さえ付けて筒状シェル1が開かないようにし、排気パイプ3と筒状シェル1との重なり部を確実に溶接固定することができるようになる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、筒状シェル1内を中空状態としたが、吸音材を充填させてもよい。
例えば、実施例では、筒状シェル1内を中空状態としたが、吸音材を充填させてもよい。
また、筒状シェル1の断面形状も任意であり、楕円やレーストラック型であってもよい。
さらに、筒状シェル1を多重に巻回したインナシェルとアウタシェルで構成してもよい。
溶接方法としてはスポット溶接に限らず、シーム溶接、レーザ溶接等でも可能である。
さらに、筒状シェル1を多重に巻回したインナシェルとアウタシェルで構成してもよい。
溶接方法としてはスポット溶接に限らず、シーム溶接、レーザ溶接等でも可能である。
1 筒状シェル
1a 筒状シェルの板材
2 キャップ
3 排気パイプ
3a 排気パイプの板材
31 孔
4 第1マンドレル
41 軸受け
42 軸受け
43 モータ
44 マンドレル軸
45 支軸
46 アース側電極
5 巻き回しローラ
6 第2マンドレル
61 開口部
62 フランジ部
63 シリンダ
7 筒状シェル押さえローラ
8 スポット溶接ガン(溶接手段)
1a 筒状シェルの板材
2 キャップ
3 排気パイプ
3a 排気パイプの板材
31 孔
4 第1マンドレル
41 軸受け
42 軸受け
43 モータ
44 マンドレル軸
45 支軸
46 アース側電極
5 巻き回しローラ
6 第2マンドレル
61 開口部
62 フランジ部
63 シリンダ
7 筒状シェル押さえローラ
8 スポット溶接ガン(溶接手段)
Claims (4)
- 筒状シェルと、該筒状シェルの両端部を閉塞するキャップと、該両キャップを貫通して前記筒状シェル内に配置されていてその周壁には複数の孔が形成された排気パイプとで構成される共鳴型マフラーであって、
一枚の金属製板材における前記複数の孔が形成された一方側が筒状に丸められて前記排気パイプが形成され、該排気パイプの外周を囲むように前記金属製板材の他方側が筒状に丸められて前記筒状シェルが形成され、前記排気パイプと筒状シェルとの重なり部が溶接固定されることにより前記筒状シェルが前記排気パイプと一体に形成されていることを特徴とする共鳴型マフラー。 - 筒状シェルと、該筒状シェルの両端部を閉塞するキャップと、該両キャップを貫通して前記筒状シェル内に配置されていてその周壁には複数の孔が形成された排気パイプとで構成される共鳴型マフラーの製造方法であって、
一枚の金属製板材の一方側に前記複数の孔を形成する工程と、
該複数の孔が形成された前記金属製板材の一方側を筒状に丸めて前記排気パイプを形成する工程と、
前記排気パイプの外周を囲むように前記金属製板材の他方側を筒状に丸めて前記筒状シェルを形成する工程と、
前記排気パイプと前記筒状シェルとの重なり部を溶接固定することにより前記筒状シェルを前記排気パイプと一体に形成する工程と、
からなることを特徴とする共鳴型マフラーの製造方法。 - 筒状シェルと、該筒状シェルの両端部を閉塞するキャップと、該両キャップを貫通して前記筒状シェル内に配置されていてその周壁には複数の孔が形成された排気パイプとで構成される共鳴型マフラーの製造装置であって、
マンドレル軸を中心として回転することにより一枚の金属製板材における複数の孔が形成された一方側を筒状に丸めて前記排気パイプを形成する第1マンドレルと、
前記マンドレル軸の外周に軸方向進退自在に備えられていて前記金属製板材の他方側を残して前記排気パイプの外周に装着可能な開口部を有し、前記マンドレル軸と一緒に回転することにより前記排気パイプの外周を囲むように前記金属製板材の他方側を筒状に丸めて前記筒状シェルを形成する第2マンドレルと、
前記排気パイプと前記筒状シェルの重なり部を溶接固定することにより前記筒状シェルを前記排気パイプと一体に形成する溶接手段と、
からなることを特徴とする共鳴型マフラーの製造装置。 - 前記排気パイプ及び/又は前記筒状シェルを丸める際に前記金属製板材を前記第1マンドレル及び/又は前記第2マンドレルに押さえ付ける巻き押さえローラが備えられていることを特徴とする請求項3記載の共鳴型マフラーの製造装置
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JP2017187044A (ja) * | 2013-08-20 | 2017-10-12 | テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッドTenneco Automotive Operating Company Inc. | カスタムメイドマフラ |
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- 2006-05-11 JP JP2006132384A patent/JP2007303362A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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JP2017187044A (ja) * | 2013-08-20 | 2017-10-12 | テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッドTenneco Automotive Operating Company Inc. | カスタムメイドマフラ |
CN108425715A (zh) * | 2013-08-20 | 2018-08-21 | 天纳克汽车经营有限公司 | 定制配合消声器 |
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