JP2007236517A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内鍋から放出される熱を炊飯器本体の内部に留めて、優れた保温性能と省エネルギー効果を得た炊飯器を提供することを目的とする。
【解決手段】上枠3には内鍋フランジ部15の外周位置に内鍋フランジ部15上面より高い外壁19を設け、蓋体10と上枠3の境界面20を内鍋フランジ部15の上方に位置させたものである。これによって、内鍋4から放出される熱を炊飯器本体1の内部に留めることができ、優れた保温性能と省エネルギー効果を得ているものである。
【選択図】図2
【解決手段】上枠3には内鍋フランジ部15の外周位置に内鍋フランジ部15上面より高い外壁19を設け、蓋体10と上枠3の境界面20を内鍋フランジ部15の上方に位置させたものである。これによって、内鍋4から放出される熱を炊飯器本体1の内部に留めることができ、優れた保温性能と省エネルギー効果を得ているものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、保温性能に優れた炊飯器に関するものである。
近年、マイクロコンピューターを搭載した炊飯器が普及し、ご飯の炊き上げに要する微妙な火加減が実現でき、ご飯のおいしさが飛躍的に向上してきた。そのような背景の下、炊飯直後のご飯のおいしさだけでなく、保温のご飯のおいしさも求められるようになり、市場のニーズとして拡大している。
一般的に、保温時のご飯は、ご飯が腐敗しない温度でご飯温度を維持するように温度制御されている。その際、ご飯の劣化を防止するために可能な限り加熱量を抑えており、その加熱量は炊飯時と比較して大幅に少なくなっている。また、内鍋内のご飯を加熱するために加熱手段により内鍋に与えられた熱量は、内鍋内部のご飯を加熱するのにすべてに使用されずに、その一部は内鍋外面よりの外側にも放出されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−304520号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱手段の熱量の放出と同時に、外気が炊飯器本体の内部に流入し、その流入した外気が内鍋を冷却してしまうという事象が発生している。この事象は、多くの加熱量を内鍋に供給する炊飯時では影響は少ないが、内鍋に供給する加熱量の少ない保温時の外気が低温(10℃以下)の環境において、保温性能の低下を引き起こしてしまう。具体的には、冷却された内鍋の一部に局所的な水滴の結露が発生し、その結露した水滴が内鍋内部のご飯上に滴下し、ご飯のおいしさを損なう要因となる局所的なご飯の白化を引き起こしてしまうというものである。
特に、内鍋と蓋体との間は熱伝導性の低いシリコンゴムで形成されたシールパッキンがあり、ここが外気による冷却の影響を最も受ける部位であるため、非常に水滴が結露しやすく、その水滴が、内鍋の側面部を伝って、内鍋のご飯上に滴下してしまい、内鍋の側面部全周に局部的な白化を起してしまっていた。さらに、露溜め構成のない圧力式の炊飯器に多く用いられているシールパッキンにおいては、内鍋のご飯上へ滴下する露量は多くなるため、白化の度合いはさらに悪くなる。
また、このような問題を解決するために、内鍋の内鍋フランジ部近傍を局所的に加熱するものもあったが、常温(10℃〜30℃)の環境下においては、過加熱による内鍋のご飯の乾燥、ご飯の劣化(黄変)などが発生し、保温性能の低下を引き起こしてしまう事象が発生してしまっていた。また、同時に電流供給量過多による消費電力量の増加という弊害も引き起こしていた。
また、蓋体と対向する上枠との境界面の隙間は、経年変化により隙間は拡大する傾向にあり、前記問題は改善することはない。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、内鍋から放出される熱を炊飯器本体の内部に留めて、優れた保温性能と省エネルギー効果を得た炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、上枠には内鍋フランジ部の外周位置に内鍋フランジ部上面より高い外壁を設け、蓋体と上枠の境界面を内鍋フランジ部の上方に位置させたものである。
これによって、内鍋から放出される熱を炊飯器本体の内部に留めることができ、優れた保温性能と省エネルギー効果を得ているものである。
本発明の炊飯器は、優れた保温性能と省エネルギー効果を得て、おいしいご飯を得ることができる。
第1の発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記炊飯器本体に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋の内鍋フランジ部を炊飯器本体に支持するとともに蓋体と対向する上枠と、前記上枠の下方に配置し前記内鍋内の調理物を加熱するための加熱手段を備えた保護枠と、前記加熱手段を制御し、前記内鍋内の調理物を調理する機能を有する制御手段とを備え、前記上枠は内鍋フランジ部の外周位置に内鍋フランジ部上面より高い外壁を設け、前記蓋体と上枠の境界面を内鍋フランジ部の上方に位置させた炊飯器とすることにより、内鍋から放出される熱を炊飯器本体の内部に留めることができ、内鍋フランジ部近傍が局所的に冷却されることを防止し、内鍋全体を均一な温度で維持することを実現できる。このことにより、優れた保温性能を実現するとともに、炊飯器本体外部に放出する熱を減少することができるので、省エネルギー効果も得て、おいしいご飯を得ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、上枠に設けた外壁の内部には断熱性部材を設けたことにより、外壁を通した炊飯器本体の内部と外部との熱交換を遮断することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、上枠と内鍋側面部の隙間を狭くする外周リブまたは上枠と内鍋側面部をシールするシール部材を設けたことにより、内鍋側面部および内鍋底部から外部に放出される熱の対流を上枠と内鍋の空間内に留めることができ、内鍋の温度分布をより均一にするとともに炊飯器本体外部に放出する熱を減少することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、上枠と内鍋フランジ部の下方の隙間を狭くする外周リブまたは上枠と内鍋フランジ部の下方をシールするシール部材を設けたことにより、内鍋側面部および内鍋底部から外部に放出される熱の対流を上枠と内鍋フランジ部下部の間に留めることができ、内鍋の温度分布を均一にするとともに炊飯器本体外部に放出する熱を減少することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、内鍋フランジ部の上面より高い外壁は、蓋体と上枠の境界面と内鍋フランジ部との間に設けたことにより、蓋体と上枠の境界面を変更することなく、内鍋外面から放出される熱と内鍋フランジ端部から放出される熱の対流を内鍋フランジ部と上枠と保護枠との間で留めることができるので、デザイン性を損なうことなく優れた保温性能、省エネルギー効果を得ることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、内鍋フランジ部の端面を覆って断熱性部材を設けたことにより、内鍋フランジ部端面からの熱の放出を防止し、内鍋の温度分布を均一にするとともに、内鍋を取り出す際に内鍋フランジ部の端面を掴んでもやけどの恐れが緩和でき、炊飯器の使用性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図4は、本発明の実施の形態1における炊飯器を示している。
図1〜図4は、本発明の実施の形態1における炊飯器を示している。
図1に示すように、炊飯器本体1は、ボディ2および上枠3から構成しており、上枠3には内部に内鍋4を収納する保護枠5を設け、保護枠5の下方には底誘導加熱コイルよりなる加熱手段6と内鍋温度検知手段7を配置している。内鍋4は上枠3に配設している上枠キャップ8により支持され、加熱手段6との距離を保っている。内鍋4の側面部には、側面誘導加熱コイルよりなる加熱手段9を配置している。
炊飯器本体1の上部を形成する開閉自在の蓋体10は、閉じている状態ではフックレバー11によりその状態が保持されている。蓋体10の下部には、蓋加熱板12を配置し、内部には、蓋誘導加熱コイルよりなる加熱手段13と蓋温度検知手段である蓋センサー14を配設している。蓋加熱板12には、内鍋フランジ部15と当接する内鍋シールパッキン16を配置し、内鍋4内の調理物17が加熱されることにより発生する蒸気などが漏れないようシールしている。
制御手段18は、内鍋温度検知手段7、蓋センサー14の温度情報を基に各加熱手段への電流供給量を制御し、内鍋4への加熱量を調整するものであり、この制御手段18により、内鍋4内の調理物17の炊飯および保温を行っている。なお、調理物17とは炊飯前の米と水または炊き上がったご飯などである。
そして、図2に示すように、内鍋フランジ部15の外周位置には、内鍋フランジ部15上面より高い外壁19を上枠3に配設している。外壁19は同じ高さで上枠3上面を形成し、蓋体10の下面と対向している。この対向面が蓋体10と上枠3の境界面20であり、一般的にわずかな隙間を有している。境界面20は内鍋フランジ部15上面の上方に設けられている。
また、図3に示すように、内鍋4を持ち運ぶために、外壁19と内鍋フランジ部15の間には部分的に指を入れることのできる空間21を設けている。
ここで、炊飯時には、加熱手段6に多量に電流を供給して内鍋4を加熱し、内鍋4内の米(調理物17)を炊飯し、炊飯終了前になると、加熱手段9、13にも電流を供給し、内鍋4側面部、内鍋フランジ部15および蓋加熱板12への露付着を防いでいる。また、保温時には、加熱手段6、9、13に電流の供給量とタイミングを調整しながら、内鍋4内のご飯(調理物17)温度を安定させ、さらに内鍋4側面部、内鍋フランジ部15および蓋加熱板12への露付付きを防いでいる。
以上のように構成された炊飯器について、図4を基に動作、作用を説明する。
図中の矢印は熱の流れを、距離Lは内鍋フランジ部15端部と外壁19の距離を、距離Mは内鍋フランジ部15上面と外壁19上面の距離を、距離Nは外壁19上面と境界面までの距離を示したものである。
図に示すように、内鍋4外面から放出される熱と内鍋フランジ部15の端部から放出される熱は、外壁19が障壁となり、内鍋フランジ部15と上枠3と保護枠5の間で対流する。一部の熱は、内鍋フランジ部15および炊飯器本体1外部に流出するが、その流出量は極めて少なくわずかな量である。この構成をとることで、内鍋フランジ部15と上枠3と保護枠5の間と蓋体10と上枠3の境界面20の間での熱交換を抑え、炊飯器本体1外部との熱交換量も内鍋フランジ部15上方のみに限定でき、炊飯器本体1内部の断熱性を高める効果が得られる。
なお、この断熱性は、図中の距離Lを短くし、距離L+距離Nを長くするとさらにその効果を高めることができる。距離Lを短くすることで、外壁19と内鍋フランジ部15の間を通過する熱を減少させ、また、距離L+距離Nを長くすることで、内鍋フランジ部15と蓋体10と上枠3の境界面20との距離を稼ぐことができ、炊飯器本体1外部の外気が近距離で直接的に熱交換することを防止することができるためである。
この断熱性向上の効果により、蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部の温度分布を良好にすることができる。その結果、炊飯時または保温時に内鍋4内に含まれる水分が蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部に集中的に結露することは減少する。このことにより、炊飯直後や保温時に、蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部に発生する露は減少し、露が要因で発生する、例えば、蓋体10の開時においては、内鍋シールパッキン16に溜まった露の上枠3への滴下、炊飯時においては、露の滴下による局所的なご飯のふやけ、保温時においては、内鍋4側面部を伝って滴下した露による内鍋4側面部下方のご飯の局所的な白化などの問題を解決でき、炊飯器の品位の低下および優れた炊飯性能(炊飯しご飯がおいしいこと)、優れた保温性能(保温したご飯がおいしいこと)を実現することができる。
また、本実施の形態では、蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部の断熱性が優れていることから、蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部に結露する露が減少するため、加熱手段9、13に過度に多くの電流を通電することなく、効率よく加熱でき、容易に蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部の温度分布を良好にできる。そのため、特に、保温時においては、消費電力量を減少させることができ、省エネルギーの効果を得ることができる。さらに、適度な加熱手段9、13からの蓋加熱板12の加熱が実現できるため、ご飯表面の乾燥や黄変を軽減できるとともに、しっとりしたご飯表面を維持でき、保温性能の向上も実現できる。
なお、この効果は、炊飯、または保温の工程において、実験により蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部に露が付着するタイミングを抽出し、その結果に基づき、そのタイミングのみに加熱手段9、13に通電するようなプログラムの構築をすることにより増大することができる。
以上のように、本実施の形態においては、内鍋フランジ部15と上枠3と保護枠5の間の温度分布をほぼ均一にできることから、蓋加熱板12と内鍋パッキンシール16と内鍋フランジ部15の当接部近傍、内鍋4側面部の温度分布を良好にでき、蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍の結露を減少させることができる。このことにより、使用時に上枠3に内鍋シールパッキン16内に溜まった露が滴下することを防止できるため、炊飯器の品位が低下することを抑制できる。また、過度に蓋加熱板手段12に電流を供給すること無く、蓋加熱板12と内鍋シールパッキン16と内鍋フランジ部15の当接部近傍の温度分布を良好にでき、優れた保温性能と省エネルギー効果を実現することができる。
なお、本実施の形態では、加熱手段は電磁誘導加熱方式で説明しているが、ヒーター加熱方式の加熱手段であっても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図5は、本発明の実施の形態2における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態では、外壁19の内部に断熱性部材22を配設している。その他の構成および動作、作用は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、上記構成をとることにより、内鍋4外面から放出された熱の一部を吸収した上枠3の放出する熱を炊飯器本体1外部に放出することを防止する役割と、炊飯器本体1外部から炊飯器本体1が冷却された際に、炊飯器本体1が内部に放出する冷気を遮断する役割を果し、その断熱性を更に高めることができる。特に、炊飯器本体1外部への熱の放出が大きい内鍋フランジ部15と内鍋シールパッキン16、内鍋4側面部外周の外に断熱性部材22を配設しており、外壁19を通して、外部に放出される熱を大幅に削減することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図6は、本発明の実施の形態3における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態では、上枠3と内鍋4側面部の隙間を狭くする外周リブ23と上枠3と内鍋フランジ部15下方の隙間を狭くする外周リブ24を配設している。その他の構成および動作、作用は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、上記構成をとることにより、内鍋4側面部および内鍋4底部から外部に放出される熱の対流を上枠3と内鍋4の空間内に留める、もしくは、内鍋4側面部および内鍋4底部から外部に放出される熱の対流を上枠3と内鍋フランジ部15下部の間に留めることが実現でき、炊飯器本体1外部への熱の放出をさらに防止できる。
この構成は炊飯器の構成上、内鍋4側面部近傍に加熱手段を配設できない時に有効な構成である。
なお、本実施の形態において、外周リブ23、外周リブ24は、上枠3と内鍋4側面部をシールするシール部材あるいは上枠3と内鍋フランジ部15の下方をシールするシール部材であっても同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図7は、本発明の実施の形態4における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態では、蓋体10と上枠3との境界面20と内鍋フランジ部15の間に内鍋フランジ部15上面および蓋体10と上枠3との境界面20より高い外壁19を配設している。その他の構成および動作、作用は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、上記構成をとることにより、外壁19内部に断熱材を配設できないが、さらに内鍋フランジ部15と蓋体10と上枠3の境界面20との距離を稼ぐことができ、断熱性を高めることができる。このような構成は、蓋体10と上枠3の境界面20を炊飯器の構成上、またはデザイン性の観点から内鍋フランジ部15より下方に設置しなければならない際に有効である。
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態5における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図8は、本発明の実施の形態5における炊飯器の要部を示している。炊飯器の全体構成は実施の形態1と同一であるためその説明は省略する。
図に示すように、本実施の形態では、内鍋フランジ部15端面を覆って断熱性部材25を設けたものである。その他の構成および動作、作用は実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、上記構成をとることにより、断熱性部材25が内鍋フランジ部15端面からの熱の放出を遮断するため、内鍋フランジ部15近傍の断熱性を高めることができる。また、内鍋4を取り出す際に内鍋フランジ部15の端面を掴んでもやけどの恐れが緩和でき、炊飯器の使用性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、優れた保温性能と省エネルギー効果を得て、おいしいご飯を得ることができるので、家庭用または業務用の炊飯器として有用である。
1 炊飯器本体
3 上枠
4 内鍋
5 保護枠
6 加熱手段
10 蓋体
15 内鍋フランジ部
17 調理物
18 制御手段
19 外壁
20 境界面
21 空間
22、25 断熱性部材
23、24 外周リブ
3 上枠
4 内鍋
5 保護枠
6 加熱手段
10 蓋体
15 内鍋フランジ部
17 調理物
18 制御手段
19 外壁
20 境界面
21 空間
22、25 断熱性部材
23、24 外周リブ
Claims (6)
- 炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記炊飯器本体に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋の内鍋フランジ部を炊飯器本体に支持するとともに蓋体と対向する上枠と、前記上枠の下方に配置し前記内鍋内の調理物を加熱するための加熱手段を備えた保護枠と、前記加熱手段を制御し、前記内鍋内の調理物を調理する機能を有する制御手段とを備え、前記上枠は内鍋フランジ部の外周位置に内鍋フランジ部上面より高い外壁を設け、前記蓋体と上枠の境界面を内鍋フランジ部の上方に位置させた炊飯器。
- 上枠に設けた外壁の内部には断熱性部材を設けた請求項1に記載の炊飯器。
- 上枠と内鍋側面部の隙間を狭くする外周リブまたは上枠と内鍋側面部をシールするシール部材を設けた請求項1または2に記載の炊飯器。
- 上枠と内鍋フランジ部の下方の隙間を狭くする外周リブまたは上枠と内鍋フランジ部の下方をシールするシール部材を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 内鍋フランジ部の上面より高い外壁は、蓋体と上枠の境界面と内鍋フランジ部との間に設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 内鍋フランジ部の端面を覆って断熱性部材を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006060847A JP2007236517A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006060847A JP2007236517A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007236517A true JP2007236517A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38582664
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006060847A Pending JP2007236517A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007236517A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009247545A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 炊飯器 |
JP2010075521A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2013180093A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Zojirushi Corp | 加熱調理器 |
JP2016036607A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
JP2016047483A (ja) * | 2016-01-13 | 2016-04-07 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
CN106859288A (zh) * | 2017-01-22 | 2017-06-20 | 九阳股份有限公司 | 一种烹饪装置 |
-
2006
- 2006-03-07 JP JP2006060847A patent/JP2007236517A/ja active Pending
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