JP2007202278A - 同期モータの制御装置およびこの同期モータの制御装置を用いた制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁極位置推定部24は、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)と推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)との外積V×Iに基づき磁極位置を推定する。ここで、電圧位相θv(真の磁極位置に対する推定用電圧の印加方向のずれ量)の正負は、外積V×Iの正負から推定することができる。また、外積V×Iは、αβ軸成分vhα*、vhβ*、およびihα、ihβを用いて、簡易な四則演算により算出することができる。したがって、簡易な四則演算により算出できる外積V×Iを用いて、磁極位置を推定することができる。このため、磁極位置を推定する際に、三角関数および逆三角関数等を用いる頻度を下げることができるので、制御装置1の処理負荷を低減することができる。
【選択図】図1
Description
近年、同期モータの制御装置(以下、単に制御装置と呼ぶ)では、磁極位置を直接的に検出する位置センサによらずに磁極位置を推定するセンサレス制御方式が広まっている。そして、このセンサレス制御方式の1つに、いわゆる外乱注入方式がある。
しかし、これらの技術によれば、磁極位置を推定する過程で、三角関数および逆三角関数等を用いた数学的演算を高頻度で繰り返す必要があり、制御装置による処理負荷が極めて大きい。
請求項1に記載の制御装置は、突極性を有する同期モータの制御装置であって、同期モータの駆動用電圧ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電圧ベクトルを加算して指令電圧ベクトルとし、指令電圧ベクトルに基づき同期モータへの印加電圧を制御する。そして、この制御装置は、同期モータへの通電量の検出値に基づき、この検出値に相当する検出電流ベクトルを算出する検出電流ベクトル算出手段と、検出電流ベクトルの内で、推定用電圧ベクトルの加算により生じる部分を推定用電流ベクトルとして算出する推定用電流ベクトル算出手段と、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの外積に基づき、磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える。
この位相差θviの正負と電圧位相θvの正負との逆相関は、突極性を有する同期モータを外乱注入方式によりセンサレス制御する場合、以下のようにして導き出すことができる。
〔数式2〕
以上により、突極性を有する同期モータの場合、位相差θviの正負と電圧位相θvの正負とは逆相関を示す。
〔数式8〕
なお、請求項1の手段では、注入される外乱が推定用電圧ベクトルであり、推定用電流ベクトルは、検出電流ベクトルに基づき算出されたものである。
請求項2に記載の制御装置によれば、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの外積は、静止座標系の成分からなる推定用電圧ベクトルと静止座標系の成分からなる推定用電流ベクトルとを用いて算出される。
この手段は、外積V×Iの算出方法の一形態を示すものである。
請求項3に記載の制御装置によれば、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの外積は、回転座標系の成分からなる推定用電圧ベクトルと回転座標系の成分からなる推定用電流ベクトルとを用いて算出される。
この手段は、外積V×Iの算出方法の一形態を示すものである。
請求項4に記載の制御装置によれば、推定用電圧ベクトルは、推定された磁極位置と平行になるように算出される。
これにより、駆動用電圧ベクトルに推定用電圧ベクトルが加算されても、推定用電圧ベクトルに応じた出力トルクは発生しない。このため、駆動用電圧ベクトルに推定用電圧ベクトルを加算しても、駆動用電圧ベクトルのみに応じた出力トルクを得ることができる。
請求項5に記載の制御装置によれば、磁極位置推定手段は、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの外積がゼロに略一致するように磁極位置を推定する。
この手段は、外積V×Iに基づき磁極位置を推定する方法の一形態を示すものである。そして、この手段によれば、ゼロに略一致させる対象を外積V×Iとしているので、収束計算を行う際に、電機子コイルの巻き線抵抗R、磁石の鎖交磁束φa、d軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLqの影響を除くことができる。このため、収束計算を行う際に、温度等の同期モータの使用条件の影響を除くことができる。
請求項6に記載の制御装置によれば、磁極位置推定手段は、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの外積がゼロに略一致するように磁極回転数を推定し、磁極回転数の推定値を用いて磁極位置を推定する。
この手段は、請求項5の手段と同様に外積V×Iに基づき磁極位置を推定する方法の一形態を示すものであり、請求項5の手段と同様の効果を得ることができる。
請求項7に記載の制御装置によれば、磁極位置推定手段は、磁極位置の推定値を用いて算出される磁極回転数の推定値に応じて、磁極位置を推定する際に用いるパラメータを可変する。
この手段は、請求項5に記載の磁極位置推定手段に関するものである。そして、この手段によれば、例えば、外積V×IにPI演算を施す場合の比例ゲイン、積分ゲイン等のパラメータを、外積V×Iがより早期にゼロに略一致する方に可変することができる。このため、より早期に磁極位置を推定することができる。
請求項8に記載の制御装置によれば、磁極位置推定手段は、磁極回転数の推定値に応じて、磁極回転数を推定する際に用いるパラメータを可変する。
この手段は、請求項6に記載の磁極位置推定手段に関するものである。そして、この手段によれば、請求項7の手段と同様の効果を得ることができる。
請求項9に記載の制御装置によれば、磁極位置推定手段は、通電量の指令値の正負と、磁極回転数の推定値の変化率の正負とが異なる場合に、磁極位置の推定値をπだけ変化させて修正する。
これにより、制御装置が磁極を回転させたい方向と、制御装置の指令に応じて磁極が回転しようとする方向とが逆である場合に、推定された磁極のNSを逆転させることができる。このため、同期モータの回転停止や逆回転を防止することができる。
請求項10に記載の制御装置は、印加電圧が、電源電圧以下になるように駆動用電圧ベクトルを補正する電圧制限手段を備える。
これにより、確実に推定用電圧を印加することができるので、磁極位置を確実に推定することができる。このため、制御装置の信頼性を高めることができる。
請求項11に記載の制御装置によれば、磁極位置推定手段は、印加電圧の内で推定用電圧ベクトルに基づく部分の変動周期を、乱数に基づき決定する。
これにより、推定用電圧の周波数を分散することができるので、駆動用電圧の印加に伴う騒音を低減することができる。
請求項12に記載の制御方法によれば、同期モータの起動後の所定時間で磁極位置を推定し、推定された磁極位置の正方向および負方向の両方向で磁気飽和に達するように印加電圧を与え、正方向で磁気飽和に達した時の通電量および負方向で磁気飽和に達した時の通電量に応じて磁極を判別する。
これにより、同期モータの起動から極めて短時間の内に、磁極位置を推定するとともにNS判別を行うことができる。このため、同期モータの起動後、極めて早期にセンサレス制御が可能になる。
請求項13に記載の制御装置は、通電量の大きさに対して目標値を設定し、通電量の大きさが目標値よりも小さいときに、通電量の大きさが目標値に略一致するように、d軸電流の指令値を増加させる無効電流増加手段を備える。
同期モータへの通電量の大きさが小さい場合、q軸インダクタンスLqとd軸インダクタンスLdとの差(インダクタンス差)が小さいので、磁極位置の推定が困難になり誤差が大きくなる。そこで、誤差の許容範囲を考慮して、通電量の大きさに対して目標値を設定する。そして、通電量の大きさが目標値よりも小さいときには、通電量の大きさを目標値まで増加させてインダクタンス差を大きくする。この際、d軸電流のみを増加させることで、出力トルクに影響を与えることなく、通電量の大きさを増加させることができる。
請求項14に記載の制御装置は、突極性を有する同期モータの制御装置であって、同期モータの駆動用電圧ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電圧ベクトルを加算して指令電圧ベクトルとし、指令電圧ベクトルに基づき同期モータへの印加電圧を制御する。そして、この制御装置は、同期モータへの通電量の検出値に基づき、この検出値に相当する検出電流ベクトルを算出する検出電流ベクトル算出手段と、検出電流ベクトルの内で、推定用電圧ベクトルの加算により生じる部分を推定用電流ベクトルとして算出する推定用電流ベクトル算出手段と、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの内積に基づき、磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える。
なお、この手段では、請求項1の手段と同様に、注入される外乱が推定用電圧ベクトルであり、推定用電流ベクトルは、検出電流ベクトルに基づき算出されたものである。
請求項15に記載の制御装置は、突極性を有する同期モータの制御装置であって、同期モータの駆動用電流ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電流ベクトルを加算して指令電流ベクトルとし、指令電流ベクトルに基づき同期モータへの印加電圧を制御する。そして、この制御装置は、指令電流ベクトルを用いて指令電圧ベクトルを算出する指令電圧ベクトル算出手段と、指令電圧ベクトルの内で、推定用電流ベクトルの加算により生じる部分を推定用電圧ベクトルとして算出する推定用電圧ベクトル算出手段と、推定用電流ベクトルと推定用電圧ベクトルとの外積に基づき、磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える。
請求項16に記載の制御装置は、突極性を有する同期モータの制御装置であって、同期モータの駆動用電流ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電流ベクトルを加算して指令電流ベクトルとし、指令電流ベクトルに基づき同期モータへの印加電圧を制御する。そして、この制御装置は、指令電流ベクトルを用いて指令電圧ベクトルを算出する指令電圧ベクトル算出手段と、指令電圧ベクトルの内で、推定用電流ベクトルの加算により生じる部分を推定用電圧ベクトルとして算出する推定用電圧ベクトル算出手段と、推定用電流ベクトルと推定用電圧ベクトルとの内積に基づき、磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える。
請求項17に記載の制御装置は、突極性を有する同期モータの制御装置であって、同期モータの駆動用電圧ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電圧ベクトルを加算して指令電圧ベクトルとし、指令電圧ベクトルに基づき同期モータへの印加電圧を制御する。そして、この制御装置は、同期モータへの通電量の検出値に基づき、この検出値に相当する検出電流ベクトルを算出する検出電流ベクトル算出手段と、検出電流ベクトルの内で、推定用電圧ベクトルの加算により生じる部分を推定用電流ベクトルとして算出する推定用電流ベクトル算出手段と、d軸インダクタンスをLd、q軸インダクタンスをLq、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの位相差をθvi、印加電圧の位相をθvとすると、磁極位置を下記の数式を用いて推定する磁極位置推定手段とを備える。
θv=Lq/(Ld−Lq)・θvi
なお、この手段では、注入される外乱が推定用電圧ベクトルであり、推定用電流ベクトルは、検出電流ベクトルに基づき算出されたものである。
請求項18に記載の制御装置は、突極性を有する同期モータの制御装置であって、同期モータの駆動用電流ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電流ベクトルを加算して指令電流ベクトルとし、指令電流ベクトルに基づき同期モータへの印加電圧を制御する。そして、この制御装置は、指令電流ベクトルを用いて指令電圧ベクトルを算出する指令電圧ベクトル算出手段と、指令電圧ベクトルの内で、推定用電流ベクトルの加算により生じる部分を推定用電圧ベクトルとして算出する推定用電圧ベクトル算出手段と、d軸インダクタンスをLd、q軸インダクタンスをLq、推定用電圧ベクトルと推定用電流ベクトルとの位相差をθvi、印加電圧の位相をθvとすると、磁極位置を下記の数式を用いて推定する磁極位置推定手段とを備える。
θv=Lq/(Ld−Lq)・θvi
なお、この手段では、注入される外乱が推定用電流ベクトルであり、推定用電圧ベクトルは、指令電流ベクトルに基づき算出されたものである。
請求項19に記載の制御装置によれば、同期モータは車両に搭載される車両用モータである。
また、推定用電圧ベクトルは、推定された磁極位置と平行になるように算出される。
さらに、この制御装置は、印加電圧が、電源電圧以下になるように駆動用電圧ベクトルを補正する電圧制限手段を備える。
また、この制御装置により制御される同期モータは、車両に搭載される車両用モータである。
また、磁極位置推定手段は、印加電圧の内で推定用電圧ベクトルに基づく部分の変動周期を、乱数に基づき決定する。
実施例1の制御装置1を、図1に基づいて説明する。
まず、制御装置1により制御される同期モータ2について説明する。同期モータ2は、ステータ(図示せず)に設けられ所定の電源(図示せず)から給電を受ける複数相(例えば、u相、v相、w相の3相)の電機子コイル(図示せず)と、ロータ(図示せず)に装着された磁石(図示せず)との相互作用により、ロータを回転駆動することで出力トルクを得るものである。すなわち、同期モータ2は、インバータ3から電機子コイルに交流の電圧の印加を受けることで、電機子コイルと磁石との間に相互作用を発生させ、ロータを回転駆動して出力トルクを得る。
以下、制御装置1を、図1に示す制御ブロックフローを用いて説明する。
磁極位置推定部24は、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)を算出する推定用電圧ベクトル算出部28、推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)を算出する推定用電流ベクトル算出部29、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)と推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)との外積V×Iを算出する外積算出部30、外積V×Iに基づき磁極位置の推定値θを算出する推定値算出部31等の機能により構成されている。
〔数式9〕
実施例1の磁極位置推定部24は、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)と推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)との外積V×Iに基づき磁極位置を推定する。
ここで、電圧位相θv(真の磁極位置に対する推定用電圧の印加方向のずれ量)の正負は、上記の〔数式1〕〜〔数式8〕を用いた説明により、外積V×Iの正負から推定することができる。また、外積V×Iは、αβ軸成分vhα*、vhβ*、およびihα、ihβを用いて、簡易な四則演算により算出することができる。したがって、簡易な四則演算により算出できる外積V×Iを用いて、磁極位置を推定することができる。このため、磁極位置を推定する際に、三角関数および逆三角関数等を用いる頻度を下げることができるので、制御装置1の処理負荷を低減することができる。
これにより、駆動用電圧ベクトル(vα*、vβ*)に推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)が加算されても、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)に応じた出力トルクは発生しない。このため、外乱としての推定用電圧を駆動用電圧に加えて印加しても、駆動用電圧のみに応じた出力トルク、つまり、同期モータ2の運転条件に応じた出力トルクを得ることができる。
これにより、PI演算による収束計算を行う際に、電機子コイルの巻き線抵抗R、磁石の鎖交磁束φa、d軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLqの影響を除くことができる。このため、収束計算を行う際に、温度等の同期モータ2の使用条件の影響を除くことができる。
これにより、外積V×Iがより早期にゼロに略一致する方に、比例ゲインKpおよび積分ゲインKiを可変することができる。このため、磁極位置の推定値θを、より早期に真の磁極位置に略一致させることができる。
これにより、制御装置1が磁極を回転させたい方向と、制御装置1の指令に応じて磁極が回転しようとする方向とが逆である場合に、推定された磁極のNSを逆転させることができる。このため、同期モータ2の回転停止や逆回転を防止することができる。
これにより、確実に推定用電圧を印加することができるので、磁極位置を確実に推定することができる。このため、制御装置1の信頼性を高めることができる。
これにより、同期モータ2の起動から極めて短時間の内に、磁極位置を推定するとともにNS判別を行うことができる。このため、同期モータ2の起動から極めて早期にセンサレス制御が可能になる。
また、推定用電流ベクトル(ihd、ihq)の算出方法は実施例1の推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)の算出方法と同様である。
実施例1ないし4の制御装置1によれば、磁極位置推定部24は、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)又は(vhd*、0)と推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)又は(ihd、ihq)との外積V×Iに基づき、磁極位置を推定したが、推定用電圧ベクトル(vhα*、vhβ*)又は(vhd*、0)と推定用電流ベクトル(ihα、ihβ)又は(ihd、ihq)との内積V・Iに基づき、磁極位置を推定してもよい。
θv=Lq/(Ld−Lq)・θvi
2 同期モータ
11 電圧制限部(電圧制限手段)
14 座標変換部(検出電流ベクトル算出手段)
15 座標変換部(検出電流ベクトル算出手段)
16 変調率監視部(電圧制限手段)
24 磁極位置推定部(磁極位置推定手段)
34 無効電流増加部(無効電流増加手段)
(iα、iβ) 検出電流ベクトル
(id、iq) 検出電流ベクトル
(vα*、vβ*) 駆動用電圧ベクトル
(vd*、vq*) 駆動用電圧ベクトル
iu 通電量の検出値
iv 通電量の検出値
(vhα*、vhβ*) 推定用電圧ベクトル
(vhd*、0) 推定用電圧ベクトル
(vα*+vhα*、vβ*+vhβ*) 指令電圧ベクトル
(vd*+vhd*、vq*) 指令電圧ベクトル
Vdc 電源電圧の検出値(電源電圧)
V×I 外積
Kp 比例ゲイン(パラメータ)
Ki 積分ゲイン(パラメータ)
θ 磁極位置の推定値
ω 磁極回転数の推定値
Ld d軸インダクタンス
Lq q軸インダクタンス
θvi 位相差
θv 電圧位相(印加電圧の位相)
i* 通電量の指令値
Ib 通電量の大きさの目標値
V・I 内積
(iα*+ihα*、iβ*+ihβ*) 指令電流ベクトル
(id*+ihd*、iq*+ihq*) 指令電流ベクトル
Claims (19)
- 突極性を有する同期モータの制御装置であって、
前記同期モータの駆動用電圧ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電圧ベクトルを加算して指令電圧ベクトルとし、この指令電圧ベクトルに基づき前記同期モータへの印加電圧を制御する同期モータの制御装置において、
前記同期モータへの通電量の検出値に基づき、この検出値に相当する検出電流ベクトルを算出する検出電流ベクトル算出手段と、
前記検出電流ベクトルの内で、前記推定用電圧ベクトルの加算により生じる部分を推定用電流ベクトルとして算出する推定用電流ベクトル算出手段と、
前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの外積に基づき、前記磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの外積は、静止座標系の成分からなる推定用電圧ベクトルと静止座標系の成分からなる推定用電流ベクトルとを用いて算出されることを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの外積は、回転座標系の成分からなる推定用電圧ベクトルと回転座標系の成分からなる推定用電流ベクトルとを用いて算出されることを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記推定用電圧ベクトルは、推定された磁極位置と平行になるように算出されることを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項4に記載の同期モータの制御装置において、
前記磁極位置推定手段は、前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの外積がゼロに略一致するように前記磁極位置を推定することを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項4に記載の同期モータの制御装置において、
前記磁極位置推定手段は、前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの外積がゼロに略一致するように磁極回転数を推定し、この磁極回転数の推定値を用いて前記磁極位置を推定することを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項5に記載の同期モータの制御装置において、
前記磁極位置推定手段は、前記磁極位置の推定値を用いて算出される磁極回転数の推定値に応じて、前記磁極位置を推定する際に用いるパラメータを可変することを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項6に記載の同期モータの制御装置において、
前記磁極位置推定手段は、前記磁極回転数の推定値に応じて、前記磁極回転数を推定する際に用いるパラメータを可変することを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記磁極位置推定手段は、前記通電量の指令値の正負と、磁極回転数の推定値の変化率の正負とが異なる場合に、前記磁極位置の推定値をπだけ変化させて修正することを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記印加電圧が、電源電圧以下になるように前記駆動用電圧ベクトルを補正する電圧制限手段を備えることを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記磁極位置推定手段は、前記印加電圧の内で前記推定用電圧ベクトルに基づく部分の変動周期を、乱数に基づき決定することを特徴とする同期モータの制御装置。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置を用いた制御方法において、
前記同期モータの起動後の所定時間で前記磁極位置を推定し、
推定された磁極位置の正方向および負方向の両方向で磁気飽和に達するように印加電圧を与え、
正方向で磁気飽和に達した時の通電量および負方向で磁気飽和に達した時の通電量に応じて磁極を判別することを特徴とする制御方法。 - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記通電量の大きさに対して目標値を設定し、前記通電量の大きさが前記目標値よりも小さいときに、前記通電量の大きさが前記目標値に略一致するように、d軸電流の指令値を増加させる無効電流増加手段を備えることを特徴とする同期モータの制御装置。 - 突極性を有する同期モータの制御装置であって、
前記同期モータの駆動用電圧ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電圧ベクトルを加算して指令電圧ベクトルとし、この指令電圧ベクトルに基づき前記同期モータへの印加電圧を制御する同期モータの制御装置において、
前記同期モータへの通電量の検出値に基づき、この検出値に相当する検出電流ベクトルを算出する検出電流ベクトル算出手段と、
前記検出電流ベクトルの内で、前記推定用電圧ベクトルの加算により生じる部分を推定用電流ベクトルとして算出する推定用電流ベクトル算出手段と、
前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの内積に基づき、前記磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える同期モータの制御装置。 - 突極性を有する同期モータの制御装置であって、
前記同期モータの駆動用電流ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電流ベクトルを加算して指令電流ベクトルとし、この指令電流ベクトルに基づき前記同期モータへの印加電圧を制御する同期モータの制御装置において、
前記指令電流ベクトルに基づき、指令電圧ベクトルを算出する指令電圧ベクトル算出手段と、
前記指令電圧ベクトルの内で、前記推定用電流ベクトルの加算により生じる部分を推定用電圧ベクトルとして算出する推定用電圧ベクトル算出手段と、
前記推定用電流ベクトルと前記推定用電圧ベクトルとの外積に基づき、前記磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える同期モータの制御装置。 - 突極性を有する同期モータの制御装置であって、
前記同期モータの駆動用電流ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電流ベクトルを加算して指令電流ベクトルとし、この指令電流ベクトルに基づき前記同期モータへの印加電圧を制御する同期モータの制御装置において、
前記指令電流ベクトルに基づき、指令電圧ベクトルを算出する指令電圧ベクトル算出手段と、
前記指令電圧ベクトルの内で、前記推定用電流ベクトルの加算により生じる部分を推定用電圧ベクトルとして算出する推定用電圧ベクトル算出手段と、
前記推定用電流ベクトルと前記推定用電圧ベクトルとの内積に基づき、前記磁極位置を推定する磁極位置推定手段とを備える同期モータの制御装置。 - 突極性を有する同期モータの制御装置であって、
前記同期モータの駆動用電圧ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電圧ベクトルを加算して指令電圧ベクトルとし、この指令電圧ベクトルに基づき前記同期モータへの印加電圧を制御する同期モータの制御装置において、
前記同期モータへの通電量の検出値に基づき、この検出値に相当する検出電流ベクトルを算出する検出電流ベクトル算出手段と、
前記検出電流ベクトルの内で、前記推定用電圧ベクトルの加算により生じる部分を推定用電流ベクトルとして算出する推定用電流ベクトル算出手段と、
d軸インダクタンスをLd、q軸インダクタンスをLq、前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの位相差をθvi、前記印加電圧の位相をθvとすると、前記磁極位置を下記の数式を用いて推定する磁極位置推定手段とを備える同期モータの制御装置。
θv=Lq/(Ld−Lq)・θvi - 突極性を有する同期モータの制御装置であって、
前記同期モータの駆動用電流ベクトルに、磁極位置を推定するための推定用電流ベクトルを加算して指令電流ベクトルとし、この指令電流ベクトルに基づき前記同期モータへの印加電圧を制御する同期モータの制御装置において、
前記指令電流ベクトルに基づき、指令電圧ベクトルを算出する指令電圧ベクトル算出手段と、
前記指令電圧ベクトルの内で、前記推定用電流ベクトルの加算により生じる部分を推定用電圧ベクトルとして算出する推定用電圧ベクトル算出手段と、
d軸インダクタンスをLd、q軸インダクタンスをLq、前記推定用電圧ベクトルと前記推定用電流ベクトルとの位相差をθvi、前記印加電圧の位相をθvとすると、前記磁極位置を下記の数式を用いて推定する磁極位置推定手段とを備える同期モータの制御装置。
θv=Lq/(Ld−Lq)・θvi - 請求項1に記載の同期モータの制御装置において、
前記同期モータは車両に搭載される車両用モータであることを特徴とする同期モータの制御装置。
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