JP2007200502A - Optical disk reproducing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は光ディスク再生装置にかかわり、詳しくは、CD(Compact Disc)、DVD(DigitalVideo Disc又はDigital Versatile Disc)等の光ディスクに記録されたデータを再生する技術に関する。特に、MP3(MPegaudio layer3)のようなオーディオ圧縮規格で圧縮されたデータを好適対象とする。 The present invention relates to an optical disk reproducing apparatus, and more particularly to a technique for reproducing data recorded on an optical disk such as a CD (Compact Disc) and a DVD (Digital Video Disc or Digital Versatile Disc). In particular, data compressed by an audio compression standard such as MP3 (MPegaudio layer 3) is a suitable target.
近年、CD−DA(Compact Disc-Digital Audio)として記録されたディジタルオーディオデータの再生に加えて、CD、DVD等の光ディスクに圧縮オーディオデータを記憶して再生する装置が普及し始めている。以下、従来の光ディスク再生技術について説明する。 In recent years, in addition to the reproduction of digital audio data recorded as CD-DA (Compact Disc-Digital Audio), devices for storing and reproducing compressed audio data on an optical disk such as a CD and a DVD have begun to spread. Hereinafter, a conventional optical disc reproduction technique will be described.
図8は光ディスク再生装置の一般的な構成を示すブロック図である。光ディスク1からオーディオデータ等の情報を読み取るために、レーザが光ディスク1に照射される。光ディスク1で反射したレーザ光は、レンズ2を通して光ピックアップ(光ヘッド)3に到達する。光ピックアップ3は、レーザの反射光を電気信号に変換し、ヘッドアンプ4に出力する。ヘッドアンプ4は、電気信号を増幅することにより、エラー信号(RF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号)を生成して、サーボ用LSI5へ出力する。サーボ用LSI5は、入力されたフォーカスエラー信号を基にフォーカスサーボ処理を行い、ドライバ7を介して制御信号を増幅し、レンズ2および光ピックアップ3の動作を制御する。さらにサーボ用LSI5は、トラッキングエラー信号を基にトラッキングサーボ処理およびトラバースサーボ処理を行い、ドライバ7を介して制御信号を増幅し、光ピックアップ3の動作を制御し、トラッキング制御を行う。最後に、ヘッドアンプ4より得られたエラー信号(RF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号)から同期信号を生成し、この同期信号に基づいてCLV(Constant Linear Velocity:線速度一定)サーボ処理を行い、ドライバ7を介してスピンドルモータ8の回転数の制御を行う。マイクロコントローラ13は全体の制御を司る。
FIG. 8 is a block diagram showing a general configuration of the optical disk reproducing apparatus. In order to read information such as audio data from the
一方、ヘッドアンプ4より得られたRF信号は信号処理回路6において、2値化された信号に復調される。そして、この2値化された信号をDF−DAC(Digital Filter-Digital Analog Converter)回路11はDA変換し、変換後のアナログ信号はアナログオーディオ信号となる。オーディオ出力部9は、このアナログオーディオ信号を出力する。
On the other hand, the RF signal obtained from the
ここで、メモリ10を備えることにより、オーディオデータ再生中の、光ディスク装置自体の振動等を原因とする音途切れを防止することができる。音途切れ防止について説明する。信号処理回路6において2値化された信号をDF−DAC回路11がDA変換する。そして、2値化された信号をメモリ10に一時記憶しておく。次いで、DF−DAC回路11は、メモリ10に一時記憶されている信号を読み出してDA変換を行い、得られたアナログオーディオ信号をオーディオ出力部9から出力する。このようにメモリ10を活用することにより、振動等で光ディスク1から情報を読み出すことができない事態が突発的に生じても、予めメモリ10に記憶されている情報を読み出して出力しているため、音途切れを防止することができる。この仕組みをショックプルーフシステムと呼ぶ。
Here, by providing the
光ディスクには様々な規格のディスクが存在する。以下、規格の例としてCD−DAディスクとCD−ROMディスクとを挙げて、それぞれの特徴について説明する。 There are various standards of optical disks. Hereinafter, CD-DA discs and CD-ROM discs will be cited as examples of standards, and their characteristics will be described.
光ディスク1がCD−DAディスクである場合、図6に示すように2バイトの1サンプルが左と右で交互に配置されて記録されている。オーディオデータは、1フレーム当たり2352バイトで構成されている。メモリ10は、オーディオデータのみを格納する。そして、DF−DAC回路11は、メモリ10に格納されたオーディオデータのDA変換を行う。オーディオ出力部9は変換後のアナログオーディオ信号を出力する。
When the
また、光ディスク1がCD−ROMディスクである場合、図7に示すようにデータが記録されている。図7に示すCD−ROMディスクは、SYNC(同期)部やヘッダ部を有しており、さらにECC(誤り訂正コード)による強力な誤り訂正機能を有している。メモリ10は、圧縮オーディオデータを格納する。デコーダ12は圧縮オーディオデータをデコード(伸張)し、DF−DAC回路11はデコードされたデータに対してDA変換を行う。オーディオ出力部9はDA変換後のアナログオーディオ信号を出力する。
When the
ショックプルーフシステムでは、光ディスク1から高速でデータを読み出してメモリ10に書き込む。そのため、メモリ領域が満杯となってデータ書き込みのための空き領域がなくなり、書き込みを一旦中断しなければならない場合が発生する。この場合、データの書き込みが中断されている状態で放っておくと、光ピックアップ3は外周に向かってどんどん流れてしまう。
In the shock proof system, data is read from the
この対策として、光ディスク1の回転を停止させる方法がある。この場合は、メモリ10へ格納されたオーディオデータが消費され、再度メモリ10に空き領域が発生した場合に、光ディスク1の回転を再起動させる。しかし、再度、データを書き込むまでに時間がかかってしまう。メモリ10の容量が小さい場合は、音途切れが発生する可能性もある。
As a countermeasure, there is a method of stopping the rotation of the
また、光ディスク1の回転速度を調整することで、書き込みの中断が発生しないようにする方法もある。この回転速度を調整する方法は、CD−ROMに記録した圧縮オーディオデータを再生する場合には、使用することが困難である。圧縮オーディオデータは、CD−DAとして記録されたデータと違い、圧縮されているため、メモリ10に格納されたデータを消費する速度が遅いためである。
There is also a method for preventing the interruption of writing by adjusting the rotation speed of the
そこで、特許文献1では、外周に向かって流れていく光ピックアップ3を書き込み中断した位置に戻す作業を繰り返すという方法が提案されている。
しかし、書き込み中断位置に光ピックアップを戻す作業を繰り返す場合は、光ピックアップを移動させる際の動作音がノイズとしてアナログオーディオ信号に混入し出力されてしまうという副作用が発生する場合がある。また、光ピックアップを繰り返し移動させることから、光ピックアップの移動機構の寿命が短命化するおそれもある。 However, when the operation of returning the optical pickup to the writing interruption position is repeated, there may be a side effect that the operation sound when moving the optical pickup is mixed with the analog audio signal and output as noise. Further, since the optical pickup is repeatedly moved, the life of the optical pickup moving mechanism may be shortened.
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、データの高速書き込みに起因してメモリ領域が満杯となり書き込みを一旦中断したときに、光ピックアップを戻し移動する動作において、ノイズの混入を防止し、また、光ピックアップの移動機構の寿命を延長化することを目的としている。 The present invention has been created in view of such circumstances, and in the operation of moving the optical pickup back when the memory area is full due to high-speed data writing and the writing is temporarily interrupted, noise is mixed. In addition, the object is to extend the life of the moving mechanism of the optical pickup.
本発明による光ディスク再生装置は、
光ディスクから光ピックアップを介して読み出したデータをメモリへ書き込むデータ書き込み手段と、
前記メモリの書き込み状態を監視してメモリフルを判別するメモリフル判別手段と、
前記メモリフル判別手段がメモリフルと判別したときに前記データ書き込み手段による前記メモリへのデータ書き込みを一時的に停止する書き込み停止手段と、
前記書き込み停止手段がアクティブとなったときに前記光ピックアップの戻し移動量を算出する戻し移動量算出手段と、
前記戻し移動量算出手段が算出した前記戻し移動量だけ前記光ピックアップを戻し移動させる光ピックアップ戻し移動手段と、
前記メモリに対するデータの書き込み再開に向けて、メモリ使用量が所定の書き込み再開判定基準値を下回ったか否かを判定するメモリ使用量判定手段と、
前記メモリ使用量判定手段が下回り判定をしたときに前記データ書き込み手段の動作を再開させる書き込み再開手段とを備えたものである。
An optical disk reproducing apparatus according to the present invention
Data writing means for writing data read from the optical disc through the optical pickup into the memory;
Memory full determination means for determining the memory full by monitoring the write state of the memory;
Write stop means for temporarily stopping data writing to the memory by the data writing means when the memory full determination means determines that the memory is full;
A return movement amount calculating means for calculating a return movement amount of the optical pickup when the writing stop means becomes active;
An optical pickup return movement means for moving the optical pickup back by the return movement amount calculated by the return movement amount calculation means;
Memory usage determining means for determining whether or not the memory usage has fallen below a predetermined write restart determination reference value for resuming data writing to the memory;
And a write restarting means for restarting the operation of the data writing means when the memory usage amount determining means makes a lower determination.
この構成において、メモリフル判別手段がデータの高速書き込みに起因するメモリフルを判別すると、書き込み停止手段はメモリに対するデータの書き込みを一旦停止する。そして、戻し移動量算出手段は光ピックアップについての最適な戻し移動量を算出し、光ピックアップ戻し移動手段は、前記の最適な戻し移動量だけ光ピックアップを戻し移動させる。データの書き込み停止中も、メモリからデータが読み出され、メモリ使用量は減少する。メモリ使用量はメモリ使用量判定手段によって監視され、書き込み再開判定基準値を下回ったときは、書き込み再開手段がデータ書き込み手段を再起動してメモリに対するデータの書き込みを再開する。この場合、光ピックアップの戻し移動は最適な戻し移動量に基づいた1回のみであり、従来技術の場合のように繰り返し移動ではないため、ノイズの混入を防止することができるとともに、光ピックアップの移動機構の寿命を延長化することが可能となる。 In this configuration, when the memory full determining unit determines that the memory is full due to high-speed data writing, the write stopping unit temporarily stops data writing to the memory. Then, the return movement amount calculation means calculates an optimum return movement amount for the optical pickup, and the optical pickup return movement means moves the optical pickup back by the optimum return movement amount. Even when data writing is stopped, data is read from the memory, and the memory usage is reduced. The memory usage is monitored by the memory usage determining means. When the memory usage is less than the write resumption determination reference value, the write resuming means restarts the data writing means and resumes data writing to the memory. In this case, the return movement of the optical pickup is only one time based on the optimal return movement amount, and is not a repeated movement as in the case of the prior art. It is possible to extend the life of the moving mechanism.
上記の構成において、前記戻し移動量算出手段は、データ書き込み中断時間Tsと、光ピックアップ戻し移動所要時間Tmと、光ピックアップの移動速度Vとに基づいて、前記戻し移動量Dを、
D=(Ts−Tm)×V ………………………………(1)
で算出するという態様がある。
In the above configuration, the return movement amount calculation means calculates the return movement amount D based on the data write interruption time Ts, the optical pickup return movement required time Tm, and the movement speed V of the optical pickup.
D = (Ts−Tm) × V ……………………………… (1)
There is a mode of calculating by.
また、前記戻し移動量算出手段は、前記データ書き込み中断時間Tsを、データ書き込み再開までに消費されるメモリ容量ΔQと、データのビットレートRB とに基づいて、
Ts=ΔQ/RB ………………………………………(2)
で算出するという態様がある。
Also, the return movement amount calculating means, the data write interrupt time Ts, and memory capacity ΔQ consumed until data writing resumes, based on the bit rate R B data,
Ts = ΔQ / R B ……………………………………… (2)
There is a mode of calculating by.
まとめると、
D={(ΔQ/RB )−Tm}×V …………………(3)
となる。
Summary,
D = {(ΔQ / R B ) −Tm} × V (3)
It becomes.
また、上記の構成において、前記光ピックアップ戻し移動手段は、前記光ピックアップ戻し移動所要時間Tmが前記データ書き込み中断時間Tsよりも長い場合は、前記光ピックアップの戻し移動を中止するという態様がある。 In the above configuration, the optical pickup return movement unit may stop the return movement of the optical pickup when the optical pickup return movement required time Tm is longer than the data write interruption time Ts.
また、上記の構成において、前記光ピックアップ戻し移動手段は、前記光ピックアップの戻し移動先が最内周セッションのリードインよりも内周側になる場合は、前記光ピックアップの戻し移動先を最内周のリードインに設定するという態様がある。 Further, in the above configuration, the optical pickup return moving means sets the optical pickup return movement destination to the innermost position when the return movement destination of the optical pickup is on the inner peripheral side with respect to the lead-in of the innermost peripheral session. There is a mode of setting the lead-in around the circumference.
また、上記の構成において、前記メモリ使用量判定手段の動作中に、前記光ピックアップが最外周セッションのリードアウトに達した場合には、前記光ピックアップを最外周セッションのリードアウトにキープするように構成されているという態様がある。 In the above configuration, when the optical pickup reaches the outermost session lead-out during the operation of the memory usage determining means, the optical pickup is kept in the outermost session lead-out. There is an aspect of being configured.
本発明によれば、光ピックアップの戻し移動は最適な戻し移動量に基づいた1回のみであり、光ピックアップの戻し移動を繰り返さないため、再生信号に対するノイズの混入を防止することができる。また、光ピックアップを戻し移動を繰り返さないため、光ピックアップの移動機構の寿命を延ばすこともできる。 According to the present invention, the return movement of the optical pickup is only once based on the optimal return movement amount, and the return movement of the optical pickup is not repeated, so that it is possible to prevent noise from being mixed into the reproduction signal. In addition, since the optical pickup is not returned and moved repeatedly, the life of the optical pickup moving mechanism can be extended.
以下、本発明にかかわる光ディスク再生装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。光ディスク再生装置の構成としては、従来と同様の一般的な構成を用いることができるため、図8を適宜参照して説明する。 Embodiments of an optical disk reproducing apparatus according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. As the configuration of the optical disc playback apparatus, the same general configuration as the conventional one can be used, so that description will be given with reference to FIG.
図1は本発明の実施の形態における光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。図1において、E1は光ディスク1から光ピックアップ3を介して読み出したデータをメモリ10へ書き込むデータ書き込み手段、E2はメモリ10の書き込み状態を監視してメモリフルを判別するメモリフル判別手段、E3はメモリフル判別手段E2がメモリフルと判別したときにデータ書き込み手段E1によるメモリ10へのデータ書き込みを停止する書き込み停止手段、E4は書き込み停止手段E3がアクティブとなったときに、光ピックアップ3の戻し移動量Dを算出する戻し移動量算出手段、E5は戻し移動量算出手段E4が算出した戻し移動量Dだけ光ピックアップ3を1回に限り戻し移動させる光ピックアップ戻し移動手段、E6はメモリ10に対するデータの書き込み再開に向けて、メモリ使用量Qが所定の書き込み再開判定基準値Qthを下回ったか否かを判定するメモリ使用量判定手段、E7はメモリ使用量判定手段E6が下回り判定をしたときにデータ書き込み手段E1の動作を再開させる書き込み再開手段である。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an optical disk reproducing apparatus according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, E1 is a data writing means for writing data read from the
次に、上記のように構成された本実施の形態の光ディスク再生装置の動作を図2のフローチャートに従って説明する。 Next, the operation of the optical disk reproducing apparatus of the present embodiment configured as described above will be described with reference to the flowchart of FIG.
まず、ステップS1において、データ書き込み手段E1は、光ピックアップ3によって読み出された光ディスク1に記録されているオーディオデータのメモリ10への書き込みを開始する。
First, in step S1, the data writing means E1 starts writing the audio data recorded on the
次いでステップS2において、メモリフル判別手段E2は、メモリ10に対するデータ書き込みがメモリフルか否かを調べる。メモリフルでなく空き容量がある場合には、データの書き込みを継続する。空き容量がなくメモリフルになった場合は、ステップS3に進む。
Next, in step S2, the memory full determination means E2 checks whether or not data writing to the
ステップS3において、書き込み停止手段E3は、データ書き込み手段E1によるデータ書き込みを停止する。 In step S3, the write stop unit E3 stops data writing by the data write unit E1.
次いでステップS4において、戻し移動量算出手段E4は、光ピックアップ3をどれだけ内周側に移動させるかの量である戻し移動量Dを計算する。最適な戻し移動量Dを算出する方式については後述する。
Next, in step S4, the return movement amount calculation means E4 calculates a return movement amount D that is an amount of how much the
次いでステップS5において、光ピックアップ戻し移動手段E5は、最適な戻し移動量Dの分だけ光ピックアップ3を内周側に移動させる。この戻し移動は、データ書き込み停止の後は、1回のみに限られる。
Next, in step S5, the optical pickup return moving means E5 moves the
そして、ステップS6において、メモリ使用量判定手段E6は、データ書き込みの停止中において、メモリ10の現在のメモリ使用量Qをチェックし、データの書き込みを再開する許可するときのメモリ容量である書き込み再開判定基準値Qthを下回ったかどうかを確認する。現在のメモリ使用量Qが書き込み再開判定基準値Qthを下回ったときは、ステップS1に戻って、書き込み再開手段E7はデータ書き込み手段E1を再起動し、メモリ10に対するデータ書き込みを再開する。
In step S6, the memory usage determining means E6 checks the current memory usage Q of the
図3は、メモリ10におけるデータ書き込み状態の遷移を示す。図3(a)でメモリフルになっている。メモリフル容量QF から書き込み再開判定基準値Qthまでの減少量がデータの書き込みが再開されるまでに消費されるべきメモリ容量ΔQである。
FIG. 3 shows the transition of the data write state in the
データ書き込み停止中の期間においても、オーディオデータの継続的再生のためにデータ読み出しが行われ、メモリ使用量Qは次第に減少する。図3(b)から図3(c)のように減少し、現在のメモリ使用量Qが書き込み再開判定基準値Qthを下回ると、図2におけるステップS6の判断が肯定的となり、データ書き込みが再開される。 Even during a period in which data writing is stopped, data reading is performed for continuous reproduction of audio data, and the memory usage Q gradually decreases. When the current memory usage Q decreases from FIG. 3 (b) to FIG. 3 (c) and falls below the write restart determination reference value Qth, the determination in step S6 in FIG. Is done.
図4は、戻し移動量Dの算出の仕方を説明するものである。図4(a)は書き込み中断位置から光ピックアップ3を戻し移動する状態を示す。図4(b)は戻し位置から光ピックアップ3が外周側に向けて所定の移動速度Vで移動する状態を示す。
FIG. 4 illustrates a method of calculating the return movement amount D. FIG. 4A shows a state where the
CDの場合、フレームを単位とする。光ピックアップ3の戻し移動量D(フレーム)は、書き込み再開までの中断時間をTs(秒)、光ピックアップ戻し移動所要時間をTm(秒)、光ピックアップ3の移動速度をV(フレーム/秒)として、
D=(Ts−Tm)×V ………………………………(1)
となる。
In the case of CD, the unit is a frame. The return movement amount D (frame) of the
D = (Ts−Tm) × V ……………………………… (1)
It becomes.
データ書き込み中断時間Tsには、光ピックアップ戻し移動所要時間Tmが含まれる。このデータ書き込み中断時間Tsは、光ピックアップ3が書き込み中断位置から戻し位置に戻り、さらに反転して書き込み中断位置に戻ってくるまでの時間に等しくなる。光ピックアップ3が戻し位置から書き込み中断位置まで戻ってくるのに、(Ts−Tm)の時間がかかる。そして、結局、その距離がDである。このDの距離すなわち戻し移動量Dを移動速度Vで光ピックアップ3は移動する。よって、上式が成立する。
The data write interruption time Ts includes the optical pickup return movement required time Tm. This data write interruption time Ts is equal to the time from when the
データ書き込み中断時間Tsは、図3におけるデータの書き込み再開までに消費されるメモリ容量ΔQ(ビット)と、オーディオデータのビットレートRB (ビット/秒)に基づいて求めることができる。 The data write interruption time Ts can be obtained on the basis of the memory capacity ΔQ (bits) consumed until the data writing is resumed in FIG. 3 and the bit rate R B (bits / second) of the audio data.
Ts=ΔQ/RB ………………………………………(2)
オーディオデータのビットレートは、CD−DAとして記録されたオーディオデータの場合、1秒間に75フレームの音声を再生する規格であり、1フレームが2352バイトであることから、RB =75×2352×8=1411200(ビット/秒)と計算できる。
Ts = ΔQ / R B ……………………………………… (2)
In the case of audio data recorded as CD-DA, the bit rate of audio data is a standard for reproducing 75 frames of audio per second. Since one frame is 2352 bytes, R B = 75 × 2352 × 8 = 14111200 (bits / second).
圧縮オーディオの場合は、各種ヘッダにビットレート情報が記載されているのでそれを用いればよい。例えば、図5に示すようにMP3の場合には、1フレームごとにフレームヘッダが存在し、その中にビットレートが記載されている。また、圧縮オーディオには、フレームごとにビットレートが異なる可変ビットレートのストリームも存在する。可変ビットレートの場合は、メモリ10内に書き込み済みのオーディオデータの平均ビットレートを計算し、その値を用いることにより、より精度の高いデータ書き込み中断時間Tsを求めることが可能である。例えば、MP3の場合、図5のフレームヘッダから各フレームのビットレートを取得し、そのビットレートを足し合わせた値をフレーム数で割ることにより、平均ビットレートを計算することができる。
In the case of compressed audio, bit rate information is described in various headers, so that it may be used. For example, as shown in FIG. 5, in the case of MP3, there is a frame header for each frame, and the bit rate is described therein. In compressed audio, there is also a variable bit rate stream having a different bit rate for each frame. In the case of the variable bit rate, it is possible to obtain a more accurate data write interruption time Ts by calculating the average bit rate of the audio data already written in the
最終的に、式(1)、式(2)をまとめると、
D={(ΔQ/RB )−Tm}×V …………………(3)
となる。
Finally, when formula (1) and formula (2) are put together,
D = {(ΔQ / R B ) −Tm} × V (3)
It becomes.
例えば、データ書き込み再開までに消費されるメモリ容量ΔQを819200(ビット)、オーディオデータのビットレートRB を128000(ビット/秒)、光ピックアップ戻し移動所要時間Tmを0.2秒、光ピックアップ3の移動速度Vを75(フレーム/秒)とすると、
D={(819200/128000)−0.2}×75
=465(フレーム)
となる。
For example, the memory capacity ΔQ consumed until the data writing restarts 819200 (bits), the bit rate R B of the audio data 128000 (bits / sec), the optical pickup return travel time Tm 0.2 seconds, an
D = {(819200/128000) −0.2} × 75
= 465 (frame)
It becomes.
式(3)においてビットレートRB が大きくなればなるほど、光ピックアップ3の戻し移動量Dは小さくなる。すなわち、CD−DAディスクとして記録されたオーディオデータやMP3等の圧縮オーディオデータのうちビットレートが高いものに関しては、メモリ10内に書き込まれたデータを消費する速度が速い。そのため、内周側への光ピックアップ3の戻し移動量Dを小さく設定すればよい。一方、圧縮オーディオデータのうちビットレートが低いものに関しては、メモリ10内に書き込まれたデータを消費する速度が遅いため、光ピックアップ3の戻し移動量Dを大きく設定することになる。
The greater the bit rate R B in the formula (3), the movement amount D returns the
光ピックアップ3の移動速度Vは、光ディスク1の回転速度によって決定される。CDの場合、1倍速時は75(フレーム/秒)、2倍速時は150(フレーム/秒)となる。
The moving speed V of the
なお、Vは光ピックアップ3が通常動作時に内周側から外周側に向けて移動する速度であって、光ピックアップ3を戻し移動させるときの速度とは限らない。
Note that V is a speed at which the
ところで、仮に、データ書き込み中断時間Tsよりも光ピックアップ戻し移動所要時間Tmが大きくなってしまうような場合は、戻し移動にかかる時間の方が大きいことを意味する。そのような場合には、光ピックアップ3を内周側に戻し移動させる処理を実施しないようにする。
By the way, if the optical pickup return movement required time Tm becomes longer than the data writing interruption time Ts, it means that the time required for the return movement is longer. In such a case, the process of moving the
さらに、書き込み中断した位置から光ピックアップ3の戻し移動量Dの分だけ光ピックアップ3を移動させようとしたときに、移動先が最内周セッションのリードインエリアより内側になってしまうような場合には、移動先を最内周のリードインエリアに設定する。こうすることにより、内周側に移動させすぎてしまうことを回避することができる。
Furthermore, when the
また、光ディスク1の外周付近を再生中は、計算誤差等によってデータ書き込み中断中に光ピックアップ3が最外周セッションのリードアウトエリアに達してしまうことも考えられる。そのような場合には、最外周セッションのリードアウトエリアにて光ピックアップ3をキープすることにより、光ピックアップ3がリードアウトエリアを越えて流れてしまうのを回避することができる。
In addition, during reproduction near the outer periphery of the
なお、上記では、光ピックアップ3の通常動作時の移動方向を内周側から外周側に向かう方向としたが、これのみに限定する必要はなく、上記とは逆方向であってもよい。その場合、戻し移動の方向は、内周側から外周側に向かう方向となる。
In the above description, the moving direction of the
本発明の光ディスク再生装置は、CD−DAとして記録されたオーディオデータ、またCD,DVD等の光ディスクに記録されたMP3等のオーディオ圧縮規格で圧縮されたオーディオデータの再生に特に有用である。また、オーディオデータだけでなく、映像データ等の再生にも応用できる。 The optical disk playback apparatus of the present invention is particularly useful for playback of audio data recorded as CD-DA and audio data compressed by an audio compression standard such as MP3 recorded on an optical disk such as a CD or DVD. Further, it can be applied not only to audio data but also to reproduction of video data and the like.
E1 データ書き込み手段
E2 メモリフル判別手段
E3 書き込み停止手段
E4 戻し移動量算出手段
E5 光ピックアップ戻し移動手段
E6 メモリ使用量判定手段
E7 書き込み再開手段
1 光ディスク
2 レンズ
3 光ピックアップ
4 ヘッドアンプ
5 サーボ&信号処理LSI
6 信号処理回路
7 ドライバ
8 スピンドルモータ
9 オーディオ出力部
10 メモリ
11 DF−DAC回路
12 デコーダ
13 マイクロコントローラ
E1 Data writing means E2 Memory full judgment means E3 Write stop means E4 Return movement amount calculation means E5 Optical pickup return movement means E6 Memory usage amount judgment means E7 Write resumption means 1
6 Signal Processing Circuit 7
Claims (6)
前記メモリの書き込み状態を監視してメモリフルを判別するメモリフル判別手段と、
前記メモリフル判別手段がメモリフルと判別したときに前記データ書き込み手段による前記メモリへのデータ書き込みを一時的に停止する書き込み停止手段と、
前記書き込み停止手段がアクティブとなったときに前記光ピックアップの戻し移動量を算出する戻し移動量算出手段と、
前記戻し移動量算出手段が算出した前記戻し移動量だけ前記光ピックアップを戻し移動させる光ピックアップ戻し移動手段と、
前記メモリに対するデータの書き込み再開に向けて、メモリ使用量が所定の書き込み再開判定基準値を下回ったか否かを判定するメモリ使用量判定手段と、
前記メモリ使用量判定手段が下回り判定をしたときに前記データ書き込み手段の動作を再開させる書き込み再開手段とを備えた光ディスク再生装置。 Data writing means for writing data read from the optical disc through the optical pickup into the memory;
Memory full determination means for determining the memory full by monitoring the write state of the memory;
Write stop means for temporarily stopping data writing to the memory by the data writing means when the memory full determination means determines that the memory is full;
A return movement amount calculating means for calculating a return movement amount of the optical pickup when the writing stop means becomes active;
An optical pickup return moving means for moving the optical pickup back by the return movement amount calculated by the return movement amount calculating means;
A memory usage determining means for determining whether or not the memory usage is below a predetermined write restart determination reference value for resuming the writing of data to the memory;
An optical disk reproducing apparatus comprising: a writing restarting unit that restarts the operation of the data writing unit when the memory usage amount determining unit makes a determination that the memory usage is below.
D=(Ts−Tm)×V
で算出する請求項1に記載の光ディスク再生装置。 The return movement amount calculating means calculates the return movement amount D based on the data write interruption time Ts, the optical pickup return movement required time Tm, and the movement speed V of the optical pickup.
D = (Ts−Tm) × V
The optical disk reproducing apparatus according to claim 1, which is calculated by:
Ts=ΔQ/RB
で算出する請求項2に記載の光ディスク再生装置。 The return movement amount calculating means, the data write interrupt time Ts, and memory capacity ΔQ consumed until data writing resumes, based on the bit rate R B data,
Ts = ΔQ / R B
The optical disk reproducing apparatus according to claim 2, which is calculated by:
Priority Applications (1)
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