JP2007278792A - 放射線検出装置及び放射線検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】放射線検出装置において、光源による装置の大型化を避けることを目的とする。
【解決手段】放射線を電気信号に変換する変換素子を含む画素が複数配置された基板2と、変換素子に光を照射するための光源7と、光源7からの光を変換素子に伝播するための導光板6と、を有する放射線検出装置において、光源7は導光板6の内部に配置されている。基板2及び導光板6は、多角形であり、光源7は多角形の少なくとも一辺に沿って設けられる。
【選択図】図2
【解決手段】放射線を電気信号に変換する変換素子を含む画素が複数配置された基板2と、変換素子に光を照射するための光源7と、光源7からの光を変換素子に伝播するための導光板6と、を有する放射線検出装置において、光源7は導光板6の内部に配置されている。基板2及び導光板6は、多角形であり、光源7は多角形の少なくとも一辺に沿って設けられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、医療画像診断装置、非破壊検査装置、分析装置等に応用されているX線、α線、β線、γ線等の放射線を検出する放射線検出装置及び放射線検出システムに関する。特に、放射線を電気信号に変換する変換素子と、非晶質シリコンなどの非単結晶半導体を用いたスイッチ素子とを含む画素が絶縁基板上に2次元に配置されたセンサアレイを有する放射線検出装置及び放射線検出システムに関するものである。
従来、病院における患者のX線直接撮影は、患者にX線を照射させてその透過X線を、可視変換シンチレータを介して感光フィルムに転写させる、いわゆるフィルム方式が主流となっている。
このフィルム方式は、撮影から現像までに時間がかかるという不具合や、膨大な撮影フィルムの保管、検索が必要であるなど、病院内の管理、運営の面で不具合が残っている。
ところで、このフィルムの代わりに輝尽性シンチレータを用い、いったん患者のX線像をこの輝尽性シンチレータに蓄像し、その後レーザ光でスキャンさせ、X線像をデジタル値として読み取る方式がある。
画像をデジタル化すれば、種々の媒体に記録できるため、画像の保管、検索、転送が容易に行われ、病院内の管理、運営の面で効率がよくなる。
又、画像情報をデジタル値として得ることは、コンピュータによって高度な画像処理を高速で行うことができるため、診断の向上が期待される。
しかし、この輝尽性シンチレータを用いる方式も、フィルム方式と同様に、撮影から現像にいたるまでに時間がかかっている。
一方、CCDやアモルファスシリコン半導体のような固体撮像素子を用いたX線撮像装置が提案されている。
これは、フィルム方式と同様に、X線そして可視変換シンチレータを介し、患者のX線像を、多数個の2次元アレイ上に配列された撮像素子で直接デジタル化して読み取る方式である。
ほぼリアルタイムでデジタル画像が得られるため、上記したフィルム方式や輝尽性シンチレータを用いる方式に比べて、大きなメリットがある。
特に、アモルファスシリコンは大面積で作成できるため、そのようなものを用いたX線撮像装置では、胸部撮影のような大きな部位が等倍で撮像される。
したがって、光の利用効率も良く、高S/N比が期待されている。
また、可視変換シンチレータを介さずに直接X線を電気信号に変換するアモルファス・セレン等の放射線検出素子を有する大面積のX線撮像装置も提案されている。
以下、特に光学的リセット動作又は光学的キャリブレーション動作を行うための光源を備えた従来技術について二つのものを示す。
特許文献1には、アモルファスシリコン半導体と可視変換シンチレータを搭載したX線撮像装置の例が示されている。
図17は、その例を示す断面図である。
図17において、p1、p2、p3は支持体40の表面に配された光電変換素子、1005はX線を可視光に変換するシンチレータ、1006は各光電変換素子の背面に配された光源である。また、1008はある波長の光を透過し他の波長の光を反射するような誘電体膜からなる二色性層、1009は光電変換素子p1、p2、p3で検出されずに支持体1040を透過した光を吸収し、光源1006の光を透過する着色層である。
図17において、光源1005は、光源1005からの光を光電変換素子p1、p2、p3に入射させることによって、光学的リセット動作又は光学的キャリブレーション動作を行い、特に値の低い電気信号の伝送効率を向上させる目的で配置されている。
次に、特許文献2には、可視変換シンチレータを介さずに直接X線を電気信号に変換するアモルファス・セレン等の放射線検出素子を有する大面積のX線撮像装置が開示されている。
図18は、この例を示す断面図である。
図18において、1015はX線フラットパネル検出器であり、これは、X線変換層1025、検出アレイ1027、表面電極1031によって構成されている。
1017は光源であり、これは、導光板1041と導光板1041の外部に配置された光源1043と光反射板1045と光拡散板1047によって構成されている。
光源の配置目的は特許文献1に開示される技術の場合と同様である。
特開平10−206552号公報
特開2004−33659号公報
ところで、上記の従来技術のうち特許文献1に開示される技術では、光源1006と光電変換素子p1〜p3の間に支持体1040、誘電体膜1008、着色層1009が配置されており、厚さ方向にその空間が必要になる。
また、特許文献1には光源として発光ダイオード(以下LEDと記す)の記載があり、LEDを2次元に配置し、LEDを駆動するための電気基板が必要になるため、さらに厚くなることになる。
このような構成では、厚さ方向に充分な空間が必要になり、装置全体を大型化するばかりでなく、重量の重い装置となってしまう。
特に、病室等の回診医療分野では可搬性の要求が強まっており、小型軽量化を達成できないという欠点を有している。
また、特許文献2では、光源1017の光源1043が導光板1041の外部に配置されているため、X線フラットパネル検出器の大きさよりも外側に光源1043が配置されており、その分装置全体が大きくなることになる。
大面積のX線撮像装置の需要でその特徴をもっとも発揮できるのが胸部の等倍撮影である。その撮影では装置の上部に顎を載せる空間が必要であり、胸部及び食道部さらには咽頭部を最適に撮影するためには顎位置と光電変換素子領域周辺との距離をできるだけ狭めたいという要求がある。そのため、特許文献2の光源1043は上部には配置できないという制約がある。
複数の光源配置が必要な場合は、光源の位置はさらに規制されることになる。
たとえ、光源を装置の測部に配置した場合でも、測部は患者が両腕を回す部位に位置するため、両サイドの腕回しのバランス状態を保つためには、両サイドに光源の大きさの分だけ装置が大きくなることになる。
さらに、可搬性の装置では光源部の大きさ、厚さで装置の大きさが決定されることになり、その分大型化することは避けられないという欠点を有している。
そこで、本発明は、放射線検出装置において、光源による装置の大型化を避けることを目的とする。
上記の課題を解決するため、放射線を電気信号に変換する変換素子を含む画素が複数配置された基板と、前記変換素子に光を照射するための光源と、該光源からの前記光を前記変換素子に伝播するための導光板と、を有する放射線検出装置において、前記光源は前記導光板の内部に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、光源を、その光を伝播・伝達させる導光板の内部に配置することにより、放射線検出装置の縦・横・厚さを光源の大きさに左右されることなく設計することが可能となる。
これにより、光源による出っ張った部位による撮影の制限は解消され、最適な撮影環境を提供できる装置を達成できる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の実施の形態を説明する。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての放射線検出装置を用いたシステムの概略ブロック図である。
図1において、101は放射線発生装置としてのX線発生装置、102は被検者、103は放射線検出装置、104はコントローラ及び表示機である。
まず、被検者を放射線検出装置103の前面に位置させ、X線発生装置101からX線を照射する。X線は被検者の体内を透過し、透過率に応じた強度分布をもって放射線検出装置103に入射する。
放射線検出装置103内にはX線を光に変換するシンチレータと、そこから発する光を電気信号に変化する2次元に配置された光電変換素子アレイが配置されている。
光電変換された電気信号がコントローラ104によって読み出され、付属の表示機にデジタル画像として表示されることになる。
図2は、本発明の一実施形態としての放射線検出装置の断面図である。
図2において、1は光電変換素子アレイ、2は支持基板、3はシンチレータ、4は電磁シールド及び遮光層、5は光拡散板、6は導光板、7は光源、8は光反射層、9は光反射部位である。
放射線検出装置に入射したX線は、アルミ等の金属シートの電磁シールド層4を透過し、シンチレータ3によって光に変換される。
その光は支持基板2上に2次元に配置された光電変換素子アレイ1で光の強度に応じた電気信号に変換されて画像として読み出される。
一方、支持基板2の裏面(X線入射面とは反対面)に配された光拡散板5、導光板6、光源7、光反射層8、光反射部位9は、光学的キャリブレーション(又は光学的スイッチとも称す)に用いるために配置したものである。
これらは、X線を照射する前段階で光源から光を発生させ、その光を導光板6と光反射層8、光反射部位9及び光拡散板5によって効率よく光電変換素子アレイに照射する。このことにより、各光電変換素子の電荷伝送効率の向上をはかる。
本実施形態は、光源と導光板の構造にかかわるもののため、光学的キャリブレーションの駆動方法、制御についての詳細な説明は省略する。
図3は、図2の放射線検出装置の断面図の拡大図であり、光源で発生した光が導光板6を伝播し、光反射部位9で上方に反射した光は光拡散板5で多方向に拡散され光電変換素子アレイに照射される様子を示した図である。
図3において、矢印が光の進行方向である。
光反射層8は、導光板6を伝播し光反射部位9で反射せずに光反射層8側に透過した光を再び導光板6側に反射させ、光拡散板5への入射量を高めるために配置したものである。
なお、光反射部位9は、導光板表面につけた凹凸形状や印刷によって形成された反射パターンである。
また、光拡散板5は、アクリルやポリカーボネートの樹脂の表面に不規則な凹凸を形成したシートである。
ここで、導光板6は光伝播の効率の良い透明度の高い樹脂素材、例えばアクリル樹脂等が望ましい。
また、光源7は、LED、冷陰極管や半導体レーザ等の高出力光源が望ましい。
図4は、図2の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
光源7は、図2、図3から明らかなように、その厚さは導光板6の厚さと同等であり、また、図4から明らかなように、導光板の面内に配置されている。すなわち、光源7は導光板6の内部に配置している。
矢印は、光源7からの光の導光板6内での伝播を平面的に表現した場合の方向を示している。
なお、目的を達成するためには、導光板の厚さをt1、光源の厚さをt2とするとき、
t1≧t2
であれば問題ない。
t1≧t2
であれば問題ない。
なお、平面方向の光源の大きさは導光板の面内におさまる大きさであることは言うまでもない。
(実施形態2)
図5は、本発明の第2の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図5は、本発明の第2の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
本実施形態の特徴は、実施形態1と比較し、光量のアップと光電変換素子への照射光量分布の均一化を目的に、導光板6内に光源7を二つ配置したことにある。
図5において、1は光電変換素子アレイ、6は導光板、7−1及び7−2は光源である。
図5では隣り合う2辺に光源7−1と7−2を配置した図を示したが、不図示の対向する2辺に配置しても良い。
(実施形態3)
図6は、本発明の第3の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図6は、本発明の第3の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
本実施の形態は、実施形態2と同様に、さらに光量のアップと光電変換素子への照射光量分布の均一化を目的に、導光板6内の各辺近傍に光源7を配置したもので、光源を計四つ配置している。
図6において、1は光電変換素子アレイ、6は導光板、7−1及び7−2〜4は光源である。
この場合、光量が向上するばかりでなく、導光板6の周辺から中心方向に光は伝播することから、光電変換素子アレイへの照射光量の分布は中心に対して同心円状に均一な分布が得られる。
(実施形態4)
図7は、本発明の第4の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図7は、本発明の第4の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
例えば、光源7が冷陰極管である場合、冷陰極管は管の軸中心に360度方向に光が発生する。
また、LED又は半導体レーザは前後2方向に発光可能である。
それらの特性を考慮した実施形態が本実施形態である。
図7で明らかなように、光源12を導光板の辺に平行な中心に直線上に配置することにより、一つの光源で図中2方向の矢印方向に発光させることができる。また、実施形態1と比較して導光板6の半分の領域で光伝播が可能であり、光電変換素子アレイへの照射光量を向上させることが可能である。光源からの光を効率よく使用することができることになる。
(実施形態5)
図8は、本発明の第5の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図8は、本発明の第5の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
本実施の形態は実施形態4を変形させたもので、導光板6の向かい合う2辺に対して光源13を斜めに配置している。
その際、光源13からの光電変換素子アレイへの照射光量が、光源13に対して導光板の左右で等しくなるように又は光源13に対して左右の導光板の面積が等しくなるように、導光板6内に光源13を配置させている。
(実施形態6)
図9は、本発明の第6の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図9は、本発明の第6の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図9において、光源14は導光板6の一組の対角を結ぶ線上に配置されており、本実施形態と、実施形態5との違いは、光源14を導光板内に最長の条件で配置したことにある。
これにより、光電変換素子アレイへの照射光量は、一つの光源では最大限にすることが可能となる。
(実施形態7)
図10は、本発明の第7の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図10は、本発明の第7の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
本実施形態は、図10で明らかなように、光源14−1、14−2、14−3をおのおのの対角を結ぶ2組の対角線上に配置したことにある。
これにより、第6の実施形態より、より光電変換アレイへの照射光量を向上させることができるとともに、光電変換素子アレイへの照射光の分布もより均一化させることが可能となる。
(実施形態8)
図11は、本発明の第8の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図11は、本発明の第8の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
本実施形態の特徴は、図11で明らかなように、導光板6の中心を、中心とする円環状の光源15を配置したことにある。
上記の実施形態との違いは、円環状の光源15を配置することにより、光電変換素子アレイへの照射光の分布は、光電変換素子アレイの中心に対して同心円状に分布の等しい光を照射することが可能となる。また、導光板6の中心と光源15の距離を最適化することにより、光電変換素子アレイへの照射光分布を略均一化することが可能となる。
(実施形態9)
図12は、本発明の第9の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
図12は、本発明の第9の実施形態の放射線検出装置を光反射層8側から見た平面図である。
本実施の形態では、導光板6の周囲の側面に反射層20を配置した。
これにより光源で発生し、導光板6を伝播した光は、反射層20で反射し、伝播方向をかえて更に伝播するため、さらなる光の有効利用と均一化を可能とする。
図12は実施形態6の場合に反射層20を配した例で示したが、実施形態1〜5及び実施形態7〜9に適用した場合においても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
(実施形態10)
図13は、本発明の第10の実施形態の拡大断面図である。
図13は、本発明の第10の実施形態の拡大断面図である。
これまで、導光板と光源の関係は、図4に示したように、光源が導光板の平面内の溝又は隙間に配置され、光源の厚さは導光板の厚さ以下であることを示してきた。
これに対して、本実施の形態では、導光板に対する光源の配置の方法を変えた例である。以下の実施形態11及び12の場合も同様である。
図13では、光源11を導光板6の内部の光拡散板5側に配置している。
これにより光源は外部雰囲気とは隔離されるため、外部からの湿度等の影響を受けにくくなる。
(実施形態11)
図14は、本発明の第11の実施形態の拡大断面図である。
図14は、本発明の第11の実施形態の拡大断面図である。
図14は、導光板6の側面に配した溝に光源を配している。
図13に比べて外部からの影響を受けやすい構造ではあるが、反面、導光板を配置した後に導光板の測部から光源を配置可能であり、組立・製造が容易となる。
(実施形態12)
図15は、本発明の第12の実施形態の拡大断面図である。
図15は、本発明の第12の実施形態の拡大断面図である。
図15は、導光板作製時に導光板内部に光源を配置し一括製造したものを示す図である。製造はキャステイングで行うことが可能である。
また、光源の配置は、上記の全ての実施形態の配置形態で配置可能である。
これにより、外部からの影響を防ぐことができ、また導光板内に固定されるため、振動での光源の位置ずれはなくなる。
以上、光源については、実施形態1の場合のみで記載したが、他の実施形態の場合においても可能である。実施形態1同様、光源は冷陰極管又はLED、半導体であっても何ら問題ない。
(実施形態13)
図16は、本発明の第13の実施形態の拡大断面図である。
図16は、本発明の第13の実施形態の拡大断面図である。
本実施の形態は、光源に面発光のEL(electro−luminescence)16を搭載した例である。
ELは面内で均一な発光分布が得られるため、さらに有利な光源として提供することが可能となる。
なお、EL16は、導光板6に溝を施し配置することも可能であるが、導光板6と一体成型した方が、空気層による光の損失が少なく、また外部からの影響も少なくとともに、製造上の取扱い性に関しても有利である。
本明細書では、放射線としてX線を使用した例を示したが、放射線として、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線なども含まれる。また、それ以外には、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えば、粒子線、宇宙線なども、放射線に含まれるものとする。
本発明は、医療診断機器、非破壊検査機器等の分野で使用される放射線検出装置に用いられるものである。
1 光電変換素子アレイ
2 支持基板
3 シンチレータ
4 電磁シールド及び遮光層
5 光拡散板
6 導光板
7 光源
8 光反射層
9 光反射部位
16 EL
2 支持基板
3 シンチレータ
4 電磁シールド及び遮光層
5 光拡散板
6 導光板
7 光源
8 光反射層
9 光反射部位
16 EL
Claims (15)
- 放射線を電気信号に変換する変換素子を含む画素が複数配置された基板と、前記変換素子に光を照射するための光源と、該光源からの前記光を前記変換素子に伝播するための導光板と、を有する放射線検出装置において、
前記光源は前記導光板の内部に配置されていることを特徴とする放射線検出装置。 - 前記基板及び前記導光板は、多角形であり、前記光源は前記多角形の少なくとも一辺に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。
- 前記光源は、前記多角形の複数の辺に沿って設けられることを特徴とする請求項2記載の放射線検出装置。
- 前記多角形は矩形であることを特徴とする請求項3記載の放射線検出装置。
- 前記光源は、4辺に沿って設けられることを特徴とする請求項4記載の放射線検出装置。
- 前記基板及び前記導光板は、矩形であり、前記光源は前記導光板の辺に平行に、かつ前記矩形のほぼ中心に配置されることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。
- 前記基板及び前記導光板は、矩形であり、前記光源は前記導光板の中心線に関して対称になるように配置されることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。
- 前記基板及び前記導光板は、矩形であり、前記光源は前記導光板の対角線上に配置されることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。
- 前記基板及び前記導光板は、正方形であり、前記光源は円環状であり、前記円環状の光源の中心は前記正方形の中心と同じ位置にあることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。
- 前記導光板の周囲の側面に反射層が設けられることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の放射線検出装置。
- 前記光源は、前記基板側に配置されたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の放射線検出装置。
- 前記導光板の端部には溝が設けられ、前記光源は該溝内に設けられることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の放射線検出装置。
- 前記導光板と前記光源は、一体的に製造されたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の放射線検出装置。
- 前記光源は前記導光板と同じ形状の面状に形成されることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。
- 放射線発生装置と、
請求項1から14のいずれか1項記載の放射線検出装置と、
前記変換素子によって変換された電気信号を読み出すためのコントローラと、を含むことを特徴とする放射線検出システム。
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-
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