[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2007270943A - ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007270943A
JP2007270943A JP2006096667A JP2006096667A JP2007270943A JP 2007270943 A JP2007270943 A JP 2007270943A JP 2006096667 A JP2006096667 A JP 2006096667A JP 2006096667 A JP2006096667 A JP 2006096667A JP 2007270943 A JP2007270943 A JP 2007270943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worm
shaft
pinion
applying means
worm wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006096667A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Iwai
路夫 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2006096667A priority Critical patent/JP2007270943A/ja
Publication of JP2007270943A publication Critical patent/JP2007270943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】ウォーム減速機6aでの歯打ち音の発生を抑え、且つ、ウォーム軸8ウォームホイールに向かう方向の弾力を付与する、金属板製の弾力付与手段29と別の部材との衝合による衝突音の発生を抑える。
【解決手段】ウォーム軸8の先端寄り部分に第二の玉軸受11bを外嵌支持すると共に、この第二の玉軸受11bを構成する外輪22と、ギヤハウジング10に設けた凹孔45の内周面との間に上記弾力付与手段29を設ける。この弾力付与手段29を、金属板製の板ばね65の表面に合成樹脂よりも弾性変形量の大きい、合成ゴムの如きエラストマー等の弾性材51を被覆する事により構成する。
【選択図】図4

Description

この発明に係るウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置は、自動車の操舵装置に組み込み、電動モータを補助動力として利用する事により、運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力の軽減を図る為に利用する。
操舵輪(フォークリフト等の特殊車両を除き、通常は前輪)に舵角を付与する際に運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力の軽減を図る為の装置として、パワーステアリング装置が広く使用されている。又、この様なパワーステアリング装置で、補助動力源として電動モータを使用する電動式パワーステアリング装置も、近年普及し始めている。電動式パワーステアリング装置は、油圧式のパワーステアリング装置に比べて小型・軽量にでき、補助動力の大きさ(トルク)の制御が容易で、しかもエンジンの動力損失が少ない等の利点がある。
又、電動モータの回転軸からステアリングシャフトに動力を伝達する動力伝達経路の途中に、ウォーム軸とウォームホイールとから成るウォーム減速機を設ける事も、従来から広く行なわれている。但し、この様なウォーム減速機には不可避のバックラッシュが存在する。このバックラッシュは、ウォーム軸と、ウォームホイールと、これら各部材を支持する軸受等の、上記ウォーム減速機の各構成部材の寸法誤差や、組み付け誤差が大きくなる程、大きくなる。この様な大きなバックラッシュが存在すると、これらウォームホイールとウォームとの一部の歯面同士が強く衝合して、耳障りな歯打ち音が発生する可能性がある。
特許文献1には、この様な事情に鑑みて、上記バックラッシュを小さくする事を考慮した電動式パワーステアリング装置用ウォーム減速機と、これを組み込んだ電動式パワーステアリング装置とが記載されている。図9〜12は、この特許文献1に記載された従来構造の電動式パワーステアリング装置を示している。この図9〜12に示した従来構造の場合には、ステアリングホイール1をその後端部(図9の左端部)に固定した第一のステアリングシャフト2と、この第一のステアリングシャフト2の前端部(図9の右端部)に結合された筒状部材3と、この筒状部材3の内側に挿通されたトーションバー4とを備え、このトーションバー4の後端部(図9の左端部)と上記第一のステアリングシャフト2の前端部とを結合している。又、上記トーションバー4の前端寄り部分(図9の右端寄り部分)を第二のステアリングシャフト5の内側に挿通させ、これらトーションバー4及び第二のステアリングシャフト5の前端部同士を結合している。この第二のステアリングシャフト5の前端部は、図示しない自在継手等を介してやはり図示しないラックピニオン式の操舵機構に連結する。
又、上記第二のステアリングシャフト5の一部に、ウォーム減速機6を構成するウォームホイール7を外嵌固定している。又、このウォームホイール7にウォーム軸8のウォーム9を噛合させている。このウォーム軸8の両端部は、ギヤハウジング10の内側に、第一、第二の玉軸受11a、11b(図10、11)により、回転自在に支持している。又、このギヤハウジング10に電動モータ12を結合している。
上記ウォーム軸8のうち、電動モータ12側の基端部(図10の左端部)と、この電動モータ12の回転軸13の一端部(図10の右端部)とを、動力伝達機構14により、動力の伝達を可能に結合している。この動力伝達機構14は、それぞれの軸方向片面の円周方向3個所位置に第一、第二の噛合歯15、16をそれぞれ設けた第一、第二の噛合素子17、18と、これら両噛合素子17、18の間に設けた弾性素子19とを備える。この弾性素子19は、外周面の円周方向6個所位置に噛合歯20、20を設けている。そして、これら各噛合歯20、20の側面同士の間の複数個所部分のうち、1つ置きの3個所位置に上記第一の噛合素子17に設けた第一の噛合歯15を噛合させており、残りの3個所位置に上記第二の噛合素子18に設けた第二の噛合歯16、16を反対側から噛合させている。
上記第一、第二の玉軸受11a、11bのうち、電動モータ12側(図10の左側)の第一の玉軸受11aは、上記ウォーム軸8の基端寄り部分に外嵌して、この第一の玉軸受11aによりこのウォーム軸8を、ギヤハウジング10に対し回転自在に支持している。これに対して、上記電動モータ12と反対側(図10の右側)の第二の玉軸受11bは、ウォーム軸8の先端部に外嵌支持すると共に、この第二の玉軸受11bの周囲に、図11、12に詳示する様な弾力付与手段21を外嵌している。この弾力付与手段21は、上記第二の玉軸受11bを構成する外輪22の外周面の周方向全長よりもその全長が長い帯状のばね鋼板を、ほぼ円形に湾曲させる事により造ったもので、円周方向一端縁の幅方向中央部にコ字形の切り欠き23を、円周方向他端縁の幅方向中央部に幅狭の突片部24を、それぞれ形成している。そして、この突片部24を上記切り欠き23内から上記弾力付与手段21の円周方向一端寄り部分の径方向外側に突出させ、この円周方向一端寄り部分の上記切り欠き23を挟んだ幅方向両側部分を、上記弾力付与手段21の円周方向他端部の外周縁に係合させている。
又、上記弾力付与手段21の円周方向中間部の円形に湾曲させた湾曲部25の幅方向片側縁(図12の右側縁)の円周方向複数個所にばね片26、26を、内径側に突出形成している。これら各ばね片26、26は、径方向内側に向かう程、上記湾曲部25の幅方向に関してこの湾曲部25から離れる方向に傾斜している。そして、この湾曲部25の内側に上記第二の玉軸受11bを内嵌し、前記ギヤハウジング10の一部で電動モータ12と反対側の部分に設けた凹孔27に、上記弾力付与手段21と第二の玉軸受11bとを内嵌した状態で、上記各ばね片26、26により、この第二の玉軸受11bの外輪22を電動モータ12側に弾性的に押圧している。これにより、上記第二の玉軸受11bをその先端部に外嵌した上記ウォーム軸8は、上記各ばね片26、26により、電動モータ12側へ弾性的に押圧される。
上記ギヤハウジング10に設けた凹孔27の内周面の、前記ウォームホイール7と反対側部分(図10、11の下端部)の円周方向一部に凹部28を形成しており、この凹部28内に上記弾力付与手段21の円周方向両端縁部を進入させている。この円周方向両端縁部は、上記凹部28の底面に弾性的に押し付けられると共に、上記弾力付与手段21のウォームホイール7と反対側部分である、円周方向両端寄り部分(図11の下端寄り部分)が、上記第二の玉軸受11bをこのウォームホイール7に向かう方向に弾性的に押圧する。この結果、上記ウォーム軸8の先端部で上記第二の玉軸受11bを外嵌した部分が、上記ウォームホイール7に向かう方向に弾性変位する。
この様な図9〜12に示した特許文献1に記載された従来構造によれば、上記弾力付与手段21により、ウォーム軸8のウォーム9とウォームホイール7との噛合部に予圧を付与する事ができ、この噛合部での耳障りな歯打ち音の発生を或る程度抑える事ができる可能性がある。
但し、上述の特許文献1に記載された従来構造の様に、ばね鋼板製の弾力付与手段21により、第二の玉軸受11bの金属製の外輪22を押圧する場合、その表面の金属部分が剥き出しであると、この金属部分と、軸受鋼等の金属製である外輪22とが接触し、更に、この金属部分と金属製のギヤハウジング10の内面とが接触する。この場合には、上記弾力付与手段21と上記外輪22及びギヤハウジング10との接触部分で、耳障りな金属音が発生する。これに対して、上記特許文献1に記載された従来構造の場合、上記弾力付与手段21の全面又は内周側部分に合成樹脂等の緩衝材をコーティングしている。但し、ウォーム減速機6の使用時にウォーム軸8に加わるトルクが大きくなり、ウォームホイール7からこのウォーム軸8に加わるギヤ反力が大きくなる事により、このウォーム軸8の先端部がウォームホイール7から離れる方向に大きく変位する傾向となった場合には、上記弾力付与手段21の一部が上記第二の玉軸受11bの外輪22又はギヤハウジング10の内面に強く衝合する可能性がある。そして、上記緩衝材が合成樹脂である場合には、この合成樹脂の弾性変形量が小さい為、上記弾力付与手段21と上記外輪22又はギヤハウジング10との衝撃力の緩和を図りにくい。この為、この弾力付与手段21と外輪22又はギヤハウジング10との接触部分で、大きな耳障りな衝突音が発生する可能性がある。
又、上述した従来構造以外に、第二の玉軸受11bの外輪22の外周面の円周方向一部と、ギヤハウジング10に設けた凹孔27の円周方向一部との間のみに、金属板を環状に曲げ形成する事により構成した弾力付与手段を設け、この弾力付与手段により上記第二の玉軸受11bを、ウォームホイール7に近付く方向に弾性変位させる事も考えられる。但し、この場合には、金属製の弾力付与手段の内面同士が互いに強く衝合して、やはり大きな耳障りな衝突音が発生する可能性がある。
特開2004−203154号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、ウォーム減速機での歯打ち音の発生を抑える事ができる構造で、ウォーム軸をウォームホイールに近付く方向に変位させる金属板製の弾力付与手段と別の部材との衝合や、この弾力付与手段の一部同士の衝合による衝突音の発生を有効に抑えるべく発明したものである。
本発明のウォーム減速機は、ウォームホイールと、ウォーム軸と、弾力付与手段とを備える。
このうちのウォームホイールは、シャフトと、このシャフトの前端側に設けたピニオンと、このピニオンと離れた位置でラックに噛合するサブピニオンとのうちの何れかの部材に固定するものである。
又、上記ウォーム軸は、両端寄り部分をギヤハウジングの内側に1対の軸受により回転自在に支持されると共に、中間部に設けたウォームが上記ウォームホイールと噛合するものである。
又、上記弾力付与手段は、金属板製で、上記ウォーム軸に弾力を付与し、このウォーム軸に、上記ウォームホイールに向かう方向の弾力を付与するものである。
特に、請求項1に記載した本発明のウォーム減速機に於いては、上記弾力付与手段を、金属板製の板ばねの表面に、合成樹脂よりも弾性変形量の大きいゴムの如きエラストマー等の弾性材を被覆する事により構成している。
又、請求項2に記載した本発明の電動式パワーステアリング装置は、後端部にステアリングホイールを設けたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトの前端側に設けられたピニオンと、このピニオン又はこのピニオンに支持した部材と噛合させたラックと、上述の請求項1に記載したウォーム減速機と、このウォーム減速機を構成するウォーム軸を回転駆動する電動モータと、上記ステアリングシャフト又はピニオンに加わるトルクの方向と大きさとを検出するトルクセンサと、このトルクセンサから入力された信号に基づき上記電動モータの駆動状態を制御する制御器とを備える。又、上記ステアリングシャフトが、請求項1に記載したシャフトである。
上述の様な本発明のウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置の場合、弾力付与手段により、ウォーム軸にウォームホイールに向かう方向の弾力を付与している。この為、これらウォームホイールとウォーム軸との噛合部に予圧を付与する事ができ、この噛合部での耳障りな歯打ち音の発生を抑える事ができる。
特に、本発明の場合には、上記弾力付与手段を、金属板製の板ばねの表面に合成樹脂よりも弾性変形量の大きい弾性材を被覆する事により構成している。この為、ウォーム減速機の使用時にウォーム軸に加わるトルクが大きくなり、ウォームホイールからこのウォーム軸に加わるギヤ反力が大きくなる事により、このウォーム軸がウォームホイールから離れる方向に大きく変位する傾向となった場合でも、上記弾力付与手段の一部が別の部材に衝合したり、この弾力付与手段の一部同士が衝合する際に生じる衝撃力を、板ばねの表面に被覆した上記弾性材により十分に吸収できる。この弾性材は、合成樹脂よりも弾性変形量が大きい為、衝撃力の緩和を図り易い。この結果、上記弾力付与手段の一部が別の部材に衝合したり、この弾力付与手段の一部同士が衝合した場合でも、耳障りな大きな衝突音の発生を十分に小さく抑える事ができる。
図1〜5は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の電動式パワーステアリング装置用ウォーム減速機の特徴は、ウォーム軸8の先端部にウォームホイール7に向かう方向の弾力を付与すべく、この先端部の周囲に設けた、弾力付与手段29の構造を工夫した点にある。その他の基本的構造自体は、前述の図9〜12に示した従来構造等、従来から広く知られている構造とほぼ同様である為、この図9〜12に示した従来構造と同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分並びに上記従来構造と異なる部分を中心に説明する。
本例のウォーム減速機6aの場合、ウォーム軸8の両端部を、第一、第二の玉軸受11a、11bにより、ギヤハウジング10に対し回転自在に支持している。これら両玉軸受11a、11bのうち、第一の玉軸受11aを構成する内輪30は、上記ウォーム軸8の基端部(図1、2の左端部)に設けた円筒部31に外嵌している。又、この円筒部31の先端部(図1、2の左端部)で上記内輪30よりも先端側に外れた部分に筒状の抑え部材32を外嵌固定している。この抑え部材32の外周面に設けた外向鍔部33と上記内輪30との間、及び、この内輪30と上記ウォーム軸8の基端寄り部分外周面に設けた肩部34との間に、それぞれ1対ずつの係止リング35、35と、これら両係止リング35、35の間に設けた弾性材製の筒状部材36とを設けている。又、上記ウォーム軸8の基端寄り部分外周面と第一の玉軸受11aの内輪30の内周面との間に、径方向の微小隙間を設けている。上記第一の玉軸受11aを構成する外輪37は、上記ギヤハウジング10の内面に形成した段差面38と、このギヤハウジング10の内面に係止した止め輪39との間で挟持して、上記外輪37の軸方向の変位を規制している。
上記ウォーム軸8の基端部に設けた円筒部31の内周面に雌スプライン部40を、電動モータ12の回転軸13の一端部(図1、2の右端部)外周面に雄スプライン部41を、それぞれ形成し、これら雄、雌両スプライン部40、41をスプライン係合させて成るスプライン係合部42により、上記回転軸13とウォーム軸8との端部同士を、動力の伝達を可能に結合している。
又、上記ウォーム軸8の先端部(図1、3の右端部)に設けた小径軸部43に、第二の玉軸受11bを外嵌している。即ち、この小径軸部43に第二の玉軸受11bを構成する内輪44を外嵌固定している。そして、上記ギヤハウジング10の一部に設けた凹孔45に、上記小径軸部43及び第二の玉軸受11bを挿入している。上記凹孔45の内周面は、図4に示す様に、断面形状を略長円形としており、幅方向(図4の左右方向)両側に設けた互いに平行な1対の平面部46、46と、これら両平面部46、46の両端縁部同士を連結した1対の部分円筒面部47a、47bとを備える。
上記各平面部46、46は、ウォームホイール7(図1〜3)の中心軸に対し直交する仮想平面上に位置している。又、上記各平面部46、46の、このウォームホイール7と反対側の端部(図4の下端部)に、1対の係止溝48、48を形成している。上記各平面部46、46同士の間隔d1 は、上記第二の玉軸受11bを構成する外輪22の外径Dよりも僅かに大きくしている。これに対して、上記各部分円筒面部47a、47bの幅方向(図4の左右方向)中央部同士の、上記各平面部46、46に対し平行な方向の間隔d2 は、上記第二の玉軸受11bの外輪22の外径Dよりも十分に大きくしている。そして、上記凹孔45内での、上記第二の玉軸受11bの、上記ウォームホイール7に対する遠近動を可能としている。又、ウォームホイール7に対するこの第二の玉軸受11bの遠近動は、上記外輪22が上記各平面部46、46に案内される為、円滑に行なわれる。
又、上記外輪22の外周面の、ウォームホイール7と反対側の円周方向一部(図1、3、4の下端部)と、上記凹孔45の内周面の円周方向一部との間に、弾力付与手段29を設けている。この弾力付与手段29は、ばね鋼板等の金属板製の板ばね65により構成している。この板ばね65は、中間部に設けた部分円筒状の押圧部49と、この押圧部49の両端部に設けた、上記外輪22の径方向外側に折り曲げた1対の係止板部50、50とを備える。
特に、本例の場合には、上記弾力付与手段29を、上記板ばね65の表面全体に、合成樹脂よりも弾性変形量の大きい、合成ゴムの如きエラストマー等の薄い弾性材51を、接着、焼き付け等により被覆する事により構成している。尚、この弾性材51を、上記板ばね65の表面の一部にのみ被覆する事もできる。例えば、板ばね65の押圧部49の表裏両側面の全体と、上記各係止板部50、50の、上記凹孔45の内面に設けた各係止溝48、48と係合する部分のみに、上記弾性材51を被覆する事もできる。
この様な弾力付与手段29は、上記外輪22の外周面の、ウォームホイール7と反対側の円周方向一部と、上記凹孔45の内周面の円周方向一部との間に設けると共に、上記各係止板部50、50の先端縁を上記各係止溝48、48に係止している。又、この状態で、上記押圧部49の凸曲面(図3、4の下面)と、上記凹孔45の1対の部分円筒面部47a、47bのうち、一方(図3、4の下方)の部分円筒面部47aの内面との間に、隙間を設けている。
この様な弾力付与手段29は、上記押圧部49の凹曲面側を上記第二の玉軸受11bの外輪22の外周面に押し付ける事により、この外輪22にウォームホイール7に向かう方向(図3、4の上方)に弾力を付与している。従って、前記ウォーム軸8の先端部は、上記弾力付与手段29により、上記第二の玉軸受11bを介して、ウォームホイール7に向かう方向の弾力が付与される。この結果、上記ウォーム軸8が電動モータ12の回転軸13(図1)に対し傾斜する傾向となり、このウォーム軸8とウォームホイール7との中心軸同士の間隔が縮まる傾向となって、このウォーム軸8のウォーム9とウォームホイール7との歯面同士が、予圧を付与された状態で、互いに押し付け合った状態となる。尚、本例の場合、弾力付与手段29の両端部に形成した係止板部50、50を係止溝48、48に係止している為、上記第二の玉軸受11bに安定して弾力を付与できる。これに対して、前述の図9〜12に示した特許文献1に記載された従来構造の場合、切り欠き23と突片部24とが係合している為、係合状態によっては、円滑に弾力の付与が行なわれない可能性がある。
又、本例の電動式パワーステアリング装置は、上述の様に、ウォームホイール7と、ウォーム軸8と、板ばね29とを備えたウォーム減速機6aを組み込んでいる。即ち、本例の電動式パワーステアリング装置は、このウォーム減速機6aと、後端部にステアリングホイール1(図9参照)を設けたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトの前端側に自在継手、中間シャフト等を介して連結した入力軸と、この入力軸の端部に結合したピニオンと、このピニオンと噛合させたラックと、上記ウォーム減速機6aを構成するウォーム軸8を回転駆動する電動モータ12と、上記ステアリングシャフトの周囲に設けて、上記ステアリングホイール1からこのステアリングシャフトに加わるトルクの方向と大きさとを検出するトルクセンサと、このトルクセンサから入力された信号に基づき上記電動モータ12の駆動状態を制御する制御器とを備える。
上述の様に構成する本例の電動式パワーステアリング装置用ウォーム減速機を組み込んだ電動式パワーステアリング装置の場合には、金属板製の弾力付与手段29によりウォーム軸8をウォームホイール7に向かう方向に弾性的に押圧している。この為、ウォームホイール7とウォーム軸8のウォーム9との噛合部に安価な構造で予圧を付与する事ができ、この噛合部での歯打ち音の発生を安価に抑える事ができ、しかも、ウォーム減速機6aの組立作業を容易に行なえる。
特に、本例の場合には、上記弾力付与手段29を、金属板製の板ばね65の表面に合成樹脂よりも弾性変形量の大きい弾性材51を被覆する事により構成している。この為、ウォーム減速機6aの使用時にウォーム軸8に加わるトルクが大きくなり、ウォームホイール7からこのウォーム軸8に加わるギヤ反力が大きくなる事により、このウォーム軸8がウォームホイール7から離れる方向に大きく変位する傾向となった場合でも、上記弾力付与手段29の一部がギヤハウジング10の凹孔45の内面や、第四の玉軸受11bの外輪22に衝合する際に生じる衝撃力を、上記板ばね65の表面に被覆した上記弾性材51により十分に吸収できる。この弾性材51は、合成樹脂よりも弾性変形量が大きい為、衝撃力の緩和を図り易い。この結果、上記弾力付与手段29の一部が上記ギヤハウジング10や外輪22に衝合した場合でも、耳障りな大きな衝突音の発生を十分に小さく抑える事ができる。
次に、図5は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ウォーム軸8の先端部に設けた小径軸部43に外嵌した、第二の玉軸受11bを構成する外輪22の外周面の円周方向一部と、ギヤハウジング10に設けた凹孔45の内周面の円周方向一部との間に、弾力付与手段29aを設けている。この弾力付与手段29aは、ばね鋼板等の金属板を環状に曲げ形成する事により形成すると共に、直径方向反対側2個所位置同士が十分に接近した、全体が円弧状となる様に変形させた板ばね66を備える。そして、この板ばね66の内周面及び外周面の表面全体に、合成ゴムの如きエラストマー等の弾性材51、51を、接着、焼き付け等により被覆する事により、上記弾力付与手段29aを構成している。
又、この弾力付与手段29aを構成する板ばね66の長さ方向両端縁部同士を、隙間52を介して近接対向させている。更に、この隙間52部分を上記弾力付与手段29aの幅方向(図5の左右方向)中央部に位置させた状態で、上記外輪22の外周面のウォームホイール7(図1〜3参照)と反対側の円周方向一部(図5の下端部)と、上記凹孔45の内周面の円周方向一部との間に、上記弾力付与手段29aを設置している。この状態で、この弾力付与手段29aの外周面のうち、ウォームホイール7側(図5の上側)の部分が上記第二の玉軸受11bの外輪22の外周面に接触し、このウォームホイール7と反対側(図5の下側)の部分が、上記凹孔45の1対の部分円筒面部47a、47bのうち、一方(図5の下方)の部分円筒面部47aに接触する。上記凹孔45を構成する1対の平面部46、46の、ウォームホイール7と反対側の端部に1対の段部53、53を形成しており、これら段部53、53の内側に上記弾力付与手段29aの円弧方向(図5の左右方向)両端部を進入させている。
上記弾力付与手段29aの外周面のウォームホイール7側の部分は、上記第二の玉軸受11bの外輪22の外周面に押し付けて、この外輪22にウォームホイール7に向かう方向に弾力を付与している。この結果、上記ウォーム軸8が電動モータ12の回転軸13(図1参照)に対し傾斜する傾向となり、このウォーム軸8とウォームホイール7との中心軸同士の間隔が縮まる傾向となって、ウォーム軸8のウォーム9とウォームホイール7との歯面同士が、予圧を付与された状態で、互いに押し付け合った状態となる。
上述の様に構成する本例の場合には、環状に形成した板ばね66の内周面及び外周面の表面全体に合成樹脂よりも弾性変形量の大きい弾性材51、51を被覆する事により、弾力付与手段29aを構成している。この為、ウォーム減速機6aの使用時にウォーム軸8に加わるトルクが大きくなり、ウォームホイール7からこのウォーム軸8に加わるギヤ反力が大きくなる事により、このウォーム軸8がウォームホイール7から離れる方向に大きく変位する傾向となった場合でも、上記弾力付与手段29aの一部がギヤハウジング10の凹孔45の内面や、第四の玉軸受11bの外輪22に衝合したり、上記弾力付与手段29aの内周面の一部同士が衝合する際に生じる衝撃力を、板ばね66の表面に被覆した上記弾性材51、51により十分に吸収できる。この結果、上記弾力付与手段29aの一部が上記ギヤハウジング10や外輪22に衝合したり、上記弾力付与手段29aの一部同士が衝合した場合でも、耳障りな大きな衝突音の発生を十分に小さく抑える事ができる。
その他の構成及び作用に就いては、上述の実施の形態の第1例の場合と同様である為、同等部分には同一符号を付して重複する図示並びに説明を省略する。
尚、ウォーム軸8にウォームホイール7に向かう方向の弾力を付与すべく、このウォーム軸8に弾力を付与する弾力付与手段を構成する板ばね29、29aの基本的構造は、上述した各例の構造に限定するものではない。例えば、本発明は、前述の図9〜12に示した従来構造に組み込んだ弾力付与手段21を構成する、金属板製の板ばねの表面に、合成樹脂よりも弾性変形量の大きい合成ゴムの如きエラストマー等の弾性材を被覆し、この弾力付与手段21によりウォーム軸8の先端部に、第二の玉軸受11bを介して弾力を付与する構造とする事もできる。
又、本発明の電動式パワーステアリング装置の基本的構造として、例えば、図6〜8に示す種々の構造を採用できる。このうちの図6に示した構造は、上述した各例の場合と同様に、ステアリングシャフト54の中間部の周囲に電動モータ12及びウォーム減速機6aを設けている。即ち、この図6に示した電動式パワーステアリング装置は、後端部(図6の右端部)にステアリングホイール1を固定したステアリングシャフト54と、このステアリングシャフト54の前端側(図6の左端側)に自在継手55、55及び中間シャフト56を介して連結した入力軸57と、この入力軸57の下端部に結合したピニオン58と、このピニオン58又はこのピニオン58に支持した部材と噛合させたラック(図示せず)と、トルクセンサ及び制御器(図示せず)とを備える。そして、上記ステアリングシャフト54を挿通したステアリングコラム59の前端部(図6の左端部)に、ウォーム減速機6aを構成するギヤハウジング10を固定している。又、このギヤハウジング10に電動モータ12を構成するケース60を固定している。上記ウォーム減速機6aを構成するウォームホイール7(図1〜3参照)は、上記ステアリングシャフト54の前端側部分を構成するインナーシャフト61の中間部に外嵌固定している。上記トルクセンサは、上記ステアリングシャフト54の中間部の周囲に設けている。
上記ステアリングシャフト54の回転は、上記自在継手55、55及び中間シャフト56を介してステアリングギヤの入力軸57に伝達される。この入力軸57は、上記ステアリングギヤを構成するピニオン58を回転させ、上記ラックを介してタイロッド62、62を押し引きし、図示しない操舵輪に所望の舵角を付与する。
又、図7に示す構造は、ラックと噛合させるピニオン58(図6参照)の周辺部に電動モータ12及びウォーム減速機を設けている。又、上記ピニオン58又はこのピニオン58に支持した部材の一部に、ウォームホイール7(図1〜3参照)を固定している。この様な図7に示す構造の場合、トルクセンサは、ステアリングシャフト54の周囲ではなく、上記ピニオン58の周辺部に設ける事もできる。
又、図8に示す様に、ラック63の一部で、ピニオン58との係合部から外れた位置に噛合させたサブピニオン64の周辺部に、電動モータ12及びウォーム減速機6aを設ける事もできる。この図8に示す構造の場合には、このサブピニオン64に固定したウォームホイールと、ウォーム軸8とを噛合させる。この様な図8に示した構造の場合にも、トルクセンサを、上記ピニオン58の周辺部に設ける事ができる。
本発明の電動式パワーステアリング装置は、この様な図6〜8に示した構造の何れにも適用できる。
又、本発明の電動式パワーステアリング装置は、入力軸57の端部に固定したピニオン58とラック63(図8参照)とを直接噛合させる構造に限定するものでもない。例えば、入力軸57の下端部に設けたピンを、この入力軸57と別体に設けたピニオンギヤの長孔内に、この長孔の長さ方向の変位を可能として係合させると共に、このピニオンギヤとラック63とを噛合させ、車速に応じてステアリングシャフト54の回転角度に対するラック63の変位量の比を変化させる、所謂車速応動可変ギヤレシオ機構(VGS)を組み込んだ構造と、上述した各例の構造とを組み合わせる事もできる。
本発明の実施の形態の第1例の電動式パワーステアリング装置のウォーム減速機部分を、一部を切断して示す図。 図1のA部拡大断面図。 同B部拡大断面図。 図3のC−C断面図。 本発明の実施の形態の第2例の電動式パワーステアリング装置を示す、図4と同様の図。 電動式パワーステアリング装置の基本的構造のうち、ウォーム減速機及び電動モータをステアリングシャフトの周囲に設けた第1例の構造を、一部を切断して示す図。 同じくウォーム減速機及び電動モータをピニオンの周辺部に設けた第2例の構造を、一部を切断して示す図。 同じくウォーム減速機及び電動モータをサブピニオンの周辺部に設けた第3例構造を、一部を切断して示す図。 従来構造の1例の電動式パワーステアリング装置を示す部分断面図。 図9のD−D拡大断面図。 図10のE−E拡大断面図。 図11の構造に組み込む弾力付与手段のみを取り出して示す斜視図。
符号の説明
1 ステアリングホイ−ル
2 第一のステアリングシャフト
3 筒状部材
4 トーションバー
5 第二のステアリングシャフト
6、6a ウォーム減速機
7 ウォームホイール
8 ウォーム軸
9 ウォーム
10 ギヤハウジング
11a 第一の玉軸受
11b 第二の玉軸受
12 電動モータ
13 回転軸
14 動力伝達機構
15 第一の噛合歯
16 第二の噛合歯
17 第一の噛合素子
18 第二の噛合素子
19 弾性素子
20 噛合歯
21 弾力付与手段
22 外輪
23 切り欠き
24 突片部
25 湾曲部
26 ばね片
27 凹孔
28 凹部
29、29a 弾力付与手段
30 内輪
31 円筒部
32 抑え部材
33 外向鍔部
34 肩部
35 係止リング
36 筒状部材
37 外輪
38 段差面
39 止め輪
40 雌スプライン部
41 雄スプライン部
42 スプライン係合部
43 小径軸部
44 内輪
45 凹孔
46 平面部
47a、47b 部分円筒面部
48 係止溝
49 押圧部
50 係止板部
51 弾性材
52 隙間
53 段部
54 ステアリングシャフト
55 自在継手
56 中間シャフト
57 入力軸
58 ピニオン
59 ステアリングコラム
60 ケース
61 インナーシャフト
62 タイロッド
63 ラック
64 サブピニオン
65 板ばね
66 板ばね

Claims (2)

  1. ウォームホイールと、ウォーム軸と、弾力付与手段とを備え、このウォームホイールは、シャフトと、このシャフトの前端側に設けたピニオンと、このピニオンと離れた位置でラックに噛合するサブピニオンとのうちの何れかの部材に固定するものであり、上記ウォーム軸は、両端寄り部分をギヤハウジングの内側に1対の軸受により回転自在に支持されると共に、中間部に設けたウォームが上記ウォームホイールと噛合するものであり、上記弾力付与手段は、金属板製で、上記ウォーム軸に弾力を付与し、このウォーム軸に上記ウォームホイールに向かう方向の弾力を付与するものであるウォーム減速機に於いて、
    上記弾力付与手段を、金属板製の板ばねの表面に、合成樹脂よりも弾性変形量の大きい弾性材を被覆する事により構成している事を特徴とするウォーム減速機。
  2. 後端部にステアリングホイールを設けたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトの前端側に設けられたピニオンと、このピニオン又はこのピニオンに支持した部材と噛合させたラックと、請求項1に記載したウォーム減速機と、このウォーム減速機を構成するウォーム軸を回転駆動する電動モータと、上記ステアリングシャフト又はピニオンに加わるトルクの方向と大きさとを検出するトルクセンサと、このトルクセンサから入力された信号に基づき上記電動モータの駆動状態を制御する制御器とを備え、上記ステアリングシャフトが請求項1に記載したシャフトである電動式パワーステアリング装置。
JP2006096667A 2006-03-31 2006-03-31 ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置 Pending JP2007270943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006096667A JP2007270943A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006096667A JP2007270943A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007270943A true JP2007270943A (ja) 2007-10-18

Family

ID=38673961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006096667A Pending JP2007270943A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007270943A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287647A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Oiles Ind Co Ltd 操舵補助装置のウォーム支持構造
JP2011157034A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2012086799A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2013184502A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
WO2013161845A1 (ja) * 2012-04-25 2013-10-31 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
JP2013226898A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2013237399A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
EP2829458A1 (en) * 2013-07-25 2015-01-28 Jtekt Corporation Electric power steering system
CN104943739A (zh) * 2014-03-24 2015-09-30 株式会社昭和 动力转向装置
GB2528517A (en) * 2014-07-23 2016-01-27 Showa Corp Worm biasing structure
WO2016056268A1 (ja) * 2014-10-09 2016-04-14 日本精工株式会社 ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法
WO2016056633A1 (ja) * 2014-10-09 2016-04-14 日本精工株式会社 ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法
JP2017036045A (ja) * 2016-11-10 2017-02-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
DE102017109834A1 (de) * 2017-05-08 2018-11-08 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Schneckengetriebeanordnung für Antriebssysteme im KFZ-Bereich
JP2019108961A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 トヨタ自動車株式会社 ディファレンシャル装置
CN111288125A (zh) * 2020-02-12 2020-06-16 常州工学院 具有高阻尼高柔性轴承嵌套结构的行星齿轮传动系统
JP2020176679A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 日本精工株式会社 ウォーム減速機及び電動アシスト装置
US10919565B2 (en) 2018-10-10 2021-02-16 Hyundai Motor Company Noise reduction structure of electronic power steering apparatus
CN113423960A (zh) * 2019-02-12 2021-09-21 日本精工株式会社 蜗轮减速器以及电动辅助装置
CN113531104A (zh) * 2021-08-17 2021-10-22 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种转向系统涡轮蜗杆减速机构间隙补偿机构

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287647A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Oiles Ind Co Ltd 操舵補助装置のウォーム支持構造
JP2011157034A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2012086799A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2013184502A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
WO2013161845A1 (ja) * 2012-04-25 2013-10-31 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
JP2013226898A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
CN104245478A (zh) * 2012-04-25 2014-12-24 株式会社捷太格特 电动助力转向装置
US9638307B2 (en) 2012-04-25 2017-05-02 Jtekt Corporation Electric power steering device
JP2013237399A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
US9499194B2 (en) 2013-07-25 2016-11-22 Jtekt Corporation Electric power steering system
EP2829458A1 (en) * 2013-07-25 2015-01-28 Jtekt Corporation Electric power steering system
JP2015182597A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社ショーワ パワーステアリング装置
CN104943739B (zh) * 2014-03-24 2019-01-18 株式会社昭和 动力转向装置
CN104943739A (zh) * 2014-03-24 2015-09-30 株式会社昭和 动力转向装置
GB2528517A (en) * 2014-07-23 2016-01-27 Showa Corp Worm biasing structure
CN105276089A (zh) * 2014-07-23 2016-01-27 株式会社昭和 蜗杆偏置结构
US9777826B2 (en) 2014-07-23 2017-10-03 Showa Corporation Worm biasing structure
WO2016056268A1 (ja) * 2014-10-09 2016-04-14 日本精工株式会社 ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法
WO2016056633A1 (ja) * 2014-10-09 2016-04-14 日本精工株式会社 ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法
JPWO2016056633A1 (ja) * 2014-10-09 2017-04-27 日本精工株式会社 ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法
US10619718B2 (en) 2014-10-09 2020-04-14 Nsk Ltd. Worm reducer and method of assembling worm reducer
JP2017036045A (ja) * 2016-11-10 2017-02-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
DE102017109834A1 (de) * 2017-05-08 2018-11-08 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Schneckengetriebeanordnung für Antriebssysteme im KFZ-Bereich
JP2019108961A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 トヨタ自動車株式会社 ディファレンシャル装置
US10919565B2 (en) 2018-10-10 2021-02-16 Hyundai Motor Company Noise reduction structure of electronic power steering apparatus
CN113423960A (zh) * 2019-02-12 2021-09-21 日本精工株式会社 蜗轮减速器以及电动辅助装置
CN113423960B (zh) * 2019-02-12 2023-02-17 日本精工株式会社 蜗轮减速器以及电动辅助装置
JP2020176679A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 日本精工株式会社 ウォーム減速機及び電動アシスト装置
JP7255333B2 (ja) 2019-04-18 2023-04-11 日本精工株式会社 ウォーム減速機及び電動アシスト装置
CN111288125A (zh) * 2020-02-12 2020-06-16 常州工学院 具有高阻尼高柔性轴承嵌套结构的行星齿轮传动系统
CN111288125B (zh) * 2020-02-12 2021-03-19 常州工学院 具有高阻尼高柔性轴承嵌套结构的行星齿轮传动系统
CN113531104A (zh) * 2021-08-17 2021-10-22 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种转向系统涡轮蜗杆减速机构间隙补偿机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007270943A (ja) ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置
JP6020893B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6115623B2 (ja) トルク伝達用継手および電動式パワーステアリング装置
JP4888281B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP3951913B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP5645070B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4716679B2 (ja) ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP5007591B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2004332921A (ja) ウォームギヤ機構及びウォームギヤ機構を搭載した電動パワーステアリング装置
JP4979801B2 (ja) ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2005337489A (ja) ウォームギヤ機構及びウォームギヤ機構を搭載した電動パワーステアリング装置
JP2010095006A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2010001966A (ja) 回転軸継手及びウォーム減速機付回転駆動装置
JP2006151352A (ja) ステアリング装置
JP2007303649A (ja) 減速機構及び電動パワーステアリング装置
JP4985453B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2007203947A (ja) 電動式パワーステアリング装置用ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置
JP2007161165A (ja) 動力伝達機構とこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置
JP2004082896A (ja) 電動式舵取装置
JP5181747B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2014193638A (ja) パワーステアリング装置
JP5176549B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2007247790A (ja) ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置
JP2014136437A (ja) ラックピニオン式ステアリング装置
JP2009061898A (ja) 電動式パワーステアリング装置