JP2007263062A - エンジン駆動型作業機の燃料タンク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン駆動型作業機1に搭載する燃料タンク10を,幅W及び長さLに対して高さHを相対的に低くした扁平な略直方体として形成する。そして,燃料タンク10の長さ方向を前記基台フレーム2の長さ方向として前記基台フレーム2内に収容し,前記燃料タンク10の少なくとも底壁を,前記燃料タンク10の長さ方向の一端10a側が他端10b側に対して相対的に高くなるよう傾斜させて,前記一端10a側に給油口11を設け,且つ,前記燃料タンク10内の燃料を吸い上げて前記エンジン5に導入するための燃料吸上管13を,前記燃料タンク10の長さ方向の他端側10bに設ける。
【選択図】 図2
Description
前記燃料タンク10を幅W及び長さLに対して高さHを相対的に低くした扁平な略直方体として形成すると共に,該燃料タンク10の長さ方向を前記基台フレーム2の長さ方向として前記基台フレーム2内に収容し,
前記燃料タンク10の少なくとも底壁を,前記燃料タンク10の長さ方向の一端10a側が他端10b側に対して相対的に高くなるよう傾斜させて,前記一端10a側に給油口11を設け,且つ,前記燃料タンク10内の燃料を吸い上げて前記エンジン5に導入するための燃料吸上管13を,前記燃料タンク10の長さ方向の他端側10bに設けたことを特徴とする(請求項1)。
(1)燃料タンクの構造
本発明の燃料タンク10を搭載するエンジン駆動型発電機1が,前述した従来技術のエンジン駆動型作業機と同様,基台フレーム2と,この基台フレーム2の上部空間を覆うボンネット3によって構成されたパッケージ4を備え,このパッケージ4内にエンジン5,発電機本体6及び燃料タンク10を収容したものである点については,従来技術として前述したエンジン駆動型作業機1と同様である(図1参照)。
以上説明した実施形態1の燃料タンク10にあっては,燃料タンク10の少なくとも底面を,給油口11を設けた長さ方向の一端10a側において燃料吸上管13を設けた他端10b側に対して相対的に高い位置となるように傾斜させたことにより,燃料タンク10内に給油された燃料が消費されるに従い,燃料タンク10内の燃料は,燃料タンク10の底壁の傾斜方向に従って前述の燃料吸上管13が設けられた燃料タンク10の長さ方向の他端10b側に集まる。
次に,以上のように構成された本発明の実施形態の燃料タンクの有効容量について,比較例の燃料タンクの有効容量と比較した結果を以下説明する。
エンジン駆動型作業機1を傾斜させることなく水平に配置した状態[図1(A),図1(B)]において,このエンジン駆動型作業機1に搭載された燃料タンクの状態をそれぞれ図3(A)及び図3(B)に示す。
次に,本実施例及び比較例の各燃料タンク10を搭載したエンジン駆動型作業機1を,図中右側を下向きとして許容傾斜角である5°傾斜させた状態を図4(A)及び図4(B)に,このときの燃料タンクの状態を図5(A)及び図5(B)に示す。
さらに,本実施例及び比較例の燃料タンク10を搭載したエンジン駆動型作業機1を,紙面左側を下向きとして,許容傾斜角である5°傾斜して配置した場合[図6(A),図6(B)]における燃料タンクの状態を,図7(A)及び図7(B)を参照して説明する。
以上のように,本実施例の燃料タンク10によれば,エンジン駆動型作業機1の許容傾斜角度(一例として,上記実施例では5°)の範囲内におけるいずれの角度でエンジン駆動型作業機1を傾斜して配置したとしても,同条件で配置された比較例の燃料タンクに比べていずれも有効容量を大きくとることができた。
(1)燃料タンクの構成
次に,本発明の別の実施形態を図8を参照して説明する。
以上のように構成された実施形態2の燃料タンク10にあっては,燃料吸上管13が設けられた部分の底面側の角部が,燃料タンク10全体を前述のように傾斜させたことにより逆三角錐状の漏斗状を成し,燃料タンク10内の燃料が消費されるにつれてこの部分に燃料が集中する。
2 基台フレーム
3 ボンネット
31 開口
4 パッケージ
5 エンジン
51 開口
6 作業機本体(発電機本体)
10 燃料タンク
10a 一端
10b 他端
11 給油口
11a 上端
11b 下端
12a,12b 角部
13 燃料吸上管
13a 上端
13b 下端
14 ドレン排出口
15 ドレン排出管
Claims (7)
- 平面視において略長方形状を成し,上向きに開口する箱型の基台フレーム内に燃料タンクを収容すると共に,前記燃料タンクから燃料の供給を受けるエンジンと,前記エンジンによって駆動される作業機本体を前記基台フレーム上に載置したエンジン駆動型作業機において,
前記燃料タンクを幅及び長さに対して高さを相対的に低くした扁平な略直方体として形成すると共に,該燃料タンクの長さ方向を前記基台フレームの長さ方向として前記基台フレーム内に収容し,
前記燃料タンクの少なくとも底壁を,前記燃料タンクの長さ方向の一端側が他端側に対して相対的に高くなるよう傾斜させて,前記一端側に給油口を設け,且つ,前記燃料タンク内の燃料を吸い上げて前記エンジンに導入するための燃料吸上管を,前記燃料タンクの長さ方向の他端側に設けたことを特徴とするエンジン駆動型作業機の燃料タンク。 - 前記燃料タンクの長さ方向他端側における燃料タンクの側壁又は底壁に,前記燃料タンク内に混入したゴミや水等を排出するためのドレン排出口を形成したことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動型作業の燃料タンク。
- 前記燃料タンク底壁の長さ方向における傾斜角を,同方向における前記エンジン駆動型作業機の許容傾斜角としたことを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン駆動型作業機の燃料タンク。
- 平面視における前記燃料タンクの長さ方向一端側のいずれかの角部近傍に前記給油口を設けると共に,前記燃料吸上管を前記給油口に対し対角線上にある角部近傍に設け,且つ,前記燃料タンクの底壁が前記給油口を設けた角部において他の部分に対して相対的に高く,且つ,前記燃料吸上管を設けた角部において他の部分に対して相対的に低くなるように前記燃料タンクの底壁を長さ方向及び幅方向に傾斜させたことを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン駆動型作業機の燃料タンク。
- 前記燃料吸上管を設けた角部近傍において前記燃料タンクの側壁又は底壁に,燃料タンク内に混入したゴミや水等を排出するためのドレン排出口を形成したことを特徴とする請求項4記載のエンジン駆動型作業の燃料タンク。
- 前記燃料タンク底壁の幅方向における傾斜角を,同方向における前記エンジン駆動型作業機の許容傾斜角としたことを特徴とする請求項4又は5記載のエンジン駆動型作業機の燃料タンク。
- 前記燃料タンクの底壁が,前記燃料タンクの全体を傾斜させることにより傾斜されて成ることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のエンジン駆動型作業機の燃料タンク。
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