JP2007259213A - 無線タグ装置、無線タグ用アンテナ、受電力回路、無線タグ読み取り方法 - Google Patents
無線タグ装置、無線タグ用アンテナ、受電力回路、無線タグ読み取り方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007259213A JP2007259213A JP2006082458A JP2006082458A JP2007259213A JP 2007259213 A JP2007259213 A JP 2007259213A JP 2006082458 A JP2006082458 A JP 2006082458A JP 2006082458 A JP2006082458 A JP 2006082458A JP 2007259213 A JP2007259213 A JP 2007259213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- tag device
- power supply
- wireless tag
- microprocessor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
【解決手段】マイクロストリップ構造の反射器L1と、2分割給電素子L2及びL3と、導波器L4〜L6とを有するレクテナであり、L1〜L6からλ/40程度の間隔でGND板を配置し、指向性を正面方向からL4〜L6方向へチルトさせる無線タグ用アンテナと、アンテナ給電点Cから供給されるRF入力信号から、コンデンサC1と整流素子D3との接続点Dに昇圧整流DC電源電圧およびRF信号を得るとともに、整流素子D3とショートスタブL7との接続点Eに昇圧RF信号を得る受電力回路と、マイクロプロセッサU3及び U3のデータ入力と電源制御を行う回路とを有する無線タグ装置であって、マイクロプロセッサU3のデータ出力端子Doutからの出力に応じて可変インピーダンス素子D1及びD2のバイアス電圧を効率良く変化させることにより、マイクロプロセッサU3から出力された情報を電波にのせてリーダへ返送する。
【選択図】図3
Description
無線タグ装置は、無線タグ用アンテナと、無線タグ用アンテナで受信したRF信号を効率的に昇圧整流する受電力回路、ならびにマイクロプロセッサU3とU3のデータ入力と電源制御を行う回路とを有する。
受電力回路は、給電素子L2またはL3に設けられたアンテナ給電点CとコンデンサC1を介して接続し、前記アンテナ給電点Cから供給されるRF入力信号を昇圧整流して外部負荷に電力を供給する。さらにコンデンサC1には数十pF(ピコ・ファラド:10-12F)程度の容量のコンデンサを用いることができる。
この読み取り方法では、リーダから質問キャリア信号を連続送信する際に一定期間T秒ごとに1ms程度のリセット同期用キャリア非送信区間を挿入すること、および前記リセット同期は眠っている無線タグ装置を起こす役割とともに無線タグ装置からの返送タイミングの同期にも用いられること、さらに無線タグ装置からの返送タイミングは、無線タグ装置ごとに定められたリセット同期からの遅延時間が記録されているものをタグ応答タイムスロットとして、道路等に設置される無線タグ装置において近接する無線タグ装置同士で同じタグ応答タイムスロットを利用しないこと、および離れた無線タグ装置同士では同じタグ応答タイムスロットを繰り返し利用することにより、車載のりーダで受信されるタグ応答信号に重なりがないようにしたことを特徴とする。
501 リーダライタに属する高周波コイル
502 高周波コイル
503 感温素子
504 電池
505 水晶振動子
510 ブリッジ
511 AD変換器
512 メモリ
513 整流、変調、復調回路
514 電源回路
515 マイクロコンピュータ
516 発振回路
517 第一の電源供給路
518 第二の電源供給路
519 情報の流れ
L1 マイクロストリップ反射器
L2 , L3 2分割マイクロストリップアンテナ(給電素子)
L4 , L5 , L6 マイクロストリップ導波器
L7 マイクロストリップ・ショートスタブ
D1 , D2 バラクタダイオード
D3 , D4 , D5 , D7 ショットキ・バリアダイオード
D6 ツェナダイオード
E1 電池
U1 反転論理回路
U2 論理和回路
U3 マイクロプロセッサ
C1〜C5 コンデンサ
R1〜R8 抵抗器
RS サーミスタ
λ 使用する電磁波の波長
Claims (13)
- マイクロストリップ反射器L1と、2分割マイクロストリップ給電素子L2及びL3と、マイクロストリップ導波器L4〜L6とを有するレクテナであって、L1〜L6からλ/40程度(λは電磁波の波長)の間隔でGND板を配置し、反射器L1は給電素子L2+L3よりも3〜5%程度長く、導波器L4〜L6は同じ長さで且つ給電素子L2+L3よりも3〜5%程度短く、L1〜L6のストリップ導体幅をλ/10程度とし、L1〜L6の配置間隔をλ/5程度とすることによって指向性を正面方向からL4〜L6方向へチルトさせる構造を有することを特徴とする無線タグ用アンテナ。
- 前記無線タグ用アンテナは、給電素子L2とL3との間に可変インピーダンス素子D1及びD2を接続してD1及びD2のバイアス電圧を変化させることにより、応答信号を返送することを特徴とする請求項1に記載の無線タグ用アンテナ。
- 前記可変インピーダンス素子D1及びD2がバラクタダイオードであることを特徴とする請求項2に記載の無線タグ用アンテナ。
- 前記給電素子L2またはL3に設けられたアンテナ給電点CからコンデンサC1と整流素子D3とショートスタブL7とが直列に接続され、前記アンテナ給電点Cから供給されるRF入力信号から、コンデンサC1と整流素子D3との接続点Dに昇圧整流DC電源電圧およびRF信号を得るとともに、整流素子D3とショートスタブL7との接続点Eに昇圧RF信号を得ることを特徴とする受電力回路。
- 整流素子D3とショートスタブL7との接続点Eから整流素子D4を介して第1の昇圧整流DC電源電圧をコンデンサC3にチャージし、コンデンサC1と整流素子D3との接続点Dから抵抗R3を介して第2の昇圧整流DC電源電圧をコンデンサC2にチャージすることで2種類の電圧源を得ること、すなわちD4とC3との接続点Gでプラス電圧、およびR3とC2との接続点Fでマイナス電圧を得ることを特徴とする請求項4に記載の受電力回路。
- 第1電源G点と第2電源F点間の電位差を受信信号として反転論理回路U1で検出するとともに、接続点Gから整流素子D5を介して昇圧整流された直流電圧をコンデンサC4にチャージして、マイクロプロセッサU3及びU3のデータ入力と電源制御を行う回路の電源電圧とすることを特徴とする請求項5に記載の受電力回路。
- 前記整流素子D3、D4、D5がショットキ・バリアダイオードであることを特徴とする請求項4乃至請求項6に記載の受電力回路。
- 前記無線タグ用アンテナと前記受電力回路、ならびにマイクロプロセッサU3とU3のデータ入力と電源制御を行う回路とを有する無線タグ装置であって、第2電源F点から抵抗R2を介してアンテナのストリップ導体L3に接続し、マイクロプロセッサU3のデータ出力端子Doutから抵抗R1を介してアンテナのストリップ導体L2に接続し、データ出力端子Doutからの出力に応じて可変インピーダンス素子D1及びD2のバイアス電圧を効率良く変化させることにより、マイクロプロセッサU3から出力された情報を電波にのせてリーダへ返送することを特徴とする無線タグ装置。
- マイクロプロセッサU3の電源が論理和回路U2から供給され、論理和回路U2の1つの入力は反転論理回路U1の出力で制御され、論理和回路U2のもう1つの入力はマイクロプロセッサU3の出力で制御されるように接続され、電源電圧の立ち上がり時間を短縮し、マイクロプロセッサU3の起動を確実にするとともに、一旦起動すればこれを保持することを特徴とする請求項8に記載の無線タグ装置。
- マイクロプロセッサU3は、コンパレータ機能やアナログ・デジタル変換機能などを内蔵し、温度や圧力など様々なセンサ情報を取り込み応答信号として返送することができることを特徴とする請求項8乃至請求項9に記載の無線タグ装置。
- 反転論理回路U1の電源と論理和回路U2の電源間に整流素子D7を挿入し、U2の電源A・F間に電池を挿入することによって、電池の電力でマイクロプロセッサU3を動作させるセミパッシブ型の無線タグ装置であって、リーダからの受信があるときには受信信号を基にして電池の充電を行うとともに、リーダからの受信がないときには反転論理回路U1の出力はLowとなり、U3はデータ入力端子DINの入力状態を監視することによってパワーオン出力端子PonをLow出力として自らの電源をOFFすることで電池の消耗を軽減することを特徴とする請求項8乃至請求項10に記載の無線タグ装置。
- 前記整流素子D7がショットキ・バリアダイオードであることを特徴とする請求項11に記載の無線タグ装置。
- 車載のリーダからキャリア信号を送信し、道路などの走路周辺に設置された無線タグ装置からの応答信号を読み取る無線タグ読み取り方法であって、リーダから質問キャリア信号を連続送信する際に一定期間T秒ごとに1ms程度のリセット同期用キャリア非送信区間を挿入すること、および前記リセット同期は眠っている無線タグ装置を起こす役割とともに無線タグ装置からの返送タイミングの同期にも用いられること、さらに無線タグ装置からの返送タイミングは、無線タグ装置ごとに定められたリセット同期からの遅延時間が記録されているものをタグ応答タイムスロットとして、道路等に設置される無線タグ装置において近接する無線タグ装置同士で同じタグ応答タイムスロットを利用しないこと、および離れた無線タグ装置同士では同じタグ応答タイムスロットを繰り返し利用することにより、車載のリーダで受信されるタグ応答信号に重なりがないようにしたことを特徴とする無線タグ読み取り方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006082458A JP2007259213A (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | 無線タグ装置、無線タグ用アンテナ、受電力回路、無線タグ読み取り方法 |
JP2011050448A JP5031913B2 (ja) | 2006-03-24 | 2011-03-08 | 無線タグ装置、受電力回路、および無線タグ読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006082458A JP2007259213A (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | 無線タグ装置、無線タグ用アンテナ、受電力回路、無線タグ読み取り方法 |
JP2011050448A JP5031913B2 (ja) | 2006-03-24 | 2011-03-08 | 無線タグ装置、受電力回路、および無線タグ読み取り方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011050448A Division JP5031913B2 (ja) | 2006-03-24 | 2011-03-08 | 無線タグ装置、受電力回路、および無線タグ読み取り方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007259213A true JP2007259213A (ja) | 2007-10-04 |
Family
ID=51013939
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006082458A Pending JP2007259213A (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | 無線タグ装置、無線タグ用アンテナ、受電力回路、無線タグ読み取り方法 |
JP2011050448A Expired - Fee Related JP5031913B2 (ja) | 2006-03-24 | 2011-03-08 | 無線タグ装置、受電力回路、および無線タグ読み取り方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011050448A Expired - Fee Related JP5031913B2 (ja) | 2006-03-24 | 2011-03-08 | 無線タグ装置、受電力回路、および無線タグ読み取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2007259213A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294994A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Japan Research Institute Ltd | 自律タグ |
CN111886512A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-03 | 三菱电机株式会社 | 通行监视系统和rf标签 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT515562B1 (de) * | 2014-03-20 | 2016-01-15 | Peter Ing Kuntschitsch | Fahrzeugpositionsabhängige hochenergetisch-elektromagnetische Energieeinspeisung zwischen Fahrbahn und Fahrzeug |
US10740577B2 (en) * | 2016-07-12 | 2020-08-11 | Palo Alto Research Center Incorporated | Passive sensor tag system |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0697720A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-08 | Nec Corp | アンテナ装置 |
JP2000322545A (ja) * | 1999-05-14 | 2000-11-24 | Toenec Corp | 非接触型情報記憶媒体 |
JP2005165462A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Toshiba Tec Corp | 無線タグ |
JP2005278139A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-10-06 | Intelligent Cosmos Research Institute | Rfidタグ装置 |
-
2006
- 2006-03-24 JP JP2006082458A patent/JP2007259213A/ja active Pending
-
2011
- 2011-03-08 JP JP2011050448A patent/JP5031913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0697720A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-08 | Nec Corp | アンテナ装置 |
JP2000322545A (ja) * | 1999-05-14 | 2000-11-24 | Toenec Corp | 非接触型情報記憶媒体 |
JP2005165462A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Toshiba Tec Corp | 無線タグ |
JP2005278139A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-10-06 | Intelligent Cosmos Research Institute | Rfidタグ装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294994A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Japan Research Institute Ltd | 自律タグ |
CN111886512A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-03 | 三菱电机株式会社 | 通行监视系统和rf标签 |
CN111886512B (zh) * | 2018-03-29 | 2023-07-07 | 三菱电机株式会社 | 通行监视系统和rf标签 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011205632A (ja) | 2011-10-13 |
JP5031913B2 (ja) | 2012-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8493181B2 (en) | Sensor tag, sensor tag device, power receiving circuit, and sensor tag device power supply method | |
US10755161B2 (en) | Systems and methods for a RFID enabled metal license plate | |
US6738025B2 (en) | Antenna matching circuit | |
EP2294711B1 (en) | Method and apparatus with negative resistance in wireless power transfers | |
JP5023965B2 (ja) | リーダ/ライタ装置および非接触データキャリアシステム | |
JP5031913B2 (ja) | 無線タグ装置、受電力回路、および無線タグ読み取り方法 | |
US9633243B1 (en) | Method and apparatus for facilitating a wireless transaction event via a RFID tag device with a mobile device | |
JP2003536302A (ja) | 遠隔通信のシステムおよび方法 | |
JPH0974370A (ja) | 無線周波数トランスポンダ | |
JP2009225551A (ja) | 電力伝送システム | |
US20160275322A1 (en) | Uhf rfid wrist strap | |
US20110248833A1 (en) | Rfid system | |
JP4964670B2 (ja) | 車載ナンバープレート | |
CN103679082A (zh) | 射频标签、标签阅读器及射频标签充电方法 | |
JPH11232585A (ja) | 車両の路側逸脱防止システム | |
US6320508B1 (en) | Arrangement for an antenna resonant circuit for contactless transmission systems | |
CN100353729C (zh) | 具有两种供电电压的转发器 | |
US9379666B2 (en) | Microwave band booster rectifier circuit, and wireless tag device and wireless tag system employing same | |
CN201975807U (zh) | 一种半无源式车载终端 | |
KR101584953B1 (ko) | 알에프아이디 유에치에프 알에프 인터럽트 로직회로 | |
KR100993316B1 (ko) | 지능형 교통 시스템을 위한 gps 및 etcs 통합 모듈 | |
US11551017B2 (en) | RFID system with improved signal transmission characteristics | |
CN221519539U (zh) | 用于车联网射频模块的供电电路及车辆 | |
KR20080105494A (ko) | 차대번호용 알에프아이디 태그 | |
KR101009299B1 (ko) | 통합카드 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100722 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100902 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110308 |