JP2007250569A - プラズマ処理装置およびプラズマに曝される部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被処理体Wを収容する処理容器内で被処理体Wにプラズマ処理を施すプラズマ処理装置は、処理容器内においてその一部が少なくともプラズマの生成領域に位置する部材27を有し、この部材27は、金属製の本体271の表面にシリコン膜272がコーティングされてなる。
【選択図】図4
Description
この場合に、前記プラズマに曝される部位は、金属製の本体の表面にシリコン膜がコーティングされて構成されていてよい。
この場合に、前記マイクロ波導入部は、マイクロ波を放射するアンテナと、前記アンテナから放射されたマイクロ波を透過して処理容器内に導く誘電体からなる透過部材とを有し、前記支持部材は前記透過部材を支持する構成とすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置の概略断面図である。このプラズマ処理装置100は、複数のスロットを有する平面アンテナ、例えばRLSA(Radial Line Slot Antenna;ラジアルラインスロットアンテナ)にて処理室内にマイクロ波などのマイクロ波を導入してプラズマを発生させることにより、高密度かつ低電子温度のマイクロ波プラズマを発生させ得るプラズマ処理装置として構成されている。
まず、ウエハWをチャンバー1内に搬入し、サセプタ5上に載置する。そして、ガス供給装置16から、例えばAr、Kr、Heなどの希ガス、例えばO2、N2O、NO、NO2、CO2などの酸化ガス、例えばN2、NH3などの窒化ガスのほか、成膜ガス、エッチングガスなどの処理ガスを所定の流量でガス導入口15aを介してチャンバー1内に導入する。
2;ハウジング部
3;チャンバーウォール
4;支持部材
5;サセプタ
13;環状通路
14;ガス通路
15;ガス導入路
15a;ガス導入口
16;ガス供給装置
18,19;段部
24;排気装置
27;アッパープレート(支持部材)
27a;支持部
28;透過板
29;シール部材
30;マイクロ波導入部
31;平面アンテナ部材
32;スロット孔
37;導波管
37a;同軸導波管
37b;矩形導波管
39;マイクロ波発生装置
40;モード変換器
100;プラズマ処理装置
271;本体
272;シリコン膜
W…半導体ウエハ(被処理体)
Claims (12)
- 被処理体を収容する処理容器と、この処理容器内にプラズマを生成するプラズマ生成機構とを具備し、前記処理容器内の被処理体に所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
前記処理容器内においてプラズマに曝される部位の少なくとも一部がシリコン膜でコーティングされていることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 前記プラズマに曝される部位は、金属製の本体の表面にシリコン膜がコーティングされて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
- 被処理体を収容する処理容器と、この処理容器内にプラズマを生成するプラズマ生成機構と、
前記処理容器内でプラズマに曝される部材と
を具備し、前記処理容器内の被処理体に所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
前記プラズマに曝される部材は、金属製の本体と、該本体の少なくともプラズマに曝される部位にコーティングされたシリコン膜とを有することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 被処理体を収容する処理容器と、
マイクロ波を発生するマイクロ波発生部と、
前記マイクロ波発生部で発生したマイクロ波を前記処理容器に向けて伝達する導波路と、
前記処理容器の上部に設けられ、前記マイクロ波を前記処理容器に導入するマイクロ波導入部と、
前記マイクロ波導入部を前記処理容器内の被処理体に臨むように前記処理容器内で支持し、その一部が少なくともプラズマの生成領域に位置し、金属製の本体を有しその少なくとも前記プラズマの生成領域に位置する部分にシリコン膜がコーティングされてなる支持部材と、
前記処理容器内の前記マイクロ波導入部の直下位置に処理ガスを導入する処理ガス導入機構と
を具備し、
前記マイクロ波により前記処理容器内に形成された処理ガスのプラズマにより被処理体をプラズマ処理することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 前記マイクロ波導入部は、マイクロ波を放射するアンテナと、前記アンテナから放射されたマイクロ波を透過して処理容器内に導く誘電体からなる透過部材とを有し、前記支持部材は前記透過部材を支持することを特徴とする請求項4に記載のプラズマ処理装置。
- 前記本体は、アルミニウム製であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
- 前記シリコン膜は、溶射により形成された膜であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
- 前記シリコン膜の厚さは1〜100μmであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
- 被処理体を収容する処理容器内にプラズマを生成してプラズマ処理を行うプラズマ処理装置において、前記処理容器内でプラズマに曝される部材であって、
金属製の本体と、該本体の少なくともプラズマに曝される部位にコーティングされたシリコン膜とを有することを特徴とするプラズマに曝される部材。 - 前記本体は、アルミニウム製であることを特徴とする請求項9に記載のプラズマに曝される部材。
- 前記シリコン膜は、溶射により形成された膜であることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のプラズマに曝される部材。
- 前記シリコン膜の厚さは1〜100μmであることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載のプラズマに曝される部材。
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