JP2007245288A - Method for dressing superabrasive grinding wheel and device to be used in the same method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば難削材等の被研削物(ワーク)を研削するための超砥粒砥石のドレッシング方法およびこの方法に用いる装置の技術分野に関する。 The present invention relates to a dressing method of a superabrasive grindstone for grinding a workpiece (work) such as a difficult-to-cut material and a technical field of an apparatus used for the method.
研削盤の砥石により研削される被研削物には、被研削物の特有の性質のため、研削加工が難しい難削材がある。この難削材を研削する砥石として、従来、ダイヤモンドあるいは立方晶窒化ほう素(CBN)からなる超砥粒砥石(JIS 4131では、研削ホイールと呼ぶ)が用いられている。 There are some difficult-to-cut materials that are difficult to grind due to the unique properties of the material to be ground. As a grindstone for grinding this difficult-to-cut material, a superabrasive grindstone (called a grinding wheel in JIS 4131) made of diamond or cubic boron nitride (CBN) has been conventionally used.
この研削ホイールは研削加工を続けるうちに切れ刃が次第に鈍く変化してくるが、この切れ刃の変化が大きくなると、砥粒が目つぶれ(摩滅、摩耗)したり、目づまり(切りくずの付着および溶着)が起こってしまう。このような目つぶれや目づまりが起こると、被研削物に研削焼けが発生したり、びびりが生じたり、更には研削時の発熱に起因した研削ホイールの結合材(ボンド)の劣化による砥粒の保持力が低下したりして、正常な研削ができなくなることがある。 In this grinding wheel, the cutting edge gradually changes as the grinding process continues. However, if the change of the cutting edge increases, the abrasive grains may become clogged (worn, worn) or clogged (chips will adhere). And welding) will occur. When such clogging or clogging occurs, grinding burn occurs on the workpiece, chattering occurs, and further, abrasive grains are deteriorated due to deterioration of the bonding material (bond) of the grinding wheel due to heat generation during grinding. The holding force may decrease and normal grinding may not be possible.
そこで、従来から、ダイヤモンドやCBNの研削ホイールのツルーイングおよびドッレシングが行われて、研削ホイールの鈍く変化した切れ刃を鋭い切れ刃に再生している。ツルーイングは研削ホイールの外周を正しい形に整える「形直し」のことであり、」ドレッシングは研削ホイール外周面に鋭い切れ刃を出す「目立て」のことである(例えば、非特許文献1参照)。 Therefore, conventionally, truing and dressing of a diamond or CBN grinding wheel is performed to regenerate the bluntly changed cutting edge of the grinding wheel into a sharp cutting edge. Truing is “reshaping” that adjusts the outer periphery of the grinding wheel into a correct shape, and “dressing” is “sharpening” that gives a sharp cutting edge to the outer peripheral surface of the grinding wheel (see, for example, Non-Patent Document 1).
この非特許文献1には、ロータリツルーイング工具を研削ホイールに対して所定量切込んだ状態で研削ホイールとの回転方向と同方向あるいは逆方向に回転させながら研削ホイールの回転軸と平行な方向にトラバースさせて、研削ホイールの外周面をツルーイングするとともに、ロータリドレッサを研削ホイールに対して所定量切込んだ状態で研削ホイールとの回転方向と同方向(ロータリドレッサと研削ホイールとの接触するドレッシング部における両周速の向きが逆向き:一般的に、アップカットまたはアップドレスと呼ばれる)あるいは逆方向(ロータリドレッサと研削ホイールとの接触するドレッシング部における両周速の向きが同一向き:一般的に、ダウンカットまたはダウンドレスと呼ばれる)に、かつ研削ホイールの周速の絶対値とロータリドレッサの絶対値との周速比が1、1より大きい周速比、および1より小さい周速比のいずれか1つの周速比で研削ホイールの外周の研削使用面をドレッシングすることが開示されている。
In this
ところで、この非特許文献1に開示されているツルーイングおよびドッレシングを始め、一般に、研削ホイールのツルーイングおよびドッレシングは、従来、研削ホイールに目つぶれや目づまりが生じると、研削ホイールによる被研削物の研削を中断して行われるか、あるいは研削ホイールによる被研削物の非研削時に行われる。
しかしながら、このように被研削物の研削が行われていないとき、専用のツルーイング工程およびドッレシング工程を設けたのでは、効率が悪く、研削時間が多くかかってしまう。
By the way, truing and dressing disclosed in this
However, when the object to be ground is not ground in this way, providing a dedicated truing process and dressing process is inefficient and takes a lot of grinding time.
そこで、研削ホイールによる被研削物の研削ストローク実行中に、研削ホイールのドレッシングを連続的に行うと同時にこの研削ホイールの被研削物に対する切込み分を補正するための、ロータリドレッサの研削ホイールに対する切込みをコンピュータ数値制御により連続的に行うことで、独立したドレッシング時間を不要にした研削ホイールの連続ドレッシング方式が開示されている(例えば、非特許文献2参照)。 Therefore, during the grinding stroke of the workpiece to be ground by the grinding wheel, the dressing of the grinding wheel is continuously performed, and at the same time, the cutting of the rotary dresser to the grinding wheel is corrected to correct the cutting of the grinding wheel to the workpiece. There has been disclosed a continuous dressing method for a grinding wheel that eliminates the need for an independent dressing time by continuously performing computer numerical control (see, for example, Non-Patent Document 2).
この連続ドレッシング方式によれば、難削材が研削加工対象であっても超砥粒研削ホイールの切れ味が常に良好に維持されるため、深切込み条件下でのテーブルクリープフィードを高速化できること、砥石切れ味の改善および砥石の目づまり防止を優先した砥石選択(軟結合度、大気孔)でも砥石総形形状精度が良いこと、精密研削の場合、被研削物の研削開始点と研削終了点との加工精度に差が生じないこと、および生産性向上等の効果も得られる。
しかしながら、非特許文献2に開示の連続ドレッシング方式では前述の効果を得ることができるものの研削ホイールの周速とロータリドレッサの周速との単一の周速比で研削ホイールのドレッシングを行っているため、ドレッシングが効率よくかつ効果的に行われているとは言えない。このため、研削ホイールの損耗がその分多くなり、ドレッシング効果に改善の余地がある。
However, although the continuous dressing method disclosed in
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、研削ホイールの損耗をできるだけ抑制しつつドレッシング効果を更に改善して、研削加工精度をより一層高めかつ研削加工の生産性をより一層向上することのできる超砥粒砥石のドレッシング方法およびこの方法に用いる装置を提供することである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and its purpose is to further improve the dressing effect while suppressing wear of the grinding wheel as much as possible, to further improve the grinding accuracy and to improve the grinding process. It is an object to provide a dressing method for a superabrasive grindstone that can further improve productivity and an apparatus used in this method.
前述の課題を解決するために、請求項1の発明の超砥粒砥石のドレッシング方法は、ロータリドレッサを超砥粒砥石に対して切込みを与えながら、ドレッシング部における前記超砥粒砥石の回転の周速の向きと同じ向きの周速となるように回転させるとともに超砥粒砥石の回転軸と平行な送り方向に往復移動させることにより、前記超砥粒砥石をドレッシングする超砥粒砥石のドレッシング方法において、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より小さく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第1ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速と同一に設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第2ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より大きく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第3ドレッシング工程とからなり、前記第1ないし第3ドレッシング工程のうち、少なくとも2つのドレッシング工程により、前記ロータリドレッサが超砥粒砥石をドレッシングすることを特徴としている。 In order to solve the above-described problem, the dressing method of the superabrasive grindstone according to the first aspect of the present invention is the rotation of the superabrasive grindstone in the dressing section while cutting the rotary dresser into the superabrasive grindstone. Dressing the superabrasive grindstone by rotating it so that the peripheral speed is the same as the peripheral speed and reciprocating in the feed direction parallel to the rotation axis of the superabrasive grindstone In the method, a first dressing step of dressing the superabrasive grindstone by setting a peripheral speed of the rotary dresser smaller than a peripheral speed of the superabrasive grindstone, and a peripheral speed of the rotary dresser of the superabrasive grindstone A second dressing step for dressing the superabrasive grindstone at the same setting as the peripheral speed, and the peripheral speed of the rotary dresser is set larger than the peripheral speed of the superabrasive grindstone. And a third dressing step for dressing the superabrasive grindstone, wherein the rotary dresser dresses the superabrasive grindstone by at least two dressing steps among the first to third dressing steps. It is said.
また、請求項2の発明の超砥粒砥石のドレッシング方法は、ロータリドレッサを超砥粒砥石に対して切込みを与えながら、ドレッシング部における前記超砥粒砥石の回転の周速の向きと同じ向きの周速となるように回転させるとともに超砥粒砥石の回転軸と平行な送り方向に往復移動させることにより、前記超砥粒砥石をドレッシングする超砥粒砥石のドレッシング方法において、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より小さく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第1ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速と同一に設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第2ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より大きく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第3ドレッシング工程とからなり、前記ロータリドレッサが、少なくとも最後に前記第1ドレッシング工程により超砥粒砥石をドレッシングすることを特徴としている。
Further, the dressing method of the superabrasive grindstone of the invention of
更に、請求項3の発明の超砥粒砥石のドレッシング方法は、前記ロータリドレッサの往復動時における各ドレッシング工程を連続してそれぞれの工程に設定された設定回数繰り返して行うか、または前記ロータリドレッサの往復動時における各ドレッシング工程を間欠的にそれぞれの工程に設定された設定回数繰り返して行うことを特徴としている。
更に、請求項4の発明の超砥粒砥石のドレッシング方法は、前記ロータリドレッサの往動時の移動速度と復動時の移動速度を変えることを特徴としている。
Further, in the dressing method for a superabrasive grindstone according to the invention of
Furthermore, the dressing method of the superabrasive grindstone of the invention of
更に、請求項5の発明の超砥粒砥石のドレッシング装置は、請求項3または4記載の超砥粒砥石のドレッシング方法に使用する超砥粒砥石のドレッシング装置であって、前記ロータリドレッサを、ドレッシング部における前記砥粒砥石の周速の向きと同じ向きの周速となるように回転させる回転駆動手段と、前記ロータリドレッサを前記超砥粒砥石に対して切込み方向に移動させる切込み手段と、前記ロータリドレッサを前記超砥粒砥石に対して前記送り方向に往復移動させる送り手段と、前記回転駆動手段、前記切込み手段および前記送り手段を制御する制御装置とからなり、前記制御装置が、前記ロータリドレッサが前記第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を行うときのそれぞれの周速となるように前記回転駆動手段を制御する制御装置、または前記ロータリドレッサが前記第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を行うときのそれぞれの周速となるように前記回転駆動手段を制御するとともに前記ロータリドレッサの送り移動速度が往動時と復動時とで変わるように前記送り手段を制御する制御装置であることを特徴としている。
Furthermore, the dressing apparatus for a superabrasive grindstone of the invention of
このように構成された請求項1ないし4の発明の超砥粒砥石のドレッシング方法および請求項5の超砥粒砥石のドレッシング装置によれば、ロータリドレッサの周速を超砥粒砥石の周速より小さく設定してドレッシングを行う第1ドレッシング工程と、ロータリドレッサの周速を超砥粒砥石の周速と同一に設定してドレッシングを行う第2ドレッシング工程と、ロータリドレッサの周速を超砥粒砥石の周速より大きく設定してドレッシングを行う第3ドレッシング工程との少なくとも2つのドレッシング工程を行うことで、ドレッシング工程中、超砥粒砥石の周速とロータリドレッサの周速との周速比を変えて超砥粒砥石をドレッシングしているので、ドレッシングをより一層効率よく行うことができる。
According to the dressing method of the superabrasive grindstone of the invention of
したがって、超砥粒砥石に付着した切りくず等の異物の浄化(清掃)を効率よく行うことができる。また、超砥粒砥石の損耗を低減して超砥粒砥石における目づまりおよび目つぶれの発生を抑制し、超砥粒砥石の目立てを確実にかつ良好に行うことができる。その結果、超砥粒砥石の切れ味を鋭くして超砥粒砥石による被研削物の研削時のびびりをなくし、切れ味のよい安定した研削を行うことができるようになり、ドレッシング効果を向上することができる。これにより、研削加工精度をより一層高めかつ研削加工の生産性をより一層向上させ、しかもつ研削にかかるコストを低減することができるようになる。 Therefore, it is possible to efficiently purify (clean) foreign matters such as chips adhering to the superabrasive grindstone. Further, the wear of the superabrasive grindstone can be reduced to prevent clogging and clogging of the superabrasive grindstone, and the superabrasive grindstone can be sharply and satisfactorily performed. As a result, the sharpness of the superabrasive grindstone is sharpened to eliminate chatter when grinding the workpiece with the superabrasive grindstone, enabling stable grinding with good sharpness and improving the dressing effect. Can do. As a result, the grinding accuracy can be further improved, the productivity of grinding can be further improved, and the cost for grinding can be reduced.
また、ロータリドレッサの周速が異なる第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を連続に行うことで、超砥粒砥石の研削使用面を効率よくドレッシングすることができるので、ロータリドレッサの円筒面(外周面)の平面化と超砥粒砥石のドレッシングの均等化をより一層効果的に図ることができるようになる。 In addition, by continuously performing at least two dressing steps among the first to third dressing steps having different peripheral speeds of the rotary dresser, the grinding use surface of the superabrasive grindstone can be efficiently dressed. The planarization of the cylindrical surface (outer peripheral surface) and the equalization of the dressing of the superabrasive grindstone can be achieved more effectively.
更に、前述の少なくとも2つのドレッシング工程に、ロータリドレッサの周速と超砥粒砥石の周速とを同一に設定した第2ドレッシング工程を採用することで、超砥粒砥石を保持している結合材を適量除去することができ、摩滅あるいは摩耗した超砥粒を効率よく脱落させて、新しい超砥粒を自生させることができる。したがって、超砥粒砥石の損耗を一層低減して超砥粒砥石における目づまりおよび目つぶれの発生を一層抑制し、超砥粒砥石の目立てをより確実にかつ良好に行うことができる。 In addition, the second abrasive dressing step in which the peripheral speed of the rotary dresser and the peripheral speed of the superabrasive grindstone are set to be the same in the at least two dressing steps described above, thereby holding the superabrasive grindstone. An appropriate amount of the material can be removed, and the superabrasive particles that have been worn or worn can be efficiently removed, and new superabrasive grains can be grown spontaneously. Therefore, the wear of the superabrasive grindstone can be further reduced, the occurrence of clogging and clogging in the superabrasive grindstone can be further suppressed, and the sharpening of the superabrasive grindstone can be performed more reliably and satisfactorily.
特に、請求項2の発明の超砥粒砥石のドレッシング方法によれば、前述の効果に加えて、前述のように第2ドレッシング工程で切削に無効な切り刃を有する砥粒が超砥粒砥石から脱落し、超砥粒砥石に残った、切削に有効な切り刃を有する砥粒が、最後に行われる第1ドレッシング工程により、超砥粒砥石の切れ味に大きく影響する砥粒の前面が効果的にドレッシングされるので、超砥粒砥石切れ味をより良好なものにすることができる。
In particular, according to the dressing method for a superabrasive grindstone according to the invention of
更に、被研削材である難削材のうち、特に高硬度のダイヤモンドの研削を、ダイヤモンドからなる超砥粒砥石により行う場合、超砥粒砥石による被研削物の研削時に、前述のようにロータリドレッサの周速を変えて超砥粒砥石のドレッシングを行うことで超砥粒砥石を効果的にドレッシングしているので、超砥粒砥石の高価なダイヤモンドの損耗を少なくできる。したがって、超砥粒砥石の切れ味を長時間良好にかつ安定して保持することができ、ダイヤモンドの研削を、常時、高効率で行うことができる。これにより、ダイヤモンドの研削による生産が容易になるとともに、生産性が更に向上しかつ研削にかかるコストをより一層低減することができる。 Furthermore, among the difficult-to-cut materials that are the materials to be ground, especially when high-hardness diamond is ground with a superabrasive grindstone made of diamond, as described above, when rotating the material to be ground with the superabrasive grindstone, rotary Since the superabrasive grindstone is effectively dressed by changing the peripheral speed of the dresser and performing the dressing of the superabrasive grindstone, the wear of the expensive diamond of the superabrasive grindstone can be reduced. Therefore, the sharpness of the superabrasive grindstone can be maintained well and stably for a long time, and diamond can be always ground with high efficiency. This facilitates the production of diamond by grinding, further improves productivity and further reduces the cost of grinding.
更に、超砥粒砥石による被研削物の研削実行中にロータリドレッサによる超砥粒砥石のドレッシングを行うことができるので、前述の非特許文献2に開示されている、難削材に対する研削加工における効果も得ることができる。
Furthermore, since the super-abrasive grindstone can be dressed by the rotary dresser during the grinding of the workpiece by the super-abrasive grindstone, in the grinding process for difficult-to-cut materials disclosed in
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係る超砥粒砥石のドレッシング装置の実施の形態の一例が適用された角形平面研削盤の一例を模式的にかつ概略的示す斜視図である。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view schematically and schematically showing an example of a square surface grinder to which an example of an embodiment of a dressing apparatus for a superabrasive grindstone according to the present invention is applied.
図1に示すように、この例の角形平面研削盤1は、公知の角形平面研削盤と同様に、本体2に左右方向(X軸方向)に往復動可能に設けられたX軸方向移動テーブル3と、このX軸方向移動テーブル3に前後方向(Z軸方向)に往復動可能に設けられるとともに被研削物(ワーク)WがセットされるZ軸方向移動テーブル4と、本体2に砥石回転軸Aを介して回転可能に設けられるとともに本体2に上下方向(Y軸方向)に往復動可能に設けられて被研削物Wを研削する超砥粒砥石(研削ホイール)5と、本体2にドレッサ回転軸Bを介して回転可能に設けられるとともに本体2に上下方向(Y軸方向)およびドレッサ回転軸B(砥石回転軸Aと平行)方向(Z軸方向)のいずれにも往復動可能に設けられて超砥粒砥石5の研削使用面5aをドレッシングするロータリドレッサ6を有するドレッシング装置7とを備えている。
As shown in FIG. 1, a
超砥粒砥石5は回転駆動用のサーボモータ(不図示)により砥石回転軸Aを介して回転されるとともに、Y軸方向移動用のサーボモータ(不図示)および送りねじ機構(不図示)によりY軸方向(被研削物Wに対する研削の切込み方向およびその逆方向)に直線移動される。
The
ところで、被研削物Wには難削材からなるものがある。この難削材は、前述の特許文献2に記載されているように次のような性質がある。
(a)材料の延びが大きい、
(b)研削加工中に、切りくずが砥石表面に溶着しやすい、
(c)熱伝導率が悪い、
(d)研削熱によって加工硬化する、
(e)材料が硬く、強度が強い。
By the way, there exists what consists of a difficult-to-cut material in the workpiece W. This difficult-to-cut material has the following properties as described in
(A) The elongation of the material is large.
(B) Chips are likely to be welded to the grinding wheel surface during grinding.
(C) poor thermal conductivity,
(D) work hardening by grinding heat;
(E) The material is hard and strong.
そこで、この例の角形平面研削盤1では、超砥粒砥石5はこのような難削材を研削加工を可能にするために、ダイヤモンドまたはCBNから形成された研削ホイールとして構成されている。なお、これに限定されることなく、超砥粒砥石5は難削材以外の被研削物Wの研削用砥石として構成することもできる。
Therefore, in the square
また、ロータリドレッサ6は回転用のサーボモータ(不図示;本発明の回転駆動手段に相当)によりドレッサ回転軸Bを介して回転されるとともに、Y軸方向移動用のパルスモータ(不図示;本発明の切込み手段に相当)および送りねじ機構(不図示)によりY軸方向(超砥粒砥石5に対するドレッシングの切込み方向およびその逆方向)にかつZ軸方向移動用のサーボモータ(不図示;本発明のロータリドレッサの送り手段に相当)および送りねじ機構(不図示)によりZ軸方向(ドレッサ回転軸B方向;つまり、砥石回転軸Aに平行な方向)にそれぞれ直線移動される。このロータリドレッサ6はこの例では超砥粒砥石5の幅と同じ幅に設定され、JIS砥粒記号のGC砥粒またはWA砥粒砥石から形成されている。GC砥粒は高純度の炭化けい素(SiC)砥粒であり、またWA砥粒は高純度のアルミナ(Al2O3)砥粒である。なお、ロータリドレッサ6の幅と超砥粒砥石5の幅とは互いに異なっても良いことは言うまでもない。
The
前述の各サーボモータおよびパルスモータの各駆動は、従来と同様にそれぞれ図示しない制御装置(コンピュータ)により数値制御されるとともに、超砥粒砥石5の被研削物Wの研削加工中であってもロータリドレッサ6による超砥粒砥石5のドレッシングが行われるようになっている。
Each drive of each servo motor and pulse motor described above is numerically controlled by a control device (computer) (not shown) as in the prior art, and even during grinding of the workpiece W of the
次に、この例のドレッシング装置におけるロータリドレッサ6による超砥粒砥石5のドレッシング方法について説明する。
図2に示すように、この例の超砥粒砥石5のドレッシング方法は、ロータリドレッサ6の回転が超砥粒砥石5の回転方向に対して逆方向に回転にされる、つまり、ロータリドレッサ6と超砥粒砥石5とが接触するドレッシング部αにおいて、ロータリドレッサ6の周速Vdの向きが超砥粒砥石5の回転における周速Vwの向きと同じとなるようにロータリドレッサ6が回転される(ダウンカットまたはダウンドレス)。また、ロータリドレッサ6が超砥粒砥石5に向かってY軸方向下向きに(図2において下向き)に微量移動されることで、超砥粒砥石5に対するロータリドレッサ6の所定の微量の切込みが設定される。このとき、超砥粒砥石5による被研削物Wの研削ストローク実行中に超砥粒砥石5のドレッシングを連続的に行う場合には、超砥粒砥石5の被研削物Wに対する切込み分を補正するために、ロータリドレッサ6の超砥粒砥石5に対する切込みをコンピュータ数値制御により連続的に行うようにされている。
Next, a dressing method of the
As shown in FIG. 2, the dressing method for the
このようにロータリドレッサ6は所定の微量の切込みが与えられつつ回転した状態で、ロータリドレッサ6がその回転軸方向である送り方向(Z軸方向;図2において左右方向、超砥粒砥石5の幅方向つまり厚み方向)に往復動されて、砥粒砥石5の研削使用面5aがドレッシングされる。
In this way, the
この例の砥粒砥石5のドレッシング方法では、超砥粒砥石5の周速Vwが一定に制御されるとともに、ロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwに対して次の異なる3種類の周速に制御された第1ないし第3ドレッシング工程が設定されている。すなわち、
In the dressing method for the
(1)第1ドレッシング工程
図2(a)に示すように、この第1ドレッシング工程では、ドレッシング部αにおけるロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwにより小さく(Vd<Vw)、つまり周速比(Vd/Vw)が1より小さく制御されてドレッシングが行われる。その場合、第1ドレッシング工程で効果的にドレッシングを行うために最も小さく制御可能なロータリドレッサ6の最小周速Vdminは超砥粒砥石5の周速Vwの70%(Vdmin=0.7Vw)が望ましい。
(1) First Dressing Step As shown in FIG. 2A, in this first dressing step, the peripheral speed Vd of the
このようにロータリドレッサ6の最小周速Vdminを設定する理由は、前述の非特許文献1の81ページの右欄第6ないし7行目に記載されているように超砥粒砥石5の研削使用面5aである砥石面の粗さが大きいほど砥石の切れ味が良くなること、および同ページ左欄の図2に記載されているようにダウンドレスではロータリドレッサ6と超砥粒砥石5との周速比(Vd/Vw)が1のとき砥石面の粗さが最大でありかつこの周速比が1のときを境にして1より大きい方向でも1より小さい方向でも徐々に低下することから、周速比(Vd/Vw)が0.7くらいまでが比較的大きな砥石面の粗さを得ることができるためである。
The reason for setting the minimum peripheral speed Vd min rotary dresser 6 as the grinding
この第1ドレッシング工程では、ロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwより小さいので、超砥粒砥石5からロータリドレッサ6に力が加えられる。これにより、超砥粒砥石5の切れ味に大きく影響する砥粒の前面(進行方向側の面)および砥粒の左右側面がドレッシングされるとともに、砥粒の前面および砥粒の左右側面がこれらの面に付着した異物を除去することで清掃される。
In this first dressing step, since the peripheral speed Vd of the
(2)第2ドレッシング工程
図2(b)に示すように、この第2ドレッシング工程では、ドレッシング部αにおけるロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwと等しく(Vd=Vw)つまり周速比(Vd/Vw)が1に設定されてドレッシングが行われる。
(2) Second Dressing Step As shown in FIG. 2B, in this second dressing step, the peripheral speed Vd of the
この第2ドレッシング工程では、ロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwと等しく、周速比(Vd/Vw)が1であるので、前述の非特許文献1の81頁の図2に記載されているように、砥石面の粗さが最も大きくなる。これは、ロータリドレッサ6の周速Vdと超砥粒砥石5の周速Vwとが等しいことからロータリドレッサ6と超砥粒砥石5とが連れ回しの状態になるので、ロータリドレッサ6の切込みに対して、超砥粒砥石5の前後の砥粒および両側の砥粒を保持している結合材(ボンド)が掘り起こされ、すり減った超砥粒を脱落させる働きが行われるようにドレッシングされると考えられる。
In this second dressing step, the peripheral speed Vd of the
掘り起こされた結合材が保持している砥粒のうち、例えばすり減った切り刃、所定の切削方向と異なる方向の切り刃、および所定の切削角度と異なる角度の切り刃等の切削に無効な切り刃を有する砥粒は、ロータリドレッサ6によるドレッシング時にロータリドレッサ6からのドレス抵抗が大きいので、この砥粒を保持している結合材が掘り起こされることで超砥粒砥石5から脱落する。
Among the abrasive grains held by the dug up binder, for example, a cutting edge that is worn away, a cutting edge that is different from a predetermined cutting direction, and a cutting edge that is not effective for cutting such as a cutting edge that is different from a predetermined cutting angle. Since the abrasive grains having blades have a large dress resistance from the
一方、切削に有効な切り刃を有する砥粒は、ロータリドレッサ6によるドレッシング時にロータリドレッサ6からのドレス抵抗が小さいので、この砥粒を保持している結合材が掘り起こされても超砥粒砥石5から脱落しないと考えられる。これにより、切削に有効な切り刃を有する砥粒により、研削ができ、超砥粒砥石5の切れ味が良好になる。
On the other hand, since the abrasive grains having a cutting edge effective for cutting have a small dress resistance from the
(3)第3ドレッシング工程
図2(c)に示すように、この第3ドレッシング工程では、ドレッシング部αにおけるロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwより大きく(Vd>Vw)、つまり周速比(Vd/Vw)が1より大きく設定されてドレッシングが行われる。その場合、第3ドレッシング工程で効果的にドレッシングを行うためにロータリドレッサ6の最大周速Vdmaxは超砥粒砥石5の周速Vwの130%(Vdmax=1.3Vw)が望ましい。
(3) Third Dressing Step As shown in FIG. 2C, in this third dressing step, the peripheral speed Vd of the
このようにロータリドレッサ6の最大周速Vdmaxを設定する理由は、前述の(1)の第1ドレッシング工程の場合と同様の理由で、周速比(Vd/Vw)が1.3くらいまでが比較的大きな砥石面の粗さを得ることができるためである。
The reason for setting the maximum peripheral speed Vd max of the
この第3ドレッシング工程では、ロータリドレッサ6の周速Vdが超砥粒砥石5の周速Vwより大きいので、ロータリドレッサ6から超砥粒砥石5に力が加えられる。これにより、超砥粒砥石5の砥粒の後面(進行方向と逆側の面)および砥粒の左右側面がドレッシングされるとともに、砥粒の後面および砥粒の左右側面がこれらの面に付着した異物を除去することで清掃される。
そして、この例の砥粒砥石5のドレッシング方法では、前述の第1ないし第3ドレッシング工程の少なくとも2つのドレッシング工程を行うようにしている。
In the third dressing step, since the peripheral speed Vd of the
In the dressing method for the
更にこの例の砥粒砥石5のドレッシング方法では、前述の第1ないし第3ドレッシング工程が行われる際にロータリドレッサ6がZ軸方向(ロータリドレッサ6の回転軸方向)に往復動されることで、ロータリドレッサ6の送り動作が行われるようになっている。このロータリドレッサ6の送り方法について説明する。
Furthermore, in the dressing method of the
すなわち、図3(a)に示すように、ロータリドレッサ6がロータリドレッサ6のドレッシング面6aの図3(a)において左側の一部6a1が超砥粒砥石5の研削使用面5aに接触しなく、ドレッシング面6aの一部6a1以外の部分が超砥粒砥石5の研削使用面5aに接触した位置と、図3(c)に示すロータリドレッサ6のドレッシング面6aの図3(c)において左側の一部6a2(ドレッシング面6aの前述の一部6a1と同じ大きさであってもよいし、前述の一部6a1と異なる大きさであってもよい)が超砥粒砥石5の研削使用面5aに接触しなく、ドレッシング面6aの一部6a2以外の部分が超砥粒砥石5の研削使用面5aに接触した位置との間で、図3(b)に示すロータリドレッサ6のドレッシング面6aの全部が超砥粒砥石5の研削使用面5aに接触する位置(ロータリドレッサ6の幅方向中心と超砥粒砥石5の幅方向中心とが一致する位置)を介して所定回数往復動することで、ロータリドレッサ6の送り動作が行われるようにされている。その場合、ロータリドレッサ6の送り速度は、ロータリドレッサ6の往動時と復動時とで互いに同じに設定することもできるし、互いに異なるように設定することもできる。ロータリドレッサ6の往復動時の送り移動速度を変えることにより、ロータリドレッサ6の円筒面(外周面)の平面化と超砥粒砥石5のドレッシングの均等化がより一層効果的に図られるようになる。
That is, as shown in FIG. 3A, the
この送り動作におけるロータリドレッサ6の往復回数は、第1ないし第3ドレッシング工程、超砥粒砥石5の研削使用面5aの損耗度合い、超砥粒砥石5の材質、被研削物Wの寸法(サイズ)、被研削物Wの材質およびロータリドレッサ6の材質に応じて異なるが、通常はだいたい1〜10回/分が望ましい。
The number of reciprocations of the
更にこの例の砥粒砥石5のドレッシング方法では、前述の第1ないし第3ドレッシング工程が行われる際にロータリドレッサ6がY軸方向(図1において上下方向)で超砥粒砥石5の中心に向かって所定の微量移動されることで、ロータリドレッサ6の切込み動作が行われるようになっている。
Further, in the dressing method for the
この切込み動作の切込み量は、ドレッシング開始時に設定され、以後すべてのドレッシング工程時において変わらないように設定することができる。また、切込み量は、ドレッシング開始時に設定された後、ドレッシング工程が変わるときの少なくとも1つのドレッシング工程変化時に変わるように設定することができる。更に、1つのドレッシング工程の送り動作において、ロータリドレッサ6の往動と復動との間で移動向きが変わるときの少なくとも1つのロータリドレッサ6の移動向き変化時に変わるように設定することもできる。
The cutting amount of this cutting operation is set at the start of dressing and can be set so as not to change in all dressing processes thereafter. Further, the cutting depth can be set so as to change when at least one dressing process is changed when the dressing process is changed after being set at the start of dressing. Furthermore, in the feeding operation of one dressing process, it can be set to change when the moving direction of the at least one
この切込み量は、第1ないし第3ドレッシング工程、超砥粒砥石5の研削使用面5aの損耗度合い、超砥粒砥石5の材質、被研削物Wの寸法(サイズ)、被研削物Wの材質およびロータリドレッサ6の材質に応じて異なるが、通常は1回の切込みにつきだいたい1〜16μm/回が望ましい。
This depth of cut includes the first to third dressing steps, the degree of wear of the grinding
そして、第1および第3ドレッシング工程でのロータリドレッサ6の各周速Vdおよび最小周速Vdminおよび最大周速Vdmax、第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程の選択、ロータリドレッサ6の往復動の回数、送り速度、および往復動時の送り速度の相異、およびロータリドレッサ6の切込みおよび切込み動作は、いずれも、超砥粒砥石5の研削使用面5aの損耗度合い、超砥粒砥石5の材質、被研削物Wの寸法(サイズ)、被研削物Wの材質およびロータリドレッサ6の材質に応じて適宜設定される。
Each peripheral speed Vd and the minimum peripheral speed Vd min and the maximum peripheral speed Vd max of the
次に、このように構成されたこの例の砥粒砥石5のドレッシング方法の作用の一例について説明する。この例のドレッシング方法では、設定回転数で回転する砥粒砥石5により難削材の研削が行われているときに、砥粒砥石5のドレッシングを行う場合について説明する。
Next, an example of the operation of the dressing method of the
図1において、研削作業者が難削材からなる被研削物Wを研削するために角形平面研削盤1のZ軸方向移動テーブル4上の所定位置にセットする。このとき、研削作業者は、被研削物Wの材質、研削物Wの寸法、研削物Wの研削量、および超砥粒砥石5の材質等に基づいて、被研削物Wの研削のためのX軸方向移動テーブル3の移動速度、X軸方向移動テーブル3の移動幅、超砥粒砥石5の周速Vw、および超砥粒砥石5の切込み量を設定し、設定したデータを制御装置に入力する。制御装置は入力されたデータに基づいて超砥粒砥石5を設定周速Vwに対応する回転速度で回転するとともに、超砥粒砥石5の端面と研削物Wの端面に対してZ軸方向の位置決めをし、更に、X軸方向移動テーブル3を設定移動速度でかつ設定移動幅で往復動する。これにより、超砥粒砥石5は最初の送りによる被研削物Wの所定領域を研削する。
In FIG. 1, a grinding worker sets a predetermined position on the Z-axis direction moving table 4 of the square
同時に、研削作業者は、被研削物Wの材質、研削物Wの寸法、研削物Wの研削量、超砥粒砥石5の研削使用面5aの損耗度合い、超砥粒砥石5の材質、およびロータリドレッサ6の材質等に基づいて、このときの超砥粒砥石5のドレッシングのために採用する前述の第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程、採用する各ドレッシング工程におけるロータリドレッサ6の周速Vd、採用する前述のロータリドレッサ6の送り方法(送り速度、送り動作時の往復動回数、往動時および復動時での異なる送り速度の制御等)、およびロータリドレッサ6の切込み量を設定し、制御装置に設定したデータを入力する。制御装置は入力されたデータに基づいてロータリドレッサ6を採用した最初のドレッシング工程での設定周速Vdに対応する回転速度で回転するとともに、ロータリドレッサ6を設定切込み量にZ軸方向の位置決めしかつ設定送り方法で回転させ、ロータリドレッサ6は設定周速Vwで回転して被研削物Wを研削している超砥粒砥石5の研削使用面5aをドレッシングする。
At the same time, the grinding operator can determine the material of the workpiece W, the size of the workpiece W, the amount of grinding of the workpiece W, the degree of wear of the grinding
最初のドレッシング工程における送り動作時の設定往復動回数が終了すると、採用した次のドレッシング工程により、最初のドレッシング工程と同様にして、超砥粒砥石5の研削使用面5aをドレッシングする。次のドレッシング工程における送り動作時の設定往復動回数が終了すると、第1ないし第3ドレッシング工程のうち2つのドレッシング工程を採用した場合には、超砥粒砥石5の研削使用面5aのドレッシングが終了する。また、第1ないし第3ドレッシング工程のうちすべてのドレッシング工程を採用した場合には、最後のドレッシング工程により、前述の各ドレッシング工程と同様にして、超砥粒砥石5の研削使用面5aをドレッシングする。そして、最後のドレッシング工程における送り動作時の設定往復動回数が終了すると、超砥粒砥石5の研削使用面5aのドレッシングが終了すると同時に、超砥粒砥石5による最初の送りでの被研削物Wの所定領域の研削が終了する。
When the set number of reciprocating movements during the feeding operation in the first dressing process is completed, the grinding
超砥粒砥石5による最初の送りでの被研削物Wの所定領域の研削が終了すると、制御装置はZ軸方向移動テーブル4を移動して研削のための次の送り量を設定し、前述と同様に超砥粒砥石5が次の設定送り量による被研削物Wの次の所定領域を研削する。このときにも、前述と同様にして、同時にロータリドレッサ6は設定周速Vwで回転して被研削物Wを研削している超砥粒砥石5の研削使用面5aをドレッシングする。
こうして、超砥粒砥石5による最初の送りでの被研削物Wの研削が終了するまで、ロータリドレッサ6による超砥粒砥石5の研削使用面5aのドレッシングが行われる。
When the grinding of the predetermined region of the workpiece W by the first feed by the
Thus, dressing of the grinding
ところで、前述の第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を採用して、設定周速Vwで回転している超砥粒砥石5に対してロータリドレッサ6の設定周速Vdを変えることで、超砥粒砥石5の研削使用面5aをより効果的にドレッシングすることができる。特に、第1ないし第3ドレッシング工程のすべてのドレッシング工程を採用しかつ最初にVd>Vwである第3ドレッシング工程を行い、次にVd=Vwである第2ドレッシング工程を行い、最後にVd<Vwである第1ドレッシング工程を行うこと、または、第1ないし第3ドレッシング工程のすべてのドレッシング工程を採用しかつ最初にVd=Vwである第2ドレッシング工程を行い、次にVd>Vwである第3ドレッシング工程を行い、最後にVd<Vwである第1ドレッシング工程を行うことが、超砥粒砥石5の研削使用面5aを最も効果的にドレッシングできるうえで、望ましい。つまり、第1ないし第3ドレッシング工程のすべてのドレッシング工程を採用しかつ少なくとも最後に第1ドレッシング工程を行うことが最もよい。このようにすれば、前述のように第2ドレッシング工程で切削に無効な切り刃を有する砥粒が超砥粒砥石5から脱落し、超砥粒砥石5に残った、切削に有効な切り刃を有する砥粒が、最後に行われる第1ドレッシング工程により、超砥粒砥石5の切れ味に大きく影響する砥粒の前面が効果的にドレッシングされるので、超砥粒砥石5切れ味がより良好なものになると考えられる。
By the way, by adopting at least two dressing steps among the first to third dressing steps described above, the set peripheral speed Vd of the
なお、前述の例では超砥粒砥石5による被研削物Wの研削時にロータリドレッサ6による超砥粒砥石5のドレッシングを行うものとしているが、本発明のドレッシング方法は、超砥粒砥石5による被研削物Wの非研削時にも、同様にして超砥粒砥石5を設定周速Vwで回転させた状態でロータリドレッサ6による超砥粒砥石5のドレッシングを行うこともできる。
In the above example, the dressing of the
また、第1ないし第3ドレッシング工程のうち採用する少なくとも2つのドレッシング工程において、先に実行されたドレッシング工程から次のドレッシング工程へ移行する際は、前述の例のように連続して移行することもできるし、先のドレッシング工程の終了から次のドレッシング工程へ時間をおいて間欠的に移行することもできる。同様にして、ロータリドレッサ6の往復送り移動も往動と復動とを連続的に行うこともできるし、また間欠的に行うこともできる。更に、ロータリドレッサ6の往動時の送り速度および復動時の送り速度をドレッシング動作中に任意に設定することもできるし、ロータリドレッサ6の切込み動作もドレッシング動作中に任意に設定することもできる。更に、ロータリドレッサ6による超砥粒砥石5のドレッシング時には、切削液を超砥粒砥石5のドレッシング部αにかけることで、超砥粒砥石5から掻き出された不要物の異物を効率よく除去できるとともに、超砥粒砥石5の超砥粒等の冷却を効果的に行うことができる。
In addition, in at least two dressing steps employed among the first to third dressing steps, when shifting from the previously performed dressing step to the next dressing step, the transition is continuously performed as in the above example. It is also possible to transition from the end of the previous dressing process to the next dressing process intermittently with a lapse of time. Similarly, the reciprocating movement of the
更に、ドレッシング動作によりロータリドレッサ6の直径が減少してロータリドレッサ6の周速Vdが低下したときは、このの周速Vdを設定した周速となるように、つまり、設定した周速比Vd/Vwとなるように補正することが望ましい。
Further, when the diameter of the
このように構成されたこの例の超砥粒砥石5のドレッシング方法および角形平面研削盤1によれば、GCまたはWA砥粒砥石からなるロータリドレッサ6の周速Vdを超砥粒砥石5の周速Vwより小さく設定してドレッシングを行う第1ドレッシング工程と、ロータリドレッサ6の周速Vdを超砥粒砥石5の周速Vwと同一に設定してドレッシングを行う第2ドレッシング工程と、ロータリドレッサ6の周速Vdを超砥粒砥石5の周速Vwより大きく設定してドレッシングを行う第3ドレッシング工程との少なくとも2つのドレッシング工程を行うことで、ドレッシング工程中、超砥粒砥石5の周速Vwとロータリドレッサ6の周速Vdとの周速比を変えて超砥粒砥石5をドレッシングしているので、ドレッシングをより一層効率よく行うことができる。
According to the dressing method of the
したがって、超砥粒砥石5に付着した切りくず等の異物の浄化(清掃)を効率よく行うことができる。したがって、超砥粒砥石5の損耗を低減して超砥粒砥石5における目づまりおよび目つぶれの発生を抑制し、超砥粒砥石5の目立てを確実にかつ良好に行うことができる。その結果、超砥粒砥石5の切れ味を鋭くして超砥粒砥石5による被研削物Wの研削時のびびりをなくし、切れ味のよい安定した研削を行うことができるようになり、ドレッシング効果を向上することができる。これにより、超砥粒砥石5による被研削物Wの研削時のびびりをなくして切れ味のよい安定した研削を行うことができ、研削加工精度をより一層高めかつ研削加工の生産性をより一層向上させ、しかも研削にかかるコストを低減することができるようになる。
Therefore, it is possible to efficiently purify (clean) foreign matters such as chips adhering to the
また、ロータリドレッサ6の周速Vdが異なる第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を連続に行うことで、超砥粒砥石5の研削使用面5aを効率よくドレッシングすることができるので、ロータリドレッサ6の円筒面(外周面)の平面化と超砥粒砥石5のドレッシングの均等化をより一層効果的に図ることができるようになる。
Further, by continuously performing at least two dressing steps among the first to third dressing steps having different peripheral speeds Vd of the
特に、前述の少なくとも2つのドレッシング工程に、ロータリドレッサ6の周速Vdと超砥粒砥石5の周速Vwとを同一に設定した第2ドレッシング工程を採用することで、超砥粒砥石5を保持している結合材を適量除去することができ、摩滅あるいは摩耗した超砥粒を効率よく脱落させて、新しい超砥粒を自生させることができる。したがって、超砥粒砥石の損耗を一層低減して超砥粒砥石5における目づまりおよび目つぶれの発生を一層抑制し、超砥粒砥石5の目立てをより確実にかつ良好に行うことができる。
In particular, by adopting the second dressing process in which the peripheral speed Vd of the
更に、被研削材Wである難削材のうち、特に高硬度のダイヤモンドの研削を、ダイヤモンドからなる超砥粒砥石5により行う場合、超砥粒砥石5による被研削物Wの研削時に、前述のようにロータリドレッサ6の周速Vdを変えて超砥粒砥石5のドレッシングを行うことで超砥粒砥石5を効果的にドレッシングしているので、超砥粒砥石5の高価なダイヤモンドの損耗を少なくできる。したがって、超砥粒砥石5の切れ味を長時間良好にかつ安定して保持することができ、ダイヤモンドの研削を、常時、高効率で行うことができる。これにより、ダイヤモンドの研削による生産が容易になるとともに、生産性が更に向上しかつ研削にかかるコストをより一層低減することができる。
Further, among the difficult-to-cut materials that are the material to be ground W, particularly when high-hardness diamond is ground with the
特に、超砥粒砥石5による被研削物Wの研削実行中にロータリドレッサ6による超砥粒砥石5のドレッシングを行うことができるので、前述の非特許文献2に開示されている、難削材に対する研削加工における効果も得ることができる。
In particular, since the dressing of the
図4は、本発明の実施の形態の一例が適用された回転円テーブルタイプの研削盤の一例を模式的にかつ概略的示す斜視図である。なお、前述の図1に示す例と同じ構成要素には同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この例の回転円テーブルタイプの研削盤1では、図1に示す例においてX軸方向移動テーブル3が設けられないとともに、本体2に前後方向(Z軸方向)に往復動可能に設けられたZ軸方向移動テーブル4と、このZ軸方向移動テーブル4に回転可能に設けられるとともに被研削物(ワーク)Wがセットされる回転円テーブル8とが設けられている。この例の研削盤1の他の構成は前述の図1に示す例と同じである。また、この例の研削盤1の作用効果も、前述の図1に示す例と実質的に同じである。
FIG. 4 is a perspective view schematically and schematically showing an example of a rotary circular table type grinding machine to which an example of the embodiment of the present invention is applied. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component as the example shown in above-mentioned FIG. 1, and the detailed description is abbreviate | omitted.
In the rotary circular table
図5は、本発明の実施の形態の一例が適用された円筒研削盤の一例を模式的にかつ概略的示す斜視図である。なお、前述の図1に示す例と同じ構成要素には同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。 FIG. 5 is a perspective view schematically and schematically showing an example of a cylindrical grinder to which an example of the embodiment of the present invention is applied. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component as the example shown in above-mentioned FIG. 1, and the detailed description is abbreviate | omitted.
この例の円筒研削盤1では、図4に示す例においてZ軸方向移動テーブル4に回転円テーブル8に代えて、円筒状の被研削物Wの両端を支持する公知の支持手段9,10が設けられている。これらの支持手段9,10は、円筒状の被研削物Wをその軸方向がZ軸方向となるように支持している。また、公知の円筒研削盤と同様に、超砥粒砥石5が円筒状の被研削物Wの外周面を研削するように配置されている。この例の研削盤1の他の構成は前述の図1に示す例と同じである。また、この例の研削盤1の作用効果も、前述の図1に示す例と実質的に同じである。
In the cylindrical grinding
なお、高硬度の被研削物Wとして、ダイヤモンドの他に、純鉄、ニッケル、銅、アルミニウム、チタンなどがあるが、これらの被研削物Wを超砥粒砥石5により研削する場合も、前述と同様に高効率で研削を行うことができる。また、これらの高硬度の被研削物W以外にも、他の難削材はもちろん、他の被研削物もドレッシングを効果的に行うことができる。
In addition to diamond, there are pure iron, nickel, copper, aluminum, titanium, and the like as the high-hardness workpiece W, but when these workpieces W are ground with the
本発明の超砥粒砥石のドレッシング方法およびこの方法に用いるドレッシング装置は、例えば難削材等の被研削物(ワーク)を研削するための超砥粒砥石のドレッシングに好適に利用することができる。 The dressing method for a superabrasive grindstone of the present invention and the dressing apparatus used in this method can be suitably used for dressing a superabrasive grindstone for grinding a workpiece (workpiece) such as a difficult-to-cut material. .
1…研削盤、2…本体、3…X軸方向移動テーブル、4…Z軸方向移動テーブル、5…超砥粒砥石(研削ホイール)、6…ロータリドレッサ、7…ドレッシング装置、8…回転円テーブル、9,10…支持手段、W…被研削物(ワーク)
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より小さく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第1ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速と同一に設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第2ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より大きく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第3ドレッシング工程とからなり、
前記第1ないし第3ドレッシング工程のうち、少なくとも2つのドレッシング工程により、前記ロータリドレッサが超砥粒砥石をドレッシングすることを特徴とする超砥粒砥石のドレッシング方法。 The rotary dresser is rotated so that the peripheral speed is the same as the rotational speed of the superabrasive grindstone in the dressing part while the rotary dresser is cut in the superabrasive grindstone. In the dressing method of the superabrasive grindstone for dressing the superabrasive grindstone by reciprocating in the feed direction parallel to the
A first dressing step of dressing the superabrasive grindstone by setting a peripheral speed of the rotary dresser smaller than a peripheral speed of the superabrasive grindstone; and a peripheral speed of the rotary dresser as a peripheral speed of the superabrasive grindstone A second dressing step for dressing the superabrasive wheel with the same setting, and a third dressing for dressing the superabrasive wheel with the peripheral speed of the rotary dresser set larger than the peripheral speed of the superabrasive wheel Process,
A dressing method for a superabrasive grindstone, wherein the rotary dresser dresses the superabrasive grindstone by at least two dressing steps among the first to third dressing steps.
前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より小さく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第1ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速と同一に設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第2ドレッシング工程と、前記ロータリドレッサの周速を前記超砥粒砥石の周速より大きく設定して前記超砥粒砥石をドレッシングする第3ドレッシング工程とからなり、
前記ロータリドレッサが、少なくとも最後に前記第1ドレッシング工程により前記超砥粒砥石をドレッシングすることを特徴とする超砥粒砥石のドレッシング方法。 The rotary dresser is rotated so that the peripheral speed is the same as the rotational speed of the superabrasive grindstone in the dressing part while the rotary dresser is cut in the superabrasive grindstone. In the dressing method of the superabrasive grindstone for dressing the superabrasive grindstone by reciprocating in the feed direction parallel to the
A first dressing step of dressing the superabrasive grindstone by setting a peripheral speed of the rotary dresser smaller than a peripheral speed of the superabrasive grindstone; and a peripheral speed of the rotary dresser as a peripheral speed of the superabrasive grindstone A second dressing step for dressing the superabrasive wheel with the same setting, and a third dressing for dressing the superabrasive wheel with the peripheral speed of the rotary dresser set larger than the peripheral speed of the superabrasive wheel Process,
A dressing method for a superabrasive grindstone, wherein the rotary dresser dresses the superabrasive grindstone at least last in the first dressing step.
前記ロータリドレッサを、ドレッシング部における前記砥粒砥石の周速の向きと同じ向きの周速となるように回転させる回転駆動手段と、前記ロータリドレッサを前記超砥粒砥石に対して切込み方向に移動させる切込み手段と、前記ロータリドレッサを前記超砥粒砥石に対して前記送り方向に往復移動させる送り手段と、前記回転駆動手段、前記切込み手段および前記送り手段を制御する制御装置とからなり、
前記制御装置は、前記ロータリドレッサが前記第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を行うときのそれぞれの周速となるように前記回転駆動手段を制御する制御装置、または前記ロータリドレッサが前記第1ないし第3ドレッシング工程のうち少なくとも2つのドレッシング工程を行うときのそれぞれの周速となるように前記回転駆動手段を制御するとともに前記ロータリドレッサの送り移動速度が往動時と復動時とで変わるように前記送り手段を制御する制御装置であることを特徴とする超砥粒砥石のドレッシング装置。 A dressing apparatus for a superabrasive grindstone used in the dressing method for a superabrasive grindstone according to claim 3 or 4,
Rotation drive means for rotating the rotary dresser so that the peripheral speed is the same as the peripheral speed of the abrasive grindstone in the dressing section, and the rotary dresser is moved in the cutting direction with respect to the superabrasive grindstone A cutting means, a feeding means for reciprocating the rotary dresser in the feeding direction with respect to the superabrasive grindstone, and a control device for controlling the rotation driving means, the cutting means and the feeding means,
The control device controls the rotation driving means so that the rotary dresser has respective peripheral speeds when performing at least two dressing steps among the first to third dressing steps, or the rotary dresser. Controls the rotational drive means so that the peripheral speeds at the time of performing at least two dressing steps among the first to third dressing steps are controlled, and the feed movement speed of the rotary dresser is the forward and backward movements. A dressing device for a superabrasive grindstone, which is a control device for controlling the feeding means so as to change depending on time.
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