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JP2007243190A - キャパシタ形成方法 - Google Patents

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JP2007243190A
JP2007243190A JP2007054603A JP2007054603A JP2007243190A JP 2007243190 A JP2007243190 A JP 2007243190A JP 2007054603 A JP2007054603 A JP 2007054603A JP 2007054603 A JP2007054603 A JP 2007054603A JP 2007243190 A JP2007243190 A JP 2007243190A
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forming
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titanium
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Wan-Don Kim
完敦 金
Cha-Young Yoo
次英 柳
Suk-Jin Chung
淑眞 鄭
Jin-Yong Kim
鎭▲ヨン▼ 金
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】メモリ素子やアナログ製品に有用な金属電極を具備するキャパシタ形成方法を提供する。
【解決手段】貴金属、貴金属の導電性酸化物、ペロブスカイト構造の導電性酸化物等で形成されたキャパシタの下部電極500は、コンタクトプラグ210に連結され、耐熱性金属、導電性金属窒化物等で形成された支持導電体700の側面上に配置され、ペロブスカイト構造の絶縁膜または絶縁性金属酸化物で形成された高誘電物質の誘電膜800は、支持導電体700の上部面上に、そして下部電極500の側面及び上部面上に配置され、貴金属、貴金属の導電性酸化物、ペロブスカイト構造の導電性酸化物、耐熱性金属、導電性金属窒化物等で形成された上部電極900は誘電膜800上に配置される。下部電極500を形成した後、支持導電体700が下部電極500及びコンタクトプラグ210に電気的に連結されるように形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は半導体装置の製造方法に係り、より詳細にはキャパシタ形成方法に関する。
キャパシタ(capacitor)は向き合う二つの電極とその間に存在する誘電膜で構成される。キャパシタはメモリ素子を含んで高周波素子、混合信号素子、システムドライバ素子、アナログ素子など多様な分野に用いられており、安定的な素子動作のためには一定水準以上のキャパシタンスを要する。しかし、半導体装置の高集積化の傾向のため、キャパシタが占める面積が減ってキャパシタンスの減少をもたらしている。したがって制限された面積で高いキャパシタンス(capacitance)を有するキャパシタに対する研究が活発に行われている。
一方、通常はキャパシタ電極として、単結晶シリコンまたは多結晶シリコン(‘ポリシリコン’)が用いられている。しかし、単結晶シリコンまたはポリシリコンはその物質特性によってキャパシタ電極の抵抗を減少させるのに限界を示している。また、単結晶シリコンまたはポリシリコン電極にバイアス(bias)電圧を印加した場合には空乏(depletion)領域が発生してキャパシタンス値が一定に維持されない。そのため、最近、単結晶シリコンまたはポリシリコンの代わりに金属物質をキャパシタ電極として用いる金属−絶縁体−金属キャパシタ(‘MIMキャパシタ’)が導入されて、これに対する活発な研究が行われている。
本発明の実施形態は金属電極を具備するキャパシタ及びその形成方法を提供する。
本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法は基板上に上部絶縁膜を形成し、前記上部絶縁膜の一部の厚さをパターニングして第1開口部を形成し、前記第1開口部の側壁に下部電極を形成し、前記下部電極をエッチングマスクとして用いて残存する上部絶縁膜をパターニングして第2開口部を形成し、前記第2開口部内に前記下部電極に電気的に連結される支持導電体を形成し、前記下部電極及び前記支持導電体上に誘電膜及び上部電極を形成することを含むことができる。
本発明の他の実施形態による半導体素子形成方法は、基板上にコンタクトプラグを有する下部絶縁膜を形成し、前記絶縁膜及びコンタクトプラグ上に第1絶縁膜及び第2絶縁膜を形成し、前記第2絶縁膜をパターニングして前記コンタクトプラグ上部に第1開口部を形成し、前記第1開口部の側壁に下部電極を形成し、前記下部電極をエッチングマスクとして用いて前記第1開口部の底の第1絶縁膜を除去して前記コンタクトプラグを露出する第2開口部を形成し、前記第1開口部及び前記第2開口部内に前記コンタクトプラグ及び前記下部電極に電気的に連結される支持導電体を形成し、前記第2絶縁膜を除去し、誘電膜及び上部電極を形成することを含むことができる。
本発明を実施形態によれば、貴金属などで下部電極を形成した後にコンタクトプラグが露出されるため、コンタクトプラグが下部電極を形成するための酸化性工程雰囲気に露出されることが根本的に防止される。
本発明の実施形態によれば、下部電極を形成する時、コンタクトプラグはシリコン窒化膜のような酸化防止機能が優れた膜によって保護されるため、下部電極を形成する工程の間にコンタクトプラグが酸化されることが防止される。
本発明の実施形態によれば、下部電極が形成された後に耐熱性金属などで支持導電体が形成されるため、支持導電体及びコンタクトプラグが下部電極を形成するための酸化性工程雰囲気に露出されることが根本的に防止される。
本発明の実施形態によれば、支持導電体とシリコン窒化膜とはよく接着するため、下部電極を限定するシリコン酸化膜を除去するときにエッチング物質によりコンタクトプラグが損傷されることを防止することができる。
本発明の実施形態によれば、コンタクトプラグの酸化が防止されるため、コンタクトプラグを形成するための材料の選択がより多様になる。例えば、コンタクトプラグを形成するために耐熱性金属、導電性金属窒化物だけではなく、ポリシリコンのように酸化されるおそれがあるが基板の活性領域に対して優れた界面特性を有する物質を用いることもできる。
本発明の実施形態によるキャパシタはメモリ素子だけではなくバイアスに独立的で電圧や温度によるキャパシタンスの変化率特性が優れているため、精緻なアナログ製品を製造するのに有用に用いられる。特に金属−絶縁体−金属構造を有する本発明のキャパシタは高い電圧線形性、正確なセッティングが可能なキャパシタンス値及び低い寄生キャパシタンスなど優れた特性を有しているため、混合信号製品及びアナログ製品のような多様な半導体装置で電荷を貯蔵するのに主に用いることができる。
以下では、本発明の実施形態を添付した図を参照してより詳細に説明する。しかし、本発明はここで説明する実施形態に限定されず、他の形態に具体化することもできる。むしろ、ここで紹介する実施形態は開示された内容が完全になるように、そして当業者に本発明の思想を十分に伝えるために提供されるものである。図において、電極、膜及び領域の厚さは明確性のために誇張されたものである。したがって、本発明の電極、膜及び領域が図に示した形象に限定されず、製造工程上の変異などによって多少変更されることができるであろう。また、ある膜が他の膜または基板“上”にあると言及する場合に、それは他の膜または基板上に直接形成されることができるかまたはこれらの間に第3の膜が介されることもできる。また、本明細書の多様な実施形態で第1、第2、第3などの用語が多様な膜または領域などを記述するために用いられたが、この膜または領域がこのような用語によって限定されてはならない。また、この用語はただ或る膜または領域を他の膜または領域と区別させるために用いられただけである。
図1ないし図5は本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。本明細書で“基板”はシリコン表面を有する任意の半導体ベースの構造(semiconductor based structure)を含む。このような半導体ベースの構造はシリコン、絶縁体上のシリコン(SOI)、ドーピングまたはドーピングされていないシリコン、半導体構造によって支持されるシリコンエピタキシャル層、または他の半導体構造物を示す。また、半導体構造はシリコン−ゲルマニウム(SiGe)、ゲルマニウム、またはガリウム−アルセナイド(GaAs)であり得る。以下で基板または半導体基板であると言及するとき、前記基板に対してイオン注入工程、素子分離工程、不純物拡散工程、MOS電界効果トランジスタ形成工程、絶縁膜または導電膜などの薄膜蒸着工程が事前に行われた後の基板であり得る。
図1を参照すると、基板100上に例えば下部絶縁膜200としてシリコン酸化物が形成される。下部絶縁膜200が図においては単一層として示されたが、多層の絶縁膜、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜などを複数回積層して形成することもできる。下部絶縁膜200を貫いて基板100に電気的に連結されるコンタクトプラグ210を形成する。コンタクトプラグ210は基板100の所定領域、例えばトランジスタのソース/ドレイン領域に電気的に連結されるように形成されることができる。コンタクトプラグ210は下部絶縁膜200をパターニングしてコンタクトホールを形成した後、ここに導電性物質を埋め込むことによって形成されることができる。導電性物質をコンタクトホールに埋め込むことは、まず、導電性物質を蒸着した後、化学機械研磨またはエッチバックのような平坦化工程を行ってコンタクトホールの外部の導電性物質を除去することによって行われることができる。コンタクトプラグ210のための導電性物質の蒸着は、例えば化学的気相蒸着法、物理的気相蒸着法、原子層蒸着法などの気相蒸着法を用いることができる。コンタクトホールの外部の導電性物質を除去するときに、コンタクトホールの内部の導電性物質も一部除去した後、他の導電性物質をコンタクトホールの上部に埋め込むことによって、二層以上の物質でコンタクトプラグを形成することができる。
コンタクトプラグ210は例えば耐熱性金属、導電性金属窒化物、ポリシリコン、貴金属系列の金属またはこれらの組み合わせで形成されることができる。耐熱性金属(refractory metal)として、例えばチタンTi、タングステンW、タンタルTaなどが用いられることができるが、これに限定されない。導電性金属窒化物(conductive metal nitride)として、例えば窒化チタンTiN、窒化タンタルTaN、窒化タングステンWN、窒化ジルコニウムZrN、窒化ハフニウムHfN、化アルミニウムチタンTiAlN、窒化シリコンチタンTiSiN、窒化アルミニウムタンタルTaAlN、及び窒化シリコンタンタルTaSiNなどが用いられることができるが、これに限定されない。
また図1を参照すると、下部絶縁膜200及びコンタクトプラグ210上に上部絶縁膜300が形成される。上部絶縁膜300は単一層または多層で形成されることができる。例えば、上部絶縁膜300は第1絶縁膜310及び前記第1絶縁膜に対してエッチング選択性を有する第2絶縁膜330を順に積層して形成されることができる。
第2絶縁膜330は下部電極の高さを決定し、例えばシリコン酸化膜で形成されることができる。第1絶縁膜310はコンタクトプラグ210の上部面を覆い、下部電極形成工程においてコンタクトプラグが酸化されることを防止する特性、第2絶縁膜330に対するエッチング工程において下部絶縁膜200を保護する特性、耐熱性金属、導電性金属窒化物またはペロブスカイト構造の導電性酸化物に対する優れた接着特性のうちの少なくとも一つ以上の特性を有する物質で形成されることができる。例えば、第1絶縁膜310は、シリコン窒化物で形成されることができるが、これに限定されない。以下では、第1絶縁膜310をシリコン窒化膜で第2絶縁膜330をシリコン酸化膜で形成する場合を例として説明する。
シリコン窒化膜310をエッチング停止層として用いてシリコン酸化膜330に対するパターニング工程を行って下部電極を限定する第1開口部400をコンタクトプラグ200の上部に形成する。
図2を参照すると、第1開口部400の側壁に下部電極500が形成される。下部電極500は誘電膜に対して優れた界面特性を有する導電性物質で形成する。例えば、下部電極500は貴金属(noble metal)、貴金属の導電性酸化物、ペロブスカイト(perovskite)構造の導電性酸化物またはこれらの組み合わせで形成されることができる。下部電極500のための貴金属として、例えば白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)などが挙げられるが、これに限定されない。下部電極500のための貴金属の導電性酸化物として、例えばPtO、RuO、IrOなどが挙げられるが、これに限定されない。下部電極500のためのペロブスカイト構造の導電性酸化物として、例えばSrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCO、LaNiOなどが挙げられるが、これに限定されない。
下部電極500は上述の原料物質を化学的気相蒸着、物理的気相蒸着、原子層蒸着のような気相蒸着方法を用いて蒸着した後、原料物質をエッチバック(etch−back)することによって形成されることができる。前記の下部電極500のための原料物質は酸化性雰囲気(酸素雰囲気)で蒸着されることができる。一方、本発明の一実施形態によれば、シリコン窒化膜310がコンタクトプラグ210を覆っているため、コンタクトプラグ210が下部電極500と接触していない。したがって酸化性雰囲気で下部電極500を形成しても、コンタクトプラグ210の酸化を防止することができる。なお、シリコン窒化膜310は酸化防止機能が優れており、さらにコンタクトプラグ210の酸化を防止することができる。
図3を参照すると、下部電極500をエッチングマスクとして用いて第1開口部400の 底のシリコン窒化膜310をエッチングしてコンタクトプラグ210を露出する第2開口部600を形成する。シリコン窒化膜310は、シリコン酸化膜で形成される下部絶縁膜200に対して選択的にエッチングされることができる。
図4を参照すると、第1開口部及び第2開口部の内部に導電性物質を満たして下部電極500及びコンタクトプラグ210に電気的に連結される支持導電体700が形成される。すなわち、支持導電体700はコンタクトプラグ210を下部電極500に連結する機能を有する。支持導電体700は、まず導電性原料物質を第1開口部及び第2開口部の内部及びシリコン酸化膜330上に蒸着した後、シリコン酸化膜330が露出するまで化学機械研磨(CMP)またはエッチバックのような平坦化エッチング工程を行うことによって形成されることができる。支持導電体700のための導電性原料物質蒸着はコンタクトプラグ210が酸化されないように還元性雰囲気における気相蒸着法を用いて形成されることができる。気象蒸着法は化学的気相蒸着法、物理的気相蒸着法、原子層蒸着法などを含み、還元性雰囲気は水素ガス、アンモニアガスなどのガス雰囲気を含む。還元性雰囲気の気相蒸着法は反応ガスとして酸素ガスを用いない気相蒸着法であってもよい。
支持導電体700は熱的安全性が優れ、シリコン窒化膜310、下部絶縁膜200に対して優れた接着特性(adhesion property)を示す導電性物質で形成されることができる。例えば、支持導電体700は耐熱性金属、導電性金属窒化物、またはこれらの組み合わせで形成されることができる。支持導電体700のための耐熱性金属として、例えばチタン、タングステン、タンタルなどが挙げられるが、これに限定されない。支持導電体700のための導電性金属窒化物として、窒化チタン、窒化タンタル、窒化タングステン、窒化ジルコニウム、窒化ハフニウム、窒化アルミニウムチタン、窒化シリコンチタン、窒化アルミニウムタンタル、及び窒化シルリコンタンタルなどが挙げられるが、これに限定されない。
図5を参照すると、シリコン酸化膜330を除去して下部電極500が露出される。適切なエッチング溶液またはエッチングガスを用いれば、シリコン酸化膜330をシリコン窒化膜310に対して選択的に除去することができる。シリコン窒化膜310は支持導電体700に対して優れた接着特性を示すため、シリコン酸化膜330を除去するのに用いられるエッチング物質(etchant)がコンタクトプラグ210をエッチングすることを防止することができる。誘電膜800及び上部電極900を形成してキャパシタが完成する。
誘電膜800は例えば化学的気相蒸着法、原子層蒸着法などを用いて形成されることができ、高い誘電率を有する高誘電物質で形成されることができる。誘電膜800は、ペロブスカイト構造の絶縁膜または絶縁性金属酸化物で形成されることができるが、これに限定されない。誘電膜800のためのペロブスカイト構造の絶縁膜は(Ba,Sr)TiO、SrTiO、BaTiO、PbTiO、Pb(Zr,Ti)O、SrBiTa、(Pb,La)(Zr,Ti)O、BiTi12を含み、誘電膜800のための金属酸化物はTa、TaN、Al、HfO、ZrO、TiOなどを含む。
上部電極900は例えば化学的気相蒸着、物理的気相蒸着、原子層蒸着のような気相蒸着方法を用いて形成されることができ、貴金属、貴金属の導電性酸化物、ペロブスカイト構造の導電性酸化物、耐熱性金属、導電性金属窒化物またはこれらの組み合わせで形成されることができる。上部電極900のための貴金属として、例えば白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)などが挙げられるが、これに限定されない。上部電極900のための貴金属の導電性酸化物として、例えばPtO、RuO、IrOなどが挙げられるが、これに限定されない。上部電極900のためのペロブスカイト(perovskite)構造の導電性酸化物として、例えばSrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCo、LaNiOなどが挙げられるが、これに限定されない。上部電極900のための耐熱性金属として、例えばチタン(Ti)、タングステン(W)、タンタル(Ta)などが挙げられるが、これに限定されない。上部電極900のための導電性金属窒化物として、例えば窒化チタン(TiN)、窒化タンタル(TaN)、窒化タングステン(WN)、窒化ジルコニウム(ZrN)、窒化ハフニウム(HfN)、窒化アルミニウムチタン(TiAlN)、窒化シリコンチタン(TiSiN)、窒化アルミニウムタンタル(TaAlN)、及び窒化シリコンタンタル(TaSiN)などを用いることができるが、これに限定されない。
図6及び図7を参照して本発明の他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明する。図1ないし図5を参照して説明した実施形態とは異なり、本実施形態では支持導電体710の上部面上にも下部電極が形成される。このために図6に示したように第1開口部及び第2開口部の内部にシリコン酸化膜330より上部面がより低い支持導電体710を形成する。支持導電体710は図5を参照して説明した支持導電体700を形成する方法と同一の方法を用いて形成され、その高さを低めるために追加的なエッチング工程が行われる。すなわち、図1ないし図5を参照して説明した工程を行って基板100上に下部絶縁膜200、コンタクトプラグ210、シリコン窒化膜310、シリコン酸化膜330、第1開口部400、下部電極500、第2開口部600及び支持導電体のための導電性物質を形成する。シリコン酸化膜330が露出するまで支持導電体のための導電性物質に対する平坦化エッチング工程を行った後、追加的なエッチング工程を行ってシリコン酸化膜330よりも上部面が低い支持導電体710を形成する。
図7を参照すると、下部電極500を形成するのに用いられる導電性物質が蒸着され、エッチング工程を行って支持導電体710の上部面に追加下部電極530が形成される。シリコン酸化膜330を除去した後、誘電膜800及び上部電極900を形成する。本実施形態によれば、誘電膜800と支持導電体710の上部面との間に追加下部電極530が存在する。一方、図1ないし図5を参照して説明したキャパシタでは誘電膜800が支持導電体700の上部面と接触する。
図8ないし図10は本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための図である。本発明の実施形態では上述の実施形態とは異なり、上部絶縁膜300が単一層のシリコン酸化膜で形成される。
図8を参照すると、基板100上にコンタクトプラグ210を有する下部絶縁膜200を形成した後、例えばシリコン酸化膜で上部絶縁膜300を形成する。上部絶縁膜300の一部の厚さをパターニングして下部電極を限定する第1開口部400を形成する。
図9を参照すると、第1開口部400の側壁に上述の実施形態と同一の方法で下部電極500が形成される。下部電極500をエッチングマスクとして用いて第1開口部400の底の残存する上部絶縁膜を除去してコンタクトプラグ210を露出する第2開口部600を形成する。
図10を参照すると、第1開口部及び第2開口部を導電性物質で満たしてコンタクトプラグ210及び下部電極500に電気的に連結される支持導電体700が形成される。上部絶縁膜300を除去した後、誘電膜及び上部電極を形成してキャパシタを完成する。本実施形態では、上部絶縁膜300は一部分が除去され、一部は残存して下部電極500の下部側面を覆った方が良い。すなわち、下部電極500を支持するように、下部電極500の下部面と下部絶縁膜200との間に上部絶縁膜の一部が残存するように上部絶縁膜に対するエッチング工程を行う方が良い。
図11ないし図15は本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。本実施形態は上述の実施形態とは異なり、コンタクトプラグ及び支持導電体が同時に形成される。ここで同時に形成されるということには、コンタクトプラグ及び支持導電体が一回の導電性物質蒸着工程によって形成されることができるということが含まれる。
図11を参照すると、基板100上に下部絶縁膜200及び上部絶縁膜300が形成される。上部絶縁膜300はシリコン窒化膜310及びシリコン酸化膜330を順に積層して形成されることができる。シリコン酸化膜330をパターニングして第1開口部400を形成する。
図12を参照すると、第1開口部400の側壁に下部電極500を上述の実施形態と同一である方法で形成する。
図13を参照すると、下部電極500をエッチングマスクとして用いて第1開口部400下のシリコン窒化膜310及び下部絶縁膜200をエッチングして基板100の所定領域を露出する第2開口部600が形成される。ここで、コンタクトプラグ210を形成する前に基板100にゲートの上部面及び側壁はシリコン窒化物で保護されたトランジスタを形成することができ、上部面及び側壁のシリコン窒化物によってゲートは第2開口部600を形成するためのエッチング工程において保護される。
図14を参照すると、第1開口部及び第2開口部を満たす支持導電体720を上述の実施形態と同一の方法で形成する。
図15を参照すると、シリコン酸化膜330を除去した後、誘電膜800及び上部電極900を上述の実施形態と同一の方法で形成する。
上述の多様な実施形態では支持導電体がボックス形態で形成されたが、支持導電体は多様な形態で形成されることができる。例えば、支持導電体はシリンダ型で形成されることもでき、これについて図16ないし図17を参照して説明する。
図1ないし図3を参照して説明した工程を行った後、図16に示したように第1開口部及び第2開口部の内部に沿ってコンフォーマルな導電膜(conformal conductive layer)を形成し、化学機械研磨のような平坦化工程を行って断面がシリンダ形態を示すコンフォーマルな支持導電体730を形成する。
図17を参照すると、シリコン酸化膜330を除去した後、誘電膜800及び上部電極900が形成されて、キャパシタが完成する。
以上のように、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。当業者は本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態に実現されることができるということを理解されたい。そのため、開示された本実施形態については、限定的な観点ではなく説明的な観点で考慮されたい。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるすべての差異は本発明に含まれるものであると解釈されたい。
本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタ形成方法を説明するための断面図である。
符号の説明
100 基板
200 下部絶縁膜
210 コンタクトプラグ
300 上部絶縁膜
310 第1絶縁膜
320 第2絶縁膜
400 第1開口部
500 下部電極
530 追加下部電極
600 第2開口部
700,710,720,730 支持導電体
800 誘電膜
900 上部電極

Claims (20)

  1. 基板上に上部絶縁膜を形成し、
    前記上部絶縁膜の一部の厚さをパターニングして、第1開口部を形成し、
    前記第1開口部の側壁に下部電極を形成し、
    前記下部電極をエッチングマスクとして用いて残存する上部絶縁膜をパターニングして、第2開口部を形成し、
    前記第1開口部及び前記第2開口部内に前記下部電極に電気的に連結される支持導電体を形成し、
    前記下部電極及び前記支持導電体上に誘電膜及び上部電極を形成することを含むことを特徴とするキャパシタ形成方法。
  2. 前記上部絶縁膜を形成する前に前記基板上にコンタクトプラグを有する下部絶縁膜を形成することをさらに含み、
    前記第2開口部は前記コンタクトプラグを露出し、前記支持導電体は前記コンタクトプラグに電気的に連結されるように形成されることを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ形成方法。
  3. 前記上部絶縁膜を形成することは、
    前記下部絶縁膜及び前記コンタクトプラグ上に第1絶縁膜を形成し、
    前記第1絶縁膜上に前記第1絶縁膜に対してエッチング選択性を有する第2絶縁膜を形成することを含み、
    前記第1開口部は前記第1絶縁膜をエッチングマスクとして用いて、前記第2絶縁膜をパターニングして形成され、前記第2開口部は前記第1開口部の底の第1絶縁膜をパターニングして形成されることを特徴とする請求項2に記載のキャパシタ形成方法。
  4. 前記支持導電体を形成することは、
    前記第1開口部及び前記第2開口部の内部及び前記第2絶縁膜上に前記支持導電体のための導電性物質を形成し、
    前記第2開口部の外部の導電性物質を除去することを含むことを特徴とする請求項3に記載のキャパシタ形成方法。
  5. 前記導電性物質は前記コンタクトプラグが酸化されないように還元性雰囲気下の気相蒸着法を用いて形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャパシタ形成方法。
  6. 前記支持導電体はチタン、タングステン、タンタル、窒化チタン、窒化タンタル、窒化タングステン、窒化ジルコニウム、窒化ハフニウム、窒化アルミニウムチタン、窒化シリコンチタン、窒化アルミニウムタンタル、窒化シリコンタンタル、またはこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャパシタ形成方法。
  7. 前記下部電極は貴金属、貴金属の導電性酸化物、ペロブスカイト構造の導電性酸化物またはこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャパシタ形成方法。
  8. 前記貴金属は白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)を含み、前記貴金属の導電性酸化物はPtO、RuO、IrOを含み、前記ペロブスカイト構造の導電性酸化物はSrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCO、LaNiOを含むことを特徴とする請求項7に記載のキャパシタ形成方法。
  9. 前記上部電極は貴金属、貴金属の導電性酸化物、ペロブスカイト構造の導電性酸化物、耐熱性金属、導電性金属窒化物またはこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャパシタ形成方法。
  10. 前記貴金属は白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)を含み、前記貴金属の導電性酸化物はPtO、RuO、IrOを含み、前記ペロブスカイト構造の導電性酸化物はSrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCO、LaNiOを含み、前記耐熱性金属はチタン、タングステン、タンタルを含み、前記導電性金属窒化物は窒化チタン、窒化タンタル、窒化タングステン、窒化ジルコニウム、窒化ハフニウム、窒化アルミニウムチタン、窒化シリコンチタン、窒化アルミニウムタンタル、及び窒化シリコンタンタルを含むことを特徴とするキャパシタ形成方法。
  11. 前記誘電膜は絶縁性金属酸化物、ペロブスカイト構造の絶縁膜またはこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャパシタ形成方法。
  12. 前記絶縁性金属酸化物はTa、TaN、Al、HfO、ZrO、TiOを含み、前記ペロブスカイト構造の絶縁膜は(Ba,Sr)TiO、SrTiO、BaTiO、PbTiO、Pb(Zr,Ti)O、SrBiTa、(Pb,La)(Zr,Ti)O、BiTi12を含むことを特徴とする請求項11に記載のキャパシタ形成方法。
  13. 基板上にコンタクトプラグを有する下部絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜及びコンタクトプラグ上に第1絶縁膜及び第2絶縁膜を形成し、
    前記第1絶縁膜をエッチング停止層として用いて前記第2絶縁膜をパターニングして、前記コンタクトプラグ上部に第1開口部を形成し、
    前記第1開口部の側壁に下部電極を形成し、
    前記下部電極をエッチングマスクとして用いて前記第1開口部の底の第1絶縁膜を除去して、前記コンタクトプラグを露出する第2開口部を形成し、
    前記第1開口部及び前記第2開口部内に前記コンタクトプラグ及び前記下部電極に電気的に連結される支持導電体を形成し、
    前記第2絶縁膜を除去し、
    誘電膜及び上部電極を形成することを含むことを特徴とする半導体素子形成方法。
  14. 前記第1開口部及び前記第2開口部内に前記コンタクトプラグ及び前記下部電極に電気的に連結される支持導電体を形成することは、
    前記第1開口部及び前記第2開口部内に、そして前記第2絶縁膜上に導電性物質を形成し、
    前記第1開口部及び前記第2開口部の外部の導電性物質を除去して前記第1開口部及び前記第2開口部内に前記導電性物質を残留させることを含むことを特徴とする請求項13に記載の半導体素子形成方法。
  15. 前記第1開口部及び前記第2開口部の外部の導電性物質を除去して、前記第1開口部及び前記第2開口部内に前記導電性物質を残留させることは、前記第2絶縁膜の上部面よりも前記支持導電体の上部面の高さが低くなるように前記第1開口部及び前記第2開口部内の導電性物質もエッチングすることをさらに含み、
    前記誘電膜を形成する前に、前記第1開口部及び前記第2開口部内の前記支持導電体の上部面上に白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、PtO、RuO、IrO、SrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCO、LaNiOのうちのいずれか1つを形成することをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の半導体素子形成方法。
  16. 前記第1開口部及び前記第2開口部内に、そして前記第2絶縁膜上に導電性物質を形成することは、前記コンタクトプラグが酸化されないように還元性雰囲気下の気相蒸着法を用いて前記導電性物質を形成することを含むことを特徴とする請求項14に記載の半導体素子形成方法。
  17. 前記導電性物質はチタン、タングステン、タンタル、窒化チタン、窒化タンタル、窒化タングステン、窒化ジルコニウム、窒化ハフニウム、窒化アルミニウムチタン、窒化シリコンチタン、窒化アルミニウムタンタル、及び窒化シリコンタンタルを含むことを特徴とする請求項16に記載の半導体素子形成方法。
  18. 前記下部電極は白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、PtO、RuO、IrO、SrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCO、LaNiOまたはこれらの組み合わせのうちのいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項13に記載の半導体素子形成方法。
  19. 前記上部電極は白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、PtO、RuO、IrO、SrRuO、(Ba,Sr)RuO、CaRuO、LSCO、LaNiO、チタン、タングステン、タンタル、窒化チタン、窒化タンタル、窒化タングステン、窒化ジルコニウム、窒化ハフニウム、窒化アルミニウムチタン、窒化シリコンチタン、窒化アルミニウムタンタル、窒化シリコンタンタル、またはこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項13に記載の半導体素子形成方法。
  20. 前記誘電膜はTa、TaN、Al、HfO、ZrO、TiO、(Ba,Sr)TiO、SrTiO、BaTiO、PbTiO、Pb(Zr,Ti)O、SrBiTa、(Pb,La)(Zr,Ti)O、BiTi12またはこれらの組み合わせのうちのいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項13に記載の半導体素子形成方法。
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