JP2007134155A - 誘導加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装置本体1のトッププレート2前方の上面に配置され、複数の加熱コイル14a〜14c毎に電源スイッチ、火力調節スイッチ及び火力表示部が設けられた第1の操作部3と、複数の加熱コイル14a〜14cを誘導加熱させるための電源スイッチ、火力調節スイッチ及び火力表示部を有し、さらに、装置本体1に備えられた各種機能を実行させる複数の機能スイッチを有する遠隔操作用の第2の操作部4とを備えた。
【選択図】図1
Description
また、操作部が装置本体と分離可能な電磁調理器がある。(例えば、特許文献1参照)。
また、第2の目的は、装置本体を大型化することなくさらに高機能化・多機能化を実現することができる誘導加熱装置を得るものである。
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱装置の全体を示す外観斜視図、図2は実施の形態1に係る誘導加熱装置の内部構成を示すブロック図である。
実施の形態1の誘導加熱装置は、装置本体1と、装置本体1の上部に調理容器を載置するためのトッププレート2と、装置本体1のトッププレート2前方の上部に設けられた第1の操作部3と、装置本体1に着脱可能に接続線7を介して接続され、遠隔操作用の第2の操作部4とで構成されている。
実施の形態1では、第2の操作部4が装置本体1に接続線7を介して着脱可能に接続されていることを述べたが、実施の形態2は、図3に示すように、装置本体1と第2の操作部4との間の信号の送受信を無線で行うようにしたものである。装置本体1には、図4に示すように、制御部12と接続された無線用の送受信部16aが設けられ、第2の操作部4には、制御部41に無線用の送受信部42aが内蔵されている。
図5は実施の形態3に係る誘導加熱装置の第1の操作部の配置例を示す平面図、図6は実施の形態3に係る誘導加熱装置の第2の操作部の配置例を示す平面図である。
装置本体1に設けられた第1の操作部3は、加熱コイル14aに対応して設けられた電源スイッチ31a、火力調節スイッチ32a,32b及び火力調節スイッチ32a,32bの間に配置された火力表示部33aと、加熱コイル14bに対応して設けられた電源スイッチ31b、火力調節スイッチ32c,32d及び火力調節スイッチ32c,32dの間に配置された火力表示部33bと、加熱コイル14cに対応して設けられた電源スイッチ31c、火力調節スイッチ32e,32f及び火力調節スイッチ32e,32fの間に配置された火力表示部33cとを備えている。火力表示部33a〜33cは、実施の形態1、2と同様にそれぞれ複数のLEDからなっている。
図7は実施の形態4に係る誘導加熱装置の第1の操作部を示す平面図、図8は実施の形態4に係る誘導加熱装置の第2の操作部を示す平面図である。
実施の形態4における第1の操作部3は、実施の形態3(図5参照)で説明した火力表示部33a〜33cに代えて、例えば図7に示すように液晶表示器34a〜34cを備えたものである。加熱コイル14a用として設けられた火力調節スイッチ32a,32bの間に液晶表示器34aが配置され、加熱コイル14b用の火力調節スイッチ32c,32dの間に液晶表示器34bが配置され、また、加熱コイル14c用として設けられた火力調節スイッチ32e,32fの間に液晶表示器34cが配置されている。
図9は実施の形態5に係る誘導加熱装置の第1の操作部を示す平面図、図10は実施の形態5に係る誘導加熱装置の第2の操作部を示す平面図である。
実施の形態5における第1の操作部3は、加熱コイル14a〜14c毎に設けられた電源スイッチ31a〜31cと、火力調節スイッチ32a,32bと、この火力調節スイッチ32a,32bの間に配置された複数のLEDからなる火力表示部33とが設けられている。火力調節スイッチ32a,32bと火力表示部33は、共有化されており、例えば、電源スイッチ31aにより加熱コイル14aを選択した後に、火力調節スイッチ32a,32bで火力を設定すると、その設定火力に応じて火力表示部33のLEDが点灯し、また、電源スイッチ31bにより加熱コイル14bを選択した後に、火力調節スイッチ32a,32bで火力を設定すると、その設定火力に応じて火力表示部33のLEDが点灯する。
図11は実施の形態6に係る誘導加熱装置の第1の操作部を示す平面図、図12は実施の形態6に係る誘導加熱装置の第2の操作部を示す平面図である。
実施の形態6における第1の操作部3は、実施の形態5(図9参照)で説明した火力表示部33に代えて、例えば図11に示すように液晶表示器34を備えたものである。この液晶表示器34は、火力調節スイッチ32a,32bと共に共有化されている。例えば、電源スイッチ31aにより加熱コイル14aを選択した後に、火力調節スイッチ32a,32bで火力を設定すると、その設定に基づく火力レベル値が液晶表示器34に表示され、また、電源スイッチ31bにより加熱コイル14bを選択した後に、火力調節スイッチ32a,32bで火力を設定すると、その設定に基づく火力レベル値が液晶表示器34に表示される。
実施の形態7は、第2の操作部4に設けられた表示部5から装置本体1を操作できるようにしたものであり、以下、図13を用いて説明する。図13は実施の形態7に係る誘導加熱装置の第2の操作部を示す平面図である。
実施の形態7では、複数の表示情報のデータを制御部41に持たせるようにしたが、実施の形態8は、そのデータが格納された記録媒体を用意し、調理時に記録媒体を第2の操作部4に装着して所望の表示情報を読み出せるようにしたものであり、以下、図14〜図16を用いて説明する。図14は本発明の実施の形態8に係る誘導加熱装置の全体を示す外観斜視図、図15は実施の形態8に係る誘導加熱装置の第2の操作部4の内部構成を示すブロック図、図16は第2の操作部4の表示部5に表示された調理メニューの一例を示す画像図である。
実施の形態9は、第2の操作部から複数の装置本体を選択して制御できるようにしたものであり、以下、図17を用いて説明する。図17は実施の形態9に係る誘導加熱装置を示す概略構成図である。
実施の形態9における誘導加熱装置は、複数の装置本体1a〜1cと、複数の装置本体1a〜1cに着脱可能に接続線7を介して接続された第2の操作部4とから構成されている。複数の装置本体1a〜1cには、実施の形態1〜6で説明した第1の操作部3の何れかが設けられている。
実施の形態10は、第2の操作部に上位装置を接続し、上位装置から装置本体を制御できるようにしたものであり、以下、図18を用いて説明する。図18は実施の形態10に係る誘導加熱装置を示す概略構成図である。
実施の形態10における誘導加熱装置は、装置本体1と、通信インタフェース49を備え、装置本体1に着脱可能に接続線7を介して接続された第2の操作部4と、表示装置111を有し、第2の操作部4の通信インターフェース49に着脱可能に例えばRS−232C(又はRS−422)のような通信手段を介して接続された上位装置の例えばパーソナルコンピュータ110とから構成されている。なお、第2の操作部4とパーソナルコンピュータ110(以下、単に「パソコン110」いう)とを屋内に敷設されたLANで接続しても良い。
実施の形態10では、1台の装置本体1に第2の操作部4を介してパソコン110を接続したことについて述べたが、実施の形態11は、図19に示すように、1台のパソコン10から複数の装置本体1を制御できるようにしたものである。
図中に示すように、各装置本体1にそれぞれ接続線7を介して接続された複数の第2の操作部4と、複数の第2の操作部4に例えばRS−232C(又はRS−422)のような通信手段を介して接続されたパソコン110とからなっている。
実施の形態11では、複数の装置本体1にそれぞれ対応して第2の操作部4を設けたことについて述べたが、実施の形態12は、図20に示すように、複数の装置本体1にそれぞれ接続線を介して1台の第2の操作部4を接続し、この第2の操作部4の上位装置としてパソコン110を設けたものである。第2の操作部4に設定された表示画像をパソコン110の表示装置111に表示し、装置本体1選択後に表示画像に基づいて装置本体1を制御する。
Claims (9)
- 複数の加熱コイルが配設された装置本体と、
該装置本体に配設された各加熱コイルで誘導加熱させるための操作、及び各種機能を実行させるための操作手段とを備え、
前記操作手段は、
前記装置本体に設けられた第1の操作部と、
装置本体から分離して設けられた遠隔操作用の第2の操作部と
からなることを特徴とする誘導加熱装置。 - 前記第1の操作部は、複数の加熱コイル毎に誘導加熱させるためのスイッチ及び火力表示部を有し、
前記第2の操作部は、複数の加熱コイルを誘導加熱させるためのスイッチ及び火力表示部を有し、さらに、前記装置本体に備えられた各種機能を実行させる複数の機能スイッチを有することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱装置。 - 前記第1の操作部は、複数の加熱コイル毎に、電源スイッチ、火力調節スイッチ、及び火力調節スイッチの操作に基づく火力を表示するための火力表示部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱装置。
- 前記第2の操作部は、
画面上にタッチパネルを有する表示部と、
前記複数の機能スイッチを表示情報として前記表示部に選択可能に表示する制御部と
を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の誘導加熱装置。 - 前記第2の操作部は、
画面上にタッチパネルを有する表示部と、
前記スイッチ及び火力表示部、並びに前記複数の機能スイッチを表示情報として前記表示部に選択可能に表示する制御部と
を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の誘導加熱装置。 - 前記制御部は、前記表示情報に基づく複数のレイアウトを有し、その複数のレイアウトを前記表示部の画面に選択可能に表示することを特徴とする請求項5記載の誘導加熱装置。
- 少なくとも前記表示情報が格納された記録媒体を備え、
前記制御部は、前記第2の操作部に前記記録媒体が装着されると、記録媒体に格納された表示情報を前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする請求項5記載の誘導加熱装置。 - 前記第2の操作部は、複数の装置本体と接続可能なインターフェースを備えていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の誘導加熱装置。
- 前記第2の操作部は、上位装置と接続可能なインターフェースを備えていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の誘導加熱装置。
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