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JP2007130117A - 噛む歯ブラシ - Google Patents

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JP2007130117A
JP2007130117A JP2005324332A JP2005324332A JP2007130117A JP 2007130117 A JP2007130117 A JP 2007130117A JP 2005324332 A JP2005324332 A JP 2005324332A JP 2005324332 A JP2005324332 A JP 2005324332A JP 2007130117 A JP2007130117 A JP 2007130117A
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brush
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mouth
chewing
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JP2005324332A
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Yoshiyuki Momoi
良幸 桃井
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Abstract

【課題】柄のない歯ブラシとして口の中に入れて噛むことにより、歯を磨き、口内を清潔にすることができ、使用する場所に限定されることがなく、いつでも手軽に長時間使用することが可能である等、従来の柄付きの歯ブラシとは異なる柄のない噛む歯ブラシを提供する。
【解決手段】口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体2の外周全体にブラシ3を形成したことを特徴とするものであり、楕円形状、ボール形状、棒形状、さらにはドーナツ形状等の立方体形状に適用するほか、指サック形状、オシャブリ形状、さらにはマウスピース形状にも適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、柄のない歯ブラシであって、口の中に入れて噛むことにより、歯を磨き、口内を清潔にすること等ができるようにした噛む歯ブラシに関する。
従来から一般的に使用されている歯ブラシは、刷毛部に柄が設けられ、この柄を片手で握った状態にして刷毛部を口の中に入れてブラッシングするため、柄が邪魔になり、歯の裏や奥等が磨きにくいという欠点があった。
また、従来の歯ブラシは、通常、洗面所等で使用するものであり、歯磨き粉を使用するため、他のことを行いながら歯を磨くということは不衛生であり、忙しいとき等には歯磨きに十分な時間をかけることができず、歯を磨くのが不十分になりがちであった。
このような事情に鑑みて、従来から開発されている柄のない歯ブラシとして、特許文献1に記載されたものを参照する。この発明は、「噛んで磨く歯ブラシ」というものであり、図9に示すように、U字型または先の開いたU字型になった歯ブラシ本体21の奥に弾性本体22が設けられ、歯ブラシ本体21の内側の両側から毛23を設けたものであり、このような歯ブラシを口の中に入れて噛むことにより、歯ブラシ本体21の奥の弾性本体22が歯先を磨き、また内側の毛23で歯の両側を磨けるようにしたものである。
特開平8−24047号公報
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、柄のない歯ブラシとして口の中に入れて噛むことにより、歯を磨き、口内を清潔にすることができ、使用する場所に限定されることがなく、いつでも手軽に長時間使用することが可能である等の利点を有する柄のない噛む歯ブラシを提供する。
以上の目的を達成するために、本発明の請求項1の噛む歯ブラシは、口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体の外周にブラシを形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2は、請求項1の噛む歯ブラシにおいて、前記弾性本体は、楕円形状、ボール形状、棒形状、又はドーナツ形状等の立方体形状であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3は、請求項1の噛む歯ブラシにおいて、前記弾性本体は指サック形状を有し、この指サック形状の外周にブラシが形成されてなる歯ブラシであって、該歯ブラシを口の中に入れて噛むほかに、指サック形状の内部に手の指を入れて歯を磨くことができるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4は、請求項1の噛む歯ブラシにおいて、前記弾性本体はオシャブリ形状を有し、このオシャブリ形状における口の中に入れる部分の外周にブラシが形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5の噛む歯ブラシは、口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体をマウスピース形状とし、該マウスピース形状の内側にブラシを形成したことを特徴とする。
本発明の噛む歯ブラシは、口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体の外周にブラシを形成したものであり、楕円形状、ボール形状、棒形状、さらにはドーナツ形状等の立方体形状に適用可能であるほか、指サック形状、オシャブリ形状、さらにはマウスピース形状にも適用可能である。
このような本発明による噛む歯ブラシによれば、口の中に入れて噛むだけで、歯磨きの効果を発揮することができるため、手を使わないで歯を磨くことができる。また、歯磨き粉等を使う必要がないため、使用する場所に限定されることがなく、他のことをしながらでも、いつでも手軽に使用することが可能となる。また、長時間の使用も可能であり、歯磨きの効果をより高めることが可能となる。
また、そのような歯ブラシとしての効果のほかに、噛む歯ブラシの使用によって舌や口内を清潔にすることができる。さらには、口の中に入れて噛むことによって唾液の分泌を促し、細菌の減少や健康維持にも有益となる。また、顎を使って長時間噛むことによって顎の筋肉を強くするという効果を有し、眠気防止用等にも有効である。
なお、本発明の噛む歯ブラシは、上記のように単に口の中に入れて噛むだけではなく、口臭を消す効果を有する液の入ったカプセルに入れておき、そのような液の付着した本発明の噛む歯ブラシを口内に入れて噛むことにより、口臭防止にも有益となる。また、本発明の噛む歯ブラシを口内に入れて噛むことにより、ブラシが歯茎を刺激して歯茎の血行を良くし、健康促進にも有益となるものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明による噛む歯ブラシ1A〜1Gは、図1〜図8に示すように、口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体2の外周にブラシ3を形成してなるものである。ただし、歯ブラシ1Gはマウスピース形状の噛む歯ブラシであって、マウスピース形状の内側にブラシ3を形成するようにしている。以下、このような噛む歯ブラシについて詳細に述べる。
図1(a)〜(c)に示す噛む歯ブラシ1Aは、本発明による噛む歯ブラシの基本形状をなすものであり、楕円形状の本体2の外周に略同様の長さの多数のブラシ3が形成されているものである。これらの本体2及びブラシ(毛部)3は、柔軟性を有する弾性質の合成樹脂材料としてポリプロピレン等を用いて成形加工することにより低コストで大量に製造するようにしている。ただし、本発明は、口の中に入れて噛むものであるから、毒性のない衛生的な材料を選定し、口の中や舌等を傷つけない程度に柔軟であって、歯の汚れを取ることができるように弾性を有する材料にする必要がある。
図1(a)に示すものは上記の楕円形状の噛む歯ブラシ1Aの外観を示すものであり、図示のように立体をなす本体2の外周全体に均一にブラシ3を形成してなる。また、図1(b)に示すように、その内部は空洞2aにして外皮(本体2)を薄く形成し、その外周にブラシ3を形成することによって、口の中で柔らかい噛みごたえとなるようにしてもよい。さらに、図1(c)に示すように、内部に空洞を作らずに柔軟な合成樹脂材料で満たされた状態とすることによって、口の中で弾力性のある噛みごたえにしてもよい。
なお、本発明の噛む歯ブラシのブラシ(毛部)3としては、図2に示すように、毛先4が単純に先細りになっているブラシ3aや、途中にボール形状5を有するブラシ3bや、先端にボール形状5を有するブラシ3cとしてもよいし、不図示ではあるが、毛先が先細りにならずに丸みを帯びた形状の毛先とすることにより、歯茎等により優しいブラシとしてもよい。さらに、これらの毛先の組み合わせにするか、他の毛先にしてもよい。
このような本発明の噛む歯ブラシ1によれば、口の中に入れて噛むだけで、歯磨きの効果を得るため、他のことをしながら歯磨きを行うことが可能であり、長時間の使用によって歯磨きの効果をより高めることが可能となる。また、そのように歯ブラシとしての効果のほかに、本発明の噛む歯ブラシの使用によって舌や口内を清潔にすることができ、顎を使って噛むことによって顎の筋肉を強くするという効果を有する。さらに、眠気防止用等にも有効である。これらの効果は、以下に示す本発明の応用形態においても同様に発揮することが可能である。
図3に示す本発明の噛む歯ブラシ1Bは、本体2をボール形状にしてその外周にブラシ3を均一に形成したものであり、内部は図示のように柔軟な合成樹脂材料で満たされたもののほかに、不図示であるが内部に空洞を有するものとしてもよい。
図4に示す本発明の噛む歯ブラシ1Cは、本体2を棒形状にしてその外周にブラシ3を均一に形成したものであり、上記同様、内部は図示のように柔軟な合成樹脂材料で満たされたもののほかに、不図示であるが内部に空洞を有するものとしてもよい。
図5に示す本発明の噛む歯ブラシ1Dは、本体2をドーナツ形状にしてその外周にブラシ3を均一に形成したものであり、この場合、ドーナツ形状の内部の空所6にもブラシ3を形成してある。このような噛む歯ブラシ1Dは、上記の楕円形の噛む歯ブラシ1Aやボール形状の噛む歯ブラシ1Bや棒形状1Cの噛む歯ブラシの外周にブラシ3を形成したものとは異なる噛みごたえとなる。
図6に示す本発明の噛む歯ブラシ1Eは、本体2を棒状にして内部を空洞8とし、その空洞内部の一端を開口(開口部9)することによって、指サックのような形状を有する本体2の外周にブラシ3を形成したものであり、単に口の中に入れて噛むだけという使用形態のほかに、開口部9から内部の空洞8内に不図示の指先を入れ、指で歯をブラッシングすることによって、従来の柄付の歯ブラシで歯を磨くような使用方法も可能となるものである。
図7に示す本発明の噛む歯ブラシ1Fは、幼児用に作製したものであり、幼児が口の中に入れたとき飲み込まないように本体2をオシャブリ形状に形成して、口の中に入れる部分の外周にブラシ3を設けたものであり、本体2の端部に大径の鍔10を有し、その中央端部に把持部11を形成した形状を有する。
本発明は、上記のように、種々の形態の噛む歯ブラシとして応用可能であるが、本体2の外周にブラシ3を設けるのではなく、本実施例のように、ブラシ3を本体2の内部に設けるようにした噛む歯ブラシ1Gにも応用可能である。即ち、図8に示すように、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体2をマウスピース形状とし、該マウスピース形状の内側12において両側のブラシ3が対向するように形成したものである。なお、本体2やブラシ3の材料等は上記の実施例と同様である。このようなマウスピース形状の噛む歯ブラシ1Gによれば、内側12の両側に形成されたブラシ3の間に歯を挟んだ状態にして、歯の裏表を同時に磨くことが可能となる。
本発明の噛む歯ブラシは、柄のない歯ブラシとして口の中に入れて噛むことにより、歯を磨き、口内を清潔にすることができ、使用する場所に限定されることがなく、いつでも手軽に長時間使用することが可能である噛む歯ブラシとして利用可能である。
(a)は本発明による実施例1の楕円形状の噛む歯ブラシの外観図であり、(b)又は(c)はその内部の2形態の断面図である。 本発明による噛む歯ブラシのブラシの構成を示す部分拡大図である。 本発明による実施例2のボール形状の噛む歯ブラシの外観図である。 本発明による実施例3の棒形状の噛む歯ブラシの外観図である。 本発明による実施例4のドーナツ形状の噛む歯ブラシの外観図である。 本発明による実施例5の指サック形状の噛む歯ブラシの外観図である。 本発明による実施例6のおしゃぶり形状の噛む歯ブラシの外観図である。 本発明による実施例7のマウスピース形状の噛む歯ブラシの外観図である。 特許文献1の歯ブラシに関する斜視図である。
符号の説明
1A 楕円形状の噛む歯ブラシ
1B ボール形状の噛む歯ブラシ
1C 棒形状の噛む歯ブラシ
1D ドーナツ形状の噛む歯ブラシ
1E 指サック形状の噛む歯ブラシ
1F おしゃぶり形状の噛む歯ブラシ
1G マウスピース形状の噛む歯ブラシ
2 本体
2a 空洞
3a 毛先が先細りのブラシ
3b 途中にボール形状有するブラシ
3c 先端にボール形状を有するブラシ
4 毛先
5 ボール形状
6 空所
7 内部の空所
8 空洞
9 開口部
10 鍔
11 把持部
12 内側

Claims (5)

  1. 口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体の外周にブラシを形成したことを特徴とする噛む歯ブラシ。
  2. 前記弾性本体は、楕円形状、ボール形状、棒形状、又はドーナツ形状等の立方体形状であることを特徴とする請求項1記載の噛む歯ブラシ。
  3. 前記弾性本体は指サック形状を有し、この指サック形状の外周にブラシが形成されてなる歯ブラシであって、該歯ブラシを口の中に入れて噛むほかに、指サック形状の内部に手の指を入れて歯を磨くことができるようにしたことを特徴とする請求項1記載の噛む歯ブラシ。
  4. 前記弾性本体はオシャブリ形状を有し、このオシャブリ形状における口の中に入れる部分の外周にブラシが形成されていることを特徴とする請求項1記載の噛む歯ブラシ。
  5. 口の中に入れて噛めるようにした柄のない噛む歯ブラシであって、柔軟性を有する合成樹脂製弾性本体をマウスピース形状とし、該マウスピース形状の内側にブラシを形成したことを特徴とする噛む歯ブラシ。


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