JP2007124820A - Motor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コアバッグの内周側に複数のティースが突出したモータに関するものである。 The present invention relates to a motor having a plurality of teeth protruding on the inner peripheral side of a core bag.
従来より、モータの固定子は、リング状または円筒状のコアバッグの内周側に別体の複数のティースを取り付けている。固定子巻線はティースをコアバッグに取り付ける前に、予めティースに巻回しておく(例えば、特許文献1参照)。
従来のモータの縦断面図を図2に示している。 A longitudinal sectional view of a conventional motor is shown in FIG.
図2に示すように、モータ100の固定子102は、リング状のコアバッグ104の内周側に、別体のティース106を例えば6本取り付けている。このティース106には、ホビン108に巻かれた固定子巻線110が予め取り付けられ、ティース106をコアバッグ104に取り付けることにより、固定子102の組み立てが完了する。この固定子102の内周側には回転子112が回転自在に取り付けられる。
As shown in FIG. 2, for example, six
上記のようなモータ100において、ティース106は、基部114と励磁部116とから構成される略T字状であり、基部114の根元の部分に突部118が設けられ、この突部118がコアバッグ104の内周側に設けられた凹部120に嵌合することにより、T字状のティース106がコアバッグ104に取り付けられる。
In the
しかしながら、この取り付け方法であると、ティース106に大きな負荷がかかると、この嵌合部分に大きな力がかかり、ティース106がモータ100の中心方向に対してずれてしまうという問題点がある。即ち、ティース106が倒れてしまう状態となる。
However, in this attachment method, when a large load is applied to the
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ティースに大きな負荷がかかっても倒れたりすることがなく中心方向に向くようにしているモータを提供する。 Therefore, in view of the above problems, the present invention provides a motor that is directed toward the center without falling down even when a large load is applied to the teeth.
請求項1に係る発明は、リング状、または、円筒状のコアバックの内周側に、複数のティースが突出するように取り付けられた固定子を有するモータにおいて、前記ティースが、前記コアバックに取り付けられ、かつ、固定子巻線を巻回するための基部と、前記基部から周方向に突出した励磁部とからなる略T字状であり、前記ティースの基部には、前記固定子巻線と絶縁するための絶縁部が設けられ、前記絶縁部が、隣接するティースに設けられた絶縁部と当接していることを特徴とするモータである。 The invention according to claim 1 is a motor having a stator attached so that a plurality of teeth protrude on the inner peripheral side of a ring-shaped or cylindrical core back, wherein the teeth are attached to the core back. The stator winding is substantially T-shaped and includes a base portion for winding the stator winding and an excitation portion protruding in the circumferential direction from the base portion. The motor is characterized in that an insulating part is provided for insulation with the insulating part, and the insulating part is in contact with an insulating part provided in an adjacent tooth.
請求項2に係る発明は、前記絶縁部が前記励磁部まで設けられ、前記励磁部に設けられた絶縁部が、前記隣接する絶縁部と当接していることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 2 is characterized in that the insulating portion is provided up to the exciting portion, and the insulating portion provided in the exciting portion is in contact with the adjacent insulating portion. It is a motor.
請求項3に係る発明は、前記絶縁部が、前記固定子巻線を巻回したボビンであることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 3 is the motor according to claim 1, wherein the insulating portion is a bobbin around which the stator winding is wound.
請求項4に係る発明は、前記絶縁部が、前記ティースにプレモールドされた絶縁性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 4 is the motor according to claim 1, wherein the insulating portion is an insulating resin pre-molded on the teeth.
請求項5に係る発明は、前記モータが、前記固定子をモールド樹脂でモールドしたモールドモータであることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 5 is the motor according to claim 1, wherein the motor is a molded motor in which the stator is molded with a mold resin.
請求項6に係る発明は、前記モータのモータフレームが、鋼板製であることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 6 is the motor according to claim 1, wherein the motor frame of the motor is made of a steel plate.
請求項7に係る発明は、前記モータがACモータであることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 7 is the motor according to claim 1, wherein the motor is an AC motor.
請求項8に係る発明は、前記モータがブラシレスDCモータであることを特徴とする請求項1記載のモータである。 The invention according to claim 8 is the motor according to claim 1, wherein the motor is a brushless DC motor.
本発明のモータであると、ティースに形成された絶縁部が、隣接するティースに設けられた絶縁部と当接しているため、ティースに大きな負荷がかかっても、この当接部分によってティースが倒れたりすることがない。 In the motor according to the present invention, since the insulating portion formed on the tooth is in contact with the insulating portion provided on the adjacent tooth, even if a large load is applied to the tooth, the tooth falls due to this contact portion. There is nothing to do.
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態のモータ10について、図1に基づいて説明する。
(First embodiment)
A
モータ10は、ACモータであり、固定子12の内周側で回転子が回転するインナーロータ型のモータである。
The
固定子12は、リング状、または、円筒状のコアバッグ16と、コアバッグ16の内周側に取り付けられる6個のティース18とよりなる。
The
コアバッグ16は、リング板状の鋼板を積層したものであり、内周側に等角度毎に台形状の凹部20が設けられている。
The
ティース18は略T字状であり、直線状の基部22と、基部22の先端から周方向に突出した一対の励磁部と、基部22の根元から突出した台形状の突部26とよりなる。
The
上記で説明したティース18をコアバッグ16に取り付ける前に、ティース18の基部22には、固定子巻線28が巻回されたボビン30を、基部22の根元側から挿入している。このボビン30は絶縁性のある合成樹脂から形成され、ティース18の励磁部24まで被せられる状態となっている。この励磁部24に被せられているボビン30の部分を、以下では「ボビン先端部32」という。
Before attaching the
上記のようにしてボビン30をティース18に取り付け、ティース18の突部26をコアバッグ16の凹部20に軸方向に挿通して、ティース18をコアバッグ16に取り付ける。この場合に、ボビン先端部32とは反対側に位置するボビン30の部分は、コアバッグ16の内周側に当接される。そして、6個のティース18をコアバッグ16の内周側に取り付けると、1個のボビン先端部32は、互いに隣接するティース18に取り付けられたボビン32と当接し、ティース18を固定する。このボビン先端部32同士の当接部分をさらに詳しく説明すると、ボビン先端部32の周方向部分に当接面36が軸方向に形成され、この当接面36,36同士が当接し、周方向に移動しないように互いに固定し合っている。
As described above, the
上記のようにして形成した固定子12を不図示の鋼板製のモータフレームに収納するとともに、回転子14を固定子12の内周側に回転自在に取り付ける。回転子14は、その中心には回転軸34が設けられている。これにより、モータ10が完成する。
The
上記モータ10であると、ティース18に大きな負荷がかかり、ティース18がコアバッグ16に対し倒れるような力がかかっても、隣接するボビン先端部32,32同士が当接しているため、ティース18が倒れることが無く、モータ10の回転性能を維持することができる。
When the
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態のモータ10について説明する。
(Second Embodiment)
Next, the
第1の実施形態のモータ10では、固定子巻線28をボビン30に巻き付け、ティース18に取り付けたが、これに代えて、本実施形態では、ティース18に絶縁性の樹脂によってプレモールドを施し、このプレモールドによって形成された絶縁層に固定子巻線28を直接巻回する。
In the
すなわち、6個のティース18を同心円上に並べ、絶縁性樹脂によってプレモールドを施し絶縁層を形成する。この場合に隣接するティース18に形成された絶縁層同士が当接するように、または、ティース18,ティース18同士が絶縁層によって一体になるように成形する。
That is, six
その後、各ティース18に固定子巻線28を巻回し、一体となった6個のティース18をコアバッグ16の内周側に取り付ける。
Thereafter, the stator winding 28 is wound around each
このような絶縁層が施されたモータ10であっても、隣接するティース18の励磁部24同士は、絶縁層が互いに当接、または、一体に形成されているため、ティース18に大きな力がかかってもティース18が倒れたりすることがない。
Even in the
(変更例1)
上記実施形態では励磁部24に設けられたボビン先端部32同士を当接させたが、これに限らず、ティース18の内周側に位置する部分のボビン30同士を当接させれば、ティース18が倒れるのを防止することができる。
(Modification 1)
In the above embodiment, the
(変更例2)
上記実施形態では固定子12を鋼板製のモータフレームに収納したが、これに代えて固定子12全体をモールド樹脂によってモールドし、モールドモータにしてもよい。
(Modification 2)
In the above embodiment, the
(変更例3)
上記実施形態ではACモータで説明したが、これに限らずブラシレスDCモータでもよい。
(Modification 3)
Although the AC motor has been described in the above embodiment, the present invention is not limited to this, and a brushless DC motor may be used.
10 モータ
12 固定子
14 回転子
16 コアバッグ
18 ティース
20 凹部
22 基部
24 励磁部
26 突部
28 固定子巻線
30 ボビン
32 ボビン先端部
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記ティースが、前記コアバックに取り付けられ、かつ、固定子巻線を巻回するための基部と、前記基部から周方向に突出した励磁部とからなる略T字状であり、
前記ティースの基部には、前記固定子巻線と絶縁するための絶縁部が設けられ、
前記絶縁部が、隣接するティースに設けられた絶縁部と当接している
ことを特徴とするモータ。 In a motor having a stator attached so that a plurality of teeth protrude on the inner peripheral side of a ring-shaped or cylindrical core back,
The teeth are attached to the core back and have a substantially T-shape consisting of a base part for winding a stator winding and an excitation part protruding in the circumferential direction from the base part,
The base of the teeth is provided with an insulating portion for insulating from the stator winding,
The motor, wherein the insulating portion is in contact with an insulating portion provided on an adjacent tooth.
前記励磁部に設けられた絶縁部が、前記隣接する絶縁部と当接している
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The insulating part is provided up to the excitation part,
The motor according to claim 1, wherein an insulating portion provided in the exciting portion is in contact with the adjacent insulating portion.
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The motor according to claim 1, wherein the insulating portion is a bobbin around which the stator winding is wound.
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The motor according to claim 1, wherein the insulating portion is an insulating resin pre-molded on the teeth.
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The motor according to claim 1, wherein the motor is a molded motor in which the stator is molded with a mold resin.
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The motor frame of the said motor is a product made from a steel plate. The motor of Claim 1 characterized by the above-mentioned.
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The motor according to claim 1, wherein the motor is an AC motor.
ことを特徴とする請求項1記載のモータ。 The motor according to claim 1, wherein the motor is a brushless DC motor.
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JP2005314417A JP2007124820A (en) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | Motor |
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2005
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