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JP2007124356A - 読み取り記録複合装置 - Google Patents

読み取り記録複合装置 Download PDF

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JP2007124356A
JP2007124356A JP2005314873A JP2005314873A JP2007124356A JP 2007124356 A JP2007124356 A JP 2007124356A JP 2005314873 A JP2005314873 A JP 2005314873A JP 2005314873 A JP2005314873 A JP 2005314873A JP 2007124356 A JP2007124356 A JP 2007124356A
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Japan
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Withdrawn
Application number
JP2005314873A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博行 井上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

【課題】 感熱ロール紙のようなカールの大きい原稿等を原稿台にセットする場合に発生するセットミスにより原稿の内容を正しく読み取れなかったり、原稿が折れてしまったりすることを防止する。
【解決手段】 圧板に原稿貼付部を設け、原稿台に原稿を載置するのではなく圧板側に原稿を貼付することによって上記不具合の防止を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は読み取り記録複合装置による情報処理方法およびシステムに関する。
従来プリンタと呼ばれる記録装置には電子写真式や熱転写方式、あるいはインクジェット方式等さまざまな方式が提案され実用化されている。一方原稿を読み取るスキャナは原稿を移動させるシートスルー方式やガラス等で構成される原稿台に原稿を載置しガラスを通して原稿に対向する位置に移動可能なスキャナセンサを配置して原稿を読み取るフラットベッド方式などがある。このようなプリンタとスキャナとを同時に搭載し、プリンタでの印刷機能、スキャナでの読み取り機能、さらに読み取った画像をそのまま印刷するコピー機能、さらには読み取った画像を電話回線等で送受信するFAX機能などを一台の装置で実現する複合装置が登場している。特に近年ではフラットベッドスキャナが安価となり、また記録装置としては画質、装置価格、ランニングコスト等で他方式よりも優れるインクジェット方式が市場の中で評価され、これらを複合したインクジェット複合機(以下複合機)が急速に市場でのシェアを拡大している。
このような複合機では近年使用する原稿が多様化しており、さまざまな種類の媒体が使用される。たとえば感熱ロール紙などの原稿を使用する場合もある。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開平10-271289号公報
前記感熱ロール紙を用いた原稿として販売店などで発行されるレシートが挙げられる。レシートは一般的に小さな短冊状でこれを原稿台に複数枚並べて読み取ろうとしたような場合、各々のレシートが大きくカールしていて圧板をセットしようとしてもレシートがずれて互いに重なってしまったり、あるいは折れてしまったりしてうまくセットできないことがあった。このような場合原稿としてのレシートの内容を正しく読み取ることが出来ず満足な読み取り結果を得られなかった。
本発明は以上のような課題を鑑みてなされたものであり、
被記録媒体に記録を行うプリンタと、原稿等の情報を読み取るスキャナとが一体的に構成されている読み取り記録複合装置であって、
前記スキャナはガラス等で構成される原稿台と、原稿台上に載置される原稿を前記原稿台に圧接する圧板部材とで構成され、
前記圧板には原稿を貼付する原稿貼付部を設けたことを特徴とする。
前記原稿貼付部は前記圧板に設けられた粘着部であることを特徴とする。
前記原稿貼付部にはそれを覆うカバー部材を設けてもよい。
前記原稿貼付部は原稿を静電気で吸着する静電吸着部であってもよい。
さらに前記原稿貼付部は原稿を空気吸引で吸着する空気吸引吸着部であってもよい。
本発明によれば、感熱ロール紙のようなカールした原稿、しかも小さいものを複数並べて原稿台に載置するような場合には特にセットしづらかった原稿を容易にセットすることが出来るため、原稿の読み取りミスがなくなり、また原稿の折れなどの不具合も防止できる。
図1は本発明を説明するブロック図である。図3は本発明の複合機概略を示す斜視図である。図1においてスキャナ21では画像の読み取りを行う。図3における原稿台2上に原稿4、本実施例では複数のレシートを任意の位置に置いている。原稿を原稿台2上に置いた後、圧板3をセットし原稿4を原稿台2のガラスに押し付け不図示のスキャナセンサとの相対位置を安定化させる。図1ステップ11においてスキャナ21が画像読み取りを行うと、処理部22は読み取り画像データの中からQRコード部を抽出する。他の画像は本実施例の場合無視し、QRコードデータのみを選び出す処理を行う。ステップ13では抽出したQRコードのデコードを行う。QRコードデコードは所定のアルゴリズムによって行われ、当該アルゴリズムは制御部22にあらかじめ組み込まれている。ここで本実施例での原稿であるレシートは販売店などでユーザーが購入した商品の分類コードや商品名、価格等の情報がコード化されたQRコードが印刷されるようセッティングされた、レシート出力装置により出力されたものである。
ステップ14で複合機24は処理部22によってデコード化されたQRコードの内容を解析する。すなわちレシートに記載された商品の情報を処理部22内のメモリ等に蓄える。処理部22は所定の数値処理を行い、たとえば複数レシートの価格データの合計を算出したり、QRコードに含まれる日時データによりデータをソートしたり、分類コードごとにデータを並べたりする。さらに処理部22はこの処理されたデータをあらかじめ処理部内部に用意されたフォーマットに展開し、いわゆる家計簿として使用可能な体裁にデータを成形する。複合機24のプリンタ23はステップ16で展開、成形されたデータを記録媒体に対し印刷出力を実行する。
このようにして得られた出力は複数のばらばらなレシートを複合機の原稿台2に無造作に配置して所定のスタート操作を行うことによりいわゆる家計簿データの体裁で出力される。ここに高価なPC等は必要なく、ごく簡単な操作にて出力が得られるため、PCリテラシーを持たないユーザーであっても簡単に操作することが出来、従来のレシートからのデータの家計簿への転記や手入力を行う必要がないため正確な結果を得ることが出来る。
ここでレシートに印刷されたQRコードは情報の量によっては大きさが変化してもよいし、1枚のレシートに複数のQRコードが印刷されていてもよい。QRコードには複合機24の処理部22が理解できるためのコマンドを内蔵してもよい。
本実施例はいわゆる販売店などで発行されるレシートを例にとって説明したが、たとえば原稿がQRコードを含む名刺であってもよい。この場合複合機24がOCR機能を含まなくてもQRコードデコーダを含んでいれば良いので、処理部22はOCR機能を持つものよりも簡素化できる。またOCRよりもQRコードのデコードのほうが解析精度が圧倒的に高いので誤認識などがほとんどない正確なデータ処理が行える。
このように原稿としてはQRコード等のバーコードを含んだものなら、レシートや名刺に限らずいかようにも応用が可能で、これを複数無造作に原稿台に並べて処理が出来るので消費者は煩雑な作業から解放され正確な情報を簡単に得ることが出来る。
また図4に示すようにレシートは一般的に感熱のロール紙が用いられており、通常大きく反ったものが多い。この場合原稿台にこれを載置するときにいくら無造作においても良いとはいえ、場合によっては折れが生じたり互いに重なったりといった不具合が生じやすい。その場合読み取るべきQRコードが不完全なものとなり出力の正確さを欠くことになる。
この課題を解決するために図5に示すように圧板に粘着部5を設け、この部分に反った原稿を平面化し貼り付けられるように構成している。粘着部は通常は別のカバー部材でカバーされており、本目的を適用しない現行の場合は通常通り原稿台2にセットして使用できるようになっている。粘着部5は粘着部の代わりに吸着部としても良い。原稿吸着の方法は静電吸着であったり空気吸引部を設ける方法も適用できる。
このように構成することにより大きく反ったような原稿、特にレシートのような小さく複数枚を同時に置くような場合の操作性を著しく向上することが出来る。
本発明の実施例を説明するブロック図。 本発明におけるレシートの一例を示す平面図。 本発明の複合機を示す斜視図。 本発明の複合機を示す斜視図。 本発明の複合機を示す斜視図。
符号の説明
1 複合機
2 原稿台
3 圧板
4 原稿
5 粘着部

Claims (5)

  1. 被記録媒体に記録を行うプリンタと、情報を読み取るスキャナとが一体的に構成されている読み取り記録複合装置であって、
    前記スキャナは原稿台と、原稿台上に載置される原稿を前記原稿台に圧接する圧板部材とで構成され、
    前記圧板には原稿を貼付する原稿貼付部を設けたことを特徴とする読み取り記録複合装置。
  2. 前記原稿貼付部は前記圧板に設けられた粘着部であることを特徴とする請求項1に記載の読み取り記録複合装置。
  3. 前記原稿貼付部にはそれを覆うカバー部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の読み取り記録複合装置。
  4. 前記原稿貼付部は原稿を静電気で吸着する静電吸着部であることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載の読み取り記録複合装置。
  5. 前記原稿貼付部は原稿を空気吸引で吸着する空気吸引吸着部であることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載の読み取り記録複合装置。
JP2005314873A 2005-10-28 2005-10-28 読み取り記録複合装置 Withdrawn JP2007124356A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021193622A (ja) * 2020-03-25 2021-12-23 東芝テック株式会社 情報処理装置、プログラム、情報処理装置における表示方法、およびサーバ
JP2022171738A (ja) * 2020-03-25 2022-11-11 東芝テック株式会社 情報処理装置、プログラムおよび表示方法

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