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JP2007115038A - プリント基板品質情報管理システム - Google Patents

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JP2007115038A JP2005305991A JP2005305991A JP2007115038A JP 2007115038 A JP2007115038 A JP 2007115038A JP 2005305991 A JP2005305991 A JP 2005305991A JP 2005305991 A JP2005305991 A JP 2005305991A JP 2007115038 A JP2007115038 A JP 2007115038A
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Hiroyuki Inoue
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Abstract

【課題】プリント基板をそれぞれのサイズの基板に分割した後でも、各サイズの基板を識別してそれぞれの品質を把握することが可能なプリント基板品質情報管理システムを提供する。
【解決手段】検索情報は、2次元コードリーダ28により小基板の2次元コードを読取ることにより得られ、この2次元コードによって示される個体識別情報(プリント基板の基板品種名、生連番号、及び小基板の個体番号)である。この検索情報がPC27等の端末装置からサーバ21へと送受される。サーバ21は、個体識別情報を検索情報として受け取り、この個体識別情報に対応付けられた品質情報を品質情報データベース12から検索し、この検索結果をPC27等の端末装置に返信する。PC27等の端末装置は、この検索結果を受信して、この検索結果を表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、分割されるプリント基板の品質を管理するプリント基板品質情報管理システムに関する。
従来、プリント基板の検査は1枚毎に実行されているが、プリント基板を1枚ずつ識別してはいないので、プリント基板の検査データに基づいて不良基板を特定することができなかった。また、各工程での検査データがリンクして管理されていないので、ライン全体の品質分析ができなかった。更に、生産中止の判断を行う際、作業者は多数の検査機のデータを参照し、総合的に判断する必要があり、生産中止の判断が作業者の能力に大きく依存することとなっていた。
そこで、プリント基板毎に個体識別番号を示すバーコードを添付しておき、各工程では、プリント基板のバーコードを読取って、プリント基板の個体識別番号を取得し、プリント基板の検査結果をその個体識別番号と共に集計して、プリント基板毎に不良が発生した工程を把握し、各工程における検査結果を上位計算機にて処理することで不良発生工程の特定、ライン全体での品質情報の管理を行うことができる部品実装の品質管理方法が提案されている(特許文献1を参照)。
特開平5−225202号公報(第2頁、第2図)
しかしながら、プリント基板の基板実装工程においては、効率向上の為、極力同一形状のプリント基板を生産することが多い。そして、小さなサイズの基板の場合は、複数の小さなサイズの基板に分割される前のプリント基板を形成し、このプリント基板の基板実装工程で小さなサイズの各基板を実装して、基板実装工程の終了後に、このプリント基板をそれぞれのサイズの基板に分割している。
この場合は、特許文献1の様にプリント基板に個体識別番号を付与しても、プリント基板を各サイズの基板に分割してしまうと、個体識別番号を持たない基板が生じ、この基板の識別が不可能になる。
このため、例えば識別不可能な基板が製品に組み込まれて市場に出た後では、故障等が発生しても、基板がどのような品質履歴を持っていたか把握することは当然不可能であり、基板品質の傾向分析等を行うことも不可能である。したがって、基板品質の傾向性の改善等を行うことができず、将来にわたっても同様の不良を発生させることとなる。
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、プリント基板をそれぞれのサイズの基板に分割した後でも、各サイズの基板を識別してそれぞれの品質を把握することが可能なプリント基板品質情報管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、分割されるプリント基板の品質を管理するプリント基板品質情報管理システムにおいて、前記プリント基板の基板品種名、生連番号、及び該プリント基板の分割により得られる小基板の個数を少なくとも示す生産計画を格納する生産計画格納部と、前記生産計画格納部から生産計画を取得し、この生産計画に基づいて前記プリント基板の分割により得られる各小基板の個体識別情報を生成し、これらの個体識別情報を該各小基板に付与する個体識別情報付与部と、プリント基板実装工程の検査工程にて小基板の個体識別情報を取得する個体識別情報取得部と、前記プリント基板実装工程の検査工程にて小基板の検査結果を取得する検査結果取得部と、前記プリント基板実装工程からライン落ちした小基板の個体識別情報と修理内容を示す修理情報を入力する修理情報入力部と、前記個体識別情報取得部で取得された小基板の個体識別情報と前記検査結果取得部で取得された小基板の検査結果、及び前記修理情報入力部で入力された小基板の個体識別情報と修理内容を格納する品質情報格納部と、前記生産計画格納部と前記品質情報格納部を管理する管理部と、前記品質情報格納部を検索するための検索情報を入力する検索情報入力部と、前記検索情報入力部にて入力された検索情報に基づいて前記品質情報格納部から小基板の検査結果もしくは修理内容を検索する処理部と、前記処理部にて検索された小基板の検査結果もしくは修理内容を出力する出力部とを備えている。
また、本発明においては、前記処理部は、前記品質情報格納部の小基板の検査結果もしくは修理内容に基づいて生産実績を求めている。
この様な本発明によれば、プリント基板を分割して得られる各小基板の個体識別情報を生成して、これらの個体識別情報を該各小基板に付与している。そして、プリント基板実装工程の検査工程においては小基板の検査結果をその個体識別情報と共に取得し、またライン落ちした小基板の修理内容をその個体識別情報と共に取得し、これらの小基板の検査結果と個体識別情報及び小基板の修理内容と個体識別情報を品質情報格納部に格納している。従って、検索情報を入力して、この検索情報に基づいて品質情報格納部から小基板の検査結果もしくは修理内容を検索することが可能であり、この検索された小基板の検査結果もしくは修理内容を出力することも可能である。例えば、小基板が製品に組み込まれて市場に出た後で、故障等が発生しても、小基板の個体識別情報を取得することができ、この小基板の個体識別情報を検索情報として入力して、この小基板の検査結果もしくは修理内容を検索して出力することが可能である。このため、基板品質の傾向分析等を行って、基板品質の傾向性の改善等を行うことができ、将来にわたっての同様の不良の発生を阻止することができる。
また、処理部が品質情報格納部の小基板の検査結果もしくは修理内容に基づいて生産実績を求めることも可能である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明のプリント基板品質情報管理システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。本実施形態のシステムは、複数の小基板に分割される前のプリント基板の実装工程に適用され、小基板毎に品質情報や生産実績を生成して管理する。プリント基板は、プリント基板実装工程の終了後に各小基板に分割される。
本実施形態のシステムにおいて、管理部1は、生産計画データベース11、品質情報データベース12、及び生産実績データベース13を管理し、これらのデータベースに対するデータの書き込み及び読み出しを行う。
図2は、生産計画データベース11内の生産計画を例示している。この生産計画は、プリント基板を示す基板品種名毎に、プリント基板に連続的に付与される生連番号、及びプリント基板の分割により得られる小基板の個数である基板分割数を対応付けて記憶したものである。図3は、品質情報データベース12内の品質情報を例示している。この品質情報は、プリント基板を示す基板品種名毎に、プリント基板に連続的に付与される生連番号、プリント基板の分割により得られる1つの小基板を示す個体番号、小基板の検査工程名、小基板の検査結果、小基板の修理結果を対応付けて記憶したものである。プリント基板の各小基板の個体番号は、プリント基板の基板品種名並びに生連番号毎に同一のものが設定される。つまり、いずれのプリント基板にも同一のものが設定される。例えば、プリント基板毎に、各小基板の個体番号が「0001」から連番で設定される。
個体識別情報付与部2は、管理部1を通じて、図2に示す様な生産計画を生産計画データベース11から取得し、この生産計画に基づいてプリント基板の分割により得られる各小基板の個体識別情報を生成し、これらの個体識別情報を該各小基板に付与する。
個体識別情報取得部3は、プリント基板実装工程の検査工程において検査対象の小基板の個体識別情報を取得する。
検査結果取得部4は、プリント基板実装工程の検査工程において検査対象の小基板の検査結果を取得する。
この取得された小基板の検査結果と個体識別情報は、管理部1を通じて品質情報データベース12に格納される。
また、プリント基板実装工程の検査工程において不良品と判定された小基板はライン落ちとなり、修理工程において該ライン落ちの小基板が修理される。修理情報入力部5は、修理工程における小基板の修理内容と個体識別情報を入力するために用いられる。
そして、修理情報入力部5から入力された小基板の修理内容と個体識別情報は、管理部1を通じて品質情報データベース12に格納される。
こうして品質情報データベース12には、各小基板の検査結果と個体識別情報及び各小基板の修理内容と個体識別情報が図3に示す様な品質情報として格納される。
処理部6は、管理部1を通じて、図3に示す様な品質情報を品質情報データベース12から取得し、この品質情報に基づいて生産実績を演算して求め、この生産実績を管理部1を通じて生産実績データベース13に格納する。また、処理部6は、管理部1を通じて、品質情報を品質情報データベース12から読み出すと共に、生産実績を生産実績データベース13から読み出し、品質情報及び生産実績を出力部7に出力することができる。
更に、検索情報入力部8から検索情報が入力されると、この検索情報が管理部1を通じて処理部6に入力される。処理部6は、この検索情報を入力すると、この検索情報に基づいて品質情報データベース12もしくは生産実績データベース13を検索し、この検索結果を出力部7に出力する。例えば、検索情報として小基板の個体識別情報が入力されると、この小基板の品質情報が品質情報データベース12から読み出され、この品質情報が出力部7に出力される。
出力部7は、処理部6から受け取った品質情報もしくは生産実績をプリントアウトする。尚、品質情報もしくは生産実績をディスプレイに表示しても構わない。
図4は、本実施形態のプリント基板品質情報管理システムの具体的な構成を示すブロック図である。
図4において、サーバ21は、図1の管理部1(生産計画データベース11、品質情報データベース12、及び生産実績データベース13を含む)及び処理部6に相当し、生産計画データベース11、品質情報データベース12、及び生産実績データベース13に対するデータの書き込みや読み出しを行ったり、品質情報データベース12内の品質情報に基づいて生産実績を演算して求める。また、サーバ21は、検索情報をPC等の端末装置(図示せず)から入力すると、この検索情報に基づいて品質情報データベース12もしくは生産実績データベース13を検索し、この検索結果を出力部7に出力する。
また、サーバ21及びレーザーマーカ22は、図1の個体識別情報付与部2に相当し、図2に示す様な生産計画を生産計画データベース11から取得し、この生産計画に基づいてプリント基板の各小基板の個体識別情報を生成し、これらの個体識別情報を該各小基板にそれぞれ書き込む。例えば、プリント基板の基板品種名、生連番号、及び該プリント基板の分割により得られる小基板の個数に基づいて各小基板に対してそれぞれ固有の個体識別情報を生成する。そして、小基板毎に、小基板の個体識別情報を示す2次元コードを生成し、この2次元コードを小基板の所定箇所にレーザーマーキングする。
小基板の個体識別情報は、基板品種名、生連番号、及びプリント基板の分割により得られる小基板の個数に基づいて生成されたものであり、この個体識別情報によりプリント基板の種類と該プリント基板における1つの小基板を特定することができる。
更に、印刷検査機23、外観検査機24、ICT(In-circuit Tester)25、及びCPUチェッカ26は、図1の個体識別情報取得部3及び検査結果取得部4に相当し、それぞれの検査工程において、小基板毎に、小基板の検査結果を取得し、2次元コードリーダ(図示せず)により小基板の2次元コードを読取って、この2次元コードによって示される個体識別情報を取得する。そして、この取得された小基板の検査結果と個体識別情報をサーバ21内の品質情報データベース12に格納する。
また、PC(パーソナルコンピュータ)27及び2次元コードリーダ28は、図1の修理情報入力部5に相当し、2次元コードリーダ28により小基板の2次元コードを読取って、この2次元コードによって示される個体識別情報を入力し、PC27のキーボード等の操作により小基板の修理内容を入力する。そして、この入力された小基板の修理内容と個体識別情報をサーバ21内の品質情報データベース12に格納する。
更に、サーバ21やPC27のディスプレイ装置、もしくはサーバ21にネットワークもしくはプリンタケーブルを介して接続されるプリンタ32は、図1の出力部7に相当する。
尚、印刷機29、ボンド塗布機30、及びマウンタ31はプリント基板の実装に用いられる装置である。
この様な構成のシステムにおいては、プリント基板33が基板実装工程に投入されると、サーバ21は、図2に示す様な生産計画を生産計画データベース11から取得し、この生産計画に基づいてプリント基板の各小基板の個体識別情報を生成し、これらの個体識別情報をレーザーマーカ22に出力する。レーザーマーカ22は、小基板毎に、個体識別情報を示す2次元コードを生成し、この2次元コードを小基板の所定箇所にレーザーマーキングする。
次に、印刷機29は、プリント基板33の各小基板に半田ペースト等の印刷を施す。引き続いて、印刷検査機23は、小基板毎に、半田ペースト等の印刷状態を検査し、該印刷検査機23に付設の2次元コードリーダにより小基板の2次元コードを読取る。そして、印刷検査機23は、小基板の印刷状態の検査結果と2次元コードによって示される個体識別情報をサーバ21に送信する。サーバ21は、検査結果と個体識別情報を受信すると、これらを品質情報データベース12に格納する。
次に、ボンド塗布機30は、プリント基板33の各小基板にボンドを塗布する。そして、マウンタ31は、プリント基板33の各小基板への部品搭載を行う。この後、外観検査機24は、小基板毎に、基板の外観を検査し、該マウンタ31に付設の2次元コードリーダにより小基板の2次元コードを読取る。そして、外観検査機24は、小基板の外観の検査結果と2次元コードによって示される個体識別情報をサーバ21に送信する。サーバ21は、検査結果と個体識別情報を受信して品質情報データベース12に格納する。
引き続いて、ICT25は、小基板毎に、基板の動作を検査し、該ICT25に付設の2次元コードリーダにより小基板の2次元コードを読取る。そして、ICT25は、小基板の動作の検査結果と2次元コードによって示される個体識別情報をサーバ21に送信する。サーバ21は、検査結果と個体識別情報を受信して品質情報データベース12に格納する。
更に、CPUチェッカ26も、ICT25と同様に、基板の動作を検査し、動作の検査結果と個体識別情報をサーバ21に送信する。サーバ21は、検査結果と個体識別情報を受信して品質情報データベース12に格納する。
また、印刷検査機23、外観検査機24、ICT25、及びCPUチェッカ26において、プリント基板33の各小基板の少なくとも1つが不良であるという検査結果が得られると、不良の小基板を含むプリント基板33がライン落ちとなり、このライン落ちのプリント基板33が修理工程に移動される。
この修理工程では、プリント基板33の不良となった小基板を修理し、PC27のキーボード等の操作により小基板の修理内容を入力し、2次元コードリーダ28により小基板の2次元コードを読取って、この2次元コードによって示される個体識別情報を入力し、修理内容と個体識別情報をサーバ21に送信する。サーバ21は、修理内容と個体識別情報を受信して品質情報データベース12に格納する。
この様にして基板実装工程が進行し、プリント基板の小基板毎に、品質情報が品質情報データベース12に格納されて行く。
こうして品質情報データベース12に図3に示す様な品質情報が格納されると、サーバ21は、この品質情報に基づいて生産実績を演算して求め、この生産実績を生産実績データベース13に格納する。ここでは、工程別に、取得した識別番号の員数を演算して求めている。
この様な基板実装工程が終了した後で、プリント基板33が各小基板に分割され、各小基板がそれぞれの製品に組み付けられる。
一方、PC27等の端末装置から検索情報を入力し、この検索情報をサーバ21に送信すると、サーバ21は、この検索情報を受信し、この検索情報に基づいて品質情報データベース12もしくは生産実績データベース13を検索し、この検索結果をPC27等の端末装置に返信する。PC27等の端末装置は、この検索結果を受信して、この検索結果をディスプレイに表示したり、この検索結果をプリンタ32に転送して、プリンタ32で該検索結果を印字出力させる。
従って、各小基板がそれぞれの製品に組み付けられた後でも、小基板の品質情報を検索して出力することが可能である。
この品質情報の検索を行うために、PC27等の端末装置においては、例えば図5に示す様な画面41をディスプレイに表示し、キーボード及び2次元コードリーダ28等を操作して、画面41上で検索情報を入力設定する。この画面41では、検索情報として、プリント基板の基板品種名、生連番号、小基板の個体番号が記入欄41aに記入される。この検索情報は、2次元コードリーダ28により小基板の2次元コードを読取ることにより得られ、この2次元コードによって示される個体識別情報(プリント基板の基板品種名、生連番号、及び小基板の個体番号)が記入欄41aに記入される。そして、記入欄41aへの記入が行われた後に、画面41上でボタン41bが操作されると、検索情報がPC27等の端末装置からサーバ21へと送受される。サーバ21は、個体識別情報を検索情報として受け取り、この個体識別情報に対応付けられた品質情報を品質情報データベース12から検索し、この検索結果をPC27等の端末装置に返信する。PC27等の端末装置は、この検索結果を受信して、この検索結果を画面41の表示欄41cに表示する。ここでは、検索結果として、基板実装工程における各工程での小基板の検査結果と修理内容が表示されている。
この様に小基板が製品に組みつけられた後でも小基板の品質情報を把握することができるので、基板品質の傾向分析等を行って、基板品質の傾向性の改善等を行うことができ、将来にわたっての同様の不良の発生を防止することが可能となる。
同様に、生産実績の検索情報をPC27等の端末装置からサーバ21に送信すると、サーバ21で生産実績データベース13の検索が行われ、生産実績の検索結果がサーバ21からPC27等の端末装置に返信されて、この生産実績の検索結果が画面に表示される。図6は、生産実績の検索結果の表示画面を例示している。この画面42では、プリント基板を示す基板品種名毎に、プリント基板に連続的に付与される生連番号、プリント基板の実装工程名、及び各小基板の員数が対応付けて表示されている。
次に、図7に示すフローチャートに従って、小基板への個体識別情報の書き込みからデータベースへの検査結果の書き込みまでの処理を説明する。
まず、図7のフローチャートの処理に入る前に、各種のプリント基板が基板実装工程に投入されるので、プリント基板の種類毎に、プリント基板のサイズ及び各小基板の2次元コードの書き込み位置を設定する必要がある。このため、PC27等の端末装置においては、例えば図8に示す様な画面43をディスプレイに表示し、キーボード等を操作して、画面43上でプリント基板の種類、プリント基板のサイズ、及び各小基板の2次元コードの書き込み位置を入力設定する。この画面43では、プリント基板33の基板品種名を記入欄43aに記入し、プリント基板33の縦幅と横幅をそれぞれの記入欄43b、43cに記入し、プリント基板33の小基板毎に、2次元コードを書き込む縦位置及び横位置を記入欄43dに記入する。この2次元コードを書き込む縦位置及び横位置は、プリント基板33の原点33aを基準にした座標位置とである。このとき、2次元コードを書き込む位置を部品等が実装されない小基板の箇所に設定し、2次元コードの書き込みと読み出しを可能にする必要ある。
こうしてプリント基板のサイズ及び各小基板の書き込み位置が記入された後に、画面43上でボタン43eが操作されると、プリント基板のサイズ及び各小基板の書き込み位置がPC27等の端末装置からサーバ21へと送受されて、サーバ21に格納される。
さて、図7に示すフローチャートに示す様にサーバ21は、図2の生産計画をデータベース11から取得し、この生産計画に基づいてプリント基板の各小基板の個体識別情報を生成し、これらの個体識別情報と図8の画面43で設定された各小基板の書き込み位置をレーザーマーカ22に出力する(ステップS101)。
レーザーマーカ22は、小基板毎に、個体識別情報を示す2次元コードを生成し、この2次元コードを小基板の書き込み位置にレーザーマーキングする(ステップS102)。このとき、プリント基板の各小基板への2次元コードの書き込みの全てが終了していなければ(ステップS103で「NO」)、ステップS102を継続する。
また、2次元コードの書き込みの全てが終了すると(ステップS103で「YES」)、プリント基板が印刷機29を経て印刷検査機23へと移動されて行く。
印刷検査機23は、小基板毎に、小基板の2次元コードを読取り(ステップS104)、小基板の検査し(ステップS105)、2次元コードによって示される個体識別情報と検査結果をサーバ21に送信する。サーバ21は、検査結果と個体識別情報を受信すると、これらを品質情報データベース12に格納する(ステップS106)。
次に、プリント基板がボンド塗布機30及びマウンタ31を経て外観検査機24へと移動される。このとき、外観検査機24での検査工程があることから(ステップS107で「YES」)、ステップS104〜S106に戻り、印刷検査機23と同様に、外観検査機24による検査が行われて、小基板毎に、個体識別情報と検査結果がサーバ21に送信され、検査結果と個体識別情報が品質情報データベース12に格納される。
更に、ステップS104〜S106が繰り返され、ICT25及びCPUチェッカ26でも、同様の検査が順次行われて、検査結果と個体識別情報が品質情報データベース12に逐次格納される。
そして、CPUチェッカ26による検査が終了すると、次の検査工程がないので(ステップS107で「NO」)、終了となる。
こうして基板実装工程が終了すると、プリント基板33が各小基板に分割され、各小基板がそれぞれの製品に組み付けられる。
次に、図9に示すフローチャートに従って、修理工程での処理を説明する。
まず、基板実装工程でライン落ちとなったプリント基板が修理工程に移動されて来ると、この修理工程でプリント基板33の不良となった小基板が修理される。このとき、PC27においては、例えば図10に示す様な画面44をディスプレイに表示し、画面44上でプリント基板の種類、不良小基板の個体番号、及び不良小基板の修理内容を入力設定する。ここでは、2次元コードリーダ28により小基板の2次元コードを読取って、この2次元コードによって示されるプリント基板の基板品種名及び個体番号をそれぞれの記入欄44a、44bに記入する(ステップS201)。また、キーボード等を操作して、不良小基板の修理内容を記入欄44cに記入する(ステップS202)。
こうしてプリント基板の基板品種名、不良小基板の個体番号、及び修理内容が記入された後に、画面44上でボタン44dが操作されると、プリント基板の基板品種名、不良小基板の個体番号、及び修理内容がPC27からサーバ21へと送受されて、サーバ21に格納される。
この様な本実施形態では、個体識別情報の付与手段としてレーザーマーカを使用し、2次元コードを小基板に書き込んでいるが、小基板に対するコードの印字、RF−IDの付与でもよく、個体識別可能な情報を書き込むことが可能である媒体を使用すればよい。また、これに伴い、個体識別取得手段、個体識別入力手段は各種媒体を読み込むことが可能であるハードウェア資源を活用する必要がある。
尚、本発明は、図4に示したシステム構成としてだけではなく、プリント基板品質情報管理方法やプログラムとしても提供することができ、更にはプログラムを記録した記録媒体としても提供することができる。これらによっても、システムと同様に、プリント基板を小基板に分割した後でも小基板の品質情報を検索及び分析することができる
本発明のプリント基板品質情報管理システムの一実施形態を示す機能ブロック図である。 図1のシステムにおける生産計画データベース内の生産計画を例示する図である。 図1のシステムにおける品質情報データベース内の品質情報を例示する図である。 図1のシステムの具体的な構成を示すブロック図である。 図1のシステムにおける検索情報記入用のPCの画面を例示する図である。 図1のシステムにおけるPCの画面に表示される生産実績を例示する図である。 図1のシステムにおける小基板への個体識別情報の書き込みからデータベースへの検査結果の書き込みまでの処理を示すフローチャートである。 図1のシステムにおける個体識別情報の書き込み位置設定用のPCの画面を例示する図である。 図1のシステムにおける修理工程での処理を示すフローチャートである。 図1のシステムにおける修理内容記入用のPCの画面を例示する図である。
符号の説明
1 管理部
2 個体識別情報付与部
3 個体識別情報取得部
4 検査結果取得部
5 修理情報入力部
6 処理部
7 出力部
8 検索情報入力部
11 生産計画データベース
12 品質情報データベース
13 生産実績データベース
21 サーバ
22 レーザーマーカ
23 印刷検査機
24 外観検査機
25 ICT
26 CPUチェッカ
27 PC
28 2次元コードリーダ
29 印刷機
30 ボンド塗布機
31 マウンタ
32 プリント基板

Claims (2)

  1. 分割されるプリント基板の品質を管理するプリント基板品質情報管理システムにおいて、
    前記プリント基板の基板品種名、生連番号、及び該プリント基板の分割により得られる小基板の個数を少なくとも示す生産計画を格納する生産計画格納部と、
    前記生産計画格納部から生産計画を取得し、この生産計画に基づいて前記プリント基板の分割により得られる各小基板の個体識別情報を生成し、これらの個体識別情報を該各小基板に付与する個体識別情報付与部と、
    プリント基板実装工程の検査工程にて小基板の個体識別情報を取得する個体識別情報取得部と、
    前記プリント基板実装工程の検査工程にて小基板の検査結果を取得する検査結果取得部と、
    前記プリント基板実装工程からライン落ちした小基板の個体識別情報と修理内容を示す修理情報を入力する修理情報入力部と、
    前記個体識別情報取得部で取得された小基板の個体識別情報と前記検査結果取得部で取得された小基板の検査結果、及び前記修理情報入力部で入力された小基板の個体識別情報と修理内容を格納する品質情報格納部と、
    前記生産計画格納部と前記品質情報格納部を管理する管理部と、
    前記品質情報格納部を検索するための検索情報を入力する検索情報入力部と、
    前記検索情報入力部にて入力された検索情報に基づいて前記品質情報格納部から小基板の検査結果もしくは修理内容を検索する処理部と、
    前記処理部にて検索された小基板の検査結果もしくは修理内容を出力する出力部とを備えることを特徴とするプリント基板品質情報管理システム。
  2. 前記処理部は、前記品質情報格納部の小基板の検査結果もしくは修理内容に基づいて生産実績を求めることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板品質情報管理システム。
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