JP2007105975A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007105975A JP2007105975A JP2005298668A JP2005298668A JP2007105975A JP 2007105975 A JP2007105975 A JP 2007105975A JP 2005298668 A JP2005298668 A JP 2005298668A JP 2005298668 A JP2005298668 A JP 2005298668A JP 2007105975 A JP2007105975 A JP 2007105975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- information
- print medium
- printing
- tag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【課題】
ユーザの用紙設定のミスがあっても適切に用紙の種別を把握し、良好なプリント出力を可能にする。
【解決手段】
プリンタ1は、まず、用紙サイズ検出部20から得られる用紙情報を記憶部14に記憶する。また、プリンタ1は、内部にICタグリーダ22を備え、用紙サイズ検出部20から得られる用紙情報の他に、ICタグ付き用紙4のICタグ4aからも用紙情報を得る。そして、このICタグから得た用紙情報により、記憶部14に記憶される用紙情報を更新し、この更新した用紙情報に基づき当該トレイから給紙される印刷用紙4に対する画像形成を行う。
【選択図】 図2
ユーザの用紙設定のミスがあっても適切に用紙の種別を把握し、良好なプリント出力を可能にする。
【解決手段】
プリンタ1は、まず、用紙サイズ検出部20から得られる用紙情報を記憶部14に記憶する。また、プリンタ1は、内部にICタグリーダ22を備え、用紙サイズ検出部20から得られる用紙情報の他に、ICタグ付き用紙4のICタグ4aからも用紙情報を得る。そして、このICタグから得た用紙情報により、記憶部14に記憶される用紙情報を更新し、この更新した用紙情報に基づき当該トレイから給紙される印刷用紙4に対する画像形成を行う。
【選択図】 図2
Description
本発明は、RFID (Radio Frequency Identification:以下、ICタグという)が付与された印刷媒体を使用して、該RFIDに記憶領域に記憶された該印刷媒体のサイズ情報及び状態変化情報を反映させた画像形成を可能にした画像形成装置に関する。
一般に、印刷装置においては、印刷用紙はカセットトレイ等に収容されて使用されることが多いが、印刷用紙のサイズを検出する場合には、カセットトレイ等に設けられたサイドガイドとエンドガイドを使用し、これらガイドに関連付けられた機構により、印刷用紙のサイズを検出している。
なお、このような機構においては、ユーザがその設定を手動で行うため、いずれかのガイドの設定を誤ってしまうと、適切な用紙の情報を印刷装置に反映させることができず、不適切な印刷用紙サイズで印刷が行われてしまう場合がある。
一方、近年では、ICタグが一定の情報を蓄積できる上、非接触でその情報を読み出すことができるという優れた利便性を有することから、物流業界を中心にICタグを使用した物流管理のシステムが提案され始めており、また、今日においては、その他の業界にも幅広く使用されつつある。
このように、ICタグの利便性を生かして、特に、特許文献1に記載されるように、印刷用紙にICタグを埋め込み、そのICタグに紙質ID情報を記憶した、紙質ID付き印刷用紙が提案されている。
このような紙質ID付き印刷用紙を使うことで、印刷用紙の種別を非接触で外部から判定することができるという利点がある。
また、特許文献2に記載されるように、ICタグが埋め込まれた印刷用紙を利用して印刷設定内容を自働設定することができる印刷装置も提案されている。
かかる印刷装置には、ICタグの読取部を有し、その読取部でICタグに蓄えられた情報を読み取ることで、印刷装置側の用紙に関する設定を行うことができ、毎回の印刷動作ごと煩雑な設定作業を自動化することができるという利点を有する。
特開2003−64598号
特開2003−54075号
しかしながら、特許文献2に記載される印刷装置においては、紙質ID付き印刷用紙の紙質情報を読み取って当該印刷装置に反映させるものであり、紙質ID付き印刷用紙とそうでない印刷用紙が混在して印刷装置にセットされた場合には、適切にその設定内容を反映させることができない。このことは、印刷用紙のサイズについても同様である。
また、一度使用された用紙やカットされてしまった用紙では、ID付き印刷用紙に記憶されている情報は有効に使用することができず、ミスプリントの原因になってしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ID付き印刷用紙とそうでない印刷用紙が混在した場合であっても印刷用紙サイズを適切に設定し、また、カセットトレイ等のガイドの設定ミスがあっても適切な印刷が行え、さらに、一度使用された用紙やカットされてしまった用紙を使用しても適切な印刷が行える画像形成装置の提供を目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、RFIDが付与された印刷媒体を使用して画像形成を行う画像形成装置において、前記印刷媒体をセットして供給する印刷媒体供給手段と、前記印刷媒体供給手段にセットされた前記印刷媒体のサイズ情報を検出するサイズ検出手段と、前記サイズ検出手段により検出した前記サイズ情報を前記印刷媒体供給手段に対応して記憶する記憶手段と、前記印刷媒体供給手段にセットされた前記印刷媒体の前記RFIDの情報記憶領域に記憶された情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によって前記印刷媒体から該印刷媒体のサイズ情報を読み取ることができた場合は、該サイズ情報により前記記憶手段に記憶されているサイズ情報を更新し、該更新したサイズ情報に基づいて該印刷媒体供給手段から供給される印刷媒体に対して画像形成を行う画像形成手段とを具備することを特徴とする。
かかる発明によれば、サイズ検出手段による検出結果よりもRFIDの情報記憶領域に記憶された記憶情報を優先することで、サイズ情報の不整合を防止することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記印刷媒体供給手段に前記印刷媒体が無くなったときは、前記記憶手段に記憶されている該印刷媒体供給手段に対応するサイズ情報をクリアすることを特徴とする。
かかる発明によれば、印刷媒体供給手段にセットされた印刷媒体が無くなると、記憶手段に記憶されている該印刷媒体供給手段に対応するサイズ情報がクリアされるので、以前と異なる印刷媒体が印刷媒体供給手段にセットされ、かつその印刷媒体がRFIDが付与されていない場合における誤動作を防止することができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記RFIDの情報記憶領域には、前記印刷媒体に関する状態変化情報が蓄積されており、前記画像形成手段は、前記読取手段により読み取った前記状態変化情報に基づいて該印刷媒体に対して画像形成を行うことを特徴とする。
かかる発明によれば、印刷媒体自体の状態変化の情報が該印刷媒体に対する画像形成に反映するので、印刷媒体自体の状態変化に対応した印刷を行うことができる。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、前記印刷媒体の状態が変化した場合に、該印刷媒体の前記RFIDの情報記憶領域に該印刷媒体に関する状態変化情報を書き込む書込手段を更に具備し、前記画像形成手段は、前記読取手段により読み取った前記状態変化情報に基づいて該印刷媒体に対して画像形成を行うことを特徴とする。
かかる発明によれば、印刷媒体自体の状態変化の情報がRFIDに書き込まれるので、新たな状態に対応した印刷を行うことができる。
また、請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、前記状態変化情報は、前記印刷媒体に対する印刷履歴情報であることを特徴とする。
かかる発明によれば、例えば、一度印字された印刷媒体を再度印字媒体として使用する場合に、重ねて印字してしまうという不具合を未然に防止することができる。
また、請求項6の発明は、請求項3又は4の発明において、前記状態変化情報は、前記印刷媒体のサイズ形状の変更情報であることを特徴とする。
かかる発明によれば、例えば、カットされた印刷媒体であっても、適切に形状が把握できるため、サイズミスによる不具合を未然の防止することができる。
本発明によれば、印刷媒体供給手段にセットされた印刷媒体のサイズ検出手段によるサイズ検出を誤ったとしても、RFIDのサイズ情報に基づいて画像形成が行われるので、サイズ不整合を生じることを防ぐことができる。
また、印刷媒体供給手段にセットされた印刷媒体にRFID付き印刷媒体とそうでない印刷媒体が混在することとなっても、一度RFID付き印刷媒体を検出すれば、適切に画像形成を行うことができる。
また、印刷媒体供給手段にセットされた印刷媒体が空になると、記憶手段に記憶されている該印刷媒体供給手段に対応するサイズ情報がクリアされるので、用紙の種類を変えても対応が可能となる。
また、例えば、一度印刷した用紙やカットした用紙などについては、RFIDの情報記憶領域にその内容を記録することが可能なので、その後の印刷媒体の状況に応じた印刷が可能となる。
以下、この発明に係わる画像形成装置の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる画像形成装置の概略を示したものである。プリンタ1は、用紙トレイ(用紙トレイa)2及び用紙トレイ(用紙トレイb)3を有し、用紙トレイ2及び3には、プリンタ1でプリントするための印刷用紙4がセットされる。
ここで、用紙トレイ2及び3にセットされた印刷用紙4には、ICタグ4aが埋め込まれている。
用紙トレイ2及び3には、ICタグ4aに対する情報の読み取りや書き込みを行うICタグリーダ22a、ICタグライタ26a及びICタグリーダ22b、ICタグライタ26bがそれぞれ設けられている。
ここで、ICタグリーダ22a、ICタグライタ26a及びICタグリーダ22b、ICタグライタ26bの代わりに、プリンタ1側にICタグリーダ及びICタグライタを設けて、ICタグ4aに対する情報の読み取りや書き込みを可能としてもよい。
プリンタ1には、パーソナルコンピュータ27が接続されており、このパーソナルコンピュータ27から印刷データが送られると、プリンタ1では、その印刷データを受信し、プリンタ1内で所定の画像処理がなされる。そして、その後プリンタ1で、プリント準備が完了すると印刷が行われ、排出部8にプリントされた用紙が排出される。ここで図1では、パーソナルコンピュータ27とプリンタ1とは、1対1にローカル接続されているが、もちろんネットーワーク接続であってもよい。
図2は、図1に示したプリンタ1の概略構成をブロック図で示したものである。
印刷部23は、プリント動作を行うプリントエンジンに相当するものであり、この印刷部23のプリント動作は制御部24により制御される。
制御部24には、用紙サイズ検出部20が接続されており、この用紙サイズ検出部20は、図7に示されるように、サイドガイド6及びエンドガイド7により、用紙トレイ5(用紙トレイ2又は3に対応する)にセットされた印刷用紙4のサイズを機械的な機構あるいは機械・電気的な機構で検出するものである。
この用紙サイズ検出部20で検出された用紙サイズは、制御部24を通じて、記憶部21に記憶される。この記憶部21は、用紙トレイ2及び3毎に検出された用紙サイズを用紙トレイ2及び3に対応つけて蓄積する。
また、用紙トレイ2及び3には、用紙エンプティセンサ29が設けられており、この用紙エンプティセンサ29は制御部24に接続されており、用紙トレイ2又は3に印刷用紙4が無くなると、その情報を制御部24に伝える。
また、ICタグリーダ22(図1に示したICタグリーダ22a、ICタグリーダ22bに対応する)及びICタグライタ26(図1に示したICタグライタ26a、ICタグライタ26bに対応する)も制御部24に接続されており、ICタグリーダ22により印刷用紙4に埋め込まれたICタグ4aに記憶されている用紙情報(例えば、用紙サイズ、紙質、紙厚等)を読み取り、制御部24を介して、記憶部21に蓄積することができる。
さらに、制御部24の制御により、記憶部21に記憶されている情報や、プリンタに設けられた指示手段(図示しない)により指示した情報を、ICタグライタ26を利用して、印刷用紙4に埋め込まれたICタグ4aに書き込むことができる。
プリンタ1とパーソナルコンピュータ(パソコン)27とは、インターフェース部25を通じて接続されており、このインターフェース部25では、パーソナルコンピュータ27から送信される印刷データを受信したり、また、プリンタ1内の印刷動作に係わる設定情報やプリンタの状態情報をパーソナルコンピュータ27へ送信したりすることが行われる。
次に、印刷用紙4に埋め込まれたICタグ4aの記憶領域について、図3により説明する。印刷用紙4に埋め込まれたICタグ4aの記憶領域には、前述した用紙情報を記憶する領域30を有している。そして、その領域30には、用紙サイズ、紙質、紙厚等の用紙の仕様に係わる情報が蓄積される。
また、ICタグ4aの記憶領域には、追記可能な記憶領域31を有し、その記憶領域31には、プリンタ1に設けられたICタグライタ26や、図示しない外部のICタグライタにより印刷用紙4に埋め込まれたICタグ4aに対して用紙に係わる情報(状態変化情報)を書き込むことが可能となっている。
この記憶領域31に書き込まれる用紙に係わる情報としては、定形用紙が他の定形サイズ若しくは不定形サイズにカットされた旨の情報とカット後のサイズ情報、既に印字済みである旨の情報と印字態様(両面又は片面)の情報、さらに、プリンタ等で一定のフォーマットがプリントされているプレプリント情報等である。
なお、図3では、記憶境域30と記憶領域31を分けて記載しているが、便宜的なものであって、制御部24で管理が可能であれば、混在してもよい。
次に、図4のフローチャートにより図2に示したプリンタ1の制御動作について説明する。
図4では用紙情報の読み取り時のフローを示しており、ここでは、プリンタ1の用紙トレイ3にICタグ4aが埋め込まれた印刷用紙4(以下、Cタグ付き用紙4という)がセットされていることとして説明する。
先ず、プリンタ1における用紙サイズ検出部20により、用紙トレイ3にセットされている印刷用紙4のサイズ情報を読み取る(ステップS101)。印刷用紙4のサイズ情報は、サイドガイト6及びエンドガイド7を移動させることで判別される。そして読み取られたサイズ情報(検出値)は、制御部24を介して記憶部21に記憶される(ステップS102)。 次に、用紙トレイ3に設けられた用紙エンプティセンサ29により、用紙の有無を判断し(ステップS103)、用紙が無ければ、プリンタ1の図示しない表示手段により、その旨が通知される(ステップS104)。
なお、用紙トレイ3の用紙の補給の後には、再度、用紙サイズ検出部20によって用紙サイズ情報を検出し、そのサイズ情報を記憶部21に記憶する。これは、用紙トレイに用紙が無くなった後には、必ずしも同じサイズの用紙が補給されるとは限らず、別サイズの用紙が補給された場合でもこれに対応することができるようにするためである。
本実施例では、用紙トレイ3には、ICタグ付き用紙4がセットされていることを前提として説明しているので、ここでは、用紙トレイ3には用紙があると判断される(ステップS103)。
次に、用紙トレイ3にICタグ付き用紙4がセットされているか否かを判断する(ステップS105)。ここで、用紙トレイにICタグ付き用紙4がセットされているか否かは、ICタグリーダ22で読み取り動作を行ったときに、ICタグリーダ22からの出力情報があるか否かよって制御部24でその有無が判断される。
用紙トレイにICタグ付き用紙4がセットされていれば、ICタグリーダ22から、用紙に関する情報が入手でき、それにより、用紙の種別を判断することができる。
用紙トレイにICタグ付き用紙4がセットされていると判断されると、ICタグ4aに記憶されている情報をもとに、先に記憶部22で記憶していた用紙サイズ情報を更新する(ステップS107)。また、用紙トレイにICタグ付き用紙4がセットされていないと判断されると、用紙サイズ情報の更新は行われず、専らサイドガイト6及びエンドガイド7により検出された情報が基準となる。
プリンタ1では、用紙トレイにICタグ付き用紙4がセットされていると、用紙サイズ検出部20により検出された用紙サイズ情報よりも、ICタグ4aに記憶されている用紙サイズ情報を優先して記憶部22で記憶し、この記憶情報を使用してプリンタ1において印刷がなされる(ステップS108)。
次に、継続して印刷を実施するか否か(印刷終了か否か)の判断がなされ(ステップS109)、継続して印刷しな場合には、印刷は終了する(ステップS110)。
そして、印刷動作を継続している内に、用紙トレイに用紙が無くなると、印刷用紙の有無について、用紙エンプティセンサ29の出力により判断なされ、用紙トレイに印刷用紙が無いと判断されると(ステップS103)、前記したように印刷用紙を補給する旨の通知がなされる(ステップS107)。この通知をもとに、ユーザが印刷用紙を補給すると、その印刷用紙について、用紙サイズ検出部20、さらにICタグリーダ22の順に、印刷用紙のサイズが再度検出されていく。
仮に、ICタグ付き用紙4とそうでない用紙を混在して、用紙トレイにセットしてしまった場合には、一時的には、用紙サイズ検出部20の情報を元に印刷動作がなされ、不適切なプリントが排出されてしまうが、その後、ひとたびICタグ付き用紙4を検出すれば、記憶部21の情報が更新されるので、適切な印刷状態に自動的に復帰し、用紙トレイにセットされた印刷用紙の全てを無駄なプリントに費やすことにはならない。
次に、プリントで使用した履歴情報(以下、単にプリント履歴情報と略す)をICタグ4aに書き込む場合について説明する。図5にそのフローチャートを示す。
プリンタ1がパーソナルコンピュータ27より印刷データを受け付けると(ステップS201)、プリンタ1内のICタグライタ26により、所定のプリント履歴情報をICタグ付き用紙4のICタグに書き込む(ステップS202)。この場合、そのプリント履歴情報はICタグ4aの記憶領域31に書き込まれる。そしてその後、プリンタ1より所定のプリントが出力される(ステップS203)。
本実施例では、プリンタ1内のICタグライタ26が用紙トレイの近傍に所在していることとしているため、プリント履歴情報をICタグへの書き込み後に印字データをプリントしているが、ICタグライタ26がプリンタ1の排出部8の近傍に設けている場合には、印字データをプリントした後に、ICタグ4aに所定の情報を書き込んでも良い。
プリント履歴情報として書き込む内容は、前記したように、片面のみにプリント出力をしたものか、または両面にプリント出力をしたものか、あるいは、一定のフォームをプリントしたプレプリント用紙か、またはそのフォームナンバ等である。
以上においては、プリンタ1内のICタグライタ26を使用して、ICタグ付き用紙のICタグ4aに所定の情報を書き込んでいるが、もちろん、別途単体のICタグライタを使用して書き込んでもよく、その場合には、特にプリント履歴情報との関わりの少ない情報を書き込むことができる。例えば、定形のA3用紙を定形のA4用紙にカットした場合に、新たなサイズ情報としてA4用紙であることを用紙のICタグ4aに書き込む場合である。
次に、ユーザが追記可能な蓄積領域31に蓄積された情報を使用してプリント出力する場合について説明する。図6にそのフローチャートを示す。
図6において、ステップS101〜ステップS107までは、図4の内容と同じであるので、ここでは説明を省略する。プリンタ1のICタグリーダ22により、ICタグ付き用紙4のICタグ4aの蓄積領域31に追加された情報が存在するか否かを判断する(ステップS301)。存在しない場合には、プリンタ1の記憶部21の情報にしたがって印刷動作が行われる。
一方、蓄積領域31に追加された情報が存在する場合には、プリンタ1内では追加された情報により記憶部21の情報が更新されているので、その情報に基づいた印刷動作が行われる。
ここでは、蓄積領域31に片面印刷済みの用紙が用紙トレイに入っており、また、ユーザがプリンタ1に対してプリント動作をさせる際に、プリント動作の設定情報(印刷属性)としては、両面プリントであるとして説明する。
プリンタ1は、ICタグ4aの蓄積領域31に追加情報があると判断しているので、現在、プリントしようとしている印刷用紙が、片面プリント済みの用紙であることを認識している。
一方、ユーザがプリンタ1に対して要求している印刷属性は両面プリントであるから、片面プリント済みの用紙にそのまま両面印刷してしまうと、適切なプリント出力をユーザは得ることができない。そこで、プリンタ1は、この追加情報とユーザの設定情報とを比較し、ミスプリントにならないように印刷属性を変更する(ステップS303)。
すなわち、ユーザの指示は両面プリントであるが、プリンタ1では両面プリントはなされずに、片面プリントがなされる。これにより、適切なプリントをユーザは得ることができるようになる。
印刷属性が変更された後には、その変更された印刷属性に従ってプリンタ1は印刷を行う(ステップS304)。また、追加情報があるが、印刷属性までは変更の必要がない場合には、印刷属性を変更せずにそのまま印刷される(ステップS304)。
本発明の画像形成装置は、印刷用紙に埋め込まれたICタグの情報を利用して適切なプリント出力を得るもので、ICタグを取り扱える画像形成装置全般に適用可能であり、特に、ユーザの設定ミスがあってものそれをリカバリーできるため、多くの用紙の種類を取り扱って頻繁にプリント出力が行われるオフィスおよび部署で有効利用することができる。
1 プリンタ
2 用紙トレイa
3 用紙トレイb
4 印刷用紙
4a ICタグ
5 用紙トレイ
6 サイドガイド
7 エンドガイド
8 排出部
20 用紙サイズ検出部
21 記憶部
22、22a、22b ICタグリーダ
23 印刷部
24 制御部
25 インターフェース部
26、26a、26b ICタグライタ
27 パーソナルコンピュータ(パソコン)
28 ディスプレイ
29 用紙エンプティセンサ
30 記憶領域
31 記憶領域
2 用紙トレイa
3 用紙トレイb
4 印刷用紙
4a ICタグ
5 用紙トレイ
6 サイドガイド
7 エンドガイド
8 排出部
20 用紙サイズ検出部
21 記憶部
22、22a、22b ICタグリーダ
23 印刷部
24 制御部
25 インターフェース部
26、26a、26b ICタグライタ
27 パーソナルコンピュータ(パソコン)
28 ディスプレイ
29 用紙エンプティセンサ
30 記憶領域
31 記憶領域
Claims (6)
- RFIDが付与された印刷媒体を使用して画像形成を行う画像形成装置において、
前記印刷媒体をセットして供給する印刷媒体供給手段と、
前記印刷媒体供給手段にセットされた前記印刷媒体のサイズ情報を検出するサイズ検出手段と、
前記サイズ検出手段により検出した前記サイズ情報を前記印刷媒体供給手段に対応して記憶する記憶手段と、
前記印刷媒体供給手段にセットされた前記印刷媒体の前記RFIDの情報記憶領域に記憶された情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって前記印刷媒体から該印刷媒体のサイズ情報を読み取ることができた場合は、該サイズ情報により前記記憶手段に記憶されているサイズ情報を更新し、該更新したサイズ情報に基づいて該印刷媒体供給手段から供給される印刷媒体に対して画像形成を行う画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷媒体供給手段にセットされた前記印刷媒体が無くなったときは、前記記憶手段に記憶されている該印刷媒体供給手段に対応するサイズ情報をクリアする
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記RFIDの情報記憶領域には、
前記印刷媒体に関する状態変化情報が蓄積されており、
前記画像形成手段は、
前記読取手段により読み取った前記状態変化情報に基づいて該印刷媒体に対して画像形成を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記印刷媒体の状態が変化した場合に、該印刷媒体の前記RFIDの情報記憶領域に該印刷媒体に関する状態変化情報を書き込む書込手段
を更に具備し、
前記画像形成手段は、
前記読取手段により読み取った前記状態変化情報に基づいて該印刷媒体に対して画像形成を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記状態変化情報は、
前記印刷媒体に対する印刷履歴情報である
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。 - 前記状態変化情報は、
前記印刷媒体のサイズ形状の変更情報である
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005298668A JP2007105975A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005298668A JP2007105975A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007105975A true JP2007105975A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38032221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005298668A Pending JP2007105975A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007105975A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008282167A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Japan Research Institute Ltd | 印刷システム、印刷方法および印刷プログラム |
JP2011027855A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Brother Industries Ltd | 印刷装置 |
US8300242B2 (en) | 2007-09-25 | 2012-10-30 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and pulse generating method |
-
2005
- 2005-10-13 JP JP2005298668A patent/JP2007105975A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008282167A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Japan Research Institute Ltd | 印刷システム、印刷方法および印刷プログラム |
US8300242B2 (en) | 2007-09-25 | 2012-10-30 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and pulse generating method |
JP2011027855A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Brother Industries Ltd | 印刷装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009202575A (ja) | 画像形成装置、媒体供給制御方法、及び、コンピュータプログラム | |
JP2011062835A (ja) | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム | |
US20070086047A1 (en) | Image forming system, host device, image forming apparatus and image forming method using the same | |
US20190023028A1 (en) | Label printer | |
JP2017117026A (ja) | 印刷装置及びデータ処理装置、制御方法、プログラム | |
JP2007105975A (ja) | 画像形成装置 | |
US7857420B2 (en) | Methods and apparatus to identify pages to be discarded in a print system | |
JP2006256097A (ja) | 印刷装置 | |
JP2008073921A (ja) | 印刷装置およびその制御方法 | |
JP5029847B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005059336A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006127500A (ja) | 印刷装置、印刷システム及び印刷装置のドライバプログラム | |
JP2018008476A (ja) | 情報処理装置、テープ印刷装置、情報処理装置の制御方法およびそのプログラム | |
JP2010128041A (ja) | 画像形成装置 | |
EP2371570B1 (en) | Printer | |
JP2009214958A (ja) | 記録媒体収納ケース、及び印刷装置 | |
JP2007137524A (ja) | 画像記録装置 | |
US12145355B2 (en) | Non-transitory computer-readable medium and control method | |
JP2010006535A (ja) | 印刷装置 | |
JP6236916B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2008003227A (ja) | 画像形成装置 | |
US20230166535A1 (en) | Non-transitory computer-readable medium and control method | |
JP4261852B2 (ja) | 通信装置、通信システム、記録装置、記憶媒体、記録システム、及び記録媒体発行システム | |
JP2010030321A (ja) | プリンタおよびプリンタにおけるメッセージ表示方法 | |
JP2005177993A (ja) | プリント装置、該装置用プリント剤収納容器およびプリントシステム |