JP2007199871A - 非接触icカードリーダ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる通信方式を備える複数のICカードに対して、十分な電力を供給しつつ、良好な通信を可能とするリーダ装置を提供する。
【解決手段】制御回路1310Aは、抵抗制御部5700に対して、所定の時間間隔で切り替え命令を送る。抵抗制御部5700は、抵抗素子5300、5400、5500及び5600を切り替える。これにより、帯域幅を変え、複数の異なる通信方式と良好な通信を可能とする。
【選択図】図4
【解決手段】制御回路1310Aは、抵抗制御部5700に対して、所定の時間間隔で切り替え命令を送る。抵抗制御部5700は、抵抗素子5300、5400、5500及び5600を切り替える。これにより、帯域幅を変え、複数の異なる通信方式と良好な通信を可能とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、通信方式の異なる複数のICカードと良好な通信ができるリーダ装置に関する。
近年セキュリティシステム、電子マネー等の分野で非接触ICカードの利用が進んでおり、利用が進むにつれて異なる複数の通信方式が混在する状況下でも1台で対応できるリーダ装置の要望が高まってきている。
特許文献1は、リーダ装置と複数のICカードとの間で、共通の帯域幅を用い、変調度が大きい通信方式を備えるICカードに対して、リーダ装置は、出力を低く設定し、変調度が小さい通信方式を備えるICカードに対して、出力を高く設定する技術を開示している。これにより、1台のリーダ装置は、異なる通信方式を備える複数ICカードと通信することができる。
特開2003−18043号公報
特許文献1は、リーダ装置と複数のICカードとの間で、共通の帯域幅を用い、変調度が大きい通信方式を備えるICカードに対して、リーダ装置は、出力を低く設定し、変調度が小さい通信方式を備えるICカードに対して、出力を高く設定する技術を開示している。これにより、1台のリーダ装置は、異なる通信方式を備える複数ICカードと通信することができる。
特許文献1により開示されている従来技術によると、共通の帯域幅を用いて、リーダ装置と複数のICカードと間で通信を可能としているものの、複数の通信方式の内には、異なる帯域幅を有するものも存在する。
このような異なる帯域幅を有する複数のICカードとの間で通信を行うために、リーダ装置が、複数のICカードが有する帯域幅よりも広く設定された帯域幅を有すると仮定すると、各ICカードからの電波の受信は可能であるが、自身の起動のために十分高い磁界強度を必要とするICカードに対して、十分な電力を供給できないという問題点がある。逆に、リーダ装置が、複数のICカードが有する帯域幅よりも狭く設定された帯域幅を有すると仮定すると、ICカードから送信される電波のうち、一部しか受信できず、良好な通信ができないという問題点がある。
このような異なる帯域幅を有する複数のICカードとの間で通信を行うために、リーダ装置が、複数のICカードが有する帯域幅よりも広く設定された帯域幅を有すると仮定すると、各ICカードからの電波の受信は可能であるが、自身の起動のために十分高い磁界強度を必要とするICカードに対して、十分な電力を供給できないという問題点がある。逆に、リーダ装置が、複数のICカードが有する帯域幅よりも狭く設定された帯域幅を有すると仮定すると、ICカードから送信される電波のうち、一部しか受信できず、良好な通信ができないという問題点がある。
上記の問題点を解決するためには、本発明は、異なる通信方式を備える複数のICカードに対して、十分な電力を供給しつつ、良好な通信を可能とするリーダ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、それぞれ異なる通信方式を備える2以上の非接触カードと、非接触で通信する非接触ICカードリーダ装置であって、予め設定された第1のQ値及び第2のQ値を有するアンテナ部と、前記第1及び第2のQ値をそれぞれに定まる時間間隔で切替える制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によると、制御部が第1及び第2のQ値をそれぞれに定まる時間間隔で切り換えるので、第1及び第2のQ値にそれぞれ対応する帯域幅を有する通信相手の装置との間で、対応する時間間隔において、良好な通信が可能となる。
ここで、前記アンテナ部は、広帯域の通信方式に対して、所定値より低い前記第1のQ値を有し、狭帯域の通信方式に対して、所定値より高い前記第2のQ値を有するとしてもよい。
ここで、前記アンテナ部は、広帯域の通信方式に対して、所定値より低い前記第1のQ値を有し、狭帯域の通信方式に対して、所定値より高い前記第2のQ値を有するとしてもよい。
この構成によると、広帯域及び狭帯域を備える複数の通信相手の装置と、良好な通信が可能となる。また、広帯域の通信時は、波形ひずみを抑え、狭帯域の通信時は、通信効率を上げることができる。
ここで、前記アンテナ部は、アンテナコイルと、前記アンテナコイルに直列に接続され、前記第1のQ値から定まる抵抗値及び前記第2のQ値から定まる抵抗値を有する抵抗器と、前記制御部の制御により、前記2個の抵抗値のうち、1個を選択する選択部とを含むとしてもよい。
ここで、前記アンテナ部は、アンテナコイルと、前記アンテナコイルに直列に接続され、前記第1のQ値から定まる抵抗値及び前記第2のQ値から定まる抵抗値を有する抵抗器と、前記制御部の制御により、前記2個の抵抗値のうち、1個を選択する選択部とを含むとしてもよい。
この構成によると、抵抗器が有する抵抗値を増減することにより、アンテナ部のQ値を切り替えることができる。
ここで、前記アンテナ部は、アンテナコイルと、前記アンテナコイルと直列に接続され、前記第1のQ値から定まる抵抗値及び前記第2のQ値から定まる抵抗値を有するダイオードとを備え、前記ダイオードに流れる電流を増減することにより、前記第1及び第2のQ値を切替えるとしてもよい。
ここで、前記アンテナ部は、アンテナコイルと、前記アンテナコイルと直列に接続され、前記第1のQ値から定まる抵抗値及び前記第2のQ値から定まる抵抗値を有するダイオードとを備え、前記ダイオードに流れる電流を増減することにより、前記第1及び第2のQ値を切替えるとしてもよい。
この構成によると、ダイオードに流れる順方向の電流を増減することでアンテナ部のQ値を連続的に切り替えることができる。
1.セキュリティシステム1000
本発明に係る第1の実施の形態としてのセキュリティシステム1000について説明する。
(セキュリティシステム1000の構成)
セキュリティシステム1000は、図1に示すように、中央監視装置1100、制御ユニット1200A及び1200B、リーダ/ライタ装置1300A及び1300B、入退出ドア1500A及び1500B並びに異なる通信方式a,b,c,dそれぞれを用いるICカード1400a、1400b、1400c及び1400dから構成されている。
本発明に係る第1の実施の形態としてのセキュリティシステム1000について説明する。
(セキュリティシステム1000の構成)
セキュリティシステム1000は、図1に示すように、中央監視装置1100、制御ユニット1200A及び1200B、リーダ/ライタ装置1300A及び1300B、入退出ドア1500A及び1500B並びに異なる通信方式a,b,c,dそれぞれを用いるICカード1400a、1400b、1400c及び1400dから構成されている。
中央監視装置1100は、通信網10、20を介してそれぞれ制御ユニット1200A及び1200Bと接続している。また制御ユニット1200Aは信号線30、40を介して、それぞれカード/リーダ1300Aと入退出ドア1500Aと接続している。同様に、制御ユニット1200Bは、信号線50,60を介してそれぞれリーダ/ライタ装置1300Bと入退出ドア1500Bと接続している。
ICカード1400a、1400b、1400c及び1400dには、それぞれお互いを区別するためのカード識別番号が割り振られている。
中央監視装置1100は、ICカード1400a〜1400dそれぞれに割り振られているカード識別番号を記憶しており、制御ユニット1200Aはリーダ/ライタ装置1300Aの送受信制御と状態監視、入退出ドア1500Aの状態監視と施解錠制御を行う。利用者が、ICカード1400aをリーダ/ライタ装置1300Aに近づけるとICカード1400aは、リーダ/ライタ装置1300Aからのカード識別番号の返信要求に対して、記憶しているカード識別番号を返信する。1400b〜1400dについても同様である。
中央監視装置1100は、ICカード1400a〜1400dそれぞれに割り振られているカード識別番号を記憶しており、制御ユニット1200Aはリーダ/ライタ装置1300Aの送受信制御と状態監視、入退出ドア1500Aの状態監視と施解錠制御を行う。利用者が、ICカード1400aをリーダ/ライタ装置1300Aに近づけるとICカード1400aは、リーダ/ライタ装置1300Aからのカード識別番号の返信要求に対して、記憶しているカード識別番号を返信する。1400b〜1400dについても同様である。
次に、リーダ/ライタ装置1300AはICカード1400aから受信したカード識別番号を、制御ユニット1200Aを通して、中央監視装置1100に送り、中央監視装置1100は記憶しているカード識別番号と受信したカード識別番号とを比較してそれらが合致すれば、制御ユニット1200Aに解錠命令を出し、解錠命令を受けた制御ユニット1200Aは入退出ドア1500Aを解錠する。カード識別番号が不一致であれば、施錠のままとする。
また、制御ユニット1200Bはリーダ/ライタ装置1300Bの送受信制御と状態監視、入退出ドア1500Bの状態監視と施解錠制御を行い、ICカード1400a〜1400dとに対して、制御ユニット1200Aと同様に通信を行う。
(ICカード1400aの回路構成)
ここでは、ICカード1400aの回路構成について説明する。
(ICカード1400aの回路構成)
ここでは、ICカード1400aの回路構成について説明する。
ICカード1400aは、図2に示すように、制御回路1410a、記憶回路1420a、変調回路1430a、復調回路1440a、電力生成回路1450a及びアンテナ部1460aとから構成されている。
制御回路1410aは、記憶回路1420aと復調回路1440aと変調回路1430aとに接続している。復調回路1440aは制御回路1410aとアンテナ1460aとに接続している。また、変調回路1430aは制御回路1410aとアンテナ1460aとに接続している。電力生成回路1450aは復調回路1440a、変調回路1430a、制御回路1410a及び記憶回路1420aと接続している。
制御回路1410aは、記憶回路1420aと復調回路1440aと変調回路1430aとに接続している。復調回路1440aは制御回路1410aとアンテナ1460aとに接続している。また、変調回路1430aは制御回路1410aとアンテナ1460aとに接続している。電力生成回路1450aは復調回路1440a、変調回路1430a、制御回路1410a及び記憶回路1420aと接続している。
電力生成回路1450aはICカード1400a内部で使用する電力を生成し、復調回路1440a、変調回路1430a、制御回路1410a、記憶回路1420aに電力を供給する。
復調回路1440aは送信波から信号を取り出す復調をし、制御回路1410aに信号を送る。
復調回路1440aは送信波から信号を取り出す復調をし、制御回路1410aに信号を送る。
記憶回路1420aは、ICカード1400aに固有のカード識別番号を記憶している。
制御回路1410aは、送られて来た信号を復号化してリーダ/リーダ装置からの情報を取出し、取出した情報がカード識別番号の読み出し指示であるか他の指示であるかを判断し、カード識別番号の読み出し指示である場合、カード識別番号を記憶回路1420aから読み出して、読み出したカード識別番号をNRZ符号化することにより応答信号を生成して変調回路1430aに送る。
制御回路1410aは、送られて来た信号を復号化してリーダ/リーダ装置からの情報を取出し、取出した情報がカード識別番号の読み出し指示であるか他の指示であるかを判断し、カード識別番号の読み出し指示である場合、カード識別番号を記憶回路1420aから読み出して、読み出したカード識別番号をNRZ符号化することにより応答信号を生成して変調回路1430aに送る。
変調回路1430aは、制御回路1410aから送られて来た応答信号で、リーダ/ライタ装置から送信されている搬送波の無変調区間に変調を行う。
アンテナ部1460は、返信波及び送信波を送受信する。
同様にして、ICカード1400bの制御回路1410bは、記憶回路1420bから取り出だしたカード識別番号にRZ符号化を行い、ICカード1400cの制御回路1420cは、記憶回路1420cから取り出したカード識別番号にマンチェスター符号化を行い、ICカード1400dの制御回路1410dは、記憶回路1420dから取り出したカード識別番号にマンチェスター符号化を行い、変調回路1430dで副搬送波を作る。
(Q値と帯域幅)
ここでは、これ以降で使用するQ値、共振周波数及び帯域幅について説明する。
アンテナ部1460は、返信波及び送信波を送受信する。
同様にして、ICカード1400bの制御回路1410bは、記憶回路1420bから取り出だしたカード識別番号にRZ符号化を行い、ICカード1400cの制御回路1420cは、記憶回路1420cから取り出したカード識別番号にマンチェスター符号化を行い、ICカード1400dの制御回路1410dは、記憶回路1420dから取り出したカード識別番号にマンチェスター符号化を行い、変調回路1430dで副搬送波を作る。
(Q値と帯域幅)
ここでは、これ以降で使用するQ値、共振周波数及び帯域幅について説明する。
周波数特性曲線とは、周波数とその周波数が持つ電流との関係を表す曲線であり、縦軸に電流、横軸に周波数を取る。
Q値は、Q=(ωL)/Rにより定義され、共振時周波数特性曲線の先鋭度を表す数値である。ωは角振動数、Lはリアクタンス値及びRは抵抗値を表す。
このQ値が高い程、アンテナ部1360Aは強い磁界強度を作ることができるため、ICカードとの通信可能距離が長くなり、またICカードは高い電力を生成することができる。
Q値は、Q=(ωL)/Rにより定義され、共振時周波数特性曲線の先鋭度を表す数値である。ωは角振動数、Lはリアクタンス値及びRは抵抗値を表す。
このQ値が高い程、アンテナ部1360Aは強い磁界強度を作ることができるため、ICカードとの通信可能距離が長くなり、またICカードは高い電力を生成することができる。
帯域幅は、アンテナ部1360Aが同時に受信できる周波数の幅を表しており、この幅が広い程同時に幅広い周波数を受信できる。
このQ値と帯域幅には、Q値が高くなると帯域幅が狭くなり、Q値が小さくなると帯域幅は広がるという関係を有している。
また、Q値は抵抗値の陽関数(Q=ωL/R)で表され、Q値と抵抗値の対応関係が明確なため、帯域幅を変える目安として用いられている。
(リーダ/ライタ装置1300A)
<全体構成>
リーダ/ライタ装置1300Aの回路構成について、図2を用いて、説明する。なお、リーダ/ライタ装置1300Bは、リーダ/ライタ装置1300Aと同じであるので説明を省略する。
このQ値と帯域幅には、Q値が高くなると帯域幅が狭くなり、Q値が小さくなると帯域幅は広がるという関係を有している。
また、Q値は抵抗値の陽関数(Q=ωL/R)で表され、Q値と抵抗値の対応関係が明確なため、帯域幅を変える目安として用いられている。
(リーダ/ライタ装置1300A)
<全体構成>
リーダ/ライタ装置1300Aの回路構成について、図2を用いて、説明する。なお、リーダ/ライタ装置1300Bは、リーダ/ライタ装置1300Aと同じであるので説明を省略する。
リーダ/ライタ装置1300Aは、図2に示すように、クロック回路1305A、制御回路1310A、変調回路1320A、RF送信回路1330A、復調回路1340A、RF受信回路1350A及びアンテナ部1360Aから構成されている。
クロック回路1305Aは、制御回路1310Aと接続している。制御回路1310Aは、変調回路1320A、復調回路1340A、RF送信回路1330A、RF受信回路1350A及びアンテナ部1360Aと接続している。また、変調回路1320Aは、RF送信回路1330Aと接続しており、RF送信回路1330Aはアンテナ部1360Aと接続しており、RF送信回路1330Aはアンテナ部1360Aと接続しており、復調回路1340Aは、RF受信回路1350Aと接続しており、RF受信回路1350Aは、アンテナ部1360Aと接続している。
クロック回路1305Aは、制御回路1310Aと接続している。制御回路1310Aは、変調回路1320A、復調回路1340A、RF送信回路1330A、RF受信回路1350A及びアンテナ部1360Aと接続している。また、変調回路1320Aは、RF送信回路1330Aと接続しており、RF送信回路1330Aはアンテナ部1360Aと接続しており、RF送信回路1330Aはアンテナ部1360Aと接続しており、復調回路1340Aは、RF受信回路1350Aと接続しており、RF受信回路1350Aは、アンテナ部1360Aと接続している。
クロック回路1305Aは切替信号を制御回路1310Aへ送る。
制御回路1310Aは、ICカードへの質問信号生成及び各回路への切替命令を行う。
変調回路1320Aは通信方式毎の変調、RF送信回路1330Aは通信方式毎の出力調整を行う。
RF受信回路1350Aは通信方式毎の出力調整と帯域制限を行う。
制御回路1310Aは、ICカードへの質問信号生成及び各回路への切替命令を行う。
変調回路1320Aは通信方式毎の変調、RF送信回路1330Aは通信方式毎の出力調整を行う。
RF受信回路1350Aは通信方式毎の出力調整と帯域制限を行う。
復調回路1340AはICカードからの返信される変調信号の復調を行う。
また、アンテナ部1360Aは送信波・返信波の送受信を行う。
<アンテナ部1360Aの回路構成>
アンテナ部1360Aは、図4に示すように、抵抗制御回路5700、アンテナコイル5100、コンデンサー5200、抵抗素子5300、5400、5500及び5600から構成されている。抵抗制御回路5700は、スイッチ5750から構成されている。
また、アンテナ部1360Aは送信波・返信波の送受信を行う。
<アンテナ部1360Aの回路構成>
アンテナ部1360Aは、図4に示すように、抵抗制御回路5700、アンテナコイル5100、コンデンサー5200、抵抗素子5300、5400、5500及び5600から構成されている。抵抗制御回路5700は、スイッチ5750から構成されている。
アンテナコイル5100の一端はRF受信回路1350Aと接続しており、他方の一端はコンデンサー5200と接続している。
抵抗素子5300、5400、5500及び5600のそれぞれの一端5320、5420、5520及び5620はコンデンサー5200と接続されている。
抵抗素子5300、5400、5500及び5600の他の一端5310、5410、5510及び5610は、何れか一つがスイッチ5750と接続する。また、スイッチ5750の一端5752はRF送信回路1330Aと接続されている。
<セキュリティシステム1000の通信方式>
ここでは、セキュリティシステム1000で使用されている通信方式について説明する。
抵抗素子5300、5400、5500及び5600のそれぞれの一端5320、5420、5520及び5620はコンデンサー5200と接続されている。
抵抗素子5300、5400、5500及び5600の他の一端5310、5410、5510及び5610は、何れか一つがスイッチ5750と接続する。また、スイッチ5750の一端5752はRF送信回路1330Aと接続されている。
<セキュリティシステム1000の通信方式>
ここでは、セキュリティシステム1000で使用されている通信方式について説明する。
通信方式aは、NRZ符号化方式・負荷変調・副搬送波なしの通信方式であり、通信方式bは、RZ符号化方式・負荷変調・副搬送波なしの通信方式である。また通信方式cは、マンチェスター符号化方式・負荷変調・副搬送波なしの通信方式であり、通信方式dは、マンチェスター符号化方式・負荷変調・副搬送波ありの通信方式である。
通信方式aは域幅4100、通信方式bは帯域幅4200、通信方式cは帯域幅4300及び通信方式dは帯域幅4400をそれぞれ通信時に使用する。
<通信方式毎の抵抗素子の選択>
ここでは、図3を用いて、通信方式aとの通信時に使用する抵抗素子の選び方について説明する。
通信方式aは域幅4100、通信方式bは帯域幅4200、通信方式cは帯域幅4300及び通信方式dは帯域幅4400をそれぞれ通信時に使用する。
<通信方式毎の抵抗素子の選択>
ここでは、図3を用いて、通信方式aとの通信時に使用する抵抗素子の選び方について説明する。
通信方式aのICカード1400aは、帯域幅4100を使用して、リーダ/ライタ装置1300Aに返信してくるため、アンテナ部1360Aが帯域幅4100より広い帯域幅を作れ、尚且つ、共振時の電力よりが大きくなる抵抗素子を選べばリーダ/ライタ装置1300AとICカード1400aは良好な通信が可能となる。そこで、共振周波数4150及び帯域幅4100を作る抵抗素子を選択し、これを抵抗素子5300とする。
同様に、通信方式bとの通信時には抵抗素子5400を、通信方式cとの通信時には抵抗素子5500を及び通信方式dとの通信時には抵抗素子5600をそれぞれ選択する。
(制御回路1310Aの構成)
<制御回路1310Aの処理のサイクル>
制御回路1310Aは、図5に示すように、順次Q値を変えることにより、異なる通信方式a〜dと通信を行う。
(制御回路1310Aの構成)
<制御回路1310Aの処理のサイクル>
制御回路1310Aは、図5に示すように、順次Q値を変えることにより、異なる通信方式a〜dと通信を行う。
通信方式a〜dの処理時間はそれぞれ異なっており、通信方式aの処理時間はTa、通信方式bの処理時はTb、通信方式cの処理時間はTc及び通信方式dの処理時間はTdである。
区間6101及び6102で通信方式aの処理をTa間、区間6201及び区間6202で通信方式bの処理をTb間、区間6300及び6301で通信方式cの処理をTc間、区間6400及び6401で通信方式dの処理をTd間それぞれ行う。
<制御回路1310Aの処理選択>
図6は、クロック回路1305Aから切替信号を受けた制御回路1310Aが処理する通信方式の切替手段を表すフローチャートである。
区間6101及び6102で通信方式aの処理をTa間、区間6201及び区間6202で通信方式bの処理をTb間、区間6300及び6301で通信方式cの処理をTc間、区間6400及び6401で通信方式dの処理をTd間それぞれ行う。
<制御回路1310Aの処理選択>
図6は、クロック回路1305Aから切替信号を受けた制御回路1310Aが処理する通信方式の切替手段を表すフローチャートである。
クロック回路1305Aは切替信号を制御回路1310Aへ送る(S7100)。制御回路1310Aは、クロック回路1305Aから切替信号を受信する(S7002)。
次に、変数Iに1を加えたものを再び変数Iに入れ(S7003)、
変数Iを4で割った余りを再び変数Iへ入れ、Iが1の場合は通信方式aの処理(S7005)、2の場合は通信方式bの処理(S7007)、3の場合は通信方式cの処理(S7008)、0の場合は通信方式dの処理(S7009)を行い、各処理の終了後はクロック信号を待つ(S7002)。
<制御回路1310Aから各回路への命令>
図7は、通信方式aの処理時の、制御回路1310Aが自回路内部での処理と各回路の動作を表すフローチャートである。
次に、変数Iに1を加えたものを再び変数Iに入れ(S7003)、
変数Iを4で割った余りを再び変数Iへ入れ、Iが1の場合は通信方式aの処理(S7005)、2の場合は通信方式bの処理(S7007)、3の場合は通信方式cの処理(S7008)、0の場合は通信方式dの処理(S7009)を行い、各処理の終了後はクロック信号を待つ(S7002)。
<制御回路1310Aから各回路への命令>
図7は、通信方式aの処理時の、制御回路1310Aが自回路内部での処理と各回路の動作を表すフローチャートである。
制御回路1310Aは、通信方式aに対応する処理を開始する。
制御回路1310Aは、抵抗制御部5700に抵抗切替命令を送り(S8001)、自回路内部を通信方式aに対応する信号生成方式への切替を行い、ICカード1400aへの質問信号生成を行う(S8002)。これと並行して、制御回路1310Aは変調回路1320Aへ切替命令(S8003)、RF送信回路1330Aへ切替命令(S8004)、RF受信回路1350Aへ切替命令(S8009)、復調回路1340Aへ切替命令(S8010)をそれぞれ送り、アンテナ部1360Aを通して送信波を送信する(S8005)。
制御回路1310Aは、抵抗制御部5700に抵抗切替命令を送り(S8001)、自回路内部を通信方式aに対応する信号生成方式への切替を行い、ICカード1400aへの質問信号生成を行う(S8002)。これと並行して、制御回路1310Aは変調回路1320Aへ切替命令(S8003)、RF送信回路1330Aへ切替命令(S8004)、RF受信回路1350Aへ切替命令(S8009)、復調回路1340Aへ切替命令(S8010)をそれぞれ送り、アンテナ部1360Aを通して送信波を送信する(S8005)。
次に、制御回路1310Aは自回路内部のICカード1400aへの質問信号生成を停止し(S8006)、変調回路1320Aへ変調停止命令(S8007)を送り、アンテナ部1360Aを通して搬送波のみ送信する(S8008)。
次に、制御回路1310AはICカード1400aからの返信があるか否かの判断を行い(S8011)、返信がない場合(S8011でNO)には、通信方式aの処理を終了し、返信がある場合(S8011でYES)には、カード識別番号を取出し(S8013)、カード識別番号を中央監視装置へ送出して(S8014)、処理を終了する。
次に、制御回路1310AはICカード1400aからの返信があるか否かの判断を行い(S8011)、返信がない場合(S8011でNO)には、通信方式aの処理を終了し、返信がある場合(S8011でYES)には、カード識別番号を取出し(S8013)、カード識別番号を中央監視装置へ送出して(S8014)、処理を終了する。
通信方式b,c,dにおいても通信方式aの処理と同様なのでここでは割愛する。
<制御回路1310A及び各回路の処理>
図8は、制御回路1310A、変調回路1320A、RF送信回路1330A、RF受信回路1340A、復調回路1350A及び抵抗制御部5900のそれぞれの処理内容を時系列で表した図である。
<制御回路1310A及び各回路の処理>
図8は、制御回路1310A、変調回路1320A、RF送信回路1330A、RF受信回路1340A、復調回路1350A及び抵抗制御部5900のそれぞれの処理内容を時系列で表した図である。
また、図9はリーダ/ライタ装置1300Aからの電波受信時のICカード1400aの動作を時系列で表した図である。
まず、図8を用いて制御回路1310Aを中心とする各回路の動作について説明する。
制御回路1310Aは、クロック回路1305Aから切替信号を受信する(S7100)と、自回路内部をICカード1400aに対応する信号生成方式への切替12007を行い、これと並行して抵抗制御部5900へ抵抗素子5300への切替命令12002、変調回路1320Aへ通信方式aに対応した変調方式への切替命令12003、RF送信回路1330Aへ通信方式aに対応する出力方式への切替命令12004、RF受信回路1350Aへ通信方式aに対応する出力調整と帯域制限命令12005及び復調回路1340Aへ通信方式aに対応する復調方式への切替命令12006をそれぞれ出す。
まず、図8を用いて制御回路1310Aを中心とする各回路の動作について説明する。
制御回路1310Aは、クロック回路1305Aから切替信号を受信する(S7100)と、自回路内部をICカード1400aに対応する信号生成方式への切替12007を行い、これと並行して抵抗制御部5900へ抵抗素子5300への切替命令12002、変調回路1320Aへ通信方式aに対応した変調方式への切替命令12003、RF送信回路1330Aへ通信方式aに対応する出力方式への切替命令12004、RF受信回路1350Aへ通信方式aに対応する出力調整と帯域制限命令12005及び復調回路1340Aへ通信方式aに対応する復調方式への切替命令12006をそれぞれ出す。
制御回路1310Aは、(Ta)/2間ICカード1400aへの質問信号生成12013を行い、次の(Ta)/2間ではICカード1400aからの返信信号からの情報抽出12014を行う。
抵抗制御回路5700は、制御回路1310Aから通信方式aに対応する抵抗素子切替命令12002を受信すると、切替12008を行い、Ta間、抵抗素子5300への接続12015を行う。
抵抗制御回路5700は、制御回路1310Aから通信方式aに対応する抵抗素子切替命令12002を受信すると、切替12008を行い、Ta間、抵抗素子5300への接続12015を行う。
変調回路1320Aは、抵抗制御部1310Aから通信方式aに対応する変調方式切替命令12003を受取ると、切替12009を行い、自回路を通信方式aに対応する変調12017を行う。次に、制御回路1310Aから変調停止命令12016を受取ると変調回路1320Aは通信方式aに対応する変調状態を停止する。
RF送信回路1330Aは、制御回路1310Aから通信方式aに対応する切替命令12004を受取ると、自回路内部を通信方式aに対応する出力12018を行う。
RF受信回路1350Aは、制御回路1310Aから通信方式aに対応する切替命令12005を受取ると、切替12011を行い、自回路内部を通信方式aに対応する出力と帯域制限12019を行う。
RF送信回路1330Aは、制御回路1310Aから通信方式aに対応する切替命令12004を受取ると、自回路内部を通信方式aに対応する出力12018を行う。
RF受信回路1350Aは、制御回路1310Aから通信方式aに対応する切替命令12005を受取ると、切替12011を行い、自回路内部を通信方式aに対応する出力と帯域制限12019を行う。
復調回路1340Aは、制御回路1310Aから切替命令12006を受取ると、切替12012を行い、自回路内部を通信方式aに対応する復調12020を行う。
アンテナ部1360Aは前半の(Ta)/2間は送信波12041、後半の(Ta)/2間は搬送波12042を送信する。
ここから図9を用いて、ICカード1400aの動作について説明する。
アンテナ部1360Aは前半の(Ta)/2間は送信波12041、後半の(Ta)/2間は搬送波12042を送信する。
ここから図9を用いて、ICカード1400aの動作について説明する。
ICカード1400aが通信方式aに対応する電波を受信すると、電力生成回路1450aで回路内部が使用する電力生成13001を行い、制御回路1410a、記憶回路1420a、変調回路1430a、復調回路1440aに電力を供給し、復調回路1440aで復調13002、制御回路1410aで質問信号の解読13003を行う。さらに、この質問信号の返答のために記憶回路1420aからカード識別番号の取出し13004、取り出した質問番号の符号化13005、変調回路1430aで変調13006を行い、アンテナ1460aを通して送信13007を行う。
制御回路1310Aはクロック回路1305Aからの切替信号を受取る度に通信方式b、通信方式c、通信方式dと順次各通信方式に対応する処理を開始するが、各回路の通信方式毎の回路内部設定は異なるものの動作の点においては通信方式aの場合と同じである。
なお、本実施形態に係る抵抗制御部5700は、アナログスイッチに代えて電子式スイッチを利用しても良い。
2.変形例(1)
アンテナ部1360Aの変形例として、アンテナ部1360Aaについて説明する。
なお、本実施形態に係る抵抗制御部5700は、アナログスイッチに代えて電子式スイッチを利用しても良い。
2.変形例(1)
アンテナ部1360Aの変形例として、アンテナ部1360Aaについて説明する。
アンテナ部1360Aaは、図10に示すように、アンテナコイル14300、コンデンサー14200、可変抵抗素子14400及び抵抗制御部14500から構成されている。
抵抗制御部14500は、タップ14510から構成されている。
可変抵抗器14400、コンデンサー14200及びアンテナコイル14300は直列に接続されている。
抵抗制御部14500は、タップ14510から構成されている。
可変抵抗器14400、コンデンサー14200及びアンテナコイル14300は直列に接続されている。
タップ14510の一端14560はRF送信回路1330Aと接続しており、一端14550は、可変抵抗素子14400上の接点14410、14420、14430及び1440の何れか一つと切替により接続する。また、アンテナコイル14300はRF受信回路1350Aと接続している。
制御回路1310Aは、ICカード1400aと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300への切替命令に代えて、抵抗制御部14500へタップ14510の一端14550を可変抵抗素子14400の一点14440への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400aと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300への切替命令に代えて、抵抗制御部14500へタップ14510の一端14550を可変抵抗素子14400の一点14440への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400bと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5400への切替命令に代えて、抵抗制御部14500へタップ14510の一端14550を可変抵抗素子14400の一点14430への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400cと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5500への切替命令に代えて、抵抗制御部14500へタップ14510の一端14550を可変抵抗素子14400の一点1420への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400cと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5500への切替命令に代えて、抵抗制御部14500へタップ14510の一端14550を可変抵抗素子14400の一点1420への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400dと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5600への切替命令に代えて、抵抗制御部14500へタップ14510の一端14550を可変抵抗素子14400の一点14410への接続命令を出す。
アンテナ部1360Abにより、タップにより可変抵抗素子の抵抗値を変えることで、Q値を変えることができる。
アンテナ部1360Abにより、タップにより可変抵抗素子の抵抗値を変えることで、Q値を変えることができる。
なお、抵抗制御部14500は、アナログスイッチに代えて電子式スイッチを利用しても良い。
3.変形例(2)
アンテナ部1360Aの変形例として、アンテナ部1360Abについて説明する。
アンテナ部1260cは、図11に示すように、コンデンサー15100、抵抗制御部15700、抵抗素子15200、15300、15400、15500及びアンテナコイル15600から構成されている。
抵抗制御部15700は、スイッチ15710、15720、15730及び15740から構成されている。
3.変形例(2)
アンテナ部1360Aの変形例として、アンテナ部1360Abについて説明する。
アンテナ部1260cは、図11に示すように、コンデンサー15100、抵抗制御部15700、抵抗素子15200、15300、15400、15500及びアンテナコイル15600から構成されている。
抵抗制御部15700は、スイッチ15710、15720、15730及び15740から構成されている。
抵抗素子15200、15300、15400及び15500のそれぞれの一端15220、15320、15420及び15520は、それぞれアンテナコイル15600に接続されている。アンテナコイル15600はRF受信回路1350Aと接続している。
抵抗素子15200の一端15210はスイッチ15710と、抵抗素子15300の一端15310はスイッチ15720と、抵抗素子15400の一端15410はスイッチ15730と、抵抗素子15500の一端15510はスイッチ15740とそれぞれ選択により接続する。
抵抗素子15200の一端15210はスイッチ15710と、抵抗素子15300の一端15310はスイッチ15720と、抵抗素子15400の一端15410はスイッチ15730と、抵抗素子15500の一端15510はスイッチ15740とそれぞれ選択により接続する。
スイッチ15710の一端15715、スイッチ15720の一端15725、スイッチ15730の一端15735及びスイッチ15740の一端15745はそれぞれコンデンサー15100と接続しており、コンデンサー15100はRF送信回路1330Aと接続している。
制御回路1310Aは、ICカード1400aと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300への切替命令に代えて、抵抗制御部15700へスイッチ15710を一端15210に及びスイッチ15720を一端15310にそれぞれ接続する接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400aと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300への切替命令に代えて、抵抗制御部15700へスイッチ15710を一端15210に及びスイッチ15720を一端15310にそれぞれ接続する接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400bと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300へ抵抗素子5400への切替命令に代えて、抵抗制御部15700へスイッチ15710を一端15210及びスイッチ15720を一端15310にそれぞれ接続する接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400cと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5500への切替命令に代えて抵抗制御部15700へスイッチ15710を一端15210に、スイッチ15720を一端15310にそれぞれ接続する接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400cと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5500への切替命令に代えて抵抗制御部15700へスイッチ15710を一端15210に、スイッチ15720を一端15310にそれぞれ接続する接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400dと通信するために、抵抗制御部5700へ抵抗素子5600への切替命令に代えて、抵抗制御部15700に抵スイッチ15710を一端15210に、スイッチ15740を一端15510にそれぞれ接続する接続命令を出す。
アンテナ部1360Abにおいて、抵抗素子を一以上組合わせることで、抵抗値を変えることによりQ値を変えることができる。
アンテナ部1360Abにおいて、抵抗素子を一以上組合わせることで、抵抗値を変えることによりQ値を変えることができる。
なお、抵抗制御部15700は、アナログスイッチに代えて電子式スイッチを利用しても良い。
4.変形例(3)
アンテナ部1360Aの変形例として、アンテナ部1360Acについて説明する。
アンテナ部1360Acは、図12に示すように、可変抵抗素子16100、コイル16200、コンデンサー16300、コンデンサー16400、PINダイオード16500、コイル16600、コンデンサー16700、アンテナコイル16800及び抵抗制御部16900から構成されている。
4.変形例(3)
アンテナ部1360Aの変形例として、アンテナ部1360Acについて説明する。
アンテナ部1360Acは、図12に示すように、可変抵抗素子16100、コイル16200、コンデンサー16300、コンデンサー16400、PINダイオード16500、コイル16600、コンデンサー16700、アンテナコイル16800及び抵抗制御部16900から構成されている。
抵抗制御部16900はタップ16950から構成されている。
コンデンサー6300、コンデンサー16400は直列に接続されている。また、コンデンサー16400はPINダイオード16500のアノード側に接続されており、PINダイオード16500のカソード側にコンデンサー16700が接続されている。コンデンサー16700はアンテナコイル16800と接続されており、アンテナコイル16800に一端はRF受信回路1350Aに接続されている。
コンデンサー6300、コンデンサー16400は直列に接続されている。また、コンデンサー16400はPINダイオード16500のアノード側に接続されており、PINダイオード16500のカソード側にコンデンサー16700が接続されている。コンデンサー16700はアンテナコイル16800と接続されており、アンテナコイル16800に一端はRF受信回路1350Aに接続されている。
また、可変抵抗素子16100とアンテナコイル16200は直列に接続されており、アンテナコイル16200はコンデンサー16400とPINダイオードのアノード側との間に接続されている。PINダイオード16500のカソード側とコンデンサー16700との間にコイル16600が接続されており、他方の一端はRF受信回路1350Aに接続している。
タップ16950の端点16900は、可変抵抗素子上の接点16110、16100、16130及び16140の何れか一つと切替により接続する。また、一端16970は電源とコンデンサー16300はRF送信回路1330A、アンテナコイル16800の一端はRF受信回路1350Aとそれぞれ接続されている。
制御回路1310Aは、ICカード1400aと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300への切替命令に代えて、抵抗制御部16900へタップ16950の一端16960を可変抵抗素子16100の点16140への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400aと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5300への切替命令に代えて、抵抗制御部16900へタップ16950の一端16960を可変抵抗素子16100の点16140への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400bと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5400への切替命令に代えて、抵抗制御部16900へタップ16950の一端16960を可変抵抗素子16100の一点16130への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400cと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5500への切替命令に代えて、抵抗制御部16900へタップ16950の一端16960を可変抵抗素子16100の一点16120への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400cと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5500への切替命令に代えて、抵抗制御部16900へタップ16950の一端16960を可変抵抗素子16100の一点16120への接続命令を出す。
制御回路1310Aは、ICカード1400dと通信するために抵抗制御部5700へ抵抗素子5600への切替命令に代えて、抵抗制御部16900へタップ16950の一端16900を可変抵抗素子1610の一点16110への接続命令を出す。
このアンテナ部1360Acにおいて、PINダイオードに流れる電流を調整することにより抵抗値を変えることで、Q値を変えることができる。
このアンテナ部1360Acにおいて、PINダイオードに流れる電流を調整することにより抵抗値を変えることで、Q値を変えることができる。
なお、抵抗制御部16900はアナログスイッチに代えて電子式スイッチを利用しても良い。
5.まとめ
上記の実施の形態において、ある第1のICカードは、所望の帯域が狭い通信方式(通信速度が低い、副搬送波を使用しないなど)を備え、送信効率優先で狭帯域(高いQ値)となるように設定されている。一方、別の第2のICカードは、前記第1のICカードよりも所望の帯域が広い通信方式(通信速度が速い、副搬送波を使用するなど)を備え、通信信頼性優先で広帯域(低いQ値)となる様に設定されている。
5.まとめ
上記の実施の形態において、ある第1のICカードは、所望の帯域が狭い通信方式(通信速度が低い、副搬送波を使用しないなど)を備え、送信効率優先で狭帯域(高いQ値)となるように設定されている。一方、別の第2のICカードは、前記第1のICカードよりも所望の帯域が広い通信方式(通信速度が速い、副搬送波を使用するなど)を備え、通信信頼性優先で広帯域(低いQ値)となる様に設定されている。
第2のICカードの場合はアンテナの帯域が第1のICカードよりも広く調整されており、所望の帯域内において波形歪みのない良好な通信を行うことができる。第1のICカードの場合はアンテナの帯域が第2のICカードよりも狭く調整されており、送信効率が良く最長の読み取り距離を実現することができる。
変形例(1)において、アンテナコイルと直列に可変抵抗が設けられており、スイッチの切り替えにて抵抗値を変更することができる。アンテナQ値を上げたい場合は抵抗値が小さくなる側にスイッチを切り換え、アンテナQ値を下げたい場合は抵抗値が大きくなる側にスイッチを切り換える。
変形例(1)において、アンテナコイルと直列に可変抵抗が設けられており、スイッチの切り替えにて抵抗値を変更することができる。アンテナQ値を上げたい場合は抵抗値が小さくなる側にスイッチを切り換え、アンテナQ値を下げたい場合は抵抗値が大きくなる側にスイッチを切り換える。
この様にすることにより、任意にアンテナの帯域(Q値)を調整できると共に、抵抗値の組み合わせを増やせば細かくアンテナの帯域(Q値)を調整することが可能となる。
変形例(3)において、PINダイオードはアンテナスイッチであり、外部制御信号によりON/OFF制御をすることができる。一般的にPINダイオードは順方向に流す電流に対して内部直列抵抗が反比例する特性がある。従って、アンテナスイッチをONにする際に順方向の電流を制御し、ダイオードの直列抵抗を連続で調整することにより、Q値をより高精度に制御することができる。
変形例(3)において、PINダイオードはアンテナスイッチであり、外部制御信号によりON/OFF制御をすることができる。一般的にPINダイオードは順方向に流す電流に対して内部直列抵抗が反比例する特性がある。従って、アンテナスイッチをONにする際に順方向の電流を制御し、ダイオードの直列抵抗を連続で調整することにより、Q値をより高精度に制御することができる。
この様にすることにより、任意にアンテナの帯域(Q値)を連続的に調整することが可能となる。
以上説明したように、本発明は、符号化及び変調を行った搬送波を質問信号として応答器へ送出する送信手段、応答器からの応答信号を復調及び復号化し受信する受信手段、所定の通信手順に従い、当該送受信回路の符号化と変調方式を順次切り換えながら複数の異なる方式の応答器を識別することができる質問器と、質問器からの質問信号に対し保有する識別番号等のデータを応答信号として返信する応答器とからなる非接触IDシステムであって、各応答器の方式毎に、時分割で質問器のアンテナのQ値を変えることを特徴としている。
以上説明したように、本発明は、符号化及び変調を行った搬送波を質問信号として応答器へ送出する送信手段、応答器からの応答信号を復調及び復号化し受信する受信手段、所定の通信手順に従い、当該送受信回路の符号化と変調方式を順次切り換えながら複数の異なる方式の応答器を識別することができる質問器と、質問器からの質問信号に対し保有する識別番号等のデータを応答信号として返信する応答器とからなる非接触IDシステムであって、各応答器の方式毎に、時分割で質問器のアンテナのQ値を変えることを特徴としている。
ここで、広帯域の通信方式の時は、質問器のアンテナのQ値を低く設定し、狭帯域の通信方式の時は、質問器のアンテナのQ値を高く設定するとしてもよい。
ここで、アンテナに接続される抵抗値を増減することにより、アンテナのQ値を調整するとしてもよい。
ここで、アンテナに接続されるダイオードスイッチに流す順方向の電流を増減することにより、アンテナのQ値を調整するとしてもよい。
ここで、アンテナに接続される抵抗値を増減することにより、アンテナのQ値を調整するとしてもよい。
ここで、アンテナに接続されるダイオードスイッチに流す順方向の電流を増減することにより、アンテナのQ値を調整するとしてもよい。
なお、上記の実施の形態において、入退出ドアの施解錠の制御を、ICカード及びリーダ/ライタ装置を用いて行うとしているが、ICカード及びリーダ/ライタ装置の用途は、これには限定されない。
1000 監視システム
1100 中央監視装置
1200A 制御ユニット
1300B 制御ユニット
1300A リーダ/ライタ装置
1300B リーダ/ライタ装置
1500A 入退出ドア
1500B 入退出ドア
1400a 通信方式aに対応するICカード
1400b 通信方式bに対応するICカード
1400c 通信方式cに対応するICカード
1400d 通信方式dに対応するICカード
10〜60 信号線
1305A クロック回路
1310A 制御回路
1320A 変調回路
1330A RF送信回路
1340A 復調回路
1350A RF受信回路
1360A アンテナ部
1410a 制御回路
1420a 記憶回路
1430a 復調回路
1440a 変調回路
1450a 電力生成回路
1100 中央監視装置
1200A 制御ユニット
1300B 制御ユニット
1300A リーダ/ライタ装置
1300B リーダ/ライタ装置
1500A 入退出ドア
1500B 入退出ドア
1400a 通信方式aに対応するICカード
1400b 通信方式bに対応するICカード
1400c 通信方式cに対応するICカード
1400d 通信方式dに対応するICカード
10〜60 信号線
1305A クロック回路
1310A 制御回路
1320A 変調回路
1330A RF送信回路
1340A 復調回路
1350A RF受信回路
1360A アンテナ部
1410a 制御回路
1420a 記憶回路
1430a 復調回路
1440a 変調回路
1450a 電力生成回路
Claims (4)
- それぞれ異なる通信方式を備える2以上のカードと、非接触で通信するリーダ装置であって、
予め設定された第1のQ値及び第2のQ値を有するアンテナ部と、
前記第1及び第2のQ値をそれぞれに定まる時間間隔で切替える制御部と
を備えることを特徴とする非接触ICカードリーダ装置。 - 前記アンテナ部は、広帯域の通信方式に対して、低い前記第1のQ値を有し、
狭帯域の通信方式に対して、高い前記第2のQ値を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカードリーダ装置。 - 前記アンテナ部は、
アンテナコイルと、
前記アンテナコイルに直列に接続され、前記第1のQ値から定まる抵抗値及び前記第2のQ値から定まる抵抗値を有する抵抗器と
前記制御部の制御により、前記2種の抵抗値のうち、1種を選択する選択部とを含むことを特徴とする請求項2に記載の非接触ICカードリーダ装置。 - 前記アンテナ部は
アンテナコイルと、
前記アンテナコイルと直列に接続され、前記第1のQ値から定まる抵抗値及び前記第2のQ値から定まる抵抗値を有するダイオードとを備え、
前記ダイオードに流れる電流を増減することにより、前記第1及び第2のQ値を切替えることを特徴とする請求項2に記載の非接触ICカードリーダ装置。
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