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JP2007199415A - カラオケ装置 - Google Patents

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JP2007199415A
JP2007199415A JP2006018111A JP2006018111A JP2007199415A JP 2007199415 A JP2007199415 A JP 2007199415A JP 2006018111 A JP2006018111 A JP 2006018111A JP 2006018111 A JP2006018111 A JP 2006018111A JP 2007199415 A JP2007199415 A JP 2007199415A
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Junji Kato
淳二 加藤
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Xing Inc
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Abstract

【課題】カラオケ演奏に際して複数種類の映像を実用的な態様で表示し得るカラオケ装置を提供する。
【解決手段】画面30sに対する第1の角度範囲Aから視た場合に視認可能な第1の映像74を表示させると共に、第2の角度範囲Bから視た場合に視認可能な第2の映像80を表示させる映像表示装置30と、第1の角度範囲Aにおける映像を撮影する第1CCDカメラ64aと、第2の角度範囲Bにおける映像を撮影する第2CCDカメラ64bとを、備え、その第2CCDカメラ64bにより撮影された撮像78を第1の映像74の一部として表示させる第1映像表示制御手段70と、第1CCDカメラ64aにより撮影された撮像84を第2の映像80の一部として表示させる第2映像表示制御手段72とを、有することから、複数人でカラオケ演奏を行う場合に、自分とは異なる角度範囲において歌っている相手の撮像を背景映像として演奏を行うことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置に関し、特に、カラオケ演奏に際しての映像表示機能の改良に関する。
多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された多数のカラオケ演奏曲から選択された所定のカラオケ演奏曲の音楽情報を出力させると共に、そのカラオケ演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して映像表示装置の画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
前記カラオケ演奏における映像表示に関して、前記映像表示装置の画面を複数の領域に分割し、各領域に異なる映像を表示させる技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されたカラオケ付きテレビ受像機がそれである。この技術によれば、画面を左右2領域に分割して各領域に異なる映像を表示可能な映像表示装置と、演奏者の映像を撮影し得る撮像装置と、を備え、その撮像装置により撮影された映像を前記左右2領域の何れか一方に表示させると共に、他方の領域に演奏曲の歌詞文字映像を表示させることで、カラオケ演奏に際して演奏者の映像を前記映像表示装置の画面の一部に表示できる。
特開2002−91460号公報
ところで、カラオケ演奏には一般にデュエットと呼ばれる演奏形態がある。このデュエットとは、1曲の演奏曲を複数の演奏者が代わる代わる、また部分によっては一斉に歌うものであり、男女2人の演奏者による掛け合いを旨としたものが多い。ここで、前述したような従来の技術をこのデュエット演奏に応用し、複数の演奏者の映像を前記各領域にそれぞれ表示させることを考えた場合、そのように前記映像表示装置の画面を複数の領域に分割するものでは、各領域それぞれに表示される映像が必然的に小さくなってしまうことに加え、デュエットの相手ばかりでなく本人の映像も視認できてしまうことから利用性がなく、これまでほとんど利用されていないのが現状である。すなわち、カラオケ演奏に際して複数種類の映像を実用的な態様で表示し得るカラオケ装置は、未だ開発されていないのが現状である。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、カラオケ演奏に際して複数種類の映像を実用的な態様で表示し得るカラオケ装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させると共に、その演奏曲の出力と同期して所定の映像を表示させるカラオケ装置であって、画面に対する第1の角度範囲から視た場合に視認可能な第1の映像を表示させると共に、前記画面に対する第2の角度範囲から視た場合に視認可能な第2の映像を表示させる映像表示装置と、前記画面側から前記第1の角度範囲における映像を撮影する第1の撮像装置と、前記画面側から前記第2の角度範囲における映像を撮影する第2の撮像装置とを、備え、前記第2の撮像装置により撮影された映像を前記第1の映像の一部として表示させる第1映像表示制御手段と、前記第1の撮像装置により撮影された映像を前記第2の映像の一部として表示させる第2映像表示制御手段とを、有することを特徴とするものである。
このようにすれば、画面に対する第1の角度範囲から視た場合に視認可能な第1の映像を表示させると共に、前記画面に対する第2の角度範囲から視た場合に視認可能な第2の映像を表示させる映像表示装置と、前記画面側から前記第1の角度範囲における映像を撮影する第1の撮像装置と、前記画面側から前記第2の角度範囲における映像を撮影する第2の撮像装置とを、備え、前記第2の撮像装置により撮影された映像を前記第1の映像の一部として表示させる第1映像表示制御手段と、前記第1の撮像装置により撮影された映像を前記第2の映像の一部として表示させる第2映像表示制御手段とを、有することから、例えばデュエット曲等に関して複数人でカラオケ演奏を行う場合に、自分とは異なる角度範囲において歌っている相手の撮像を背景映像として演奏を行うことができ、あたかもその相手と見つめ合って歌っているような演奏形態を実現できる。すなわち、カラオケ演奏に際して複数種類の映像を実用的な態様で表示し得るカラオケ装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記第1映像表示制御手段は、前記第2の撮像装置により撮影された映像を前記第1の映像における背景映像として表示させるものであり、前記第2映像表示制御手段は、前記第1の撮像装置により撮影された映像を前記第2の映像における背景映像として表示させるものである。このようにすれば、複数人でカラオケ演奏を行う場合に自分とは異なる角度範囲において歌っている相手の撮像を背景映像としてそのカラオケ演奏を行うことができ、カラオケ演奏に際して複数種類の映像を更に実用的な態様で表示できるという利点がある。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用されるカラオケシステム10を説明する概略図である。この図1に示すように、上記カラオケシステム10では、カラオケボックス、スナック、旅館等の店舗12における複数の個室14a、14b、14c、・・・(以下、特に区別しない場合には単に個室14と称する)にそれぞれ1台乃至は複数台ずつ(図1では1台ずつ)の本発明の一実施例であるカラオケ装置16a、16b、16c、・・・(以下、特に区別しない場合には単にカラオケ装置16と称する)が設置されている。これら複数のカラオケ装置16のうち、マスターコマンダである所定のカラオケ装置16aは、公衆電話回線等による通信回線18を介してカラオケサービス提供会社のサーバ(センタ装置)20に接続されており、そのサーバ20と上記カラオケ装置16aの相互間で情報の通信が可能とされている。このサーバ20は、カラオケ情報、背景映像情報、曲間情報等のデジタルコンテンツ(Digital Contents)の保管や入出力管理の基本的な制御を行うサーバであり、上記通信回線18を介してマスターコマンダであるカラオケ装置16aに定期的にコンテンツの配信を行うと共に、そのカラオケ装置16aからの要求に応じて所定のコンテンツや機能制御プログラム等を送信するものである。また、上記カラオケシステム10は、複数の電子早見本装置22a、22b、22c、・・・(以下、特に区別しない場合には単に電子早見本装置22と称する)を備えており、上記カラオケ装置16の利用に際して、各利用者(グループ)毎に1台ずつの電子早見本装置22が貸与され、各個室14において後述するように上記カラオケ装置16の遠隔操作装置として用いられるようになっている。また、上記店舗12内には上記複数のカラオケ装置16を相互に接続するLAN24が敷設されており、上記電子早見本装置22からのカラオケ装置16への入力は、所定のアクセスポイント26及びLAN24を介したLAN通信等により行われる。
図2は、本発明の一実施例であるカラオケ装置16の構成を例示するブロック線図である。この図2に示すように、上記カラオケ装置16は、後述する視野角制御型の映像表示装置30、第1映像情報デコーダ32a、第2映像情報デコーダ32b(以下、特に区別しない場合には単に映像情報デコーダ32と称する)、第1ビデオミキサ34a、第2ビデオミキサ34b(以下、特に区別しない場合には単にビデオミキサ34と称する)、アンプミキサ36、スピーカ38、マイクロフォン40、操作パネル42、中央演算処理装置であるCPU44、読出専用メモリであるROM46、随時書込読出メモリであるRAM48、記憶装置であるハードディスク50、モデム52、LANポート54、第1映像出力部56a、第2映像出力部56b(以下、特に区別しない場合には単に映像出力部56と称する)、上記操作パネル42等の入出力信号を処理する入出力インターフェイス58、音源であるシンセサイザ60、リモコン装置28等の入力装置(遠隔入力端末装置)からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部62、撮像装置である第1CCDカメラ64a、及び第2CCDカメラ64b(以下、特に区別しない場合には単にCCDカメラ64と称する)を、備えて構成されている。
上記CPU44は、上記RAM48の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM46に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、上記電子早見本装置22やリモコン装置28等により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、その選曲されたカラオケ演奏曲を上記RAM48に設けられた予約曲テーブルに登録したり、その予約曲テーブルの演奏順に従って上記ハードディスク50のカラオケデータベース66から上記RAM48に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報等を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM48から上記シンセサイザ60へ演奏情報を送信したり、歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して上記映像出力部56へ送ったり、選曲時には曲名文字映像を生成して上記映像出力部56へ送ったり、上記映像情報デコーダ32を制御して所定の背景映像を再生させたり、カラオケ演奏が行われていない間すなわち曲間において、新譜情報、選曲ランキング、店舗広告等の曲間情報を出力させたり、前記通信回線18を介した前記サーバ20との間の情報通信やLAN24を介した前記電子早見本装置22との間の情報通信制御等の基本的な制御を実行すると共に、後述するデュアルカラオケ映像表示制御を行う。
前記操作パネル42は、前記カラオケ装置16の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作ボタン(スイッチ)或いはつまみを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置16には、前記操作パネル42の一部機能を遠隔で実行するための入力装置(遠隔入力端末装置)として機能するリモコン装置28が備えられており、前記リモコン受信部62は、そのリモコン装置28から送信されるリモコン信号を受信して前記CPU44へ供給する。また、前記カラオケ装置16と電子早見本装置22との対応付け(くくりつけ)処理も前記リモコン受信部62を介して行われ、そのようにして前記カラオケ装置16に対応付けられた電子早見本装置22も同様に入力装置として機能する。
前記モデム52は、前記カラオケ装置16を公衆電話回線等による通信回線18に接続するための装置であり、前記CPU44から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換して前記通信回線18に送り出すと共に、その通信回線18を介して伝送されるアナログ信号をディジタル信号に変換して前記CPU44に供給する処理を行う。なお、このモデム52は、マスターコマンダとして機能するカラオケ装置16aには必要とされるが、前記サーバ20との間で情報の通信を行わない他のカラオケ装置16には必ずしも設けられなくともよい。すなわち、マスターコマンダではないカラオケ装置16b、16c、16d、・・・は、マスターコマンダである前記カラオケ装置16aを介して前記サーバ20等との間で情報の送受信を行う。
前記LANポート54は、前記カラオケ装置16をLAN24を介して他のカラオケ装置16や電子早見本装置22等の他の機器に接続するための接続器であり、前記カラオケ装置16は、そのようにLAN24を介して接続されることで、他のカラオケ装置16や電子早見本装置22等の他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。例えば、前記アクセスポイント26により受け付けられる前記電子早見本装置22からの選曲入力を受け付けたり、前記カラオケ装置16から電子早見本装置22へ所定の情報を送信したりというように、電波を介して前記カラオケ装置16と電子早見本装置22との間における相互の情報のやりとりが実行される。
前記シンセサイザ60は、前記ハードディスク50から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。この演奏情報は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式のデータであり、そのMIDIデータに基づいて前記シンセサイザ60により生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ36へ送られる。そのアンプミキサ36では、送られてきた音楽信号と前記マイクロフォン40を介して入力される利用者の歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ38から出力される。なお、好適には、前記カラオケ装置16には複数のマイクロフォン40が備えられており、前記アンプミキサ36においてはそれら複数のマイクロフォン40を介して入力される複数の演奏者の歌声と前記シンセサイザ60から送られてきた音楽信号とがミキシングされる。
前記ハードディスク50には、カラオケ演奏曲を出力させるための多数のカラオケ情報を記憶するカラオケデータベース66をはじめとする各種データベースが設けられている。カラオケボックス等の店舗にそれぞれ備えられた複数のカラオケ装置16のうちマスターコマンダとして機能するカラオケ装置16aは、前記モデム52を介して前記通信回線18に接続されており、前記複数のカラオケ装置16によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、随時新たなカラオケ情報が前記サーバ20から前記通信回線18を介して配信され、前記ハードディスク50のカラオケデータベース66等に記憶される。また、そのようにして前記サーバ20から情報を取得したカラオケ装置16aとその他のカラオケ装置16との間で前記LAN24を介した通信が行われることにより、各カラオケ装置16のハードディスク50に記憶される情報が共有され、カラオケデータベース66等の内容が等価なものとされる。このカラオケデータベース66に記憶されるカラオケ情報は、曲名、歌手名、及びジャンル情報等を含むヘッダ情報、演奏情報としてのMIDIデータ、及び演奏曲の歌詞情報等を含む情報であり、各演奏曲毎にインデックスとしての選曲番号が定められている。この歌詞情報とは、演奏曲の歌詞に対応するテキスト情報、歌詞の出力タイミング情報、及び色替タイミング情報等を含むものである。また、所謂デュエット曲等、所定のタイミングで歌われるべき複数種類の歌詞を有する演奏曲に関しては、各歌詞に対応してテキスト情報、歌詞の出力タイミング情報、及び色替タイミング情報等が定められている。
前記映像表示装置30は、画面に対する方向(視野角)によってそれぞれ異なる複数種類の映像を表示させる視野角制御型の表示装置であり、好適には、一般的なTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイ上に所定の視差バリア構造を設けることにより2方向に放射光を分離し、それぞれの方向に異なる情報やコンテンツの表示を可能とする液晶ディスプレイである。図3は、この映像表示装置30による視野角制御について説明する図である。この図3に示すように、前記映像表示装置30は、画面30sに対する第1の角度範囲Aから視た場合に視認可能な第1の映像を表示させると共に、上記画面30sに対する第2の角度範囲Bから視た場合に視認可能な第2の映像を表示させる。換言すれば、上記画面30sに対する第1の角度範囲Aから視た場合には上記第1の映像は視認可能であるが上記第2の映像は視認不可能であり、上記画面30sに対する第2の角度範囲Bから視た場合には上記第2の映像は視認可能であるが上記第1の映像は視認不可能である。ここで、上記画面30sに垂直な方向に対する上記第1の角度範囲Aの中心方向の成す角、その画面30sに垂直な方向に対する上記第2の角度範囲Bの中心方向の成す角は、好適には何れも40°程度で固定されているが、前記個室14の形態等に応じてその中心角度の開きを変更し得るようにしてもよい。また、上記第1の映像及び第2の映像を等価なものとすることで、上記視野角制御を行わない通常の映像表示装置と同様の表示形態とすることも可能である。以上のような視野角表示制御によって、上記画面30sに対する第1の角度範囲Aに位置する利用者(演奏者)68aと、第2の角度範囲Bに位置する利用者(演奏者)68bとで、異なる映像に基づくカラオケ演奏が可能とされる。なお、図3では前記映像表示装置30の画面30sが紙面手前から奥に向かう方向に垂直を成すように描かれているが、これは説明の便宜のためであり、実際の映像表示装置30は、以下に詳述する図4に示すように、前記画面30sが利用者68a、68bの方に向けられた状態で設置されている。
前記CCDカメラ64は、電荷結合素子(Charge Coupled Device:CCD)により像を撮影する撮像装置であり、そのCCDカメラ64により撮影された映像は直接的に或いは図示しない所定のコンバータを介して前記カラオケ装置16の制御部に入力されるようになっている。図4は、前記第1CCDカメラ64a及び第2CCDカメラ64bそれぞれの撮像範囲について説明する図である。この図4に示すように、第1の撮像装置である前記第1CCDカメラ64aは前記映像表示装置30の画面30s側から前記第1の角度範囲Aにおける映像を撮影するように、第2の撮像装置である前記第2CCDカメラ64bは前記映像表示装置30の画面30s側から前記第2の角度範囲Bにおける映像を撮影するように、例えば前記映像表示装置30に固定される等してそれぞれ配設されている。斯かる構成によって、上記画面30sに対する第1の角度範囲Aに位置する利用者68aの像が前記第1CCDカメラ64aにより撮像されると共に、上記画面30sに対する第2の角度範囲Bに位置する利用者68bの像が前記第2CCDカメラ64bにより撮像され、それらの撮像情報がそれぞれ前記カラオケ装置16の制御部に入力される。
図2に戻って、前記映像情報デコーダ32は、利用者が歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記ハードディスク50に記憶された背景映像情報に基づいて所定の背景映像を再生(デコード)する背景映像再生装置である。この背景映像情報は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータであり、そのMPEGデータに基づいて前記映像情報デコーダ32により再生された背景映像は、前記ビデオミキサ34へ送られる。また、前記映像出力部56は、前記CPU44において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力する文字映像出力装置であり、前記ビデオミキサ34は、前記CPU44において生成され且つ前記映像出力部56から出力される文字映像等と、前記映像情報デコーダ32により再生される背景映像とを合成して前記映像表示装置30に表示させる映像合成装置である。ここで、前記第1映像情報デコーダ32a、第1ビデオミキサ34a、及び第1映像出力部56aは、前記第1の角度範囲Aに向けての映像すなわち前記第1の映像に対応して設けられたものであり、前記第1ビデオミキサ34aにより合成された映像情報に基づいて前記映像表示装置30により前記第1の映像が表示される。また、前記第2映像情報デコーダ32b、第2ビデオミキサ34b、及び第2映像出力部56bは、前記第2の角度範囲Bに向けての映像すなわち前記第2の映像に対応して設けられたものであり、前記第2ビデオミキサ34bにより合成された映像情報に基づいて前記映像表示装置30により前記第2の映像が表示される。なお、前記映像情報デコーダ32、ビデオミキサ34、及び映像出力部56は、必ずしもそのすべてが前記第1の映像及び第2の映像に対応してそれぞれ個別に設けられるものでなくともよく、とりわけ前記映像情報デコーダ32に関しては前記第1の映像及び第2の映像で共通の装置が用いられるものであってもよい。
図5は、前記カラオケ装置16のCPU44に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図5に示す第1映像表示制御手段70は、前記映像表示装置30により表示される前記第1の映像すなわち画面30sに対する第1の角度範囲Aから視た場合に視認可能な映像の表示を制御する。具体的には、前記カラオケデータベース66から読み出されるカラオケ情報及び前記第2CCDカメラ64bから供給される映像情報に基づき、前記第1映像情報デコーダ32a、第1ビデオミキサ34a、及び第1映像出力部56aを介して斯かる第1の映像の制御を行う。また、第2映像表示制御手段72は、前記映像表示装置30により表示される前記第2の映像すなわち画面30sに対する第2の角度範囲Bから視た場合に視認可能な映像の表示を制御する。具体的には、前記カラオケデータベース66から読み出されるカラオケ情報及び前記第1CCDカメラ64aから供給される映像情報に基づき、前記第2映像情報デコーダ32b、第2ビデオミキサ34b、及び第2映像出力部56bを介して斯かる第2の映像の制御を行う。これら第1映像表示制御手段70及び第2映像表示制御手段72は、好適には、曲の中途に所定のタイミングで歌われるべき第1の歌詞及び第2の歌詞を有する演奏曲に関してそれぞれの制御を行うものであり、例えば、第1の歌詞に対応する女声パート及び第2の歌詞に対応する男声パートを有するデュエット曲の演奏等に適用される。以下、斯かるデュエット曲の演奏における上記第1映像表示制御手段70及び第2映像表示制御手段72による表示制御の例を説明する。
図6は、上記デュエット曲の演奏において前記映像表示装置30の画面30sに表示される第1の映像74を例示する図である。この図6に示すように、上記第1映像表示制御手段70は、所定のタイミングで歌われるべき第1の歌詞及び第2の歌詞を有する演奏曲に関して、その第1の歌詞に対応する歌詞文字映像76をその第1の歌詞に対応するテキスト情報及び出力タイミング情報等に基づいて生成し、前記第1の映像74の一部として例えば最前面レイヤに表示させる。また、第2の撮像装置である前記第2CCDカメラ64bにより撮影された映像すなわち前記第2の角度範囲Bにおける撮像78を前記第1の映像74の一部として例えば上記歌詞文字映像76の背景側のレイヤに背景映像として表示させる。ここで、前記第2CCDカメラ64bにより撮影された映像情報をそのまま背景映像として用いてもよいが、解像度を落とす等の変換を行って処理し易くすることが好ましい。また、この変換のために専用のコンバータを設けてもよい。また、上記第1映像表示制御手段70は、好適には、前記演奏曲の出力と同期して前記第1の歌詞に対応する歌詞文字映像76をその第1の歌詞に対応する色替タイミング情報等に基づいて順次色替わり表示させる。斯かる第1の映像74は、前述した図3に示すように前記画面30sに対する第1の角度範囲Aに位置する利用者68aに視認可能な映像であり、その第1の映像74に含まれる歌詞文字映像76は、その利用者68aにより歌われるべき歌詞(例えば、利用者68aが女性である場合には女声パート、男性である場合には男声パート)に対応するものである。また、その背景映像として用いられる撮像78は、前述した図4に示すように前記画面30sに対する第2の角度範囲Bに位置する利用者68bに対応する映像である。なお、上記歌詞文字映像76の表示制御及び色替わり制御は、何れも前記第1映像出力部56aを介して行われる。
図7は、前記デュエット曲の演奏において前記映像表示装置30の画面30sに表示される第2の映像80を例示する図である。この図7に示すように、前記第2映像表示制御手段72は、所定のタイミングで歌われるべき第1の歌詞及び第2の歌詞を有する演奏曲に関して、その第2の歌詞に対応する歌詞文字映像82をその第2の歌詞に対応するテキスト情報及び出力タイミング情報等に基づいて生成し、前記第2の映像80の一部として例えば最前面レイヤに表示させる。また、第1の撮像装置である前記第1CCDカメラ64aにより撮影された映像すなわち前記第1の角度範囲Aにおける撮像84を前記第2の映像80の一部として例えば上記歌詞文字映像82の背景側のレイヤに背景映像として表示させる。ここで、前記第1CCDカメラ64aにより撮影された映像情報をそのまま背景映像として用いてもよいが、解像度を落とす等の変換を行って処理し易くすることが好ましい。また、この変換のために専用のコンバータを設けてもよい。また、前記第2映像表示制御手段72は、好適には、前記演奏曲の出力と同期して前記第2の歌詞に対応する歌詞文字映像82をその第2の歌詞に対応する色替タイミング情報等に基づいて順次色替わり表示させる。斯かる第2の映像80は、前述した図3に示すように前記画面30sに対する第2の角度範囲Bに位置する利用者68bに視認可能な映像であり、その第2の映像80に含まれる歌詞文字映像82は、その利用者68bにより歌われるべき歌詞(例えば、利用者68bが女性である場合には女声パート、男性である場合には男声パート)に対応するものである。また、その背景映像として用いられる撮像84は、前述した図4に示すように前記画面30sに対する第1の角度範囲Aに位置する利用者68aに対応する映像である。なお、上記歌詞文字映像82の表示制御及び色替わり制御は、何れも前記第2映像出力部56bを介して行われる。
図8は、前記カラオケ装置16のCPU44によるデュアルカラオケ映像表示制御の要部について説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、デュアル画面モードすなわち前記映像表示装置30により前記第1の角度範囲Aと第2の角度範囲Bとで異なる映像を表示させるモードであるか否かが判断される。このS1の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S1の判断が肯定される場合には、S2において、所定のデュエット曲の演奏開始であるか否かが判断される。このS2の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S2の判断が肯定される場合には、S3において、対象となる演奏曲から第1の歌詞に対応する女声歌詞情報(テキスト情報、出力タイミング情報、及び色替わりタイミング情報)及び第2の歌詞に対応する男声歌詞情報(テキスト情報、出力タイミング情報、及び色替わりタイミング情報)が抽出される。次に、S4において、女声、男声(すなわち第1の歌詞、第2の歌詞)と映像の視野方向とが対応付けられる。次に、S5において、S4の対応付けが確定されたか否かが判断される。具体的には、前記映像表示装置30によりA方向画面すなわち前記第1の角度範囲Aから視た場合に視認可能な第1の映像として図9に示すような映像が、B方向画面すなわち前記第2の角度範囲Bから視た場合に視認可能な第2の映像として図10に示すような映像がそれぞれ表示され、斯かる表示で示される対応関係(図9及び図10ではA方向画面が女声、B方向画面が男声にそれぞれ対応)で演奏を開始するか或いは対応付けを変更するかを指示する入力操作が待たれる。これら図9及び図10に示す画面において、前記電子早見本装置22やリモコン装置28等の入力操作により「これでO.K.」ボタンが押された場合にはその対応付けにより確定され、S6以下の処理が実行されるが、「反対にする」ボタンが押された場合にはS4において対応付けが反対にされて再設定され、S5において、演奏を開始するか或いは対応付けを変更するかを指示する入力操作が再度待たれる。
S6の処理では、A方向すなわち前記角度範囲Aに対応付けられた歌詞の歌詞文字映像76がその歌詞に対応するテキスト情報及び出力タイミング情報等に基づいて生成されると共に、前記第2CCDカメラ64bにより撮影された映像すなわち前記第2の角度範囲Bにおける撮像78がその歌詞文字映像76の背景側のレイヤに背景映像として合成され、前記画面30sに対する第1の角度範囲Aから視た場合に視認可能な第1の映像74として表示させられる。この表示制御はカラオケ演奏が終わるまで継続させられる。また、S6の処理と略同時に、S7において、B方向すなわち前記角度範囲Bに対応付けられた歌詞の歌詞文字映像82がその歌詞に対応するテキスト情報及び出力タイミング情報等に基づいて生成されると共に、前記第1CCDカメラ64aにより撮影された映像すなわち前記第1の角度範囲Aにおける撮像84がその歌詞文字映像82の背景側のレイヤに背景映像として合成され、前記画面30sに対する第2の角度範囲Bから視た場合に視認可能な第2の映像80として表示させられる。この表示制御はカラオケ演奏が終わるまで継続させられる。次に、S8において、A方向画面すなわち前記第1の映像74における歌詞文字映像76の更新制御及び色替制御がS4にて抽出されたテキスト情報、出力タイミング情報、及び色替タイミング情報等に基づいて実行される。また、S8の処理と略同時に、S9において、B方向画面すなわち前記第2の映像80における歌詞文字映像82の更新制御及び色替制御がS4にて抽出されたテキスト情報、出力タイミング情報、及び色替タイミング情報等に基づいて実行される。次に、S10において、カラオケ演奏終了であるか否かが判断される。このS10の判断が否定される場合には、S8以下の処理が再び実行されるが、S10の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、S6及びS8が前記第1映像表示制御手段70の動作に、S7及びS9が前記第2映像表示制御手段72の動作にそれぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、画面30sに対する第1の角度範囲Aから視た場合に視認可能な第1の映像74を表示させると共に、前記画面30sに対する第2の角度範囲Bから視た場合に視認可能な第2の映像80を表示させる映像表示装置30と、前記画面30s側から前記第1の角度範囲Aにおける映像を撮影する第1の撮像装置である第1CCDカメラ64aと、前記画面30s側から前記第2の角度範囲Bにおける映像を撮影する第2の撮像装置である第2CCDカメラ64bとを、備え、その第2CCDカメラ64bにより撮影された撮像78を前記第1の映像74の一部として表示させる第1映像表示制御手段70(S6及びS8)と、前記第1CCDカメラ64aにより撮影された撮像84を前記第2の映像80の一部として表示させる第2映像表示制御手段72(S7及びS9)とを、有することから、例えばデュエット曲等に関して複数人でカラオケ演奏を行う場合に、自分とは異なる角度範囲において歌っている相手の撮像を背景映像として演奏を行うことができ、あたかもその相手と見つめ合って歌っているような演奏形態を実現できる。すなわち、カラオケ演奏に際して複数種類の映像を実用的な態様で表示し得るカラオケ装置16を提供することができる。
特に、従来のカラオケ装置においては、比較的広い個室14において多人数でカラオケ演奏を行う場合にカラオケ画面と演奏者とを一時に視ることが困難であったが、本実施例によればそれが好適に可能とされ、そのカラオケ演奏における場に一体感を形成できるという利点がある。更に、角度範囲毎に見え方が違うという従来の技術にはない新たな娯楽性を付与できることから、場の雰囲気を盛り上げることができるという利点がある。
また、前記第1映像表示制御手段70は、前記第2CCDカメラ64bにより撮影された撮像78を前記第1の映像74における背景映像として表示させるものであり、前記第2映像表示制御手段72は、前記第1CCDカメラ64aにより撮影された撮像84を前記第2の映像80における背景映像として表示させるものであるため、複数人でカラオケ演奏を行う場合に自分とは異なる角度範囲において歌っている相手の撮像を背景映像としてそのカラオケ演奏を行うことができ、カラオケ演奏に際して複数種類の映像を更に実用的な態様で表示できるという利点がある。
また、前記第1映像表示制御手段70は、所定のタイミングで歌われるべき第1の歌詞及び第2の歌詞を有する演奏曲に関して、その第1の歌詞に対応する歌詞文字映像76を生成して前記第1の映像74の一部として表示させるものであり、前記第2映像表示制御手段72は、前記第1映像表示制御手段70による表示と同期して前記第2の歌詞に対応する歌詞文字映像82を生成して前記第2の映像80の一部として表示させるものであることから、複数の演奏者が所定のタイミングでそれぞれ異なる歌詞を歌うべき箇所において、それぞれの歌詞文字映像を各演奏者に対応して区別し易く且つ可及的に大きく表示させることができる。すなわち、カラオケ演奏に際して複数種類の歌詞文字映像を実用的な態様で表示し得るカラオケ装置16を提供することができる。
また、前記第1映像表示制御手段70は、前記演奏曲の出力と同期して前記第1の歌詞に対応する歌詞文字映像76を順次色替わり表示させるものであり、前記第2映像表示制御手段72は、前記演奏曲の出力と同期して前記第2の歌詞に対応する歌詞文字映像82を順次色替わり表示させるものであるため、前記第1の歌詞に対応する歌詞文字映像76及び第2の歌詞に対応する歌詞文字映像82をそれぞれ独立に順次色替わり表示させられるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例において、前記映像情報デコーダ32、ビデオミキサ34、及び映像出力部56は、それぞれ別個の制御部として設けられたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばそれらの機能を有する一体の制御部として設けられたものであっても構わない。また、前記映像情報デコーダ32、ビデオミキサ34、及び映像出力部56と同等の制御機能が前記CPU44に機能的に備えられたものであってもよく、更にはそれらの制御機能が前記第1映像表示制御手段70、第2映像表示制御手段72に含まれるものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記CCDカメラ64は、前記映像表示装置30に対して位置固定に設けられ、その画面30s側から所定の角度範囲における映像を撮影するものであったが、利用者を認識(顔認識、虹彩認識等)するセンサを設ける等してその利用者の動きに追従して撮影を行うものであってもよい。
また、前述の実施例において、前記CCDカメラ64は、前記カラオケ装置16の一部として備えられたものであったが、汎用のCCDカメラを所定のケーブルにて前記カラオケ装置16に接続して用いるものであってもよい。また、CCDカメラ付きの携帯電話機により撮影された映像情報を無線通信等により前記カラオケ装置16に入力するものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記第1映像表示制御手段70及び第2映像表示制御手段72は、前記CCDカメラ64により撮影された映像をそれぞれの角度範囲から視認可能なカラオケ映像における背景映像として合成するものであったが、必ずしも背景映像とするものでなくともよく、前記CCDカメラ64により撮影された映像をその一部として合成するものであれば本発明の一応の効果は得られる。
また、前述の実施例では、デュエット曲のカラオケ演奏における前記第1映像表示制御手段70及び第2映像表示制御手段72によるデュアルカラオケ映像表示制御について説明したが、本発明の制御がデュエット曲ではない通常の演奏曲のカラオケ演奏においても適用され得ることは言うまでもない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が好適に適用されるカラオケシステムを説明する概略図である。 本発明の一実施例であるカラオケ装置の構成を例示するブロック線図である。 図2のカラオケ装置に備えられた映像表示装置による視野角制御について説明する図である。 図2のカラオケ装置に備えられた第1CCDカメラ及び第2CCDカメラそれぞれの撮像範囲について説明する図である。 図2のカラオケ装置のCPUに備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図2のカラオケ装置によるデュエット曲の演奏において映像表示装置の画面に表示される第1の映像を例示する図である。 図2のカラオケ装置によるデュエット曲の演奏において映像表示装置の画面に表示される第2の映像を例示する図である。 図2のカラオケ装置のCPUによるデュアルカラオケ映像表示制御の要部について説明するフローチャートである。 図2のカラオケ装置によるデュエット曲の演奏に先立って映像表示装置に表示される対応付けの確認画面を例示する図である。 図2のカラオケ装置によるデュエット曲の演奏に先立って映像表示装置に表示される対応付けの確認画面を例示する図である。
符号の説明
16:カラオケ装置
30:映像表示装置
30s:画面
64a:第1CCDカメラ(第1の撮像装置)
64b:第2CCDカメラ(第2の撮像装置)
70:第1映像表示制御手段
72:第2映像表示制御手段
74:第1の映像
76:歌詞文字映像
78:撮像(撮影された映像)
80:第2の映像
82:歌詞文字映像
84:撮像(撮影された映像)

Claims (2)

  1. 多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させると共に、該演奏曲の出力と同期して所定の映像を表示させるカラオケ装置であって、
    画面に対する第1の角度範囲から視た場合に視認可能な第1の映像を表示させると共に、前記画面に対する第2の角度範囲から視た場合に視認可能な第2の映像を表示させる映像表示装置と、
    前記画面側から前記第1の角度範囲における映像を撮影する第1の撮像装置と、
    前記画面側から前記第2の角度範囲における映像を撮影する第2の撮像装置と
    を、備え、
    前記第2の撮像装置により撮影された映像を前記第1の映像の一部として表示させる第1映像表示制御手段と、
    前記第1の撮像装置により撮影された映像を前記第2の映像の一部として表示させる第2映像表示制御手段と
    を、有することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記第1映像表示制御手段は、前記第2の撮像装置により撮影された映像を前記第1の映像における背景映像として表示させるものであり、
    前記第2映像表示制御手段は、前記第1の撮像装置により撮影された映像を前記第2の映像における背景映像として表示させるものである請求項1のカラオケ装置。
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